JPH08291370A - 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼棒およびその製造方法 - Google Patents

耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼棒およびその製造方法

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JPH08291370A
JPH08291370A JP9389395A JP9389395A JPH08291370A JP H08291370 A JPH08291370 A JP H08291370A JP 9389395 A JP9389395 A JP 9389395A JP 9389395 A JP9389395 A JP 9389395A JP H08291370 A JPH08291370 A JP H08291370A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は黒鉛化した鋼材を加工した後焼入れ
焼戻し処理を行うことにより、鋼材内に侵入してきた水
素をトラップし無害化する空隙のサイズと密度を制御す
ることによって遅れ破壊感受性を低い高強度棒鋼を提供
する。 【構成】 C,Si,Mn,P,S,Ni,Cr,M
o,Al,V,Ti,Nb,Nを特定した熱間圧延直後
の鋼棒を、冷却開始温度をAr1 点以上、冷却終了温度
をMs点以下、平均冷却速度を5〜30℃/sとして冷
却後、自然冷却し、継いで610〜710℃で黒鉛化処
理したものを加工後に焼入れ焼戻し処理を行って、焼戻
しマルテンサイト組織とし、平均直径4μm以下の空隙
を3000個/mm2 以上の密度で有し、且つ強度が13
0 kgf/mm2 以上である高強度鋼棒とその製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐遅れ破壊特性に優れた
高強度鋼棒およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PCポールにはポールのひび割れ防止、
曲げ強さ確保のため、PC鋼棒が補強材として用いられ
る。PCポールの製造工程においてはまず、PC鋼棒に
よって鉄筋籠を形成し、このPC鋼棒に引張強さの70
%の引張応力を負荷し、この籠を型枠内に配置し、コン
クリート原料を型枠内に投入し、遠心成形することによ
って製造される。ここにおいて、引張応力を負荷された
PC鋼棒はコンクリートに圧縮応力を与えることによっ
て、コンクリートのひび割れを防ぐ作用を持つ。
【0003】PC鋼棒は強度が130 kgf/mm2 以上と
高いうえに、コンクリート中で強度の70%の張力を負
荷された状態で使用されるため、遅れ破壊が発生する可
能性が高い。また、塑性域近い応力を負荷された状態で
使用されるボルトにおいても強度が120 kgf/mm2
超えるものでは遅れ破壊が発生する可能性が高い。この
ため、耐遅れ破壊特性の優れた鋼棒が必要となる。
【0004】遅れ破壊は水素の侵入によって生じる粒界
破壊が支配的であるため、旧オーステナイト粒を微細化
する対策(特開平5−171356号公報)や、焼戻し
温度を高くする対策(特開平5−117811号公報)
等が取られている。また、遅れ破壊の原因となる水素の
侵入を抑制するため、合金元素の添加により耐腐食特性
を向上させることも試みられている(特開平2−240
236号公報、特開平2−240237号公報、特開平
2−240244号公報)。更に合金元素の添加による
高温焼戻しが耐遅れ破壊特性を向上させるという提案も
ある。しかしながら、上記いずれの方法も遅れ破壊の特
徴である粒界破壊の抑制は不十分で、耐遅れ破壊特性向
上には完全とは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
事情に着目してなされたものであって、その目的は黒鉛
化した鋼材を加工した後に焼入れ焼戻し処理を行うこと
により、鋼材内に侵入してきた水素をトラップし無害化
する空隙のサイズと密度を制御することによって遅れ破
壊感受性が低い高強度棒鋼を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高強度鋼
材の遅れ破壊現象をシミュレーションでき、しかも遅れ
破壊特性を破壊に要する水素量で評価できる遅れ破壊試
験法を開発した。この方法を用いた試験結果から、棒鋼
の成分及び製造条件に改良を加えることにより黒鉛の平
均粒径(焼入れ後の空孔の平均粒径)を小さくし、且
つ、粒界にとどまらずフェライト粒内に黒鉛を均一に分
散させた鋼棒を焼入れ焼戻し処理を行うことによって遅
れ破壊に要する水素量を増加できる、つまり耐遅れ破壊
特性を改善できるとの知見を得て、本発明を完成するに
至ったものである。その要旨とするところは、C:0.
30〜1.00%、Si:0.6〜1.3%、Mn:
0.05〜1.0%、P:0.02%以下、S:0.0
2%以下、Al:0.01〜0.035%、B:0.0
01〜0.004%、N:0.002〜0.008%、
Mo:0.05〜0.2%、を含有し、残部がFeおよ
び不可避的不純物よりなる鋼で、焼戻しマルテンサイト
組織からなり、平均直径4μm以下の空隙を3000個
/mm2 以上の密度で有し、且つ強度が130 kgf/mm2
以上であることを特徴とする耐遅れ破壊特性に優れた高
強度鋼棒であり、さらに上記成分の熱間圧延直後の鋼棒
を、その熱間圧延ラインの後面に設置した水冷却装置に
より、冷却開始温度をAr1 点以上、冷却終了温度をM
s 点以下、平均冷却速度を5〜30℃/sとして冷却
後、さらに自然冷却し、継いで加熱温度610〜710
℃で黒鉛化処理したものを鍛造、転造等の加工を行った
後に焼入れ焼戻し処理を行うことを特徴とする耐遅れ破
壊特性に優れた高強度鋼棒の製造方法である。
【0007】
【作用】この遅れ破壊試験方法は図1の形状の環状ノッ
チをもつPC鋼棒からなる供試材に定電流陰極チャージ
によって水素をチャージした後、大気中で図2で示され
るカンチレバー式の試験機によって引張強度の70%の
定荷重引張応力を負荷し、破断に要する時間を測定する
ものである。
【0008】他方、これと同一形状の供試材に同一条件
で陰極チャージを行い、この供試材にチャージされた水
素量をガスクロマトグラフ法により測定する。このと
き、100℃/hourの昇温速度で加熱し測定を行うが、
水素の放出プロファイルには図3のように2つのピーク
が現れる。このうちの低温側のピークは室温で拡散し得
る水素量を示すため、これを拡散性水素量と定義する。
【0009】こうして求めた破断時間とそのときの拡散
性水素量をグラフ化すると図4の様になる。この図から
負荷後100時間たっても破断しない水素量Hcを求
め、これを限界拡散性水素量と定義し、この大小で鋼材
の耐遅れ破壊特性を判断する。この遅れ破壊試験方法に
よって遅れ破壊クラックの発生と伝播現象を調査した結
果、次のことが判明した。
【0010】すなわち、上記成分の熱間圧延直後の鋼棒
を、その熱間圧延ラインの後面に設置した水冷却装置に
より、冷却開始温度をAr1 点以上、冷却終了温度をM
s点以下、平均冷却速度を5〜30℃/sとして冷却
後、さらに自然冷却し、継いで加熱温度610〜710
℃で黒鉛化処理したものを鍛造、転造等の加工を行った
後に焼入れ焼戻し処理を行うことによって平均粒径4μ
m以下という微少な空隙を3000個/mm2 の密度で有
する焼戻しマルテンサイト組織を得る。このような微細
な空隙を特徴とする組織を持つ鋼では外部から侵入した
拡散性水素がこの空隙にトラップされ、無害化される。
したがって粒界破壊するに際し多量の拡散性水素を必要
とする、すなわち、耐遅れ破壊特性が大幅に改善できる
ことを見出したのである。
【0011】これらの実験及び検討の結果本発明を完成
したものであって、本発明に従う高強度鋼棒の合金成分
の範囲は次の理由で決定される。Cは、焼入れ、焼戻し
により高強度を得るために、また水素トラップサイトと
して充分な空隙を得るために、0.30%以上必要であ
るが、1.00%を超えると靱性を劣化させるとともに
耐遅れ破壊特性も劣化させる元素であるために0.30
%以上1.00%以下とした。
【0012】Siは鋼中の炭素原子との結合力が小さ
く、黒鉛化を促進する有力な元素の1つであるため必須
の元素である。焼入れ+焼鈍処理によって十分な黒鉛を
析出させて高い黒鉛率とするためにはSiを添加するこ
とが必要であり、その下限値は0.6%でなければなら
ない。1.3%を超えると冷間加工性が悪化し、脆化の
原因となるので、0.1%以上1.3%以下とした。
【0013】Mnは鋼の脱酸および焼入れ性の確保のた
め0.05%以上必要であり、1.0%を超えると黒鉛
化を著しく阻害するうえ、オーステナイト域加熱時に粒
界に偏析し粒界を脆化させる元素であるために0.05
%以上1.0%以下とした。Pは焼入れ性元素としては
有効であるが、凝固時にミクロ偏析し、さらにオーステ
ナイト域加熱時に粒界に偏析し粒界を脆化させるととも
に耐遅れ破壊特性を劣化させる元素であるために0.0
2%以下とした。
【0014】Sは不可避的不純物であるが、オーステナ
イト域加熱時に粒界に偏析し粒界を脆化させるとともに
耐遅れ破壊特性を劣化させる元素であるために0.02
%以下とした。Alは鋼の脱酸に有効な元素であるため
に0.01%以上必要であるが、0.035%を超える
と靱性の劣化を招くために0.01%以上0.035%
以下とした。
【0015】BとNはBNを生成して黒鉛化焼鈍時間を
短縮させる。短縮効果を十分得るためには0.001%
以上のBを添加しなければならない。Bが0.004%
を超えると短縮効果は飽和するのでその上限を0.00
4%とした。Nは0.001〜0.004%BをBNと
するために必要な量、即ち0.002〜0.008%で
ある。
【0016】Moはフェライト粒内に黒鉛を析出させる
ために0.05%以上添加しなければならない。0.2
0%を超えるとフェライト地の硬さが上昇するので、
0.05%以上0.20%以下とした。黒鉛化後の焼入
れ焼戻し処理によって黒鉛粒の存在位置には同サイズの
空隙が生じる。黒鉛の平均粒径は4μmを超えると焼入
れ組織がフェライト+マルテンサイト組織の混合組織と
なり、遅れ破壊特性が低下するため4μm以下とした。
黒鉛の粒数が3000個/mm2 未満では黒鉛間の距離が
大きくなり炭素の拡散距離が大きくなるため焼入れ組織
がフェライト+マルテンサイト組織の混合組織となり、
遅れ破壊特性が低下するため3000個/mm2 以上とし
た。
【0017】製造条件に関しては熱間仕上げ圧延した直
後の鋼棒を、その熱延ラインの延長上に設置した水冷却
装置により強制冷却するのは、熱間圧延による圧延歪を
焼入れマルテンサイト組織に残存させるためである。こ
の方法によると熱延後の赤熱状態の鋼棒の熱エネルギー
を焼入れに利用でき再加熱を必要としないので、熱処理
コストの低減を図ることが出来る。
【0018】冷却開始温度は、マルテンサイト変態歪と
圧延歪とを同時に発生させて黒鉛生成箇所を多くさせる
ためにAr1 点以上でなければならない。冷却終了温度
は十分なマルテンサイト変態組織を得て黒鉛生成を容易
にするためにMs点以下でなければならない。平均冷却
速度の下限を5℃/sとしたのは、マルテンサイト変態
組織を得るためと、加工歪を残留させて黒鉛化を容易に
するためであり、上限値を30℃/sとしたのは、これ
を超えて急冷してもマルテンサイト変態量は増加しない
ためである。昇温温度の下限値を610℃、上限値を7
10℃に設定したのはこの温度範囲における黒鉛化時間
がもっとも短いためである。
【0019】
【実施例】供試鋼の化学成分と製造条件及び黒鉛化率を
表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】本試験に使用した鋼棒は直径10〜19mm
であり、熱延ラインの延長線上に設置した水槽内で冷却
した。仕上げ圧延スタンドから水槽までの距離は約45
mm、圧延速度は10〜100mm/sで、圧延終了から水
槽に至るまでの所用時間は約1〜3秒である。線材をコ
イル状に巻いて水温20〜100℃の水槽に挿入した。
水槽内の滞留時間は20〜200秒である。冷却開始温
度、冷却終了時間は鋼材の表面温度を放射温度計で測定
した値である。その後、自然冷却させ、さらにオフライ
ンの焼鈍炉で黒鉛化処理した。
【0022】黒鉛化率は次式により算出した。 (鋼中黒鉛含有量/鋼の炭素含有量)×100(%) 黒鉛含有量は平均黒鉛粒子径、密度及び黒鉛粒子数から
算出した。本製造法による鋼線の黒鉛化率は焼鈍時間が
10時間前後と短いにもかかわらず、100%と著しく
優れた結果である。比較製造法の場合には黒鉛化率は7
0%程度と低い。
【0023】表2に黒鉛粒径及び黒鉛間の最大距離を示
す。
【0024】
【表2】
【0025】黒鉛粒径の測定は次の方法によって行っ
た。黒鉛粒子に電子線を照射して、反射電子線の強度を
2値化することによりSEM画面上に黒鉛を結像させ
て、粒径を測定した。黒鉛間の最大距離は倍率200倍
の光学顕微鏡写真上で測定した。写真上に黒鉛の存在し
ない箇所のみ含む円弧を描き、その直径の最大値を黒鉛
間の最大距離とした。本発明鋼の黒鉛粒及び黒鉛間の最
大距離は比較鋼のそれよりいずれも小さくなっている。
【0026】表3に黒鉛化処理後の焼入れ焼戻し条件、
強度、及び図4に示した限界拡散性水素量を示す。
【0027】
【表3】
【0028】黒鉛化後の焼入れ焼戻し処理によって黒鉛
粒の存在位置には同サイズの空隙が生じる。この表よ
り、本発明の組成および製造条件の範囲にある開発鋼
は、比較鋼に比べて限界水素量が高く、遅れ破壊しにく
いことが明らかである。
【0029】
【発明の効果】本発明により鋼材中の空隙のサイズ、及
び密度を制御することによって、130 kgf/mm2 以上
の引張強度を有し、耐遅れ破壊特性の優れた鋼棒を製造
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】鋼材の遅れ破壊試験に用いた試験片平面図であ
る。
【図2】遅れ破壊試験装置の説明図である。
【図3】水素量分析の水素放出プロファイルである。
【図4】限界拡散性水素量の説明図である。
【符号の説明】
1…試験片 2…バランスウェイト 3…支点
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C21D 9/52 103 C21D 9/52 103B C22C 38/12 C22C 38/12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で C :0.30〜1.00% Si:0.6〜1.3% Mn:0.05〜1.0% P :0.02%以下 S :0.02%以下 Al:0.01〜0.035% B :0.001〜0.004% N :0.002〜0.008% Mo:0.05〜0.20% を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる鋼
    で、焼戻しマルテンサイト組織からなり、平均直径4μ
    m以下の空隙を3000個/mm2 以上の密度で有し、且
    つ強度が130 kgf/mm2 以上であることを特徴とする
    耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼棒。
  2. 【請求項2】 重量%で C :0.30〜1.00% Si:0.6〜1.3% Mn:0.05〜1.0% P :0.02%以下 S :0.02%以下 Al:0.01〜0.035% B :0.001〜0.004% N :0.002〜0.008% Mo:0.05〜0.20% を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物よりなる、
    熱間圧延直後の鋼棒を、その熱間圧延ラインの後面に設
    置した水冷却装置により、冷却開始温度をAr1点以
    上、冷却終了温度をMs 点以下、平均冷却速度を5〜3
    0℃/sとして冷却後、さらに自然冷却し、継いで加熱
    温度610〜710℃で黒鉛化処理したものを鍛造、転
    造等の加工を行った後に焼入れ焼戻し処理を行うことを
    特徴とする、焼戻しマルテンサイト組織からなり、平均
    直径4μm以下の空隙を3000個/mm2 以上の密度で
    有し、且つ強度が130 kgf/mm2 以上である耐遅れ破
    壊特性に優れた高強度鋼棒の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100544720B1 (ko) * 2001-12-24 2006-01-24 주식회사 포스코 냉간성형성과 지연파괴저항성이 우수한 고강도 강과 이를 이용한 강가공물의 제조방법
KR100605723B1 (ko) * 2004-11-24 2006-08-01 주식회사 포스코 지연파괴저항성이 우수한 고강도 강가공품 및 그 제조방법
KR100946131B1 (ko) * 2002-12-26 2010-03-10 주식회사 포스코 지연파괴저항성이 우수한 중탄소 강가공물의 제조방법
KR100946130B1 (ko) * 2002-12-26 2010-03-10 주식회사 포스코 지연파괴저항성이 우수한 고탄소 강가공물의 제조방법
JP2015131986A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 新日鐵住金株式会社 快折鋼

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