JPH08292024A - 形鋼の曲り測定装置 - Google Patents

形鋼の曲り測定装置

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JPH08292024A
JPH08292024A JP9685695A JP9685695A JPH08292024A JP H08292024 A JPH08292024 A JP H08292024A JP 9685695 A JP9685695 A JP 9685695A JP 9685695 A JP9685695 A JP 9685695A JP H08292024 A JPH08292024 A JP H08292024A
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JP
Japan
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shaped steel
bending
shape steel
speed
measured
Prior art date
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Pending
Application number
JP9685695A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsurukazu Arimura
鶴和 有村
Misao Makinohara
操 槇ノ原
Naoki Kataoka
直樹 片岡
Shogo Tomita
省吾 冨田
Takashi Eto
隆 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
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Publication of JPH08292024A publication Critical patent/JPH08292024A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】形鋼の全長曲り、端部曲り、局部曲りを、形鋼
がテーブル上を搬送されている姿勢のままで測定するこ
とに関して、特に能率阻害の影響を排除し、また一度の
測定で、全長曲り、端部曲り、局部曲りを測定すること
を可能とする。 【構成】形鋼6を長手方向に搬送するテーブル7と、こ
のテーブル7の長手方向に沿って配置され、形鋼までの
距離を測定する少なくとも3個の距離測定器1、2、3
と、テーブル7上の形鋼6の搬送速度を計測する速度計
測器4と、前記速度計測器4で計測された搬送速度と前
記距離測定器1、2、3で測定された形鋼6までの距離
とから、形鋼長手方向の任意の点における座標を演算
し、この演算結果に基づいて形鋼搬送姿勢における長手
方向の全長曲り、端部曲り及び局部曲りを算出する演算
器5とを具備した形鋼の曲り測定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、形鋼の長手方向の全
長曲り、端部曲り、局部曲りを測定する形鋼の曲り測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術、特開昭57-61907号公報「形鋼
材の真直度測定方法」によれば、被測定物の長手方向の
同一面にそって3個以上の非接触の距離測定による曲り
検出器を設置し各曲り検出器の検出値を演算して曲りを
算出している。この時、自重たわみによる曲りへの影響
を排除するために、図3のように、被測定材の形鋼12
を自重によるたわみが最小となる位置で姿勢保持し、全
長曲りを測定する際は、図4のように3個以上の曲り検
出器21、22、23を設置し、形鋼の曲りについて
は、図3の曲り検出器15,16の測定距離差により曲
り量を把握する。同様の方法で形鋼の反りについてはそ
り検出器17、18により、その他の曲りについては曲
り検出器10、11または13、14により、それぞれ
の曲り量を測定する。また端部曲りについては、図5の
ように3個の曲り検出器31、32、33を形鋼34の
先端部とその位置より 1.0m内側の位置およびさらに
1.0m内側の位置に設置し、全長曲りと同様の方法で端
部曲りを測定する技術が開示されている。
【0003】つぎに特開昭55-95808号公報「形鋼の曲り
測定法」によれば、図6に示すように、形鋼44をその
幅方向に移送する移送路中に3個以上の曲り検出器4
1、42、43を設置し、形鋼44がこの検出器位置を
通過する時間を検出する。この各検出器間の検出時間差
と、形鋼44の移送速度とにより、曲り量を円弧近似で
算出する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術、特開昭57-6
1907号公報「形鋼材の真直度測定方法」における問題点
として、2点あげられる。1点目は、自重のたわみの曲
りへの影響を排除するために製品を自重のたわみ最小と
なる位置で保持し、その後形鋼の長さおよび曲りの種類
に応じて測定ヘッドを移動させて曲りの測定を実施しな
ければならないため、能率が悪い。2点目は、一度に全
種類の曲りを測定することが出来ない。つまり1本の製
品において全長曲り、端部曲りがある場合2度の測定を
実施しなければならない。
【0005】つぎに従来技術、特開昭55-95808号公報
「形鋼の曲り測定法」の問題点を以下に述べる。特開昭
55-95808号公報「形鋼の曲り測定法」では、曲り状況の
正確な測定が困難となりうる場合がある。例えば図6に
示すように、端部曲りの発生している形鋼44の曲り測
定を実施する際に、測定ヘッドの数が全長で3点という
ように少なければ、全長曲り45として測定してしま
う。この従来技術により端部曲りを測定する場合は、多
数の測定ヘッドを設置しなければならず、設備投資コス
トが高くなってしまう。また形鋼が搬送中にずれたり、
斜めに搬送された場合誤差を修正することができない。
【0006】本発明は、従来技術の問題点を解決するた
めに、形鋼のテーブルの搬送スピードを阻害すること無
く、つまり搬送しながら、搬送姿勢のままで、形鋼が搬
送中にずれたり、斜めに搬送された場合の誤差を修正し
て、全長曲り、端部曲り、局部曲りを測定する形鋼の曲
り測定装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来技術の問題点を解決
するための手段を、図示する実施例を参照して以下に示
す。図1のように、形鋼6をその長手方向に搬送するテ
ーブル7上の側面に、3個の距離測定器1、2、3を長
手方向に設置し、形鋼6との距離を測定する。さらに、
速度計測器4で形鋼6の搬送速度を測定し、演算器5で
距離測定器1、2、3で測定した距離が形鋼6のどの位
置の距離かを算出する。この測定法で1本の形鋼6の多
数の位置で3つの座標を導く。この座標から図2に示す
曲り量の演算を演算器5で行って形鋼の全長曲り、端部
曲り、局部曲りの曲り量を同時に測定することができ
る。
【0008】ここで距離測定器1、2、3は、一般的に
は非接触の光学式距離計やレーザー式距離計を用いる。
本発明では上記のように3個の距離測定器で十分である
が、4個以上配置しても良い。テーブル7上を搬送され
る形鋼6の搬送速度を計測する速度計測器4は、一般的
にはテーブル上の搬送ローラーの回転数から計測する方
法や、または形鋼の搬送速度を直接計測するドップラー
式速度計測器を用いる。
【0009】
【作用】図1に示すように、形鋼6を長手方向へ搬送す
るテーブル7に、長手方向に3個の距離計測器1、2、
3を間隔 L1,L2mで設置する。またこの距離計測器1の
位置からL3mに速度計測器4を設置する。これにより形
鋼6の搬送速度を測定し、3個の距離計測器1,2,3
により測定した形鋼6との距離を、形鋼6のある1つの
部位について3点決定し、これを連続的に、あるいは間
欠的に行うことにより、形鋼6の長手方向の多数の部位
で3点の座標を決定する。各距離測定器1,2,3の測
定した座標を下記に示すと距離測定器1の実測値は、 Y1,1 Y2,1 Y3,1 Y4,1 Y5,1 Y6,1 Y7,1 Y8,1 Y9,1 ・・・ Yn,1 距離測定器2の実測値は、 − Y1,22,23,24,25,2
6,27,28,2 ・・・ Yn-1,2 距離測定器3の実測値は、 − − Y1,3 Y2,3 Y3,3 Y4,3 Y5,3 Y6,3 Y7,3 ・・・ Yn-2,3 と示すことができる。この座標において、たとえば{ Y
1,3 Y2,2 Y3,1 } の座標は同じタイミングで、距離測
定機1、2、3が測定した座標を示している。ここで1
番目の添字は、形鋼6の長手方向位置に対応し、2番目
の添字は距離測定器1、2、3に対応する。またこの座
標点において、形鋼6の搬送時のずれ量を形鋼先端部の
座標のずれ量に換算して表示すると、{ Y1,1 Y1,2 Y
1,3 Y1,4 ・・・ Y1,n ・・}と表される。ここでたと
えば{Y1,4 }は、 Y1,4 = Y2,3 +( Y1,2 - Y2,1 )+2[Y1,3 -{ Y2,2 +( Y1,2 − Y2,1 )}] = Y2,3 - Y1,2 + Y2,1 +2(Y1,3 - Y2,2 ) と示すことができ、また Y1,n は、 Y1,n = Yn-2,3 - Y1,n-2 + Yn-2,1 +2( Y1,n-1 − Yn-2,2 ) と示される。つまり形鋼6が直進しないことによる蛇行
やぶれによる測定値のばらつきを排除するために、距離
測定機1で測定した距離から、{ Y1,1 Y1,2 Y1,3 Y
1,4 ・・・ Y1,n ・・}を引くことにより、形鋼6の先
端を原点とする形鋼6の長手方向各位置の y座標{ y
n } を決定する事ができる。ここで 形鋼6の長手方
向各位置の x座標列は、{ 0,L,2L,3L,4L,5L・・・・・
nL }となり、y座標 yn は、yn = Yn,1 − Y1,n
なり、y座標列は、{ y1 ,y2 ,y3 ,y4 ,y5 ・・・・
・ yn }となる。この座標を図2のように曲線近似し、
両端を結んだ直線と最も遠い点との距離をを形鋼の全長
曲り、管端部のみが曲っている場合を端部曲り、中央一
部分が曲っている場合を局部曲りとして、それぞれ曲り
量を算出する。
【0010】
【実施例】本発明による実施例を説明する。図1におい
て、距離測定器1、2、3の距離L1,L2が1.0m、距
離測定器1と速度計測器4の距離L3 が1.1mと配置
し、またこの速度計測器4が測定した形鋼6の速度vは
4m/sec、形鋼6の長さが10mの場合、従来の水糸で測
定した全長曲りが2.3mm の形鋼を測定した結果、曲り量
は2.2mm とよく一致した。その他の例を表1に示す。従
来の水糸で測定した結果と良く一致しておりまた、全長
曲りと端部曲りの区別もよくできている。
【0011】
【表1】
【0012】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、形鋼
の搬送速度を測定する速度計測器と、少なくとも3個の
距離測定器で形鋼との距離を測定し、例えば曲線近似法
により曲りを演算することにより、形鋼の全長曲り、端
部曲り、局部曲りを一度に、安価に、また正確に測定で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、形鋼の、曲り測定機の機器配置
および構成の説明図。
【図2】図1により導かれる、曲線近似法による、形鋼
曲り測定の、計算原理説明図。
【図3】特開昭57-61907号公報による曲り測定時の、測
定姿勢説明図。
【図4】特開昭57-61907号公報による全長曲り測定方法
説明図。
【図5】特開昭57-61907号公報による端部曲り測定方法
説明図。
【図6】特開昭55-95808における、実際の曲りは端部曲
りだが、測定される曲り結果は、全長曲りであるという
問題点の説明図である。
【符号の説明】
1、2、3・・・距離測定器、4・・・速度計測器、5
・・・演算器、6・・・形鋼、7・・・テーブル 10、11・・・曲り検出器、12・・・形鋼製品、1
3、14、15、16・・・曲り検出器、17、18・
・・そり検出器、21、22、22・・・曲り検出器、
24・・・形鋼、31、32、33・・・曲り検出器、
34・・・形鋼、41、42、43・・・曲り検出器、
44・・・端部曲りの形鋼、45・・・全長曲り。
フロントページの続き (72)発明者 冨田 省吾 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 江藤 隆 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形鋼を長手方向に搬送するテーブルと、
    このテーブルの長手方向に沿って配置され、形鋼までの
    距離を測定する少なくとも3個の距離測定器と、テーブ
    ル上の形鋼の搬送速度を計測する速度計測器と、前記速
    度計測器で計測された搬送速度と前記距離測定器で測定
    された形鋼までの距離とから、形鋼長手方向の任意の点
    における座標を演算し、この演算結果に基づいて形鋼搬
    送姿勢における長手方向の全長曲り、端部曲り及び局部
    曲りを算出する演算器とを具備した形鋼の曲り測定装
    置。
JP9685695A 1995-04-21 1995-04-21 形鋼の曲り測定装置 Pending JPH08292024A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101225799B1 (ko) * 2010-09-29 2013-01-23 현대제철 주식회사 슬라브 크기 측정 방법
CN103302111A (zh) * 2013-07-01 2013-09-18 莱芜钢铁集团有限公司 一种型钢弯曲度在线测量装置及型钢弯曲度在线测量方法

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