JPH0828747A - 弁開度検出用センサ付シリンダ装置 - Google Patents

弁開度検出用センサ付シリンダ装置

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JPH0828747A
JPH0828747A JP16161694A JP16161694A JPH0828747A JP H0828747 A JPH0828747 A JP H0828747A JP 16161694 A JP16161694 A JP 16161694A JP 16161694 A JP16161694 A JP 16161694A JP H0828747 A JPH0828747 A JP H0828747A
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JP
Japan
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opening
cylinder
piston
valve
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP16161694A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kawada
常雄 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピストンストロークを可変にして弁の開度を
任意に調整可能としながら、開度センサによる所定の検
出性能を確実、適正に保つことができ、また、装置全体
の小型化を図れるようにする。 【構成】 シリンダ部1におけるボトムエンド4の軸心
に形成したねじ孔部13に螺合する雄ねじ部12を介し
て軸心方向に変位可能とした可動シリンダエンド11
に、所定ストロークに達したときピストン5側に固定さ
れたマグネット10の吸着力で歪変形されて該マグネッ
ト10に当たり、その時に発する衝撃音波を捕捉して弁
開度を検出するための磁性ロッド14および開度センサ
16を一体的に組み付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の流体流路に介在
された弁の開度の駆動制御に用いられる弁開度検出用セ
ンサ付シリンダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、弁開度の駆動制御用の
シリンダ装置として、図2に示すように、シリンダ部1
01におけるヘッドエンド102を貫通するピストンロ
ッド103の先端に固定されたピストン104の軸心部
に、上記シリンダ部101と同軸(軸心X)にして孔部
105を形成し、この孔部105の開口端側の内周にマ
グネット106を固定するとともに、上記シリンダ部1
01におけるボトムヘッド107に、該シリンダ101
と同軸上に位置させて上記ピストン104側に延びる磁
性ロッド108を挿通配置し、この磁性ロッド108の
基端側を上記ボトムヘッド107の外側に固定された開
度センサ109に剛体接続したものが知られている。
【0003】このような構成のシリンダ装置は、上記シ
リンダ部101内への作動流体の供給により、ピストン
104を、軸心方向の、たとえば図面上で左方向へ変位
させた際、所定のストローク端に達すると、上記磁性ロ
ッド108の先端部108aが上記マグネット106の
吸着力を受けて歪変形して該マグネット106に当た
り、その時に発生する衝撃音が磁性ロッド108を通し
て固体伝播され、その伝播音が開度センサ109にて捕
捉されることにより、上記所定のストローク端に対応し
た開度に弁が制御されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した構成の従来の
弁開度検出用センサ付シリンダ装置は、開度センサ10
9がボトムヘッド107に固定され、磁性ロッド108
を歪変形させるストロークが固定化されているので、た
とえば弁を任意の中間開度位置のところで駆動停止する
といったような弁の開度調整を行なうことが非常に困難
であった。
【0005】上記構成のもので、強いて弁の開度調整を
行なおうとする場合には、シリンダ部101の外側に、
上記任意の開度に対応するストロークで上記ピストン1
04およびピストンロッドロッド103の変位を阻止す
るためのストッパ手段を設置することが考えられるが、
この場合には、ストッパ手段がシリンダ部101の外側
に露出することとなり、装置全体の大型化は避けられな
い上、ストッパ手段によるピストン104の変位停止位
置に応じて開度センサ109の検出ゼロ点位置を調整し
直す必要があり、実質的に弁の開度調整は非常に難しい
ものであった。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、ストロークを可変にして任意の弁開度に調整するこ
とができるものでありながら、開度センサによる検出機
能を常に適正に維持することができ、また、小型化も図
ることができる弁開度検出用センサ付シリンダ装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る弁開度検出用センサ付シリンダ装置
は、シリンダ部と、該シリンダ部と同軸上に位置してピ
ストンのヘッド側面に突設されてシリンダ部におけるヘ
ッドエンドを貫通するピストンロッドと、上記シリンダ
部と同軸上に位置して上記ピストンの軸心部に形成され
た孔部と、この孔部の開口端側に設けられたマグネット
と、上記シリンダ部と同軸上に位置して該シリンダ部の
ボトムエンド側からピストン側に向かって延設された磁
性ロッドと、この磁性ロッドが歪んでその先端が上記マ
グネットに当たった際に発する衝撃音を捕捉してピスト
ンロッドに連係された弁の開度を検出する開度センサと
を備えた弁開度センサ付シリンダ装置において、上記ボ
トムエンドの軸心に形成されたねじ孔部に、可動シリン
ダエンドの外周部の雄ねじ部を螺合し、この可動シリン
ダエンドに上記磁性ロッドおよび開度センサを一体的に
組み付けたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、シリンダ内へ作動流体を供給
することにより、ピストンを一定のストロークで変位さ
せて弁を開閉駆動できるのはもちろん、シリンダ部にお
けるボトムエンドに設けたねじ孔部に、磁性ロッドおよ
び開度センサが一体的に組み付けられた可動シリンダエ
ンドを螺合させたので、この可動シリンダエンドを回動
操作して軸心方向に変位させると、ピストンのストロー
クを可変して弁の開度を、シリンダ部の外側にストッパ
などを設ける要なく、任意に調整可能であり、このと
き、開度センサも可動シリンダエンドと一体に軸心方向
に変位して両者の相対位置関係が一定に保たれるため、
ストロークの可変に応じて開度センサの検出ゼロ点位置
を調整し直す必要がなく、いかなる弁の開度調整にもか
かわらず、適正な検出動作を行なわせることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本発明の一実施例による弁開度検出用セ
ンサ付シリンダ装置を示す縦断側面図であり、同図にお
いて、1はシリンダ部であり、円筒形本体2と、この本
体2の軸心X方向の両端にそれぞれ固定されたヘッドエ
ンド3およびボトムエンド4とからなる。5は上記シリ
ンダ部1内に嵌合されたピストンであり、このピストン
5のヘッド側面5aには、上記シリンダ部1と同一の軸
心X上に位置し、かつ上記ヘッドエンド3側の貫通孔6
を貫通して外部の弁(図示せず)に連係しこれを駆動す
るピストンロッド7が固定連設されている。8は上記ピ
ストン5の外周側に装着されたOリングである。
【0010】上記ピストン5には、そのボトム側面5b
側に開口する状態で上記軸心X上に位置する孔部9が形
成され、この孔部9の開口端の内周側にはマグネット1
0が固設されている。
【0011】11はその内端側に大径の環状部11aが
一体形成され、かつ、その外端側に小径部11bが形成
された可動シリンダエンドであり、この可動シリンダエ
ンド11における上記小径部11bの外周部には雄ねじ
部12が形成されており、この雄ねじ部12を、上記軸
心X上において上記ボトムエンド4に形成された雌ねじ
孔部13に螺合させることにより、上記可動シリンダエ
ンド11を軸心X方向に変位可能に構成している。
【0012】14は上記軸心X上に位置して上記可動シ
リンダエンド11の中心孔15内に配設されるととも
に、その先端部14aが上記ピストン5側に向かって延
出された磁性ロッドであり、その基端側は上記可動シリ
ンダエンド11の外端に取り付けられた開度センサ16
に剛体接続されており、この開度センサ16は、所定の
ストローク位置で磁性ロッド14の先端側が上記マグネ
ット10により歪変形されて該マグネット10に当った
際に発し、磁性ロッド14を通して固体伝播される衝撃
音を捕捉して弁の開度を検出する。17は上記可動シリ
ンダエンド11の外周側に装着されたOリングである。
【0013】つぎに、上記弁の開度センサ付シリンダ装
置の動作について説明する。シリンダ部1内への所定の
作動流体の供給によりピストン5を、たとえば図面上で
左方向へ変位させると、上記ピストンロッド7も同方向
へ変位して外部の弁が連係駆動される。
【0014】上記ピストン5が左方向に所定のストロー
クだけ変位し、上記磁性ロッド14の先端部14aがピ
ストン5側の孔部9に侵入すると、マグネット10の吸
着力により上記磁性ロッド14の先端部14aが歪変形
されて上記マグネット10に当たり、このとき発せられ
る衝撃音が磁性ロッド14を通して固体伝播され、その
音波が開度センサ16に捕捉されて弁の開度が検出さ
れ、ピストン5の変位が停止されることになる。
【0015】ここで、上記可動シリンダエンド11を回
動操作して軸心X方向に変位させると、上記ストローク
が可変され、弁の開度を、たとえば中間開度などの任意
の開度に調整することができる。このとき、上記シリン
ダ部1内で上記可動シリンダエンド11を変位させるこ
とにより、ストロークを可変することができるので、装
置全体の大型化を招くことがない。その上、磁性ロッド
14および開度センサ16も上記可動シリンダエンド1
1に一体的に組み付けられており、この可動シリンダエ
ンド11の変位に伴って一体に変位するので、両者1
6,11の相対位置関係は不変であり、ストローク可変
による弁の開度調整にもかかわらず、開度センサ16に
よる検出性能は一定に保たれ、所定の弁開度位置でピス
トン5を確実に停止させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、シリン
ダ部におけるボトムエンドに形成されたねじ孔部に、磁
性ロッドおよび開度センサが一体的に組み付けられた可
動シリンダエンドを螺合させたので、この可動シリンダ
エンドを回動操作して軸心方向に変位させるたけで、ピ
ストンのストロークを可変して弁の開度を任意に調整す
ることができ、しかも、この弁開度の調整にあたって、
開度センサも可動シリンダエンドと一体に軸心方向に変
位して両者の相対位置関係を一定に保つことができるた
め、ストロークの可変に応じて開度センサの検出ゼロ点
位置を調整し直す必要がなく、いかなる弁の開度調整に
もかかわらず、開度センサによる所定の検出動作を確
実、適正に行なわせることができる。また、シリンダ部
の外側にストッパ部を設けて、弁の開度を調整する場合
に比してシリンダ装置を大型化することなく、小型化を
維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による弁開度検出用センサ付
シリンダ装置の縦断側面図である。
【図2】従来の弁開度検出用センサ付シリンダ装置の縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ部 3 ヘッドエンド 4 ボトムエンド 5 ピストン 7 ピストンロッド 9 孔部 10 マグネット 11 可動シリンダエンド 12 雄ねじ部 13 ねじ孔部 14 磁性ロッド 14a 磁性ロッドの先端部 16 開度センサ X 軸心

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ部と、該シリンダ部と同軸上に
    位置してピストンのヘッド側面に突設されてシリンダ部
    におけるヘッドエンドを貫通するピストンロッドと、上
    記シリンダ部と同軸上に位置して上記ピストンの軸心部
    に形成された孔部と、この孔部の開口端側に設けられた
    マグネットと、上記シリンダ部と同軸上に位置して該シ
    リンダ部のボトムエンド側からピストン側に向かって延
    設された磁性ロッドと、この磁性ロッドが歪んでその先
    端が上記マグネットに当たった際に発する衝撃音を捕捉
    してピストンロッドに連係された弁の開度を検出する開
    度センサとを備えた弁開度検出用センサ付シリンダ装置
    において、上記ボトムエンドの軸心に形成されたねじ孔
    部に、可動シリンダエンドの外周部の雄ねじ部を螺合
    し、この可動シリンダエンドに上記磁性ロッドおよび開
    度センサを一体的に組み付けたことを特徴とする弁開度
    検出用センサ付シリンダ装置。
JP16161694A 1994-07-14 1994-07-14 弁開度検出用センサ付シリンダ装置 Pending JPH0828747A (ja)

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JP16161694A Pending JPH0828747A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 弁開度検出用センサ付シリンダ装置

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JP (1) JPH0828747A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100597801B1 (ko) * 2004-12-21 2006-07-07 김영주 공압제어장치
CN110925270A (zh) * 2019-12-05 2020-03-27 李莲 一种行程油缸

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