JPH0829367B2 - プレスダイクッションの圧力制御装置 - Google Patents
プレスダイクッションの圧力制御装置Info
- Publication number
- JPH0829367B2 JPH0829367B2 JP63076296A JP7629688A JPH0829367B2 JP H0829367 B2 JPH0829367 B2 JP H0829367B2 JP 63076296 A JP63076296 A JP 63076296A JP 7629688 A JP7629688 A JP 7629688A JP H0829367 B2 JPH0829367 B2 JP H0829367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure control
- die cushion
- control device
- pressure
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプレスに設置された油圧制御式ダイクッシ
ョンの圧力制御装置に関する。
ョンの圧力制御装置に関する。
従来プレスに設けられた油圧制御式ダイクッションの
圧力制御装置は、第３図に示すように、ダイクッション
ユニットａに設けられた油圧シリンダｂと油タンクｃの
間にサーボ弁ｄを設けて、このサーボ弁ｄの開度を圧力
制御ユニットｅにより制御することにより所望のクッシ
ョン特性を得るようになっている。
圧力制御装置は、第３図に示すように、ダイクッション
ユニットａに設けられた油圧シリンダｂと油タンクｃの
間にサーボ弁ｄを設けて、このサーボ弁ｄの開度を圧力
制御ユニットｅにより制御することにより所望のクッシ
ョン特性を得るようになっている。
なお図中ｆはプレスのメイン軸に設けられたシンクロ
発信機ｇより入力されるクランク角に同期させて圧力制
御用信号を発生する信号発生装置、ｊはシーケンサ、ｈ
は制御に必要なクッションパターンをシーケンサｊへ送
るコンピュータである。
発信機ｇより入力されるクランク角に同期させて圧力制
御用信号を発生する信号発生装置、ｊはシーケンサ、ｈ
は制御に必要なクッションパターンをシーケンサｊへ送
るコンピュータである。
上記のような油圧制御式ダイクッションの圧力制御装
置では、油圧シリンダｂ内の油圧を制御する場合、サー
ボ弁ｄの一次側流量が非線形に変化すると共に、サーボ
弁ｄの特性も閉端側と開端側で線形性が崩れるなど、部
分的には線形であるものの全体的には非線形となってい
る。
置では、油圧シリンダｂ内の油圧を制御する場合、サー
ボ弁ｄの一次側流量が非線形に変化すると共に、サーボ
弁ｄの特性も閉端側と開端側で線形性が崩れるなど、部
分的には線形であるものの全体的には非線形となってい
る。
このため、油圧シリンダｂの圧力を低圧側でゲイン調
整した場合、第４図（イ）の破線で示す指令に対して実
線で示す線形の制御結果が得られるが、高圧側になる
と、第４図（ロ）に示すように制御結果が非線形とな
る。
整した場合、第４図（イ）の破線で示す指令に対して実
線で示す線形の制御結果が得られるが、高圧側になる
と、第４図（ロ）に示すように制御結果が非線形とな
る。
また逆に第５図（ロ）を示すように高圧側でゲインを
調整すると第５図（イ）に示すように低圧側で制御結果
が非線形となるなど、低圧側と高圧側の両方で第４図
（ハ）及び第５図（ハ）に示すように満足のできる制御
性が得られない不具合があった。
調整すると第５図（イ）に示すように低圧側で制御結果
が非線形となるなど、低圧側と高圧側の両方で第４図
（ハ）及び第５図（ハ）に示すように満足のできる制御
性が得られない不具合があった。
この発明は上記従来の不具合を改善する目的でなされ
たもので、低圧から高圧の全域に亘って十分な制御性が
得られるようにしたプレスダイクッションの圧力制御装
置を提供しようとするものである。
たもので、低圧から高圧の全域に亘って十分な制御性が
得られるようにしたプレスダイクッションの圧力制御装
置を提供しようとするものである。
この発明は上記目的を達成するために、プレスのダイ
クッションユニットに設けられた油圧シリンダと油タン
クの間に設けられたサーボ弁を、予め入力されたクッシ
ョンパターンに応じて圧力制御用信号発生装置より出力
される設定圧力指令信号により圧力制御ユニットを介し
て制御するようにしたプレスダイクッションの圧力制御
装置において、上記圧力制御ユニットに設けられたゲイ
ン調整回路に、圧力制御用信号発生装置より入力される
設定圧力指令信号に応じてゲイン定数を自動的に切換え
るゲイン定数切換え回路を設けたことにより、低圧側か
ら高圧側の全域に亘って線形の制御性が得られるように
したプレスダイクッションの圧力制御装置を提供するも
のである。
クッションユニットに設けられた油圧シリンダと油タン
クの間に設けられたサーボ弁を、予め入力されたクッシ
ョンパターンに応じて圧力制御用信号発生装置より出力
される設定圧力指令信号により圧力制御ユニットを介し
て制御するようにしたプレスダイクッションの圧力制御
装置において、上記圧力制御ユニットに設けられたゲイ
ン調整回路に、圧力制御用信号発生装置より入力される
設定圧力指令信号に応じてゲイン定数を自動的に切換え
るゲイン定数切換え回路を設けたことにより、低圧側か
ら高圧側の全域に亘って線形の制御性が得られるように
したプレスダイクッションの圧力制御装置を提供するも
のである。
この発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において１はプレスに設けられたダイクッションユ
ニットで、エアシリンダ1a及び油圧シリンダ1bを有して
おり、これらシリンダ1a1b内に設けられたピストン1c,1
dを連結するピストン杆1eの上端にダイクッションパッ
ド２が設けられている。
ニットで、エアシリンダ1a及び油圧シリンダ1bを有して
おり、これらシリンダ1a1b内に設けられたピストン1c,1
dを連結するピストン杆1eの上端にダイクッションパッ
ド２が設けられている。
上記油圧シリンダ1bと油圧ユニット３に設けられた油
タンク４の間はサーボ弁５及び放出した油を補充する吸
い込み管路６を介して接続されていると共に、上記サー
ボ弁５は圧力制御ユニット７により制御されるようにな
っている。
タンク４の間はサーボ弁５及び放出した油を補充する吸
い込み管路６を介して接続されていると共に、上記サー
ボ弁５は圧力制御ユニット７により制御されるようにな
っている。
また上記圧力制御ユニット７には圧力制御用信号発生
装置８より設定圧力指令信号が入力されている。
装置８より設定圧力指令信号が入力されている。
上記圧力制御用信号発生装置８は、データ設定器９を
備えていて、このデータ設定器９に設定されたパターン
NO、角度データ、電圧データはパーソナルコンピュータ
10によりクッションパターンを選定することによりパタ
ーンNOに応じて読出されるようになっている。
備えていて、このデータ設定器９に設定されたパターン
NO、角度データ、電圧データはパーソナルコンピュータ
10によりクッションパターンを選定することによりパタ
ーンNOに応じて読出されるようになっている。
一方プレスのメイン軸に設けられたシンクロ発信機11
からはクランク角が検出されて上記圧力制御用信号発生
装置８へ入力されており、この信号はS/D変換器12によ
りデジタル信号に変換された後インタフェース13を介し
てポイント検出回路14へと入力され、データ設定器９よ
り読み出された角度データとシンクロ発信機11からのク
ランク角信号よりポイントデータが検出されて電圧選択
回路15へ出力される。
からはクランク角が検出されて上記圧力制御用信号発生
装置８へ入力されており、この信号はS/D変換器12によ
りデジタル信号に変換された後インタフェース13を介し
てポイント検出回路14へと入力され、データ設定器９よ
り読み出された角度データとシンクロ発信機11からのク
ランク角信号よりポイントデータが検出されて電圧選択
回路15へ出力される。
電圧選択回路15は入力されたポイントデータに応じて
電圧データより電圧を選択し、得られた電圧をD/A変換
器16によりアナログ変換した後設定圧力指令信号として
圧力制御ユニット７へ出力するようになっている。
電圧データより電圧を選択し、得られた電圧をD/A変換
器16によりアナログ変換した後設定圧力指令信号として
圧力制御ユニット７へ出力するようになっている。
圧力制御ユニット７は入力された信号と、サーボ弁５
の１次側圧を検出する圧力変換器17からのフィードバッ
ク信号を常数K2で補正した信号と比較し、その偏差をゲ
イン調整回路18へ出力する。
の１次側圧を検出する圧力変換器17からのフィードバッ
ク信号を常数K2で補正した信号と比較し、その偏差をゲ
イン調整回路18へ出力する。
ゲイン調整回路18は、圧力制御用信号発生装置８より
入力される設定圧力指令信号に応じてゲイン定数K1、
KP、KIを自動的に切換えるゲイン定数切換え回路19を有
していて、低圧側と高圧側でゲイン定数を切換えること
により、第２図（イ）、（ロ）、（ハ）に示すように低
圧側から高圧側の全域に亘って十分な制御性が得られる
ようになる。
入力される設定圧力指令信号に応じてゲイン定数K1、
KP、KIを自動的に切換えるゲイン定数切換え回路19を有
していて、低圧側と高圧側でゲイン定数を切換えること
により、第２図（イ）、（ロ）、（ハ）に示すように低
圧側から高圧側の全域に亘って十分な制御性が得られる
ようになる。
なお第２図（イ）、（ロ）、（ハ）中破線は指令信
号、実線は制御結果を示す。
号、実線は制御結果を示す。
この発明は以上詳述したように、圧力制御用信号発生
装置より出力される設定圧指令信号に応じてゲイン定数
を自動的に切換えるゲイン定数切換え回路を圧力制御ユ
ニットのゲイン調整回路に設けたことから、低圧側から
高圧側の全域に亘って十分な制御性が得られるようにな
る。
装置より出力される設定圧指令信号に応じてゲイン定数
を自動的に切換えるゲイン定数切換え回路を圧力制御ユ
ニットのゲイン調整回路に設けたことから、低圧側から
高圧側の全域に亘って十分な制御性が得られるようにな
る。
図面はこの発明の一実施例を示し、第１図はブロック線
図、第２図（イ）、（ロ）、（ハ）は作用説明図、第３
図は従来の説明図、第４図（イ）、（ロ）、（ハ）及び
第５図（イ）、（ロ）、（ハ）は同作用説明図である。 １はダイクッションユニット、1bは油圧シリンダ、４は
油タンク、５はサーボ弁、７は圧力制御ユニット、８は
圧力制御用信号発生装置、18はゲイン調整回路、19はゲ
イン定数切換え回路。
図、第２図（イ）、（ロ）、（ハ）は作用説明図、第３
図は従来の説明図、第４図（イ）、（ロ）、（ハ）及び
第５図（イ）、（ロ）、（ハ）は同作用説明図である。 １はダイクッションユニット、1bは油圧シリンダ、４は
油タンク、５はサーボ弁、７は圧力制御ユニット、８は
圧力制御用信号発生装置、18はゲイン調整回路、19はゲ
イン定数切換え回路。
Claims (1)
- 【請求項１】プレスのダイクッションユニット１に設け
られた油圧シリンダ1bと油タンク４の間に設けられたサ
ーボ弁５を、予め入力されたクッションパターンに応じ
て圧力制御用信号発生装置８より出力される設定圧力指
令信号により圧力制御ユニット７を介して制御するよう
にしたプレスダイクッションの圧力制御装置において、
上記圧力制御ユニット７に設けられたゲイン調整回路18
に、圧力制御用信号発生装置８より入力される設定圧力
指令信号に応じてゲイン定数を自動的に切換えるゲイン
定数切換え回路19を設けてなるプレスダイクッションの
圧力制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076296A JPH0829367B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | プレスダイクッションの圧力制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63076296A JPH0829367B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | プレスダイクッションの圧力制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01249227A JPH01249227A (ja) | 1989-10-04 |
| JPH0829367B2 true JPH0829367B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13601393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63076296A Expired - Lifetime JPH0829367B2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | プレスダイクッションの圧力制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829367B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5299444A (en) * | 1991-09-04 | 1994-04-05 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Hydraulic cushioning system for press, having hydraulic power supply including means for adjusting initial pressure to be applied to pressure-pin cylinders |
| JP2727954B2 (ja) * | 1994-03-03 | 1998-03-18 | トヨタ自動車株式会社 | プレス装置 |
| JP2812201B2 (ja) * | 1994-07-15 | 1998-10-22 | トヨタ自動車株式会社 | プレス装置 |
| JP3060908B2 (ja) * | 1994-12-21 | 2000-07-10 | トヨタ自動車株式会社 | プレス機械の均圧装置 |
| KR101530608B1 (ko) * | 2015-03-20 | 2015-06-22 | 최병관 | 프레스 장치용 다이쿠션 시스템 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP63076296A patent/JPH0829367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01249227A (ja) | 1989-10-04 |
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