JPH0510331Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0510331Y2 JPH0510331Y2 JP1988031425U JP3142588U JPH0510331Y2 JP H0510331 Y2 JPH0510331 Y2 JP H0510331Y2 JP 1988031425 U JP1988031425 U JP 1988031425U JP 3142588 U JP3142588 U JP 3142588U JP H0510331 Y2 JPH0510331 Y2 JP H0510331Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- yoke
- suction
- end plate
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、プランジヤの移動ストロークが比較
的小さいソレノイドに関するものであり、例えば
流体の流量制御装置等に適用可能なものである。
的小さいソレノイドに関するものであり、例えば
流体の流量制御装置等に適用可能なものである。
(従来の技術)
各種機器を制御するためのアクチユエータの一
つとしてソレノイドが用いられている。従来のソ
レノイドは、コイルに通電されることにより磁化
されるヨークの一端部にのみ孔を形成し、この孔
を貫いて移動可能にプランジヤを挿入し、ヨーク
の他端側の端板によつてプランジヤを吸引するよ
うになつている。従つて、上記ヨークの端板とプ
ランジヤの端面との離間距離を移動ストロークと
して考えると、ヨークの端板によるプランジヤに
吸引力は両者間のストロークの2乗に反比例する
ことから、ストロークと吸引力との関係は第8図
に曲線Xで示すように双曲線状になる。
つとしてソレノイドが用いられている。従来のソ
レノイドは、コイルに通電されることにより磁化
されるヨークの一端部にのみ孔を形成し、この孔
を貫いて移動可能にプランジヤを挿入し、ヨーク
の他端側の端板によつてプランジヤを吸引するよ
うになつている。従つて、上記ヨークの端板とプ
ランジヤの端面との離間距離を移動ストロークと
して考えると、ヨークの端板によるプランジヤに
吸引力は両者間のストロークの2乗に反比例する
ことから、ストロークと吸引力との関係は第8図
に曲線Xで示すように双曲線状になる。
(考案が解決しようとする課題)
上記のように、従来のソレノイドでは、吸引力
がストロークに対して双曲線状に変化し、特に、
大きな吸引力が得られるストロークの小さい部分
では吸引力が急激に変化するため、吸引力を制御
することは困難であり、よつて、従来のソレノイ
ドは、例えば弁を開か閉かに制御するというよう
な単純な制御にのみ用いられ、例えば弁の開度を
制御するというようなリニアな制御にはモータを
利用したアクチユエータやその他の構成の複雑な
アクチユエータが用いられている。
がストロークに対して双曲線状に変化し、特に、
大きな吸引力が得られるストロークの小さい部分
では吸引力が急激に変化するため、吸引力を制御
することは困難であり、よつて、従来のソレノイ
ドは、例えば弁を開か閉かに制御するというよう
な単純な制御にのみ用いられ、例えば弁の開度を
制御するというようなリニアな制御にはモータを
利用したアクチユエータやその他の構成の複雑な
アクチユエータが用いられている。
いま、仮に、第8図に線Bで示すように、使用
しようとするストローク範囲内において一定の吸
引力が得られるソレノイドが実現可能であれば、
リニアな制御を構成の簡単なソレノイドによつて
実現できるはずである。
しようとするストローク範囲内において一定の吸
引力が得られるソレノイドが実現可能であれば、
リニアな制御を構成の簡単なソレノイドによつて
実現できるはずである。
また、従来のソレノイドによれば、ヨークの一
つの端板とプランジヤの一端面との間の吸引作用
によつてのみ推力を生ぜしめているため、消費電
力の割りには大きな推力が得られないという問題
があつた。特にプランジヤの移動ストロークの大
きいソレノイドにおいてプランジヤがヨークの端
板から大きく離間している場合が問題であつた。
つの端板とプランジヤの一端面との間の吸引作用
によつてのみ推力を生ぜしめているため、消費電
力の割りには大きな推力が得られないという問題
があつた。特にプランジヤの移動ストロークの大
きいソレノイドにおいてプランジヤがヨークの端
板から大きく離間している場合が問題であつた。
本考案は、かかるに従来技術の問題点を解消す
るためになされたもので、使用しようとするスト
ローク範囲内において略一定の吸引力を得ること
ができ、もつて、制御対象をリニアに制御するこ
とを可能にしたソレノイドを提供することを目的
とする。
るためになされたもので、使用しようとするスト
ローク範囲内において略一定の吸引力を得ること
ができ、もつて、制御対象をリニアに制御するこ
とを可能にしたソレノイドを提供することを目的
とする。
本考案の他の目的は、消費電力の割りに大きな
推力が得られるソレノイドを提供することにあ
る。
推力が得られるソレノイドを提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段)
本考案は、ヨークの一端では、上記ヨークの孔
の内面とプランジヤ外面との離間距離を一定に保
持したままで上記プランジヤの所定方向への移動
に応じて、上記内、外面の対向面積が大きくなり
又は小さくなるように上記各面を上記所定方向に
平行な対向面で構成し、上記ヨークの他端では、
上記ヨークの孔の内面とプランジヤ外面との離間
距離が上記プランジヤの上記所定方向への移動に
応じて、小さくなり又は大きくなるように上記
内、外面の何れか一方の面を他の一方の面に対し
傾斜させたことを特徴とする。
の内面とプランジヤ外面との離間距離を一定に保
持したままで上記プランジヤの所定方向への移動
に応じて、上記内、外面の対向面積が大きくなり
又は小さくなるように上記各面を上記所定方向に
平行な対向面で構成し、上記ヨークの他端では、
上記ヨークの孔の内面とプランジヤ外面との離間
距離が上記プランジヤの上記所定方向への移動に
応じて、小さくなり又は大きくなるように上記
内、外面の何れか一方の面を他の一方の面に対し
傾斜させたことを特徴とする。
(作用)
コイルに通電してヨークを磁化すると、ヨーク
とプランジヤによつて磁気回路が形成され、ヨー
クの両端部の縁とプランジヤの二つの吸引作用面
との間に磁束が通り、この磁束の通路を最短距離
にする向きに吸引力が生じてプランジヤが所定の
向きに駆動される。プランジヤの吸引作用面のう
ち少なくとも一方の吸引作用面の形を、ヨークの
孔の縁との対向位置における離間距離がプランジ
ヤの移動と共に変化する形に形成することによ
り、プランジヤの移動に従つて吸引力を任意に変
化させることができ、二つの吸引作用面に生ずる
吸引力の合成により、よりフラツトな吸引力特性
を得ることができる。
とプランジヤによつて磁気回路が形成され、ヨー
クの両端部の縁とプランジヤの二つの吸引作用面
との間に磁束が通り、この磁束の通路を最短距離
にする向きに吸引力が生じてプランジヤが所定の
向きに駆動される。プランジヤの吸引作用面のう
ち少なくとも一方の吸引作用面の形を、ヨークの
孔の縁との対向位置における離間距離がプランジ
ヤの移動と共に変化する形に形成することによ
り、プランジヤの移動に従つて吸引力を任意に変
化させることができ、二つの吸引作用面に生ずる
吸引力の合成により、よりフラツトな吸引力特性
を得ることができる。
(実施例)
以下、図面を参照しながら本考案に係るソレノ
イドの実施例について説明する。
イドの実施例について説明する。
第1図乃至第3図において、円筒状のヨーク本
体10とその両端部に嵌め込まれた円板状の端板
11,12とによつてヨークを構成しており、こ
のヨークの内周側に、ボビン21に巻かれたコイ
ル20が落とし込まれている。上記端板11には
中央部に円形の孔11aが形成されると共に、内
面側において上記孔11aの周りに大径部11b
が形成されている。端板11はヨーク本体10の
内周側に嵌め込まれると共に、ヨーク本体10に
形成された複数の取付孔10aに挿入した図示さ
れない取付ねじを端板11の外周部のねじ孔11
cに螺入することにより取りつけられている。他
方の端板12の内面側の中央部には円形の突堤1
2aが形成され、この突堤12aの内周側には孔
12bが形成されている。端板12の外面側には
上記孔12bの周りに大径部12gが形成されて
いる。端板12の外周面には中心軸線方向の切欠
12dが形成されると共にこの切欠12dに続く
溝12cが端板12の外面側に半径方向にかつ上
記大径部12gに至るまで形成されている。端板
12にはまたその内周側に中心軸線方向の切欠1
2eが形成されている。端板12はヨーク本体1
0の内周側に嵌め込まれると共に、ヨーク本体1
0に形成された複数の取付孔10bに挿入した図
示されない取付ねじを端板12の外周部のねじ孔
12fに螺入することにより取りつけられてい
る。前記ボビン21の一端部には、端板12の突
堤12aを受け入れる段部21aが形成されてい
る。
体10とその両端部に嵌め込まれた円板状の端板
11,12とによつてヨークを構成しており、こ
のヨークの内周側に、ボビン21に巻かれたコイ
ル20が落とし込まれている。上記端板11には
中央部に円形の孔11aが形成されると共に、内
面側において上記孔11aの周りに大径部11b
が形成されている。端板11はヨーク本体10の
内周側に嵌め込まれると共に、ヨーク本体10に
形成された複数の取付孔10aに挿入した図示さ
れない取付ねじを端板11の外周部のねじ孔11
cに螺入することにより取りつけられている。他
方の端板12の内面側の中央部には円形の突堤1
2aが形成され、この突堤12aの内周側には孔
12bが形成されている。端板12の外面側には
上記孔12bの周りに大径部12gが形成されて
いる。端板12の外周面には中心軸線方向の切欠
12dが形成されると共にこの切欠12dに続く
溝12cが端板12の外面側に半径方向にかつ上
記大径部12gに至るまで形成されている。端板
12にはまたその内周側に中心軸線方向の切欠1
2eが形成されている。端板12はヨーク本体1
0の内周側に嵌め込まれると共に、ヨーク本体1
0に形成された複数の取付孔10bに挿入した図
示されない取付ねじを端板12の外周部のねじ孔
12fに螺入することにより取りつけられてい
る。前記ボビン21の一端部には、端板12の突
堤12aを受け入れる段部21aが形成されてい
る。
上記ボビン21の内周部には非磁性材でなるス
リーブ25が嵌められている。スリーブ25は全
体にわたつて同一の径に形成され、その一端部は
上記端板11の大径部11bに嵌り、スリーブ2
5の他端部は上記端板12の孔12bに嵌つてい
る。スリーブ25内には磁性材でなるプランジヤ
30が上記スリーブ25を案内として軸線方向に
移動可能に挿入されている。プランジヤ30は両
端部にスリーブ25の内径より僅かに小さい外径
の吸引作用面30a,30bを有し、他の部分は
吸引作用面30a,30bよりも径が小さくなつ
て吸引作用面30a,30bに対し段状に形成さ
れている。プランジヤ30は上記吸引作用面30
a,30bがスリーブ25の周面に摺接しながら
移動する。上記二つの吸引作用面30a,30b
の相互間隔は上記ヨークの端板11,12の大径
部11b,12gの相互間隔と同じであり、第3
図に実線で示すように、端板11の大径部11b
の内側の縁と上記吸引作用面30aの外側の縁と
が最も接近したとき、端板12の孔12bの外側
の縁と上記吸引作用面30bの内側の縁とが最も
接近するようになつている。なお、端板11の大
径部11bはその径のまま端板11の厚さ方向全
体に形成することにより孔を形成しても差支えな
いが、図示の実施例ではプランジヤ30の抜け止
めのために大径部11bよりも径の小さい孔11
aが形成されて段状に形成されている。
リーブ25が嵌められている。スリーブ25は全
体にわたつて同一の径に形成され、その一端部は
上記端板11の大径部11bに嵌り、スリーブ2
5の他端部は上記端板12の孔12bに嵌つてい
る。スリーブ25内には磁性材でなるプランジヤ
30が上記スリーブ25を案内として軸線方向に
移動可能に挿入されている。プランジヤ30は両
端部にスリーブ25の内径より僅かに小さい外径
の吸引作用面30a,30bを有し、他の部分は
吸引作用面30a,30bよりも径が小さくなつ
て吸引作用面30a,30bに対し段状に形成さ
れている。プランジヤ30は上記吸引作用面30
a,30bがスリーブ25の周面に摺接しながら
移動する。上記二つの吸引作用面30a,30b
の相互間隔は上記ヨークの端板11,12の大径
部11b,12gの相互間隔と同じであり、第3
図に実線で示すように、端板11の大径部11b
の内側の縁と上記吸引作用面30aの外側の縁と
が最も接近したとき、端板12の孔12bの外側
の縁と上記吸引作用面30bの内側の縁とが最も
接近するようになつている。なお、端板11の大
径部11bはその径のまま端板11の厚さ方向全
体に形成することにより孔を形成しても差支えな
いが、図示の実施例ではプランジヤ30の抜け止
めのために大径部11bよりも径の小さい孔11
aが形成されて段状に形成されている。
端板12の大径部12gにはプランジヤ30の
抜け止めを兼ねたリード線ガイド部材40が嵌め
込まれ、ねじ止め等によつて固定されている。ガ
イド部材40は、端板12の凹部に嵌る円板状の
本体部40aと円筒状のリード引き出し部40d
からなり、本体部40aには半径方向の溝40b
が形成され、リード引き出し部40dには上記溝
40bに連通する孔40cが形成されている。ガ
イド部材40はその溝40bが端板12の溝12
cに続くように位置決めして固定される。前記コ
イル20の終端部20bは端板12の切欠12
d、溝12c、ガイド部材40の溝40b、孔4
0cを通して外部にリード線として引き出され
る。またコイル20の始端部20aはガイド部材
40の溝40bと孔40cを通して外部にリード
線として引き出される。
抜け止めを兼ねたリード線ガイド部材40が嵌め
込まれ、ねじ止め等によつて固定されている。ガ
イド部材40は、端板12の凹部に嵌る円板状の
本体部40aと円筒状のリード引き出し部40d
からなり、本体部40aには半径方向の溝40b
が形成され、リード引き出し部40dには上記溝
40bに連通する孔40cが形成されている。ガ
イド部材40はその溝40bが端板12の溝12
cに続くように位置決めして固定される。前記コ
イル20の終端部20bは端板12の切欠12
d、溝12c、ガイド部材40の溝40b、孔4
0cを通して外部にリード線として引き出され
る。またコイル20の始端部20aはガイド部材
40の溝40bと孔40cを通して外部にリード
線として引き出される。
即ち、第3図において、ヨークの一端たる左端
部では、端板11の大径部11bを以つて構成さ
れるヨークの孔の内面とプランジヤ30の吸引作
用面30aを以つて構成されるプランジヤの外面
との離間距離を一定に保持したままで、プランジ
ヤ30は右から左への所定方向への移動が可能で
あり、この移動に応じて大径部11bと吸引作用
面30aの対向面積は大きくなり、前記所定方向
と反対方向へのプランジヤの移動に応じて前記対
向面積は減少する関係に設定されている。
部では、端板11の大径部11bを以つて構成さ
れるヨークの孔の内面とプランジヤ30の吸引作
用面30aを以つて構成されるプランジヤの外面
との離間距離を一定に保持したままで、プランジ
ヤ30は右から左への所定方向への移動が可能で
あり、この移動に応じて大径部11bと吸引作用
面30aの対向面積は大きくなり、前記所定方向
と反対方向へのプランジヤの移動に応じて前記対
向面積は減少する関係に設定されている。
また、第3図において、ヨークの他端たる右端
部では、端板12の孔12bを以つて構成される
ヨークの孔の内面とプランジヤ30の吸引作用面
を以つて構成されるプランジヤ外面との離間距離
が、プランジヤ30の上記所定方向に移動に応じ
て小さくなり、この所定方向と反対方向へのプラ
ンジヤの移動に応じて大きくなる関係にある。
部では、端板12の孔12bを以つて構成される
ヨークの孔の内面とプランジヤ30の吸引作用面
を以つて構成されるプランジヤ外面との離間距離
が、プランジヤ30の上記所定方向に移動に応じ
て小さくなり、この所定方向と反対方向へのプラ
ンジヤの移動に応じて大きくなる関係にある。
このようにさせるため、本例では、孔12bに
対して、吸引作用面30bをテーパ面で構成し傾
斜させている。
対して、吸引作用面30bをテーパ面で構成し傾
斜させている。
以上述べたソレノイドは、そのプランジヤ30
が被駆動体或いは被制御体に一体的に連結され
る。ここでは、例えばプランジヤ30の一端部が
ヨークの端板11の孔11aを通して流体制御弁
に連結されているものとする。制御弁を通じて流
体が流れていると制御弁には流体圧がかかり、こ
の流体圧によつてプランジヤ30が第3図に鎖線
で示すように右方に移動させられる。いま、コイ
ル20にその始端20aと終端20bから電流を
流すと、ヨークの両端板11,12がそれぞれS
極とN極に磁化され、これら端板11,12、ヨ
ーク本体10、プランジヤ30でなる磁気回路を
通じて磁束が流れる。このとき各端板11,12
とプランジヤ30との間では間隙が最も小さい所
を磁束が流れようとし、従つて端板11の大径部
11bの内側の縁とプランジヤ30の吸引作用面
30aの外側の縁との間、端板12の孔12bの
外側の縁とプランジヤ30の吸引作用面30bの
内側の縁との間を磁束が通る。そして、磁束が最
短距離となるようにプランジヤ30に推力が働く
ため、プランジヤ30は第3図において右側から
左側に向かつて移動しようとする。しかし、プラ
ンジヤ30には制御弁から負荷がかかつているた
め、この負荷力とプランジヤ30の推力とがバラ
ンスする位置でプランジヤ30が停止する。従つ
て、コイル20に流す電流を制御して、発生する
電磁力を制御することにより、制御弁の開度を制
御することができる。
が被駆動体或いは被制御体に一体的に連結され
る。ここでは、例えばプランジヤ30の一端部が
ヨークの端板11の孔11aを通して流体制御弁
に連結されているものとする。制御弁を通じて流
体が流れていると制御弁には流体圧がかかり、こ
の流体圧によつてプランジヤ30が第3図に鎖線
で示すように右方に移動させられる。いま、コイ
ル20にその始端20aと終端20bから電流を
流すと、ヨークの両端板11,12がそれぞれS
極とN極に磁化され、これら端板11,12、ヨ
ーク本体10、プランジヤ30でなる磁気回路を
通じて磁束が流れる。このとき各端板11,12
とプランジヤ30との間では間隙が最も小さい所
を磁束が流れようとし、従つて端板11の大径部
11bの内側の縁とプランジヤ30の吸引作用面
30aの外側の縁との間、端板12の孔12bの
外側の縁とプランジヤ30の吸引作用面30bの
内側の縁との間を磁束が通る。そして、磁束が最
短距離となるようにプランジヤ30に推力が働く
ため、プランジヤ30は第3図において右側から
左側に向かつて移動しようとする。しかし、プラ
ンジヤ30には制御弁から負荷がかかつているた
め、この負荷力とプランジヤ30の推力とがバラ
ンスする位置でプランジヤ30が停止する。従つ
て、コイル20に流す電流を制御して、発生する
電磁力を制御することにより、制御弁の開度を制
御することができる。
なお、上記実施例におけるプランジヤ30に移
動ストロークは1.1mm程度というように比較的小
さなストロークに設定される。
動ストロークは1.1mm程度というように比較的小
さなストロークに設定される。
上記実施例によれば、ヨークの一方の端板とプ
ランジヤの一端面との吸引作用によつて推力を生
ぜしめるのではなく、ヨークの両端板11,12
に形成された孔11a,12bとプランジヤ30
の二つの吸引作用面30a,30bとの間に生ず
る同じ向きの吸引作用によつて推力を生じさせる
ようにしたため、効率良く吸引力を発生させて消
費電力の割りには大きな吸引力を得ることができ
るし、二つの吸引作用面に生ずる吸引特性をそれ
ぞれ適宜変化させることにより合成した吸引特性
を所望の特性に近づけることができ、もつて、推
力の制御を容易に行うことが可能である。
ランジヤの一端面との吸引作用によつて推力を生
ぜしめるのではなく、ヨークの両端板11,12
に形成された孔11a,12bとプランジヤ30
の二つの吸引作用面30a,30bとの間に生ず
る同じ向きの吸引作用によつて推力を生じさせる
ようにしたため、効率良く吸引力を発生させて消
費電力の割りには大きな吸引力を得ることができ
るし、二つの吸引作用面に生ずる吸引特性をそれ
ぞれ適宜変化させることにより合成した吸引特性
を所望の特性に近づけることができ、もつて、推
力の制御を容易に行うことが可能である。
第4図に示す実線Aは上記実施例によつて得ら
れるストロークに対する吸引力の関係を示すもの
で、使用するストローク範囲である程度特性が平
坦化されていることがわかる。しかし、希望する
吸引特性曲線Bと比較すると、使用するストロー
ク範囲での平坦度が充分でなく、まだ改良の余地
が残されている。吸引力特性を平坦にするには、
プランジヤの二つの吸引作用面の形状を、ヨーク
の孔の縁との対向位置における離間距離がプラン
ジヤの移動と共に変化する形に形成して、プラン
ジヤのストロークと共に吸引力が変化するように
し、全体の吸引力が平坦化するようにすればよ
い。
れるストロークに対する吸引力の関係を示すもの
で、使用するストローク範囲である程度特性が平
坦化されていることがわかる。しかし、希望する
吸引特性曲線Bと比較すると、使用するストロー
ク範囲での平坦度が充分でなく、まだ改良の余地
が残されている。吸引力特性を平坦にするには、
プランジヤの二つの吸引作用面の形状を、ヨーク
の孔の縁との対向位置における離間距離がプラン
ジヤの移動と共に変化する形に形成して、プラン
ジヤのストロークと共に吸引力が変化するように
し、全体の吸引力が平坦化するようにすればよ
い。
第5図は、上記の思想に基づいて吸引特性をさ
らに改良したものである。第5図において、プラ
ンジヤ32は両端部に二つの吸引作用面32a,
32eを有している。一方の吸引作用面30a
は、小径の円筒面32bでなる端部と大径の円筒
面32dとこれら円筒面32b,32dを結ぶ円
錐面32cからなり、ヨークの一方の端板15に
形成された孔15aの縁との対向位置における離
間距離Gがプランジヤ32の移動と共に変化する
形に形成されている。他方の吸引作用面30eは
一定の径の円筒面に形成されている。
らに改良したものである。第5図において、プラ
ンジヤ32は両端部に二つの吸引作用面32a,
32eを有している。一方の吸引作用面30a
は、小径の円筒面32bでなる端部と大径の円筒
面32dとこれら円筒面32b,32dを結ぶ円
錐面32cからなり、ヨークの一方の端板15に
形成された孔15aの縁との対向位置における離
間距離Gがプランジヤ32の移動と共に変化する
形に形成されている。他方の吸引作用面30eは
一定の径の円筒面に形成されている。
第6図は第5図の実施例における吸引力特性を
示したもので、プランジヤ32の一方の吸引作用
面32eとこれに対応するヨークの端板の孔との
間に生ずる吸引力特性は第6図に線bで示すよう
な特性となる。これは第4図に線Aで示す特性と
同様に山形の特性となる。これに対しプランジヤ
32の他方の吸引作用面32aとヨークの端板1
5の孔15aとの間で生ずる吸引力は、上記孔1
5aとの対向位置におけるプランジヤ32の吸引
作用面32aとの離間距離Gがプランジヤ32の
移動と共に変化するため、第6図に線aで示すよ
うに山形と逆にくぼんだ形になる。従つて、二つ
の吸引作用面32a,32eに生ずる吸引力を合
成すると、第6図に曲線cに示すように、使用し
ようとするストローク範囲内において略平坦な吸
引力特性を得ることができる。
示したもので、プランジヤ32の一方の吸引作用
面32eとこれに対応するヨークの端板の孔との
間に生ずる吸引力特性は第6図に線bで示すよう
な特性となる。これは第4図に線Aで示す特性と
同様に山形の特性となる。これに対しプランジヤ
32の他方の吸引作用面32aとヨークの端板1
5の孔15aとの間で生ずる吸引力は、上記孔1
5aとの対向位置におけるプランジヤ32の吸引
作用面32aとの離間距離Gがプランジヤ32の
移動と共に変化するため、第6図に線aで示すよ
うに山形と逆にくぼんだ形になる。従つて、二つ
の吸引作用面32a,32eに生ずる吸引力を合
成すると、第6図に曲線cに示すように、使用し
ようとするストローク範囲内において略平坦な吸
引力特性を得ることができる。
このように、第5図の実施例によれば、吸引力
特性を使用範囲において平坦化することができる
ため、コイルに通電する電流を制御することによ
りプランジヤの移動ストロークを制御することが
容易であり、モータ等を用いた構成の複雑なアク
チユエータを用いることなく、構成の簡単なソレ
ノイドを用いて制御対象をリニアに制御すること
ができる。
特性を使用範囲において平坦化することができる
ため、コイルに通電する電流を制御することによ
りプランジヤの移動ストロークを制御することが
容易であり、モータ等を用いた構成の複雑なアク
チユエータを用いることなく、構成の簡単なソレ
ノイドを用いて制御対象をリニアに制御すること
ができる。
第7図はプランジヤの変形例を示すもので、プ
ランジヤ34の一方の吸引作用面34aを円錐形
の端部34bとこれに続く円筒状の大径部34c
で形成し、これによりヨークの孔の縁との対向位
置における離間距離がプランジヤ34の移動と共
に変化するようにしたものである。こうすること
により、他方の吸引作用面での吸引力特性と合わ
せて所望の吸引力特性を得ることができる。
ランジヤ34の一方の吸引作用面34aを円錐形
の端部34bとこれに続く円筒状の大径部34c
で形成し、これによりヨークの孔の縁との対向位
置における離間距離がプランジヤ34の移動と共
に変化するようにしたものである。こうすること
により、他方の吸引作用面での吸引力特性と合わ
せて所望の吸引力特性を得ることができる。
なお、吸引作用面の双方を、ヨークの孔の縁と
の対向位置における離間距離がプランジヤの移動
と共に変化する形に形成してもよい。
の対向位置における離間距離がプランジヤの移動
と共に変化する形に形成してもよい。
本考案に係るソレノイドは、流体の制御弁に限
らず、各種の制御対象に適用できる。
らず、各種の制御対象に適用できる。
(考案の効果)
本考案によれば、ヨークの両端部に形成された
孔とプランジヤの二つの吸引作用面との間に生ず
る同じ向きの吸引作用によつて推力を生じさせる
ようにしたため、効率良く吸引力を発生させて消
費電力の割りには大きな吸引力を得ることができ
る。
孔とプランジヤの二つの吸引作用面との間に生ず
る同じ向きの吸引作用によつて推力を生じさせる
ようにしたため、効率良く吸引力を発生させて消
費電力の割りには大きな吸引力を得ることができ
る。
本考案によればまた、プランジヤの吸引作用面
を、ヨークの孔の縁との対向位置における離間距
離がプランジヤの移動と共に変化する形に形成し
て、吸引力特性を使用範囲において平坦化するこ
とができるため、コイルに通電する電流を制御す
ることによりプランジヤの移動ストロークを制御
することが容易であり、構成の簡単なソレノイド
を用いて制御対象をリニアに制御することが可能
となつた。
を、ヨークの孔の縁との対向位置における離間距
離がプランジヤの移動と共に変化する形に形成し
て、吸引力特性を使用範囲において平坦化するこ
とができるため、コイルに通電する電流を制御す
ることによりプランジヤの移動ストロークを制御
することが容易であり、構成の簡単なソレノイド
を用いて制御対象をリニアに制御することが可能
となつた。
第1図は本考案に係るソレノイドの一実施例を
示す分解斜視図、第2図は同上断面図、第3図は
同上実施例の要部を拡大して示す断面図、第4図
は上記実施例における吸引力特性を示す線図、第
5図は本考案に係るソレノイドの別の実施例の要
部を示す一部断面正面図、第6図は同上実施例の
吸引力特性を示す線図、第7図は本考案に適用可
能なプランジヤの変形例を示す正面図、第8図は
従来のソレノイドの吸引力特性を本考案が目標と
する吸引力特性との比較で示す線図である。 10……ヨーク本体、11,12……ヨークの
端板、11b,12b……孔、15……ヨークの
端板、15a……孔、30,32,34……プラ
ンジヤ、30a,30b,32a,32b,34
a……吸引作用面。
示す分解斜視図、第2図は同上断面図、第3図は
同上実施例の要部を拡大して示す断面図、第4図
は上記実施例における吸引力特性を示す線図、第
5図は本考案に係るソレノイドの別の実施例の要
部を示す一部断面正面図、第6図は同上実施例の
吸引力特性を示す線図、第7図は本考案に適用可
能なプランジヤの変形例を示す正面図、第8図は
従来のソレノイドの吸引力特性を本考案が目標と
する吸引力特性との比較で示す線図である。 10……ヨーク本体、11,12……ヨークの
端板、11b,12b……孔、15……ヨークの
端板、15a……孔、30,32,34……プラ
ンジヤ、30a,30b,32a,32b,34
a……吸引作用面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイルに通電されることにより磁化されるヨー
クと、上記ヨークの両端部にそれぞれ形成された
孔と、上記各孔を貫いて移動可能に挿入されたプ
ランジヤとを有してなり、 上記ヨークの一端では、上記ヨークの孔の内面
と上記プランジヤ外面との離間距離を一定に保持
したままで上記プランジヤの所定方向への移動に
応じて、上記内、外面の対向面積が大きくなり又
は小さくなるように上記各面を上記所定方向に平
行な対向面で構成し、 上記ヨークの他端では、上記ヨークの孔の内面
とプランジヤ外面との離間距離が上記プランジヤ
の上記所定方向への移動に応じて、小さくなり又
は大きくなるように上記内、外面の何れか一方の
面を他の一方の面に傾斜させたことを特徴とする
ソレノイド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031425U JPH0510331Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988031425U JPH0510331Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135706U JPH01135706U (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0510331Y2 true JPH0510331Y2 (ja) | 1993-03-15 |
Family
ID=31257277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988031425U Expired - Lifetime JPH0510331Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510331Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5428448B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2014-02-26 | 株式会社不二越 | ソレノイドバルブ |
| JP5310765B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2013-10-09 | 株式会社デンソー | リニアソレノイド |
| JPWO2024210067A1 (ja) * | 2023-04-03 | 2024-10-10 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62152409U (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 | ||
| JPS62152408U (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-28 |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP1988031425U patent/JPH0510331Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135706U (ja) | 1989-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7055798B2 (en) | Proportional solenoid control valve | |
| US10734147B2 (en) | Electromechanical solenoid having a pole piece alignment member | |
| US4863142A (en) | Electromagnetic solenoid valve with variable force motor | |
| US5000420A (en) | Electromagnetic solenoid valve with variable force motor | |
| JPH0250348B2 (ja) | ||
| JPH0361777A (ja) | 永久磁石使用の電磁弁 | |
| JPS61116182A (ja) | ソレノイド | |
| US7874541B2 (en) | Proportional solenoid and flow control valve employing thereof | |
| US4496134A (en) | Rotary solenoid actuator | |
| US5075584A (en) | Electromagnetic solenoid valve with variable force motor | |
| JPH0510331Y2 (ja) | ||
| WO2020226101A1 (ja) | ソレノイドバルブ | |
| JP2020170778A (ja) | ソレノイド | |
| EP1430588B1 (en) | Linear voice coil actuator with a latching feature | |
| JP2001006928A (ja) | 流量調節弁 | |
| US5000421A (en) | Electromagnetic solenoid valve with variable force motor | |
| US12264753B2 (en) | Solenoid valve | |
| US4682063A (en) | Control motor for a servo valve | |
| JP3473208B2 (ja) | 電磁ソレノイド | |
| JPH073602Y2 (ja) | 電磁石式アクチュエータ | |
| JPH01198005A (ja) | 電磁石 | |
| JP2000091121A (ja) | ラッチング型ソレノイド | |
| JP2001006929A (ja) | 被駆動体の直線駆動装置 | |
| JP2540784Y2 (ja) | 電 磁 弁 | |
| JPH1050518A (ja) | 電磁石 |