JPH0828490A - 水中ポンプ - Google Patents

水中ポンプ

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Publication number
JPH0828490A
JPH0828490A JP18296594A JP18296594A JPH0828490A JP H0828490 A JPH0828490 A JP H0828490A JP 18296594 A JP18296594 A JP 18296594A JP 18296594 A JP18296594 A JP 18296594A JP H0828490 A JPH0828490 A JP H0828490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
submersible pump
starting
pump
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18296594A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Yasuhito Kubo
泰人 窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Aichi Elec Co
Original Assignee
Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Aichi Elec Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsurumi Manufacturing Co Ltd, Aichi Elec Co filed Critical Tsurumi Manufacturing Co Ltd
Priority to JP18296594A priority Critical patent/JPH0828490A/ja
Publication of JPH0828490A publication Critical patent/JPH0828490A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】汚水、汚物中で使用される水中ポンプに好適な
よう、起動トルクの高い分相抵抗起動モータを用いなが
ら、モータ軸の延長線上に遠心力スイッチを配置する必
要がなく、ローコストに製造でき、ポンプ全体の高さを
小さく構成し得る水中ポンプを提供する。 【構成】分相抵抗起動モータ1によりインペラ5を回転
させる水中ポンプにおいて、電子ガバナ9および要すれ
ばモータプロテクタ8をモータフレーム2内の上方部ま
たはヘッドカバー3内に装着し、モータ起動用電子回路
を構成し、更に要すれば主巻線および補助巻線への通電
による分相抵抗起動モータ1の起動完了後若干の時間を
経過した時点で補助回路への通電が遮断されるよう電気
結線を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、分相抵抗起動モータを原
動機とした比較的小型の水中ポンプに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】汚水、汚物を対象としたカッ
タ付き水中ポンプや攪拌羽根付き水中ポンプでは、起動
トルクの高い分相抵抗起動モータまたはコンデンサ起動
モータが用いられている。しかしこのモータには、図4
に示すようモータ軸4′の延長線上に遠心力スイッチ
9′を配置することが必須要件とされており、その配置
スペースを確保するため、ヘッドカバー3′またはモー
タフレーム2′の縦方向の長さを大きくして固定子の直
上に大きな空間部を形成させている。その結果、ポンプ
全体の高さも大きくなり、製造コストが嵩むだけでな
く、製品のパッケージングも大きくなって出荷時の積荷
高さも増大する。
【0003】また、遠心力スイッチを必要としないコン
デンサRUNモータは起動トルクが極めて低いため、汚
水、汚物中で使用されるカッタ付き水中ポンプや攪拌羽
根付き水中ポンプの原動機には全く不向きである。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、汚水、汚物中で使用さ
れるカッタ付き水中ポンプや攪拌羽根付き水中ポンプに
好適なよう、起動トルクの高い分相抵抗起動モータを原
動機となし、しかもモータ軸の延長線上に遠心力スイッ
チを配置する必要がなくローコストに製造でき、ポンプ
全体の高さを小さく構成し得る水中ポンプを提供するこ
とにある。
【0005】
【発明の構成】本発明に係る水中ポンプでは、分相抵抗
起動モータによりインペラを回転させる水中ポンプにお
いて、電子ガバナおよび要すればモータプロテクタをモ
ータフレーム内の上方部またはヘッドカバー内に装着
し、モータ起動用電子回路を構成し、更に要すれば主巻
線および補助巻線への通電による分相抵抗起動モータの
起動完了後若干の時間を経過した時点で補助回路への通
電が遮断されるよう電気結線を施すのである。
【0006】
【実施例】以下実施例の図面により説明をする。
【0007】1は分相抵抗起動モータ、2はモータフレ
ーム、3はヘッドカバー、4はモータ軸、5はモータ軸
4の導下部に嵌着されたインペラ、6はインペラ5を収
容するポンプケーシング、7はモータ軸4の導下先端部
に嵌着された攪拌羽根であって、ポンプケーシング6の
下方へ突出した態様となっている。8はモータプロテク
タ、9は電子ガバナあり、これらはモータフレーム2内
の上方部またはヘッドカバー3内に装着される。例えば
図1に示すようモータフレーム2の上面に蓋装されたヘ
ッドカバー3内に電子ガバナ9等を収容させてもよく、
或いは図2に示すようモータフレーム2内の上方部側方
に形成された収容スペースS内へ電子ガバナ9等を収容
させてもよい。但し後者の態様とする場合は、モータフ
レーム2の外周の一部が凸出して横径が増大するが、そ
の程度はポンプケーシング6の外周よりも凸出しない範
囲に納められているものとする。
【0008】分相抵抗起動モータ1の主巻線MCと補助
巻線SCは、それぞれの始端側でモータプロテクタ8を
介して相互に接続されている。電子ガバナ9の外側に
は、補助巻線SCの始端側へ接続すべき1番端子T
1と、主巻線MCの終端側へ接続されるべき2番端子T2
と、補助巻線SCの終端側へ接続されるべき3番端子T
3が配設されてあり、内部では3番端子T3と2番端子T
2との間にトライアックが介装され、トライアックのゲ
ート端子と1番端子T1との間には正特性サーミスタお
よび直列抵抗が介装され、トライアックのゲート端子と
2番端子T2との間にはバイパス抵抗が介装されてい
る。そして電子ガバナ9の1番端子T1を補助巻線SC
の始端側へ接続し、2番端子T2を主巻線MCの終端側
へ接続し、且つ3番端子T3を補助巻線SCの終端側へ
接続することにより、モータ起動用電子回路を構成す
る。
【0009】上記回路構成により電源を入力すれば、分
相抵抗起動モータ1の主巻線MCへの通電が行われると
共に電子ガバナ9の1番端子T1と2番端子T2に電源電
圧が印加せられ、直列抵抗、正特性サーミスタおよびバ
イパス抵抗で分圧された電圧がトライアックのゲート端
子に印加されることにより、0.001秒以内にトライ
アックがオン動作して2番端子T2と3番端子T3の間が
導通し、主巻線MCおよび補助巻線SCへの通電により
分相抵抗起動モータ1が回転して水中ポンプは運転を開
始し、更に0.5秒〜3.5秒経過すればトライアック
がオフ動作に転じて2番端子T2と3番端子T3の間の導
通が断たれ、補助巻線SCへの通電が遮断されて水中ポ
ンプは主巻線MCへの通電のみによる運転に切り換えら
れる。このように、分相抵抗起動モータ1が十分に起動
完了できる起動時間よりも長い時間を経過した時点で補
助巻線SCへの通電を遮断し、主巻線MCのみによる通
常運転に切り換えられるのである。
【0010】
【発明の効果】本発明水中ポンプにおいては、起動トル
クの高い分相抵抗起動モータを用いながら遠心力スイッ
チの附設を必要とせずローコストに製造し得られ、従来
のごとくモータ軸の延長線上に遠心力スイッチの収容ス
ペースを確保する必要がないため、ポンプ全体の高さを
小さく構成できる。従って製品のパッケージングもそれ
だけ小さくなり、出荷時の積荷高さも小さくすることが
できるという利点がある。なお、電子ガバナ9等の収容
スペースSを確保するためモータフレーム2の外周の一
部が突出するとしても、もともと外装型の水中ポンプで
はモータフレーム2の横径よりもポンプケーシング6部
分の横径の方が大きい構造となっているため、ポンプ設
置時の占有面積は何ら変わることはないのである。
【0011】そして起動トルクの高い分相抵抗起動モー
タを原動機とするため、カッタ付き水中ポンプや攪拌羽
根付き水中ポンプなど、汚水中で使用される水中ポンプ
として好適である。また、電子ガバナ9によりモータ起
動用電子回路を構成し、更に主巻線MCおよび補助巻線
SCへの通電によるコンデンサモータ1の起動完了後若
干の時間を経過した時点で補助回路SCへの通電が遮断
されるよう電気結線を施しておけば、ポンプ運転・停止
の反復頻度が高くなるような条件下においても、遠心力
スイッチを使用した従来のもののように起動中に失速を
来すことなく、オン・オフ動作に伴う接点磨耗や火花発
生などのトラブルを生じることもなく長寿命を維持する
ことができるという副次的効果が派生する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明水中ポンプの要部縦断側面図であって、
電子ガバナ等をヘッドカバー内に装着した事例を示す。
【図2】本発明水中ポンプの要部縦断側面図であって、
電子ガバナ等をモータフレーム内の上方部に装着した事
例を示す。
【図3】本発明水中ポンプにおけるモータ起動用電子回
路の構成例を示した結線図である。
【図4】遠心力スイッチをモータ軸の延長線上に配置し
た従来の水中ポンプの要部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 分相抵抗起動モータ 2 モータフレーム 3 ヘッドカバー 5 インペラ 8 モータプロテクタ 9 電子ガバナ MC 主巻線 SC 補助巻線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分相抵抗起動モータによりインペラを回転
    させる水中ポンプにおいて、電子ガバナをモータフレー
    ム内の上方部またはヘッドカバー内に装着し、モータ起
    動用電子回路を構成するよう電気結線を施したことを特
    徴とする水中ポンプ。
  2. 【請求項2】分相抵抗起動モータによりインペラを回転
    させる水中ポンプにおいて、電子ガバナをモータフレー
    ム内の上方部またはヘッドカバー内に装着し、主巻線お
    よび補助巻線への通電による分相抵抗起動モータの起動
    完了後若干の時間を経過した時点で補助回路への通電が
    遮断されるよう、電気結線を施したことを特徴とする水
    中ポンプ。
  3. 【請求項3】分相抵抗起動モータによりインペラを回転
    させる水中ポンプにおいて、電子ガバナおよびモータプ
    ロテクタをモータフレーム内の上方部またはヘッドカバ
    ー内に装着し、モータ起動用電子回路を構成するよう電
    気結線を施したことを特徴とする水中ポンプ。
  4. 【請求項4】分相抵抗起動モータによりインペラを回転
    させる水中ポンプにおいて、電子ガバナおよびモータプ
    ロテクタをモータフレーム内の上方部またはヘッドカバ
    ー内に装着し、主巻線および補助巻線への通電による分
    相抵抗起動モータの起動完了後若干の時間を経過した時
    点で補助回路への通電が遮断されるよう、電気結線を施
    したことを特徴とする水中ポンプ。
JP18296594A 1994-07-11 1994-07-11 水中ポンプ Pending JPH0828490A (ja)

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JP18296594A JPH0828490A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 水中ポンプ

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JP18296594A JPH0828490A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 水中ポンプ

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JPH0828490A true JPH0828490A (ja) 1996-01-30

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JP18296594A Pending JPH0828490A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 水中ポンプ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006166532A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Tsubaki Emerson Co モータ及び駆動装置
EP1708354A1 (de) * 2005-03-31 2006-10-04 Grundfos Management A/S Tauchmotor

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