JPH0828803A - ボイラ復水系用監視装置 - Google Patents
ボイラ復水系用監視装置Info
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- JPH0828803A JPH0828803A JP16124194A JP16124194A JPH0828803A JP H0828803 A JPH0828803 A JP H0828803A JP 16124194 A JP16124194 A JP 16124194A JP 16124194 A JP16124194 A JP 16124194A JP H0828803 A JPH0828803 A JP H0828803A
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- Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Abstract
る。 【構成】 ボイラから蒸気を受け入れて凝縮させる蒸気
冷却器1と、復水出口を有し、内部にテストピース10
を装着可能な、透明材料で構成されたテストピースカラ
ム2と、蒸気冷却器1からの復水をテストピースカラム
2に供給する配管3とを備えたボイラ復水系用監視装
置。 【効果】 ボイラの蒸気が採取できる箇所であれば、ボ
イラの種類や取付箇所に制約を受けることなく、容易に
設置することができ、腐食状況の監視を行える。テスト
ピースカラムは透明材料で構成されているため、テスト
ピースを取り出すことなく、そのままの状態でテストピ
ースの外観観察を行うことができ、その結果に基づい
て、ボイラ復水系の腐食状況を容易に判定することがで
きる。
Description
況を監視するための装置に係り、特に、各種のボイラに
適用可能で、しかも、そのままの状態でテストピースの
外観観察が可能であることから、ボイラ復水系の腐食状
況を目視による観察で容易に判定することができるボイ
ラ復水系用監視装置に関する。
のためには、復水系の配管に直接テストピースを設置
し、このテストピースの腐食状況を調べることにより復
水系の腐食状況を判定している。即ち、当該復水系の配
管に適合する配管及びフランジの規格を確認してテスト
フランジ、即ち、テストピースを内蔵し、両端にフラン
ジを有する短管を、復水系の配管と同材質のもので作製
し、このテストフランジを復水系の配管に取り付け、必
要に応じてテストフランジからテストピースを取り出し
て観察することにより復水系の腐食状況を調べていた。
では、そのままの状態でテストピースの外観観察を行う
ことができず、テストフランジからテストピースを取り
出す必要がある。また、テストフランジの取り付け、取
りはずしに手間がかかる上に、テストフランジの作成に
時間と労力を要するなどの問題があった。しかも、テス
トフランジは、その取付箇所によりフランジや短管の径
や長さ等が異なるものとなるため、取付箇所に応じて、
設計、製作する必要があった。
のボイラに適用可能で、しかも、そのままの状態でテス
トピースの外観観察が可能であることから、ボイラ復水
系の腐食状況をテストピースの取り出しの手間等を要す
ることなく、目視による観察で容易に判定することがで
きるボイラ復水系用監視装置を提供することを目的とす
る。
監視装置は、ボイラの復水系の腐食状況を監視するため
の装置において、該ボイラから蒸気を受け入れて凝縮さ
せる蒸気冷却器と、復水出口を有し、内部にテストピー
スを装着可能な、透明材料で構成されたテストピースカ
ラムと、前記蒸気冷却器からの復水を該テストピースカ
ラムに供給する配管とを備えてなることを特徴とする。
させ、凝縮水をテストピースカラムに供給する装置であ
るため、ボイラの蒸気が採取できる箇所であれば、ボイ
ラの種類や取付箇所に制約を受けることなく、容易に設
置することができ、腐食状況の監視を行える。
ムは透明材料で構成されているため、テストピースを取
り出すことなく、そのままの状態でテストピースの外観
観察を行うことができ、その結果に基づいて、ボイラ復
水系の腐食状況を容易に判定することができる。
用監視装置の実施例を詳細に説明する。
一実施例を示す断面図である。
料で構成されたテストピースカラム2とを備え、これら
が連結配管3で接続されたものである。なお、この連結
配管3の蒸気冷却器1の出口近傍部分には、温度計4が
挿入されている。また、連結配管3には蒸気冷却器1か
らの蒸気を阻止するためのスチームトラップ5が設けら
れると共に、薬注配管6が接続されている。この薬注配
管6はサイフォン止めチャッキ7及びポンプ8を備え
る。
り、蒸気導入口11から流入した蒸気は、内管12を通
過する間に、外管13の冷却水入口14から導入される
冷却水により冷却されて凝縮する。凝縮水は排出口15
及び連結配管3を経てテストピースカラム2に導入され
る。16は冷却水出口である。
を経てテストピースカラム2に導入された凝縮水(復
水)は、テストピースカラム2内に装着されたテストピ
ース10と接触した後、排出管17より排出される。
8を用いてボイラの蒸気を蒸気冷却器1に導入する。1
9は蒸気流量を調整するバルブである。
にケプラー補強材、ステンレススプリング及びガラス繊
維断熱材を被覆したものを用いてもよい。この場合、手
で触れても比較的熱くなく、作業性がよい。
ば、テストピースカラム2内に、ボイラの蒸気を蒸気冷
却器1で凝縮させた復水が導入されるため、このテスト
ピースカラム2内のテストピース10の外観を観察して
その腐食の程度を調べることにより、容易にボイラの復
水系の腐食状況を判定することができる。しかも、この
テストピース10の外観観察に際しては、テストピース
カラム2が透明材料製であるため、テストピース10を
カラム2から取り出すことなく、テストピースカラム2
の外側から容易に透視観察することができる。
が設けられているため、冷却水の流入停止などの事故に
より、蒸気冷却器1における凝縮が不完全となった場合
であっても、蒸気のテストピースカラム2への流入が防
止される。
傍に温度計4が設けられていることから、腐食状況の判
定のための復水水温の測定が可能である。
ラ薬剤の注入を行えるように構成されているため、薬注
を行った場合のテストピース10の腐食状況を調べるこ
とにより、薬剤添加による防食効果を調べることもでき
る。
て、実際に薬注を行っている場合には、特に行う必要は
ない。
り出し用配管としてゴムホースを用いるが、このように
ゴムホースを用いることにより、配管の加工、保温が不
要とされ、本発明のボイラ復水系用監視装置を容易にボ
イラに取り付けることができる。
成する透明材料としては特に制限はないが、通常の場
合、ガラス、アクリル樹脂等を用いるのが好ましい。
り詳細に説明する。
イラの蒸気ヘッダーに取り付け、当該ボイラの復水の腐
食状況を調べた。なお、テストピースカラムはアクリル
樹脂製とし、内部には、SPCC製テストピース2枚
と、C−1220製テストピース2枚の、計4枚のテス
トピース(いずれも大きさは1cm×5cm)を装着さ
せた。
であり、この蒸気を、蒸気冷却器1において冷却水(厚
木市水)を4.5リットル/分の流量で供給して凝縮さ
せた。凝縮水(復水)の水温は50℃であり、復水量は
500ml/分であった。なお、冷却水の出口温度は7
0℃であった。
スをテストピースカラムの外側から観察したところ、運
転開始1日後に、SPCC製テストピースは2枚とも均
一に黒変した。一方、C−1220製テストピースは2
枚とも光沢がなくなり、部分的に褐色のスポットが観察
され、ボイラ復水系は腐食傾向にあることが確認され
た。
取り換え、ボイラの補給水に皮膜性アミン含有復水処理
剤(ダイクリーンMR514(栗田工業(株)製))を
50mg/l添加して運転を再開し、テストピースの観
察を行ったところ、運転再開後7日経過してもテストピ
ースの外観変化は少なく(若干灰色)、ボイラ復水系の
腐食が防止されていることが確認された。
系用監視装置は、各種ボイラに容易に取り付けることが
でき、しかも、本発明によれば、テストピースカラム内
のテストピースを取り出すことなく、そのままの状態で
観察することにより容易にボイラ復水系の腐食状況を確
認することができる。
示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ボイラの復水系の腐食状況を監視するた
めの装置において、 該ボイラから蒸気を受け入れて凝縮させる蒸気冷却器
と、 復水出口を有し、内部にテストピースを装着可能な、透
明材料で構成されたテストピースカラムと、 前記蒸気冷却器からの復水を該テストピースカラムに供
給する配管とを備えてなるボイラ復水系用監視装置。
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JP16124194A JP3662037B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ボイラ復水系用監視装置 |
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JPH0828803A true JPH0828803A (ja) | 1996-02-02 |
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ID=15731337
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JP16124194A Expired - Fee Related JP3662037B2 (ja) | 1994-07-13 | 1994-07-13 | ボイラ復水系用監視装置 |
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- 1994-07-13 JP JP16124194A patent/JP3662037B2/ja not_active Expired - Fee Related
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