JPH08289947A - ゴルフクラブシャフト及び該ゴルフクラブシャフトの製造方法 - Google Patents

ゴルフクラブシャフト及び該ゴルフクラブシャフトの製造方法

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JPH08289947A
JPH08289947A JP7097121A JP9712195A JPH08289947A JP H08289947 A JPH08289947 A JP H08289947A JP 7097121 A JP7097121 A JP 7097121A JP 9712195 A JP9712195 A JP 9712195A JP H08289947 A JPH08289947 A JP H08289947A
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JP
Japan
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ribs
golf club
cooling water
club shaft
resin
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JP7097121A
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Tetsuo Yamaguchi
哲男 山口
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1703Introducing an auxiliary fluid into the mould
    • B29C45/1704Introducing an auxiliary fluid into the mould the fluid being introduced into the interior of the injected material which is still in a molten state, e.g. for producing hollow articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C2045/1717Temperature controlled mould parts to control the location or configuration of the hollow
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂製の筒状ゴルフクラブシャフトの内周面
に精度よくリブを設けると共に、該リブの形状等を調節
して、キックポイントを設ける。 【構成】 ガス射出成形用金型10の筒状のキャビティ
13に、その一端より溶融した熱可塑性樹脂30を注入
し、該注入直後あるいは注入と同時に気体31を溶融樹
脂の内部に導くようにキャビティ内に注入し、気体の圧
力で溶融樹脂をキャビティの型面に密着させて筒体を成
形し、かつ、該成形時に、上記金型内のキャビティ型面
の近傍に設けた冷却水路16、17に冷却水を流通さ
せ、該冷却水路と対応する型面に沿う筒体内周面より突
出するリブ3を設けたゴルフクラブシャフト1を製造す
る。このゴルフクラブシャフト1では冷却水路を流通さ
せる冷却水温度を調節して、あるいは冷却水路の構成を
変えて、リブの高さ、幅等を他の領域のリブより小さく
たキックポイント領域KRを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂成形のゴルフクラ
ブシャフトおよび該ゴルフクラブシャフトの製造方法に
関し、特に、ガス射出成形方法を用いて、シャフト内周
面に設けるリブの形状を簡単に選択して設定出来るよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂製の筒状ゴルフクラブシャフ
トは、金型のキャビティ内に中子を挿入し、該中子とキ
ャビティ型面の間に樹脂を射出して筒状に成形し、離型
した後に、中子を抜き出して筒状のゴルフクラブシャフ
トを製造している。上記ゴルフクラブシャフトでは、強
度を向上させるため、中子に強化繊維からなるプリプレ
グシートを巻き付けたり、あるいは、中子にフィラメン
トワインディング法で強化繊維を巻き付け、この状態で
樹脂を射出して繊維強化樹脂からなるゴルフクラブシャ
フトとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した製造方法から
なるゴルフクラブシャフトでは、強度を向上させるため
に、筒状の内周面にリブを突設することは、突設するこ
と自体、手数が非常にかかると共に困難である。よっ
て、リブの幅および高さ、配置位置を調節することは非
常に困難であると共に、所定の設計通りに精度よく成形
することは出来なかった。また、リブの配置位置に応じ
て、その高さや幅を変えていくことは殆ど不可能であっ
た。
【0004】ゴルフクラブシャフトでは、その全体の剛
性を高めて強度を大とする必要があるが、打撃時のしな
りを良くするためには、曲げ剛性の低い領域であるキッ
クポイントを設ける必要がある。上記キックポイントを
設けるためには、従来の製造方法では、強化繊維の量、
強化繊維の繊維角度、強化繊維の種類を他の領域と変え
て、曲げ剛性を低くする必要があるが、手数が非常にか
かると共に、設計通りの曲げ剛性とすることは困難であ
った。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、内周面にリブを設けたゴルフクラブシャフトを簡単
に製造できるようにすると共に、上記リブを曲げ剛性の
低い領域であるキックポイントと他の領域で変えて、キ
ックポイントを所要の位置で所要の曲げ剛性とできるゴ
ルフクラブシャフトを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1で、
樹脂成形した筒体からなり、その内周面に周方向、軸方
向あるいは螺旋状に連続させたリブ、あるいは筒体の軸
線を中心として点対称となるように局部的にリブを設け
ると共に、該ゴルフクラブシャフトのキックポイントの
領域の上記リブの高さを、他の領域のリブの高さより低
くしていることを特徴とするゴルフクラブシャフトを提
供している。上記キックポイントの領域以外のリブの高
さは、筒体の内径の1/10以上で1/2以下、特に、
1/3以上で1/2以下が好ましい。また、キックポイ
ントの領域では上記リブの高の1/2以下、好ましくは
1/3以下とすることが好ましい。
【0007】また、請求項2で、請求項1と同様に、内
周面にリブを設けるゴルフクラブシャフトにおいて、キ
ックポイントの領域のリブの幅を、他の領域のリブの幅
より狭くしているゴルフクラブシャフトを提供してい
る。
【0008】上記リブを筒体の軸方向に一定間隔をあけ
て突設した場合、キックポイントの領域以外のリブの幅
は、少なくともπd/4n≦W<πd/nで、πd/3n≦W
<πd/nが好ましく、キックポイント領域では上記リ
ブの幅の1/2以下、特に、1/3以下が好ましい。
(W=リブの底幅、d=筒体の内径、n=リブの本数) また、上記リブを筒体の円周方向に一定間隔をあけて突
設した場合、キックポイント領域以外のリブの幅は、少
なくとも筒体の内径の1/10以上で1/2以下、特
に、1/3以上で1/2以下が好ましく、キックポイン
ト領域では上記リブの幅の1/2以下、特に1/3以下
が好ましい。
【0009】また、請求項3で、請求項1と同様に、内
周面にリブを設けるゴルフクラブシャフトにおいて、キ
ックポイントの領域のリブの密度を、他の領域のリブの
密度より小さくしているゴルフクラブシャフトを提供し
ている。上記リブの密度は、リブを筒体内面に円周状に
突設する場合、キックポイント領域では、その他の領域
のリブの間隔の2倍以上から4倍以下の長さにわたって
リブを突設せずにリブの密度を小さくすることが好まし
い。
【0010】また、請求項4で、請求項1と同様に、内
周面にリブを設けるゴルフクラブシャフトにおいて、キ
ックポイントの領域には上記リブを設けていないゴルフ
クラブシャフトを提供している。
【0011】上記請求項1乃至請求項4のゴルフクラブ
シャフトは、グリップを取り付ける上端よりヘッドを取
り付ける下端にかけて漸次内径が縮小するテーパとし、
筒体の肉厚は一定として、断面積に対する肉厚はヘッド
側にいくに従い漸次増加するする構造とすることが好ま
しい。また、曲げ剛性を低下させるキックポイントの領
域は、ゴルフクラブシャフトの全長、素材、ヘッドの重
量や素材等に応じて選択され、例えば、軸方向の略中央
部に設けられる。
【0012】ゴルフクラブシャフトの筒体を成形する樹
脂は繊維強化樹脂からなることが好ましい。(請求項
5) 含有させる強化繊維は短繊維でもよいし、長繊維
あるいは連続繊維でも良い。しかしながら、ガス射出成
形でゴルフクラブシャフトを製造する場合は、0.21
mm〜1c程度の短繊維が好適に用いられる。上記強
化繊維としては、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維
等が好適に用いられ、また、樹脂としては、ポリプロピ
レン、ポリスチレン、ABS等の汎用樹脂や、ポリカー
ボネート、変性PPE、ナイロン等のエンジニアプラス
チック等の熱塑性樹脂が好適に用いられる。
【0013】本発明は、請求項6で、ガス射出成形方法
によるゴルフクラブシャフトの製造方法を提供してい
る。即ち、ガス射出成形用金型の筒状のキャビティに、
その一端より溶融した熱可塑性樹脂を注入し、該注入直
後あるいは注入と同時に気体を溶融樹脂の内部に導くよ
うにキャビティ内に注入し、気体の圧力で溶融樹脂をキ
ャビティの型面に密着させて筒体を成形し、かつ、該成
形時に、上記金型内のキャビティ型面の近傍に設けた冷
却水路に冷却水を流通させ、該冷却水路と対応する型面
に沿う筒体内周面より突出するリブを設けていることを
特徴とするゴルフクラブシャフトの製造方法を提供して
いる。
【0014】尚、溶融樹脂と気体の注入のタイミング
は、溶融樹脂注入後に気体注入、溶融樹脂注入後
に、溶融樹脂と共に気体とを同時注入、溶融樹脂と気
体とを同時に注入、の3パターンがあり、樹脂および気
体の種類等に応じていずれかの方法が採用される。
【0015】上記ガス射出成型方法に用いる気体は、ヘ
リウム,ネオン、アルゴン等の不活性ガス、好ましくは
窒素ガスである。尚、これら気体は100〜300kgf/
cm2、特に、400kgf/cm2の圧力下で用いることが好ま
しい。
【0016】上記製造方法において、上記ゴルフクラブ
シャフトのキックポイントの領域では、上記冷却水路を
流通させる冷却水温度を調節して、あるいは冷却水路の
構成を変えて、上記リブの高さ、幅等を他の領域のリブ
より小さくし、あるいは、キックポイントの前後領域だ
けリブを設けないで成形している。(請求項7) 具体的には、所要温度、例えば、50℃〜150℃の範
囲で加熱した金型内の冷却水路に、例えば、水(10℃
〜18℃)を流通させている。
【0017】また、上記キャビティ内に射出する樹脂は
短繊維を含有させた強化繊維含有樹脂を用いることが好
ましい。(請求項8)
【0018】
【作用】請求項1乃至請求項4に記載のゴルフクラブシ
ャフトでは、樹脂成形する筒体の内周面にリブを突設し
ているため、全体として剛性を高めて強度向上を図るこ
とが出来る。また、キックポイントの領域のリブを他の
領域のリブより、その高さを低くし(請求項1)、その
幅を狭くし(請求項2)、リブの配置密度を小さくし
(請求項3)、あるいは、リブを設けていない(請求項
4)構造としているため、キックポイントの領域の剛性
が他の領域の剛性と比較して低くなる。よって、ゴルフ
ボール打撃時にキックポイントの領域の曲げ剛性が他の
領域と比較して低くなり、該キックポイントを支点とし
て所要の「しなり」を発生させることが出来る。
【0019】請求項5に記載のように、樹脂を繊維強化
樹脂とすると、ゴルフクラブシャフトの強度をさらに高
めることができる。
【0020】請求項6に記載のゴルフクラブシャフトの
製造方法では、キャビティ内に注入された溶融樹脂が気
体の圧力によりキャビティの型面に密着し、かつ、冷却
水が流通している部分では、他の部分より早く冷却され
るために溶融樹脂が固化され、この固化された表面に、
連続して注入される樹脂が気体により押圧されて密着
し、これが繰り返されることにより、冷却水が流通して
いる部分は他の部分より肉厚が大となって、リブが突設
されることとなる。よって、冷却水の流通位置の設定に
より、所要の位置に所要の形状のリブを突設することが
出来る。また、冷却水の水温、冷却水量等を制御するこ
とにより、リブの高さ制御することができ、精度よく筒
体の内周面にリブを設けることができる。また、成形金
型内に樹脂と気体を注入するだけの一工程で製造するこ
とができる。
【0021】請求項7に記載の方法によると、キックポ
イント領域とする部分では冷却水の流通形態、冷却水の
温度、水量等を変えることにより、他の領域と比較して
リブを小さくして、あるいはリブの密度を小さくするこ
とが出来る。このように、冷却水を制御するだけで、キ
ックポイントの位置、該キックポイントの曲げ剛性値を
精度よく設定することが出来る。
【0022】請求項8に記載の方法によると、短繊維を
溶融樹脂中に混合してキャビティに注入できるため、ガ
スインジェクションによる成形方法においても、繊維強
化樹脂からなる強度の高いゴルフクラブシャフトを製造
することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。まず、図1に示すゴルフクラブシャフト1
の製造方法を図2から図5を参照して説明する。図1
(A)(B)に示すゴルフクラブシャフト1は中空の円
筒体2の内周面全体にわたって、軸方向Lに一定間隔を
あけて円周方向に連続したリブ3を突設した形状からな
る。グリップ4を取り付ける上端(図中、右端)からヘ
ッド5を取り付ける下端(図中、左端)にかけて漸次円
筒体2の径を縮小してテーパをかけている。円筒体2の
肉厚Tはリブ3を除き全長にわたって同一厚さとしてい
る。
【0024】上記リブ3は、軸方向Lの略中央部の2つ
のリブ3Aの高さh1を、それ以外の領域のリブ3Bの
高さh2よりも低くして、上記リブ3Bを突設した領域
の曲げ剛性を他の領域よりも低くして、キックポイント
領域KLとしている。
【0025】上記ゴルフクラブシャフト1は図2から図
5に示すガスインジェクション用の成形金型10で製造
している。尚、図2から図5の成形金型10は成形工程
を分かりやすく説明するため、実際より長さ方向Lを短
くすると共に直交方向Xを大として示しており、よっ
て、成形するゴルフクラブシャフト1の円筒体2は、実
際より軸方向の長さLを短く、径方向Xを大きく示して
いる。
【0026】成形金型10は一対の上型11と下型12
とからなり、その合わせ面Sに、左端より右端にかけて
漸次径が縮小する円筒形状の凹部11a、12aを設
け、キャビティ13を形成している。また、キャビティ
13の右端の大径側先端合わせ面Sに溶融樹脂および気
体の注入口14を設けると共に、左端の小径側先端合わ
せ面Sは気体抜き孔15を設けている。
【0027】上記キャビティ13の周方向の型面13
a、即ち、凹部11a、12aの底面に近接した上型1
1、下型12の内部に長さ方向(軸方向)Lに一定間隔
をあけて円周方向に連続するようにリブ成形用冷却水路
16、17を設けている。これら円環状となる冷却水路
16は中央部の2つの冷却水路であり、冷却水路17は
それ以外の冷却水路である。上下型11、12には、夫
々上記2つの冷却水路16に連通する分岐管18A、1
8Bと、これら分岐管を連通する共通管19A、19B
を設け、上型11の共通管19Aを上型の端面位置まで
延在させて冷却水供給管20Aと接続し、下型11の共
通管19Bを下型の端面位置まで延在させて冷却水排出
管20Bと接続している。
【0028】同様に、多数の冷却水路17に連通する分
岐管21A、21Bと、分岐管21Aを連通する共通管
22A、分岐管21Bを連通する共通管22Bを上下型
に設け、共通管22Aを冷却水供給管23Aに、共通管
22Bを冷却水排出管23Bに接続している。このよう
に、冷却水路16、17に夫々所要温度に制御した冷却
水が循環できるようにしている。
【0029】上記冷却水路16に冷却水供給管20Aよ
り流入する冷却水の温度t1は、冷却水路17に冷却水
供給管23Aより流入する冷却水の温度t2より高く設
定している。例えば、t2を略17℃の常温の水道水と
すると、t1を略25℃に設定している。尚、t1とt
2の温度差は、前記リブ3Aの高さh1とリブ3Bの高
さh2の差異を、どの程度の差に設計するかによって設
定される。
【0030】上記成形金型10は少なくとも冷却水温よ
りも高く、かつ、使用する熱可塑性樹脂の固化温度等を
考慮して所要温度に加熱保持している。尚、この加熱温
度は略50℃〜100℃の範囲である。
【0031】上記成形金型10を用いて行うガスインジ
ェクション成形において、本実施例では、まず、図2に
示すように、注入口14より溶融した熱可塑性の樹脂3
0を所要圧で注入する。本実施例では、ゴルフクラブシ
ャフトを成形するために必要な樹脂30の全量を注入し
ている。キャビティ13に注入された樹脂30は図2に
示すように、注入口14側のキャビティ13にかたまっ
た状態となる。
【0032】上記樹脂30の注入直後、即ち、溶融した
樹脂30が固化しない段階で、続いて、図3に示すよう
に、注入口14より気体を所要圧で注入する。本実施例
では窒素ガス31を400バールの圧力下で注入してい
る。この注入された窒素ガス31は注入口14側のキャ
ビティ13内にかたまっている溶融樹脂30の略中央部
に圧入され、溶融樹脂30はキャビティ13の型面13
aに押し付けて密着させながら他端側へと流通してい
く。この時、気体の圧力はキャビティ内に均一に作用
し、型面に対して均一の圧力で溶融樹脂を押し付ける。
【0033】溶融樹脂30がキャビティ13の型面13
aに密着される過程において、冷却水路16、17が型
面13aに沿って位置する部分では、より早く溶融樹脂
30が固化される。樹脂が固化されると、固化した樹脂
の表面に対して未だ溶融している溶融樹脂30が窒素ガ
ス31の圧力により更に押し付けられる。これが繰り返
されることにより、冷却されていない部分より、型面1
3aに押し付けられる樹脂の厚さが次第に大となってい
き、円筒体2の内周面より突出するリブ3が冷却水路1
6、17が設けられている部分に成形される。
【0034】また、冷却水路16の水温t1を、冷却水
路17の水温t2よりも高く設定しているため、冷却水
路16に対応する部分のリブ3Aは冷却水路17に対応
する部分のリブ3Bより固化速度が遅くなり、その分、
溶融樹脂が密着される量が減少して、リブ3Aの高さh
1はリブ3Bの高さh2により低く成形される。本実施
例では、リブ3Bの高さh2を円筒体2の内径の1/3
とし、リブ3Aの高さh1をh2の1/3としている。
【0035】上記ガスインジェクション成形される円筒
体2は、リブ3を除いて、その肉厚Tは一定であり、よ
って、内径が小さい図中左側のヘッド側では、円筒体2
の断面積に示す肉厚面積が大となり、反対側のグリップ
取付側より強度が大となっている。
【0036】上記方法で製造されるゴルフクラブシャフ
ト1は、リブ3Aが設けられた領域は、該リブ3Aの高
さh1が他の領域のリブ3Bの高さh2より低いため、
その分、剛性が低くなり、曲げ剛性が低いキックポイン
ト領域KRとなる。
【0037】図6および図8は第2実施例を示し、該第
2実施例のゴルフクラブシャフト1は、軸方向Lに連続
するリブ3を直径方向に対向して2個設けている。か
つ、これら軸方向に連続した2個のリブ3は、その軸方
向の略中央部の幅w1を、その前後の幅w2よりも狭く
しいる。即ち、幅の狭いリブ3Aを挟んで幅の広いリブ
3Bが軸方向両側に連続した形状としている。リブ3A
が位置する領域は、リブの幅w1が狭いことにより、他
の幅w2が広い部分より曲げ剛性が低くなり、キックポ
イント領域KRとなる。
【0038】第2実施例のゴルフクラブシャフト1の成
形金型10は図7、図8に示す構造で、キャビティ13
の型面13aに近接した金型内部に、直径方向に対向し
て一対の軸方向の冷却水路40、41を設けている。こ
れら冷却水路40、41は軸方向の両側部の幅を大とし
て広幅部40a、41aとすると共に、中央部の幅を狭
くして狭幅部40b、41bとしている。
【0039】よって、上記成形金型10では、広幅部4
0a、41aに対応する部分では、広い幅で溶融樹脂3
0が固化され、該固化部分に対して溶融樹脂が密着させ
ていくことにより、広幅w2のリブ3Bが成形される。
一方、狭幅部40b、41bに対応する部分では狭い幅
で溶融樹脂30が固化されて、狭い幅w1のリブ3Aが
成形される。
【0040】上記第2実施例では、リブを直径方向に対
応させて2個形成しているが、図9に示すように、90
度間隔をあけて4個のリブ3軸方向に成形してもよく、
軸線Lに対してリブ3が点対称に位置するように設けれ
ば、リブの個数は6個、8個等限定されない。
【0041】尚、第2実施例の軸方向にリブを成形する
場合も、水路の幅を変える代わりに、軸方向中央部とそ
の前後両側部とで冷却水路を独立させ、中央部には両側
より水温の高い冷却水を流通させることにより、リブの
高さを両側より低くして、リブの高低により、リブの高
さが低い領域からなる曲げ剛性が低いキックポイントK
Rを設けてもよい。さらに、リブの幅を狭くすると共に
高さも低くして、キックポイントKRを設けてもよい。
同様に、前記第1実施例の周方向のリブを成形する場合
も、水温を変えずに、冷却水路の幅を変えて、キックポ
イント領域KRとする領域のリブの幅を、他の領域のリ
ブの幅より狭くしても良い。
【0042】図10は第3実施例のゴルフクラブシャフ
ト1を示し、該ゴルフクラブシャフト1では、リブ3を
円筒体2の内周面に螺旋状に突設し、キックポイント領
域KRとする部分のリブ3Aの高さを他の領域のリブ3
Bより低くしている。この場合、成形金型に設ける冷却
水路はキャビティの型面に沿った位置に螺旋状に設け、
リブ3Aに対応する位置の冷却水路は独立させて、他よ
りも水温の低い冷却水を流している。尚、螺旋状にリブ
を設けた場合も、第2実施例と同様に、リブ3Aの幅を
他の領域のリブ3Bより狭くしてもよい。
【0043】図11は第4実施例のゴルフクラブシャフ
ト1を示し、図12の成形金型10で製造している。該
ゴルフクラブシャフト1は第1実施例と同様に円周方向
のリブ3を設けており、キックポイント領域KRでは、
隣接して成形するリブ3の軸方向の間隔をあけてリブの
配置密度を他の領域より小さくしている。
【0044】即ち、成形金型10に設ける冷却水路44
の軸方向の間隔をキックポイント領域KRでは広くあけ
て設けているだけである。よって、これら冷却水路44
は全て共用水路45、46に連通させて、同一水温の冷
却水を供給すると共に排出して循環させることができ、
冷却水路の構成を簡単にできる。
【0046】上記のように、リブ3の高さ及び幅は同一
であっても、リブの密度を他の領域の密度よりも小さく
すると、当該領域の曲げ剛性が低くなり、キックポイン
ト領域KRとすることが出来る。
【0047】図12は第5実施例のゴルフクラブシャフ
ト1を示し、キックポイント領域にはリブを全く設け
ず、その前後領域には軸方向のリブ3を内周面に60度
間隔をあけて突設している。該ゴルフクラブシャフト1
の成形金型10は図13に示すように、キックポイント
領域KRの除く前後両側に、キャビティ13の型面13
aに近接した位置の金型内部に第2実施例と同様に軸方
向に冷却水路45、46を設け、これら冷却水路45、
46に冷却水を循環させている。
【0048】上記第1実施例から第5実施例に示すゴル
フクラブシャフトでは、溶融樹脂に強化繊維を混合して
いないが、溶融樹脂に1mm〜3mmの短繊維を均一に
混合して注入し、繊維強化樹脂からなるゴルフクラブシ
ャフトとすることが出来る。
【0049】また、上記実施例では、溶融樹脂を注入し
た直後に窒素ガスからなる気体を所要圧力で注入してい
るが、所要量の一部の溶融樹脂を注入した後に、溶融樹
脂と気体とを同時に注入しても良いし、気体を注入した
後に溶融樹脂を注入し、これを繰り返していってもよ
い。さらに、注入当初から溶融樹脂と気体とを同時に注
入してもよい。いずれの場合も、キャビティ内に注入し
た溶融樹脂は気体の圧力によりキャビティの型面に密着
されるように押圧され、型面にそって均一な厚さで中空
円筒体を形成できる。かつ、キャビティに注入する溶融
樹脂量に応じて、円筒体の肉厚自体も所要の厚さに設定
できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、まず、
請求項6に記載のガスインジェクションによるゴルフク
ラブシャフトの製造方法によれば、成形金型に冷却水路
を設けて、キャビティ型面に沿って冷却水を流すだけ
で、冷却水路の位置に対応した部分の円筒体内周面にリ
ブを設けること出来る。また、キャビティ内部には溶融
樹脂と気体とを注入するだけの一工程でリブ付きの筒形
状のゴルフクラブシャフトを製造することができ、従来
のゴルフクラブシャフト製造方法と比較して、製造工程
が非常に簡単となるため、製造コストを低下することが
出来る。
【0051】特に、径の小さいゴルフクラブシャフトに
おいて、その内周面に設けるリブは、冷却水路の水温、
冷却水路の形状を変かえるだけで、所要の位置に、その
高さ、幅、配置密度を簡単に調節して設けることが出来
き、かつ、これらのリブを設計通り精度よく形成するこ
とができる。この点、従来の製造方法では、小さい径の
ゴルフクラブシャフトの内周面に設けるリブを設計通り
に形成することは非常に困難であった。
【0052】請求項7に記載のように、成形金型に設け
る冷却水路に流す水温を領域によって変えると、あるい
は、冷却水路の幅あるいは密度を領域によって変える
と、他の領域よりリブの高さが低い、リブの幅が狭い、
リブの配置密度が小さい、あるいはリブが配置されてい
ない領域を設計通りに簡単に設けることが出来る。即
ち、曲げ剛性を他の領域と比較して低下させたキックポ
イント領域を所要の位置を選択して簡単に設けることが
出来る。
【0053】請求項8に記載のように、キャビティ内に
注入する溶融樹脂に強化繊維を混合しておくと、繊維強
化樹脂からなる強度が大きなゴルフクラブシャフトを一
工程で製造することが出来る。
【0054】本発明の請求項1乃至請求項5に記載のゴ
ルフクラブシャフトは、上記請求項6乃至請求項8に記
載のガスインジェクションを用いて簡単かつ精度よく製
造することが出来る。これら請求項1乃至請求項5に記
載のゴルフクラブシャフトは、そのキックポイント領域
とする部分では、リブの高さを小さくし(請求項1)、
リブの幅を狭くし(請求項2)、リブの配置密度を小さ
くし(請求項3)あるいはリブを配置していない(請求
項4)構造としているため、他の領域より確実に剛性を
低下させ、ゴルフボール打撃時に曲げ剛性を低下させ
て、しなりの発生の起点とすることが出来る。また、該
キックポイント領域における剛性値と他の領域の剛性値
との差異は、リブの高低差、幅の差、密度の大小により
設計通りに設定することができ、しなりの程度をゴルフ
クラブシャフトの種類等に応じて選択することが容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は第1実施例のゴルフクラブシャフト
の一部破断正面図、(B)は一部拡大断面図である。
【図2】 第1実施例のゴルフクラブシャフトの成形工
程の初期段階を示す断面図である。
【図3】 第1実施例のゴルフクラブシャフトの成形工
程の中間段階を示す断面図である。
【図4】 第1実施例のゴルフクラブシャフトの成形工
程の最終段階を示す断面図である。
【図5】 (A)は図4のA−A線断面図、(B)は図
4のB−B線断面図、(C)は図4のC−C線断面図で
ある。
【図6】 第2実施例のゴルフクラブシャフトの軸線方
向の断面図である。
【図7】 第2実施例のゴルフクラブシャフトの成形工
程を示す断面図である。
【図8】 図7のA−A線断面図である。
【図9】 第2実施例のゴルフクラブシャフトの変形例
を示す径方向の断面図である。
【図10】 第3実施例のゴルフクラブシャフトの軸方
向の部分断面図である。
【図11】 第4実施例のゴルフクラブシャフトの軸方
向の部分断面図である。
【図12】 第4実施例のゴルフクラブシャフトの成形
工程を示す断面図である。
【図13】 第5実施例のゴルフクラブシャフトの軸方
向の部分断面図である。
【図14】 第5実施例のゴルフクラブシャフトの成形
工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブシャフト 2 円筒体 3 リブ 3A キックポイント領域のリブ 3B キックポイント領域外のリブ 10 成形金型 13 キャビティ 13a 型面 14 注入口 16、17 冷却水路 30 溶融樹脂 31 窒素ガス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂成形した筒体からなり、その内周面
    に周方向、軸方向あるいは螺旋状に連続させたリブ、あ
    るいは筒体の軸線を中心として点対称となるように局部
    的にリブを設けると共に、該ゴルフクラブシャフトのキ
    ックポイントの領域の上記リブの高さを、他の領域のリ
    ブの高さより低くしていることを特徴とするゴルフクラ
    ブシャフト。
  2. 【請求項2】 樹脂成形した筒体からなり、その内周面
    に周方向、軸方向あるいは螺旋状に連続させたリブ、あ
    るいは筒体の軸線を中心として点対称となるように局部
    的にリブを設けると共に、該ゴルフクラブシャフトのキ
    ックポイントの領域の上記リブの幅を、他の領域のリブ
    の幅より狭くしていることを特徴とするゴルフクラブシ
    ャフト。
  3. 【請求項3】 樹脂成形した筒体からなり、その内周面
    に周方向、軸方向あるいは螺旋状に連続させたリブ、あ
    るいは筒体の軸線を中心として点対称となるように局部
    的にリブを設けると共に、該ゴルフクラブシャフトのキ
    ックポイントの領域の上記リブの密度を、他の領域のリ
    ブの密度より小さくしていることを特徴とするゴルフク
    ラブシャフト。
  4. 【請求項4】 樹脂成形した筒体からなり、キックポイ
    ントの領域を除く部分において、その内周面に周方向、
    軸方向あるいは螺旋状に連続させたリブ、あるいは筒体
    の軸線を中心として点対称とるように局部的にリブを設
    けていることを特徴とするゴルフクラブシャフト。
  5. 【請求項5】 上記筒体を成形する樹脂は繊維強化樹脂
    からなる請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の
    ゴルフクラブシャフト。
  6. 【請求項6】 ガス射出成形用金型の筒状のキャビティ
    に、その一端より溶融した熱可塑性樹脂を注入し、該注
    入直後あるいは注入と同時に気体をキャビティ内に注入
    し、気体の圧力で溶融樹脂をキャビティの型面に密着さ
    せて筒体を成形し、かつ、該成形時に、上記金型内のキ
    ャビティ型面の近傍に設けた冷却水路に冷却水を流通さ
    せ、該冷却水路と対応する型面に沿う筒体内周面より突
    出するリブを設けていることを特徴とするゴルフクラブ
    シャフトの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記ゴルフクラブシャフトのキックポイ
    ントの領域では、上記冷却水路を流通させる冷却水温度
    を調節して、あるいは冷却水路の構成を変えて、上記リ
    ブの高さ、幅等を他の領域のリブより小さくし、あるい
    は、キックポイントの前後領域だけリブを設けないで成
    形している請求項6に記載のゴルフクラブシャフトの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 上記キャビティ内に射出する樹脂は短繊
    維を含有させた強化繊維含有樹脂である請求項6または
    請求項7に記載のゴルフクラブシャフトの製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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