JPH08296799A - ガスバルブ - Google Patents

ガスバルブ

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JPH08296799A
JPH08296799A JP10187595A JP10187595A JPH08296799A JP H08296799 A JPH08296799 A JP H08296799A JP 10187595 A JP10187595 A JP 10187595A JP 10187595 A JP10187595 A JP 10187595A JP H08296799 A JPH08296799 A JP H08296799A
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gas
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hose
cylinder
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Masaki Naka
正樹 仲
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DAINICHI DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスボンベ内のガスの注入を能率よく行なう
ことができる操作性に優れたガスバルブを提供する。 【構成】 バルブ本体1の一端に設けたねじ孔8の底面
からバルブ本体1の内部の弁体収納空間7に連通する入
口側通路9を形成し、その入口側通路9に先端が鋭状と
された筒状のニードル10の後端部を固定する。バルブ
本体1の他端に設けたホース接続軸12の軸心上に弁棒
挿入孔13を形成する。弁体収納空間7に入口側通路9
を開閉する第1弁体14と、弁棒挿入孔13を開閉自在
にする第2弁体15とを設ける。第2弁体15に設けた
弁棒20を弁棒挿入孔13内にスライド自在に挿入す
る。ガスボンベAの注入筒部aにねじ孔8をねじ係合
し、バルブ本体1の締付けによりニードル10を注入筒
部aの蓋板a′に刺通し、入口側通路9に流れるガスの
圧力で第1弁体14を開放させる。ホース接続軸12に
ホースBを接続して弁棒20を押し下げ、弁体収納空間
7に流入したガスを弁棒挿入孔13からホースBに流出
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスボンベ内のガス
の注入の際に用いるガスバルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の冷房機に注入されるガ
スは密閉されたガスボンベ内に充填されている。そのガ
スボンベ内のガスを冷房機に注入する場合、穿孔機能を
有するガスバルブが用いられる。
【0003】上記ガスバルブとして、図3に示したもの
が従来から知られている。このガスバルブは、バルブ本
体30に形成されたねじ孔31をガスボンベAの注入筒
部aにねじ係合してガスボンベAにバルブ本体30を取
付け、そのバルブ本体30の内部のねじ孔32にねじ係
合された弁棒33をハンドル34の回動操作により軸方
向に移動させ、弁棒先端のニードル35を注入筒部aの
蓋板a′に刺通させたのち、弁棒33を上記の逆方向に
移動させてニードル35の刺通孔36を開放させ、その
刺通孔36からバルブ本体30内に流入するガスをバル
ブ本体30の側部に設けたホース接続筒37から流出さ
せるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ガスバルブにおいては、弁棒33をガスボンベAの注入
筒部aに向けて前進動させたのち、その弁棒33をホー
ス接続筒37が開放する位置まで後退動させる必要があ
るため、操作性に問題がある。一般に、冷房機に対する
ガスの注入は数本のガスボンベAを必要とし、そのガス
ボンベAの取り替えの都度、上記操作を繰り返し行なう
必要があるため、ガスの注入に非常に時間がかかる問題
がある。
【0005】また、ガスの注入後、ガスボンベA内にガ
スが残っていると、弁棒33を前進動させて刺通孔36
をニードル35で閉鎖する必要があり、非常に手間であ
ってその閉操作を忘れることが多くある。
【0006】この発明の課題は、ガス注入の操作性に優
れ、ガス注入後、ガスボンベ内にガスが残っている場合
でも注入用ホースを取外す簡単な操作によってガスボン
ベ内を自動的に密閉状態とすることができるガスバルブ
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、ガスボンベの注入筒部の外
周に形成されたねじにねじ係合されるねじ孔を一端に有
し、他端にホース接続軸が設けられたバルブ本体の内部
に弁体収納空間を形成し、前記ねじ孔の底面から弁体収
納空間に至る入口側通路に先端が鋭状とされた筒状のニ
ードルの後端部を固定し、前記ホース接続軸の軸心上に
前記弁体収納空間と連通する弁棒挿入孔を設け、前記弁
体収納空間には入口側通路に流れるガスの圧力によって
その入口側通路を開放する逆流防止用の第1弁体と、弁
棒挿入孔を開閉する第2弁体とを組込み、第2弁体には
弁棒挿入孔にスライド自在に挿入され、ホース接続筒に
対するホースの接続時に、そのホース先端で軸方向に押
圧される弁棒を設け、その弁棒には第2弁体が弁棒挿入
孔を開放するとき、弁体収納空間と連通するガス流出路
を設けた構成を採用している。
【0008】
【作用】上記のように構成されたガスバルブでは、ガス
ボンベの注入筒部に対するねじ孔の係合によって、その
注入筒部にバルブ本体を取付けると、ニードルが注入筒
の蓋板に突き刺り、ガスボンベの内部のガスがそのニー
ドルから入口側通路に流れ、そのガスの圧力によって第
1弁体が入口側通路を開放し、弁体収納空間にガスが流
入する。
【0009】そこで、ホース接続筒にホースを接続する
と、弁棒が軸方向に押されて第2弁体が弁棒挿入孔を開
放し、弁体収納空間内のガスがガス流出路からホースに
流れる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1および図2に
基づいて説明する。
【0011】図示のように、バルブ本体1は、筒状のボ
ディ2と、そのボディ2の一端部内周に形成されためね
じ3にねじ係合されたボンベ接続具4と、ボディ2の他
端部内周に設けられためねじ5にねじ係合されたホース
接続具6とから成り、上記ボンベ接続具4とホース接続
具6との間が弁体収納空間7とされている。
【0012】ボンベ接続具4の先端にはねじ孔8が設け
られている。このねじ孔8はガスボンベAの注入筒部a
の外周に形成されたねじbとねじ係合可能とされてい
る。
【0013】上記ねじ孔8の底面には弁体収納空間7に
連通する入口側通路9が設けられている。入口側通路9
には筒状のニードル10の後端部が圧入等による手段に
よって固定されている。ニードル10のねじ孔8内に位
置する先端部には鋭状部11が設けられている。
【0014】前記ホース接続具6は、ホースが接続され
るホース接続軸12を有し、そのホース接続軸12の軸
心上に弁体収納空間7と連通する弁棒挿入孔13が設け
られている。
【0015】弁体収納空間7には入口側通路9を開閉す
る第1弁体14と、弁棒挿入孔13を開閉する第2弁体
15と、両弁体14、15を閉鎖方向に押圧するばね1
6とが組込まれている。
【0016】第1弁体14は、Oリング17を有し、そ
のOリング17は弁体収納空間7の下端に設けた弁座1
8に対して接触可能とされている。この第1弁体14は
入口側通路9に流入するガスの圧力により弁座18から
Oリング17が離れる方向に移動して入口側通路9を開
放し、弁体収納空間7の圧力が入口側通路9の圧力より
高くなると、入口側通路9を閉鎖して弁体収納空間7の
ガスが入口側通路9に逆流するのを防止する。
【0017】第2弁体15は、ホース接続具6の下端面
に当接可能なOリング19を有する。この第2弁体15
に設けた弁棒20はホース接続具6の弁棒挿入孔13に
スライド自在に挿入されて端部が弁棒挿入孔13から外
部に突出しており、ホース接続具6のホース接続軸12
にホースBの端部に取付けた継手管Cをねじ係合する
と、ホースBの端面が弁棒20を押し込み、第2弁体1
5を開放させる。
【0018】弁棒20には、第2弁体15が弁棒挿入孔
13を開放する状態において弁体収納空間7と連通する
ガス流出路21が形成され、このガス流出路21は弁棒
20の端面で開口している。
【0019】いま、ガスボンベAの注入筒aにボンベ接
続具4のねじ孔8をねじ係合してバルブ本体1を締付け
ると、図2に示すように、ニードル10が注入筒部aの
蓋板a′に刺通し、ガスボンベAのガスがニードル10
から入口側通路9に流入し、そのガスの圧力によって第
1弁体14が弁座18から離反する方向に動き、入口側
通路9が開放する。
【0020】このため、入口側通路9に流入したガスは
弁体収納空間7に流入し、その弁体収納空間7内のガス
の圧力によって第2弁体15が弁棒挿入孔13を閉鎖す
る。
【0021】ガスボンベAに対するバルブ本体1の接続
状態において、ホース接続具6のホース接続軸12にホ
ースBの端部の継手管Cをねじ込むと、弁棒20の端部
がホースBの先端面で押され、その押し込みにより弁棒
20が軸方向に移動し、第2弁体15が弁棒挿入孔13
を開放する。
【0022】このため、弁体収納空間7内に流入したガ
スは弁棒挿入孔13からホースB内に流れ、ホースBが
接続された冷房機に注入される。
【0023】一般に、冷房機に対するガスの注入には複
数のガスボンベAが使用される。このため、ガスボンベ
Aが空になると、新しいガスボンベAと取り替える必要
がある。
【0024】ガスボンベAの取り替えに際しては、空の
ガスボンベAからバルブ本体1を取外し、そのバルブ本
体1を前記と同様に新しいガスボンベAの注入筒部aに
ねじ係合する。
【0025】ここで、空のガスボンベAからバルブ本体
1を取外すと、第2弁体15は開放された状態にあるた
め、弁体収納空間7の圧力は入口側通路9の圧力より高
く、その圧力差によって第1弁体14が入口側通路9を
閉鎖する。
【0026】このため、冷房機に注入されたガスが逆流
して外部に洩れることはない。
【0027】冷房機にガスが注入され、そのガスの充填
状態でガスボンベAにガスが残っている場合は、ホース
Bを取外してガスボンベAにバルブ本体1を接続した状
態としておく。
【0028】上記ホースBの取外しにより、弁棒20は
ホースBによる押圧が解除され、第2弁体15は弁体収
納空間7内のガスの圧力によって弁棒挿入孔13を閉鎖
する。その閉鎖によってガスボンベA内のガスの流出が
防止される。
【0029】実施例では、第1弁体14と第2弁体15
との間にばね16を組込んで両弁体14、15を閉じる
方向に押圧したが、第1弁体14は入口側通路9および
弁体収納空間7内のガスの圧力によって開閉し、一方、
第2弁体15は弁体収納空間7内のガスの圧力によって
閉鎖するため、上記ばね16を省略してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、ガ
スボンベの注入筒に対するバルブ本体のねじ込みと、ホ
ース接続軸に対するホースの接続とによってガスボンベ
内のガスをホースに流入させることができると共に、バ
ルブ本体を取外すと、第1弁体がガスの圧力によって入
口側通路を自動的に閉鎖するため、弁棒を前進動させた
のち、後退動させてガスを注入させるようにした従来の
ガスバルブに比較して操作性に優れ、数本のガスボンベ
を必要とするガスの注入を素早く能率よく行なうことが
できる。
【0031】また、ガスボンベにバルブ本体を接続した
状態でホースを取外すと、弁体収納空間内のガスの圧力
によって第2弁体が弁棒挿入孔を閉鎖するため、ホース
を取外す簡単な操作によってガスボンベ内に残るガスの
外部への流出を防止することができる。
【0032】さらに、第1弁体はガスの圧力によって開
閉し、第2弁体はガスの注入に必要とされるホースの着
脱によって開閉するため、各弁体の開閉にレバー操作や
ハンドル操作を不要とすることができ、ガスの流通・遮
断を確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るガスバルブの一実施例を示す縦
断正面図
【図2】同上のガスバルブの使用状態を示す縦断正面図
【図3】従来のガスバルブを示す縦断正面図
【符号の説明】
A ガスボンベ a 注入筒部 b ねじ 1 バルブ本体 7 弁体収納空間 8 ねじ孔 9 入口側通路 10 ニードル 12 ホース接続軸 13 弁棒挿入孔 14 第1弁体 15 第2弁体 20 弁棒 21 ガス流出路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスボンベの注入筒部の外周に形成され
    たねじにねじ係合されるねじ孔を一端に有し、他端にホ
    ース接続軸が設けられたバルブ本体の内部に弁体収納空
    間を形成し、前記ねじ孔の底面から弁体収納空間に至る
    入口側通路に先端が鋭状とされた筒状のニードルの後端
    部を固定し、前記ホース接続軸の軸心上に前記弁体収納
    空間と連通する弁棒挿入孔を設け、前記弁体収納空間に
    は入口側通路に流れるガスの圧力によってその入口側通
    路を開放する逆流防止用の第1弁体と、弁棒挿入孔を開
    閉する第2弁体とを組込み、第2弁体には弁棒挿入孔に
    スライド自在に挿入され、ホース接続筒に対するホース
    の接続時に、そのホース先端で軸方向に押圧される弁棒
    を設け、その弁棒には第2弁体が弁棒挿入孔を開放する
    とき、弁体収納空間と連通するガス流出路を設けたガス
    バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103712058A (zh) * 2013-01-22 2014-04-09 上海减压器厂有限公司 顶压式差动密封连接接口
CN107158632A (zh) * 2017-06-26 2017-09-15 合肥工业大学 一种应用于消防机器人的自动气体灭火装置
JP2018128178A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 東京瓦斯株式会社 ガス処理方法、ガス処理装置及びガス処理システム

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