JPH08287613A - 切換可能音声チャネルの出力制御システム - Google Patents

切換可能音声チャネルの出力制御システム

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JPH08287613A
JPH08287613A JP8028960A JP2896096A JPH08287613A JP H08287613 A JPH08287613 A JP H08287613A JP 8028960 A JP8028960 A JP 8028960A JP 2896096 A JP2896096 A JP 2896096A JP H08287613 A JPH08287613 A JP H08287613A
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Yoshitaka Katayama
儀高 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音声チャネル切換時のノイズを抑える。 【解決手段】ビデオデータおよびこのビデオデータに関
連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェクト
ユニットが1以上記録されたプログラムソースから、ビ
デオデータおよび音声データの一部を適宜再生するもの
において、複数種類の音声データから特定の1種類を選
択する手段16と;手段16により選択された音声デー
タを、この音声データに対応するビデオデータとともに
再生する手段11〜17と;複数種類の音声データのう
ちの1種類(音声チャネル1)が別種類(音声チャネル
2)に変更されるとき、音声チャネル1の音声出力をフ
ェードアウトしたあと、音声チャネル2の音声出力にフ
ェードインする手段18とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクなど
の記録媒体の再生装置に関する。とくに、ビデオデータ
および複数音声チャネルを持つ音声データが記録された
媒体から所望のデータを再生する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)1などに代表される動画のデータ圧縮符号化
技術の進歩により、より長時間の動画情報を光ディスク
にも記録できるようになった。これに準じて、CD(Co
mpact Disk)と同サイズの光ディスクに映画やカラオケ
などの映像および音声を含むデータを記録する試みがな
され、その再生装置とともに開発の動きが活発化されて
きている。
【0003】また最近、圧縮符号化されたビデオデータ
および複数チャネルの音声データをそれぞれ所定の再生
時間(たとえば1秒)を基準とする長さで組み合わせて
ブロック化して光ディスクに記録し、再生時には1つの
チャネルを選択してその音声(オーディオデータ)を対
応する映像(ビデオデータ)とともに再生する方式が考
えられている。たとえば、その具体例として、ある映画
(ビデオデータ)の音声として、日本語、英語、イタリ
ア語などの異なる言語による音声データ(複数チャネル
の音声データ)を記録するようなものがある。
【0004】このような音声多重記録方式においては、
音声チャネルの選択および切り換えは、ユーザ(視聴
者)の意志により自由に行うことが可能となっている。
しかし、あるチャネルの音声再生中に別チャネルの音声
に切り換えられると、このチャネル切換に伴い再生音に
ノイズが発生し、視聴者に不快感を与えてしまう。
【0005】また、音声チャネル選択の操作性にも問題
がある。すなわち、光ディスクに複数チャネルの音声デ
ータがただ記録されているだけでは、その光ディスクに
どのような内容の音声(言語)がどのチャネルに記録さ
れているのかを、ユーザ(視聴者)は簡単に知ることが
できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、ビデオデ
ータおよび複数チャネルの音声データが記録された記録
媒体を再生する装置においては、音声チャネルの切換時
にノイズが発生する問題があり、さらに音声チャネルの
切換操作性についても難がある。
【0007】この発明の目的は、音声チャネルの切換時
にノイズが発生する問題を解決した音声切換システムあ
るいは記録媒体再生装置を提供することである。
【0008】この発明の他の目的は、音声チャネルの切
換操作性の難点を改善した音声切換システムあるいは記
録媒体再生装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明では、ビデオデータおよび複数チャネル
分の音声データを含むデータブロック群が記録された記
録媒体を再生するものにおいて、前記複数チャネルの中
から任意のチャネルの音声データを選択するチャネル選
択手段(16;160)と;前記チャネル選択手段によ
って選択されたチャネルのものであって特定のデータブ
ロックに含まれる音声データを、この特定データブロッ
ク内のビデオデータが再生されるときに再生して、音声
出力信号を提供する再生手段(11〜17;140〜1
80)と;前記チャネル選択手段による音声チャネル選
択の切換に応答して、前記再生手段からの音声出力信号
をフェードアウトするフェードアウト手段(15、1
8;150、180、182;ST14)と;前記フェ
ードアウト手段によりフェードアウトされた音声出力信
号をフェードインするフェードイン手段(15、18;
150、180、182;ST14)とを備えている。
【0010】上記目的を達成するために、第2の発明で
は、第1の発明のフェードイン手段において、あるブロ
ック番号のデータブロックのフェードアウト動作が前記
フェードアウト手段により実行され、前記再生手段が他
のブロック番号のデータブロックの再生を開始したあと
に、前記再生手段により再生される音声データを含むデ
ータブロックのブロック番号の切換(図5のt20)に
応答して前記フェードイン手段によるフェードイン動作
を開始させるフェードイン開始手段(15;150)を
設けている。
【0011】上記目的を達成するために、第3の発明で
は、ビデオデータおよび複数チャネル分の音声データを
含むデータブロック群が記録された記録媒体を再生する
ものにおいて、前記複数チャネルの中から任意のチャネ
ルの音声データを選択するチャネル選択手段と;前記チ
ャネル選択手段によって選択されたチャネルのものであ
って特定のデータブロックに含まれる音声データを、こ
の特定データブロック内のビデオデータが再生されると
きに再生して、音声出力信号を提供する再生手段と;前
記チャネル選択手段による音声チャネル選択の切換に応
答して、前記再生手段からの音声出力信号をフェードア
ウトするフェードアウト手段と;前記フェードアウト手
段が前記音声出力信号をフェードアウトしたあと、前記
再生手段から提供される選択された音声チャネルの音声
出力信号をミュートするミュート手段(15、18;1
50、180;ST144)と;前記ミュート手段によ
りミュートされた音声出力信号をフェードインするフェ
ードイン手段とを備えている。
【0012】上記目的を達成するために、第4の発明で
は、複数音声チャネルを持つビデオデータを含むデータ
ブロックが複数記録される情報記録媒体から情報を再生
するものにおいて、各々が音声データを含み得る複数音
声チャネルそれぞれに割り当てられた複数番号マーク
(たとえば図3の音声チャネル1〜8のチャネル番号)
の1つを指定する手段(150、152)と;前記指定
手段により指定された番号マークを持つ1つの音声チャ
ネルを選択する手段(160)と;前記複数データブロ
ックの特定の1つに含まれ前記選択手段により選択され
た音声チャネルの音声データの内容を、この1つの特定
データブロック内のビデオデータの内容が再生されると
きに再生して、音声出力信号を提供する手段(100、
140〜180;ST16)とを備えている。
【0013】上記目的を達成するために、第5の発明で
は、第4の発明に、利用可能な音声チャネル数、利用可
能な複数種類の言語、および選択される特定言語のいず
れかを示すメッセージ情報(図7、図8、図18)を前
記ビデオデータの画像上に重畳してメッセージ付きビデ
オ出力を提供するメッセージ情報重畳手段(142、1
50)をさらに加えている。
【0014】上記目的を達成するために、第6の発明で
は、ビデオデータおよび複数チャネル分の音声データを
含むデータブロック群が記録された記録媒体を再生する
ものにおいて、前記複数チャネルの中から任意のチャネ
ルの音声データを選択するチャネル選択手段と;前記チ
ャネル選択手段によって選択されたチャネルのものであ
って特定のデータブロックに含まれる音声データを、こ
の特定データブロック内のビデオデータが再生されると
きに再生して、音声出力信号を提供する再生手段と;外
部からの要求(ユーザ操作またはコマンド)にしたがっ
て、前記記録媒体の音声チャネルに関するチャネル数情
報を提供するチャネル数情報提供手段(150、15
2)とを備えている。
【0015】上記目的を達成するために、第7の発明で
は、第6の発明に、前記外部からの要求に応答して、前
記複数音声チャネルそれぞれの内容情報を提供する内容
情報提供手段(15;150)を、さらに加えている。
【0016】上記目的を達成するために、第8の発明で
は、ビデオデータおよびこのビデオデータに関連した複
数種類の音声データを含むビデオオブジェクトユニット
が1以上記録されたプログラムソースから、前記ビデオ
データおよび前記音声データの一部を適宜再生するもの
において、前記複数種類の音声データから任意の1種類
を選択する手段と;前記選択手段により選択された音声
データを、この音声データに対応するビデオデータとと
もに再生する手段と;前記複数種類の音声データのうち
の1種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力
に対してスルーレートを下げたあと、別種類の音声出力
に対してスルーレートを元に戻す手段(150、18
2;ST146)とを備えている。
【0017】上記目的を達成するために、第9の発明で
は、第8の発明のフェードイン手段において、あるブロ
ック番号(たとえば図5のn)のデータブロックのフェ
ードアウト動作が前記フェードアウト手段により実行さ
れ(t10〜t18)、前記再生手段が他のブロック番
号(n+1)のデータブロックの再生を開始した(t2
0)あとに、前記再生手段により再生される音声データ
を含むデータブロックのブロック番号の切換(nからn
+1へ)に応答して前記フェードイン手段によるフェー
ドイン動作を開始させるフェードイン開始手段(15;
150)を設けている。
【0018】第1の発明では、あるチャネル1の音声デ
ータの再生中に他のチャネル2への切換要求(切換イベ
ント)が発生した場合、チャネル1の音声出力をフェー
ドアウトし、フェードアウト完了後にチャネル2の音声
出力をフェードインするようにしたので、この音声チャ
ネル切換に伴うノイズの発生を効果的に抑えることがで
きる。
【0019】第2の発明では、再生中のチャネル1音声
出力のフェードアウト完了後、チャネル2音声出力のフ
ェードインを、次のブロックの再生開始タイミングで始
めるので、この音声チャネル切換に伴うノイズの発生を
スムースに抑えることができる。
【0020】第3の発明では、あるチャネル1の音声デ
ータの再生中に他のチャネル2への切換要求(切換イベ
ント)が発生した場合、このチャネル切換の指示が発生
したタイミングから現在のブロックの再生期間中は音声
出力をミューティングし、次のブロックからチャネル2
の音声出力を開始するようにしたので、ノイズを伴わず
にこの音声チャネル切換をスムースに行なうことができ
る。
【0021】第4の発明では、音声チャネル選択時、記
録媒体に記録されているチャネル数を超えるチャネル番
号が外部入力されても、この番号入力は受け付けられな
いので、不当なチャネル番号入力による動作混乱を防止
できる。
【0022】第5の発明では、音声チャネル選択時、記
録媒体に記録されているチャネル数を超えるチャネル番
号が外部入力されると、その旨を示すメッセージを再生
中のビデオ画像に重ねて表示するので、不当なチャネル
番号入力によるユーザ(視聴者)側の混乱を防止でき
る。
【0023】第6の発明では、外部からの要求に従っ
て、記録媒体に記録された音声データのチャネル数情報
が提供されるので、音声チャネル選択の操作性の向上を
図ることができる。
【0024】第7の発明では、外部からの要求に従っ
て、記録媒体に記録された音声データのチャネル毎の内
容情報が提供されるので、音声チャネル選択の操作性の
向上を図ることができる。
【0025】第8の発明では、あるチャネル1の音声デ
ータの再生中に他のチャネル2への切換要求(切換イベ
ント)が発生した場合、チャネル1の音声出力のスルー
レートを下げ、その後にチャネル2の音声出力のスルー
レートを上げる(元に戻す)ようにしている。このた
め、チャネル切換時の信号レベル変化が小さくなり、音
声チャネル切換に伴うノイズの発生が抑えられる。
【0026】第9の発明では、再生中のチャネル1音声
出力のスルーレートダウン完了後、チャネル2音声出力
のスルーレートアップを、次のブロックの再生開始タイ
ミングで始めるようにしている。これにより、この音声
チャネル切換に伴うノイズの発生を効果的に抑えてい
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施の形態に係る音声切換システムを説明する。図
1〜図19は、この発明の一実施の形態に係る音声切換
システムを説明するための図である。
【0028】図1は、この発明を適用できる情報保持媒
体の一例としての光ディスクODの記録データ構造を略
示している。この光ディスクODは、たとえば片面約5
Gバイトの記憶量量をもつ両面貼合せディスクであり、
ディスク内周側のリードインエリアからディスク外周側
のリードアウトエリアまでの間に多数の記録トラックが
配置されている。各トラックは多数の論理セクタで構成
されており、それぞれのセクタに各種情報(適宜圧縮さ
れたデジタルデータ)が格納されている。
【0029】図2は、図1の光ディスクODに記録され
る情報ファイルのデータ構造を例示している。すなわ
ち、図2に示すように、光ディスクODのリードインエ
リアには、システムエリアが配置されている。その後に
ビデオマネージャおよびファイル管理情報の記録エリア
が配置される。さらにその後に複数のビデオタイトルセ
ット(この例では、#0〜#99の100タイトルそれ
ぞれに、ビデオオブジェクトユニットVOBUが含まれ
ている)が記録され、最後にリードアウトエリアとな
る。
【0030】光ディスクODに記録された各ビデオタイ
トルセットのファイル(またはボリューム)は、階層構
造のファイル管理システムで管理される。この階層ファ
イルの構造情報はシステムエリアに記録され、この階層
ファイル構造を用いて各ビデオタイトルセットを管理す
るための管理情報はビデオマネージャに記録されてい
る。
【0031】各ビデオタイトルセット(VOBU)は、
ナビゲーションパック(NAVパック)、ビデオデー
タ、副映像データ、および音声データを含んでいる。N
AVパックは、ディスク検索情報DSIと、再生制御情
報PCIとを含んでいる。
【0032】図2において、各ビデオタイトルセットの
NAVパック、ビデオデータ、副映像データおよび音声
データは、それぞれデータブロック化されている。各ブ
ロックは、データの種類毎に一定サイズ(たとえば2K
バイト)のパケットに、それぞれ分割される。ビデオデ
ータブロック、音声データブロックおよび副映像データ
ブロックは、これらブロック群の直前に配置されたNA
Vパックを基に、それぞれ同期をとって再生される。
【0033】ビデオデータは、たとえばある映画(また
はドラマ)の各種シーンの映像情報である。このビデオ
データは、1つのシナリオに沿った映像に関して複数の
カメラアングルから役者などの映像を捕らえた情報(マ
ルチシーン情報)を含むことができるようになってい
る。
【0034】副映像データは、たとえば再生中の映画の
台詞に関連した字幕のビットマップデータである。この
副映像データは、同一内容の台詞に対して複数言語の字
幕情報(マルチリンガル情報)を含むことができるよう
になっている。
【0035】また音声データは、再生されるビデオデー
タに関連した各種音声情報、たとえば複数言語による台
詞(マルチリンガル情報)および効果音/バックグラウ
ンド音楽を含むことができるようになっている。
【0036】なお、副映像のマルチリンガル情報と音声
データのマルチリンガル情報は通常は同じものがビデオ
再生時に選択されるが、ユーザが希望すれば、この選択
状態は変更できる。たとえば、再生装置(光ディスクプ
レーヤなど)の再生デフォルト状態では、ビデオデータ
があるアメリカ映画作品である場合、英語字幕と英語音
声が選択される。しかし、再生装置のユーザが希望すれ
ば、たとえば英語字幕とフランス語音声、あるいはフラ
ンス語字幕と日本語音声を選択することもできる。
【0037】上記音声の選択状態は、たとえばユーザに
よる再生装置の手動操作、あるいはビデオ再生画面の変
化(NAVパックに含まれる再生制御情報に基づき映画
のシーンが全く別のものに切り換わるなど)があったと
きに、切り換わる可能性が出てくる。そこで、この発明
では、音声の選択状態が切り換わったときに不快な音が
出力されないような処理(たとえば図12〜図15の処
理)を行なう手段(図9の利得制御器18;図10のデ
ジタルアッテネータ180または特性可変のデジタルフ
ィルタ182など)を備えている。
【0038】図3は、図2の構造を持つデータ(VOB
U)から音声付きビデオが再生される様子を説明するた
めの図である。
【0039】図3に示すように、光ディスクには、複数
チャネルのオーディオデータ(音声チャネル1、2、…
8それぞれの音声データ)とビデオデータ(映像デー
タ)との組み合わせによるブロック単位で、データが連
続記録されている。ここで、1ブロック内の個々のチャ
ネルの音声データおよびビデオデータは、それぞれ所定
の再生時間を基準として長さが定められている。たとえ
ばこれらの音声データおよびビデオデータは、1秒間の
音声・映像を再生出力するために必要なデータ長を有し
ている。
【0040】各チャネルの音声データは、マルチリンガ
ルとして具体例を挙げると、たとえば英語、フランス
語、スペイン語などの異なる言語による音声データとな
っている。なお、音声データおよびビデオデータは、双
方とも、あるいはその一方が圧縮符号化されたものであ
ってもよい。
【0041】このようなデータフォーマットを有する光
ディスクの再生において、複数の音声チャネル中から1
つの音声チャネルがユーザ(視聴者)によって任意に選
択されると、選択されたチャネルの音声データが、同じ
ブロック内のビデオデータと同時に、単位時間(ここで
は1秒)の音声および映像として、再生出力される。
【0042】次に、以上のようなフォーマットを有する
光ディスクを再生する光ディスク再生装置の構成を説明
する。
【0043】図9は、この光ディスク再生装置の全体的
な構成を示すブロック図である。図9(図1)におい
て、「10」は螺旋状の記録トラックを持つ光ディスク
であり、このトラックに、前記データフォーマットで、
音声データおよびビデオデータその他が記録されてい
る。図9において、「11」は光ディスク10の表面に
レーザ光を照射してその反射光の強弱を再生信号として
読み取る光学読取装置である。「12」は、光学読取装
置11で読み取られた再生信号を2値化して得た再生デ
ータに対して、復調、エラー検出、およびエラー訂正を
行なうデータ復調器である。「13」は、復調およびエ
ラー検出/訂正後の再生データを、ビデオデータと音声
データとに分離する映像/音声分離器である。「14」
は、映像/音声分離器13から分離出力されたビデオデ
ータをアナログビデオ信号に復調して出力する、映像復
調器である。
【0044】「15」は、この光ディスク再生装置の全
体的な制御を行なうシステム制御器である。「16」
は、システム制御器15からの音声チャネル選択指示
(切換指示)を受けて、映像/音声分離器13から分離
出力されてきた複数チャネルの音声データの中から指示
された音声チャネルの音声データを取り出し、それを音
声復調器17に送り込む音声チャネル選択器である。
「17}は、音声チャネル選択器16によって選択され
た音声チャネルの音声データ(デジタル)をアナログ音
声信号に復調して出力する音声復調部である。「18」
は、音声復調部17から出力されたアナログ音声信号の
振幅を、システム制御器15からの制御信号に従い設定
された利得で変更して出力する利得制御器である。
【0045】「19」は、光学読取装置11を制御する
光学読取装置制御器であり、トラッキングサーボおよび
フォーカスサーボなどの制御を行なうものである。「2
0」は、光学読取装置11のサーボ系検出器の出力を基
に光学読取制御器19を制御駆動するための制御信号を
生成する、光学読取装置制御信号生成器である。「2
1」は、光ディスク10の回転を制御するディスク回転
制御器である。「22」は、データ復調器12が発生す
る再生同期信号に基づいてディスク回転制御器21を制
御駆動する制御信号を生成するディスク回転制御信号生
成器である。VRAM23は、光ディスク10から再生
されたビデオデータの一部を一時格納するメモリであ
り、たとえば短いシーンのメモリ再生に利用される。こ
のメモリ再生中は、光学読取装置11がトラックシーク
中でもビデオ出力が途切れることはない。
【0046】次に、この光ディスク再生装置における音
声チャネル切換動作について説明する。
【0047】図4は、音声チャネル1の再生期間中に音
声チャネル2への切換指示が発生した場合の、音声出力
振幅波形を例示している。
【0048】まずディスク再生に先立ち、ユーザは、ど
の音声チャネルを再生するかを図示しない操作部を通し
てシステム制御器15に通知する。その際、音声チャネ
ル1が選択されたものと仮定する。すると、システム制
御器15は、音声チャネル選択器16に対して音声チャ
ネル1の選択指示を送る。
【0049】ディスク再生が開始されると、光学読取装
置11で得た再生信号は、データ復調器12にて復調さ
れ、さらにエラー検出ならびにエラー訂正が行われて、
映像/音声分離器13に送られる。映像/音声分離器1
3より分離出力されたビデオデータは映像復調器14に
よってアナログ映像信号に復調され、映像出力が得られ
る。
【0050】一方、映像/音声分離器13により分離出
力された複数チャネルの音声データは、音声チャネル選
択器16に入力される。音声チャネル選択器16は、複
数チャネルの音声データの中からシステム制御器15に
よって選択指示された音声チャネル1の音声データを選
択し、それを音声復調器17に送る。音声復調器17
は、入力された音声データをアナログ音声信号に復調し
て利得制御器18に送る。利得制御器18は、音声復調
部17より出力されたアナログ音声信号の振幅を、シス
テム制御器15からの制御信号に従って設定された可変
利得でもって増幅し、増幅されたアナログ音声信号を出
力する。
【0051】システム制御器15は、たとえば、ユーザ
からの音声チャネル切換要求が発生するまで音声復調部
17からのアナログ音声信号をそのままの振幅で出力す
るために、利得制御器18の利得を”1”に設定する
(図4では時間t10以前)。ユーザからの音声チャネ
ルの切換要求が発生すると(t10)、システム制御器
15は利得制御器18の利得を徐々に”1”から”0”
まで下げて行く(t10〜t20)。その結果、音声チ
ャネル1の音声出力に対してフェードアウトがかかるこ
とになる。そして、音声チャネル1の音声出力が実質的
に無くなった時点(利得”0”の時点t20)で、シス
テム制御器15は、音声チャネルを2へ切り換える指令
を、音声チャネル選択器16に出力する。
【0052】これにより利得制御器18へのデータ入力
は音声チャネル1から音声チャネル2へ切り換えられ
る。また、システム制御器15は音声チャネルの切換指
示を出力すると同時に、利得制御器18の利得を徐々
に”0”から”1”まで上げて行く(t20〜t3
0)。その結果、音声チャネル2の音声出力のフェード
インが開始されることになる。
【0053】かくして、異なる音声チャネル1から2へ
の音声出力切換は、各音声出力のフェードアウト/フェ
ードインを通してノイズレスに行われる。
【0054】次に、他の実施形態に係る音声チャネル切
換方法について説明する。図5は、図4と同様、音声チ
ャネル1の再生期間中に音声チャネル2への切換指示が
発生した場合の音声出力振幅波形を例示している。
【0055】図5が図4と異なるのは、切換後の音声チ
ャネル2の音声出力に対するフェードイン開始タイミン
グである。すなわち、この実施の形態では、音声チャネ
ル1の再生期間中に音声チャネル2への切換指示が発生
すると(図5のt10)、その間のブロック(n−1〜
n)の残りの再生期間中(t10〜t20)はフェード
アウト後(t18〜t20)無音状態となり、次のブロ
ック(n+1)の再生開始タイミング(t20)で音声
チャネル2の音声出力に対するフェードインが開始され
る。
【0056】次に、さらに他の実施形態に係る音声チャ
ネル切換方法について説明する。
【0057】光ディスクに記録されている音声チャネル
の数およびその種類はまちまちであることから、ユーザ
は音声チャネルの切換操作時に、実際には光ディスクに
記録されていない音声チャネルまでも番号指定してしま
う可能性がある。(ここでチャネルの番号とは、光ディ
スクに記録されている音声チャネル数を最大値として各
チャネルに連番で割り付けられた番号をいう。)この場
合、不当な番号指定操作に対して再生装置が動作混乱を
起こす危険性がある。
【0058】そこで、この発明の一実施の形態では、各
種管理データを記録した光ディスク上のリードインエリ
ア(図2のシステムエリア、ビデオマネージャ、ファイ
ル0)または各タイトルセット中の管理情報に、当該光
ディスクに記録されている音声チャネル数の情報が記録
されているものとしている。このリードインエリアは、
ディスク再生の立ち上がり時に自動的かつ無条件に読み
込まれて、再生装置内部のメモリに記憶される。
【0059】切換選択された音声チャネル番号と前記メ
モリに記憶された音声チャネル数とを比較すれば、音声
チャネルの切換操作そのものが当該光ディスクに対して
正当な行為であるかどうかを、判断できる。そうすれ
ば、この操作が不当である場合は、音声チャネルの切換
指示そのものを受け付けないような制御が可能になる。
【0060】その場合、たとえば図7に示すように、か
かる不当な事態をユーザに通知するための注意文を再生
中のビデオ画面にスーパーインポーズすることによっ
て、ユーザに操作上の不快感を与えることが無くなる。
【0061】また、図2のリードインエリアあるいは各
ビデオタイトルセットの管理情報中に、当該光ディスク
に記録されている音声チャネルの数およびその種類・内
容を示す情報をメモリに記録しておき、ユーザからの要
求に応じて随時それらをメモリから読み出して再生中の
ビデオ画面にスーパーインポーズするようにしてもよ
い。図8はその場合の表示例を示している。ここで「7
1」は現在選択されている音声チャネルを示す。図示す
るように、現在選択されている音声チャネル71の表示
部分を強調すれば音声チャネルの選択操作性は、飛躍的
に向上する。
【0062】図10は、パッケージソフトウエア(光デ
ィスクなど)その他のプログラムソースに適宜対応する
ものであって、この発明の他実施形態に係る音声切換シ
ステムを含むAVセレクタ装置の構成を説明するブロッ
ク図である。
【0063】パッケージソフトウエアとしては、記録密
度が高く量産性に優れた光ディスクが最も一般的である
が、ほかに磁気テープ、磁気ディスク、半導体メモリ
(たとえばフラッシュEEPROM)などが考えられ
る。これらのパッケージソフトウエアは、ユーザサイド
の再生装置100で再生される。再生されたマルチシー
ン/マルチリンガル信号(ここではデジタル信号である
場合を考える)は、信号源選択・データ復調・映像/音
声分離などの機能を含むプログラムセレクタ140に入
力される。
【0064】衛星放送(あるいはケーブル放送)も重要
なプログラムソースの1つである。スクランブル解除用
その他のデコーダを含む衛星デジタル放送受信器(ある
いはケーブル放送受信器)200により受信され適宜デ
コードされたマルチシーン/マルチリンガル信号(デジ
タル信号)も、プログラムセレクタ140に入力され
る。
【0065】上記の他に、広域ネットワーク(インター
ネットなど)に接続されたパーソナルコンピュータ30
0も、プログラムソースの1つとなり得る。モデム/デ
コーダを装備したパーソナルコンピュータ300から出
力されるマルチシーン/マルチリンガル・デジタル信号
(ネットワークを介してダウンロードしたもの)も、プ
ログラムセレクタ140に入力される。
【0066】ユーザが音声チャネル切換用入力キー15
2の操作により、たとえば光ディスクプレーヤ100を
選択したとする。すると、システム制御器150のMP
Uはプログラムセレクタ140に選択指令E151を送
る。セレクタ140は、指令E151の内容に応じてプ
レーヤ100からのデジタル信号出力(復調前の高周波
信号)を選択する。
【0067】セレクタ140内部では、選択した光ディ
スクプレーヤ出力を復調して0/1のデジタル信号を発
生する。発生されたデジタル信号は映像信号成分と音声
信号成分を含んでおり、これらはセレクタ140内部で
分離される。分離された映像信号成分は主映像データお
よび副映像データを含んでいる。主映像データは映画の
シーンなどの画像情報を含み、副映像データは主映像に
対応した字幕などのビットマップデータ(圧縮されてい
る)を含んでいる。
【0068】セレクタ140で分離されたデジタル音声
信号成分は、非圧縮のリニアPCMデータ(ステレオ音
声)および/または圧縮された多チャネル音声データを
含む。リニアPCMデータおよび/または圧縮音声デー
タを含む音声出力は、音声チャネル選択器160に入力
される。
【0069】選択器160は、MPU150からの選択
指令E152に基づいて、各種プログラムソース(10
0、200、300)それぞれからの複数チャネル音声
(たとえば最大8チャネルのリニアPCMデータまたは
圧縮音声データ)のいずれかを選択する。(この指令E
152は、入力キー152からのユーザ操作によって発
生できる。あるいは、図2のNAVパック中の再生制御
情報PCIの内容、またはビデオオブジェクトユニット
VOBU中のオーディオデータのヘッダ情報によって、
自動的に発生されるよう構成することも可能である。) 非圧縮のリニアPCM音声データとしては、現在規格提
唱中のSD(スーパーデンシティ)ディスクの標準音声
データ(48kHzサンプリング)、SDのハイサンプ
リングモードデータ(96kHzサンプリング)、現行
CDあるいはMDの44.1kHzサンプリングデー
タ、DATの標準モードデータ(48kHzサンプリン
グ)、DATのロングプレイモードデータ(32kHz
サンプリング)、衛星放送のAモードデータ(32kH
zサンプリング)、衛星放送のBモードデータ(48k
Hzサンプリング)などがある。
【0070】また、圧縮された音声データとしては、M
PEGデータ、ACー3データ(ACー3は登録商標)
などがある。MPEGデータ、ACー3データなどの圧
縮音声データは、圧縮音声セレクタ162に入力され
る。セレクタ162は、MPU150からの選択指令E
153に基づいて、MPEGDデータまたはACー3デ
ータを選択する。(この指令E153は、入力キー15
2からのユーザ操作か、図2のNAVパック中の再生制
御情報PCIの内容によって、発生できる。) 指令E153によりMPEG音声が選択されると、選択
されたMPEG圧縮データはMPEGデコーダ172に
入力されデコードされる。同様に、指令E153により
ACー3音声が選択されると、選択されたACー3圧縮
多チャネルデータはACー3デコーダ174に入力され
る。
【0071】音声チャネル選択器160で選択された特
定チャネルのリニアPCM音声データ、圧縮音声セレク
タ162で選択されデコーダ172でデコードされた特
定チャネルのMPEG音声データ、あるいは圧縮音声セ
レクタ162で選択されデコーダ174でデコードされ
た特定チャネルのACー3音声データのいずれか1つ
が、MPU150からの選択指令E154に基づいて、
音声種類セレクタ164により選択される。選択された
音声データは、可変ローパス特性を持つデジタルフィル
タ182を介して、デジタルアッテネータ180に入力
される。(このアッテネータ180は、音源184から
のデジタル音声出力E184を、デジタルフィルタ18
2からのデジタル音声出力に、所定の割合で混合させる
機能も有している。) アッテネータ180によるデジタル信号減衰量は、MP
U150からのアッテネート/ミックス指令信号E15
6により、適宜決定できるようになっている。すなわ
ち、音声チャネル切換時に音声ミュートを行なう場合、
指令E156により、アッテネータ180の減衰量が一
時的に大きくなる(たとえばー60dB〜ー90dB程
度)ようになっている。
【0072】アッテネータ180からのデジタル出力は
DAC170によりアナログ音声信号(モノラル、2チ
ャネルステレオ、ハイビジョン放送の3ー1ステレオ、
ACー3の5.1チャネルサラウンドステレオなど)に
変換され、外部へ出力される。このDAC170は複数
種類のサンプリング周波数および複数種類の量子化ビッ
ト数(12ビット非直線、16ビット直線、18〜24
ビット直線など)に対応できるようになっている。どの
サンプリング周波数・どの量子化ビット数のデジタル信
号をアナログ変換するかは、MPU150からの指令E
157により決定できる。
【0073】なお、デジタルフィルタ182は、そこを
通過するデジタル信号の種類(サンプリング周波数の違
い)に応じて複数種類のローパス特性を持つことができ
るようになっている。デジタルフィルタ182の特性変
更は、MPU150からの指令E155により行われ
る。
【0074】デジタルフィルタ182はさらに、音声切
換時にだけ、とくにカットオフ周波数の低いローパス特
性に切り換えられるようになっている。すなわち、音声
チャネル切換時に過度的に生じ得るノイズを抑えるため
に、音声チャネル切換前後の数秒間以内だけ、デジタル
フィルタ182のカットオフ周波数を数10Hzに下
げ、音声信号の立ち上がり速度(スルーレート)を大幅
に低下させることができるようになっている。(この場
合は、必ずしも、音声切換時にデジタルアッテネータ1
80を絞る必要はない。) また、音声切換動作の過度期を無音状態にするのでな
く、切換に伴うアナウンスあるいはチャイム音などを出
したいときは、ミキサ機能を持つデジタルアッテネータ
180において、音源184からのデジタル音声アナウ
ンスまたはデジタル音声チャイムを、デジタルフィルタ
182からの音声信号(ミュート状態にある)にミック
スすればよい。この音声ミックスのタイミングは、MP
U150からのアッテネート/ミックス指令信号E15
6により、決定される。
【0075】さらに、音声チャネル切換時に、たとえば
切換後のチャネル番号および/または音声言語をユーザ
に通知するために、次のような操作がなされてもよい。
すなわち、音声チャネル切換時に、切換後のチャネル番
号および音声言語種類を記載したメッセージを含む副映
像信号E150が、MPU150から出力される。この
信号E150は映像混合器142に与えられる。
【0076】混合器142には、プログラムセレクタ1
40で分離されたデジタル映像信号成分(主映像)が入
力されている。混合器142は、副映像信号(切換後の
チャネル番号および音声言語種類のビットマップデー
タ)E150をMPU150から受け取ると、これをセ
レクタ140からの主映像信号にスーパーインポーズす
る。こうして信号E150がスーパーインポーズされた
映像出力(テレビジョン信号)がビデオモニタ(図示せ
ず)に入力されると、たとえば図18に示すような映像
が表示される。
【0077】図11は、たとえば図9または図10の装
置のシステム制御MPU150により実行されるもので
あって、この発明に基づいて実行される音声切換処理の
一例を説明するフローチャートである。
【0078】たとえばある光ディスク10に、8種類の
言語の字幕を持つ日本映画が記録されているとする。図
9または図10の装置(光ディスクプレーヤ)によりデ
ィスク10の再生を開始する際、ユーザが所望の音声言
語および/または言語字幕を指定しない限り、そのディ
スクのデフォルト音声(ここでは日本語)およびデフォ
ルト字幕(たとえば英語または字幕なし)が自動選択さ
れる。これらのデフォルト音声およびデフォルト字幕の
選択情報は、たとえば図2のファイル0(ディスク情報
ファイル)またはビデオオブジェクトユニットVOBU
中のNAVパックの再生制御情報PCI内に、格納して
おくことができる。
【0079】ユーザが光ディスクプレーヤのプレイボタ
ンを押すと、日本映画(主映像)およびそれに対応した
日本語音声(および、必要に応じて英語字幕の副映像)
を用いたビデオ再生が、開始される(図11のステップ
ST10)。
【0080】その再生中は、主映像が映像復調器14
(図9)あるいは映像混合器142(図10)から出力
され、それに伴って、主映像に対応した日本語音声が利
得制御器18(図9)あるいはDAC170(図10)
から出力される。その際、主映像に適宜含まれる副映像
は、英語字幕で構成されている。
【0081】所定の音声チャネル切換イベントが発生し
ない限り(ステップST12ノー)、ディスク再生中は
(ステップST18ノー)、日本語音声と(必要に応じ
て)英語字幕の選択状態がそのまま維持される。(種々
な切換イベントの内容については、後で詳述する。) 所定の音声チャネル切換イベントが発生すると(ステッ
プST12イエス)、発生イベントの内容に対応した音
声チャネル切換処理が実行される(ステップST1
4)。たとえば、ビデオ再生中にユーザが英語音声を聞
きたくなり、入力キー152(図10)のキー操作で英
語(ここでは音声チャネル2)を選択したとする。この
キー操作結果(音声チャネル2を選択する切換イベント
1)を受けたMPU150は、たとえば図6の時間t1
0に利得制御信号k(図9)を利得制御器18に送り、
あるいは指令E156をデジタルアッテネータ180
(図10)に送る。これにより、それまでの日本語音声
(音声チャネル1)はミュートされ、その直後のビデオ
フレーム(図6ではブロックn+1のビデオ)の再生時
(図6の時間t20)から、英語音声(音声チャネル
2)が再生されるようになる(ステップST16)。
【0082】なお、音声切換と同時に字幕も切り換えた
いときは、音声選択操作とともに字幕選択(たとえば英
語字幕をフランス語字幕に変更し、あるいは字幕表示を
やめる)をしたあと、MPU150に通知した音声選択
/字幕選択を確定(たとえば図示しないエンターキーを
押す)させればよい。この場合。字幕の変更処理は、図
6の時間t10〜t20の間に実行され、次のビデオフ
レームから変更後の字幕でビデオ再生が始まるようにな
る(ステップST16)。
【0083】図11のステップST12における音声チ
ャネル切換イベント(このイベントはMPU150が実
行中の処理に割り込みをかける)としては、以下のもの
がある: <切換イベント1>光ディスク10が複数アングルから
同一被写体を捕らえたマルチアングルビデオブロックを
含む場合(あるいは、人物Aを主人公として登場人物A
+Bを捕らえたシーンとともに、人物Bを主人公として
登場人物A+Bを捕らえたシーンを含むマルチシーンブ
ロックを含む場合)、ユーザがキー操作(マニュアル操
作)でアングル(またはシーン)を切り換えるときに生
じるイベント; <切換イベント2> a)ビデオ再生中に、ユーザ操作により、ボリュームあ
るいはビデオタイトルセット(図2参照)を切り換える
操作(通常は画面上のメニュー操作)に入ったときに生
じるイベント; b)ビデオ再生中に、NAVパック中のNAV制御コマ
ンドにより、ボリュームあるいはビデオタイトルセット
切り換えるメニュー画面へMPU150の処理がリンク
(またはコール)され、あるいはそのメニュー画面ルー
チンへジャンプ(またはブランチ)され、もしくはそれ
以前のメニュー画面がレジュームされた場合に、生じる
イベント; <切換イベント3> a)ビデオ再生中に、ユーザ操作により、スチル画モー
ドに入ったときに生じるイベント; b)ビデオ再生中に、NAVパック中のNAV制御コマ
ンドにより、スチル画モードに入ったときに生じるイベ
ント; <切換イベント4> a)ビデオ再生中に、ユーザ操作により、早送り、巻戻
し、スローモーション再生、逆再生などのモードに入っ
たときに生じるイベント; b)ビデオ再生中に、NAVパック中のNAV制御コマ
ンドにより、スローモーション再生、逆再生などのモー
ドに入ったときに生じるイベント; <切換イベント5> a)ビデオ再生中に、ユーザ操作により、任意のセル
(図2のビデオオブジェクトユニットVOBUが1以上
集まったデータの集合体)または任意のタイトルセット
への検索に入ったときに生じるイベント; b)ビデオ再生中に、NAVパック中のNAV制御コマ
ンドにより、任意のセルまたは任意のタイトルセットへ
の検索へMPU150の処理がリンク(またはコール)
され、あるいはその検索ルーチンへジャンプ(またはブ
ランチ)され、もしくはそれ以前の検索がレジュームさ
れた場合に、生じるイベント; C)リピート再生中、あるいは図示しないメモリ(たと
えば図9の復調器14あるいは図10の混合器142内
部のビデオメモリ)に一時的に格納した映像情報の再生
中に、終わりのビデオオブジェクトユニットVOBU
(図2)が検知されたときに生じるイベント; <切換イベント6>ビデオ再生中のプログラムチェーン
PGCのエンドが検出され、このPGCが次のプログラ
ムチェーンへ自動的に切り換えられたときに生じるイベ
ント; <切換イベント7>ビデオ再生中に、ユーザが副映像チ
ャネルを切り換えたとき(字幕の使用言語の変更など)
に生じるイベント。
【0084】以上、要するに、ユーザによる自発的な音
声(または副映像)変更があったとき、またはプログラ
ムソース中の表示制御プログラムのコマンドにより音声
(または副映像)の変更に関係する処理が自動的に行わ
れるときに、図11のステップST14の音声チャネル
切換処理が実行される。
【0085】図12は、図11中の音声チャネル切換処
理の第1の具体例を説明するフローチャートである。こ
こでは、音声チャネル切換イベントが発生すると(図1
1のステップST12イエス)、単純に音声出力のフェ
ードアウト/フェードインを行っている(図4参照)。
【0086】図13は、図11中の音声チャネル切換処
理の第2の具体例を説明するフローチャートである。こ
こでは、音声チャネル切換イベントが発生すると(ステ
ップST12イエス)、音声出力のフェードアウトとフ
ェードインの間でミューティングを行っている(図5参
照)。
【0087】図14は、図11中の音声チャネル切換処
理の第3の具体例を説明するフローチャートである。こ
こでは、音声チャネル切換イベントが発生すると(ステ
ップST12イエス)、一旦音声出力のスルーレートを
下げ、チャネルが切り換わった後にスルーレートを元に
もどす処理を行っている。この処理は、たとえば図10
のデジタルフィルタ182のローパスカットオフ周波数
特性を一旦大きく下げることで、実現できる。
【0088】図15は、図11中の音声チャネル切換処
理の第4の具体例を説明するフローチャートである。こ
こでは、音声チャネル切換イベントが発生すると(ステ
ップST12イエス)、音声出力のフェードアウトとフ
ェードインの間で所定音(たとえば図10の音源184
からのチャイム音)の挿入を行っている。
【0089】図16は、ビデオ再生状態において、音声
の内容が音声チャネル1(日本語)から音声チャネル2
(英語)に切り換わるときの音声処理のさらに他の例
(フェードアウト・音声切換アラート・フェードイン)
を説明する図である。また図17は、図16の音声切換
処理動作を説明するフローチャート図である。
【0090】たとえばユーザが日本語音声チャネル1を
英語音声チャネル2に切り換えるメニュー画面操作を行
った結果、音声チャネルの切換イベントが生じると(図
11のステップST12イエス)、例えば図10のデジ
タルアッテネータ180が絞り込まれて、音声チャネル
切換前の日本語音声がフェードアウトする(ステップS
T150;図16の時間t10)。
【0091】音声チャネル1の日本語音声がフェードア
ウトすると、そのときまで再生されていたブロックnの
最終ビデオフレームが、たとえば図10の映像混合器1
42内のフレームメモリ(図示せず)に一時格納され、
これがスチル再生される(ステップST152)。ある
いは、音声チャネル1の日本語音声がフェードアウトす
ると、そのときまで再生されていたブロックnの最終ビ
デオフレームが、たとえば図10のシステム制御器15
0内部のROMに格納された画像パターンと、一時的に
差し替えられる(ステップST152)。
【0092】図16のブロックnの最終ビデオフレーム
のスチル画、あるいは図10のシステム制御器150か
らのROMパターンが画面表示されている間(図16の
時間t10〜t20;せいぜい数秒間)、これから音声
がチャネル2の英語に切り換わる旨のメッセージ表示
(図18参照)とともに、その旨の音声アナウンス(た
とえば「音声は、これから英語に変わります」)が、1
〜2回行われる(ステップST154)。この音声アナ
ウンスのデータは、図10の音源184内部で、ROM
データとして持つようにしている。
【0093】ここで、音声がチャネル2の英語に切り換
わる旨のメッセージ表示とともに、その旨の音声アナウ
ンスが行われている間に、図9の光学読取装置(レーザ
ヘッド)11は、次に再生されるブロックn+1が記録
された光ディスク10のトラックに移動し、そのトラッ
ク上で待機している。
【0094】音声がチャネル2の英語に切り換わる旨の
音声アナウンスが終了し、あるいはそのための所定時間
(図16のt10〜t20の数秒間)が経過すると(ス
テップST156イエス)、図10の映像混合器142
内部のフレームメモリ(RAM)に格納されたスチル画
が消去され、またはシステム制御器150のROMから
の画像パターン読み出しが終了する(ステップST15
8)。その後フェードインして(ステップST16
0)、図16のブロックn+1から、音声チャネル2の
英語で、ビデオ再生が再開される(図11のステップS
T16へリターン)。
【0095】図18は、現在再生中の音声チャネル1
(日本語)が音声チャネル2(英語)に切り換わる際の
画面出力例を示す図である。
【0096】この画面出力は、たとえば図16のステッ
プST154で行われる。ユーザ(あるいは図2のNA
Vパックの制御コマンド)がたとえば音声チャネル3の
フランス語を選択したときは、図18の画面右側に示さ
れる熊の絵の右手のフレームがCH3のフランス語を囲
うような表示が行われる。(ディスク再生前の音声チャ
ネル選択メニュー画面も図18と同様に構成できる。)
図19は、この発明に係る音声切換システムがIC化さ
れた状態を例示する図である。
【0097】この発明の音声切換システムは、通常は図
9に示すような光ディスクプレーヤで利用される。しか
し、実際の発明実施製品は半導体IC化されることが多
くなる。その場合は、たとえば図9の構成要素12〜1
8を1チップIC化(または複数ICのチップセット
化)することができる。あるいは、図10の構成要素1
40〜184を1チップIC化(または複数ICのチッ
プセット化)することができる。こうしてIC化された
半導体チップは、図19に示すようなパッケージに封止
され、販売される。
【0098】以上、光ディスクを記録媒体とする再生装
置を主にして説明したが、この発明は、その他の記録媒
体(磁気テープ、磁気ディスク、光磁気ディスクなど)
を利用した再生装置にも利用できる。
【0099】
【発明の効果】この発明によれば、音声チャネル切換に
伴うノイズが出力されるのを防止できる。また、記録媒
体に記録されていない不適切なチャネル番号の外部入力
を受け付けないようにすることで、音声チャネル切換動
作の混乱を防止できる。しかも、不適切なチャネル番号
が入力されたときは、その旨を示すメッセージを再生中
の映像に重ねて表示することで、ユーザ側の混乱も防止
できる。さらに、外部からの要求に従って記録媒体に記
録された音声データのチャネル数およびチャネル毎の内
容を表示するこで、音声チャネルの選択操作性の向上を
図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できる情報保持媒体の一例とし
ての光ディスクの記録データ構造を略示する図。
【図2】図1の光ディスクに記録されるデータの論理構
造を例示する図。
【図3】図2の構造を持つデータ(VOBU)から音声
付きビデオが再生される様子を説明する図。
【図4】ビデオ再生状態において、音声の内容(言語な
ど)が音声チャネル1から音声チャネル2に切り換わる
ときの音声処理の一例(フェードアウト・フェードイ
ン)を説明する図。
【図5】ビデオ再生状態において、音声の内容(言語な
ど)が音声チャネル1から音声チャネル2に切り換わる
ときの音声処理の他例(フェードアウト・ミュート・フ
ェードイン)を説明する図。
【図6】ビデオ再生状態において、音声の内容(言語な
ど)が音声チャネル1から音声チャネル2に切り換わる
ときの音声処理のさらに他の例(フェードアウト・ミュ
ート・フェードイン)を説明する図。
【図7】ディスク再生中において現在使用可能な音声チ
ャネル数をユーザに警告する画面の一例を示す図。
【図8】ディスク再生中において現在使用可能な音声チ
ャネルの内容を表示し、そこからユーザ所望の音声が選
択される場合を説明する図。
【図9】この発明の一実施形態に係る音声切換システム
を含む光ディスク再生装置の構成を説明するブロック
図。
【図10】パッケージソフトウエア(光ディスクなど)
その他のプログラムソースに適宜対応するものであっ
て、この発明の他実施形態に係る音声切換システムを含
むAVセレクタ装置の構成を説明するブロック図。
【図11】たとえば図9または図10の装置のシステム
制御MPUにより実行されるものであって、この発明に
基づいて実行される音声切換処理の一例を説明するフロ
ーチャート図。
【図12】図11中の音声チャネル切換処理の第1の具
体例を説明するフローチャート図。
【図13】図11中の音声チャネル切換処理の第2の具
体例を説明するフローチャート図。
【図14】図11中の音声チャネル切換処理の第3の具
体例を説明するフローチャート図。
【図15】図11中の音声チャネル切換処理の第4の具
体例を説明するフローチャート図。
【図16】ビデオ再生状態において、音声の内容が音声
チャネル1(日本語)から音声チャネル2(英語)に切
り換わるときの音声処理のさらに他の例(フェードアウ
ト・音声切換アラート・フェードイン)を説明する図。
【図17】図11中の音声チャネル切換処理の第5の具
体例(図16の音声切換処理に対応)を説明するフロー
チャート図。
【図18】現在再生中の音声チャネル1(日本語)が音
声チャネル2(英語)に切り換わる際の画面出力例(図
16の音声切換処理に対応)を示す図。
【図19】この発明に係る音声切換システムがIC化さ
れた状態を例示する図。
【符号の説明】
10、OD…貼合型高密度光ディスク(記録媒体/パッ
ケージソフト);11…光学読取装置(レーザピックア
ップヘッド);12…データ復調器;13…映像/音声
分離器;14…映像復調器;15…システム制御器(M
PU/ROM/RAM);16…音声チャネル選択器;
17…音声復調器;18…利得制御器(ミューティング
回路;フェードイン・フェードアウト手段);19…光
学読取装置制御器;20…光学読取装置制御信号生成
器;21…ディスク回転制御器;22…ディスク回転制
御信号生成器;100…パッケージソフト再生装置(光
ディスクプレーヤ);140…プログラムセレクタ(信
号源選択・データ復調・映像/音声分離などの機能を含
む);142…映像混合機(主映像に副映像などをスー
パーインポーズする機能を含む);150…システム制
御器(ROM/RAMを持つマイクロコンピュータを含
む);152…音声チャネル切換用入力キー(ユーザ入
力用);160…音声チャネル選択器;162…圧縮音
声セレクタ;164…音声種類セレクタ;170…デジ
タル/アナログ・コンバータ(DAC);172…MP
EGデコーダ;174…ACー3デコーダ;180…デ
ジタルアッテネータ(信号ミキサ機能付;フェードイン
・フェードアウト手段);182…デジタルローパスフ
ィルタ(カットオフ特性可変型;フェードイン・フェー
ドアウト手段);184…音源(音声切換過度期間中の
チャイム等の発生器);200…衛星デジタル放送(ま
たはケーブル放送)受信器;300…コンピュータ通信
端末(モデム/デコーダ付きパーソナルコンピュー
タ)。

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオデータおよび複数チャネル分の音
    声データを含むデータブロック群が記録された記録媒体
    を再生する情報再生装置において、 前記複数チャネルの中から任意のチャネルの音声データ
    を選択するチャネル選択手段と;前記チャネル選択手段
    によって選択されたチャネルのものであって特定のデー
    タブロックに含まれる音声データを、この特定データブ
    ロック内のビデオデータが再生されるときに再生して、
    音声出力信号を提供する再生手段と;前記チャネル選択
    手段による音声チャネル選択の切換に応答して、前記再
    生手段からの音声出力信号をフェードアウトするフェー
    ドアウト手段と;前記フェードアウト手段によりフェー
    ドアウトされた音声出力信号をフェードインするフェー
    ドイン手段とを備えた出力制御システム。
  2. 【請求項2】 あるブロック番号のデータブロックのフ
    ェードアウト動作が前記フェードアウト手段により実行
    され、前記再生手段が他のブロック番号のデータブロッ
    クの再生を開始したあとに、前記再生手段により再生さ
    れる音声データを含むデータブロックのブロック番号の
    切換に応答して前記フェードイン手段によるフェードイ
    ン動作を開始させるフェードイン開始手段を、前記フェ
    ードイン手段が含むことを特徴とする請求項1に記載の
    出力制御システム。
  3. 【請求項3】 ビデオデータおよび複数チャネル分の音
    声データを含むデータブロック群が記録された記録媒体
    を再生する情報再生装置において、 前記複数チャネルの中から任意のチャネルの音声データ
    を選択するチャネル選択手段と;前記チャネル選択手段
    によって選択されたチャネルのものであって特定のデー
    タブロックに含まれる音声データを、この特定データブ
    ロック内のビデオデータが再生されるときに再生して、
    音声出力信号を提供する再生手段と;前記チャネル選択
    手段による音声チャネル選択の切換に応答して、前記再
    生手段からの音声出力信号をフェードアウトするフェー
    ドアウト手段と;前記フェードアウト手段が前記音声出
    力信号をフェードアウトしたあと、前記再生手段から提
    供される選択された音声チャネルの音声出力信号をミュ
    ートするミュート手段と;前記ミュート手段によりミュ
    ートされた音声出力信号をフェードインするフェードイ
    ン手段とを備えた出力制御システム。
  4. 【請求項4】 複数音声チャネルを持つビデオデータを
    含むデータブロックが複数記録される情報記録媒体から
    情報を再生するものにおいて、 各々が音声データを含み得る複数音声チャネルそれぞれ
    に割り当てられた複数番号マークの1つを指定する手段
    と;前記指定手段により指定された番号マークを持つ1
    つの音声チャネルを選択する手段と;前記複数データブ
    ロックの特定の1つに含まれ前記選択手段により選択さ
    れた音声チャネルの音声データの内容を、この1つの特
    定データブロック内のビデオデータの内容が再生される
    ときに再生して、音声出力信号を提供する手段とを備え
    たことを特徴とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 利用可能な音声チャネル数、利用可能な
    複数種類の言語、および選択される特定言語のいずれか
    を示すメッセージ情報を前記ビデオデータの画像上に重
    畳してメッセージ付きビデオ出力を提供するメッセージ
    情報重畳手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項
    4に記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 ビデオデータおよび複数チャネル分の音
    声データを含むデータブロック群が記録された記録媒体
    を再生するものにおいて、 前記複数チャネルの中から任意のチャネルの音声データ
    を選択するチャネル選択手段と;前記チャネル選択手段
    によって選択されたチャネルのものであって特定のデー
    タブロックに含まれる音声データを、この特定データブ
    ロック内のビデオデータが再生されるときに再生して、
    音声出力信号を提供する再生手段と;外部からの要求に
    したがって、前記記録媒体の音声チャネルに関するチャ
    ネル数情報を提供するチャネル数情報提供手段とを備え
    た情報再生装置。
  7. 【請求項7】 前記外部からの要求に応答して、前記複
    数音声チャネルそれぞれの内容情報を提供する内容情報
    提供手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項6に
    記載の情報再生装置。
  8. 【請求項8】 ビデオデータおよびこのビデオデータに
    関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェク
    トユニットが1以上記録されたプログラムソースから、
    前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適宜再
    生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから任意の1種類を選択する
    手段と;前記選択手段により選択された音声データを、
    この音声データに対応するビデオデータとともに再生す
    る手段と;前記複数種類の音声データのうちの1種類が
    別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフェード
    アウトしたあと、別種類の音声出力にフェードインする
    手段とを備えたことを特徴とする音声切換システム。
  9. 【請求項9】 前記ビデオデータは複数の連続ブロック
    に分割されて前記プログラムソースに記録されており、 前記1種類の音声出力をフェードアウトしたあと、この
    フェードアウト直後に再生されるビデオデータブロック
    の再生開始タイミングで、前記別種類の音声出力へのフ
    ェードインを開始させる手段を備えたことを特徴とする
    請求項8に記載の音声切換システム。
  10. 【請求項10】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから任意の1種類を選択する
    手段と;前記選択手段により選択された音声データを、
    この音声データに対応するビデオデータとともに再生す
    る手段と;前記複数種類の音声データのうちの1種類が
    別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフェード
    アウトしたあと、このフェードアウト状態を所定期間維
    持してから、別種類の音声出力にフェードインする手段
    とを備えたことを特徴とする音声切換システム。
  11. 【請求項11】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから任意の1種類を選択する
    手段と;前記選択手段により選択された音声データを、
    この音声データに対応するビデオデータとともに再生す
    る手段と;前記複数種類の音声データのうちの1種類が
    別種類に変更されるとき、1種類の音声出力に対してス
    ルーレートを下げたあと、別種類の音声出力に対してス
    ルーレートを元に戻す手段とを備えたことを特徴とする
    音声切換システム。
  12. 【請求項12】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから任意の1種類を選択する
    手段と;前記選択手段により選択された音声データを、
    この音声データに対応するビデオデータとともに再生す
    る手段と;前記複数種類の音声データのうちの1種類が
    別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフェード
    アウトしたあと、所定期間所定の音を出力してから、別
    種類の音声出力にフェードインする手段とを備えたこと
    を特徴とする音声切換システム。
  13. 【請求項13】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから任意の1種類を選択する
    手段と;前記選択手段により選択された音声データを、
    この音声データに対応するビデオデータとともに再生す
    る手段と;前記複数種類の音声データのうちの1種類が
    別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフェード
    アウトしたあと、別種類の内容を示すアナウンスを出し
    てから、別種類の音声出力にフェードインする手段とを
    備えたことを特徴とする音声切換システム。
  14. 【請求項14】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから任意の1種類を選択する
    手段と;前記選択手段により選択された音声データを、
    この音声データに対応するビデオデータとともに再生す
    る手段と;前記複数種類の音声データのうちの1種類が
    別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフェード
    アウトしたあと、別種類の内容を前記ビデオデータの表
    示画面上に表示してから、別種類の音声出力にフェード
    インする手段とを備えたことを特徴とする音声切換シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記ビデオデータの表示画面上に表示
    される内容が、前記音声データに含まれる複数種類の音
    声言語と、それらのチャネル番号を含むことを特徴とす
    る請求項14に記載の音声切換システム。
  16. 【請求項16】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフ
    ェードアウトしたあと、別種類の音声出力にフェードイ
    ンすることを特徴とする音声切換方法。
  17. 【請求項17】 前記ビデオデータは複数の連続ブロッ
    クに分割されて前記プログラムソースに記録されてお
    り、 前記1種類の音声出力をフェードアウトしたあと、この
    フェードアウト直後に再生されるビデオデータブロック
    の再生開始タイミングで、前記別種類の音声出力へのフ
    ェードインが開始されることを特徴とする請求項16に
    記載の音声切換方法。
  18. 【請求項18】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフ
    ェードアウトしたあと、このフェードアウト状態を所定
    期間維持してから、別種類の音声出力にフェードインす
    ることを特徴とする音声切換方法。
  19. 【請求項19】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力に対
    してスルーレートを下げたあと、別種類の音声出力に対
    してスルーレートを元に戻すことを特徴とする音声切換
    方法。
  20. 【請求項20】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフ
    ェードアウトしたあと、所定期間所定の音を出力してか
    ら、別種類の音声出力にフェードインすることを特徴と
    する音声切換方法。
  21. 【請求項21】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフ
    ェードアウトしたあと、別種類の内容を示すアナウンス
    を出してから、別種類の音声出力にフェードインするこ
    とを特徴とする音声切換方法。
  22. 【請求項22】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類が別種類に変更されるとき、1種類の音声出力をフ
    ェードアウトしたあと、別種類の内容を前記ビデオデー
    タの表示画面上に表示してから、別種類の音声出力にフ
    ェードインすることを特徴とする音声切換方法。
  23. 【請求項23】 前記ビデオデータの表示画面上に表示
    される内容が、前記音声データに含まれる複数種類の音
    声言語と、それらのチャネル番号を含むことを特徴とす
    る請求項22に記載の音声切換方法。
  24. 【請求項24】 ビデオデータおよびこのビデオデータ
    に関連した複数種類の音声データを含むビデオオブジェ
    クトユニットが1以上記録されたプログラムソースか
    ら、前記ビデオデータおよび前記音声データの一部を適
    宜再生するものにおいて、 前記複数種類の音声データから選択された任意の種類の
    音声データを、この音声データに対応するビデオデータ
    とともに再生し;前記複数種類の音声データのうちの1
    種類を別種類に変更するイベントが発生したとき、1種
    類の音声出力をフェードアウトしたあと、別種類の音声
    出力にフェードインすることを特徴とする音声切換方
    法。
  25. 【請求項25】 前記プログラムソースが複数アングル
    から同一被写体を捕らえたマルチアングルビデオブロッ
    クを含む場合、前記イベントが、ユーザ操作でアングル
    を切り換えるときに生じることを特徴とする請求項24
    に記載の方法。
  26. 【請求項26】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、前記ビデオオブジェクトユニ
    ットの集合で形成されるビデオタイトルセットを切り換
    えるユーザ操作に入ったときに、前記イベントが生じる
    ことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、前記ビデオオブジェクトユニ
    ット内の制御コマンドにより、前記ビデオオブジェクト
    ユニットの集合で形成されるボリュームあるいはビデオ
    タイトルセットを切り換えるメニュー画面へ処理が移行
    された場合に、前記イベントが生じることを特徴とする
    請求項24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、ユーザ操作によりスチル画モ
    ードに入ったときに、前記イベントが生じることを特徴
    とする請求項24に記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、前記ビデオオブジェクトユニ
    ット内の制御コマンドによりスチル画モードに入ったと
    きに、前記イベントが生じることを特徴とする請求項2
    4に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、早送り、巻戻し、スローモー
    ション再生、逆再生などのユーザ操作モードに入ったと
    きに、前記イベントが生じることを特徴とする請求項2
    4に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、前記ビデオオブジェクトユニ
    ット内の制御コマンドによりスローモーション再生モー
    ドあるいは逆再生モードに入ったときに、前記イベント
    が生じることを特徴とする請求項24に記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、前記ビデオオブジェクトユニ
    ットの集合で形成される任意のビデオタイトルセットあ
    るいは前記ビデオオブジェクトユニットが1以上集まっ
    たデータの任意の集合体への検索に入ったときに、前記
    イベントが生じることを特徴とする請求項24に記載の
    方法。
  33. 【請求項33】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを再生している間、前記ビデオオブジェクトユニ
    ット内の制御コマンドにより、前記ビデオオブジェクト
    ユニットの集合で形成される任意のビデオタイトルセッ
    トあるいは前記ビデオオブジェクトユニットが1以上集
    まったデータの任意の集合体への検索に入ったときに、
    前記イベントが生じることを特徴とする請求項24に記
    載の方法。
  34. 【請求項34】 前記プログラムソースから前記ビデオ
    データを反復再生している間、または所定のメモリに一
    時記憶された前記ビデオデータを再生している間、前記
    プログラムソース中の最後のビデオオブジェクトユニッ
    トが検知されたときに、前記イベントが生じることを特
    徴とする請求項24に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記プログラムソースが複数のプログ
    ラムチェーンを含み、前記プログラムソースから前記ビ
    デオデータまたは音声データを再生している間に前記プ
    ログラムチェーンの終端が検出され、このプログラムチ
    ェーンが次のプログラムチェーンへ自動的に切り換えら
    れたときに、前記イベントが生じることを特徴とする請
    求項24に記載の方法。
  36. 【請求項36】 前記ビデオデータは、主映像情報およ
    びこの主映像情報の内容に対応した複数の副映像情報を
    含み、前記プログラムソースから前記ビデオデータを再
    生している間、ユーザ操作により前記副映像情報が切り
    換えられたときに、前記イベントが生じることを特徴と
    する請求項24に記載の方法。
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