JPH08282618A - 梱包機 - Google Patents

梱包機

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Publication number
JPH08282618A
JPH08282618A JP9275595A JP9275595A JPH08282618A JP H08282618 A JPH08282618 A JP H08282618A JP 9275595 A JP9275595 A JP 9275595A JP 9275595 A JP9275595 A JP 9275595A JP H08282618 A JPH08282618 A JP H08282618A
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JP
Japan
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band
guide
groove width
packing machine
plate
Prior art date
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Application number
JP9275595A
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English (en)
Inventor
Akira Nagashima
彬 長島
Tadashige Kondo
忠成 近藤
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Kioritz Corp
Original Assignee
Kioritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バンド案内アーチの内周面と作業テーブル下
部とに沿ってバンドを案内及び保持するためのバンドガ
イドのガイド溝の溝幅を、使用する横幅の異なるバンド
に対応して簡単、かつ、正確に調節できると共に、安価
に構成できる梱包機を提供する 【構成】 バンド案内アーチ部内に配置されるバンドガ
イド30におけるバンド受け渡し部Uのバンド供給部4
0もしくはバンド排出部50が、上部ガイド板41、下
部ガイド板、及び、上部ガイド板41と下部ガイド板4
2との間に介装される位置調節可能なガイド溝幅調節板
43とで構成され、バンドガイド30の第一コーナ部3
0aに、ガイド溝に貫通する位置を異にした複数の案内
具用孔63を備えると共に、案内具用孔63に挿入され
るバンド案内具60を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包機に関し、特に、
被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるテ
ープ状のバンドを巻き付けるとともに、その重合部分を
溶着接合して結束する作業を自動的または半自動的に行
うことができるようにされた梱包機のバンドガイドのガ
イド溝幅調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、梱包作業の効率化及び省力化を
図るため、被梱包物にポリプロピレン等の熱可塑性樹脂
からなるテープ状のバンドを掛け回し、該バンドの引き
締めを行い、このバンドの両端突き合わせ重合部分を加
熱溶融圧着せしめるとともに、その切断までの作業を自
動的に行うようにした梱包機が既に実用化されている。
【0003】そして、被梱包物が載置される作業テーブ
ル上に全体として門型形状のバンド案内アーチ部が設け
られ、バンドコイルが装填されたバンドリールから繰り
出されたバンドを被梱包物の周囲に自動的に配置するよ
うにした梱包機も既によく知られている。このような従
来の梱包機においては、前記バンド案内アーチ部の内周
面と前記作業テーブルの下部とに沿って、バンドを案内
及び保持するためのバンドガイドが設けられているのが
一般的である。このバンドガイドは、例えば、カム等の
作動により前記バンド案内アーチ部の幅方向に水平スラ
イド自在に取付られており、バンドの引締め開始直前
に、バンドガイド全体が一体的に水平移動せしめられ、
前記バンド案内アーチ部内に保持されたバンドを取り外
すようになっている。このようにして、バンドガイドか
ら解放されたバンドは引締められ、更に、バンド引締め
後に溶着接合及び切断等のバンド結束作業が実行され
る。
【0004】また、前記バンドガイドは、例えば、プレ
ス成形や折曲げ加工等を行ったり、複数部品を組み付け
る等して、バンドの一側方が開放されたコ字状等の断面
を有しており、バンドガイド内は、バンドがスムースに
案内できるようにするために、バンドガイドのコ字状等
のバンドガイド本体内部に形成したガイド溝部に面して
低摩擦材料製のライナーを着脱自在に装着したものも提
案されている。
【0005】そして、前記バンドガイドは、バンドの引
締め、その後の溶着接合及び切断等の結束作業を行うた
めに、バンド供給端処理機構の上部で間隔を置いた状態
で分割されたバンド受け渡し部を備えており、該バンド
受け渡し部の一方端のバンド供給部を介してバンドがバ
ンドガイドに供給され、かつ、他方端のバンド送出部か
ら排出されるべく構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、梱包作業に
おいては、梱包機で梱包すべき被梱包物が、その大き
さ、形状、剛性等が多種多様であることから、これらに
適合した引き締め力、バンド幅等を選択して梱包作業を
実施する必要がある。このために前記バンドガイドも該
バンドガイド内をバンドがスムースに案内移送されるよ
うにせしめるべく、使用するバンドの幅に適合した溝幅
のガイド溝を備える必要があると共に、特に、前記バン
ドを前記バンドガイドに供給もしくは排出する前記バン
ド受け渡し部においては、前記バンドの横幅が異なって
も該バンドの前記供給と排出がスムースに行え、かつ、
その後の結束作業のために前記バンドの重合部分が横方
向に移動することなく正確に前記バンド供給端処理機構
の上部に位置させる必要があるが、前記従来の梱包機は
このような必要条件を十分に満たすものではなく、問題
点があった。
【0007】また、本発明の出願人は、梱包機における
バンド移送に対処するべく、バンドリールから繰り出さ
れたバンドを前記バンドガイドのバンド受け渡し部に移
送する途中に配置されたバンドガイドにおけるガイド溝
の溝幅を調節する手段を既に提案しているが(特願平6
ー95213号)、該調節手段は、ガイド溝の開口部に
該開口部を閉鎖すべく板状体を位置調節自在に配置した
もので、結束作業のためにバンドガイドを横方向に移動
して該バンドガイドからバンドを解放する前記バンドガ
イド、特に、該バンドガイドの供給・排出分割端部に適
用できるものではなかった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、特に、バンド案内アーチ
の内周面と作業テーブル下部とに沿ってバンドを案内及
び保持するためのバンドガイドのガイド溝の溝幅を使用
する横幅の異なるバンドに対応して簡単、かつ、正確に
調節できると共に、安価に構成できる梱包機を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係わる梱包機は、本体ハウジングと、バンド案
内アーチ部と、前記本体ハウジング及び前記バンド案内
アーチ部内に配置されるバンドガイドとを備え、前記バ
ンドガイドにおけるバンド受け渡し部のバンド供給部も
しくはバンド排出部がガイド溝の溝幅調節手段を備えて
いることを特徴としている。
【0010】より具体的には、前記バンド受け渡し部の
バンド供給部もしくはバンド排出部が、上部ガイド板、
下部ガイド板、及び、前記上部ガイド板と下部ガイド板
との間に介装される位置調節可能なガイド溝幅調節板と
で構成され、前記ガイド溝幅調節板がバンドを案内する
切り落し部を備えていることを特徴としている。一方、
前記バンドガイドは、該バンドガイドの前記ガイド溝に
貫通する案内具用孔を備えると共に、該案内具用孔に挿
入されるバンド案内具を備え、該案内具用孔は前記バン
ドガイドの第一コーナ部に横幅方向に位置を異にして複
数穿設されていて、該案内具用孔に前記バンド案内具を
選択的に挿入することによって、ガイド溝の溝幅を調節
することを特徴としている。
【0011】
【作用】前述の如く構成された本発明に係わる梱包機に
おいては、バンド案内アーチ部内に配置されたバンドガ
イドのバンド供給部にバンドが供給されると、該バンド
は上部ガイド板と下部ガイド板との間から供給挿入さ
れ、次いで、ガイド溝幅調節板の切り落し部に案内され
てその横方向の位置を修正して、予めその溝幅を定めた
バイド溝内を進み、前記バンドガイドへと移送される。
【0012】該バンドガイドの第一コーナ部でバンド
は、バンド案内具でその横方向の片寄り移動を規制され
て更に進み、前記バンドアーチ部の前記バンドガイド内
を周回して移動してバンド排出部に導かれる。該バンド
排出部に到達した前記バンドは、上部ガイド板と下部ガ
イド板との間に案内され、ガイド溝幅調節板の切り落し
部でその横方向の位置を修正して、前記バンド供給部と
同様に、予めその溝幅を定めたガイド溝内を更に進み、
バンド端処理機構の上部に移送され、バンドの先端部が
リミットスイッチ等に接触することで、前記バンドの移
送を停止して梱包作業開始位置にセットされる。
【0013】そして、異なる幅のバンドを使用するとき
は、前記バンド供給部及び前記バンド排出部の各ガイド
溝幅調節板を横方向に移動させて、適宜位置に固定する
ことによって、使用するバンドの横幅に適合したガイド
溝の溝幅を設定する。この設定と一緒に、前記バンド案
内具に対する他の適合する案内具孔を選択して挿入し、
前記設定したガイド溝の溝幅に適合した溝幅をバンドガ
イドに設定する。
【0014】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。図1は、本実施例の梱包機10の正面概略図
で、自動式の例を示している。図示例の梱包機10は、
被梱包機Wが載置される作業テーブル14を有する箱型
の本体ハウジング13上にバンド案内用のアーチ部15
が設けられ、前記本体ハウジング13内には、バンドコ
イルBCが装填されたバンドリール16が収納支持され
ている。前記本体ハウジング13の底面の4隅にはキャ
スター19、19・・・が取付けられていて、前記梱包機
10全体が簡単に移動できるようになっている。
【0015】前記バンドリール16は、バンドコイルB
Cが装填されたドラム17と、該ドラム17を回動自在
に支持するリール軸16aと、該リール軸16aの一端
が固定されたバンドリール取付部材18と、該バンドリ
ール取付部材18と前記ドラム17との間に配されたバ
ンドリールブレーキ装置11とを備えている。前記バン
ドリール16と前記作業テーブル14との間には、プー
ルフィードローラ21と押さえローラ22、バンドガイ
ド23、プールチャンバー24等からなるバンド充填・
プール機構Lと、該バンド充填・プール機構Lから供給
されるバンドBの送り出し、引き締めを行うバンド送出
引締機構Sと、送り出されて引き締められたバンドBの
先端部と後端部との重合部分をヒーターで加熱し、その
溶融部分をプレス等により圧着した後に冷却して接合す
ると共に、前記バンドBの後端を切断するようにしたス
テッピングモータによって駆動されるバンド端処理機構
Kとからなる結束機構が配されている。
【0016】前記バンド供給端処理機構K及び前記バン
ド送出引締機構Sからなるバンド結束機構は、従来から
よく知られている構成であり、かつ、その機種も多岐に
わたっているので、ここではその詳細な説明は省略す
る。前記バンド案内アーチ部15は、図1に示すように
門型の内側に対向して開口したコ字状の断面を有する左
右の垂直部15a、15aと、該左右の垂直部15a、
15aの上端部を接続する水平部15bとからなる。そ
して、このバンド案内アーチ部15の内空部と前記作業
テーブル14の下部の内空部内には、前記バンドBを案
内・保持せしめるコ字状断面の合成樹脂製等のバンドガ
イド30が配設されている。
【0017】前記バンドガイド30は、前記バンド案内
アーチ部15の前記垂直部15a、15aにおいて、吊
り下げロッドと吊り下げスプリング等からなる吊り下げ
手段(図示省略)によって吊り下げ保持されている。前
記作業テーブル14の中央部で、前記バンド端処理機構
Kの上部には、開口14aが設けられ、前記バンドガイ
ド30は、前記開口14aの下部で左右に間隔を空けて
分割され、該分割部分でバンド受け渡し部Uを構成す
る。
【0018】図2〜4は、本実施例のバンドガイド30
の前記受け渡し部Uの詳細図であり、図2は、図1の前
記受け渡し部Uの拡大図、図3は、図2の矢印III方向
から見た平面図、図4は、図3のIVーIV矢視断面図であ
る。前記バンドガイド30の前記受け渡し部Uの、バン
ドBの送り方向前側のバンド供給部40は、上部ガイド
板41、下部ガイド板42、及び、前記上部ガイド板4
1と前記下部ガイド板42との間に介装されるガイド溝
幅調節板43とで構成される。前記上部ガイド板41と
下部ガイド板42とは、前記バンドガイド30の横幅と
略同じで長方形をしており、前記下部ガイド板42は前
記バンドBを受け入れる側の端部(図2)が受入案内部
として下方に折り曲げられている。前記ガイド溝幅調節
板43は、前記バンドBを受け入れる側で、前記バンド
案内アーチ部15から伸び前記バンドガイド30と対向
して配置されているバンド横保持板25側の角部を切り
落して、直線状の切り落し部43aを形成して前記バン
ドBを受け入れ易くした形状となっている。前記バンド
供給部40は、前記下部ガイド板42の下部下面に位置
するバンド供給部支持板44によって、前記バンドガイ
ド30の端部の下面に支持板固定ビス45、45によっ
て締付固定される。
【0019】前記上部ガイド板41と前記下部ガイド板
42には、前記バンドBの送り方向の前後に、一対づつ
等間隔に穿設された溝幅調節用固定ビス孔46、46・・
・が形成されると共に、前記ガイド溝幅調節板43に
は、前記溝幅調節用固定ビス孔46、46・・・と等間隔
の左右方向に長い溝幅調節用長孔47、47が形成され
ている。また、前記バンド供給部支持板44には、前記
溝幅調節用固定ビス孔46、46・・・と等間隔に穿設さ
れた溝幅調節用固定ネジ孔48、48が形成されてい
る。溝幅調節用固定ビス49、49を前記上部ガイド板
41側から前記溝幅調節用固定ビス孔46、46・・・と
前記溝幅調節用長孔47、47に挿入し、前記溝幅調節
用固定ネジ孔48、48にねじ込み、締付固定すること
によって、前記上部ガイド板41、前記下部ガイド板4
2、及び、前記ガイド溝幅調節板43を前記バンド供給
部支持板44に一体に固定する。
【0020】図4に示されているように、前記受け渡し
部Uの前記バンド供給部40のバンドガイド溝Yは、前
記上部ガイド板41、前記下部ガイド板42、及び、前
記ガイド溝幅調節板43とで形成されるコ字形の内部空
間であり、前記ガイド溝Yの溝幅Tは、前記溝幅調節用
固定ビス49、49の締付けを緩めて、前記ガイド溝幅
調節板43を左右横方向に移動し、適宜位置で前記溝幅
調節用固定ビス49、49で締付け固定することによっ
て定めることができる。
【0021】一方、前記受け渡し部Uの、バンドBの送
り方向後側に位置する前記バンド排出部50は、上部ガ
イド板41’、下部ガイド板42’、及び、ガイド溝幅
調節板43’とからなり、前記バンド送出部40の各部
材と各々ほぼ同じ形状に構成されており、前記バンドガ
イド30に前記バンド供給部支持板44を介して支持板
固定ビス45’、45’によって締付固定されている。
前記バンド排出部50の前記下部ガイド板42’の前記
バンドガイド30の側の端部が下方に折れ曲がってお
り、前記バンドガイド30に導かれたバンドBの端部を
前記バンド排出部50に円滑に導くように構成されると
共に、前記ガイド溝幅調節板43’も同様に、前記バン
ドガイド30の側の端部に切り落し部43a’が設けら
れ、バンドBの端部を前記バンド排出部50のガイド溝
Yに円滑に導くように構成されている。そして、前記ガ
イド溝幅調節板43’には、一対の溝幅調節用長孔4
7’、47’が設けられており、溝幅調節用固定ビス4
9’、49’を緩めて前記ガイド溝幅調節板43’を左
右横方向に移動して前記バンド排出部50のガイド溝Y
の溝幅Tを変更できるようになっている。
【0022】前記バンドガイド30の前記バンド供給部
40に続くバンドBの送り方向前方の第一コーナー部3
0aには、装着位置調節可能なバンド案内具60が付設
されており、該バンド案内具60は拡大頭部61と円柱
状挿入部62とからなっている。前記バンドガイド30
には、該バンドガイド30の上部片を貫通して前記ガイ
ド溝Yを経て下部片にまで達する複数の案内具用孔63
が穿設されており、該複数の案内具用孔63は、前記バ
ンドガイド30と対向して配置されている前記バンド横
保持板25に対して各々異なる距離の位置に形成されて
いる。
【0023】前記バンド案内具60を前記複数の案内具
用孔63、63・・・に選択的に挿入することによって、
前記バンド案内具60と前記バンド横保持板25との間
の距離、即ち、前記ガイド溝Yの溝幅Tを変更すること
ができ、使用されるバンドBの横幅に適合した前記ガイ
ド溝Yの溝幅Tを提供できる。次に、このように構成さ
れた本発明の一実施例の梱包機10の作動について説明
する。
【0024】前記梱包機10の図示しない制御装置のス
タートスイッチを操作すると、前記バンドBの先端部
は、前記プールフィードローラ21の回転駆動力によっ
て、圧接状態にある前記押さえローラ22とプールフィ
ードローラ21との間を通って前記バンドガイド23の
半円形のくぼみ形状の前記バンドガイド通路面に反転案
内されて移動し、前記バンド送出引締機構Sのフィード
ローラとピンチローラとの間の接触部に導かれ、前記フ
ィードローラとピンチローラとの間の接触部に挟持され
て回転移送され、前記バンドガイド30の前記受け渡し
部Uのバンド供給部40に導かれる。
【0025】該バンド供給部40で、前記バンドBは、
前記下部ガイド板42を下方へ折り曲げることにより拡
開した前記上部ガイド板41と前記下部ガイド板42と
の間からガイド溝Y内に挿入され、次いで、前記ガイド
溝幅調節板43の直線状の切り落し部43aに案内され
てその横方向の位置を修正して、予めその溝幅Tを設定
した前記ガイド溝Y内を進み、前記バンドガイド30へ
と移送される。前記バンドガイド30の第一コーナ部3
0aでバンドBは、前記バンド案内具60でその横方向
の片寄り移動を規制されて更に進んで、前記バンド案内
アーチ部15の前記バンドガイド30内を周回して移動
して前記バンド排出部50に導かれる。
【0026】該バンド排出部50に到達した前記バンド
Bは、前記下部ガイド板42’を下方へ折り曲げること
により拡開した前記上部ガイド板41’と下部ガイド板
42’との間に導かれ、前記ガイド溝幅調節板43’の
直線状の切り落し部43a’に案内されてその横方向の
位置を修正して、前記バンド供給部40と同様に、予め
その溝幅Tを設定したガイド溝Y内を進み、前記バンド
端処理機構Kの上部に移送され、前記バンドBの先端部
が図示しないリミットスイッチ等に接触することで、前
記バンドBの移送が停止されて、梱包作業開始位置にセ
ットされる。
【0027】そして、異なる幅のバンドBを使用すると
きは、前記ガイド溝幅調節板43、43’を横方向に移
動させて、適宜位置に固定することによって、使用する
バンドBの横幅に適合したガイド溝Yの溝幅Tを設定で
きる。この設定と一緒に、前記バンド案内具60を前記
複数の案内具用孔63、63・・・の対応する位置のもの
に変更して挿入し、前記設定したガイド溝Yの溝幅Tに
適合させる。
【0028】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、
設計において、特許請求の範囲に記載された本発明の精
神を逸脱することなしに種々の変更を行うことができ
る。例えば、本実施例においては、バンド受け渡し部の
バンド供給部とバンド排出部とを上部ガイド板、下部ガ
イド板、及び、前記上部ガイド板と下部ガイド板との間
に介装され横移動可能なガイド溝幅調節板とで構成した
ものを示したが、前記バンド受け渡し部のガイド溝の溝
幅の調節は前記構成に限定されるものではなく、使用さ
れるバンドBの横幅に適合するように、ガイド溝の溝幅
が調節できるものであれば、どのような構成でもよいこ
と勿論である。
【0029】また、バンド案内具も実施例の構成に限ら
ず、複数穿設された案内具用孔に選択的に挿入できるも
のであれば、どのような形状のものでもよい。さらに、
前記バンド案内具はビス等でバンドガイドに固定できる
ように構成することもできるし、その装着位置もバンド
ガイドの第一コーナ部に限定されるものではなく、機種
に応じてその配置位置、数も適宜に設定することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明の梱包機は、バンドガイドのバンド受け渡し部を、位
置移動可能なガイド溝幅調節板を備えたバンド供給部と
バンド排出部とで構成したので、異なる横幅のバンドを
使用するとき、単に、前記ガイド溝幅調節板を横方向に
移動調節するのみで、ガイド溝の溝幅を調節して前記異
なる横幅のバンドに適合できる。このためアーチ状バン
ドガイド等を取り替えて使用する等の作業が不要であ
る。
【0031】また、前記ガイド溝幅調節板に切り落し部
を設けたので、バンドを所定位置に容易に案内すること
ができる。更に、バンド案内具をバンドガイドの第一コ
ーナ部に設けたので、この部分でもガイド溝の溝幅を設
定でき、コーナ部でのバンドの不必要な横移動を規制し
てバンド移送を正確にすると共に、前記バンド供給部の
前記ガイド溝幅調節板と協働してバンドの移送時の横移
動を規制するので、バンドガイドのガイド溝全体にガイ
ド溝の溝幅規制部材を配置する必要がない。
【0032】更にまた、前記バンド案内具は、バンドガ
イドに複数穿設した案内具用孔に選択的に挿入するのみ
で、簡単にガイド溝の溝幅の設定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる梱包機の内部構成を
示すために手前側の側壁を取り外した正面概略図。
【図2】図1で示した梱包機のバンドガイドのバンド受
け渡し部の拡大図。
【図3】図2の矢印III方向からみたバンドガイドのバ
ンド受け渡し部の平面図。
【図4】図3のIVーIV矢視断面図。
【図5】図3で示した梱包機のバンドガイドのバンド案
内具の拡大平面図(イ)と該拡大平面図(イ)のVーV矢
視断面図(ロ)。
【符号の説明】
10 梱包機 13 本体ハウジング 15 バンド案内アーチ部 30 バンドガイド 30a 第一コーナ部 40 バンド供給部 41 上部ガイド板 41’ 上部ガイド板 42 下部ガイド板 42’ 下部ガイド板 43 ガイド溝幅調節板 43’ ガイド溝幅調節板 43a 切り落し部 43a’ 切り落し部 50 バンド排出部 60 バンド案内具 63 案内具用孔 B バンド T 溝幅 U バンド受け渡し部 Y ガイド溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ハウジング13と、バンド案内アー
    チ部15と、前記本体ハウジング13及び前記バンド案
    内アーチ部15内に配置されるバンドガイド30とを備
    えた梱包機10において、 前記バンドガイド30におけるバンド受け渡し部Uのバ
    ンド供給部40もしくはバンド排出部50がガイド溝Y
    の溝幅調節手段43を備えていることを特徴とする梱包
    機。
  2. 【請求項2】 前記バンド受け渡し部Uのバンド供給部
    40もしくはバンド排出部50が、上部ガイド板41、
    41’、下部ガイド板42、42’、及び、前記上部ガ
    イド板41、41’と下部ガイド板42、42’との間
    に介装される位置調節可能なガイド溝幅調節板43、4
    3’とで構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の梱包機。
  3. 【請求項3】 前記ガイド溝幅調節板43、43’は、
    バンドBを案内する切り落し部43a.43a’を備え
    ていることを特徴する請求項1又は2記載の梱包機。
  4. 【請求項4】 本体ハウジング13と、バンド案内アー
    チ部15と、前記本体ハウジング13及び前記バンド案
    内アーチ部15内に配置されるバンドガイド30とを備
    えた梱包機10において、 前記バンドガイド30が、該バンドガイド30のガイド
    溝Yに貫通する案内具用孔63を備えると共に、該案内
    具用孔63に挿入されるバンド案内具60を具備してい
    ることを特徴とする梱包機。
  5. 【請求項5】 前記案内具用孔63は、前記バンドガイ
    ド30の横幅方向に位置を異にして複数穿設し、該複数
    の案内具用孔63に前記バンド案内具60を選択的に挿
    入することを特徴とする請求項4記載の梱包機。
  6. 【請求項6】 前記案内具用孔63は、前記バンドガイ
    ド30の第一コーナ部30aに配置されていることを特
    徴とする請求項4又は5記載の梱包機。
JP9275595A 1995-04-18 1995-04-18 梱包機 Pending JPH08282618A (ja)

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JP9275595A JPH08282618A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 梱包機

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JP9275595A JPH08282618A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 梱包機

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JP9275595A Pending JPH08282618A (ja) 1995-04-18 1995-04-18 梱包機

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