JPH08282383A - 自動車用リアパーセルシェルフ装置 - Google Patents

自動車用リアパーセルシェルフ装置

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JPH08282383A
JPH08282383A JP8397295A JP8397295A JPH08282383A JP H08282383 A JPH08282383 A JP H08282383A JP 8397295 A JP8397295 A JP 8397295A JP 8397295 A JP8397295 A JP 8397295A JP H08282383 A JPH08282383 A JP H08282383A
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気清浄機とスピーカシステムが一体であっ
て、車体のリアパーセルシェルフ上に設備することがで
きるユニット構造のリアパーセルパネルの提供。 【構成】 複数のパネル構成部材を組合せて、中空かつ
一体構造であるリアパーセルパネルを構成すると共に、
その中空リアパーセルパネルの内部を、中央部とその左
右両側のそれぞれの区割室を形成し、その中央の区割室
を、空気清浄機構成空間部とし、左右両側の区割室をス
ピーカを内装する位相反転型エンクロージャ空間となし
た。 【効果】 車体のリアパーセルシェルフ上に空気清浄機
及びスピーカを取付ける作業性が大幅に向上される。ま
たこのリアパーセルパネル自体に位相反転型エンクロー
ジャ空間及び共鳴口を有していることから、音質(音
響)効果が高いスピーカシステムが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の車体と一体に
形成されているリアパーセルパネルの上面に取付け使用
する自動車用リアパーセルシェルフ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車の車室内後部に設けられている従
来のリアパーセルシェルフ構造としては、例えば図1に
示す如き構造のものがある。
【0003】つまり図1において、1は車体と一体であ
って、車室内の後部に設けられているリアパーセルパネ
ルであって、このリアパーセルパネル1には、オーディ
オ用のスピーカが位置される透孔2、あるいは空気清浄
機が位置される透孔3、換気口4さらには後述するリア
パーセルシェルフを固定するための複数の取付孔5等が
設けられている。
【0004】6は上記リアパーセルパネル1上に敷設さ
れて、そのリアパーセルパネル1と後述するリアパーセ
ルシェルフとの間に介装されるフエルト材等からなる防
音またはクッション用のシートであり、このシート6に
は、前記リアパーセルパネル1に設けた透孔2、透孔
3、換気口4、取付孔5等に対応する透孔7が穿設され
ている。
【0005】8は、前記リアパーセルパネル1の上面に
敷設されたシート6の上面に重ね合せられる板状のリア
パーセルシェルフであって、このリアパーセルシェルフ
8には、スピーカ取付孔9、換気口10等が形成されて
いる。そしてこの板状リアパーセルシェルフは前記の取
付孔5に係止されるクリップ11等の取付け手段を介し
てリアパーセルパネル上に固定されるものである。
【0006】12は上記のリアパーセルシェルフ8のス
ピーカ取付孔9部に取付ねじ13を介して取付けられる
スピーカ、14はリアパーセルシェルフ8上の中央部に
適宜の取付手段で取付けられる空気清浄機、15はハイ
マウントストップランプ、16はリアパーセルシェルフ
8に取付けられたスピーカ12上に被着されるスピーカ
グリルを示す。
【0007】このように従来のリアパーセルパネル1上
には、シート6を挟んで板状のリアパーセルシェルフ8
を取付けるものであり、さらにそのリアパーセルシェル
フ8上に、スピーカ12、空気清浄機14、ハイマウン
トストップランプ15等の各機器を設備するリアパーセ
ルシェルフ構造であった。
【0008】従って、そのリアパーセルシェルフ8に固
定保持されるスピーカの後面(裏面)は、リアパーセル
パネル1に設けられている透孔2を介して車体のトラン
クルーム内に通じていることから、スピーカの後面で生
じた音波はトランクルーム内の壁面で反響し、トランク
ルーム内で吸収されて、密閉型エンクロージャとして働
らき、車室内の音響を実現する狙いを持っている。
【0009】しかしながら車両に設備されているリアパ
ーセルパネルには、ドラフタと呼ばれる換気用の穴が設
けられているために、この穴を通してスピーカ裏側の音
波が車室内に洩れてしまい、この洩音がスピーカの前面
から車室内へ出されている音との間で位相差が生じて不
安定な音響特性を示すという不具合があった。
【0010】またトランクルーム内に荷物を満載する
と、空気のスティフネス作用によりスピーカコーンの振
動が制約され音出力が低下するという不具合もあった。
【0011】またリアパーセルシェルフ8上に空気清浄
機14を取付ける(据置く)従来構造のものにあって
は、その空気清浄機14がリアパーセルシェルフ8上に
位置されることで、そのシェルフ上の見栄えが損なわ
れ、また自動車後方視界が妨げられ、そのうえ空気清浄
機14をリアパーセルシェルフ8に取付けるための取付
け作業性が悪く、その取付けに手間がかかるといった不
具合があった。
【0012】また空気清浄機をトランクルーム内に配置
するトランクビルトイン構造のものにあっては、トラン
クルーム内に吸気又は吹き出し用のエアダクトを配管す
る必要があり、このためトランクルーム内が狭くなると
いった不具合があった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
不具合なる点に着目してなされたもので、自動車用リア
パーセルシェルフを、中空構造のものとなすと共に、そ
の中空内部を、中央部の空間部と、その中央空間部を境
とする左右の両側空間部の3つの空間部に仕切り形成
し、その中央空間部は空気清浄機の設備空間となし、ま
た左右両側の空間部にはスピーカを収納する位相反転型
エンクロージャ空間部となして空気清浄機及びその両側
にスピーカシステムを具備する一体構造の自動車用リア
パーセルシェルフの提供を第1の目的としている。
【0014】またスピーカシステムとなる左右両側の位
相反転型エンクロージャ空間部には、共鳴管及び共鳴口
を設けて、この位相反転型エンクロージャ空間部による
特に低音域の増幅効果と、リアパーセルシェルフの剛性
を高めることを第2の目的としている。
【0015】またリアパーセルシェルフを車体に取付け
ることにより、車体には空気清浄機及びスピーカシステ
ムが設備される構造となして設備作業の容易性及びメン
テナンスの容易性を高めることを第3の目的としてい
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる目的を達
成するために、その第1番目の発明は、複数のシェルフ
構成部材を組合せて、中空かつ一体構造であるリアパー
セルシェルフを構成すると共に、その中空リアパーセル
シェルフの内部を、中央部とその左右両側のそれぞれの
区割室を形成し、その中央の区割室を、空気清浄機構成
空間部とし、左右両側の区割室をスピーカを内装する位
相反転型エンクロージャ空間部となした自動車用リアパ
ーセルシェルフ装置を提供することにある。
【0017】第2番目の発明は、請求項1記載の空気清
浄機構成空間部と位相反転型エンクロジャ空間部とを仕
切っている剛性の高い壁面を利用して共鳴管を構成する
ことにより剛性の高い共鳴管を有する自動車用リアパー
セルシェルフ装置を提供することにある。
【0018】第3番目の発明は、請求項1記載の空気清
浄機設置部と位相反転型エンクロージャ空間を仕切って
いる仕切壁を横方向となして、その空気清浄機設置部の
一部と位相反転型エンクロージャ空間の一部を上下に段
設した自動車用リアパーセルシェルフ装置を提供するこ
とにある。
【0019】
【作用】上記第1番目の発明によれば、複数のシェルフ
構造部材の組合せでその中央部に空気清浄機の設置部
と、その左右両側にスピーカを設備する位相反転型エン
クロージャ空間部を一体構成することができるので、空
気清浄機及びスピーカシステムを組付けたリアパーセル
シェルフ装置をユニット化することができる。
【0020】第2番目の発明によれば、空気清浄機設置
部を構成している剛性の高い壁面と協同して、剛性の高
い共鳴管が構成でき、これによりバスレフ効果の向上を
図ることができる。
【0021】第3番目の発明によれば、位相反転型エン
クロージャ空間を広めることができ、これによっても更
にバスレフ効果を向上させることができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0023】図2において、21は車体のリアパーセル
パネル上に固定使用される本実施例のリアパーセルシェ
ルフであって、このリアパーセルシェルフ21は空洞構
造になっているが、その詳細構造については後述する。
22は、そのリアパーセルシェルフ21の上面に形成さ
れているスピーカ取付孔23に取付けられるスピーカ、
24はリアパーセルシェルフ21の上面に形成されてい
るエア吹出口25に着脱自在に嵌合される集塵脱臭フイ
ルタ、26は上記リアパーセルシェルフ21の上面に被
着される化粧用クロスであって、上記リアパーセルシェ
ルフ21に上記スピーカ22、集塵脱臭フイルタ24、
化粧クロス26を取付け、さらに上記リアパーセルシェ
ルフ21の内部に送風機27を組付けることでリアパー
セルシェルフ装置が構成(ユニット化)される。
【0024】次に上記リアパーセルシェルフ21の構成
について図3乃至図11に基いて説明する。
【0025】なお本実施例のリアパーセルシェルフ21
は図2で示す平面においてその中央部を境としてその長
手方向左右が略対称形状であるので、図3乃至図11に
おいてはその半裁構造で説明する。
【0026】またこのリアパーセルシェルフ21は、例
えば図4で示すように、アッパー部材28、ミドル部材
29、ロア部材30の3部材であるシェルフ構成部材の
組合せによって、中空のリアパーセルシェルフ21に構
成している。
【0027】またそれらの3部材は、いずれも樹脂成形
品であって、それら3部材の結合は、例えば熱溶着手段
又は接着剤を使用する接着手段によって一体に結合され
るものである。
【0028】なお図3はアッパー部材28を除いて内部
構造を示した左側半分の平面図であるが、この平面図で
示した各切断線A−A乃至H−Hに対応するリアパーセ
ルシェルフ21の断面構造は、図4乃至図11で示す如
くである。
【0029】すなわち、アッパー部材28は、図2で示
されるようにその中央部に、空気清浄機の吸気口31が
形成され、この吸気口31の左右両側近傍にそれぞれの
共鳴口32及び前にも述べている左右それぞれのスピー
カ取付孔23、フイルタを嵌合する吹出口25が形成さ
れている。
【0030】上記形状のアッパー部材28の裏面に固定
されるミドル部材29には、上記アッパー部材28と協
同して、空気清浄機の送風機27を収容する収容部33
を形成する壁面34と、上記収容部33と前記の吹出口
25との間を送風路35に形成する壁面36と、前記共
鳴口32に通じる共鳴管37を前記のアッパー部材28
と協同して形成する壁面38を一体に有している。さら
にこのミドル部材29には、アッパー部材28及びロア
部材30との結合強度を高めるためのボス部39が適所
に設けられている。
【0031】ロア部材30には、前記アッパー部材28
に設けられているスピーカ取付孔23に取付けられるス
ピーカ22の背面とロア部材30との間に適宜の空間
(エンクロージャ空間)を確保するための凹部40と、
そのキャビティ容積を横方向へ拡張せしめる凹部41が
形成されており、さらに本実施例では、特に図5で示す
ように吹出口25の垂直下部における送風路35を形成
保持する横方向の仕切壁38Aを設け、この仕切壁38
Aとロア部材30の内面との間に、前記凹部40と41
とによって確保されるアッパー部材28とロア部材30
間の上記キャビティ空間(エンクロージャ空間)に連通
される間隙部46を保持せしめている。またそれらの凹
部40,41の内面には、フエルト部材43が貼着され
ている。なおロア部材30においても、前記アッパー部
材28及びミドル部材29との結合及びその結合強度を
高めるためのボス部42が形成されている。44は送風
機のファン、45はそのモータを示す。
【0032】このように本実施例では、上記形状のアッ
パ部材28とロア部材30との間にミドル部材29を挟
むようにして、その3部材を一体に結合することによ
り、中空構造のリアパーセルシェルフ21が構成され、
そのリアパーセルシェルフ21の内部中央部には、吸気
口31、送風路35、吹出口25を有する空気清浄機構
成空間部が形成される。従ってその吸気口31近傍の送
風機収容部33内に送風機27を組付け、さらに上記吹
出口25内に集塵脱臭フイルタ24を設備することでそ
の送風機27の駆動力で、吸気口31から吸込まれたエ
アが集塵脱臭フィルタ24を透して清浄化されたエアが
車室内に送風される空気清浄機が構成される。
【0033】また本実施例では、リアパーセルシェルフ
の内部中央に空気清浄機のファン44を設けその両側に
吹出口25を形成しているので、その吹出口を大きく設
定することができ、これによって通気抵抗が小さくな
り、従って風量が比較的大である空気清浄機とすること
ができるので、風速を弱くして騒音の少ない空気清浄機
とすることができる。
【0034】また本実施例ではその空気清浄機構成空間
部の両側に、位相反転型エンクロージャ空間部が形成さ
れ、このエンクロージャ空間部における前記のスピーカ
取付孔23にスピーカ22を取付けることで、そのスピ
ーカ22の背後にエンクロージャ空間が保たれ、バスレ
フ効果の高いスピーカシステムが構成されるものであ
る。
【0035】すなわち本実施例では、図13で示すよう
にロア部材30において形成されている凹部40と41
によりスピーカ22の背面部及びその側方で確保されて
いる容積がVであるキャビティ空間と、開口面積がSで
ある共鳴口32との間に、長さLである共鳴管37を形
成していることから、これによるヘルムホルツの共振周
波数(f0 )は下記式で表わされる。
【0036】
【数1】
【0037】従って共鳴管37の長さLを長く設定する
ことで、その共振周波数(f0 )値よりも高い周波数範
囲迄、即ち低音域迄、図14で示すように、バスレフ効
果が得られる。そのため共鳴管37を経て共鳴口32か
ら放出された音波は、スピーカ22の前面から出た音波
と同相となり、従来例の密閉型において出力が下る低音
域での増幅が可能である。
【0038】またこの実施例ではロア部材30に、エン
クロージャ空間を広めるための凹部41を設けると共
に、エンクロージャ空間方向に張り出す空気送風路の一
部と位相反転型エンクロージャ空間を上下に仕切る仕切
壁38Aを設けて、そのエンクロージャ空間を横方向へ
広く確保するようにしたものであるから、これによって
キャビティ容積Vを大きくでき、バスレフ効果を高める
ことができる。
【0039】さらに本実施例では、アッパー部材、ミド
ル部材、ロア部材の三者を適宜個所に配設したボス部を
介して一体に結合していることからエンクロージャ空間
内でビビリ音等を生じることがなく、質の良い共鳴音が
得られる。
【0040】なお上記の実施例では、空気清浄機におけ
る吹出口25を2個所に設けて、これらの吹出口25
に、それぞれの集塵脱臭フイルタ24を取付けたもので
あるが、例えば図12で示すように集塵脱臭フイルタ2
4を取付ける吹出口は図12で示す如く1個所とすれ
ば、これによってより広いエンクロージャ空間が確保で
きる。
【0041】上記のように本実施例によれば、シェルフ
構成部材であるアッパー部材、ミドル部材、ロア部材の
三者によって空気清浄機及び左右一対のスピーカシステ
ムを内装したリアパーセルシェルフをユニット形式で構
成することができるので、そのリアパーセルシェルフの
車体への組付け作業性が大幅に改善されると共に、空気
清浄機ケースとスピーカシステムケースとが一体構造で
あることから、安価に構成できる。
【0042】またこのリアパーセルシェルフは、ボック
ス形状で剛性の高い部品であることから、この高剛性の
リアパーセルシェルフを車体に取付けることで車体全体
の剛性を高めることができる。
【0043】また空気清浄機は、リアパーセルシェルフ
の中央部に配置し、その左右両側にスピーカシステムを
配設したことにより左右の音の分離性、すなわちステレ
オ効果の高い音質が得られる。
【0044】さらに本実施例ではリアパーセルシェルフ
の上面にエア吹出口25を設け、この吹出口25の外側
からその吹出口へのフィルタの着脱が可能であることか
ら、そのフィルタのメンテナンスがきわめて容易に行な
え、従来のようなトランクルームの内部奥方向からフィ
ルタを引張り出すといった無理な作業が不用となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数のパネル構
成部材を組合せて、中空かつ一体構造であるリアパーセ
ルシェルフを構成すると共に、その中空リアパーセルシ
ェルフの内部を、中央部とその左右両側のそれぞれの区
割室を形成し、その中央の区割室を、空気清浄機構成空
間部とし、左右両側の区割室をスピーカを内装する位相
反転型エンクロージャ空間となしたものであるから、空
気清浄機システムとスピーカシステムとが一体であるリ
アパーセルシェルフがユニット構造で提供でき、従って
車体のリアパーセルパネル上に空気清浄機及びスピーカ
を取付ける作業性が大幅に向上される。またこのリアパ
ーセルシェルフ自体に位相反転型エンクロージャ空間及
び共鳴口を有していることから、音質(音響)効果が高
いスピーカシステムが得られる。また本発明ではリアパ
ーセルシェルフの中央に空気清浄機を設けていることか
ら、比較的大きなエア吹出口25を形成することがで
き、これによって空気清浄機における通気抵抗が小さく
なり、従って風量が比較的大である空気清浄機とするこ
とができるので、風速を弱くして騒音の少ない空気清浄
機とすることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動車用リアパーセルシェルフ構造の説
明図。
【図2】本発明実施例の自動車用リアパーセルシェルフ
装置の説明図。
【図3】本発明実施例の自動車用リアパーセルシェルフ
装置の内部構造を示す右半部平面図。
【図4】図3におけるA−A線断面図。
【図5】図3におけるB−B線断面図。
【図6】図3におけるC−C線断面図。
【図7】図3におけるD−D線断面図。
【図8】図3におけるE−E線断面図。
【図9】図3におけるF−F線断面図。
【図10】図3におけるG−G線断面図。
【図11】図3におけるH−H線断面図。
【図12】本発明の他の実施例を示すリアパーセルシェ
ルフ装置の斜視図。
【図13】位相反転型エンクロージャの説明図。
【図14】音響出力データの説明図。
【符号の説明】
21…リアパーセルシェルフ 22…スピーカ 23…スピーカ取付孔 24…集塵脱臭フイ
ルタ 25…吹出口 26…化粧用クロス 27…送風機 28…アッパー部材 29…ミドル部材 30…ロア部材 31…吸気口 32…共鳴口 33…送風機収容部 34…壁面 35…送風路 36…壁面 37…共鳴管 38…壁面 39…ボス部 40…凹部 41…凹部 42…ボス部 43…フエルト部材 44…ファン 45…モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシェルフ構成部材を組合せて、中
    空かつ一体構造であるリアパーセルシェルフを構成する
    と共に、その中空リアパーセルシェルフの内部を、中央
    部とその左右両側のそれぞれの区割室を形成し、その中
    央の区割室を、空気清浄機構成空間部とし、左右両側の
    区割室をスピーカを内装する位相反転型エンクロージャ
    空間部となしたことを特徴とする自動車用リアパーセル
    シェルフ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位相反転型エンクロージ
    ャ成空間部を、複数のシェルフ構成部材の組合せで構成
    すると共に、その一方のシェルフ構成部材には、共鳴口
    を設け、他方のシェルフ構成部材には、上記一方のシェ
    ルフ構成部材と協同して上記共鳴口に通じる共鳴管を構
    成する壁部を設け、上記双方のシェルフ構成部材の結合
    によって共鳴管を構成すると共に上記壁部は空気清浄機
    構成空間部と位相反転型エンクロージャ空間部とを仕切
    っている壁面に設けられていることを特徴とする自動車
    用リアパーセルシェルフ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の空気清浄機構成空間部と
    位相反転型エンクロージャ空間部を仕切っている壁面を
    横方向に延ばして、その空気清浄機構成空間部の一部と
    位相反転型エンクロージャ空間部の一部を上下に段設し
    たことを特徴とする自動車用リアパーセルシェルフ装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164206A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Max Co Ltd 空調装置
KR20230100216A (ko) * 2021-12-28 2023-07-05 현대모비스 주식회사 차량용 살균장치 및 이를 포함하는 칵핏 모듈

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JP2008164206A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Max Co Ltd 空調装置
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