JPH0829290A - 光部品検査装置 - Google Patents

光部品検査装置

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JPH0829290A
JPH0829290A JP15890894A JP15890894A JPH0829290A JP H0829290 A JPH0829290 A JP H0829290A JP 15890894 A JP15890894 A JP 15890894A JP 15890894 A JP15890894 A JP 15890894A JP H0829290 A JPH0829290 A JP H0829290A
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廣明 花房
Kazunori Senda
和憲 千田
Taisuke Oguchi
泰介 小口
Akira Morinaka
彰 森中
Naoyuki Atobe
直之 跡部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一連の測定の途中に人手を介することなく、
多数の光部品の各種光学特性を自動測定する光学特性検
査方法および装置を提供する。 【構成】 光源16等と;光部品10の前記入力ポート
の中から任意の1ポートを選択して入力ポートとする入
力ポート切替器12と;光部品10の前記出力ポートの
中から任意の1ポートを選択して第1または第2のポー
トに接続する出力ポート切替器13と;光源からの光を
2つに分岐して一方の分岐ポートが前記各入力ポートに
接続される光スプリッタ14と;これらの光スプリッタ
14の他方の分岐ポートの中から任意の1ポートを選択
して参照光ポートとする参照光ポート切替器15と;光
検出器24と;参照光検出器25と;前記光源からの光
を前記入力ポート切替器12の前記入力ポートまたは前
記出力ポート切替器13の前記第2のポートに切り替え
接続する光源切替器20とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光コネクタや光カプラ
等の受動型光部品の光学特性検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受動型光部品の光学特性検査項目には、
挿入損失;挿入損失の波長依存性,偏波依存性および温
度依存性;および反射減衰量等がある。かかる光部品の
光学特性を検査する場合、従来は各検査項目毎に専用の
測定装置を用いて、光部品を1個ずつ検査していた。し
たがって、多数の光部品の検査、および光入力ポートあ
るいは光出力ポートの数が多い光部品の検査の際には、
検査に要する人手と時間は膨大となるので、検査の自動
化と高速化が望まれている。
【0003】そこで、近年、光部品の検査を自動化した
装置が開発されている。
【0004】例えば、Bell Communicat
ion Research,Inc.のTechnic
al Advisory TA−NWT−00032
6,Generic Requirements fo
r Optical Fiber Connector
s,Issue 4,December 1993.に
は、光コネクタの光学特性測定装置が開示されている。
【0005】図4には、上記文献の5.2.1 節に、透過測
定設備(TransmissionMeasureme
nt Facility)として記載されている装置を
示す。図4に示すように、本装置は、測定対象となる光
部品をn個切り替え可能な第1および第2のスイッチ1
01および102を有し、これら第1および第2のスイ
ッチ101および102のそれぞれの固定ポート1〜n
の間にはそれぞれモードフィルタ103Aおよび103
Bを介して光部品としての光コネクタ104Aおよび1
04Bが接続されている。第1のスイッチ101の可動
ポートには光カプラ105の第1のポート105aが接
続されており、第2のスイッチ102の可動ポートには
光検出器106が接続されている。波長λ1 およびλ2
の光源107Aおよび107Bは、これらを切り替え可
能な第3のスイッチ108を介して光カプラ105の第
2のポート105bに接続されており、λ1 またはλ2
の光が光カプラ105および第1のスイッチ101を介
して光コネクタ104Aおよび104Bに入射できるよ
うになっている。また、光カプラ105は、光スイッチ
101からの反射光は、光源の入射ポート105bとは
異なる第3のポート105cへ出射するようになってお
り、この第3のポート105cは第2のスイッチ102
の固定ポートrに接続されている。また、第1および第
2のスイッチ101および102は、それぞれ固定ポー
トmを有し、これらは光部品を間に挿入しない状態で接
続されている。この固定ポートmは、光源107Aおよ
び107Bの光パワーの変動の影響を排除するための参
照光として用いるものである。
【0006】図4の装置において、光カプラ105およ
び光検出器106が接続された可動ポートを、それぞれ
第1および第2のスイッチ101および102のそれぞ
れの固定ポート1からポートnまで切り替えることによ
って、n組の光コネクタ104Aおよび104Bの挿入
損失を測定することができる。また、第2のスイッチ1
02への光検出器106の接続位置をポートrに固定
し、第1のスイッチ101への光カプラ105の接続位
置をポート1からポートnまで切り替えることによっ
て、n組の光コネクタ104Aおよび104Bの反射減
衰量を測定することができる。さらに本装置は、光カプ
ラ等の、2ケ所以上の光入力ポートあるいは光出力ポー
トを有する光回路部品の測定にも適用することができ
る。
【0007】また、図5には、上記文献の5.2.2 節に、
OTDR測定設備(OTDR Measurement
Facility)として記載されている装置を示
す。図5に示すように、本装置も上述した装置と同様
に、測定対象となる光部品をn個切り替え可能な第1お
よび第2のスイッチ101および102を有し、これら
第1および第2のスイッチ101および102のそれぞ
れの固定ポート1〜nの間にはそれぞれモードフィルタ
103Aおよび103B並びに光ファイバ109Aおよ
び109Bを介して光部品としての光コネクタ104A
および104Bが接続されている。本装置は、光コネク
タの挿入損失および反射減衰量を、OTDR(Opti
cal Time Domain Reflectom
eter)を用いて測定するものであり、第1のスイッ
チ101の他端側には、OTDR110が切り替え可能
に接続されている。また、第2のスイッチ102の可動
ポートは、第1のスイッチ101の固定ポートrに接続
されている。なお、光ファイバ109Aおよび109B
は、OTDR110がパルスを発振した後、反射光が返
ってくるまでの時間を稼ぐためのものである。
【0008】かかる装置では、反射減衰量の測定におい
て、第1および第2のスイッチ101および102を、
それぞれポート1からポートnまで切り替えることによ
って第1のスイッチ1側からの反射減衰量を測定できる
だけでなく、第1のスイッチ1をポートrに固定し、第
2のスイッチ102をポート1からポートnまで切り替
えることによって、第2のスイッチ102側からの反射
減衰量も測定することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4および図
5の装置の何れの場合においても、挿入損失を求めるた
めには、光コネクタ104Aおよび104Bの測定が終
った後、カットバック法で光コネクタ104Aおよび1
04Bが無いときの基準の光出力、すなわち光コネクタ
104Aおよび104Bを外して光ファイバ同志を融着
接続した状態で測定する必要がある。
【0010】以上説明したように、従来技術において多
数の光部品の光学特性自動測定や複数の光学特性項目の
連続測定が実施されている。しかしながら、何れの場合
も挿入損失を測定するときにカットバック法が行われて
おり、一連の測定の途中でカットバックのための人手が
不可欠であるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、このような事情に鑑み、
一連の測定の途中に人手を介することなく、多数の光部
品の各種光学特性を自動測定する光部品検査装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の第1の態様は、1個または複数の光入力ポートと1
個または複数の光出力ポートとを有する光部品を1個ま
たは複数個接続して、前記光部品の各種光学特性を自動
測定する装置であって;光源と;前記光部品の前記入力
ポートに接続され、当該入力ポートの中から任意の1ポ
ートを選択して入力ポートとする入力ポート切替器と;
前記光部品の前記出力ポートに接続され、当該出力ポー
トの中から任意の1ポートを選択して第1または第2の
ポートに接続する出力ポート切替器と;前記入力ポート
切替器と前記光部品の各入力ポートとの間に配置され、
前記光源からの光を2つに分岐して一方の分岐ポートが
前記各入力ポートに接続される光スプリッタと;これら
の光スプリッタの他方の分岐ポートにそれぞれ接続さ
れ、当該各分岐ポートの中から任意の1ポートを選択し
て参照光ポートとする参照光ポート切替器と;前記出力
ポート切替器の前記第1のポートに接続される光検出器
と;前記参照光ポート切替器の前記参照光ポートに接続
される参照光検出器と;前記光源と前記入力ポート切替
器との間に配置され、前記光源からの光を前記入力ポー
ト切替器の前記入力ポートまたは前記出力ポート切替器
の前記第2のポートに切り替え接続する光源切替器とを
具備することを特徴とする光部品検査装置にある。
【0013】また、本発明の第2の態様は、第1態様に
おいて、前記光源切替器には複数の光源が接続されてお
り、当該光源切替器は、当該複数の光源の中から任意に
選択した光源からの光を前記入力ポート切替器の前記入
力ポートまたは前記出力ポート切替器の前記第2のポー
トに切り替え接続することを特徴とする光部品検査装置
にある。
【0014】本発明の第3の態様は、第1または2の態
様において、前記参照光ポート切替器と前記入力ポート
切替器とが同じ1台の切替器によって構成されているこ
とを特徴とする光部品検査装置にある。
【0015】本発明の第4の態様は、第1、2または3
の態様において、前記光源は、少なくともOTDRであ
ることを特徴とする光部品検査装置にある。
【0016】本発明に係る光部品検査装置の特徴は、挿
入損失の測定において、光源からの光を光スプリッタで
2分岐し、分岐した一方の光を測定対象である光部品に
通し、他方の光は光部品を通さずに、それぞれの光出力
を光検出器で測定する方法によって挿入損失を求めてい
る点にある。
【0017】本発明の挿入損失測定法を図3を用いて具
体的に説明する。
【0018】事前測定(図3(a))では、光源1から
の光を光スプリッタ2で2分岐し、それぞれの出力を、
光部品を接続しない状態で第1および第2の光検出器3
および4で測定し、光スプリッタ2の分岐比の値r=P
10/P20を求める。光スプリッタ2の分岐比は光源の波
長によって変化するため、検査で規定されているすべて
の波長で分岐比を求めておく必要があるからである。
【0019】また、本測定(図3(b))では、光源1
からの光を光スプリッタ2で2分岐した後、その分岐光
の一方に光部品5を挿入して、第1および第2の光検出
器3および4の出力P1 とP2 を測定する。このとき、
光部品5の挿入損失αは(1)式で与えられる。
【0020】
【数1】 α=10・log(rP2 /P1 ) (1) 本発明では、光部品5が無いときの基準の光出力を光部
品5を接続した状態での第1の光検出器3の測定値と光
スプリッタ2の分岐比の値とから求めており、従来の測
定法であるカットバック法のように測定の途中で光部品
を切り離す必要がない。
【0021】
【実施例】以下に図面を参照し、本発明をより具体的に
詳述するが、以下に開示する実施例は本発明の単なる例
示に過ぎず、本発明の範囲を何等限定するものではな
い。
【0022】(実施例1)図1は本発明の第一の実施例
に係る装置を示す模式図である。図1に示すように、測
定対象となる複数の、あるいは複数の入出力端子を有す
る光部品10は、恒温層11内に設置されている。本実
施例の装置は、光部品10の複数(本実施例では80
個)の入出力端をそれぞれ切り替えるために入力ポート
切替器12および出力ポート切替器13を具備し、入力
ポート切替器12と光部品10との間には、入力ポート
切替器12の固定ポート12aの数と同数の光スプリッ
タ14が配置されている。各光スプリッタ14の一端
は、各固定ポート12aに接続されており、他端の分岐
ポートの一方が、それぞれ光部品10の入力ポート側に
接続されている。また、光スプリッタ14の分岐ポート
の他方は参照光出力ポートとなり、これらは参照光ポー
ト切替器15の複数(本実施例では80個)の固定ポー
ト15aにそれぞれ接続されている。一方、出力ポート
切替器13の複数(本実施例では80個)の固定ポート
13aは、それぞれ光部品10の出力ポート側に接続さ
れている。また、本実施例の装置は、光源として、発光
ダイオード(LED)光源16、半導体レーザ(LD)
光源17、白色光源18、およびOTDR19を有し、
これらの光源群は光源切替器20の4個の固定ポート2
0aにそれぞれ接続されている。なお、光源切替器20
と、LD光源17および白色光源18との間には、それ
ぞれ偏波制御器21および分光器22が接続されてい
る。ここで、光源切替器20は、2つの可動ポート20
bおよび20cを有し、一方の可動ポート20bが入力
ポート切替器12の可動ポート12bに接続されてい
る。また、この装置は、光検出器24および参照光検出
器25を具備し、これらはそれぞれ、出力ポート切替器
13の可動ポート13bおよび参照光ポート切替器15
の可動ポート15bに接続されている。また、出力ポー
ト切替器13は、可動ポート13bの他に第2の可動ポ
ート13cを有しており、この可動ポート13cは、光
源切替器20の可動ポート20cと接続されている。
【0023】本実施例の装置において、LED光源16
は挿入損失、あるいは挿入損失の温度依存性を測定する
ときに、LD光源17と偏波制御器21は挿入損失の偏
波依存性を測定するときに、白色光源18および分光器
22は挿入損失の波長依存性を測定するときに、OTD
R19は反射減衰量の測定をするときにそれぞれ使用さ
れる。また、挿入損失、挿入損失の温度依存性、挿入損
失の偏波依存性、および反射減衰量はそれぞれ、波長
1.31μmおよび1.55μmの両方の波長で測定可
能である。これらの光源は、光源切替器20により、任
意の一台に切り替えることが可能であり、所望の光源
が、可動ポート20bを介して入力ポート切替器12の
固定ポート12bに接続される。固定ポート12bに接
続された光源は、任意に選択できる可動ポート12aに
接続される光部品10の入力ポート側に接続される。入
力ポート切替器12と光部品10との間に配置されてい
る光スプリッタ14は、各可動ポート12aから出力さ
れる光を2つに分岐し、その一方を光部品10に出力す
るようになっており、分岐した他方の光は参照光ポート
切替器15の各固定ポート15aに出力される。また、
光部品10を通過した光は、出力ポート切替器13の各
固定ポート13aに出力される。そして、出力ポート切
替器13の各固定ポート13aおよび参照光ポート切替
器15の各固定ポート15aにそれぞれ入力された光
は、それぞれ固定ポート13bおよび15bを介して、
光検出器24および参照光検出器25に出力される。
【0024】一方、上述した光源は、光源切替器20の
可動ポート20cおよび出力ポート切替器13を介して
光部品10の出力ポート側にも接続することができるよ
うになっている。この可動ポート13cに接続された光
源からの光は、固定ポート13aの何れかに切り替えら
れて、光部品10の出力ポート側に出力される。
【0025】挿入損失、挿入損失の温度依存性、挿入損
失の偏波依存性、あるいは挿入損失の波長依存性を測定
するときには、光源切替器20、入力ポート切替器1
2、出力ポート切替器13および参照光ポート切替器1
5を操作して、それぞれの測定に必要な光源と光部品1
0の光入力ポートを選択するとともに、選択された光部
品10の光出力ポートと光検出器24、および光スプリ
ッタ14の参照光ポートと参照光検出器25を接続すれ
ばよい。また、OTDR19と光部品10の光入力ポー
トを接続したときには、光部品10の光入力ポート側か
ら反射減衰量を測定でき、OTDR6と光部品10の光
出力ポートを接続したときには、光部品10の光出力ポ
ート側からの反射減衰量を測定できる。なお、OTDR
19は光パルス幅10nsで空間分解能2mの高分解能
型を用いている。また、光部品10からの反射光信号
と、前後の測定系からの反射光とが重ならないように、
光部品10と各測定系との距離をある程度大きくとる必
要がある。例えば、光部品10と光スプリッタ14とを
接続する光ファイバの長さをL1 、光部品10と出力ポ
ート切替器13を接続する光ファイバの長さをL2 、光
スプリッタ14と参照光ポート切替器15とを接続する
光ファイバの長さをL3 、および参照光ポート切替器1
5と参照光検出器25とを接続する光ファイバの長さを
4 とした場合、下記式(2)および(3)に示す条件
とするのが望ましい。すなわち、式(2)および(3)
に示すように、光部品10からの反射光を光スプリッタ
14および出力ポート切替器13からの反射光と区別す
るためにはL1 よびL2 が最低限5m程度必要であり、
光部品10からの反射光を参照光ポート切替器15およ
び参照光検出器25からの反射光と区別するためには、
1 が5mよりさらにL3 とL4 との和以上だけ大きい
ことが必要である。
【0026】
【数2】 L1 >L3 +L4 +5m (2) L2 >5m (3) 以上説明したように本発明の第一の実施例に示す装置を
用いることによって、最大80ケ所の光入力ポートおよ
び光出力ポートをもつ光部品の挿入損失、挿入損失の温
度依存性、挿入損失の偏波依存性、挿入損失の波長依存
性、および光入力ポート側からの反射減衰量の他、光出
力ポート側からの反射減衰量を自動測定することができ
る。すなわち、最初に光部品10の光入力ポートと光出
力ポートをそれぞれ、光スプリッタ14と出力ポート切
替器13に接続するときに人手を介するだけで、あとの
各種光学特性の測定からデータシートの作成までを全自
動で処理することが可能である。なお、図3(a)に示
す事前測定は、装置を組み立てた後、一度行えば、光部
品10の交換毎にする必要はない。
【0027】(実施例2)図2は本発明の第二の実施例
にかかる装置を示す模式図である。なお、図1の装置と
同一作用を示す部材には同一符号を付して重複する説明
は省略する。
【0028】本実施例の装置は、第一の実施例の入力ポ
ート切替器12および参照光ポート切替器15の換わり
に、入力ポート切替器26を具備する。入力ポート切替
器26には2心×80ケ所の固定ポート20aと、2心
×1ケ所の可動ポート20bを有する。そして、2心の
固定ポート20aには、光スプリッタ14の光入力ポー
トと分岐側の参照光ポートが対になってそれぞれ接続さ
れており、また、2心の可動ポート26bには、光源切
替器20の可動ポート20bと参照光検出器25とが接
続されている。2心の可動ポート26bを2心×80ケ
所の固定ポート26aに2心単位で接続することによっ
て、光源切替器20と光スプリッタ14の光入力ポート
との接続、および参照光検出器25と光スプリッタ14
の参照光ポートとの接続という2組の接続を同時に行う
ことができる。すなわち入力ポート切替器26は、図1
の本発明の第一の実施例における入力ポート切替器12
と参照光ポート切替器15との機能を合わせ持ってい
る。
【0029】本発明の第二の実施例を用いることによっ
ても、本発明の第一の実施例を用いたときと同様に、多
数の光部品の各種光学特性を自動測定することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は多数の光部
品の各種光学特性を自動測定することができるため、光
加入者システムの実用化の進展とともにその需要が増大
しつつある光部品の検査の自動化と高速化を図ることが
できる。その効果としては、検査が容易になることによ
って光部品の研究開発のスピードが加速されること、検
査コストの低減に伴なう光部品の低価格化によって光加
入者システムの実用化が促進されることなどが挙げられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例に係る装置を説明する模
式図である。
【図2】本発明の第二の実施例に係る装置を説明する模
式図である。
【図3】本発明の挿入損失測定法を説明する原理図であ
る。
【図4】従来技術の第一の例を説明する模式図である。
【図5】従来技術の第二の例を説明する模式図である。
【符号の説明】
10 光部品 11 恒温槽 13 出力ポート切替器 12,26 入力ポート切替器 14 光スプリッタ 15 参照光ポート切替器 16 LED光源 17 LD光源 18 白色光源 19 OTDR 20 光源切替器 21 偏波制御器 22 分光器 24 光検出器 25 参照光検出器
フロントページの続き (72)発明者 森中 彰 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 跡部 直之 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個または複数の光入力ポートと1個ま
    たは複数の光出力ポートとを有する光部品を1個または
    複数個接続して、前記光部品の各種光学特性を自動測定
    する装置であって、 光源と、 前記光部品の前記入力ポートに接続され、当該入力ポー
    トの中から任意の1ポートを選択して入力ポートとする
    入力ポート切替器と、 前記光部品の前記出力ポートに接続され、当該出力ポー
    トの中から任意の1ポートを選択して第1または第2の
    ポートに接続する出力ポート切替器と、 前記入力ポート切替器と前記光部品の各入力ポートとの
    間に配置され、前記光源からの光を2つに分岐して一方
    の分岐ポートが前記各入力ポートに接続される光スプリ
    ッタと、 これらの光スプリッタの他方の分岐ポートにそれぞれ接
    続され、当該各分岐ポートの中から任意の1ポートを選
    択して参照光ポートとする参照光ポート切替器と、 前記出力ポート切替器の前記第1のポートに接続される
    光検出器と、 前記参照光ポート切替器の前記参照光ポートに接続され
    る参照光検出器と、 前記光源と前記入力ポート切替器との間に配置され、前
    記光源からの光を前記入力ポート切替器の前記入力ポー
    トまたは前記出力ポート切替器の前記第2のポートに切
    り替え接続する光源切替器、とを具備することを特徴と
    する光部品検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光部品検査装置におい
    て、前記光源切替器には複数の光源が接続されており、
    当該光源切替器は、当該複数の光源の中から任意に選択
    した光源からの光を前記入力ポート切替器の前記入力ポ
    ートまたは前記出力ポート切替器の前記第2のポートに
    切り替え接続することを特徴とする光部品検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の光部品検査装置
    において、前記参照光ポート切替器と前記入力ポート切
    替器とが同じ1台の切替器によって構成されていること
    を特徴とする光部品検査装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の光部品検査
    装置において、前記光源は、少なくともOTDRである
    ことを特徴とする光部品検査装置。
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