JPH08290141A - 碍管洗浄装置 - Google Patents

碍管洗浄装置

Info

Publication number
JPH08290141A
JPH08290141A JP7120788A JP12078895A JPH08290141A JP H08290141 A JPH08290141 A JP H08290141A JP 7120788 A JP7120788 A JP 7120788A JP 12078895 A JP12078895 A JP 12078895A JP H08290141 A JPH08290141 A JP H08290141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porcelain
frame
balancer
main shaft
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7120788A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Takeuchi
正治 竹内
Masahiro Toki
正宏 土岐
Katsushige Sasaki
克茂 佐々木
Yoshiyuki Tagami
嘉幸 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YONDEN ENG KK
Sumiden Transmission and Distribution Systems Products Corp
Original Assignee
YONDEN ENG KK
Asahi Kinzoku Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YONDEN ENG KK, Asahi Kinzoku Seiko Co Ltd filed Critical YONDEN ENG KK
Priority to JP7120788A priority Critical patent/JPH08290141A/ja
Publication of JPH08290141A publication Critical patent/JPH08290141A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Insulators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 変電所などにある大型の碍管を自動的に洗浄
する。 【構成】 主軸1と左右アーム2,3を具えたフレーム
で碍管Aを挟持し、アーム2,3には回転するブラシ9
と、洗浄液の噴射するノズルが設けられている。装置は
バランサ8により吊り下げられた状態で、アーム2,3
に装着されたローラ4〜7を回転させて、碍管Aの外周
を旋回しながら洗浄を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変電所などにおける碍管
を洗浄する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所などには高さ数mにおよぶ大型の
碍管が設置されているが、この洗浄は、作業車両(折り
畳み式又は伸縮式アームを具え、アームの先端に作業台
を具えた車両)の作業台に乗った作業者が手洗いした
り、射水ノズルを持ち、ジェット水流を碍管に噴射す
る、といった手段で行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ジェット水流
の噴射だけでは十分な洗浄が行えない場合もある。ま
た、碍管が大型であるため人力による作業ではかなりの
労力を必要とし、危険も伴うため、自動的に碍管を洗浄
する装置が要望されていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
消するため、碍管の外周を旋回しながら自動的に洗浄を
行うことができる装置を提供するものである。その第一
の特徴は、開閉機構を具え、碍管を挟持するフレーム
と、フレームに取り付けられ、碍管の溝に係合し、回転
によりフレームを碍管の外周で旋回させる複数のロ−ラ
と、フレームに取り付けられ、碍管に摺接するブラシ
と、フレームに取り付けられ、碍管に洗浄液を噴射する
ノズルとを具えたことにある。第二の特徴はフレームを
吊下げるバランサを設けたことにある。これにより、万
一、作業中にローラが碍管の溝から外れることがあって
も上記装置の落下を防止することができる。
【0005】第三の特徴は、バランサに吊下げワイヤの
引き出し機構を具え、同引き出し機構をローラの回転と
連動させたことにある。引き出し機構は、ワイヤの引き
出し長を調整するもので、ワイヤの出し戻しが自在のフ
リーの状態と、ワイヤを所定の引き出し長で保持するロ
ックの状態とを切り替えられる。従って、装置を碍子に
装着するまでは引き出し機構をロックの状態とし、作動
時(ローラの回転、即ち旋回時)にはフリーの状態とす
ることで、常時洗浄装置の落下を防止すると共に、ワイ
ヤが引き出されて装置の旋回を容易にする。
【0006】第四の特徴は、同引き出し機構をフレーム
の開閉機構と連動させたことにある。即ち、前記引き出
し機構がロックの状態のときフレームの開閉機構が動作
し、フリーの状態では開閉機構が動作しないよう構成し
た。フレームの開閉機構を「開」にし、装置を碍管に装
着する際は、バランサの引き出し機構がロックされて装
置の落下を防止し、バランサがフリーの状態になる旋回
時には、開閉機構が動作しない(「開」にならない)こ
とで装置の脱落を防止する。
【0007】第五の特徴は、バランサに碍管の近接検知
センサを設けたことにある。同センサを設けることで、
バランサが碍管に接近したことを検知し、これが碍管に
接触して損傷させることを防止することができる。この
センサは、碍管との距離を検知する非接触式センサと、
碍管に当接することで作動する接触式センサのいずれで
も用いることができる。
【0008】第六の特徴は、洗浄液を供給するポンプを
ローラの回転と連動させたことにある。両者の連動は、
装置の旋回と同時に洗浄液の噴射を開始し、旋回の終了
と同時に噴射を終えるように行う。これにより、効率的
な洗浄を行うことができる。第七の特徴は、碍管の挟持
力を検知するセンサをフレームに具けたことにある。即
ち、モータの駆動により伸縮する主軸と、その両側に軸
支されたアームからなるフレームを具え、両アームのロ
ーラで碍管を挟持する洗浄装置であって、少なくも一方
のアームと同期して回動する距離検知センサと、同セン
サに対向し、主軸に固定された基準板と、主軸に固定さ
れ、アームの回動抵抗となる弾性体を具え、センサと基
準板との距離が一定値に達したことでモータの駆動を制
御する。これにより、所定の挟持力で装置を碍管に装着
することができる。
【0009】第八の特徴は、ローラの回転数(または回
転角)を検知するセンサを設け、この検知結果に基づい
てフレームが所定角旋回したところで旋回方向を反転さ
せるよう構成したことにある。バランサを用いずにフレ
ームの挟持力だけで装置を碍管に装着した場合、一定方
向に装置が旋回し続けても同じ箇所を何度も洗浄するだ
けで特に問題はない。しかし、バランサを用いた場合、
装置の旋回により吊下げワイヤがねじれるため、装置の
反転が必要になる。フレームの旋回はローラの回転によ
って行われるため、碍管の径とローラの径が判っていれ
ばフレームが所定角(例えば190°)旋回するまでの
ローラの回転数を求めることができる。従って、この演
算により求められたローラの回転数を入力設定すれば、
任意の位置で装置の旋回方向を反転させることができ
る。なお、フレームの旋回速度が判っていれば、反転さ
せる位置まで旋回する時間を求めることもできる。従っ
て、この時間を設定して、装置を自動反転させることも
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明装置の使用状態を示す斜視図、図2はその平面図、
図3はその側面図である。 [概 略]上記各図に示すように、本発明装置は主軸
1と左右アーム2,3を具えたフレームで碍管Aを挟持
し、同アーム2,3に装着されたローラ4〜7により碍
管Aの外周を旋回しながら洗浄を行うものである。装置
は作業台Bに固定されたバランサ8により吊り下げられ
た状態で旋回し、各アーム2,3に設けられたブラシ9
の回転と、ノズルからの洗浄液の噴射により洗浄を行
う。
【0011】[装置構成] (フレーム)フレームは、主軸1と、その両端に取り付
けられた左右アーム2,3でコの字型に構成されている 装置の碍管Aへの装着はフレームを開いて行うが、この
開閉機構は、主軸1を伸縮し、左右アーム2,3の間隔
を調整することで行っている。図4は主軸1の断面を含
むフレームの構成図で、スプライン軸1Aの外側にスリー
ブ1Bがはめ込まれ、これを軸方向にスライドすることで
主軸1の伸縮を行う。スプライン軸1Aの内周には駆動ね
じ10が螺合され、この駆動ねじ10がスリーブ1Bと一体に
構成されている。また、駆動ねじ10はギア11〜13 を介
してモータ14に連結され、モータ14の駆動により主軸1
の伸縮を行うことができる。
【0012】ただし、モータ14の故障により駆動ねじ10
を回転できなくなった場合に備えて、ハンドル15により
手動でも主軸1の伸縮ができるよう構成した。モータ14
から駆動ねじ10へは、モータ14に直結する駆動ギア11,
駆動ねじ10につながる従動ギア13および両ギアの間に位
置する中間ギア12の3枚が用いられている。モータ14が
正常の場合、中間ギア12は駆動ギア11と従動ギア13の双
方に噛合しているが、モータ14の故障時は、軸方向にス
ライドさせて従動ギア13との噛合を解除することができ
る。そして、ハンドル15を回転すれば駆動ねじ10を回転
でき、主軸1を伸縮させることができる。また、図示し
ていないが、この主軸内部には近接センサが設けられ、
最大伸長時と最短縮小時にモータ14の駆動を停止し、主
軸1の伸縮を停止するよう構成した。
【0013】さらに、本例では、開閉機構として、左右
のアーム2,3が回動できるようにも構成した。例え
ば、碍管Aから装置を取り外す場合、左右アーム2,3
に取り付けられたローラの間隔を碍子Aの外径以上に開
かなければならず、主軸1の伸長には多少時間がかか
る。そのため、左右アーム2,3の回動機構を設けて、
一層迅速に装置を着脱することができるよう構成した。
【0014】まず、左アーム2の回動機構であるが、図
4に示すように、同アーム2にレバー16が設けられ、こ
れを回動することで枢軸17を中心として左アーム2を回
動することができる。レバー軸18と枢軸17はカム機構
(図示せず)により係合され、レバー軸18のカムが枢軸
17のカム溝に係合した状態のとき左アーム2が主軸1に
対して直角に固定され、同係合が解除された状態のとき
左アーム2が右アーム3から離れる方向に回動する(破
線参照)。そして、回動角はプランジャ19により一定角
単位で固定することができる。
【0015】次に、右アーム3の回動機構であるが、図
4および5に示すように、主軸1の右端部にレバー20を
設け、これでレバー軸21を回動することにより枢軸22を
中心として右アーム3を回動させるものである。右アー
ム3における主軸1との連結部には、主軸1と平行に配
置された金属板23の一端が固定され、他端が弾性体24の
取付軸25に貫通されている。弾性体24は、右アーム3の
回動に対する抵抗として作用するためのもので、取付軸
25に貫通され、ナット26の締め付けにより蓋板27と金属
板23の間に圧縮して固定されている。本例では、プラス
チックを用いたが、圧縮ばねでもよい。
【0016】このレバー部分の横断面図を図6に、縦断
面図を図7に示す。主軸1に貫通された固定ブロック28
の両側には一対のスライド板29がはめ込まれ、その一端
の連結軸30にカム31が取り付けられ、他端の連結軸32は
弾性体24の取付軸25に固定されている。ここで、レバー
20を操作してカム31が固定ブロック28を押圧する状態
(図7の破線参照)にすると、固定ブロック28に対して
スライド板29が同図の下方に引かれるため、弾性体の取
付軸25も同様に動作して弾性体24が圧縮される。そのた
め、右アーム3を回動する際の抵抗が大きくなり、同ア
ーム3は主軸1に対して直角の状態に保持されるのであ
る。逆に、カム31を固定ブロック28に当接しない状態
(図7の実線参照)にすると、弾性体24が圧縮されるこ
とはなく、アーム3を回動する際の抵抗も小さいため、
右アーム3を開くことができるのである。
【0017】また、この弾性体24や金属板23は、両アー
ム2,3が碍管Aを挟持する力の調整機構としても用い
られている。本例では、金属板23の他端に距離検知セン
サ33を設け、これと対向する主軸1の表面に基準板34を
固定した(図4,6,7参照)。装置を碍管Aに装着す
る際、主軸1を短縮して両アーム2,3の間隔を狭める
が、これに伴い両アーム2,3は碍管Aに押されて拡が
る。そのとき、金属板23の他端(弾性体24の設けられた
側)もアーム3に同期して回動するため、弾性体24を圧
縮すると共に、センサ33と基準板34との間隔が開くこと
になる。ここで、センサ33と基準板34との間隔が一定値
に達したことで主軸1の短縮、つまりモータ14(図4参
照)の駆動を停止するよう構成しておけば、所定の力で
碍管Aを挟持することができる。なお、ナット26の締付
調整により弾性体24の反発力を調整することで、碍管A
を挟持する力を調整することができる。
【0018】(ローラ)ローラ4〜7は、各アーム2,
3に一対ずつ対向して固定されている。そのうち、左ア
ームの2つと、右アーム先端の1つが駆動ローラ4〜6
で、残りの1つが従動ローラ7である。左アーム先端の
駆動ローラ5の断面図を図8に示す。駆動ローラ5は、
上面側の径が大きく、下面側の径が小さく形成され、周
端面は碍管Aの突起に対応した溝状に形成されている。
また、ローラ5の上面には同心状の溝35が形成され、こ
の溝35の内周側面には歯36が形成されている。一方、モ
ータ37の駆動軸はギア38につながっており、このギア38
が溝の歯36に噛合されているため、モータ37の回転によ
りローラ5が回転される。他の駆動ローラ4,6の構成
も同様である。
【0019】従動ローラ7も形状自体は駆動ローラ4〜
6と同様であるが、モータがなく、スプリング41により
アーム3から碍管側に付勢されている点が異なる。この
ように、ローラの1つを従動ローラ7としたのは、装置
が真円から誤差のある碍管Aの周りをスムーズに旋回で
きるようにするためである。
【0020】さらに、右アーム先端のローラ6には回転
角検知センサ42が設けられている。装置の旋回方向の反
転には、「自動」と「手動」があるが、これは「自動」
旋回時に、反転旋回させるための信号を発するものであ
る。ローラ上面に凹部(図示せず)を設けておき、セン
サ42で凹部の通過回数をカウントしてローラ6の回転数
を検知している。碍管の溝における径、ローラの径が分
かっているので、ローラ6の回転数が設定値に達したと
きに信号を発し、駆動モータ37,39,40の回転方向を逆に
すれば装置の旋回方向を反転させることができる。「手
動」運転では装置の旋回程度を監視し、適宜スイッチを
手動操作して反転させる。なお、本例ではローラを4つ
用いたが、フレームで碍管Aを挟持できれば、その数は
特に限定されるものではない。
【0021】(ブラシ)図4および5に示すように、ブ
ラシ9は上記各アーム2,3におけるローラ4〜7の間
に取り付けられた円筒状のもので、本例では2列×3行
に配置された計6本を用い、一回の旋回で、碍管の溝3
段分を洗浄できるよう構成した。このブラシ9の駆動機
構の一部断面図を図9に示す。図示のように、各ブラシ
9は碍管Aの溝に対応するため若干上向きに傾斜したギ
アボックス43に軸支されている。このギアボックス内に
はブラシ軸44を軸とするギア45が互いに噛合し、ブラシ
軸44は同期して回転される。一方、図4に示すように、
モータ45の駆動軸はタイミングベルトを介して1本のブ
ラシ軸のギアを回転させるため、これにより全てのブラ
シ9を同期して回転させることができる。このブラシ9
の回転は、装置の旋回に連動した「自動」と、非連動の
「手動」があり、さらにモータ45の回転速度を変えるこ
とで、低速から高速へと連続的に変えることができる。
【0022】そして、このギアボックス43はアーム2,
3に対して直交方向、つまり碍管Aの中心側に付勢され
ている。図4および9に示すように、アームの途中には
コの字型の枠部46が設けられ、そこに2本のスライド軸
47が貫通されている。スライド軸の一端にはギアボック
ス43が固定され、他端には連結板48でつながれて、そこ
にばねの取付金具49が設けられている(図9参照)。こ
こで、取付金具49に引っ張りばね50の一端を係合し、他
端を枠部上面のピン51に係合すれば、常時ブラシ9は碍
管側に付勢されるため、碍管Aの溝の奥にまで到達する
ことができる。
【0023】(ノズル)ノズルは洗浄液の噴射口で、図
示していないが、ブラシ9の各列の間に配置されてい
る。即ち、各アーム毎に3か所づつ設けられている。ノ
ズルまでの洗浄液の供給は、タンクからポンプで洗浄液
を汲み上げ、フレーム沿いに配管した給水管を通して行
っている。なお、タンク、ポンプおよび給水管は図示し
ていない。実際に洗浄を行う際には、装置の旋回(ロー
ラの回転)に連動してポンプを作動させ、旋回の開始と
同時に洗浄液を噴射し、旋回の終了と同時に噴射も停止
するようにする。
【0024】(バランサ)バランサ8は、作業台上に設
置されて上記装置を吊り下げるもので、図10に示すよ
うに、平行する2本の支柱52の上端から直角方向に伸び
るアーム53を具え、アーム53の先端から装置を吊り下げ
るワイヤ54が引き出せる。ワイヤ54は洗浄装置をつり下
げられるものであれば種々の線状体が利用できる。本例
ではアラミド製ロープを用いた。また、両アーム53は、
先端部が対向する向き(碍管の中心側)に折れ曲がるよ
う構成され、フレームの開き具合に対応してワイヤ54の
引出位置を調整できる。一方、支柱52の下端には補助ス
テージ55が設けられ、作業者が碍管側に踏み出して作業
ができるように構成されている。
【0025】上記ワイヤの引出機構を図11に基づいて
説明する。同図は支柱52およびアーム53の断面図で、図
示のように、支柱52の内部にはエアシリンダ56が収納さ
れている。シリンダ56は往復運動によりワイヤ54の出し
戻しを行うもので、その先端に支柱内でシリンダ56の往
復動をガイドするガイドローラ57を具え、その軸にプー
リホルダ58が貫通されて、さらにこのホルダ58にワイヤ
54をガイドするプーリ59が軸支されている。一方、ワイ
ヤ54は、一端がアーム53の下面に固定され、他端が前記
プーリ59と3つのガイドローラ60〜62 を介してアーム5
3の先端に導かれている。
【0026】ここで、シリンダ56のピストンを送り出す
と、プーリ59が上方に移動し、ワイヤ54が送り出され
る。逆に、ピストンを戻すと、ワイヤ54が引き戻される
ことになる。このように、ワイヤ54の引出機構にプーリ
59を用いることで、ワイヤ54の送り出し量をシリンダ56
のストローク以上にすることができる。なお、図12に
示すように、プーリ59とガイドローラ60の間に別のガイ
ドローラ63を設け、ワイヤ54をプーリ59とこのガイドロ
ーラ63に複数回往復して巻き付けてからワイヤ端部を引
き出せば、ワイヤ54の送り出し量をより大きくすること
ができる。
【0027】このシリンダ56の制御は、図10に示すエ
アコントロールボックス64で行っている。エアの流れを
図12に示す。エアコントロールボックス64は地上に設
置されたコンプレッサ65にホースでつながれており、こ
こから供給されたエアはリザーブタンク66を通った後、
2つに分岐されてリリーフバルブ67、電磁バルブ68を通
り、各支柱内のシリンダ56に供給される。リザーブタン
ク66の直後には、供給圧力計67が設けられ、エアが一定
圧力以下に下がると警報音を発する。また、コンプレッ
サ65に故障があった場合、逆止弁70によりシリンダ56の
内部エアを一定時間保持し、装置が急に落下しないよう
にした。図において、71はカプラー、72は設定圧力計で
る。
【0028】シリンダ56のオン,オフは、図10に示す
ように、支柱52に設けられたスイッチ73で行う。オンの
状態ではシリンダ56が作動しており、ワイヤ54の引出長
を変え、所定の引出長を保持する「ロック」の状態とす
ることができる。一方、オフの状態では、シリンダ56は
作動しておらず、ワイヤ54の引き出しが自在の「フリ
ー」の状態とすることができる。このようにシリンダ56
の作動は手動によるスイッチ操作で行えるのだが、装置
を「自動」運転する場合、装置の作動に連動してシリン
ダ56も作動される。即ち、装置を碍子Aに装着するまで
は引き出し機構をロックの状態とし、旋回時にはフリー
の状態とすることで、常時洗浄装置の落下を防止すると
共に、ワイヤ54が引き出されて装置の旋回を容易にす
る。
【0029】さらに、このバランサ8には接触検知セン
サ74が設けられ、バランサのアーム53や補助ステージ55
が碍管Aと接触して傷つくことを防止している。接触検
知センサ74は、両アーム53の先端と、補助ステージ55の
両側および中間の計5箇所に設けられている。いずれの
センサも接触子に碍管が接触したことで警報を発するも
のである。アームのセンサはリング状の接触子75を、補
助ステージのセンサは同ステージ側端面沿いのパイプ状
接触子76を具え、あらゆる方向から碍管Aに接近したこ
とを検知することができる。各接触子75,76 はアルミパ
イプにビニール管を被覆したもので、碍管Aと接触して
もこれを損傷させることはない。
【0030】また、本例では、アーム53の先端部と補助
ステージ55の側端面にもクッション材を設け、万一これ
らが碍管Aと接触しても損傷を防止できるようにした。
なお、バランサ8の手前で作業台に固定されているのは
ウィンチ77である。1回の旋回(洗浄)が終了し、次の
3段分の碍管溝を洗浄する際、一旦装置を碍管Aから外
して手前(作業者側)に引き寄せる必要がある。そのと
き、作業者が装置を保持していたのでは負担が大きいた
め、ウィンチのワイヤ78を装置に掛けて引き寄せてお
く。さらには、ある碍管から別の碍管の洗浄に移行する
場合にも、このウィンチ77による引き留めを利用するこ
とができる。
【0031】(制御ボックス)以上説明した装置の制御
は、図13に示す制御ボックスで一括して行われる。図
示のように、回転角検知センサ42、エアコントロールボ
ックス64、主軸1の操作スイッチ79の配線は全て制御ボ
ックス80に接続されており、装置とシリンダを連動させ
ることができる。また、この制御ボックス80にはハンド
スイッチ81も接続され、主軸の操作スイッチ79と同様の
操作を行うことができる。これは、装置が旋回すると操
作スイッチ79が作業者の届かない位置に移動するため、
万一故障により装置を旋回できなくなった場合、ハンド
スイッチ81を用いてフレームを開き、装置を碍管から取
り外すためである。
【0032】制御ボックス80の各スイッチと、その機能
を次に示す。 電源スイッチ…電源のオン,オフを行う。 「自動」と「手動」の切り替えスイッチ…「自動」で
旋回の反転や旋回に連動したブラシの回転を行う事がで
きる。「手動」では、これらの動作を作業者がスイッチ
操作で行う。 自動スタートおよび停止スイッチ…「自動」による洗
浄動作の開始とその停止を行う。 フレームの開閉、停止スイッチ…主軸の伸縮を行う。 フレームの旋回スイッチ…「手動」運転時、フレーム
の旋回を「右」,「左」,「停止」と切り替える。 ブラシの回転スイッチ…「手動」運転時、ブラシの回
転,停止を行う。 ブラシの回転速度調整つまみ…ブラシの回転速度を低
速から高速まで変更する。 非常停止ボタン…全ての機能を停止させる。 メインカウンターとサブカウンター…メインカウンタ
ーはタイマーとなっており、予め求めておいた「装置を
自動反転させるまで旋回する時間」を設定する。サブカ
ウンターは装置が反転旋回されるまでのローラの回転数
を設定するためのものである。 なお、図13において、82は地上の電源に接続されるコ
ード、Cは作業台制御ボックスである。
【0033】[使用手順]上記装置の使用手順と動作を
説明する。 {自動運転の場合} (1) まず、準備作業として、作業台車にバランサ8とウ
ィンチ77を固定し、制御ボックス80と電源、エアコント
ロールボックス64とコンプレッサ65との接続を行う。 (2) また、タンクに洗浄液を貯え、シリンダ56をオンに
して上記装置をワイヤ54で吊り下げる。作業者が装置を
保持するときは、図1,2における取っ手83,84を持て
ば便利である。
【0034】(3) 作業台制御ボックスCを操作して、装
置で碍管Aを挟持し易い位置に作業台Bを移動させる。 (4) 主軸1を全開し、左右アーム2,3も回動して拡
げ、碍管Aの最上部にから3段分の溝にローラ4〜7を
対向させる。 (5) その状態で左右アーム2,3を回動して閉じると共
に、操作スイッチ79またはハンドスイッチ81で主軸1を
短縮させ、ローラ4〜7を溝に係合して両アーム2,3
で碍管Aを挟む。このとき、バランサのシリンダ56は作
動して「ロック」の状態となっている。 (6) 所定の力で碍管Aを挟持したら、距離検知センサ33
からの信号により主軸1の短縮が停止され、装置の装着
が完了する。
【0035】(7) 装置を碍管Aに装着できたら、自動反
転するまでのローラの回転数をサブカウンターに設定す
る。サブカウンターにおける回転数設定の代わりに、メ
インカウンターに自動反転するまでの時間設定を行って
もよい。 (8) 自動スタートスイッチを押し、洗浄を開始する。洗
浄は、ローラ4〜7の回転により装置を碍管Aの回りで
旋回させ、これにブラシ9の回転と洗浄液の噴射を連動
することで行われる。 (9) 旋回の開始と同時に主軸1の伸縮機構は作動しなく
なる。従って、誤ってハンドスイッチ81で主軸の「開
く」を押すことがあっても、主軸1を伸長させることは
できず、旋回中に装置が碍管Aから脱落することはな
い。 (10)さらに、旋回の開始と同時にバランサのシリンダ56
も連動され、「フリー」の状態に切り替えられる。
【0036】(11)本例の装置では、まず左に190°旋
回してから反転して元の位置に復帰するよう設定してお
り、この往復旋回により3段分の碍管の全周を2回洗浄
することができる。 (12)洗浄動作時における装置の平面図を図14に示す。
図示のように、装置の旋回に伴いバランサ8のワイヤ54
が引っ張られてねじれるが、シリンダが「フリー」の状
態になっているため、旋回に対応してワイヤ54が引き出
される。 (13)反転して元の位置に復帰すれば装置は自動停止す
る。これに伴いバランサのシリンダ56が「ロック」に切
り替わり、主軸1の伸縮機構も作動可能な状態となる。
【0037】(14)次の3段分の碍管を洗浄するため、主
軸1を伸長すると共にアーム2,36を開いて、一旦装
置を碍管Aから外す。このとき、ウィンチ77のワイヤ78
を装置の主軸1に掛け、これを巻き取ることで装置を碍
管Aから離れた状態に保持する。 (15)上記と同様に碍管の次の3段分に装置を装着して洗
浄を行う。このとき、必要であれば作業台Bの位置を下
げる。そして、これらの作業を順次繰り返して碍管の最
下段まで洗浄する。 (16)なお、碍管の径は、通常下部ほど太くなっているた
め、適宜サブカウンターへの設定回転数を変更して作業
を行う。
【0038】{手動運転の場合}手動運転では、装置の
旋回とブラシ9の回転や洗浄液の噴射が連動していない
ため、個々に作業者がスイッチ操作して行う。装置を碍
管に装着するところまでは「自動」運転と同様である
が、まずブラシの回転スイッチおよびポンプを作動させ
て洗浄できる状態にし、例えば「右旋回」で洗浄を開始
する。装置が180°程度旋回したら一旦旋回を「停
止」させ、今度は「左旋回」で洗浄する。そして、元の
位置に復帰したところで「停止」スイッチにて旋回を終
了する。もちろん、ブラシ9の回転やポンプの停止も別
途手動で行う。
【0039】{バランサを用いない場合}上記の説明
は、バランサ8を用いた場合を例としているが、バラン
サ8を用いなくても使用することができる。即ち、作業
者が保持した装置を作業台Bから碍管Aに装着し、上記
と同様に旋回させて洗浄を行うのである。この場合で
も、旋回中は主軸が伸長できないため、装置が碍管から
外れることはない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明装置によれ
ば、次の効果を奏することができる。 装置が碍管の回りを旋回しながら自動的に洗浄を行う
ため、碍管の洗浄作業を効率的に行うことができる。 装置は単独でも用いることができるが、これをバラン
サでつり下げながら洗浄作業を行うことで、装置の落下
を防止することができる。特に、バランサのワイヤ引き
出し機構と装置の旋回を連動させることで、装置の落下
を防止すると共に、装置の旋回を円滑に行うことができ
る。 旋回中はフレームの開閉機構が動作しないようにする
ことで、洗浄中に装置が碍管から外れることを防止でき
る。
【0041】バランサに碍管への近接検知センサを設
けることで、装置やバランサが碍管に接触して損傷させ
ることを防止できる。 洗浄に際して、洗浄液の噴射やブラシの回転を装置の
旋回に連動させることで効率的な洗浄を行うことができ
る。 フレームに距離検知センサを設け、アームの開き程度
を検知することで、所定の力で碍管に装置を挟持させる
ことができる。 ローラの回転角を検知することで、旋回の反転を自動
的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の使用状態を示す斜視図である。
【図2】本発明装置の使用状態を示す平面図である。
【図3】本発明装置の使用状態を示す側面図である。
【図4】本発明装置の主軸の内部構成を示す一部断面図
である。
【図5】本発明装置の正面図である。
【図6】主軸に設けられたアームの回動を抑制する機構
における横断面図である。
【図7】図6と同じ機構を示す縦断面図である。
【図8】本発明装置における、ローラの断面図である。
【図9】ブラシとその駆動機構を示す構成図である。
【図10】バランサの構成を示す斜視図である。
【図11】バランサの支柱の内部構成を示すもので、
(A)は側面から見た断面図、(B)は正面から見た断
面図である。
【図12】エアの供給経路を示す流れ図である。
【図13】装置、バランサと制御ボックスの接続関係を
示す構成図である。
【図14】本発明装置の旋回状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 主軸 1A スプライン軸 1B スリーブ 2 左ア
ーム 3 右アーム 4〜6 駆動ローラ 7 従動ローラ 8 バランサ
9 ブラシ 10 駆動ねじ 11 駆動ギア 12 中間ギア 13 従動
ギア 14 モータ 15 ハンドル 16 レバー 17 枢軸 18 レバー軸
19 プランジャ 20 レバー 21 レバー軸 22 枢軸 23 金属板 24
弾性体 25 取付軸 26 ナット 27 蓋板 28 固定ブロック 29 スライ
ド板 30 連結軸 31 カム 32 連結軸 33 距離検知センサ 34 基準
板 35 溝 36 歯 37,39,40 モータ 38 ギア 41 スプリング 42 回
転角検知センサ 43 ギアボックス 44 ブラシ軸 45 モータ 46 枠
部 47 スライド軸 48 連結板 49 取付金具 50 引張ばね 51 ピン
52 支柱 53 アーム 54 ワイヤ 55 補助ステージ 56 エアシリンダ 57
ガイドローラ 58 プーリホルダ 59 プーリ 60〜63 ガイドローラ 64 エアコントロールボックス 65 コンプレッサ 66
リザーブタンク 67 リリーフバルブ 68 電磁バルブ 69 供給圧力計
70 逆止弁 71 カプラ 72 設定圧力計 73 スイッチ 74 接触
検知センサ 75,76 接触子 77 ウィンチ 78 ワイヤ 79 操作ス
イッチ 80 制御ボックス 81 ハンドスイッチ 82 コード
83,84 取っ手 A 碍管 B 作業台 C 作業台制御ボックス
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 克茂 香川県高松市上之町三丁目1番4号 四電 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 田上 嘉幸 兵庫県伊丹市北河原字当田20番地の2 朝 日金属精工株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉機構を具え、碍管を挟持するフレー
    ムと、 フレームに取り付けられ、碍管の溝に係合し、回転によ
    りフレームを碍管の外周で旋回させる複数のロ−ラと、 フレームに取り付けられ、碍管に摺接するブラシと、 フレームに取り付けられ、碍管に洗浄液を噴射するノズ
    ルとを具えることを特徴とする碍管洗浄装置。
  2. 【請求項2】 フレームを吊下げるバランサを具えるこ
    とを特徴とする請求項1記載の碍管洗浄装置。
  3. 【請求項3】 バランサは吊下げワイヤの引き出し機構
    を具え、同引き出し機構をフレームの開閉機構と連動さ
    せたことを特徴とする請求項2記載の碍管洗浄装置。
  4. 【請求項4】 バランサは吊下げワイヤの引き出し機構
    を具え、同引き出し機構をローラの回転と連動させたこ
    とを特徴とする請求項2または3記載の碍管洗浄装置。
  5. 【請求項5】 バランサに碍管の近接検知センサを設け
    たことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の
    碍管洗浄装置。
  6. 【請求項6】 洗浄液を供給するポンプをローラの回転
    と連動させたことを特徴とする請求項1から5のいずれ
    かに記載の碍管洗浄装置。
  7. 【請求項7】 モータの駆動により伸縮する主軸と、そ
    の両側に軸支されたアームとからなるフレームを具え、
    両アームのローラで碍管を挟持する洗浄装置であって、 少なくとも一方のアームと同期して回動する距離検知セ
    ンサと、 同センサに対向し、主軸に固定された基準板と、 主軸に固定され、アームの回動抵抗となる弾性体を具
    え、 前記センサと基準板との距離が一定値に達したことでモ
    ータの駆動を制御し、所定の力で碍管を挟持できるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1から6のいずれか
    に記載の碍管洗浄装置。
  8. 【請求項8】 ローラの回転角を検知するセンサを設
    け、この検知結果に基づいてフレームが所定角旋回した
    ところで旋回方向を反転させるよう構成したことを特徴
    とする請求項1から7のいずれかに記載の碍管洗浄装
    置。
JP7120788A 1995-04-20 1995-04-20 碍管洗浄装置 Pending JPH08290141A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7120788A JPH08290141A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 碍管洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7120788A JPH08290141A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 碍管洗浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08290141A true JPH08290141A (ja) 1996-11-05

Family

ID=14795020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7120788A Pending JPH08290141A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 碍管洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08290141A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433752B1 (ko) * 2001-10-23 2004-06-04 한국전력공사 애자청소기
WO2009116230A1 (ja) 2008-03-17 2009-09-24 三菱樹脂株式会社 易接着性フィルム
CN110238135A (zh) * 2019-07-12 2019-09-17 广西师范大学 一种适应不同直径的高效爬杆清洁机器
CN111602690A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 尹丽君 一种蛋糕加工用面糊搅拌装置
CN115781721A (zh) * 2023-01-28 2023-03-14 中铁电气化铁路运营管理有限公司 一种用于养护变电站绝缘子的长臂机器人

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433752B1 (ko) * 2001-10-23 2004-06-04 한국전력공사 애자청소기
WO2009116230A1 (ja) 2008-03-17 2009-09-24 三菱樹脂株式会社 易接着性フィルム
CN110238135A (zh) * 2019-07-12 2019-09-17 广西师范大学 一种适应不同直径的高效爬杆清洁机器
CN110238135B (zh) * 2019-07-12 2023-12-22 广西师范大学 一种适应不同直径的高效爬杆清洁机器
CN111602690A (zh) * 2020-05-25 2020-09-01 尹丽君 一种蛋糕加工用面糊搅拌装置
CN115781721A (zh) * 2023-01-28 2023-03-14 中铁电气化铁路运营管理有限公司 一种用于养护变电站绝缘子的长臂机器人
CN115781721B (zh) * 2023-01-28 2023-05-09 中铁电气化铁路运营管理有限公司 一种用于养护变电站绝缘子的长臂机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5226465A (en) Mounting device for motor vehicle tires
CN110961386B (zh) 一种玻璃擦拭用范围可调设备
JPH08290141A (ja) 碍管洗浄装置
US7011025B2 (en) Flexographic printing plate cleaner
JPH03123653A (ja) 塗装装置
CN111166047A (zh) 一种清洗头自动伸展的手持清洗机
CN110436233B (zh) 一种手工作坊布料收卷机
WO2003001955A1 (en) Building cleaning apparatus
JPH11148798A (ja) 導管支持装置
CN215843820U (zh) 一种用于机械零件喷漆机器人
CN109807704B (zh) 一种管状五金件打磨设备
US4149292A (en) Automatic machine for washing open containers
CN214132994U (zh) 一种车速检测装置
CN217550526U (zh) 镀铜铬后版辊及套筒清洗装置
KR960011834B1 (ko) 이동식 세척기
CN219633326U (zh) 一种pe管材端部抛光打磨装置
CN110588588A (zh) 一种嵌入式智能汽车轮胎清洁设备
JP2989848B2 (ja) 洗浄装置
EP1155859B1 (en) "Apparatus for the alternative cleaning of two or more cylinders in a printing press, with a signle cleaning device"
CN221023615U (zh) 一种智能洗车水压调节装置
CN219412886U (zh) 一种清洗机泵头
CN215987523U (zh) 一种晚期老年痴呆患者防走丢言语警示机器人
CN219899528U (zh) 一种试管清洗装置
CN221209215U (zh) 一种机械配件用除尘设备
CN215797707U (zh) 一种高压清洗机卷管器