JPH0828773A - 配管用カプラ - Google Patents

配管用カプラ

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JPH0828773A
JPH0828773A JP6170936A JP17093694A JPH0828773A JP H0828773 A JPH0828773 A JP H0828773A JP 6170936 A JP6170936 A JP 6170936A JP 17093694 A JP17093694 A JP 17093694A JP H0828773 A JPH0828773 A JP H0828773A
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JP
Japan
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sleeve
socket
plug
coupler
stop ring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6170936A
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English (en)
Inventor
裕史 ▲高▼尾
Yasushi Takao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0828773A publication Critical patent/JPH0828773A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者の経験や感を特に要することなく安全
且つ確実な接続を可能にする、すなわち、ソケットに対
するプラグの適切な挿入状態を電気的に外部認識させ得
る配管用カプラを実現する。 【構成】 スリーブ67の突起部11とソケット本体6
1aの溝部13との位相が一致した場合のみ、突起部1
1が溝部13及び欠切部分に嵌まり込みながら、スリー
ブ67が、ソケット61に対するプラグ63の適切な挿
入時にストップリング71に係合して採り得る前進位置
に移動するようにし、適切な挿入時におけるスリーブ6
7の上記前進位置への到達時に、スリーブ67の突起部
11の両接触部材19がストップリング71の両自由端
部にそれぞれ電気的に接触して、ストップリング71を
介しての両接触部材19間の導通状態が始めて形成され
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配管用カプラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、配管用のカプラとして、図3に示
すようなものが知られており、このカプラは、一対のソ
ケット61(同図左側)とプラグ63(同図右側)から
成り、接続時には、次のように作動する。すなわち、図
4(a)に示すように、前方側にバネ65で付勢されて
いるスリーブ67を下げることにより、いわゆるボール
コレット部のボール69が半径方向外方に後退して、プ
ラグ63の挿入が可能となる。そこで、プラグ63を十
分に挿入し、スリーブ65から手を離すと、スリーブ6
5は、バネの付勢力によって元の前方位置(ストップリ
ング71に当接してそれ以上移動しない)に復帰し、ボ
ール69は、半径方向内方に前進したままの位置に拘束
され、これにより、プラグ63がロックされ、両継手の
接続が完了する(図4(c))。
【0003】この接続完了時には、ソケット61内部を
摺動するソケット・スプール73が後方側に移動し、ソ
ケット61本体の内部テーパー面75と非密着状態とな
り、他方、プラグ63内部を摺動するプラグ・スプール
77が後方側に移動し、プラグ63本体の内部テーパー
面79と非密着状態となり、これにより、ソケット61
及びプラグ63は、それら内部において流体的に相互連
通状態となる。
【0004】このカプラの接続は、作業者の目視及びそ
の際に生じる音等をたよりに行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ソケット61に対する
プラグ63の押し込みが不十分であると、通常スリーブ
は、元に戻らない(図4(b)参照)はずであるが、場
合によっては、戻ってしまう事態も起き得る。この場
合、外観的には接続が済んでいるように見えても、実際
には、カプラ内部に流れが存在しない、という困った事
態が起きてしまう。このため、このカプラ接続作業は、
細心の注意を要する厄介な作業になっている。
【0006】そこで、本発明においては、作業者の経験
や感を特に要することなく安全且つ確実な接続を可能に
する、すなわち、ソケットに対するプラグの適切な挿入
状態を電気的に外部認識させ得るような配管用カプラを
実現する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、ソケット本体に装着され、プラグ固定用ボ
ールコレット部のボール出入に関係するカプラ接続方向
に移動可能なスリーブを具えるソケットと、ソケット内
に部分挿入されて内部同士が相互連通し得るプラグ、と
を有して成る配管用カプラにおいて、スリーブに、突起
部を形成すると共に、対応するソケット本体部分に、ス
リーブの突起部がカプラ接続方向に嵌合し得る溝部を形
成し、ソケット本体先端部分に取着される導電性ストッ
プリングに、開いた輪状を呈するように、突起部に対応
する欠切部分を形成し、スリーブの突起部とソケット本
体の溝部との位相が一致した場合のみ、突起部が溝部及
び欠切部分に嵌まり込みながら、スリーブが、ソケット
に対するプラグの適切な挿入時にストップリングに係合
して採り得る前進位置に移動し、それ以外の場合は、ス
リーブが、該前進位置まで移動し得ないようにし、スリ
ーブの突起部の両側面に、相互絶縁した接触部材を設
け、ソケットに対するプラグの適切な挿入時におけるス
リーブの上記前進位置への到達時に、スリーブの突起部
の両接触部材がストップリングの両自由端部にそれぞれ
電気的に接触して、ストップリングを介しての両接触部
材間の導通状態が始めて形成されるようにし、以て、ソ
ケットに対するプラグの適切な挿入状態を電気的に外部
認識し得るように構成したことを構成上の特徴とする。
【0008】
【作用】ソケットに対するプラグの適切な挿入時におい
てスリーブの上記前進位置への到達時に、スリーブの突
起部の両接触部材は、ストップリングの両自由端部にそ
れぞれ電気的に接触し、ストップリングを介しての両接
触部材間の導通状態が始めて形成される。これにより、
ソケットに対するプラグの適切な挿入状態が電気的に外
部認識可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
するが、上記従来構造と共通する(し得る)部分・部品
については、同一参照番号を付して、重複する説明を省
略することとする。図1は、本発明の一実施例における
ソケットの要部横断面図であり、図2は、本実施例のカ
プラを用いた冷却システムの一例の概略構成図である。
【0010】本実施例のカプラを構成するソケット61
は、その円筒状のスリーブ67が、内部側に突出するく
さび状の突起部11を具え、他方、対応するソケット本
体部分61aには、スリーブ67の突起部11をカプラ
接続方向にピタリ(嵌合)受容し得る溝部13が形成さ
れる。そして、スリーブ67の突起部11と、ソケット
本体61aの溝部13との位相が一致した場合のみ、突
起部11が溝部13に嵌まり込みながら、スリーブ67
は、通常付勢される前進位置に復帰移動し、それ以外の
場合は、この前進位置まで復帰移動しないようになって
いる。
【0011】また、スリーブ67の突起部11は、この
前進位置まで復帰移動した場合に(換言すると、ソケッ
ト61(ソケット本体61a)に対してプラグ63が十
分嵌まり込んだ場合に)、突起部11の両面部分が、C
形状(開いた輪状)の導電性のストップリング71の両
端(自由端部)に接触・係合するようになっている。ス
リーブ突起部11の両面部分には、相互に直接通電しな
いように相互絶縁された接触部材19が埋設(あるいは
付設)されており、上記ストップリング71との接触時
のみに、ストップリング71を介してこれらの接触部材
19の間の導通状態が形成されるようになっている。
【0012】以上の構成を有する本実施例カプラにおい
ては、ソケット61にプラグ63を単に差し込んでもカ
プラ接続が完了するわけではなく、スリーブ67の突起
部11とソケット本体61aの溝部13との位相合わせ
を行って始めて、スリーブ67が元の前進位置に移動可
能となり、しかも、プラグ63を十分に適切に差し込ん
だ場合にのみ、導電性ストップリング71を介したスリ
ーブ突起部11の両面部分(両接触部材19)の間の導
通状態が形成される。
【0013】従って、上記のようなスイッチ機能を実質
的に有するカプラを用いて図2に示す大型計算機冷却シ
ステムを構成した場合、適切なカプラ接続時に、そして
その時のみ、電源及びポンプPからの電源ケーブルが接
続されたスリーブ突起部11の両側面部分の両接触部材
19に対し、ストップリング71が両者を橋渡しするよ
うに接触・係合する。そして、これに応じて、ポンプP
が作動し、冷水が本体装置(冷却モジュール)に適切に
循環供給されることになる。
【0014】他方、カプラが適切に接続されないとき、
ポンプPが作動しない、すなわち、作業者は、直ちにそ
の状況(冷却水の供給なし)を把握・認識できる。従っ
て、本体装置(冷却モジュール)の冷却を忘れるような
事態を未然に完全に防止することができる。尚、本カプ
ラが冷却系統以外の配管系に用いられ得ることは言うま
でもない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、作
業者の経験や感を特に要することなく安全且つ確実なカ
プラ接続が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例におけるソケットの
要部横断面図である。
【図2】図2は、本実施例のカプラを用いた冷却システ
ムの一例の概略構成図である。
【図3】図3は、従来の配管用のカプラを分離して示す
側面半断面図である。
【図4】図4は、カプラ接続の動作説明図である。
【符号の説明】
11…突起部 13…溝部 19…接触部材 61…ソケット 61a…ソケット本体部分 63…プラグ 65…バネ 67…スリーブ 69…ボール 71…ストップリング 73…ソケット・スプール 75,79…内部テーパー面 77…プラグ・スプール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体(61a)に装着され、プ
    ラグ固定用ボールコレット部のボール(69)出入に関
    係するカプラ接続方向に移動可能なスリーブ(67)を
    具えるソケット(61)と、ソケット(61)内に部分
    挿入されて内部同士が相互連通し得るプラグ(63)、
    とを有して成る配管用カプラにおいて、 スリーブ(67)に、突起部(11)を形成すると共
    に、対応するソケット本体(61a)部分に、スリーブ
    (67)の突起部(11)がカプラ接続方向に嵌合し得
    る溝部(13)を形成し、 ソケット本体(61a)先端部分に取着される導電性ス
    トップリング(71)に、開いた輪状を呈するように、
    突起部(11)に対応する欠切部分を形成し、 スリーブ(67)の突起部(11)とソケット本体(6
    1a)の溝部(13)との位相が一致した場合のみ、突
    起部(11)が溝部(13)及び欠切部分に嵌まり込み
    ながら、スリーブ(67)が、ソケット(61)に対す
    るプラグ(63)の適切な挿入時にストップリング(7
    1)に係合して採り得る前進位置に移動し、それ以外の
    場合は、スリーブ(67)が、該前進位置まで移動し得
    ないようにし、 スリーブ(67)の突起部(11)の両側面に、相互絶
    縁した接触部材(19)を設け、 ソケット(61)に対するプラグ(63)の適切な挿入
    時におけるスリーブ(67)の上記前進位置への到達時
    に、スリーブ(67)の突起部(11)の両接触部材
    (19)がストップリング(71)の両自由端部にそれ
    ぞれ電気的に接触して、ストップリング(71)を介し
    ての両接触部材(19)間の導通状態が始めて形成され
    るようにし、 以て、ソケット(61)に対するプラグ(63)の適切
    な挿入状態を電気的に外部認識し得るように構成したこ
    とを特徴とする配管用カプラ。
JP6170936A 1994-07-22 1994-07-22 配管用カプラ Withdrawn JPH0828773A (ja)

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JP6170936A JPH0828773A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 配管用カプラ

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JP6170936A JPH0828773A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 配管用カプラ

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JPH0828773A true JPH0828773A (ja) 1996-02-02

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ID=15914121

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JP6170936A Withdrawn JPH0828773A (ja) 1994-07-22 1994-07-22 配管用カプラ

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Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20011002