JPH08290373A - 手工具 - Google Patents

手工具

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Publication number
JPH08290373A
JPH08290373A JP9640395A JP9640395A JPH08290373A JP H08290373 A JPH08290373 A JP H08290373A JP 9640395 A JP9640395 A JP 9640395A JP 9640395 A JP9640395 A JP 9640395A JP H08290373 A JPH08290373 A JP H08290373A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
main body
weight
front side
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9640395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ibata
和彦 井畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T KK
Original Assignee
N T KK
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Filing date
Publication date
Application filed by N T KK filed Critical N T KK
Priority to JP9640395A priority Critical patent/JPH08290373A/ja
Publication of JPH08290373A publication Critical patent/JPH08290373A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断等の作業を行なう際に用いられる手工具
に於て、工具体や机上等が損傷しない様にすると共に、
安全に把持できる様にする。 【構成】 本体2、工具体3、操作体4、弾性体5、錘
体6とで構成し、とりわけ操作体4を解放した時には弾
性体5に依り工具体3が本体2内に瞬時に収納される様
にすると共に、本体2を略卵形にして起き上がり小法師
の様に錘体6に依り本体2の前側を上にして自然に起立
する様にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば切断等の作業を
行なう際に用いられる手工具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の手工具としては、例えば
特公平5−82236号に記載された起き上がりカッタ
ーが知られている。これは、基本的には、刃先を折り取
ることにより新しい刃とすることのできる刃体を案内部
材にて案内しながら支持するカッターにおいて、略卵型
の握り部と、この握り部と一体的な断面略円形の支持部
とにより構成されるカッター本体を、前記案内部材の外
周にこれの略全体を収納するべく一体的に形成するとと
もに、前記握り部の下方部分に重りを挿入したものであ
る。ところが、この様なものは、カッター本体の前側か
ら刃体を大きく突出させて机上等に置いた場合には、刃
体の刃先と握り部の下部が机上等に接触して起立するの
で、刃体や机上等が損傷し易いと共に、カッター本体を
把持する際には誤って突出した刃体に依り指等を怪我す
る惧れが多分にあり、安全性に問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の問題
点に鑑み、これを解消する為に創案されたもので、その
目的とする処は、工具体や机上等が損傷する事がないと
共に、安全に把持する事ができる手工具を提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手工具は、基本
的には、略卵形を呈する本体と、本体に対して前後方向
に出入可能に設けられた工具体と、本体に前後方向に移
動可能に設けられると共に工具体に連結されてこれを収
納位置から突出位置まで作動する操作体と、本体と操作
体との間に設けられて工具体を常に収納位置に付勢する
弾性体と、本体の後側に設けられて本体の前側を上にし
て起立させる錘体と、から構成した事に特徴が存する。
【0005】
【作用】操作体を前動してその状態に保持すると、本体
に対して工具体が突出して突出位置に保持される。工具
体が突出されると、これに依り作業を行なう事ができ
る。この様な状態から、操作体を解放すると、操作体と
工具体が弾性体に依り瞬時に戻されて収納位置に保持さ
れる。この様な状態で机上等に置くと、丁度起き上がり
小法師の如く、錘体に依り本体の前側を上にして自然に
起立される。この時、工具体が収納位置に収納されてい
るので、工具体が机上や使用者の指等に接触する事がな
い。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の実施例に係る手工具の起立状
態を示す斜視図。図2は、図1の正面図。図3は、図2
の側面図。図4は、一部を破断して示す図2の背面図。
図5は、図2の拡大横断平面図で起立状態を示してい
る。手工具1は、本体2、工具体3、操作体4、弾性体
5、錘体6とからその主要部が構成されて居り、この例
では、クイックバック式のカッタナイフにしてある。本
体2は、略卵形を呈するもので、この例では、前側(図
2に於て左側)が小円形で且つ表裏(左右)方向に扁平
された略卵形を呈し、合成樹脂製にしてあり、表本体7
と裏本体8とに二分割されてビス9に依り合体される様
にしてある。表本体7は、前側と裏側が開放して形成さ
れて前側が工具体3の出入口になる案内溝10と、これ
の表側に連通して形成された長円形の長孔11と、これ
の外側に連通して形成されて前側と表側が開放して形成
された長円状の窪所12と、中程内部に設けられてねじ
込み穴が形成された筒部13とを備えている。裏本体8
は、中程内部に設けられて座穴が形成された筒部14を
備えている。而して、ビス9が筒部14に挿入されて座
穴に挿通された後に筒部13のねじ込み穴にねじ込まれ
る事に依り表本体7と裏本体8とが着脱可能に合体され
る。本体2の全長は、略64mmにしてあり、掌に収ま
る様にしてある。工具体3は、本体2に対して前後方向
に出入可能に設けられたもので、この例では、刃体にし
てある。これは、平行四辺形で板状を呈し、ステンレス
鋼製にしてあり、後側には円形の連結孔15が穿設さ
れ、下辺には刃16が形成されている。操作体4は、本
体2に前後方向に移動可能に設けられると共に工具体3
に連結されてこれを収納位置から突出位置まで作動する
もので、この例では、合成樹脂製にしてあり、本体2の
窪所12に前後動可能に位置される円板状の操作片17
と、これの表面に形設した辷止凹凸18と、操作片17
の裏側に連設されて本体2の長孔11に前後動可能に挿
入されると共に工具体3の連結孔15に嵌入される段付
板状の連結片19と、これに上下方向に貫通して形設さ
れた貫孔20とを備えている。弾性体5は、本体2と操
作体4との間に設けられて工具体3を常に収納位置に付
勢するもので、この例では、バネ鋼製の捻れバネにして
あり、巻部が本体2の中程下側に設けた受軸21に挿入
されると共に、基辺が受軸21より前側の本体2内に当
接され、遊辺が操作体4の貫孔20に挿通される。弾性
体5は、遊辺を貫孔20に挿通する事に依り本体2に対
する工具体3と操作体4の表裏方向の抜止めを司る。錘
体6は、本体2の後側に設けられて本体2の前側を上に
して起立させるもので、この例では、扁平した樽形を呈
し、鉛製にしてあり、長手方向の両側には凹溝22が形
設され、本体2の後側内部に設けている。錘体6は、表
本体7と裏本体8との合体時にこれらに形成された挾持
片23が凹溝22に嵌入されて挾持される事に依り本体
2に対して遊動不能に取付けられる。
【0007】次に、この様な構成に基づいて作用を述解
する。右手で本体2を把持し、親指等を操作体4に当が
ってこれを弾性体5の弾力に抗して前進させてその状態
を保つと、図2、図4、図5の二点鎖線で示す如く、操
作体4に連結された工具体つまり刃体3が本体2の前端
から突出されて突出位置に保たれる。刃体3が突出され
ると、これに依り紙等の切断作業を行なう事ができる。
この様な状態から、親指等を放して操作体4を解放する
と、図4、図5の実線で示す如く、刃体3と操作体4が
弾性体5に依り瞬時にして収容位置に復帰され、所謂ク
イックバックされる。この様な状態で手工具1を机上等
に置くと、丁度起き上がり小法師の如く、錘体6に依り
自然に本体2の前側を上にして起立される。手工具1
は、図5に示す如く、鉛直線に対して略13度だけ裏側
に傾斜すべく起立される。この時、刃体3が本体2内に
収納されているので、工具体3が机上や使用者の指等に
接触する事がない。従って、工具体3や机上等が損傷す
る事がないと共に、工具体3に依り指等を怪我する心配
が全くなく、安全に把持する事ができる。
【0008】尚、工具体3である刃体は、先の実施例で
は、図2に於て刃16を下側にして所謂右利き用にした
が、これに限らず、例えば刃体を裏返しに挿着する事に
依り左利き用にしても良い。工具体3は、先の実施例で
は、刃体にしたが、これに限らず、例えば特開平5−4
2259号に記載された如く、掻取作業を行なう掻取板
や掃除作業を行なう板状ブラシ等にしても良い。弾性体
5は、先の実施例では、捻れバネであったが、これに限
らず、例えば板バネ等でも良い。錘体6は、先の実施例
では、鉛製であったが、これに限らず、例えば他の材料
のものでも良い。錘体6は、先の実施例では、本体2の
内側に設けたが、これに限らず、例えば本体2の外側に
外形に合わせて設けても良い。
【0009】
【発明の効果】以上、既述した如く、本発明に依れば、
次の様な優れた効果を奏する事ができる。 (1) 本体、工具体、操作体、弾性体、錘体とで構成
し、とりわけ操作体を解放した時には弾性体に依り工具
体が本体内に瞬時に収納される様にすると共に、本体を
略卵形にして起き上がり小法師の様に錘体に依り本体の
前側を上にして自然に起立する様にしたので、工具体や
机上等が損傷する事がないと共に、安全に把持する事が
できる。 (2) 本体を略卵形にしたので、掌に収まり易く、非
常に把持し易い。 (3) 起き上がり小法師の様に錘体に依り本体の前側
を上にして自然に起立する様にしたので、机上等から逐
一起こして把持する必要がないと共に、殆ど持ち直す事
なくそのまま作業に移行できる。 (4) 起き上がり小法師の様に錘体に依り本体の前側
を上にして自然に起立する様にしたので、机上等に置い
たり引出し等に入れたりした時には、所在が直ちに判っ
て所謂モニュメント的な機能を発揮する。 (5) 起き上がり小法師の様に錘体に依り本体の前側
を上にして自然に起立する様にしたので、ディスプレイ
時には、揺動玩具的な機能を発揮して興味を持たせる事
ができる。 (6) 起き上がり小法師の様に錘体に依り本体の前側
を上にして自然に起立する様にしたので、机上等に置い
た時には、その占有面積が小さくなって場所を取る事が
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る手工具の起立状態を示す
斜視図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】一部を破断して示す図2の背面図。
【図5】図2の拡大横断平面図で起立状態を示してい
る。
【符号の説明】
1…手工具、2…本体、3…工具体、4…操作体、5…
弾性体、6…錘体、7…表本体、8…裏本体、9…ビ
ス、10…案内溝、11…長孔、12…窪所、13,1
4…筒部、15…連結孔、16…刃、17…操作片、1
8…辷止凹凸、19…連結片、20…貫孔、21…受
軸、22…凹溝、23…挾持片。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略卵形を呈する本体と、本体に対して前
    後方向に出入可能に設けられた工具体と、本体に前後方
    向に移動可能に設けられると共に工具体に連結されてこ
    れを収納位置から突出位置まで作動する操作体と、本体
    と操作体との間に設けられて工具体を常に収納位置に付
    勢する弾性体と、本体の後側に設けられて本体の前側を
    上にして起立させる錘体と、から構成した事を特徴とす
    る手工具。
JP9640395A 1995-04-21 1995-04-21 手工具 Pending JPH08290373A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9640395A JPH08290373A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 手工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9640395A JPH08290373A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 手工具

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Publication Number Publication Date
JPH08290373A true JPH08290373A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14164003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9640395A Pending JPH08290373A (ja) 1995-04-21 1995-04-21 手工具

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JP (1) JPH08290373A (ja)

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