JPH08291879A - 配管ユニット及びその据付け工法 - Google Patents

配管ユニット及びその据付け工法

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JPH08291879A
JPH08291879A JP9675495A JP9675495A JPH08291879A JP H08291879 A JPH08291879 A JP H08291879A JP 9675495 A JP9675495 A JP 9675495A JP 9675495 A JP9675495 A JP 9675495A JP H08291879 A JPH08291879 A JP H08291879A
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steel frame
piping unit
pedestal
piping
pedestals
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Masahiko Sugitani
雅彦 杉谷
Hideo Saga
秀雄 嵯峨
Yoshiki Yaso
芳樹 八十
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L1/00Laying or reclaiming pipes; Repairing or joining pipes on or under water

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は原子力発電プラント等の配管
路を構成する配管ユニットを経済的にかつ容易に所定の
位置に据え付けることができる新規な配管ユニット及び
その据付け工法を提供することにある。 【構成】 本発明は複数の配管部材4を取り付けた鉄骨
フレ−ム2を複数の脚柱3…で支持した配管ユニット1
において、上記鉄骨フレ−ム2を脚柱3…に対して昇降
自在に設けると共に、これら脚柱3…の下端部及び上端
部にそれぞれ、上記鉄骨フレ−ム2を一時的に固定する
ための仮固定手段9を備えたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力発電プラント、
石油化学精製プラント等に布設されている配管路を構成
する配管ユニット及びその据付け工法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント、石油化学
精製プラント等には、図3に示すように取り扱う液体や
ガスあるいはケーブル等を通過させるための多種多様な
配管が束状になって布設された配管路Hが設けられてい
る。そして、図示するように、この配管路Hは略矩体状
に形成された鉄骨フレームaに各配管部材bを取り付け
た配管ユニットcをその長さ方向に順次並べて繋ぎ合わ
せてなるものであり、さらに、これら配管ユニットc
は、点検や修理作業等を容易に行うために、所定の高さ
になるように複数の脚柱d上に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この配管ユ
ニットcは予め仕様に応じて工場で製作されるようにな
っているため、陸上輸送あるいは海上輸送によってプラ
ント現場まで輸送した後は、起重機や台車によって所定
の位置まで搬送する必要があった。
【0004】しかしながら、この配管ユニットcは、場
合によってはその重量が数トンから数十トンにも及ぶも
のもあることから、搬送には大型の起重機を多数使用す
る必要があり、据付工期が長くなってしまう上に、多大
なコストを要するといった欠点があった。一方、図4に
示すように、台車gを使用する方法では、搬送に際して
配管ユニットcの脚柱を地面より所定高さ浮かせる必要
があることから、この配管ユニットcの大きさに合わせ
た仮設受架台eを必要とするため、起重機を用いる方法
と同様に多大なコストを要する上に、使用後にこの仮設
受架台eが無駄になってしまうといった欠点があった。
【0005】そこで、本発明は上記課題を解決するため
に案出されたものであり、その目的は、配管路を構成す
る配管ユニットを安価にかつ容易に所定の位置に据え付
けることができる新規な配管ユニット及びその据付け工
法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第一の発明は複数の配管部材を取り付けた鉄骨フレ−
ムを複数の脚柱で支持した配管ユニットにおいて、上記
鉄骨フレ−ムを脚柱に対して昇降自在に設けると共に、
これら脚柱の下端部及び上端部にそれぞれ、上記鉄骨フ
レ−ムを一時的に固定するための仮固定手段を備えたも
のであり、第二の発明はこの配管ユニットの据付け工法
において、上記鉄骨フレ−ムを脚柱の下端部に一時的に
固定し、この鉄骨フレ−ムの部分を台車上に載置し、脚
柱の下端部を浮かせた状態で所定の位置に搬送した後、
これら脚柱の固定を解除してその下端部を着地させ、し
かる後、これら脚柱に沿って上記鉄骨フレームを上昇さ
せてこれら脚柱の上端部に固定するようにしたものであ
る。
【0007】
【作用】本発明は上述したように、鉄骨フレ−ムを脚柱
に対して昇降自在に設けると共に、これら脚柱の下端部
及び上端部にそれぞれ、上記鉄骨フレ−ムを一時的に固
定するための仮固定手段を備えたため、この仮固定手段
によって鉄骨フレームを脚柱の下端部に一時的に固定
し、直接、この鉄骨フレームの部分を台車上に載置する
ことで、従来のような仮設受架台を用いることなく配管
ユニット全体を所定の位置に搬送することができる。そ
して、現場に到着したならば、脚柱の仮固定を解除して
その下端部を着地させた後、これら脚柱に沿って上記鉄
骨フレームを上昇させ、その上端部に溶接等によって本
格的に固定することで現場に据え付けることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0009】図1は本発明に係る配管ユニット1の一実
施例を示したものである。図示するように、この配管ユ
ニット1は、略矩体状に形成された鉄骨フレーム2にU
ボルト8等によって複数の配管部材4が取り付けられて
おり、上述した配管路Hの一部を構成するようになって
いる。また、この鉄骨フレーム2の両側部には、この鉄
骨フレーム2を所定高さに支持するための長さ方向に沿
って、H鋼材からなる複数の脚柱3…が、複数のボルト
9a等からなる仮固定手段9によって着脱自在に取り付
けられている。
【0010】そして、このような構成をした配管ユニッ
ト1を所定の位置に搬送して据え付けるためには、先
ず、図1に示すように、仮固定手段9によって鉄骨フレ
ーム2を脚柱3…の下端部に一時的に固定し、この鉄骨
フレーム2の下面に台車5を搬送した後、台車5上に設
けられたジャッキ(図示せず)によって鉄骨フレーム2
を持ち上げると、その脚柱3…の下端部が地面より所定
高さ浮いた状態となり、配管ユニット1全体が完全に台
車5上に載置される。これによって、従来のように、脚
柱3…を浮かせるための仮設受架台を用いることなく配
管ユニット1を据え付け位置まで搬送することができ
る。
【0011】次に、このようにして配管ユニット1を据
付現場まで搬送したならば、図2(A)に示すような昇
降手段10、例えば、各脚柱3…が位置する鉄骨フレー
ム2の上端部に設けられたフック6…にそれぞれワイヤ
7の一端を連結すると共に、この脚柱3…の上端部にそ
れぞれ板状の仮設支持部材11設け、この仮設支持部材
11を跨ぐようにこのワイヤ7を掛け渡し、その他端部
側を地面側に固定された図示しないウィンチ等に連結す
る。尚、この仮設支持部材11には一対のローラ5a、
5aが設けられており、ワイヤ7に加わる荷重を各脚柱
3…側に伝えると共に、ワイヤ7を滑らかに案内するよ
うになっている。
【0012】次に、図示するように、これら脚柱3…を
鉄骨フレーム2側に一時的に固定している仮固定手段9
の各ボルト9aを外してそれぞれの脚柱3…の下端部
を、地面に設けられた例えばコンクリート製の基礎部1
2上に着地させてこれに立設した後、各昇降手段10を
駆動してワイヤ7を巻き取ることで鉄骨フレーム2を脚
柱3…に沿って上昇させる。そして、図2(B)に示す
ように、この鉄骨フレーム2が脚柱3…の上端部に達し
たならば、仮固定手段で固定した後あるいは溶接などに
よって、鉄骨フレーム2を脚柱3…の上端部に本格的に
固定した後、この台車5及び鉄骨フレーム2を吊り上げ
た昇降手段10を除去することで据え付け作業が終了す
る。そして、この台車5を積み降ろし現場まで戻して再
び次の配管ユニット1の搬送に用いることになる。
【0013】このように、本発明は鉄骨フレームを脚柱
に対して昇降自在とし、脚柱の下端部及び上端部のいず
れにも一時的に仮固定することができるようにしたた
め、従来のように、配管ユニットを浮かせて搬送するた
めの仮設受架台や、あるいは複数の大型起重機が不要と
なる。尚、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、例えば、脚柱3側及び鉄骨フレーム2側にそれぞれ
レールを形成して鉄骨フレーム2の昇降をスム−ズに行
うように構成しても良く、また、昇降手段として鉄骨フ
レーム2内にウィンチ等の昇降装置を一体的に組み込ん
だり、さらには、ラックアンドピニオン方式を用いても
良い。
【0014】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、従来のよ
うに、仮設受架台や大型の起重機が不要となるため、配
管ユニットの据付けコストや労力の低減及び作業の安全
性が向上し、さらには据付工期を短縮することができる
等といった優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】(A)は鉄骨フレームを上昇させる前の状態を
示す正面図である。(B)は鉄骨フレームを上昇させて
脚柱の上端部に据え付けた状態を示す正面図である。
【図3】従来の配管ユニットを並べて形成された配管路
の一例を示す概略斜視図である。
【図4】従来の配管ユニットの搬送方法の一例を示す正
面図である。
【符号の説明】
1 配管ユニット 2 鉄骨フレーム 3 脚柱 4 配管部材 5 台車 9 仮固定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の配管部材を取り付けた鉄骨フレ−
    ムを複数の脚柱で支持した配管ユニットにおいて、上記
    鉄骨フレ−ムを脚柱に対して昇降自在に設けると共に、
    これら脚柱の下端部及び上端部にそれぞれ、上記鉄骨フ
    レ−ムを一時的に固定するための仮固定手段を備えたこ
    とを特徴とする配管ユニット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の配管ユニットの据付け工
    法において、上記鉄骨フレ−ムを脚柱の下端部に一時的
    に固定し、この鉄骨フレ−ムの部分を台車上に載置する
    と共に、これら脚柱下端部を浮かせた状態で所定の位置
    に搬送した後、これら脚柱の固定を解除してその下端部
    を着地させ、しかる後、これら脚柱に沿って上記鉄骨フ
    レームを上昇させてこれら脚柱の上端部に固定するよう
    にしたことを特徴とする配管ユニットの据付け工法。
JP7096754A 1995-04-21 1995-04-21 配管ユニット及びその据付け工法 Expired - Lifetime JP3027920B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013092184A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Sumitomo Seika Chem Co Ltd Lngサテライト設備
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