JPH08298014A - 吊り下げ装置 - Google Patents
吊り下げ装置Info
- Publication number
- JPH08298014A JPH08298014A JP10128495A JP10128495A JPH08298014A JP H08298014 A JPH08298014 A JP H08298014A JP 10128495 A JP10128495 A JP 10128495A JP 10128495 A JP10128495 A JP 10128495A JP H08298014 A JPH08298014 A JP H08298014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- support
- stopper
- hanging
- suspension tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、サポートに吊持された吊り具
が不用意にサポートから外れる恐れを確実に防止できる
吊り下げ装置を得ることにある。 【構成】広幅孔部34a の下端中央部にこの孔部34a より
狭い幅の狭幅孔部34b を連ねてなる吊り具通し孔34が形
成された縦板部30、および縦板部30から折曲げられると
共に狭幅孔部34b と同じ幅でこの孔部34b の下端に連な
る係止孔35が形成された吊持板部31を有したサポート24
と、孔部34b の幅よりも大きいと共に孔部34a の幅より
小さい引掛け部40を有して通し孔34を通って係止孔35に
掛合される引掛け部40を有した吊り具25とを具備した吊
り下げ装置23を前提とする。サポート24に、その外面に
重なって通し孔34を塞ぐストッパ26を回動可能に連結す
る。吊り具25を孔35に引掛けた後ストッパ26で通し孔34
を塞ぐことにより、吊り具25の動揺時にそれが通し孔34
を通り抜けることを妨げることを特徴としている。
が不用意にサポートから外れる恐れを確実に防止できる
吊り下げ装置を得ることにある。 【構成】広幅孔部34a の下端中央部にこの孔部34a より
狭い幅の狭幅孔部34b を連ねてなる吊り具通し孔34が形
成された縦板部30、および縦板部30から折曲げられると
共に狭幅孔部34b と同じ幅でこの孔部34b の下端に連な
る係止孔35が形成された吊持板部31を有したサポート24
と、孔部34b の幅よりも大きいと共に孔部34a の幅より
小さい引掛け部40を有して通し孔34を通って係止孔35に
掛合される引掛け部40を有した吊り具25とを具備した吊
り下げ装置23を前提とする。サポート24に、その外面に
重なって通し孔34を塞ぐストッパ26を回動可能に連結す
る。吊り具25を孔35に引掛けた後ストッパ26で通し孔34
を塞ぐことにより、吊り具25の動揺時にそれが通し孔34
を通り抜けることを妨げることを特徴としている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明器具その他の被吊
持体を天井等に吊り下げて設置するのに使用される吊り
下げ装置に関する。
持体を天井等に吊り下げて設置するのに使用される吊り
下げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7〜図10は従来例に係る照明器具用
の吊り下げ装置を示している。これらの図中1は天井、
2は照明器具のシャーシ、3は吊り下げ装置である。吊
り下げ装置3は、サポート4と、吊り具5とを備えてい
る。
の吊り下げ装置を示している。これらの図中1は天井、
2は照明器具のシャーシ、3は吊り下げ装置である。吊
り下げ装置3は、サポート4と、吊り具5とを備えてい
る。
【0003】サポート4は、天井1に固定される取付け
部6から縦板部7を垂直下方に折り曲げるとともに、こ
の縦板部7から水平な吊持板部8を折り曲げて形成され
ている。図10に示されるように縦板部7には吊り具通
し孔9が設けられ、また、この孔9に連なる係止孔10
が吊持板部8に設けられている。
部6から縦板部7を垂直下方に折り曲げるとともに、こ
の縦板部7から水平な吊持板部8を折り曲げて形成され
ている。図10に示されるように縦板部7には吊り具通
し孔9が設けられ、また、この孔9に連なる係止孔10
が吊持板部8に設けられている。
【0004】丸パイプからなる吊り具5の上端部には、
引掛け部11と、この下端に連なる一対の凹み12が設
けられているとともに、凹み12を除いた外周部分には
ねじ部5aが形成されている。一対の凹み12は吊り具
5の径方向両側から凹ませて設けられている。
引掛け部11と、この下端に連なる一対の凹み12が設
けられているとともに、凹み12を除いた外周部分には
ねじ部5aが形成されている。一対の凹み12は吊り具
5の径方向両側から凹ませて設けられている。
【0005】天井1に固定されたサポート4に対して、
図10中に示されるように吊り具5は、その引掛け部1
1を吊り具通し孔9に通して、吊り具5を下降させ係止
孔10の孔縁に凹み12の上端部、言い換えれば、引掛
け部11の下端を引掛けることにより、サポート4に吊
持される。引掛け部11の径は、吊り具通し孔9の係止
孔10側の孔部分よりも幅よりも大であるから、前記吊
持状態で吊り具5が縦板部7側に移動しても、吊り具5
がサポート4から外れることは防止される。
図10中に示されるように吊り具5は、その引掛け部1
1を吊り具通し孔9に通して、吊り具5を下降させ係止
孔10の孔縁に凹み12の上端部、言い換えれば、引掛
け部11の下端を引掛けることにより、サポート4に吊
持される。引掛け部11の径は、吊り具通し孔9の係止
孔10側の孔部分よりも幅よりも大であるから、前記吊
持状態で吊り具5が縦板部7側に移動しても、吊り具5
がサポート4から外れることは防止される。
【0006】また、図中13は吊り具5が貫通するサポ
ートカバーである。このカバー13は、天井1に当たる
まで押上げられた状態で、吊り具5に移動可能に嵌合さ
れてサポートカバー13の下端に当たるように移動され
た止めリング14に、その外側から止めねじ15を螺挿
して締め付けることにより、サポート4を覆い隠す位置
に保持される。
ートカバーである。このカバー13は、天井1に当たる
まで押上げられた状態で、吊り具5に移動可能に嵌合さ
れてサポートカバー13の下端に当たるように移動され
た止めリング14に、その外側から止めねじ15を螺挿
して締め付けることにより、サポート4を覆い隠す位置
に保持される。
【0007】なお、図7〜図9中16は必要により前記
ねじ部5aに螺合されて吊持板部8を上下から挟む一対
のナット、17はワッシャ、18は吊り具5の下端部に
形成されたねじ部5bに螺合されるシャーシ2取付け用
のナット、19はワッシャである。また、20は天井1
より引き込まれる電源コードであり、これは吊り具5の
中を通してシャーシ2側に導かれる。
ねじ部5aに螺合されて吊持板部8を上下から挟む一対
のナット、17はワッシャ、18は吊り具5の下端部に
形成されたねじ部5bに螺合されるシャーシ2取付け用
のナット、19はワッシャである。また、20は天井1
より引き込まれる電源コードであり、これは吊り具5の
中を通してシャーシ2側に導かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成では、吊り
具5が縦板部7側に寄せられたときに、その引掛け部1
1が吊り具通し孔9の係止孔10側の孔縁9aに当た
り、それにより、吊り具5がサポート4から外れること
を防止している。しかし、吊り具5はその内部を配線通
路としている関係から、凹み12の深さを大きくするこ
とは困難であり、したがって、吊り具通し孔9の孔縁9
a(図10参照)と引掛け部11との掛り代を大きく確
保できない。
具5が縦板部7側に寄せられたときに、その引掛け部1
1が吊り具通し孔9の係止孔10側の孔縁9aに当た
り、それにより、吊り具5がサポート4から外れること
を防止している。しかし、吊り具5はその内部を配線通
路としている関係から、凹み12の深さを大きくするこ
とは困難であり、したがって、吊り具通し孔9の孔縁9
a(図10参照)と引掛け部11との掛り代を大きく確
保できない。
【0009】そのため、照明器具に勢いよく物が当たっ
て大きな衝撃力を受けたり、大きな地震が発生した際な
どにおいて、吊り具5が大きく揺れる場合には、そのは
ずみにより吊り具5の引掛け部11が開放状態にある吊
り具通し孔9の孔縁9aをのりこえてしまう恐れが考え
られる。このような事態に至った場合には、吊り具5が
照明器具とともに落下する心配が考えられる。
て大きな衝撃力を受けたり、大きな地震が発生した際な
どにおいて、吊り具5が大きく揺れる場合には、そのは
ずみにより吊り具5の引掛け部11が開放状態にある吊
り具通し孔9の孔縁9aをのりこえてしまう恐れが考え
られる。このような事態に至った場合には、吊り具5が
照明器具とともに落下する心配が考えられる。
【0010】なお、吊持板部8を挟むナット16を設け
た場合にも、長期間の使用において加わる外部振動によ
りナット16が緩むことがあり、ナット16が緩んだ状
態では吊り具5が動揺可能となるので、大きな地震の際
等において吊り具5の引掛け部11が吊り具通し孔9の
孔縁9aをのりこえる可能性が残る。
た場合にも、長期間の使用において加わる外部振動によ
りナット16が緩むことがあり、ナット16が緩んだ状
態では吊り具5が動揺可能となるので、大きな地震の際
等において吊り具5の引掛け部11が吊り具通し孔9の
孔縁9aをのりこえる可能性が残る。
【0011】本発明の目的は、サポートに吊持された吊
り具が不用意にサポートから外れる恐れを確実に防止で
きる吊り下げ装置を得ることにある。
り具が不用意にサポートから外れる恐れを確実に防止で
きる吊り下げ装置を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、広幅孔部の下
端中央部にこの広幅孔部よりも狭い幅の狭幅孔部を連ね
てなる吊り具通し孔が形成された縦板部、およびこの縦
板部から折り曲げられるとともに前記狭幅孔部と同じ幅
でこの狭幅孔部の下端に連ねてなる係止孔が形成された
吊持板部とを有したサポートと、前記狭幅孔部の幅より
も大きいとともに前記広幅孔部の幅よりも小さい引掛け
部を有して前記吊り具通し孔を通って前記係止孔に掛合
される引掛け部を有した吊り具とを具備した吊り下げ装
置を前提とする。
端中央部にこの広幅孔部よりも狭い幅の狭幅孔部を連ね
てなる吊り具通し孔が形成された縦板部、およびこの縦
板部から折り曲げられるとともに前記狭幅孔部と同じ幅
でこの狭幅孔部の下端に連ねてなる係止孔が形成された
吊持板部とを有したサポートと、前記狭幅孔部の幅より
も大きいとともに前記広幅孔部の幅よりも小さい引掛け
部を有して前記吊り具通し孔を通って前記係止孔に掛合
される引掛け部を有した吊り具とを具備した吊り下げ装
置を前提とする。
【0013】そして、前記目的を達成するために、前記
サポートに、その外面または内面に重なるストッパを連
結し、このストッパで、前記吊り具通し孔および前記係
止孔の内の少なくともいずれか一方の少なくとも一部を
塞ぐようにしたものである。
サポートに、その外面または内面に重なるストッパを連
結し、このストッパで、前記吊り具通し孔および前記係
止孔の内の少なくともいずれか一方の少なくとも一部を
塞ぐようにしたものである。
【0014】
【作用】前記吊り下げ装置の構成において、ストッパ
は、サポートに吊り具を吊持した後に、吊り具通し孔お
よび前記係止孔の内の少なくともいずれか一方の少なく
とも一部を塞ぐように配置される。それにより、このス
トッパは、それが配置された孔の少なくとも一部を、吊
り具が通過不可能な幅に狭め、或いは通過不能に塞い
で、サポートの吊持板部に吊持された吊り具が大きく動
揺した場合に、吊り具がサポートの吊り具通し孔を通り
抜けることを妨げる。
は、サポートに吊り具を吊持した後に、吊り具通し孔お
よび前記係止孔の内の少なくともいずれか一方の少なく
とも一部を塞ぐように配置される。それにより、このス
トッパは、それが配置された孔の少なくとも一部を、吊
り具が通過不可能な幅に狭め、或いは通過不能に塞い
で、サポートの吊持板部に吊持された吊り具が大きく動
揺した場合に、吊り具がサポートの吊り具通し孔を通り
抜けることを妨げる。
【0015】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図1は第1実施例に係る照明器具用の
吊り下げ装置の構成を示す斜視図であって、この図中符
号21は天井、22は被吊持体としての照明器具のシャ
ーシ、23は吊り下げ装置である。
施例を説明する。図1は第1実施例に係る照明器具用の
吊り下げ装置の構成を示す斜視図であって、この図中符
号21は天井、22は被吊持体としての照明器具のシャ
ーシ、23は吊り下げ装置である。
【0016】吊り下げ装置23は、サポート24と、吊
り具25と、ストッパ26と、サポートカバー27と、
カバーストッパ手段28とを備えている。
り具25と、ストッパ26と、サポートカバー27と、
カバーストッパ手段28とを備えている。
【0017】鋼板の一体成形品からなるサポート24
は、取付け部29と、縦板部30と、吊持板部31とか
らなる。縦板部30は水平板状をなす取付け部29の一
側から垂直下方に折り曲げられている。吊持板部31
は、縦板部30の下端から直角に折り曲げられて水平状
をなし、取付け部29の下方にこれと対向して略平行に
設けられている。そのため、サポート24は図2に示さ
れるように側面から見た形状が略コの字状をなしてい
る。
は、取付け部29と、縦板部30と、吊持板部31とか
らなる。縦板部30は水平板状をなす取付け部29の一
側から垂直下方に折り曲げられている。吊持板部31
は、縦板部30の下端から直角に折り曲げられて水平状
をなし、取付け部29の下方にこれと対向して略平行に
設けられている。そのため、サポート24は図2に示さ
れるように側面から見た形状が略コの字状をなしてい
る。
【0018】天井21に固定するための部分である取付
け部29には、その中央部に位置して楕円形状のボルト
通孔32が設けられているとともに、この通孔32の両
側に位置して複数の木ねじ通孔33が設けられている。
サポート24は、天井裏に設けられた吊りボルト(図示
しない)をボルト通孔32に通し、このボルトにナット
を螺合することにより天井部に固定される。或いは、木
ねじ通孔33を通る木ねじ(図示しない)を天井21に
螺合することにより、サポート24は天井部に固定され
る。
け部29には、その中央部に位置して楕円形状のボルト
通孔32が設けられているとともに、この通孔32の両
側に位置して複数の木ねじ通孔33が設けられている。
サポート24は、天井裏に設けられた吊りボルト(図示
しない)をボルト通孔32に通し、このボルトにナット
を螺合することにより天井部に固定される。或いは、木
ねじ通孔33を通る木ねじ(図示しない)を天井21に
螺合することにより、サポート24は天井部に固定され
る。
【0019】図3〜図5に示されるように縦板部30に
は吊り具通し孔34が設けられている。この通し孔34
は上部側の広幅孔部34aと下部側の狭幅孔部34bと
からなる。広幅孔部34aは例えば上向きの半円形状を
なしている。狭幅孔部34bの各部の幅は等しく、その
上端は広幅孔部34aの下端中央部に連続されている。
は吊り具通し孔34が設けられている。この通し孔34
は上部側の広幅孔部34aと下部側の狭幅孔部34bと
からなる。広幅孔部34aは例えば上向きの半円形状を
なしている。狭幅孔部34bの各部の幅は等しく、その
上端は広幅孔部34aの下端中央部に連続されている。
【0020】吊持板部31には係止孔35が設けられて
いる。係止孔35は略Uの字状をなしており、その縦板
部30側の端部は狭幅孔部34bの下端に連なってい
る。この係止孔35の幅はその丸まった先端部を除いて
狭幅孔部34bと同幅である。
いる。係止孔35は略Uの字状をなしており、その縦板
部30側の端部は狭幅孔部34bの下端に連なってい
る。この係止孔35の幅はその丸まった先端部を除いて
狭幅孔部34bと同幅である。
【0021】吊り具25はスチール等金属の丸パイプか
らなり、その上端部と下端部との外周面には夫々ねじ部
36、37が設けられている。下側のねじ部37はシャ
ーシ22の取付けに使用されている。図1中38はねじ
部37に螺合される下側ナットであり、これとねじ部3
7に螺合される上側ナット(図示されない)とでシャー
シ22を挟持して、このシャーシ22を吊り具25の下
端部に連結している。したがって、下側ねじ部37はシ
ャーシ22を厚み方向に貫通しており、また、第1図中
39はワッシャである。
らなり、その上端部と下端部との外周面には夫々ねじ部
36、37が設けられている。下側のねじ部37はシャ
ーシ22の取付けに使用されている。図1中38はねじ
部37に螺合される下側ナットであり、これとねじ部3
7に螺合される上側ナット(図示されない)とでシャー
シ22を挟持して、このシャーシ22を吊り具25の下
端部に連結している。したがって、下側ねじ部37はシ
ャーシ22を厚み方向に貫通しており、また、第1図中
39はワッシャである。
【0022】吊り具25の上側ねじ部36が形成された
上端部には、ヘッド状の引掛け部40と、この下端に連
なる一対の凹み41が設けられている。引掛け部40は
吊り具25の他の部分と同径であって、図5に示される
ようにこの引掛け部40の幅(直径)Aは狭幅孔部34
bの幅Bよりも大きいとともに、広幅孔部34aの幅C
よりも小さい。一対の凹み41は吊り具25の径方向両
側から凹ませて設けられているが、これらにはねじ部3
6は形成されていない。そして、一対の凹み41の底面
間の間隔Dは、狭幅孔部34bおよび係止孔35の幅B
よりも僅かに小さい。
上端部には、ヘッド状の引掛け部40と、この下端に連
なる一対の凹み41が設けられている。引掛け部40は
吊り具25の他の部分と同径であって、図5に示される
ようにこの引掛け部40の幅(直径)Aは狭幅孔部34
bの幅Bよりも大きいとともに、広幅孔部34aの幅C
よりも小さい。一対の凹み41は吊り具25の径方向両
側から凹ませて設けられているが、これらにはねじ部3
6は形成されていない。そして、一対の凹み41の底面
間の間隔Dは、狭幅孔部34bおよび係止孔35の幅B
よりも僅かに小さい。
【0023】吊り具25は、その引掛け部40を、天井
21に固定されたサポート24の吊り具通し孔34に通
してから下降させることにより、係止孔35の孔縁に凹
み41の上端部、言い換えれば、引掛け部40の下端を
引掛けて、サポート24に吊持される。
21に固定されたサポート24の吊り具通し孔34に通
してから下降させることにより、係止孔35の孔縁に凹
み41の上端部、言い換えれば、引掛け部40の下端を
引掛けて、サポート24に吊持される。
【0024】ストッパ26は例えば矩形状をなすスチー
ル等金属の平板であって縦板部30の外面に連結されて
いる。図2〜図5に示されるようにストッパ26は、そ
の上隅部の一方を通る枢軸42を介して縦板部30の外
面に沿って回動可能に設けられている。なお、枢軸42
は縦板部30をその両面から挟むように設けられる一対
の止め輪43により外れ止めされていて、これら枢軸
(連結具)42と止め輪43とは振動を受けても緩むこ
とがない連結手段をなしている。ストッパ26は、吊り
具通し孔34全体を塞ぐ大きさを有していて、その回動
により吊り具通し孔34を開閉する。
ル等金属の平板であって縦板部30の外面に連結されて
いる。図2〜図5に示されるようにストッパ26は、そ
の上隅部の一方を通る枢軸42を介して縦板部30の外
面に沿って回動可能に設けられている。なお、枢軸42
は縦板部30をその両面から挟むように設けられる一対
の止め輪43により外れ止めされていて、これら枢軸
(連結具)42と止め輪43とは振動を受けても緩むこ
とがない連結手段をなしている。ストッパ26は、吊り
具通し孔34全体を塞ぐ大きさを有していて、その回動
により吊り具通し孔34を開閉する。
【0025】縦板部30には枢軸42の下方に位置して
位置決め凸部44が切り起こして設けられている。スト
ッパ26はその自重により位置決め凸部44に当たって
位置決めされる位置に通常は保持されており、この位置
決め状態において図3および図4中実線に示されるよう
に吊り具通し孔34を塞ぐようになっている。なお、縦
板部30の高さHは、図4に示されるようにストッパ2
6が上方に回動された際に、ストッパ26が天井21に
当たらないか、当たっても、その状態で吊り具通し孔3
4が全開される寸法に設定されている。
位置決め凸部44が切り起こして設けられている。スト
ッパ26はその自重により位置決め凸部44に当たって
位置決めされる位置に通常は保持されており、この位置
決め状態において図3および図4中実線に示されるよう
に吊り具通し孔34を塞ぐようになっている。なお、縦
板部30の高さHは、図4に示されるようにストッパ2
6が上方に回動された際に、ストッパ26が天井21に
当たらないか、当たっても、その状態で吊り具通し孔3
4が全開される寸法に設定されている。
【0026】図1に示されるようにサポートカバー27
は合成樹脂からなる中空半球形状をなすものであって、
その中央部には吊り具25が貫通されている。このカバ
ー27は吊り具25の軸方向に沿って移動可能であり、
その上端開口縁を天井21に押し当てたときに、サポー
ト24全体を覆い隠す大きさに形成されている。このサ
ポートカバー27は、サポート24を覆い隠す位置にカ
バーストッパ手段28により吊り具25に支持されてい
る。
は合成樹脂からなる中空半球形状をなすものであって、
その中央部には吊り具25が貫通されている。このカバ
ー27は吊り具25の軸方向に沿って移動可能であり、
その上端開口縁を天井21に押し当てたときに、サポー
ト24全体を覆い隠す大きさに形成されている。このサ
ポートカバー27は、サポート24を覆い隠す位置にカ
バーストッパ手段28により吊り具25に支持されてい
る。
【0027】カバーストッパ手段28は、吊り具25の
外周に移動可能に嵌合された合成樹脂または金属の止め
リング45と、これに径方向外側から螺挿され先端が吊
り具25に押し当てられる止めねじ46とで形成されて
いる。止めリング45は、天井21に当たるまで押上げ
られたサポートカバー27の中央部にその下側から押し
当てられた状態で、止めねじ46により吊り具25にね
じ止めされる。
外周に移動可能に嵌合された合成樹脂または金属の止め
リング45と、これに径方向外側から螺挿され先端が吊
り具25に押し当てられる止めねじ46とで形成されて
いる。止めリング45は、天井21に当たるまで押上げ
られたサポートカバー27の中央部にその下側から押し
当てられた状態で、止めねじ46により吊り具25にね
じ止めされる。
【0028】なお、図1および図2中47は天井21よ
り引き込まれた電源コードであり、これは吊り具25の
中を通してシャーシ22側に導かれるようになってい
る。
り引き込まれた電源コードであり、これは吊り具25の
中を通してシャーシ22側に導かれるようになってい
る。
【0029】前記構成の吊り下げ装置23において、そ
のサポート24は予めストッパ26が取付けられた状態
で天井21に固定され、そして、このサポート24に対
して吊り具25が次のようにして取付けられる。
のサポート24は予めストッパ26が取付けられた状態
で天井21に固定され、そして、このサポート24に対
して吊り具25が次のようにして取付けられる。
【0030】すなわち、まず、図4中2点鎖線で示され
るようにストッパ26を枢軸42を中心に上方へ回動変
位させて、吊り具通し孔34全体を開放する。次に、吊
り具25の引掛け部40を吊り具通し孔34の広幅孔部
34aに対向させるとともに、吊り具25の一対の凹み
41間の部分を吊り具通し孔34の狭幅孔部34bに対
向させて、この吊り具25の上端部を吊り具通し孔34
に通す。この挿入に伴い、吊り具25の一対の凹み41
間の部分が、サポート24の吊持板部30における係止
孔35に導入される。この後、吊り具25を下降させ
る。そうすると、係止孔35の孔縁に引掛け部40の下
端部が引っ掛かり、それにより、吊り具25をサポート
34に吊持できる。
るようにストッパ26を枢軸42を中心に上方へ回動変
位させて、吊り具通し孔34全体を開放する。次に、吊
り具25の引掛け部40を吊り具通し孔34の広幅孔部
34aに対向させるとともに、吊り具25の一対の凹み
41間の部分を吊り具通し孔34の狭幅孔部34bに対
向させて、この吊り具25の上端部を吊り具通し孔34
に通す。この挿入に伴い、吊り具25の一対の凹み41
間の部分が、サポート24の吊持板部30における係止
孔35に導入される。この後、吊り具25を下降させ
る。そうすると、係止孔35の孔縁に引掛け部40の下
端部が引っ掛かり、それにより、吊り具25をサポート
34に吊持できる。
【0031】この状態において、引掛け部40と狭幅孔
部34bの孔縁とが対向するので、仮に、吊り掛け具2
5が縦板部30側に寄せられても、一応は狭幅孔部34
bの孔縁との引っ掛かりにより、吊り具25が外れるこ
とは防止される。
部34bの孔縁とが対向するので、仮に、吊り掛け具2
5が縦板部30側に寄せられても、一応は狭幅孔部34
bの孔縁との引っ掛かりにより、吊り具25が外れるこ
とは防止される。
【0032】最後に、前記ストッパ26を自由状態とす
る。それにより、ストッパ26は自重により下方へ回動
して位置決め凸部44に当たって、図3および図4に示
されるように吊り具通し孔34を塞ぐ位置に保持され
る。
る。それにより、ストッパ26は自重により下方へ回動
して位置決め凸部44に当たって、図3および図4に示
されるように吊り具通し孔34を塞ぐ位置に保持され
る。
【0033】以上の手順でサポート24への吊り具25
の取付けは完了する。そして、この後には、予め吊り具
25に嵌合されたサポートカバー27をその上端開口が
天井21に当たるまで押上げられてから、予め吊り具2
5に嵌合されたカバーストッパ手段28により、サポー
トカバー27を前記押上げ位置に固定することにより、
この吊り下げ装置23全体が組み立てられる。
の取付けは完了する。そして、この後には、予め吊り具
25に嵌合されたサポートカバー27をその上端開口が
天井21に当たるまで押上げられてから、予め吊り具2
5に嵌合されたカバーストッパ手段28により、サポー
トカバー27を前記押上げ位置に固定することにより、
この吊り下げ装置23全体が組み立てられる。
【0034】この吊り下げ装置23は、以上のようにサ
ポート24に吊り具25を吊持した後に、ストッパ26
で吊り具通し孔34を塞ぐ構成である。それにより、地
震等により吊り具25が大きく動揺した場合に、この吊
り具25が吊り具通し孔34を通り抜けることを、スト
ッパ26によって妨げて、吊り具25が不用意にサポー
ト24から外れる恐れを確実に防止でき、したがって、
吊持された照明器具などの落下をなくすことができる。
なお、ストッパ26は、ねじ止めによらず、枢軸42お
よび止め輪43を介して連結されているので、ねじのよ
うに振動等を受けても緩むということがなく、したがっ
て、長期間にわたり所期の機能を維持できる。
ポート24に吊り具25を吊持した後に、ストッパ26
で吊り具通し孔34を塞ぐ構成である。それにより、地
震等により吊り具25が大きく動揺した場合に、この吊
り具25が吊り具通し孔34を通り抜けることを、スト
ッパ26によって妨げて、吊り具25が不用意にサポー
ト24から外れる恐れを確実に防止でき、したがって、
吊持された照明器具などの落下をなくすことができる。
なお、ストッパ26は、ねじ止めによらず、枢軸42お
よび止め輪43を介して連結されているので、ねじのよ
うに振動等を受けても緩むということがなく、したがっ
て、長期間にわたり所期の機能を維持できる。
【0035】また、この第1実施例においては、ストッ
パ26が予めサポート24に連結されているので、天井
側高所においてサポート24にストッパ26を取付ける
作業が不要である。しかも、特に、ストッパ26が縦板
部30の外面に連結されているので、それを上向きに回
動させる操作において、サポート24が邪魔になること
がなく、容易に行うことができる。したがって、サポー
ト24に吊り具25を容易に吊持することができる。
パ26が予めサポート24に連結されているので、天井
側高所においてサポート24にストッパ26を取付ける
作業が不要である。しかも、特に、ストッパ26が縦板
部30の外面に連結されているので、それを上向きに回
動させる操作において、サポート24が邪魔になること
がなく、容易に行うことができる。したがって、サポー
ト24に吊り具25を容易に吊持することができる。
【0036】なお、この第1実施例において、ストッパ
26を縦枠部30の内面、言い換えれば、吊持板部31
の折れ曲がり方向の面に重ねて枢着してもよい。このよ
うにして実施する場合には、ストッパ26の上向きの回
動操作性の低下はあるが、吊持板部31を位置決め部と
して利用できるので、格別に位置決め凸部を加工する手
間をなくしてサポート24の生産性を向上できる他、縦
板部30をストッパ26の支え板として利用できる。し
たがって、このストッパ26に対する支持作用により、
吊り具25の外れ止めをした際に枢着部(連結手段)に
対する負荷を軽減できるから、長期間に渡り高い信頼性
をもって吊り具25のサポート24からの外れ止めをす
ることができる。
26を縦枠部30の内面、言い換えれば、吊持板部31
の折れ曲がり方向の面に重ねて枢着してもよい。このよ
うにして実施する場合には、ストッパ26の上向きの回
動操作性の低下はあるが、吊持板部31を位置決め部と
して利用できるので、格別に位置決め凸部を加工する手
間をなくしてサポート24の生産性を向上できる他、縦
板部30をストッパ26の支え板として利用できる。し
たがって、このストッパ26に対する支持作用により、
吊り具25の外れ止めをした際に枢着部(連結手段)に
対する負荷を軽減できるから、長期間に渡り高い信頼性
をもって吊り具25のサポート24からの外れ止めをす
ることができる。
【0037】図6は本発明の第2実施例の要部を示して
いる。この第2実施例は、ストッパの構成とそのサポー
トへの連結構造が前記第1実施例とは異なり、それ以外
の構成は図6に図示されない部分を含めて図1〜図5に
示した前記第1実施例の吊り下げ装置と同じ構成である
ので、図示されない構成については図1〜図5をもって
代用するとともに、図示される同一ないしは同様な構成
部分には第1実施例と同一の符号を付して、それらの構
成の説明およびそれに基づく作用効果の説明については
省略するが、これらの同一ないしは同様な部分について
も第2実施例に掛かる吊り下げ装置の構成の一部をなす
ものである。
いる。この第2実施例は、ストッパの構成とそのサポー
トへの連結構造が前記第1実施例とは異なり、それ以外
の構成は図6に図示されない部分を含めて図1〜図5に
示した前記第1実施例の吊り下げ装置と同じ構成である
ので、図示されない構成については図1〜図5をもって
代用するとともに、図示される同一ないしは同様な構成
部分には第1実施例と同一の符号を付して、それらの構
成の説明およびそれに基づく作用効果の説明については
省略するが、これらの同一ないしは同様な部分について
も第2実施例に掛かる吊り下げ装置の構成の一部をなす
ものである。
【0038】この第2実施例のストッパ26は縦板部3
0と同じ形状をなしていて、これは、縦板部30の内面
に重ねて配置され、それによって、吊り具通し孔34全
体を塞ぐようになっている。そして、ストッパ26のサ
ポート24内への挿入を案内し、かつ、前記重なり状態
に保持するために、取付け部29および吊持板部31の
縦板部30側には、夫々少なくとも一つの舌片状をなす
ガイド51が切り起こして形成されている。これらのガ
イド51と縦板部30の内面との間にストッパ26の上
下縁部が嵌合される。
0と同じ形状をなしていて、これは、縦板部30の内面
に重ねて配置され、それによって、吊り具通し孔34全
体を塞ぐようになっている。そして、ストッパ26のサ
ポート24内への挿入を案内し、かつ、前記重なり状態
に保持するために、取付け部29および吊持板部31の
縦板部30側には、夫々少なくとも一つの舌片状をなす
ガイド51が切り起こして形成されている。これらのガ
イド51と縦板部30の内面との間にストッパ26の上
下縁部が嵌合される。
【0039】また、ストッパ26の上部における長手方
向中央部には連結孔52が設けられているとともに、こ
の孔52と連通する通孔53が縦板部30の上部におけ
る長手方向中央部に設けられている。図6中54は振動
を受けても緩むことがない連結手段をなす連結具であ
る。この連結部54は先端部に爪部を有した弾性変形可
能な2以上の係止脚54aを有したスナップイン形のも
のである。連結具54は、その係止脚54aを通孔53
およびこれに連通された係止孔52に挿通させて、この
脚54aを弾性復帰させてその爪を係止孔52の孔縁に
係合させることにより、ストッパ26を縦板部30に連
結するものである。
向中央部には連結孔52が設けられているとともに、こ
の孔52と連通する通孔53が縦板部30の上部におけ
る長手方向中央部に設けられている。図6中54は振動
を受けても緩むことがない連結手段をなす連結具であ
る。この連結部54は先端部に爪部を有した弾性変形可
能な2以上の係止脚54aを有したスナップイン形のも
のである。連結具54は、その係止脚54aを通孔53
およびこれに連通された係止孔52に挿通させて、この
脚54aを弾性復帰させてその爪を係止孔52の孔縁に
係合させることにより、ストッパ26を縦板部30に連
結するものである。
【0040】こうした第2実施例の構成において、サポ
ート24に吊り具25を吊持した後に、ストッパ26
は、サポート24に連結されて、このサポート25の縦
板部30の吊り具通し孔34全体を塞いで設けられる。
そのため、前記第1実施例と同様に本発明の所期の目的
を達成できるものである。
ート24に吊り具25を吊持した後に、ストッパ26
は、サポート24に連結されて、このサポート25の縦
板部30の吊り具通し孔34全体を塞いで設けられる。
そのため、前記第1実施例と同様に本発明の所期の目的
を達成できるものである。
【0041】もちろん、前記スナップイン形の連結具5
4はねじのように振動を受けても緩むということがない
ので、長期間にわたりストッパ26に所期の機能を維持
させることができる。また、この第2実施例は、縦板部
30をストッパ26の支え板として利用できるので、吊
り具25の外れ止めをした際に連結手段に対する負荷を
軽減して、長期間に渡り高い信頼性をもって吊り具25
のサポート24からの外れ止めできる。また、この第2
実施例の構成では、ストッパ26を上方へ回動させる必
要がないから、縦板部30の高さhを低くしてサポート
24およびストッパ26を小形にでき、かつ、安価に得
ることができる。
4はねじのように振動を受けても緩むということがない
ので、長期間にわたりストッパ26に所期の機能を維持
させることができる。また、この第2実施例は、縦板部
30をストッパ26の支え板として利用できるので、吊
り具25の外れ止めをした際に連結手段に対する負荷を
軽減して、長期間に渡り高い信頼性をもって吊り具25
のサポート24からの外れ止めできる。また、この第2
実施例の構成では、ストッパ26を上方へ回動させる必
要がないから、縦板部30の高さhを低くしてサポート
24およびストッパ26を小形にでき、かつ、安価に得
ることができる。
【0042】なお、本発明は前記各実施例には制約され
ない。例えば、吊り具25がその上端部に前記各実施例
のようにねじ部36を有している場合、これに上下一対
のナットを螺合して、これらのナットで吊持板部31を
上下から挟む構成を追加してもよい。
ない。例えば、吊り具25がその上端部に前記各実施例
のようにねじ部36を有している場合、これに上下一対
のナットを螺合して、これらのナットで吊持板部31を
上下から挟む構成を追加してもよい。
【0043】また、前記各実施例では吊り具通し孔34
全体をストッパ26で塞いだが、ストッパ26は、吊り
具通し孔34の広幅孔部34aまたは狭幅孔部34bだ
けを塞いでもよく、或いは、これら孔部34aまたは3
4bの幅の一部を塞いで、広幅孔部34aまたは狭幅孔
部34bの実質的な幅が前記幅Dよりも小さくなるよう
にしてもよい。
全体をストッパ26で塞いだが、ストッパ26は、吊り
具通し孔34の広幅孔部34aまたは狭幅孔部34bだ
けを塞いでもよく、或いは、これら孔部34aまたは3
4bの幅の一部を塞いで、広幅孔部34aまたは狭幅孔
部34bの実質的な幅が前記幅Dよりも小さくなるよう
にしてもよい。
【0044】また、ストッパ26を縦板部30に連結す
ることに代えて、吊持板部31に連結して、係止孔35
の縦板部34と既に係止孔35に掛合された引掛け部4
0との間の孔部分を塞いでもよく、或いは同孔部分の幅
を前記幅Dよりも小さくなるように狭めてもよい。ま
た、吊り具25の引掛け部40はそれ以外の吊り具25
の部分より大径としてもよく、ねじ部36は省略しても
よい。
ることに代えて、吊持板部31に連結して、係止孔35
の縦板部34と既に係止孔35に掛合された引掛け部4
0との間の孔部分を塞いでもよく、或いは同孔部分の幅
を前記幅Dよりも小さくなるように狭めてもよい。ま
た、吊り具25の引掛け部40はそれ以外の吊り具25
の部分より大径としてもよく、ねじ部36は省略しても
よい。
【0045】さらに、本発明は照明器具以外の他の被吊
持体を吊持する場合に適用できる。そして、被吊持体が
電気機器ではない場合には吊り具に無垢の軸を採用して
もよいとともに、吊り具はその上端部より下側全体また
は上下両端部間の中間部が鎖等で形成されたものでもよ
い。また、サポート24の取付け部29は吊持板部31
とは逆方向に縦板部30に対して折れ曲がっていてもよ
い。
持体を吊持する場合に適用できる。そして、被吊持体が
電気機器ではない場合には吊り具に無垢の軸を採用して
もよいとともに、吊り具はその上端部より下側全体また
は上下両端部間の中間部が鎖等で形成されたものでもよ
い。また、サポート24の取付け部29は吊持板部31
とは逆方向に縦板部30に対して折れ曲がっていてもよ
い。
【0046】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、サ
ポートの吊持板部に吊持された吊り具が地震等により大
きく動揺した場合に、吊り具がサポートの吊り具通し孔
を通り抜けることを妨げるストッパをサポートに連結し
たから、サポートに吊持された吊り具が不用意にサポー
トから外れる恐れを確実に防止できる。
ポートの吊持板部に吊持された吊り具が地震等により大
きく動揺した場合に、吊り具がサポートの吊り具通し孔
を通り抜けることを妨げるストッパをサポートに連結し
たから、サポートに吊持された吊り具が不用意にサポー
トから外れる恐れを確実に防止できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る吊り下げ装置の構成
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図2】第1実施例に係る吊り下げ装置のサポート回り
の構成を示す側面図。
の構成を示す側面図。
【図3】第1実施例に係る吊り下げ装置のストッパが連
結されたサポートの構成を示す斜視図。
結されたサポートの構成を示す斜視図。
【図4】第1実施例に係る吊り下げ装置のストッパが連
結されたサポートの構成を示す背面図。
結されたサポートの構成を示す背面図。
【図5】第1実施例に係る吊り下げ装置の要部の構成を
分解して示す斜視図。
分解して示す斜視図。
【図6】本発明の第2実施例に係る吊り下げ装置の要部
の構成を分解して示す斜視図。
の構成を分解して示す斜視図。
【図7】従来例に係る吊り下げ装置の構成を一部切欠し
て示す正面図。
て示す正面図。
【図8】従来例に係る吊り下げ装置の構成を示す斜視
図。
図。
【図9】従来例に係る吊り下げ装置のサポート回りの構
成を示す側面図。
成を示す側面図。
【図10】従来例に係る吊り下げ装置のサポート回りの
構成を一部切欠して示す斜視図。
構成を一部切欠して示す斜視図。
23…吊り下げ装置、 24…サポート、 25…吊り具、 26…ストッパ、 29…取付け部、 30…縦板部、 31…吊持板部、 34…吊り具通し孔、 34a…吊り具通し孔の広幅孔部、 34b…吊り具通し孔の狭幅孔部、 35…係止孔、 40…引掛け部、 42…枢軸(連結手段)、 43…止め輪(連結手段)、 53…枢軸(連結手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】取付け部とこの下方に配置される吊持板部
とを縦板部を介して一体に接続してなるサポートと、 広幅孔部の下端中央部にこの広幅孔部よりも狭い幅の狭
幅孔部を連ねて前記縦板部に設けられた吊り具通し孔
と、 前記狭幅孔部と同じ幅でこの狭幅孔部の下端に連なって
前記吊持板部に設けられた係止孔と、 前記狭幅孔部の幅よりも大きいとともに前記広幅孔部の
幅よりも小さい引掛け部を有して前記吊り具通し孔を通
って前記係止孔に掛合される引掛け部を有した吊り具
と、 前記吊り具通し孔および前記係止孔の内の少なくともい
ずれか一方の少なくとも一部を塞ぐように前記サポート
の外面または内面に重なって前記サポートに連結される
ストッパとを具備した吊り下げ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10128495A JPH08298014A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 吊り下げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10128495A JPH08298014A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 吊り下げ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08298014A true JPH08298014A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14296568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10128495A Pending JPH08298014A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 吊り下げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08298014A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004008025A1 (en) * | 2002-07-11 | 2004-01-22 | Lowe's Companies, Inc. | Mounting bracket, and method therefor |
US6964505B2 (en) | 2002-07-11 | 2005-11-15 | Lowe's Companies, Inc. | Easily assembled lamp assembling device |
JP2014112503A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-06-19 | Panasonic Corp | 照明器具 |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP10128495A patent/JPH08298014A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004008025A1 (en) * | 2002-07-11 | 2004-01-22 | Lowe's Companies, Inc. | Mounting bracket, and method therefor |
US6964505B2 (en) | 2002-07-11 | 2005-11-15 | Lowe's Companies, Inc. | Easily assembled lamp assembling device |
AU2003256509B2 (en) * | 2002-07-11 | 2007-03-08 | Lowe's Companies, Inc. | Mounting bracket, and method therefor |
US7243891B2 (en) | 2002-07-11 | 2007-07-17 | Lowe's Companies, Inc. | Mounting bracket, and method therefor |
KR100774371B1 (ko) * | 2002-07-11 | 2007-11-08 | 로웨스 컴퍼니스 인코포레이티드 | 장착 브래킷 및 그 장착 방법 |
JP2014112503A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-06-19 | Panasonic Corp | 照明器具 |
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