JPH08286764A - 圧力と温度の自動制御弁 - Google Patents

圧力と温度の自動制御弁

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JPH08286764A
JPH08286764A JP11367495A JP11367495A JPH08286764A JP H08286764 A JPH08286764 A JP H08286764A JP 11367495 A JP11367495 A JP 11367495A JP 11367495 A JP11367495 A JP 11367495A JP H08286764 A JPH08286764 A JP H08286764A
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JP
Japan
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pressure
temperature
steam
elastic force
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP11367495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Harada
正義 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力センサ―や温度センサ―を用いることな
く、流体の圧力や温度を制御することのできる自動制御
弁を得ること。 【構成】 減圧弁1の一次側に蒸気供給管2を接続し、
二次側に減圧蒸気管3を接続する。減圧弁1にモ―タ1
7を連設する。モ―タ17の駆動を制御する駆動制御部
5を配置する。駆動制御部5に設定圧力入力手段6と設
定温度入力手段7を取り付ける。モ―タ17を駆動制御
部5と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通過流体の圧力と温度
を制御する弁に関し、更に詳細には、自力式調整弁とし
ての減圧弁を用いて流体の圧力と温度を制御することの
できるもの関する。ボイラ―で発生させた蒸気により被
加熱物を加熱する場合、特に被加熱物が食品や化学品や
医療品等の場合には、少しの蒸気温度の変化によって被
加熱物が変質したり熱損傷を起こしたりするために、蒸
気温度は精度良く維持されなければならない。
【0002】
【従来技術】従来蒸気を用いて各種製品を加熱する場合
は、所謂自動調節弁と温度センサ―とコントロ―ラを組
み合わせたものが用いられていた。また、温度のみなら
ず蒸気の圧力も制御しなければならない場合は圧力セン
サ―を組み合わせたものが用いられていた。温度センサ
―または圧力センサ―により被加熱物の加熱後の温度あ
るいは蒸気圧力をセンシングしてコントロ―ラを介して
自動調節弁を調節することにより、被加熱物に供給する
加熱蒸気の圧力と量を制御して被加熱物を所定の温度で
加熱するものである。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来のもので
は、温度と圧力をセンシングするための複数のセンサ―
を必要とするために、高価なものとなってしまうと共
に、それぞれのセンサ―とコントロ―ラを接続しなけれ
ばならずその作業が繁雑なものとなる問題があった。
【0004】従って本発明の技術的課題は、複数のセン
サ―を不要として安価で取り付けも容易な温度と圧力の
自動制御弁を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、圧力応動部材
の一面に二次側流体圧力を受圧し他面に弾性部材の弾性
力を受けて、該圧力応動部材の変位により流体の流下す
る主弁を開閉する減圧弁から成り、該減圧弁に弾性部材
の弾性力を調節する弾性力調節手段を取り付け、弾性部
材の弾性力と設定圧力及び設定温度との関係を記憶する
記憶部を設けると共に、設定圧力と設定温度を入力する
設定入力手段を設けて、該設定入力手段からの入力値と
記憶部内の関係から弾性力調節手段を所望量だけ駆動す
る駆動制御部を設けたものである。
【0006】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
弾性部材を弾性力調節手段で調節することにより、圧力
応動部材に印加される弾性力が変化して、当該弾性力と
釣り合うように二次側圧力が自動的に調整される所謂減
圧弁としての機能によって、弁の二次側圧力が所望値に
制御される。
【0007】蒸気、より厳密には飽和蒸気、はその圧力
と温度が1対1の関係にあり、蒸気圧力が決まると蒸気
温度も自動的に決まる。従って、設定入力手段により減
圧弁の設定温度を入力すると、記憶部内の設定温度即ち
1対1の関係にある圧力と弾性部材の弾性力との関係か
ら、設定温度と成るべく弾性力が演算されてその弾性力
を生じるように弾性力調節手段が駆動されて、減圧弁は
設定され、二次側の蒸気温度を設定温度に維持する。
【0008】設定入力手段から所望設定圧力を入力する
ことにより蒸気圧力を所望値に維持することができ、所
望設定温度を入力することにより蒸気温度を所望値に維
持することができる。
【0009】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する(図1参照)。減圧弁1と、減圧弁1に蒸気を供
給する蒸気供給管2と、減圧した蒸気を図示しない蒸気
使用機器等に供給する減圧蒸気管3と、駆動制御部5と
設定圧力入力手段6及び設定温度入力手段7とで圧力と
温度の自動制御弁を構成する。
【0010】減圧弁1は、蒸気を通過遮断する主弁8
と、主弁8と協働するピストン9と、ピストン9の上部
室10に一次側の高圧蒸気を供給遮断するパイロット弁
部11と、パイロット弁部11を駆動する圧力応動部材
としてのダイヤフラム12と、ダイヤフラム12の下部
室13に二次側流体圧力を導入する二次圧導入通路14
と、ダイヤフラム12の上面に作用する弾性部材として
のコイルバネ15と、コイルバネ15の弾性力を調節す
る弾性力調節手段としての調節ねじ16と、調節ねじ1
6を駆動する駆動部としてのモ―タ17及び減速機18
とで構成する。
【0011】駆動制御部5に、減圧弁1の設定圧力とコ
イルバネ15の弾性力との関係、及び、飽和蒸気の圧力
と温度の関係を記憶する記憶部(図示せず)を内蔵す
る。設定圧力入力手段6と設定温度入力手段7とは、図
示はしていないがテンキ―等によって任意の値を入力す
ることができるものであれば良い。
【0012】弾性部材としてのコイルバネ15は、本実
施例においては、ダイヤフラム12の下方向に弾性力を
作用する例を示したが、大気圧以下の所謂真空蒸気を減
圧する場合には弾性力が反対方向、即ち上方向、に作用
するコイルバネとすることもできる。
【0013】減圧弁1には、蒸気供給管2から供給され
る高圧蒸気中に含まれる凝縮水としての復水を分離する
セパレ―タ20と、分離された復水により浮上降下して
復水弁口21を開閉するフロ―ト22から成るスチ―ム
トラップ部23を一体に取り付ける。
【0014】次に作用を説明する。駆動制御部5内の設
定圧力入力手段6から減圧弁1としての設定圧力を入力
すると、同じく駆動制御部5内の記憶部により設定圧力
値に対するコイルバネ15の弾性力が演算され、この弾
性力を生じるだけモ―タ17を回転駆動してコイルバネ
15を圧縮する。従って、蒸気供給管2から供給される
蒸気は主弁8で絞られ二次側の減圧蒸気管3に設定圧力
に減圧された蒸気となって流下する。
【0015】減圧蒸気管3内の圧力が減少して設定値よ
りも低下すると、ダイヤフラム12がコイルバネ15の
弾性力により押し下げられパイロット弁11が開弁し
て、一次側の高圧蒸気をピストン上部室10に供給して
ピストン9が下方に変位することにより、主弁8が開弁
して減圧蒸気管3に更に蒸気を補給して、減圧弁1の二
次側は設定圧力値に維持される。
【0016】減圧弁1の二次側を所望の温度に制御する
場合は、設定温度入力手段7から設定温度を入力する
と、駆動制御部5内で記憶部の設定温度に対する蒸気圧
力の関係からこの蒸気圧力に対するコイルバネ15の弾
性力が演算され、コイルバネ15の弾性力が調整される
ことにより、減圧弁1から所望の圧力即ち温度の蒸気が
二次側へ供給される。
【0017】設定入力手段6,7のいずれか一方を優先
的に作動するようにすることにより、温度か圧力のいず
れか一方を主制御し他方を従制御することもできる。
【0018】
【発明の効果】圧力センサ―や温度センサ―を用いるこ
となく、設定入力手段から設定圧力や設定温度を入力す
ることにより、蒸気の圧力と温度の1対1の関係を利用
して蒸気圧力のみならず温度をも制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧力と温度の自動制御弁の実施例の一
部断面構成図である。
【符号の説明】
1 減圧弁 2 蒸気供給管 3 減圧蒸気管 5 駆動制御部 6 設定圧力入力手段 7 設定温度入力手段 8 主弁 12 ダイヤフラム 15 コイルバネ 16 調節ねじ 17 モ―タ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力応動部材の一面に二次側流体圧力を
    受圧し他面に弾性部材の弾性力を受けて、該圧力応動部
    材の変位により流体の流下する主弁を開閉する減圧弁か
    ら成り、該減圧弁に弾性部材の弾性力を調節する弾性力
    調節手段を取り付け、弾性部材の弾性力と設定圧力及び
    設定温度との関係を記憶する記憶部を設けると共に、設
    定圧力と設定温度を入力する設定入力手段を設けて、該
    設定入力手段からの入力値と記憶部内の関係から弾性力
    調節手段を所望量だけ駆動する駆動制御部を設けたこと
    を特徴とする圧力と温度の自動制御弁。
JP11367495A 1995-04-14 1995-04-14 圧力と温度の自動制御弁 Pending JPH08286764A (ja)

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JP11367495A JPH08286764A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 圧力と温度の自動制御弁

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ID=14618299

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JP11367495A Pending JPH08286764A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 圧力と温度の自動制御弁

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JP (1) JPH08286764A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105370937A (zh) * 2015-11-20 2016-03-02 重庆山能仪表有限公司 自力式压力温度组合调节阀
JP2021099173A (ja) * 2019-12-20 2021-07-01 株式会社テイエルブイ 旋回流路を有する温度調整装置

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