JPH08294448A - 自動反転式炊飯装置 - Google Patents
自動反転式炊飯装置Info
- Publication number
- JPH08294448A JPH08294448A JP13463395A JP13463395A JPH08294448A JP H08294448 A JPH08294448 A JP H08294448A JP 13463395 A JP13463395 A JP 13463395A JP 13463395 A JP13463395 A JP 13463395A JP H08294448 A JPH08294448 A JP H08294448A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- rice
- inner pot
- pot
- turning over
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱部を残して自動的に反転する内釜ブロッ
クと、その直下に水受を配し、米飯の取出しと内釜の洗
浄を押ボタン操作で簡単に行なえる自動反転式炊飯装置
の実現。 【構成】 架台（２）に加熱部（９）を固定し、回転自
在に県架された内釜ブロック（８）を相対位置に配し、
上部後方に開閉自在な上蓋（１１）を、更に該ブロック
の前方直下に水受（１０）を夫々配し、パワーシリンダ
ー（１２）に駆動される前記内釜ブロックは、センサー
により所定の反転角度にて停動するよう構成されてい
る。
クと、その直下に水受を配し、米飯の取出しと内釜の洗
浄を押ボタン操作で簡単に行なえる自動反転式炊飯装置
の実現。 【構成】 架台（２）に加熱部（９）を固定し、回転自
在に県架された内釜ブロック（８）を相対位置に配し、
上部後方に開閉自在な上蓋（１１）を、更に該ブロック
の前方直下に水受（１０）を夫々配し、パワーシリンダ
ー（１２）に駆動される前記内釜ブロックは、センサー
により所定の反転角度にて停動するよう構成されてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は反転機能を具備した自動
炊飯装置に関し、詳しくは水平状態で米と水を入れ炊飯
工程を完了した炊飯器を、ボタン操作で前方に反転せし
めて、炊き上げた大量の米飯を簡単に取り出しかつ内釜
の洗浄も容易とした新規な装置を提供せんとするもので
あり、従来手間と労力を要した大量炊飯作業を完全に省
力化することができる。
炊飯装置に関し、詳しくは水平状態で米と水を入れ炊飯
工程を完了した炊飯器を、ボタン操作で前方に反転せし
めて、炊き上げた大量の米飯を簡単に取り出しかつ内釜
の洗浄も容易とした新規な装置を提供せんとするもので
あり、従来手間と労力を要した大量炊飯作業を完全に省
力化することができる。
【０００２】従来から業務用炊飯器として丸型のガス炊
飯器が重用されている。特に大量の炊飯を行なう場合は
多数の炊飯器を配列して使用するもので、該炊飯器の使
用にあっては、重い内釜を加熱部の外筒より取り出すの
に多大の労力を要ししかも高温のため細心の注意を必要
とした。また内釜の洗浄作業にもかなりのスペースと時
間並びに労力を必要とし厨房作業省力化の見地から大き
な障害となっていた。
飯器が重用されている。特に大量の炊飯を行なう場合は
多数の炊飯器を配列して使用するもので、該炊飯器の使
用にあっては、重い内釜を加熱部の外筒より取り出すの
に多大の労力を要ししかも高温のため細心の注意を必要
とした。また内釜の洗浄作業にもかなりのスペースと時
間並びに労力を必要とし厨房作業省力化の見地から大き
な障害となっていた。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するため次の手段を講じている。即ち本発明は、垂直
方向に回転自在に構成した内釜ブロックとこれを県架す
る架台と、架台に固定された加熱部並びに架台の後部上
方に開閉自在に設けた上蓋と、前記加熱部の下方に設け
た水受とにより構成されている。
成するため次の手段を講じている。即ち本発明は、垂直
方向に回転自在に構成した内釜ブロックとこれを県架す
る架台と、架台に固定された加熱部並びに架台の後部上
方に開閉自在に設けた上蓋と、前記加熱部の下方に設け
た水受とにより構成されている。
【０００４】
【作 用】図１および図２において、架台（２）に垂直
方向に回転自在に配された内釜ブロック（８）は水平位
置において加熱部（９）と密接し、上蓋（１１）は開放
されている。この状態において外部より洗米された米と
炊飯用水が内釜（３）に供給され上蓋（１１）が閉じ
る。
方向に回転自在に配された内釜ブロック（８）は水平位
置において加熱部（９）と密接し、上蓋（１１）は開放
されている。この状態において外部より洗米された米と
炊飯用水が内釜（３）に供給され上蓋（１１）が閉じ
る。
【０００５】所定の浸積時間経過後、加熱部（９）のガ
スに点火し炊飯工程にかかる。ついで炊飯サーモスタッ
トが作動してむらし工程に移行し、所定のむらし時間経
過後炊飯完了となる。前述の原料の供給から炊飯完了迄
の工程中は上蓋（１１）の開閉動作と内釜ブロック
（８）の反転動作は電気的にインターロックされてい
る。
スに点火し炊飯工程にかかる。ついで炊飯サーモスタッ
トが作動してむらし工程に移行し、所定のむらし時間経
過後炊飯完了となる。前述の原料の供給から炊飯完了迄
の工程中は上蓋（１１）の開閉動作と内釜ブロック
（８）の反転動作は電気的にインターロックされてい
る。
【０００６】炊飯完了とともに、前述のインターロック
が解除され押ボタン操作が可能となる。炊飯完了した内
釜から米飯を取り出す作業は、まず押ボタン−１（図示
せず）を押して上蓋（１１）を全開させ、これと同期し
てパワーシリンダー（１２）が作動し内釜ブロック
（８）を前方に向け反転せしめ水平位置より約７０度立
上がった位置に停止する。
が解除され押ボタン操作が可能となる。炊飯完了した内
釜から米飯を取り出す作業は、まず押ボタン−１（図示
せず）を押して上蓋（１１）を全開させ、これと同期し
てパワーシリンダー（１２）が作動し内釜ブロック
（８）を前方に向け反転せしめ水平位置より約７０度立
上がった位置に停止する。
【０００７】前記架台（２）の正面下方に配した置台
（１３）に米飯収納コンテナー（１４）を置きヘラ等に
より内釜の米飯をほぐしながら該コンテナーに移す。
（１３）に米飯収納コンテナー（１４）を置きヘラ等に
より内釜の米飯をほぐしながら該コンテナーに移す。
【０００８】ついで、米飯を移し終えた内釜を洗浄する
場合は、加熱部（９）の下方に配した水受（１０）を手
前に引き出し、押ボタン−２（図示せず）を押し内釜ブ
ロック（８）を反転させほぼ９０度の位置に停止させ
る。ついでハンドシャワー（図示せず）により内釜内部
を洗浄する。洗浄排水は水受より系外に排水される。
場合は、加熱部（９）の下方に配した水受（１０）を手
前に引き出し、押ボタン−２（図示せず）を押し内釜ブ
ロック（８）を反転させほぼ９０度の位置に停止させ
る。ついでハンドシャワー（図示せず）により内釜内部
を洗浄する。洗浄排水は水受より系外に排水される。
【０００９】洗浄の終った内釜ブロックは、押ボタン−
３（図示せず）を押して水平位置に復帰させ次回の炊飯
工程に備える。
３（図示せず）を押して水平位置に復帰させ次回の炊飯
工程に備える。
【００１０】
【実施例】本発明の実施例を示す図面により説明すれ
ば、図１および図２において両側面前部下端に一対の軸
（１）を固設し、底板（１４）を有する函体（５）に炊
飯器外筒（４）の底部を該函体の底板に密接固定せしめ
てその上端の一部を露出するように収納し、更に内釜
（３）を前記外筒（４）の上方より収納し把手（６）を
板状フック（７）をもって前記函体（５）の上部側面に
緊張固定して内釜ブロック（８）を構成せしめる。
ば、図１および図２において両側面前部下端に一対の軸
（１）を固設し、底板（１４）を有する函体（５）に炊
飯器外筒（４）の底部を該函体の底板に密接固定せしめ
てその上端の一部を露出するように収納し、更に内釜
（３）を前記外筒（４）の上方より収納し把手（６）を
板状フック（７）をもって前記函体（５）の上部側面に
緊張固定して内釜ブロック（８）を構成せしめる。
【００１１】更に、内釜ブロック（８）は、架台（２）
の上部水平部材（１５）に設けた一対の軸受（１６）に
より回転自在に県架される。
の上部水平部材（１５）に設けた一対の軸受（１６）に
より回転自在に県架される。
【００１２】一方、前記内釜ブロックは、側面のほぼ中
央部に支点（１７）を有し他端を架台（２）の下部後方
で支持せしめたパワーシリンダー（１２）により回転駆
動されるよう構成されている。
央部に支点（１７）を有し他端を架台（２）の下部後方
で支持せしめたパワーシリンダー（１２）により回転駆
動されるよう構成されている。
【００１３】前記内釜ブロックが水平状態において開閉
する上蓋（１１）は、該ブロックの後方に設けた固定歯
車（１８）と該歯車と噛合い遊星運動する可動歯車（１
９）により開閉するアーム（２０）により開閉自在に構
成されている。
する上蓋（１１）は、該ブロックの後方に設けた固定歯
車（１８）と該歯車と噛合い遊星運動する可動歯車（１
９）により開閉するアーム（２０）により開閉自在に構
成されている。
【００１４】前記内釜ブロック（８）の下方には、該ブ
ロックが９０度位置に反転して内部の洗浄水を排水する
場合に、排水を系外に流すための水受（１０）が設けら
れている。
ロックが９０度位置に反転して内部の洗浄水を排水する
場合に、排水を系外に流すための水受（１０）が設けら
れている。
【００１５】更に前記内釜ブロック（８）の下部前方に
は米飯の収納コンテナーを載せる置台（１３）が配され
ている。
は米飯の収納コンテナーを載せる置台（１３）が配され
ている。
【００１６】本発明装置は以上の構成を有するほか、上
蓋を開閉する駆動モーター並びに内釜ブロック（８）の
回転角度と上蓋の開閉位置を制御する位置決めセンサー
群が配されている。
蓋を開閉する駆動モーター並びに内釜ブロック（８）の
回転角度と上蓋の開閉位置を制御する位置決めセンサー
群が配されている。
【００１７】
【発明の効果】本発明装置は、以上のように構成されて
いるから、高温の重量物である炊飯器に指一本触れるこ
となく上蓋の開閉から炊上がった米飯の移し替え、更に
は内釜の洗浄作業の一切を労力を必要とせず簡単に処理
することができる機能を有するものであり、従来多大の
労力を必要とした炊飯作業を完全に省力化する顕著な効
果を有する。
いるから、高温の重量物である炊飯器に指一本触れるこ
となく上蓋の開閉から炊上がった米飯の移し替え、更に
は内釜の洗浄作業の一切を労力を必要とせず簡単に処理
することができる機能を有するものであり、従来多大の
労力を必要とした炊飯作業を完全に省力化する顕著な効
果を有する。
【００１８】本発明装置は、炊飯器を反転させて炊上が
った米飯をコンテナー等の容器に取り出し、更に９０度
近くまで反転させ洗浄水を散布しながら内釜を洗浄し且
つ下部の水受装置にそのまま排水することができるか
ら、従来内釜の洗浄作業と米飯の移し替えに要したかな
りのスペースを必要とせず極めて高い省スペース効果を
発揮する。
った米飯をコンテナー等の容器に取り出し、更に９０度
近くまで反転させ洗浄水を散布しながら内釜を洗浄し且
つ下部の水受装置にそのまま排水することができるか
ら、従来内釜の洗浄作業と米飯の移し替えに要したかな
りのスペースを必要とせず極めて高い省スペース効果を
発揮する。
【００１９】本発明装置を単一の炊飯ユニットとして、
多数のユニットを横方向に連結せしめて、上部において
水平方向に移動自在としたタンクにより洗米された米と
炊飯水を自動的に供給せしめれば、省力度の極めて高い
自動炊飯装置を実現することができる。
多数のユニットを横方向に連結せしめて、上部において
水平方向に移動自在としたタンクにより洗米された米と
炊飯水を自動的に供給せしめれば、省力度の極めて高い
自動炊飯装置を実現することができる。
【図１】本発明装置の実施例を示す正面図である。
【図２】本発明装置の実施例を示す側面図である。
１ 軸 ２ 架台 ３ 炊飯器内釜 ４ 炊飯器外筒 ５ 函体 ６ 内釜把手 ７ 板状部材 ８ 内釜ブロック ９ 加熱部 １０ 水受 １１ 上蓋 １２ パワーシリンダー １３ 置台 １４ 米飯コンテナー １５ 水平部材 １６ 軸受 １７ 支点 １８ 固定歯車 １９ 可動歯車 ２０ アーム
Claims (1)
- 【請求項１】 内釜（３）を収納する外筒（４）と、該
外筒を収納固定する函体（５）と該函体の側面に前記内
釜の把手（６）を固定するフック（７）を設け、更に前
記側面に固設した一対の軸（１）を架台（２）に回転自
在に県架せしめて、垂直方向に回転自在とした内釜ブロ
ック（８）と、該ブロックの下方において前記内釜と勘
合するよう水平に配設固定した加熱部（９）と該加熱部
の下方に配した水受（１０）とにより構成したことを特
長とする自動反転式炊飯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13463395A JPH08294448A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 自動反転式炊飯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13463395A JPH08294448A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 自動反転式炊飯装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08294448A true JPH08294448A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=15132941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13463395A Pending JPH08294448A (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 自動反転式炊飯装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08294448A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104887085A (zh) * | 2014-03-04 | 2015-09-09 | 深圳市繁兴科技有限公司 | 一种自动翻锅系统 |
-
1995
- 1995-04-25 JP JP13463395A patent/JPH08294448A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104887085A (zh) * | 2014-03-04 | 2015-09-09 | 深圳市繁兴科技有限公司 | 一种自动翻锅系统 |
| CN104887085B (zh) * | 2014-03-04 | 2019-07-02 | 深圳市繁兴科技股份有限公司 | 一种自动翻锅系统 |
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