JPH0829889B2 - コ−ド巻取装置 - Google Patents

コ−ド巻取装置

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JPH0829889B2
JPH0829889B2 JP13454987A JP13454987A JPH0829889B2 JP H0829889 B2 JPH0829889 B2 JP H0829889B2 JP 13454987 A JP13454987 A JP 13454987A JP 13454987 A JP13454987 A JP 13454987A JP H0829889 B2 JPH0829889 B2 JP H0829889B2
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JP
Japan
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cord
reel
rollers
take
case
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JP13454987A
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JPS63300081A (ja
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昭 能勢
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この発明はコード巻取装置、さらに詳しくは電話機用
コードやイヤホーン用コードなど通信、音響関係のコー
ドを取り出したり、収納したりするのに好適な装置に関
するものである。
(2) 従来の技術 例えば、一端にイヤホーンが、他端にジャックが接続
された所定長さのイヤホーン用コードを、このコードを
用いて聞くカセットテープレコーダ等とともに持ち運ぶ
のは、コードの長さが長くなると仲々やっかいなもので
ある。
このような不便を解消し、前記コードを不使用時に簡
便に収納するものとして、専用の蓋付き容器が従来知ら
れており、このものにあってはコードを容器内に、収納
可能な大きさにしたうえで入れ、蓋を嵌合することによ
って、コードを収納している。
(3) 発明が解決しようとする問題点 ところで、この従来のものの場合、不使用時にコード
を容器内に収納するときや、使用時にコードを容器外に
取り出すとき、その都度、蓋を開けねばならず、しかも
容器内に収納するときにコードを収納可能な大きさにす
る作業がマニュアル作業となるため、コードの収納や取
り出しに時間がかかるという欠点があった。
この発明は前記従来のもののもつ欠点を排除し、コー
ドの取り出しや収納を簡単かつ迅速に行なうことのでき
るコード巻取装置を提供することを目的とする。
(4) 問題点を解決するための手段 前記の目的を達成するため、この発明は、ケース内に
リールが回転可能に、かつ一方向に付勢されて収納さ
れ、前記ケースの外周にコード取出口を有する1対のコ
ード取出部が円周方向に間隔をおいて設けられ、これら
コード取出部には1対のコード案内用ころが、該ころ間
を通過するコードとの接触によって回転可能に配設さ
れ、前記ケース内には第2リールが前記リールと重ね合
せ状に回転可能に収納され、この第2リールの外周縁に
ギヤが設けられ、このギヤと噛合するピニオンギヤが前
記対となった一方のころに、およびこのピニオンギヤと
噛合する第2ピニオンギヤが前記対となった他方のころ
にそれぞれ設けられていることを特徴とする。
(5) 作用 コードをケース外に取り出すため、リール側となる一
方のコード取出部のコード案内用ころ対が、通過するコ
ードとの接触により回転されると、この回転が該ころ上
で互いに噛合したピニオンギヤと第2ピニオンギヤ、お
よびピニオンギヤと噛合したギヤを介して第2リールに
伝えられ、第2リールが回転される。第2リールが回転
されると、この回転が今度はギヤと噛合した他方のコー
ド取出部のピニオンギヤ、および該ピニオンギヤと噛合
した第2ピニオンギヤを介してこれら両ピニオンギヤが
設けられたコード案内用ころ対に伝えられ、該ころ対が
回転される。これによってリールと第2リールに巻回さ
れるコードは両コード取出部の取出口から所定長さ、取
り出される。一方、この取り出されたコードを再びリー
ルと第2リールに巻き取ってケース内に収納するため、
一方のコード取出部のコード案内用ころ対が、通過する
コードとの接触により逆回転されると、前記ギヤ群を介
して第2リール、および他方のコード取出部のコード案
内用ころ対が逆回転され、これによってコードは両コー
ド取出部の取出口からリールと第2リールに巻き取られ
て、ケース内に収納される。
(6) 実施例 第1〜3図において1はケース、2はケースカバーで
あって、これらケース1とカバー2で形成それる中空内
部にはリール3,4がケース1の中心軸5で重ね合せ状に
支持されて回転可能に、かつリール3がばね6により一
方向に付勢されて配置されている。7はリール3の周縁
部に枢支されたストッパで、このストッパ7はばね、お
よびケース1に設けられた係止突起(ともに図示せず)
でリール3のストッパ機構を構成している。8はリール
4の外周縁に設けられたギヤ、9はリール4に一体に設
けられたコード案内片である。
ケース1とカバー2の外周にはコード取出口11,12を
有するコード取出部13,14が径方向の相対向する位置に
設けられ、これら取出部13,14にはそれぞれ1対の支持
軸15,15′および16,16′が配置されている。一方の支持
軸15および16は固定的に設けられ、他方の支持軸15′お
よび16′は移動的に、すなわち支持軸15および16対し接
離可能に設けられている。この支持軸15′および16′が
移動するための機構としては、例えば図示したようなケ
ース1とカバー2に設けた突起17と、軸15′および16分
に設けられ、突起17に遊嵌される長穴18とが考えられ
る。ただし、これは一例であって突起17と長穴18の配置
を前記と逆としたり、ほかの機構を用いてもよいことは
勿論である。
支持軸15,15′にはリール4と対応した位置にコード
案内用ころ22,22′が、また支持軸16,16′にはリール3
と対応した位置にコード案内用ころ23,23′がそれぞれ
回転可能に装着され、ころ22,22′間およびころ23,23′
間を後記コードが取り出され又は収納されて通過すると
き、このコードとの接触によって回転されるようになっ
ている。ころ22,23にはギヤ8と噛合したピニオンギヤ2
5,26が設けられ、ころ22′,23′にはピニオンギヤ25,26
と噛合したピニオンギヤ25′,26′が設けられている。2
7,28は支持軸15′,16′を常時、支持軸15,16方向に付勢
し、両ピニオンギヤ25,25′および26,26′の噛合を保つ
ばね、29は支持軸16,16′上のころ23,23′を位置決めす
るころである。
30はリール3,4に巻回された1本のイヤホーン用コー
ドで、このコード30はリール3においてはばね6の付勢
方向と反対方向に巻回され、コード取出部14のころ23,2
3′間を経て取出口12から外部に取り出され、この取り
出されたコード30の一端には第4図に示すようにイヤホ
ーン31が接続されている。一方、前記のように巻回され
たコード30の他端側はリール3の内周からリール4の内
周に図示しない貫通穴を経て引き出され、リール4の内
周で固定されたうえ、リール4にリール3とは逆方向に
巻回され、コード取出部13のころ22,22′間を経て取出
口11から外部に取り出され、この取り出されたコード30
の他端にはジャック32が接続されている。
前記によりリール3に巻回されるコード30の長さと、
リール4に巻回されるコード30の長さはほぼ等しく、第
4図に実線で示すようにコード30を最大に収納した不使
用時にはイヤホーン31とジャック32間が4m、第4図に鎖
線で示すようにコード30を最大に取り出した使用時には
それが10mとなっている。
前記実施例の作用を説明する。
第4図の実線示す、コード30がケース1内に収納され
た状態からイヤホーン31側のコード30の一端をコード取
出部14の取出口12から第1,2図の矢印の方向に引っ張っ
て取り出すと、リール3がばね6の付勢に抗して回転さ
れ、これによってリール3に巻回されたコード30は徐々
に取出口12から取り出される。一方、この取り出しによ
りコード30と接触するころ23,23′が回転されると、こ
の回転がころ23,23′上で互いに噛合したピニオンギヤ2
6,26′およびピニオンギヤ26と噛合したギヤ8を介して
リール4に伝えられ、リール4が回転される。リール4
が回転されると、この回転が今度はギヤ8と噛合したコ
ード取出部13側のピニオンギヤ25、およびこのピニオン
ギヤ25と噛合したピニオンギヤ25′を介してころ22,2
2′に伝えられ、これによってころ22,22′間のコード30
が取出口11から外部へ送り出されるようにして取り出さ
れ、この取り出しコード30の長さは、取出口12から取出
したコード30の長さとほぼ等しい。したがって、取出口
11からの取り出しによって合計2倍の長さのコード30を
取り出すことが可能となる。
次に、前記により取り出したコード30をリール3,4に
巻き取らせるには、取出口12付近のコード30を少し引張
る。これによって取り出したコード30の一端側はばね6
の力によってリール3に巻き取られ、コード30の他端側
は前記リール3の巻き取りに際し逆回転するころ23,2
3′、ころ23,23′の逆回転をピニオンギヤ26,26′、ギ
ヤ8を介して伝えられるリール4、およびリール4の逆
回転をギヤ8、ピニオンギヤ25,25′を介して伝えられ
るころ22,22′の逆回転によってリール4に巻き取られ
る。
前記において取り出したコード30は前記ストッパ機構
によって所定の長さのところで確実に停止される。この
ストッパ機構の作動は従来から知られているため説明を
省略する。
尚、実施例は好ましい一例を示したにすぎず、巻き取
るコードの種類としては必ずしもイヤホーン用コードで
なくともよく、また細部の設計も要旨を変更しない範囲
で種々に変更することができる。
(7) 発明の効果 この発明は前記のような構成からなるため、従来煩雑
で時間のかかっていたコードの取り出しや収納が簡単か
つ迅速に行なうことができるのに加え、一方のコード取
出部の取出口からコードの取り出しと収納を行なうと、
同時に他方のコード取出部の取出口からもコードの取り
出しと収納が自動的に行なわれ、そのため、一挙に2倍
の長さのコードの取り出しや収納が可能となり、利便性
が高いという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す縦断正面図、第2図
は同上の一部破断の正面図、第3図は同上の一部破断の
要部側面図、第4図は全体の平面図である。 1……ケース、2……ケースカバー 3,4……リール、6……ばね 8……ギヤ、11,12……コード取出口 13,14……コード取出部 15,15′,16,16′……支持軸 22,22′,23,23′……コード案内用ころ 25,25′,26,26′……ピニオンギヤ 30……イヤホーン用コード 31……イヤホーン、32……ジャック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内にリールが回転可能に、かつ一方
    向に付勢されて収納され、前記ケースの外周にコード取
    出口を有する1対のコード取出部が円周方向に間隔をお
    いて設けられ、これらコード取出部には1対のコード案
    内用ころが、該ころ間を通過するコードとの接触によっ
    て回転可能に配設され、前記ケース内には第2リールが
    前記リールと重ね合せ状に回転可能に収納され、この第
    2リールの外周縁にギヤが設けられ、このギヤと噛合す
    るピニオンギヤが前記対となった一方のころに、および
    このピニオンギヤと噛合する第2ピニオンギヤが前記対
    となった他方のころにそれぞれ設けられていることを特
    徴とするコード巻取装置。
JP13454987A 1987-05-29 1987-05-29 コ−ド巻取装置 Expired - Lifetime JPH0829889B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13454987A JPH0829889B2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 コ−ド巻取装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP13454987A JPH0829889B2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 コ−ド巻取装置

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Publication Number Publication Date
JPS63300081A JPS63300081A (ja) 1988-12-07
JPH0829889B2 true JPH0829889B2 (ja) 1996-03-27

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ID=15130912

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JP13454987A Expired - Lifetime JPH0829889B2 (ja) 1987-05-29 1987-05-29 コ−ド巻取装置

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Families Citing this family (7)

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JPS63300081A (ja) 1988-12-07

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