JPH08286660A - 鍵盤及びその製法 - Google Patents

鍵盤及びその製法

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JPH08286660A
JPH08286660A JP7085308A JP8530895A JPH08286660A JP H08286660 A JPH08286660 A JP H08286660A JP 7085308 A JP7085308 A JP 7085308A JP 8530895 A JP8530895 A JP 8530895A JP H08286660 A JPH08286660 A JP H08286660A
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JP
Japan
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keyboard
block
piano
insertion hole
length
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Application number
JP7085308A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Okano
哲也 岡野
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピアノの大きさにかかわらず容易かつ安価に
製造しうる鍵盤及びその製法の提供を目的とする。 【構成】 鍵盤10は、鍵盤ブロック11及び鍵盤材1
6から構成される。鍵盤ブロック11は、アクリル樹脂
製であり、左右両側に黒鍵を配置するための段差部1
2、12を有し、底面手前側にフロントピン遊嵌孔13
が設けられ、更に、後端面に開口14aを持ちその開口
14aから中心に向かって差込孔14が穿設されてい
る。一方、鍵盤材16は、太さが略均一の略四角柱状の
木製部材であり、その前端部は差込孔14に所定の長さ
だけ差し込まれた状態で固定されている。尚、所定の長
さとは、ピアノの大きさに対応して決定されるものであ
り、ピアノが大きいほど鍵盤の長さが長くなるため、差
し込む長さは短くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピアノなどの鍵盤楽器
に用いられる鍵盤及びその製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図6に示すように、ピアノなどの
鍵盤楽器に用いられる鍵盤60として、細長い形状の鍵
盤材66、その鍵盤材の手前側に貼付された白鍵カバー
61、鍵盤材66の底面の手前側に設けられたフロント
ピン遊嵌孔64を備えたものが知られている。
【0003】この鍵盤60は、音名「D」用のものであ
り、フロントピン遊嵌孔64のやや後方には、左右に段
差62、62が設けられている。この段差62、62
は、黒鍵を配置するためのものである。音名「G」又は
「A」用の鍵盤は、この鍵盤60とほぼ同じ形状である
が、段差の横幅wが各々異なる。また、音名「C」又は
「F」用のものは右側のみに段差が設けられた形状であ
るが、段差の横幅が各々異なる。更に、音名「E」又は
「B」用のものは左側のみに段差が設けられた形状であ
るが、段差の横幅が各々異なる。従って、1オクターブ
分の鍵盤は、7種類存在する。
【0004】このような鍵盤を製造するには、従来、ア
クリル樹脂のペレットを用い、射出成形機により、図7
に示すような1オクターブ分の白鍵カバーセット70を
成形していた。そして、図7(a)に示すようにスプル
ス材などを横接ぎ接着した鍵盤基板52の前側に白鍵カ
バーセット70を貼付して(図7(b)参照)、白鍵カ
バーセット70を機械的に切断していた(図7(c)参
照)。即ち、鍵盤基板52の奥側から手前側に向かって
黒鍵の前端位置まで切断し(図中L1)、続いて手前側
から奥側に向かって黒鍵の前端位置まで切断し(図中L
2)、更に黒鍵の前端を形成するラインを切断していた
(図中L3)。尚、図中L2は、切断用のガイド溝71
である。このようにして、図6に示す鍵盤60を製造し
ていたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ピアノ
の大きさが異なるとそれに応じて鍵盤の長さも変わるた
め、異なる大きさのピアノの鍵盤を製造するには、予め
鍵盤基板52の奥行をピアノの大きさに応じて変える必
要があった。これは、量産化を図る上でコストを十分に
下げることのできない要因の1つとなっていた。
【0006】また、従来の鍵盤60を製造するには、図
7(c)に示したように、鍵盤基板52をいろんな方向
から切断する必要があったため、切断作業が煩雑であ
り、この切断作業に多大な時間を要していた。本発明は
上記課題に鑑みなされたものであり、ピアノの大きさに
かかわらず容易かつ安価に製造しうる鍵盤及びその製法
の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1発明の鍵盤は、細長い鍵盤材と、前記鍵盤材の
前端部を任意の長さだけ差し込んだ差込孔又は差込溝を
有する樹脂製の鍵盤ブロックとを備えたことを特徴とす
るものである。
【0008】ここで、前記鍵盤ブロックは、所定音名用
の鍵盤の手前側の形状と略同じ形状に成形され、前記鍵
盤材は、通常の鍵盤材に比べて細く形成されていてもよ
い。また、前記鍵盤ブロックは、その底面にピアノのフ
ロントピンを遊嵌するフロントピン遊嵌孔を有するよう
に成形されていてもよい。
【0009】更に、前記鍵盤材は、太さが略均一の棒状
に形成されていてもよい。第2発明に係る鍵盤の製法
は、後端面に開口を持つ差込孔又は差込溝を有する樹脂
製の鍵盤ブロックを成形し、この鍵盤ブロックの差込孔
又は差込溝に細長い鍵盤材の前端部を任意の長さだけ差
し込んで固定することにより第1発明に係る鍵盤を製造
するものである。
【0010】
【作用及び発明の効果】第1発明に係る鍵盤は、樹脂製
の鍵盤ブロックの差込孔又は差込溝に細長い鍵盤材の前
端部を任意の長さだけ差し込んだ構成を備えている。こ
のため、鍵盤材と鍵盤ブロックの組合せについて鍵盤材
の前端部を鍵盤ブロックの差込孔又は差込溝にどれだけ
差し込むかによって、鍵盤全体の長さを任意に調節する
ことができる。従って、この鍵盤は、ピアノの大きさに
かかわらず容易かつ安価に製造しうるという効果が得ら
れる。
【0011】ここで、鍵盤ブロックは、所定音名用の鍵
盤の手前側の形状と略同じ形状に成形されていてもよ
い。所定音名用の鍵盤の手前側の形状とは、音名「C」
又は「F」用の鍵盤は正面からみて右側に黒鍵配置用の
段差が設けられた形状、音名「D」、「G」又は「A」
用の鍵盤は正面からみて左右両側に黒鍵配置用の段差が
設けられた形状、音名「E」又は「B」用の鍵盤は正面
からみて左側に黒鍵配置用の段差が設けられた形状のこ
とをいう。尚、各音名毎に鍵盤ブロックの段差の横幅が
若干異なる。
【0012】このため、第1発明に係る鍵盤は、外観
上、通常の鍵盤と同様の形状を有している。このとき、
鍵盤材は、通常の鍵盤材に比べて細く形成されていても
よい。即ち、鍵盤材は鍵盤楽器の内部に配置され外観に
表れないため、通常の鍵盤材に比べて細くても問題はな
い。この場合、鍵盤材が細くなる分、鍵盤材に使用する
材料の量が削減され、コストが低減するという効果が得
られる。
【0013】また、鍵盤ブロックは、その底面にピアノ
のフロントピンを遊嵌するフロントピン遊嵌孔を有する
ように成形されていてもよい。この場合、従来に比べて
コストが低減されるという効果が得られる。即ち、従来
では鍵盤基板に白鍵カバーセットを貼付した上で切断
し、その後フロントピン遊嵌孔を彫り込む工程が必要で
あったため、手間がかかり十分なコスト低減を図れなか
ったが、鍵盤ブロックの底面にフロントピン遊嵌孔を予
め形成すれば(例えば、鍵盤ブロックを成形する際にフ
ロントピン遊嵌孔を有する形状に成形する等)、フロン
トピン遊嵌孔を彫り込む工程が不要となるので、その分
コストが低減するのである。
【0014】更に、鍵盤材は太さが略均一の棒状に形成
されていてもよい。この場合、鍵盤基板から鍵盤材を切
り出す際、鍵盤基板を一方向に沿って切断することがで
き、切断作業が従来に比べて簡略化され、コストが低減
するという効果が得られる。第2発明に係る鍵盤の製法
では、後端面に開口を持つ差込孔又は差込溝を有する樹
脂製の鍵盤ブロックを成形し、この鍵盤ブロックの差込
孔又は差込溝に細長い鍵盤材の前端部を任意の長さだけ
差し込んで固定する。これにより、第1発明に係る鍵盤
を容易に製造することができる。
【0015】
【実施例】本発明の好適な実施例について図面に基づい
て以下に説明する。図1は鍵盤の説明図であり、(a)
は上面図、(b)は左側面図である。鍵盤10は、音名
「D」に用いられるものであり、鍵盤ブロック11及び
鍵盤材16から構成される。
【0016】鍵盤ブロック11は、アクリル樹脂製であ
り、左右両側に黒鍵を配置するための段差部12、12
を有し、底面手前側にピアノのフロントピンを遊嵌可能
な断面長円のフロントピン遊嵌孔13が設けられてい
る。また、鍵盤ブロック11は、後端面に開口14aを
持ちその開口14aから中心に向かって差込孔14が穿
設されている。この差込孔14の突き当たり部14b
は、フロントピン遊嵌孔13に干渉しない位置に設けら
れている。この鍵盤ブロック11は、図6に示した従来
の鍵盤60のうち外観に表れる部分、即ち、白鍵カバー
61を貼付した鍵盤材66の手前側の部分と略同一の形
状に形成されている。
【0017】鍵盤材16は、略四角柱状の木製部材であ
る。この鍵盤材16の太さは、前端から後端にかけて略
同じであり、図6に示した従来の鍵盤材66よりも細く
形成され、鍵盤ブロック11に設けた差込孔14よりも
僅かに小さく形成されている。そして、鍵盤材16の前
端部は、この差込孔14に所定の長さだけ差し込まれた
状態で固定されている。ここで、所定の長さとは、ピア
ノの大きさに対応して決定されるものであり、ピアノが
大きいほど鍵盤の長さが長くなるため、差し込む長さは
短くなる。
【0018】次に、本実施例の鍵盤の製造手順について
図2及び図3に基づいて概説する。図2は鍵盤の製造工
程の説明図であり、(a)は鍵盤材を切り出すときの説
明図、(b)は鍵盤材を鍵盤ブロックに差し込むときの
説明図である。また、図3は鍵盤をピアノの筬に組み付
けたときの説明図である。
【0019】まず、図2(a)に示すように、スプルス
材を横接ぎ接着した鍵盤基板2を、一方向(図中点線の
矢印で図示)に沿って所定の太さの略四角柱状となるよ
うに切り出し、鍵盤材16を得る。尚、切り出す方法と
しては、往路のみ切断し復路は切断を行わない方法、あ
るいは、往路・復路とも切断を行う方法のいずれを採用
してもよい。
【0020】一方、アクリル樹脂製のペレットを用い
て、鍵盤ブロック11の形状を成形可能な金型を備えた
射出成形機により成形し、段差部12、12、フロント
ピン遊嵌孔13及び差込孔14を備えた鍵盤ブロック1
1を得る。そして、図2(b)に示すように、この鍵盤
材16の前端部を鍵盤ブロック11の差込孔14に差し
込む。この際、ピアノの大きさに応じて鍵盤の長さを変
える必要があるが、差込孔14への鍵盤材16の差込量
を適宜調整することにより、容易に長さを変えることが
できる。鍵盤材16は、差込孔14に対して圧入に近い
形で押し込まれるため、敢えて接着剤等を用いて固定す
る必要はないが、接着剤等を用いてもよい。
【0021】その後、鍵盤材16の略中央にバランスピ
ン遊嵌孔(図示せず)を穿設する。そして、図3に示す
ように、鍵盤10の上面の奥側に座板3を取り付け、そ
の座板3にキャプスタンボタン4を設け、また、鍵盤1
0の上面の中央に座板5を取り付け、その座板5にブッ
シングクロス6を設けると共にピアノの筬中7aに立設
したバランスピン8をバランスピン遊嵌孔に遊嵌し、更
に、ピアノの筬前7bに立設したフロントピン9をフロ
ントピン遊嵌孔13に遊嵌する。これにより、鍵盤10
は、バランスピン8を支点として揺動可能に支持され、
フロントピン9により揺動する際左右へ振れることが防
止される。また、押鍵によりキャプスタンボタン4が上
昇し、図示しないアクション機構を介して打弦する。
尚、鍵盤材16には、必要に応じて高音部と低音部のタ
ッチ感を合わせるためにおもりを埋め込んでもよい。
【0022】尚、音名「G」又は「A」用の鍵盤は、音
名「D」の鍵盤ブロック11と比べて段差62の横幅w
が異なる鍵盤ブロックを用いる以外は、上記鍵盤10と
同様の構成である。次に、他の音名用の鍵盤について図
4に基づいて説明する。図4は各音名の鍵盤ブロックを
表す説明図である。上記鍵盤ブロックと同様にして、音
名「E」に用いる鍵盤ブロック21(図4(a)参
照)、音名「C」に用いる鍵盤ブロック31(図4
(b)参照)、最高音に用いる鍵盤ブロック41(図4
(c)参照)を成形する。鍵盤ブロック21、31、4
1は、鍵盤ブロック11の差込孔14と同様の差込孔及
びフロントピン遊嵌孔13と同様のフロントピン遊嵌孔
を備えている。そして、鍵盤材16の前端部を各鍵盤ブ
ロック21、31、41に所定の長さだけ差し込む。
【0023】尚、音名「B」用の鍵盤ブロックとして
は、音名「E」の鍵盤ブロック21と比べて段差の横幅
が異なるものを用いる。また、音名「F」用の鍵盤ブロ
ック又は最低音に用いる鍵盤ブロックとしては、音名
「C」の鍵盤ブロック31と比較して段差の横幅が各々
異なるものを用いる。
【0024】これにより、1つのピアノに必要な鍵盤が
すべて作製される。つまり、1つのピアノの鍵盤を作製
するに際して、7つの音名に応じた7つの鍵盤ブロック
11、21、31等のほか、最低音用の鍵盤ブロック及
び最高音用の鍵盤ブロック41が必要となるが、鍵盤材
16はすべて同じものを使用することができる。また、
異なるピアノの鍵盤を作製するには、同様の鍵盤ブロッ
ク11、21、31、41等と鍵盤材16とを準備し、
鍵盤材16を差込孔14に差し込む長さを調整するだけ
で対応できる。
【0025】上記実施例によれば、以下の効果が得られ
る。 1種の鍵盤材16と、7つの音名に応じた7つの鍵盤
ブロック11、21、31等のほか、最低音用鍵盤ブロ
ック及び最高音用鍵盤ブロック41を製造しさえすれ
ば、鍵盤材16の前端部を鍵盤ブロック11、21、3
1、41等の差込孔にどれだけ差し込むかによって鍵盤
全体の長さを任意に調節することができるため、種々の
大きさのピアノに適した長さの鍵盤を製造することがで
きる。従って、種々の長さの鍵盤を容易かつ安価に製造
しうるという効果が得られる。 鍵盤ブロック11は、成形する際にフロントピン遊嵌
孔13が設けられるため、従来のようにフロントピン遊
嵌孔を彫り込む工程が不要となり、その分コストが低減
する。 鍵盤ブロック11は従来の鍵盤60の外観に表れる部
分と略同等の大きさに形成されているため、外観上は従
来と変わるところがない。一方、鍵盤材16を差込孔1
4に差し込む構造であるため、鍵盤材16は従来の鍵盤
材66(図6参照)に比べて細く形成され、鍵盤基板2
の使用量が削減され、その分コストが低減するという効
果が得られる。 鍵盤材16は棒状であって太さが略均一に形成されて
いるため、鍵盤基板2から鍵盤材16を切り出す際、鍵
盤基板2を一方向に沿って切断することができ、切断作
業が従来に比べて簡略化され、コストが低減するという
効果が得られる。
【0026】尚、本発明は上記実施例に何ら限定される
ことなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない限り種々の
態様で実施できることはいうまでもない。例えば、1オ
クターブ分の鍵盤ブロック11、21、31等の計7つ
を1セットとして治具に固定し、各鍵盤ブロック11、
21、31等の差込孔に同時に鍵盤材16を差し込むよ
うにしてもよい。このようにすれば、作業効率が上が
り、量産が可能となる。
【0027】また、上記実施例の鍵盤ブロック11は差
込孔14を設けたが、差込孔14に代えて、図5に示す
ような差込溝19を設けてもよい。この差込溝19は、
差込孔14の底面を除去した構造であり、上記実施例と
同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例の鍵盤の説明図である。
【図2】 鍵盤の製造工程の説明図である。
【図3】 鍵盤をピアノの筬に組み付けたときの説明図
である。
【図4】 他の音名用の鍵盤ブロックの説明図である。
【図5】 他の実施例の鍵盤ブロックの説明図である。
【図6】 従来の鍵盤の説明図である。
【図7】 従来の鍵盤の製造工程の説明図である。
【符号の説明】
2・・・鍵盤基板、 9・・・フロントピ
ン、10・・・鍵盤、 11・・・鍵盤
ブロック、12・・・段差部、 13・・
・フロントピン遊嵌孔、14・・・差込孔、
16・・・鍵盤材、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い鍵盤材と、 前記鍵盤材の前端部を任意の長さだけ差し込んだ差込孔
    又は差込溝を有する樹脂製の鍵盤ブロックとを備えたこ
    とを特徴とする鍵盤。
  2. 【請求項2】 前記鍵盤ブロックは、所定音名用の鍵盤
    の手前側の形状と略同じ形状に成形され、前記鍵盤材
    は、通常の鍵盤材に比べて細く形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の鍵盤。
  3. 【請求項3】 前記鍵盤ブロックは、その底面にピアノ
    のフロントピンを遊嵌するピン遊嵌孔を有するように成
    形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の鍵
    盤。
  4. 【請求項4】 前記鍵盤材は、太さが略均一の棒状に形
    成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の鍵盤。
  5. 【請求項5】 後端面に開口を持つ差込孔又は差込溝を
    有する樹脂製の鍵盤ブロックを成形し、この鍵盤ブロッ
    クの差込孔又は差込溝に細長い鍵盤材の前端部を任意の
    長さだけ差し込んで固定することにより請求項1〜4の
    いずれかに記載の鍵盤を製造する鍵盤の製法。
JP7085308A 1995-04-11 1995-04-11 鍵盤及びその製法 Pending JPH08286660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006038942A (ja) * 2003-09-12 2006-02-09 Yamaha Corp 鍵構造体
JP2016194719A (ja) * 2016-07-11 2016-11-17 株式会社河合楽器製作所 鍵盤楽器の鍵

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