JPH08294686A - 浄水器,浄水板並びに浄水板の製造方法 - Google Patents

浄水器,浄水板並びに浄水板の製造方法

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JPH08294686A
JPH08294686A JP12598795A JP12598795A JPH08294686A JP H08294686 A JPH08294686 A JP H08294686A JP 12598795 A JP12598795 A JP 12598795A JP 12598795 A JP12598795 A JP 12598795A JP H08294686 A JPH08294686 A JP H08294686A
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JP
Japan
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water
water purification
purification plate
tubular body
plate
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Application number
JP12598795A
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English (en)
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Susumu Takada
進 高田
Takayuki Tomikawa
孝幸 富川
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/001Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance
    • C02F1/003Processes for the treatment of water whereby the filtration technique is of importance using household-type filters for producing potable water, e.g. pitchers, bottles, faucet mounted devices
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2307/00Location of water treatment or water treatment device
    • C02F2307/04Location of water treatment or water treatment device as part of a pitcher or jug

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  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透水時間を速めて浄水を短時間に得、浄水板
の着脱交換を容易にししかも未浄水の漏れ出しを防ぎ、
表面積が大きくて塩素の除去率の高い浄水板とし、活性
炭をセラミック骨材の空孔表面に容易に固定できて強度
も高める。 【構成】 浄水受け部3の内部に負圧を生ずる管状の吐
水口32を設け、浄水板2を筒状体1と浄水受け部3と
で挾持固定し且つ浄水受け部3を着脱可能に筒状体1に
備え、弾性部材を介して浄水板を筒状体の内部に着脱自
在に備え、多数の空孔を有するセラミック骨材の空孔表
面に活性炭を固定した浄水板とし、炭素源をセラミック
骨材に含浸させて所定の温度で加熱焼成し、また、無機
質バインダーをセラミック骨材に添加することにより加
熱焼成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飲料水を浄化するのに
用いられる浄水器,浄水板並びに浄水板の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浄水器としては底のない先細筒状
のコップ部と、該コップ部の底部を形成する濾剤と、そ
の濾剤を覆う不織布,ろ紙等の表面材を備えてなるもの
が知られている(実開平4−5293号)。この考案に
よる浄水器は、周端面をコップ部の胴内面と対応するテ
ーパー状に形成した濾剤を備え、この濾剤をカップ部の
上部側から出入れすることにより容易に着脱交換可能に
構成されている。
【0003】然し、その浄水器においては表面材を介し
て濾剤の周端面をコップ部の胴内面に面接触するだけで
あるから、隙き間が濾剤の周端面とコップ部の胴内面と
の間に残存するおそれがある。このため、未浄水が未浄
水のままで漏れ出すことが予想される。
【0004】また、上述した浄水器はコップ部に注がれ
た未浄水を重力だけで濾剤部に透過させるものであり、
その重力以外に圧力を掛けて濾剤部を通過させるもので
はない。このため、浄水を得るのに時間が掛るという問
題点もある。
【0005】浄水剤としては、上述した板状の濾剤の他
に天然ゼオライトを利用したものが知られている(特開
平2−268886号)。この浄水剤は天然ゼオライト
を微粉化し、耐水性を有するウロン酸重合体系の結合剤
で適当な大きさの角状,粒状に成形し、その後に焼結す
ることにより製造される。
【0006】その浄水剤は飲料水中の不要物を濾過する
ものではなく、飲料水中に投与することにより不要物を
吸着するものであるから、不要物を含んだ状態で飲料水
中に残留するという問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、浄化されて
いない水または温水(以下、「未浄水」という。)を浄
水板で濾過するもので、未浄水の透過する速度を速めて
浄水を短時間に得られ、また、浄水板の容易な着脱交換
が可能であり、未浄水の漏れ出しのない簡便な浄水器を
提供することを目的とする。
【0008】それとは別に、本発明は未浄水を効率よく
濾過し、しかも塩素を効率よく除去できる浄水板を提供
することを目的とする。
【0009】更に、本発明は活性炭を多数の空孔表面に
効率よく固定でき、表面積が大きくしかも強度の高い浄
水板が得られる浄水板の製造方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
浄水器においては、未浄水を収容する筒状体と、その筒
状体の開放された一端側を閉塞する未浄水濾過用の浄水
板と、この浄水板で閉塞された筒状体の一端部より連続
して浄水板で濾過された浄水を受ける浄水受け部とを有
し、上記筒状体よりも小径な管状の吐水口を有する漏斗
状の浄水受け部を備えることにより構成されている。
【0011】本発明の請求項2に係る浄水器において
は、吐水口が口径3〜6mm,管長3〜7cmに設定された
浄水受け部を備えることにより構成されている。
【0012】本発明の請求項3に係る浄水器において
は、筒状体が未浄水を注ぎ込む未浄水の収容部でなり、
その筒状体を浄水板および浄水受け部と共に、浄水を収
容する本体容器の内部着脱自在に備えることにより構成
されている。
【0013】本発明の請求項4に係る浄水器において
は、筒状体が未浄水の貯水部でなり、吐水口を浄水の注
出部とした浄水受け部を備えることにより構成されてい
る。
【0014】本発明の請求項5に係る浄水器において
は、浄水板の周縁部を筒状体の端部面と浄水受け部の段
部面とで挾持し、該浄水板を交換自在に浄水受け部を筒
状体から着脱可能に備えることにより構成されている。
【0015】本発明の請求項6に係る浄水器において
は、未浄水を収容する筒状体と、その筒状体の開放され
た一端部を閉塞する浄水板とを具備し、上記筒状体は筒
内幅が浄水板の嵌入方向に向って狭くなるテーパー状の
筒内面を有し、上記浄水板は該筒状体の筒内面と対応す
るテーパー状の周端面を有し、弾性部材を介し、該周端
面を筒状体の内部に着脱自在に取り付けることにより構
成されている。
【0016】本発明の請求項7に係る浄水器において
は、筒状体は筒内幅が狭い一端の筒内面より筒内に突出
する張出しフランジ部を有し、浄水板は弾性部材を介し
て該張出しフランジ部の面上に圧接載置させて筒状体の
内部に着脱自在に取り付けることにより構成されてい
る。
【0017】本発明の請求項8に係る浄水器において
は、張出しフランジ部には突端側より肉厚を薄く切り欠
いたテーパー状の切欠部を浄水の透過側に設けることに
より構成されている。
【0018】本発明の請求項9に係る浄水器において
は、筒状体はテーパー状の筒内側面より筒内に突出する
上下の突条部を有し、前記浄水板は弾性部材を介して周
縁部を筒状体の突条部で保持し、筒状体の内部に着脱自
在に取り付けることにより構成されている。
【0019】本発明の請求項10に係る浄水板において
は、多数の空孔を有するセラミック材料を骨材とし、活
性炭を該空孔の表面に固定することにより構成されてい
る。
【0020】本発明の請求項11に係る浄水板において
は、平均径0.1〜100μmの空孔を有するセラミッ
ク材料を骨材として構成されている。
【0021】本発明の請求項12に係る浄水板において
は、天然ゼオライトを骨材として構成されている。
【0022】本発明の請求項13に係る浄水板の製造方
法においては、請求項10〜12に記載の浄水板を製造
するのに、炭素源を多孔質のセラミック材料に含浸し、
そのセラミック材料を所定の成形体に形成した後、該炭
素源を加熱処理で活性化させて活性炭を浄水板の空孔表
面に固定するようにされている。
【0023】本発明の請求項14に係る浄水板の製造方
法においては、無機質バインダーを含み、炭素源が含浸
されたセラミック材料の成形体を800〜950℃の不
活性ガス雰囲気中で加熱焼成するようにされている。
【0024】
【作用】本発明の請求項1に係る浄水器では、筒状体の
筒内に注がれた未浄水が浄水板を透過し、浄水として浄
水受け部の吐水口を満たし、その浄水が重力で流下する
のに伴って負圧が浄水受け部の内部に発生する。この負
圧は未浄水の透過速度を加速する力として作用すること
により、浄水を短時間に効率よく得ることができる。ま
た、未浄水を浄水板で濾過するものであるため、不要物
が浄水中に残留することもない。
【0025】本発明の請求項2に係る浄水器では、浄水
受け部の吐水口を口径3〜6mm,管長3〜7cmに設定す
ることにより、浄水を短時間に得られる実用上好ましい
数値として特定することができる。
【0026】本発明の請求項3に係る浄水器では、コー
ヒーメーカータイプ,浄水・湯沸しタイプ,浄水ピッチ
ャータイプ等の如き各種用途の据置型に構成することが
できる。
【0027】本発明の請求項4に係る浄水器では、アウ
トドアーグッズや防災グッズ等の携帯型のものとして簡
便に使用することができる。
【0028】本発明の請求項5に係る浄水器では、浄水
板を筒状体と浄水受け部との間に位置決めさせて緊密に
保持できるから、未浄水が未浄水のまま浄水受け部に漏
れるのを防げしかも浄水板を手軽に着脱交換することが
できる。
【0029】本発明の請求項6に係る浄水器では、茶こ
しタイプやコーヒーフィルタタイプのもので、浄水板を
筒状体の内部に容易に出入れ交換することができる。ま
た、浄水板を筒状体の筒内に嵌入すると、浄水板が筒状
体と各テーパー状の周端面,筒内面相互で対面ししかも
弾性部材が介在することにより弾性部材の弾性変形及び
摩擦力も加わり、浄水板の周端面を筒状体の筒内面に緊
密に圧接できて未浄水の漏れ出しが生じないよう確実に
シールすることができる。
【0030】本発明の請求項7に係る浄水器では、浄水
板を張出しフランジ部の面上に圧接させて載置すること
により、浄水板を安定よく位置決め装着することができ
る。
【0031】本発明の請求項8に係る浄水器では、テー
パー状の切欠部が張出しフランジ部の浄水透過側に設け
られているから、浄水を浄水板からスムースに水切れさ
せることができる。
【0032】本発明の請求項9に係る浄水器では、浄水
板を上下の突条部でより安定に位置決め保持できしかも
弾性部材で緊密にシールすることができる。また、浄水
板を筒状体の下部側から嵌入装着する構造であっても浄
水板が使用中に脱落することがなく、その浄水板の着脱
も弾性部材を押圧変形することにより容易に行うことが
できる。
【0033】本発明の請求項10に係る浄水板では、多
数の空孔を有するセラミック材料を骨材として表面積を
大きくでき、また、活性炭が空孔の表面に固定されてい
ることにより塩素を効率よく除去することができる。
【0034】本発明の請求項11に係る浄水板では、平
均孔径が0.1〜100μmの空孔を有するセラミック
材料を骨材とすることから、塩素の除去率,透水時間を
含む透水特性を安定化することができる。
【0035】本発明の請求項12に係る浄水板では、天
然ゼオライトを骨材とすることにより多数の空孔を有す
る板状体に形成でき、塩素の除去率,透水時間を含む透
水特性の安定化をより高めることができる。
【0036】本発明の請求項13に係る浄水板の製造方
法では、活性炭を効率よく空孔の表面に固定させて多数
の空孔を有する浄水板を容易に製造することができる。
【0037】本発明の請求項14に係る浄水板の製造方
法では、ガラス等の無機質バインダーを混合し、800
〜950℃の不活性ガス雰囲気中で加熱焼結することに
より強度の高い浄水板を得ることができる。
【0038】
【実施例】以下、図面を参照して説明すると、図1,図
4は浄水の透水時間を短縮することを主眼とした浄水器
を断面図で示し、図5,図7は浄水板の着脱を容易にし
且つ未浄水の漏れ出しを防ぐことを主眼とした浄水器を
断面図で示す。そのいずれにおいても、未浄水から浄水
を得るものとして構成されている。
【0039】図1は浄水器の一例として据置型のものを
示し、この浄水器は未浄水W′を収容する筒状体1と、
その筒状体1の開放された下部側を閉塞する未浄水W′
の濾過用浄水板2と、該開放された筒状体1の下部側よ
り連続して浄水板2で濾過された浄水Wを受ける浄水受
け部3とを備えて構成されている。また、筒状体1,浄
水板2,浄水受け部3を主要部とし、浄水Wを収容する
本体容器4の内部に着脱自在に備えることにより据置型
に構成されている。この据置型としては、コーヒーメー
カータイプ,浄水・湯沸しタイプ,浄水ピッチャータイ
プ等の各種の形態のものがある。
【0040】筒状体1は、セラミック,耐熱ガラス,金
属,アクリルその他の樹脂等の耐熱性,非透水性を有す
る材料から形成することができる。この筒状体1は未浄
水W′を注ぎ込む未浄水W′の収容部でなり、上部側が
未浄水を注入可能な広口部10として開放され、下部側
が相対的に小径の筒状に絞られた開口部11として形成
されている。
【0041】浄水板2は、多数の空孔を有する透水性の
板状フィルターとして、筒状体1の開口部11を閉塞可
能な大きさの板状体に形成されている。この浄水板2は
多孔質なセラミック材料,殊に、天然ゼオライトを骨材
とし、活性炭を空孔の表面に固定形成したものが好まし
い。また、その他の材質のものでも、多数の空孔をもっ
て未浄水W′を浄水Wに濾過できるものであれば浄水板
として備えることができる。
【0042】浄水受け部3は筒状の立上り壁部30を有
し、その立上り壁部30からテーパー状の底部31で連
続し、筒状体1よりも小径な管状の吐水口32を底部3
1の中央に設けた漏斗状に形成されている。また、立上
り壁部30と底部31との間には浄水板2を水平に支持
する段部33が設けられている。この浄水受け部3はね
じ部12,34で開口部11の外周側に螺合装着し、筒
状部の開口部11から着脱可能で筒状体1の下部側より
連続するよう取り付けられている。
【0043】上述した筒状体1並びに浄水受け部3を備
えて、浄水板2は周縁部を開口部11の端部面と浄水受
け部3の段部33との間で挾持することにより筒状体1
の開口部11を閉塞するよう水平に取付固定されてい
る。それと共に、浄水板2はOリング等の弾性部材5,
6を周縁の上下に介装することにより緊密にシールする
よう組み付けることができる。
【0044】本体容器4は浄水受け部3より流下する浄
水Wを収容する有底のもので、浄水板2並びに浄水受け
部3を筒状体1に備えて全体を内部に出し入れできるよ
う形成されている。その本体容器4には切欠段部40を
上端部の内縁に設け、筒状体1には上部側より外方に掛
止めフランジ部13を設けることから、筒状体1は容器
本体4の上部側に掛止めて内部に嵌合させ装着するよう
にできる。この本体容器4には筒状体1の広口部10を
覆う開閉蓋41を着脱自在に備え、浄水注出口42並び
に把ッ手部43を設けることにより据置型用として構成
することができる。
【0045】このように構成する浄水器では、本体容器
4の開閉蓋41を外し、未浄水W′を筒状体1の内部に
注ぎ込んで浄水板2で濾過することにより浄水Wを本体
容器4の下方内に貯水することができる。その未浄水
W′を筒状体1の内部に注ぐと、それは浄水板2で濾過
されて浄水受け部3の吐水口32に至る。この際、浄水
板2の周縁部が筒状体1と浄水受け部3とで挾持されて
弾性部材5,6で緊密にシールされているから、未浄水
W′は未浄水のままで浄水受け部3に漏れ出すことがな
い。
【0046】浄水板3で濾過された浄水Wが浄水受け部
3の吐水口32を満たし、その浄水Wが吐水口32より
自重で下方に流下すると、浄水受け部3の内部には負圧
が発生する。この負圧は未浄水W′を浄水板2に透過さ
せ、その透過速度を加速する力として作用する。このた
め、浄水Wが短時間に得られ、また、未浄水W′中の不
要物はを浄水板2を通過できないから不要物が浄水中に
残留することもない。
【0047】その浄水を如何したら実用上好ましい時間
で得られるかを試験するべく、吐水口の管長さ並びに管
口径を変えることにより200ミリリットルの未浄水の
透水時間を測定した。この試験には直径50mm,厚さ8
mmの浄水板を用意し、それを湯に通して気泡を取り除い
てから使用した。また、未浄水としては20℃の水を使
用した。
【0048】その吐水口の管長を変えて透水時間を測定
した結果は図2で示す通りであり、図2のグラフ中で○
印:管口径3mm,□印:同4mm,×印:同5mm,△印:
同6mm,●印:同7mmのものを各々示す。この結果、吐
水口の管長が3cmより短かいものであると透水時間が長
く掛ることが判った。また、吐水口の管長を7cmよりも
長くしても、透水時間は僅かしか短縮されずしかも実用
上取り扱い難いところから好ましくない。
【0049】また、吐水口の口径を変えて透水時間を測
定した結果は図3で示す通りであり、図3のグラフ中で
●印:管長3cm,○印:同5cm,×印:同7cmのものを
各々示す。その結果、管口径が3mmより細いもの並びに
6mmより太いものになると透水時間が長くなることが判
った。この図2,図3で示す結果から、浄水受け部の吐
水口は口径3〜6mm,管長3〜7cmに設定するのが実用
上好ましい。
【0050】図4で示す浄水器は、アウトドアーグッ
ズ,防災グッズ等の携帯型のものに構成されている。そ
の浄水器は有底の広口壜状に形成された筒状体1′を備
え、この筒状体1′の開口部を閉塞する透水板2′を開
口部の端部面に載置し、その透水板2′を浄水受け部
3′で押えると共に、筒状体1′の開口部を封止するよ
う浄水受け部3′を取り付けて構成されている。この浄
水器においては筒状体1′が有底の広口壜状のものであ
ることを除けば、各部1′,2′,3′は上述した図1
で示すものと材質並びに構造的に同様に構成されてい
る。
【0051】その筒状体1′は未浄水を直に注ぎ込んで
収容する未浄水の貯水部でなり、下側部には栓体1a′
で開閉する吸気孔1b′が設けられている。また、浄水
受け部3′はねじ部1c′,3a′で筒状体1′の外周
側に着脱可能に取り付けられている。浄水板2′は、O
リング等の弾性部材3e′を介して筒状体1′の端部面
と浄水受け部3′の段部3b′とで挾持固定することに
より着脱交換自在に備え付けられている。なお、浄水受
け部3′は筒状体1′の外周側に螺合される立上り壁部
3b′からテーパー状の天板部3c′で連続し、上述し
たと同様の吐水口3d′を天板部3c′の中央に設ける
よう形成すればよい。
【0052】このように構成する浄水器では、筒状体
1′を貯水部として未浄水を充填することにより携帯
し、その筒状体1′を上下逆にすると共に栓体1a′を
外せば、吐水口3d′を浄水の注出口として浄水を別の
容器に移し換えるよう注ぎ出すことができる。この注ぎ
出しの際には吸気孔1b′より空気が入り、吐水口3
d′による負圧が未浄水の透水速度を加速するよう作用
するから浄水を速やかに得ることができる。その吐水口
3d′は、使用者が口に含んで吸うことによっても浄水
を得ることができる。なお、この吐水口3d′はキャッ
プ等で開閉可能に覆うことにより浄水が不要に漏れ出さ
ないよう構成することができる。
【0053】図5は未浄水を注ぎ込む茶こしタイプの浄
水器を示し、上述した如く浄水板の着脱を容易にし且つ
未浄水の漏れ出しを防ぐことを主眼に構成されている。
この浄水器は、比較的深さの浅い耐熱性,非透水性の筒
状体100と、その筒状体100の開放された下端側を
閉塞する浄水板20とを備えて構成されている。
【0054】筒状体100は浄水板20の嵌入方向,即
ち、上端側から下端側に向って筒内幅が狭くなるテーパ
ー状の筒内面101を有する。その筒状体100には、
茶こしタイプとして把ッ手部102と、浄水を受けるコ
ップ等の容器縁に係合する掛止め片103とが上端側か
ら外方に突出することにより設けられている。
【0055】浄水板20は、筒状体100の筒内面10
1と対応するテーパー状の周側面21を有する略台形状
に形成されている。その浄水板20は、弾性部材22を
介して筒状体10の筒内に圧入嵌着するよう備えられて
いる。弾性部材22は、浄水板20の周縁部を上下から
挾込み支持する横断面コの字状のリング形に形成されて
いる。この弾性部材22は、図6で示すように浄水板2
0の周縁部に取り付け、或いは筒状体100の筒内面1
01に取り付けてもよい。
【0056】このように構成する浄水器では、浄水板2
0を筒状体100の上端側から筒内に圧入すると、浄水
板20の周端面21が筒状体100の筒内面101とテ
ーパー面相互で相対ししかも弾性部材22を介して筒状
体100の筒内に圧接固定される。その装着状態では、
浄水板20は各テーパー面相互を相対させて筒状体10
0の筒内に位置決め保持できると共に、弾性部材22の
弾性変形及び摩擦力により筒状体100の筒内面101
に緊密に圧接固定される。このため、筒状体100と浄
水板20との間には多少の隙き間も生ずることがなく、
未浄水が未浄水のまま漏れ出すのを確実に防ぐことがで
きる。
【0057】また、浄水板20はテーパー状の周端面2
1を有する略台形のものであるため、筒状体100の上
端側から筒内にセットし、指等で下方に押し付けること
により筒状体100の筒内に容易に装着できる。それと
は逆に、取り外しの際には筒状体100の下端側より指
等で押し上げれば筒状体100の筒内面101に沿って
上方に移動できるから着脱交換も容易に行うことができ
る。
【0058】この浄水器においては、筒状体100の狭
幅な下端側より筒内に突出させて張出しフランジ部10
4を設けるとよい。その張出しフランジ部104には浄
水板20を周縁の下部面で位置決め載置し、弾性部材2
2を介して浄水板20を圧接することにより高いシール
効果を発揮することができる。
【0059】その張出しフランジ部104には、突端側
より肉厚を薄く切り欠いてテーパー状の切欠部105を
浄水の透過側に設けるとよい。この切欠部105は水切
り作用を発揮し、浄水板20で濾過された浄水を速やか
に下方に流下させることができる。
【0060】図7は図5で示すものと同じ目的で構成さ
れたコーヒーフィルタタイプの浄水器を示し、筒状体1
00′並びに浄水板20′を備えた基本的な構造におい
て図5のものと共通する。この浄水器は、図5のものと
は逆に浄水板20′を筒状体100′の下部側より着脱
するよう構成されている。
【0061】その筒状体100′にはテーパー状の筒内
面101′が下部寄り筒内に設けられ、この筒内面10
1′より筒内に突出する上下の突条部102′,10
3′が設けられている。その突条部102′,103′
は、浄水板20′を周縁部で保持するよう設けられてい
る。また、浄水板20′は周端面21′が該突条部10
2′,103′の間隔内でテーパー状に形成された筒状
体100′の筒内面101′と対応するテーパー状に形
成されている。この浄水板20′も、弾性部材22′を
介して筒状体100′の下部側筒内に着脱するよう備え
られている。弾性部材22′は、図5で示すものと同様
に筒状体100′または浄水板20′のいずれに取り付
けてもよい。
【0062】その浄水器においても、筒状体100′と
浄水板20′との各相対するテーパー面並びに弾性部材
22′で高いシール効果が得られる。また、浄水板2
0′を筒状体100′の下部側から装着しても周縁部を
上下の突条部102′,103′で保持することから使
用中に脱落することがなく、着脱も弾性部材22′を押
圧変形することにより容易に行うことができる。なお、
この茶こしタイプ並びにコーヒーフィルタタイプのもの
でも、上述した浄水受け部を筒状体100,100′に
着脱自在に備えるようにできる。
【0063】上述した各種の浄水器において、浄水板と
しては多数の空孔を有するセラミック材料を骨材とし、
活性炭を空孔の表面に固定形成した板状のものを備える
とよい。その骨材としては天然ゼオライトがよく、ま
た、無機質バインダーを混合することにより強度の高い
ものに形成した浄水板を備えるのが好ましい。
【0064】このセラミック材料を骨材にする浄水板で
は、未浄水を濾過する表面積を大きく形成できるから、
未浄水との接触を十分に取ることができる。殊に、天然
ゼオライトを骨材にすると、それは多孔質のものである
から未浄水との接触面積をより大きく有する。また、活
性炭が空孔の表面に固定されていることにより塩素を効
率よく除去することができる。この空孔は平均径0.1
〜100μm のもの、殊に、平均径20μm のものであ
ると塩素の除去率,透水時間を含む透水特性を極めて安
定化できる。
【0065】上述したセラミック材料を骨材とし、活性
炭が空孔表面に固定された浄水板を得るにはフェノール
樹脂等を炭素源とし、それを天然ゼオライト等のセラミ
ック材料に含浸することにより製造すればよい。このセ
ラミック材料を所定の板状体に成形した後に加熱処理
し、炭素源を活性化させて活性炭とすれば、活性炭を空
孔の表面に固定した浄水板を容易に得ることことができ
る。
【0066】フェノール樹脂を天然ゼオライトに含浸す
ると、このフェノール樹脂は天然ゼオライトの空孔に容
易にしみ込む。その後圧力を掛けて成型すれば、フェノ
ール樹脂が天然ゼオライトの空孔内に充満すると共に、
空孔外にもしみ出す。これを焼成することにより活性炭
が天然ゼオライトの空孔表面に固定され、更に、フェノ
ール樹脂のブリッジが天然ゼオライトの粒子間に形成さ
れるので特性のよい浄水板が得られる。
【0067】また、天然ゼオライトを骨材とし、ガラス
等の無機質バインダーを含むセラミック材料から形成す
ると強度の高い浄水板が得られる。その天然ゼオライト
には、炭素源としてフェノール樹脂を板状体の形成前、
形成後のいずれかの工程で含浸すればよい。この無機質
バインダーを含むセラミック材料を所定の板状体に形成
した後、800〜950℃の不活性ガス雰囲気中で加熱
焼成する。その不活性ガスとしては、N2 ガス,Arガ
ス等を用いればよい。焼成温度が800℃未満であると
強度が低く、950℃を越えると天然ゼオライトがガラ
ス化して表面積も小さくなるから好ましくない。
【0068】その浄水板の特性を確認するべく、表1で
示すように粒径分布の異なる天然ゼオライトを3種類及
びガラス粉末(屈伏点:680℃),フェノール樹脂を
夫々配合し、所定の圧力で成形した後、窒素雰囲気中で
所定の温度で焼成することによりサンプル1〜15を得
た。この各サンプルの大きさは長さ53mm,幅43mm,
厚み6.7mmで、多数の空孔を有し、その空孔表面には
活性炭が固定されていた。また、No.14のサンプル
で空孔を測定したところ平均径20μm であった。
【0069】
【表1】
【0070】各サンプルに付き、残留塩素除去率,透水
時間,曲げ破壊荷重,比表面積を測定した。残留塩素除
去率は約1ppm の遊離塩素濃度の水を作成し、浄水板透
過後の塩素濃度から算出した。透水時間は500ミリリ
ットルのビーカーの底を抜いた容器を用い、浄水板を水
漏れしないよう容器内にセットし、水を200ミリリッ
トル注いだときの最初の100ミリリットルの透水時間
(透過面積14cm2 )を測定した。曲げ破壊荷重は、ス
パン距離40mmで測定した。その結果は、表2で示す通
りである。
【0071】
【表2】
【0072】そのサンプル1〜15と比較するべく、表
3で示すようにフェノール樹脂を除いて粒径分布の異な
る天然ゼオライト及びガラス粉末(屈伏点:680℃)
を夫々配合し、所定の圧力で成形した後、窒素雰囲気中
で所定の温度で焼成することによりサンプル21〜24
を得た。その大きさは、上述したサンプル1〜15と同
一寸法に設定した。
【0073】
【表3】
【0074】その比較サンプル21〜24に付き、残留
塩素除去率,透水時間,曲げ破壊荷重,比表面積をサン
プル1〜15と同じ方法で測定した。この結果は表4で
示す通りであり、サンプル1〜15がいずれの特性にお
いても概ね優れ、特に、残留塩素除去率については比較
サンプルがいずれも5%以下であるのに対し、サンプル
1〜15は極めて優れていることが判った。
【0075】
【表4】
【0076】
【発明の効果】本発明の請求項1,2に係る浄水器に依
れば、浄水板に対する未浄水の透水速度を速めて浄水を
短時間に得ることができる。
【0077】同請求項3に係る浄水器に依れば据置型の
ものとし、同請求項4に係る浄水器に依れば携帯型のも
のとして浄水を短時間に得ることができる。
【0078】同請求項5に係る浄水器に依れば、浄水板
の着脱交換も容易に行えて未浄水の漏れ出しを確実に防
ぐことができる。
【0079】本発明の請求項6〜9に係る浄水器に依る
と、浄水板の着脱交換をより容易に行えるばかりでな
く、浄水板を筒状体の内部に緊密に圧入装着できて未浄
水の漏れ出しも確実に防げ、また、浄水の水切れも良好
なものとして構成することができる。
【0080】本発明の請求項10〜12に係る浄水板に
依れば、未浄水を濾過する表面積が大きく、塩素の除去
率も高いものに形成することができる。
【0081】本発明の請求項13,14に係る浄水板の
製造方法に依ると、活性炭をセラミック骨材の空孔表面
に容易に固定でき、また、強度も高く特性の優れた浄水
板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係る据置型の浄水器を示す断面
図である。
【図2】同浄水器における吐水口の管長を変えて透水時
間を試験した測定結果を示すグラフである。
【図3】同吐水口の管径を変えて透水時間を試験した測
定結果を示すグラフである。
【図4】本発明の別の実施例に係る携帯型の浄水器を示
す断面図である。
【図5】本発明の別の実施例に係る茶こしタイプの浄水
器を示す断面図である。
【図6】同浄水器に備え付け可能な浄水板を示す断面図
である。
【図7】本発明の別の実施例に係るコーヒーフィルター
タイプの浄水器を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1′ 筒状体 2,2′ 浄水板 3,3′ 浄水受け部 32,3d′ 浄水受け部の吐水口 34,3b′ 浄水受け部の段部 100,100′ 筒状体 101,101′ 筒状体のテーパー状の筒内面 104 張出しフランジ部 105 切欠部 12′,13′ 突条部 20,20′ 浄水板 21,21′ 浄水板のテーパー状の周端面 22,22′ 弾性部材

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未浄水を収容する筒状体と、その筒状体
    の開放された一端部を閉塞する未浄水濾過用の浄水板
    と、この浄水板で閉塞された筒状体の一端部より連続し
    て浄水板で濾過された浄水を受ける浄水受け部とを有す
    る浄水器において、 上記筒状体よりも小径な管状の吐水口を有する漏斗状の
    浄水受け部を備えたことを特徴とする浄水器。
  2. 【請求項2】 前記吐水口が口径3〜6mm,管長3〜7
    cmに設定されていることを特徴とする請求項1記載の浄
    水器。
  3. 【請求項3】 前記筒状体が未浄水を注ぎ込む未浄水の
    収容部でなり、浄水板および浄水受け部と共に、浄水を
    収容する本体容器の内部に着脱自在に備えられているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の浄水器。
  4. 【請求項4】 前記筒状体が未浄水の貯水部でなり、吐
    水口を浄水の注出口とした浄水受け部が備えられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の浄水器。
  5. 【請求項5】 前記浄水板の周縁部を筒状体の端部面と
    浄水受け部の段部面とで挾持すると共に、該浄水板を交
    換自在に、浄水受け部が筒状体から着脱可能に備えられ
    ていることを特徴とする請求項3または4記載の浄水
    器。
  6. 【請求項6】 未浄水を収容する筒状体と、その筒状体
    の開放された一端部を閉塞する浄水板とを有する浄水器
    において、 上記筒状体は筒内幅が浄水板の嵌入方向に向って狭くな
    るテーパー状の筒内面を有し、上記浄水板は該筒状体の
    筒内面と対応するテーパー状の周端面を有し、弾性部材
    を介し、該周端面を筒状体の内部に着脱自在に取り付け
    られていることを特徴とする浄水器。
  7. 【請求項7】 前記筒状体は筒内幅が狭い一端の筒内面
    より筒内に突出する張出しフランジ部を有し、浄水板は
    弾性部材を介して該張出しフランジ部の面上に圧接載置
    されていることを特徴とする請求項6記載の浄水器。
  8. 【請求項8】 前記張出しフランジ部には、突端側より
    肉厚を薄く切り欠いたテーパー状の切欠部が浄水の透過
    側に設けられていることを特徴とする請求項7記載の浄
    水器。
  9. 【請求項9】 前記筒状体はテーパー状の筒内面より筒
    内に突出する上下の突条部を有し、前記浄水板は弾性部
    材を介し、周縁部が筒状体の突条部で保持されているこ
    とを特徴とする請求項6記載の浄水器。
  10. 【請求項10】 多数の空孔を有するセラミック材料を
    骨材とし、活性炭を該空孔の表面に固定したことを特徴
    とする浄水板。
  11. 【請求項11】 平均径0.1〜100μmの空孔を有
    するセラミック材料を骨材としたことを特徴とする請求
    項10記載の浄水板。
  12. 【請求項12】 天然ゼオライトを骨材としたことを特
    徴とする請求項10または11記載の浄水板。
  13. 【請求項13】 前記請求項10〜12に記載の浄水板
    を製造するのに、炭素源を多孔質のセラミック材料に含
    浸し、そのセラミック材料を所定の成形体に形成した
    後、該炭素源を加熱処理で活性化させて活性炭を浄水板
    の空孔表面に固定することを特徴とする浄水板の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 無機質バインダーを含み、炭素源が含
    浸されたセラミック材料の成形体を800〜950℃の
    不活性ガス雰囲気中で加熱焼成することを特徴とする請
    求項13記載の浄水板の製造方法。
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