JPH08283704A - 冷却液とその製造方法 - Google Patents
冷却液とその製造方法Info
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- JPH08283704A JPH08283704A JP7087238A JP8723895A JPH08283704A JP H08283704 A JPH08283704 A JP H08283704A JP 7087238 A JP7087238 A JP 7087238A JP 8723895 A JP8723895 A JP 8723895A JP H08283704 A JPH08283704 A JP H08283704A
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- JP
- Japan
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- water
- mixed
- microorganisms
- ceramics
- cooling liquid
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 たとえば自動車のラジエーターに注入する冷
却液、或いは他の熱機関の冷却装置に用いられる冷却
液、その他各種の分野で用いられる冷却液と、その冷却
液を製造する方法に関し、エンジンや電気系統に一切手
を加えることなく、内燃機関等を具備する自動車等の車
両の燃費を飛躍的に向上させることができ、また排気ガ
スによるNOx やSOx の発生も抑制することができ、
且つアクセルの踏込みも軽い状態で行え、しかも潤滑油
の劣化やエンジンの劣化を防止することを目的とする。 【構成】 不凍液と、微生物を共生培養し、滅菌して抽
出された微生物共生培養抽出水と、微生物が死滅してい
ない状態でセラミック原料に混入され且つ焼成されたセ
ラミックスに通水して得られた水とを含有させたことを
特徴とする。
却液、或いは他の熱機関の冷却装置に用いられる冷却
液、その他各種の分野で用いられる冷却液と、その冷却
液を製造する方法に関し、エンジンや電気系統に一切手
を加えることなく、内燃機関等を具備する自動車等の車
両の燃費を飛躍的に向上させることができ、また排気ガ
スによるNOx やSOx の発生も抑制することができ、
且つアクセルの踏込みも軽い状態で行え、しかも潤滑油
の劣化やエンジンの劣化を防止することを目的とする。 【構成】 不凍液と、微生物を共生培養し、滅菌して抽
出された微生物共生培養抽出水と、微生物が死滅してい
ない状態でセラミック原料に混入され且つ焼成されたセ
ラミックスに通水して得られた水とを含有させたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却液とその製造方
法、さらに詳しくは、たとえば自動車のラジエーターに
注入する冷却液、或いは他の熱機関の冷却装置に用いら
れる冷却液、その他各種の分野で用いられる冷却液と、
その冷却液を製造する方法に関する。
法、さらに詳しくは、たとえば自動車のラジエーターに
注入する冷却液、或いは他の熱機関の冷却装置に用いら
れる冷却液、その他各種の分野で用いられる冷却液と、
その冷却液を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、熱機関には熱エネルギー
としての燃料が必要であり、同量の仕事をするために熱
エネルギー(燃料)をより少なくして熱効率を高めるの
が好ましいことは、熱力学的見地からいうまでもないこ
とである。
としての燃料が必要であり、同量の仕事をするために熱
エネルギー(燃料)をより少なくして熱効率を高めるの
が好ましいことは、熱力学的見地からいうまでもないこ
とである。
【0003】とりわけ、内燃機関を具備する車両、中で
も自動車の燃料を節減して燃費を向上させることは一般
ドライバーの究極の要望である。
も自動車の燃料を節減して燃費を向上させることは一般
ドライバーの究極の要望である。
【0004】このような観点より、従来から燃費を向上
させるための手段が種々採用されている。
させるための手段が種々採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】たとえば燃料としての
ガソリンに燃費を向上させる液剤を添加することも行わ
れているが、せいぜい5%程度燃費が向上するにすぎ
ず、実効が図られていないのが現状である。
ガソリンに燃費を向上させる液剤を添加することも行わ
れているが、せいぜい5%程度燃費が向上するにすぎ
ず、実効が図られていないのが現状である。
【0006】また、エンジンに器具等を取り付けて燃費
向上を図ることも考えられるが、一般にエンジンや電気
系統に手を加えると、故障の原因となり易く、好ましい
ことではない。
向上を図ることも考えられるが、一般にエンジンや電気
系統に手を加えると、故障の原因となり易く、好ましい
ことではない。
【0007】一方、自動車等各種車両の排気ガスは、N
Ox やSOx 等大気汚染の原因ともなり、社会問題とし
て無視できない状況ともなっている。
Ox やSOx 等大気汚染の原因ともなり、社会問題とし
て無視できない状況ともなっている。
【0008】本発明は、上述のような問題点をすべて解
決するためになされたもので、エンジンや電気系統に一
切手を加えることなく、内燃機関等を具備する自動車等
の車両の燃費を飛躍的に向上させることができ、また排
気ガスによるNOx やSOxの発生も抑制することがで
き、且つアクセルの踏込みも軽い状態で行え、しかも潤
滑油の劣化やエンジンの劣化を防止することを課題とす
る。
決するためになされたもので、エンジンや電気系統に一
切手を加えることなく、内燃機関等を具備する自動車等
の車両の燃費を飛躍的に向上させることができ、また排
気ガスによるNOx やSOxの発生も抑制することがで
き、且つアクセルの踏込みも軽い状態で行え、しかも潤
滑油の劣化やエンジンの劣化を防止することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、冷却液とその製造方法としてなさ
れたもので、冷却液としての特徴は、不凍液と、微生物
を共生培養し、滅菌して抽出された微生物共生培養抽出
水と、微生物が死滅していない状態でセラミック原料に
混入され且つ焼成されたセラミックスに通水して得られ
た水とを含有させたことにある。
題を解決するために、冷却液とその製造方法としてなさ
れたもので、冷却液としての特徴は、不凍液と、微生物
を共生培養し、滅菌して抽出された微生物共生培養抽出
水と、微生物が死滅していない状態でセラミック原料に
混入され且つ焼成されたセラミックスに通水して得られ
た水とを含有させたことにある。
【0010】この場合、不凍液,微生物共生培養抽出
水,及びセラミックスに通水して得られた水の配合比は
特に限定されるものではないが、不凍液は20〜80%
(体積%)、微生物共生培養抽出水は20〜70%、セ
ラミックスに通水して得られた水は1〜50%であるこ
とが好ましい。
水,及びセラミックスに通水して得られた水の配合比は
特に限定されるものではないが、不凍液は20〜80%
(体積%)、微生物共生培養抽出水は20〜70%、セ
ラミックスに通水して得られた水は1〜50%であるこ
とが好ましい。
【0011】また、冷却液の製造方法としての特徴は、
不凍液と、微生物が死滅していない状態でセラミック原
料に混入され且つ焼成されたセラミックスに通水して得
られた水と、微生物を共生培養し、滅菌して抽出された
微生物共生培養抽出水とを混合して製造することにあ
る。
不凍液と、微生物が死滅していない状態でセラミック原
料に混入され且つ焼成されたセラミックスに通水して得
られた水と、微生物を共生培養し、滅菌して抽出された
微生物共生培養抽出水とを混合して製造することにあ
る。
【0012】不凍液、微生物共生培養抽出水、及びセラ
ミックスに通水して得られた水を混合する手順は問うも
のではないが、セラミックスに通水して得られた水に不
凍液を混合し、その後に微生物共生培養抽出水を混合す
るのが好ましい。
ミックスに通水して得られた水を混合する手順は問うも
のではないが、セラミックスに通水して得られた水に不
凍液を混合し、その後に微生物共生培養抽出水を混合す
るのが好ましい。
【0013】この場合、セラミックスに通水して得られ
た水と不凍液とを混合した後、その混合液を再度前記セ
ラミックスに通水させるのがより好ましい。
た水と不凍液とを混合した後、その混合液を再度前記セ
ラミックスに通水させるのがより好ましい。
【0014】また、セラミックスに通水して得られた水
は、2日間放置するのが好ましい。
は、2日間放置するのが好ましい。
【0015】さらに、前記セラミックスに通水して得ら
れた水と、不凍液と、前記微生物共生培養抽出水とを混
合した後、100 ℃以内の温度で加熱するのが好ましい。
れた水と、不凍液と、前記微生物共生培養抽出水とを混
合した後、100 ℃以内の温度で加熱するのが好ましい。
【0016】
【作用】上述のような組成からなる冷却液をたとえば自
動車のラジエーター等の冷却装置の内部に注入すると冷
却効果が増大し、従ってエンジンの加熱が抑制されてエ
ンジンを構成する金属等の膨張が抑制され、その結果金
属製部材であるピストンリング等の磨耗が防止されると
ともに、ピストンの回転数や速度の不用意な上昇も抑制
でき、ガソリンが無駄に消費されることもなく、ひいて
は熱効率が著しく向上することとなる。
動車のラジエーター等の冷却装置の内部に注入すると冷
却効果が増大し、従ってエンジンの加熱が抑制されてエ
ンジンを構成する金属等の膨張が抑制され、その結果金
属製部材であるピストンリング等の磨耗が防止されると
ともに、ピストンの回転数や速度の不用意な上昇も抑制
でき、ガソリンが無駄に消費されることもなく、ひいて
は熱効率が著しく向上することとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0018】一実施例としての冷却液の組成は次のとお
りである。 成分 体積% 不凍液 60% 微生物の共生培養抽出水 37.5% 特殊セラミックスに通水した水 2.5%
りである。 成分 体積% 不凍液 60% 微生物の共生培養抽出水 37.5% 特殊セラミックスに通水した水 2.5%
【0019】ここで、「微生物の共生培養抽出水」と
は、有用嫌気性微生物群、たとえば光合成細菌,乳酸
菌,酵母菌,放線菌等の有用な微生物のうち、2種以上
の微生物を共生培養してその微生物を繁殖させた後に加
熱殺菌し、抽出して得られた水である。
は、有用嫌気性微生物群、たとえば光合成細菌,乳酸
菌,酵母菌,放線菌等の有用な微生物のうち、2種以上
の微生物を共生培養してその微生物を繁殖させた後に加
熱殺菌し、抽出して得られた水である。
【0020】また、「特殊セラミックスに通水した水」
とは、微生物が死滅していない状態でセラミック原料に
混入され且つ焼成されたセラミックスに通水して得られ
た水のことである。ここで、微生物としてはたとえば高
温でも死滅しない嫌気性の光合成細菌等が用いられる。
とは、微生物が死滅していない状態でセラミック原料に
混入され且つ焼成されたセラミックスに通水して得られ
た水のことである。ここで、微生物としてはたとえば高
温でも死滅しない嫌気性の光合成細菌等が用いられる。
【0021】ただし、上記微生物の共生培養抽出水及び
セラミックス通水の水のいずれの場合にも、微生物とし
て好気性微生物を用いることも可能である。
セラミックス通水の水のいずれの場合にも、微生物とし
て好気性微生物を用いることも可能である。
【0022】さらに、不凍液としては、アルコール系,
グリセリン系,又はエチレングリコール系等、市販され
ている任意の不凍液を使用することが可能である。
グリセリン系,又はエチレングリコール系等、市販され
ている任意の不凍液を使用することが可能である。
【0023】また水を通水するセラミック原料の種類
も、一般に用いられるシリカ,アルミナの他、窒化ケイ
素,炭化ケイ素,ジルコニア,その他の酸化物セラミッ
クスや非酸化物セラミックス等、任意のものを使用する
ことが可能である。
も、一般に用いられるシリカ,アルミナの他、窒化ケイ
素,炭化ケイ素,ジルコニア,その他の酸化物セラミッ
クスや非酸化物セラミックス等、任意のものを使用する
ことが可能である。
【0024】さらに、セラミックスの焼成温度も特に限
定はされないが、微生物を死滅させない状態で焼成する
必要性から、600 ℃以下であることが好ましい。
定はされないが、微生物を死滅させない状態で焼成する
必要性から、600 ℃以下であることが好ましい。
【0025】次に、上記のような冷却液を製造する方法
について説明する。
について説明する。
【0026】先ず、上記のような配合比率の不凍液,微
生物の共生培養抽出水,特殊セラミックスに通水した水
をそれぞれ準備する。
生物の共生培養抽出水,特殊セラミックスに通水した水
をそれぞれ準備する。
【0027】特殊セラミックスに通水した水は、容器内
にフィルターを設置し、そのフィルター上に、微生物が
死滅していない状態でセラミック原料に混入され且つ焼
成されたセラミックスを載置し、その状態で塩素除去後
の水を容器内に入れ、前記セラミックスに通水するとと
もに、前記フィルターで濾過することによって得られ
る。
にフィルターを設置し、そのフィルター上に、微生物が
死滅していない状態でセラミック原料に混入され且つ焼
成されたセラミックスを載置し、その状態で塩素除去後
の水を容器内に入れ、前記セラミックスに通水するとと
もに、前記フィルターで濾過することによって得られ
る。
【0028】その濾過後、2日間放置し、その放置後の
濾過水に不凍液を混合する。
濾過水に不凍液を混合する。
【0029】この混合液を、上記セラミックスを載置し
たフィルターで再度濾過し、さらに2日間放置する。
たフィルターで再度濾過し、さらに2日間放置する。
【0030】その放置後の混合液を40リットルの容器
内に入れて150Wで4時間攪拌する。
内に入れて150Wで4時間攪拌する。
【0031】このようにして攪拌した混合水をさらに2
日間放置する。
日間放置する。
【0032】一方、微生物の共生培養抽出水は、先ず容
器内にセラミック原料を収容し、その容器内のセラミッ
ク原料に、光合成細菌,乳酸菌,酵母菌,放線菌等の有
用嫌気性微生物群のうち、2種以上の微生物を添加し、
共生培養してその微生物を繁殖させた後に、加熱,殺菌
し、抽出して得られる。
器内にセラミック原料を収容し、その容器内のセラミッ
ク原料に、光合成細菌,乳酸菌,酵母菌,放線菌等の有
用嫌気性微生物群のうち、2種以上の微生物を添加し、
共生培養してその微生物を繁殖させた後に、加熱,殺菌
し、抽出して得られる。
【0033】そして、このような微生物の共生培養抽出
水と、上記セラミックスに通水,濾過して得られた水と
不凍液との混合液とをほぼ等量ずつ混合し、100 ℃以下
の温度で加熱することによって、所望の冷却液が得られ
ることとなる。
水と、上記セラミックスに通水,濾過して得られた水と
不凍液との混合液とをほぼ等量ずつ混合し、100 ℃以下
の温度で加熱することによって、所望の冷却液が得られ
ることとなる。
【0034】このような冷却液を、ラジエーター内に注
入した状態で自動車を走行させると、その冷却液の作用
によりラジエーターの冷却効率が向上し、エンジンにお
ける加熱が緩和されるとともに、そのエンジンを構成す
る金属材料の膨張が抑制され、ひいては金属製部材であ
るピストンリングやライナー等の磨耗が防止されるとと
もに、無駄なガソリンが消費されることもない。この結
果、燃費効率が飛躍的に向上することとなった。
入した状態で自動車を走行させると、その冷却液の作用
によりラジエーターの冷却効率が向上し、エンジンにお
ける加熱が緩和されるとともに、そのエンジンを構成す
る金属材料の膨張が抑制され、ひいては金属製部材であ
るピストンリングやライナー等の磨耗が防止されるとと
もに、無駄なガソリンが消費されることもない。この結
果、燃費効率が飛躍的に向上することとなった。
【0035】また、高速走行すればする程、燃費が良好
になるという結果も得られた。
になるという結果も得られた。
【0036】尚、上記のような冷却液の使用のみによっ
ても所望の燃費向上効果が得られたが、この冷却液の使
用とは別に、ラジエーターのホース(アッパーホースや
ロアホース)等の冷却装置の内部、及び必要に応じてエ
アクリーナーの吸入口(空気取入口)に特殊セラミック
スからなる装着具を装着した場合には、さらに燃費が向
上することとなった。
ても所望の燃費向上効果が得られたが、この冷却液の使
用とは別に、ラジエーターのホース(アッパーホースや
ロアホース)等の冷却装置の内部、及び必要に応じてエ
アクリーナーの吸入口(空気取入口)に特殊セラミック
スからなる装着具を装着した場合には、さらに燃費が向
上することとなった。
【0037】この特殊セラミックスとは、微生物が死滅
していない状態でセラミック原料に混入され且つ焼成さ
れたセラミックスである。
していない状態でセラミック原料に混入され且つ焼成さ
れたセラミックスである。
【0038】ちなみに、上記のような冷却液をラジエー
ター内に注入し且つ上記装着具を冷却装置の内部に装着
した状態で自動車を走行させた結果、表1のような結果
が得られた。
ター内に注入し且つ上記装着具を冷却装置の内部に装着
した状態で自動車を走行させた結果、表1のような結果
が得られた。
【0039】
【表1】
【0040】尚、上記表1のテスト走行は一般道にて行
い、またテストの実施は平成7年2月1日〜平成7年4
月8日にわたって行った。さらに表1において、「装着
前」,「装着後」とは、冷却液をラジエーター内に注入
し且つ装着具を冷却装置の内部に装着する前後をいう。
い、またテストの実施は平成7年2月1日〜平成7年4
月8日にわたって行った。さらに表1において、「装着
前」,「装着後」とは、冷却液をラジエーター内に注入
し且つ装着具を冷却装置の内部に装着する前後をいう。
【0041】上記表1の走行試験の結果からも明らかな
ように、本実施例では、いずれの車種においても1リッ
トルあたりの走行距離が従来に比べて飛躍的に向上する
こととなった。
ように、本実施例では、いずれの車種においても1リッ
トルあたりの走行距離が従来に比べて飛躍的に向上する
こととなった。
【0042】また、冷却液の組成は必ずしも上記実施例
に限定されるものではなく、その組成は問わないが、燃
費の飛躍的な向上を維持し、且つ不凍液の性能を維持す
る観点からは、不凍液は20〜80%の範囲で配合し、
微生物の共生培養抽出水は20〜70%の範囲で配合
し、さらに特殊セラミックス通水後の水は1〜50%の
範囲で配合することが好ましい。
に限定されるものではなく、その組成は問わないが、燃
費の飛躍的な向上を維持し、且つ不凍液の性能を維持す
る観点からは、不凍液は20〜80%の範囲で配合し、
微生物の共生培養抽出水は20〜70%の範囲で配合
し、さらに特殊セラミックス通水後の水は1〜50%の
範囲で配合することが好ましい。
【0043】さらに、上記実施例では冷却液を自動車の
ラジエーターに注入する場合について説明したが、本発
明の冷却液の用途はこれに限定されるものではなく、自
動車以外に船舶,航空機,発電所等の内燃機関の冷却装
置に適用することも可能であり、さらに外燃機関の冷却
装置に適用することも可能である他、クーラー等の家庭
燃料品に適用することも可能であり、要は冷却として使
用されればその用途と問うものではない。
ラジエーターに注入する場合について説明したが、本発
明の冷却液の用途はこれに限定されるものではなく、自
動車以外に船舶,航空機,発電所等の内燃機関の冷却装
置に適用することも可能であり、さらに外燃機関の冷却
装置に適用することも可能である他、クーラー等の家庭
燃料品に適用することも可能であり、要は冷却として使
用されればその用途と問うものではない。
【0044】
【発明の効果】叙上のように、本発明の冷却液は、不凍
液と、微生物を共生培養し、滅菌して抽出された微生物
共生培養抽出水と、微生物が死滅していない状態でセラ
ミック原料に混入され且つ焼成されたセラミックスに通
水して得られた水とを含有するものであるため、これを
冷却装置、たとえば自動車の冷却装置の一部であるラジ
エーター内に注入すると、冷却効果が増大してエンジン
等の加熱が緩和され、そのエンジン等を構成する金属の
膨張が抑制されて各種金属製部材の磨耗が防止されると
ともに、ガソリンが無駄に消費されることもなく、その
結果、燃費が従来に比べて飛躍的に向上することとなっ
た。
液と、微生物を共生培養し、滅菌して抽出された微生物
共生培養抽出水と、微生物が死滅していない状態でセラ
ミック原料に混入され且つ焼成されたセラミックスに通
水して得られた水とを含有するものであるため、これを
冷却装置、たとえば自動車の冷却装置の一部であるラジ
エーター内に注入すると、冷却効果が増大してエンジン
等の加熱が緩和され、そのエンジン等を構成する金属の
膨張が抑制されて各種金属製部材の磨耗が防止されると
ともに、ガソリンが無駄に消費されることもなく、その
結果、燃費が従来に比べて飛躍的に向上することとなっ
た。
【0045】また、排気ガスの発生量も低減され、ひい
てはNOx やSOx 等の大気汚染の原因となる物質の発
生も抑制できるという効果がある。
てはNOx やSOx 等の大気汚染の原因となる物質の発
生も抑制できるという効果がある。
【0046】さらに、車両をいわゆるパワーアップさせ
ることができ、アクセルの踏込みを軽い状態で行えると
いう効果がある。
ることができ、アクセルの踏込みを軽い状態で行えると
いう効果がある。
【0047】また、冷却液を冷却装置の内部に注入する
だけであるため、エンジンやその他の電気系統には装着
のために手を加える必要が一切なく、その結果、潤滑油
の劣化やエンジンの劣化を防止することも可能となる。
だけであるため、エンジンやその他の電気系統には装着
のために手を加える必要が一切なく、その結果、潤滑油
の劣化やエンジンの劣化を防止することも可能となる。
Claims (7)
- 【請求項1】 不凍液と、微生物を共生培養し、滅菌し
て抽出された微生物共生培養抽出水と、微生物が死滅し
ていない状態でセラミック原料に混入され且つ焼成され
たセラミックスに通水して得られた水とを含有すること
を特徴とする冷却液。 - 【請求項2】 20〜80%の不凍液と、微生物を共生
培養し、滅菌して抽出された20〜70%の微生物共生
培養抽出水と、微生物が死滅していない状態でセラミッ
ク原料に混入され且つ焼成されたセラミックスに通水し
て得られた1〜50%の水とを含有することを特徴とす
る冷却液。 - 【請求項3】 不凍液と、微生物が死滅していない状態
でセラミック原料に混入され且つ焼成されたセラミック
スに通水して得られた水と、微生物を共生培養し、滅菌
して抽出された微生物共生培養抽出水とを混合して製造
することを特徴とする冷却液の製造方法。 - 【請求項4】 微生物が死滅していない状態でセラミッ
ク原料に混入され且つ焼成されたセラミックスに通水し
て得られた水に、不凍液を混合し、次にその混合液に、
微生物を共生培養し、滅菌して抽出された微生物共生培
養抽出水を混合して製造する請求項3記載の冷却液の製
造方法。 - 【請求項5】 前記セラミックスに通水して得られた水
と不凍液とを混合した後、その混合液を再度前記セラミ
ックスに通水する請求項3又は請求項4記載の冷却液の
製造方法。 - 【請求項6】 前記セラミックスに通水して得られた水
を、2日間放置する請求項3乃至5のいずれかに記載の
冷却液の製造方法。 - 【請求項7】 前記セラミックスに通水して得られた水
と、不凍液と、前記微生物共生培養抽出水とを混合した
後、100 ℃以内の温度で加熱する請求項3乃至6のいず
れかに記載の冷却液の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087238A JPH08283704A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 冷却液とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7087238A JPH08283704A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 冷却液とその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08283704A true JPH08283704A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13909248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7087238A Pending JPH08283704A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 冷却液とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08283704A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003505851A (ja) * | 1999-07-22 | 2003-02-12 | インターナショナル フュエル セルズ,エルエルシー | 直接不凍液冷却燃料電池 |
JP2003515233A (ja) * | 1999-10-25 | 2003-04-22 | ユーティーシー フューエル セルズ,エルエルシー | 直接不凍液冷却燃料電池電力設備 |
US9611413B2 (en) | 2013-06-17 | 2017-04-04 | Bio Epoch Co., Ltd. | Radiator additive and method of use thereof |
CN115820220A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-03-21 | 纯牌科技股份有限公司 | 一种燃料电池用防冻冷却液及其制备方法 |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP7087238A patent/JPH08283704A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2003515233A (ja) * | 1999-10-25 | 2003-04-22 | ユーティーシー フューエル セルズ,エルエルシー | 直接不凍液冷却燃料電池電力設備 |
US9611413B2 (en) | 2013-06-17 | 2017-04-04 | Bio Epoch Co., Ltd. | Radiator additive and method of use thereof |
CN115820220A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-03-21 | 纯牌科技股份有限公司 | 一种燃料电池用防冻冷却液及其制备方法 |
CN115820220B (zh) * | 2023-01-05 | 2023-04-18 | 纯牌科技股份有限公司 | 一种燃料电池用防冻冷却液及其制备方法 |
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