JPH0829548A - 時 計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 掛時計や置き時計等、文字板が上下左右横方
向からでも見える時計を提供する。 【構 成】 時計の文字板（１）を半球状に出っ張ら
す。時針（２）と分針（３）を文字板（１）に添って湾
曲さし、中心シャフト（４）の反対側に伸びる予備針を
設ける。文字板（１）は正規の時間を表す数字表記と、
その６時間後を表す数字表記よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、時計に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来より時計は、正面から見る様に作ら
れている。そのため時計の文字板の見える角度が時計の
正面方向に限られていて不便だ。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

イ．目覚まし時計等が、横を向いていて文字板が見えな
い事がある。。 ロ．掛時計や駅のホームの時計も、時計の真下や、横方
向にいる時は正面近くまで行かないと文字板が見えな
い。 本発明は、以上の欠点を解決するために発明されたもの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】中心部を前に出し、半球
状に近い構造を持つ文字板（１）の外側に添って動くよ
うに湾曲した、時針（２）及び分針（３）よりなる時計
に、正規の時間を表す数字表記と、その６時間後を表す
数字表記よりなる文字板（１）を設ける。時針（２）及
び分針（３）は、中心シャフト（４）の反対側に伸びる
予備針を有する。本発明は、以上の構成よりなる時計で
ある。

【０００５】

【作用】本発明を使用する時は、文字板（１）が半球状
に出っ張っているので、時計の真横及び真下方向からで
も文字板（１）の手前半分が見える。又、時針（２）分
針（３）も中心シヤフト（４）の反対側に伸びた予備針
を有しているため、文字板（１）が半分見えれば必ず正
規の時間を表す針又は、中心シャフト（４）と反対側に
伸びた予備針が見える。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例をのべる。 （イ）文字板（１）の中心部を前に出し半球状にする。 （ロ）時針（２）分針（３）を文字板（１）の外側に添
って動くように湾曲する。 （ハ）文字板（１）は正規の時間を表す数字表記と、そ
の６時間後を表す数字表記よりなる。 （ニ）時針（２）分針（３）に、中心シャフト（４）の
反対側に伸びる予備針を設ける 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
る時は、文字板（１）が中心部を前に出した半球状なの
で時計の真横及び真下方向から文字板（１）の手前半分
が見える。又、時針（２）と分針（３）も中心シャフト
（４）の反対側に伸びた予備針があり、文字板（１）が
半分みえれば必ず正規の時間を表す針か、中心シャフト
（４）の反対側に伸びた予備針が見える。文字板（１）
が半分見え、正規の時間を指す時針（２）と分針（３）
が見えれば普通の時計と同じように時間がわかる。しか
し、文字板（１）が半分見え、正規の時間を指す時針
（２）と分針（３）が見えない場合は、予備針が必ず見
える。予備針の使用方法は、正規の時間を表す数字表記
ではなく、その６時間後を表す数字表記と併せて使用す
る事により、見えない部分にある時針（２）や分針
（３）が指している正規の時間を表す数字表記を知る事
が出来る。第３図に示すように文字板（１）は、正規の
時間を表す数字表記とその６時間後を表す数字表記が第
１図の文字板（１）と逆になっていてもよい。もちろん
本発明の時計は真正面からでも普通の時計と同じように
使用出来る。

【０００７】

【発明の効果】本発明を使用することによって、時計の
時刻の見える角度が上下左右１８０度に広がる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の正面図

【図３】本発明の正面図

【符号の説明】

１文字板 ２時針 ３分針 ４中心シャフト

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】中心部を前に出し、半球状に近い構造を持
   つ文字板（１）の外側に添って動くように湾曲した時針
   （２）及び分針（３）よりなる時計。
2. 【請求項２】正規の時間を表す数字表記と、その６時間
   後を表す数字表記によりなる文字板（１）を有すること
   を特徴とする請求項１記載の時計。
3. 【請求項３】時針（２）及び分針（３）が中心シャフト
   （４）の反対側に伸びる予備針よりなることを特徴とす
   る請求項１又は請求項２記載の時計。