JPH08281831A - トレッドセンターの検出方法 - Google Patents

トレッドセンターの検出方法

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JPH08281831A
JPH08281831A JP7089641A JP8964195A JPH08281831A JP H08281831 A JPH08281831 A JP H08281831A JP 7089641 A JP7089641 A JP 7089641A JP 8964195 A JP8964195 A JP 8964195A JP H08281831 A JPH08281831 A JP H08281831A
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JP
Japan
Prior art keywords
tread
tread center
detecting
center
analog
Prior art date
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Pending
Application number
JP7089641A
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English (en)
Inventor
Koichiro Sugino
浩一郎 杉野
Ichiro Takasu
一郎 高須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP7089641A priority Critical patent/JPH08281831A/ja
Publication of JPH08281831A publication Critical patent/JPH08281831A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレッドが直線状でない場合にも、トレッド
センター位置を自動的に、しかも確実に検出することの
できるトレッドセンターの検出方法を提供することを目
的とするものである。 【構成】 検出装置は、トレッド1に形成された凹状の
溝のトレッドセンター検出部2を検出する複数個の非接
触式の変位センサー3と、この変位センサー3から送ら
れるデータを収集して解析を行う波形解析制御装置4
と、変位センサー3の駆動モータMを駆動制御する駆動
モータ制御装置5とで構成されている。また波形解析制
御装置4には、A/D変換機能と、データ収集機能と、
波形解析機能,波形の傾き等を設定する定数設定機能,
トレッドセンター検出部2の溝中心点を抽出させる機
能,更に駆動モータの停止出力機能とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トレッドセンターの
検出方法に係わり、更に詳しくはトレッドの幅方向中央
部付近に、凹状の溝または凸状の突起であるトレッドセ
ンター検出部を備えたトレッドにおいて、搬送されて来
たトレッドをセンターリングするためにトレッドセンタ
ーを確実に、しかも迅速に検出することを可能としたト
レッドセンターの検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ成形工程において、供給工
程から搬送されて来た帯状のトレッドを成形機側に供給
する場合、製品の品質精度を向上させるため、または作
業性及び生産性を向上させるために、帯状に形成された
トレッドの幅方向中央部付近に位置検出用の凹状の溝ま
たは凸状の突起、更には識別線等から成るトレッドセン
ター検出部が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、従来のト
レッドのセンターリング作業は、作業者がガイドローラ
等に溝を合わせる作業を行っているが、トレッドは、タ
イヤ成形機に供給された状態では直線状になっていると
は限らず、これを直線状に矯正しセンターリングするこ
とが要求される。
【0004】この解決策として、本願出願人等は特開昭
6−8353号公報(特願平4−166125号)の出
願人によるトレッドのセンタリング装置を提案してい
る。上記装置においては、光電センサーを用いてON,
OFF Uより、トレッド中央部付近の溝を検出するた
め、トレッドの各プロファイルや、識別線の影響によ
り、溝の正確な検出を行うことが出来ないと言う問題が
あり、更にトレッドの各プロファイル毎に光電センサー
の感度を調整しないと、正常に作動しないと言う問題が
あった。
【0005】この発明は、かかる従来の課題に着目して
案出されたもので、トレッド中央部付近の凹状の溝また
は凸状の突起であるトレッドセンター検出部を備えたト
レッドにおいて、トレッド中央部付近の凹状の溝または
凸状の突起の位置を自動的に、しかも確実に検出するこ
とのできるトレッドセンターの検出方法を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、トレッド幅方向中央部付近に形成したトレ
ッドセンター検出部を非接触式センサーにより検出する
トレッドセンターの検出方法であって、以下の各工程か
らなるものである。 (a).各トレッドプロファイルのトレッドセンター検
出部を、非接触式の変位センサーを移動させながら所定
の間隔でアナログデータを検出すると共に、この各アナ
ログ検出データを制御装置の演算装置に入力する工程。 (b).演算装置に入力した各アナログ検出データ毎に
差分を演算して算出し、この算出した値とアナログ波形
の傾き定数との比較を行い、カウント値,トレッドセン
ター検出部の間隔を考慮した上で、凹状または凸状のト
レッドセンター検出部の位置を決定する工程。 (c).同様な方法により同様なアナログ波形を算出し
た場合には、ボトムポイントの大きさを判断資料とする
工程。 (d).凹状または凸状のトレッドセンター検出部の形
状が決定したら、トレッドセンター検出部のトータルカ
ウント値を制御装置に記憶させ、位置決めポイントのア
ドレスデータとして用い、変位センサーをトレッドセン
ター検出部で停止させる工程。
【0007】ここで、前記非接触式の変位センサーとし
ては、光電式またはレーザー式の距離センサーを用い、
前記トレッドセンター検出部は、トレッド中央部付近に
設けた凹状の溝または凸状の突起である。
【0008】
【作用】この発明は上記のように構成され、トレッドセ
ンター検出部を備えたトレッドがセンタリングする装置
上に移載されると、非接触式の変位センサーが往復移動
しながら一定の間隔で各トレッドプロファイルのトレッ
ドセンター検出部を検出すると共に、この各アナログ検
出データを制御装置の演算装置に入力する。
【0009】そして、演算装置に入力された各アナログ
検出データを収集解析しながら、各アナログ検出データ
毎に差分を算出し、この算出した値とアナログ波形の傾
き定数との比較を行い、トレッドセンター検出部の位置
を判定して記憶させ、変位センサーを移動させて、トレ
ッドセンター検出部の位置で停止させる。このような方
法によって、トレッドが直線状でない場合にも、トレッ
ドセンター位置を自動的に、しかも確実に検出すること
のできるものである。
【0010】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明にかかるトレッド
センターの検出方法を実施するための検出装置のブロッ
ク図、図2はトレッドセンターの検出方法の動作ステッ
プ図、図3は図2のタイミングチャート図を示し、前記
検出装置は、図1に示すように、トレッド1に形成され
た凹状の溝(または凸状の突起)から成るトレッドセン
ター検出部2を検出する複数個(この実施例では8個)
の非接触式の変位センサー(アナログセンサー)3と、
この変位センサー3から送られるデータを収集して解析
を行う波形解析制御装置4と、変位センサー3の駆動モ
ータM(パルスモータ)を駆動制御する駆動モータ制御
装置5とで構成されている。
【0011】前記非接触式の変位センサー3としては、
光電式またはレーザー式等を使用し、また波形解析制御
装置4には、A/D変換機能と、データ収集機能と、波
形解析機能,波形の傾き等を設定する定数設定機能,ト
レッドセンター検出部2(凹状の溝)の溝中心点を抽出
させる機能,更に駆動モータの停止出力機能とを備えて
いる。
【0012】また、駆動モータ制御装置5には、駆動モ
ータのスタート及び駆動モータの停止制御を行うように
なっている。次に、トレッドセンターの検出方法を、図
2の動作ステップ図と、図3のタイミングチャート図を
参照しながら具体的に説明する。駆動モータを駆動させ
て、各変位センサー3をトレッド1の幅方向に移動さ
せ、トレッド1の各プロファイルにおけるトレッドセン
ター検出部2の検出データ(センサーとトレッドとの間
の距離データ)を波形解析制御装置4のA/D変換機能
を用いて変換し、更にセンサーの位置データをデータ収
集機能を用いてデータとして収集する。
【0013】次に、動作のステップとしては、収集し
たデータを波形解析機能により、中央部付近に溝となっ
ているトレッドセンター検出部2の位置を判定して記憶
させる。そして、直線状に矯正をする治具とセンサーが
一体化された本願出願人が提案している特開昭6−83
53号公報(特願平4−166125号)の発明の装置
を作動させる場合には、各変位センサー3を一旦スター
ト位置まで移動させ(ステップ) 、更に各変位センサ
ー3をトレッドセンター検出部2の位置まで移動させて
停止させる (ステップ) 。
【0014】ここで、溝の位置を検出するだけの場合
は、のステップでよい。解析方法としては、図3に示
すように、駆動モータを駆動させて、各変位センサー3
をトレッド1の幅方向に移動させ、サンプリング速度1
0msec 毎にアナログデータを取得する。そして、上述
したように取得データ毎に差分を算出し、傾き定数との
比較を行い、定数より大きいポイント(例えば、図3の
A点)を決定する。次に、ポイントが決定したら、ボト
ムポイント(例えば、図3のB点)を同様に算出し、溝
部分のT1 間隔も考慮し、決定したポイントのトータル
カウント値を記憶させる。
【0015】また、同様に図3のC点のポイントを決定
し、そのA点−B点−C点のポイントが溝であることを
間隔Tも考慮して判定する。また、サンプリング個数測
定範囲内で同様な波形を算出した時には、ポイントBの
大きい方を溝と判定する。ステップにおいては、上記
のステップにおいて、記憶したトータルカウント値のポ
イントで各変位センサー3を停止させる。以上のような
方法によって、トレッドが直線状でない場合にも、トレ
ッドセンター位置を自動的に、しかも確実に検出するこ
とのできるものである。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記のようにトレッドセン
ター検出部を備えたトレッドがセンタリングする装置上
に移載されると、非接触式の変位センサーが往復移動し
ながら一定の間隔で各トレッドプロファイルのトレッド
センター検出部を検出すると共に、この各アナログ検出
データを制御装置の演算装置に入力し、そして、演算装
置に入力された各アナログ検出データを収集解析しなが
ら、各検出データ毎に差分を算出し、トレッドセンター
検出部の位置を判定して記憶させ、変位センサーを移動
させて、トレッドセンター検出部の位置で停止させるよ
うにするので、以下のような優れた効果を奏するもので
ある。 .光電センサーのON−OFF制御を、変位センサー
のデータを収集解析しながら、各検出データ毎に差分を
算出し、トレッドセンター検出部の位置を判定して記憶
させるので、トレッドセンター検出部を確実に、しかも
短時間に検出出来る。 .従来のように、トレッドの各プロファイルによるセ
ンサー感度の調整が不要であるため、作業性を向上させ
ることが出来る。 .安価なセンサーで制御出来ると共に、省スペースで
も設置出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかるトレッドセンターの検出方法
を実施するための検出装置のブロック図である。
【図2】トレッドセンターの検出方法の動作ステップ図
である。
【図3】図2のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1 トレッド 2 トレッドセンタ
ー検出部 3 非接触式の変位センサー 4 波形解析制御装
置 5 駆動モータ制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド幅方向中央付近に形成したトレ
    ッドセンター検出部を非接触式センサーにより検出する
    トレッドセンターの検出方法であって、以下の各工程か
    らなることを特徴とするトレッドセンターの検出方法。 (a).各トレッドプロファイルのトレッドセンター検
    出部を、非接触式の変位センサーを移動させながら所定
    の間隔でアナログデータを検出すると共に、この各アナ
    ログ検出データを制御装置の演算装置に入力する工程。 (b).演算装置に入力した各アナログ検出データ毎に
    差分を演算して算出し、この算出した値とアナログ波形
    の傾き定数との比較を行い、カウント値,トレッドセン
    ター検出部の間隔を考慮した上で、凹状または凸状のト
    レッドセンター検出部の位置を決定する工程。 (c).同様な方法により同様なアナログ波形を算出し
    た場合には、ボトムポイントの大きさを判断資料とする
    工程。 (d).凹状または凸状のトレッドセンター検出部を決
    定したら、トレッドセンター検出部のトータルカウント
    値を制御装置に記憶させ、位置決めポイントのアドレス
    データとして用い、矯正治具を位置決めする工程。
  2. 【請求項2】 前記非接触式の変位センサーとして、光
    電式またはレーザー式距離センサーを用いる請求項1に
    記載のトレッドセンターの検出方法。
  3. 【請求項3】 前記トレッドセンター検出部が、凹状の
    溝または凸状の突起である請求項1に記載のトレッドセ
    ンターの検出方法。
JP7089641A 1995-04-14 1995-04-14 トレッドセンターの検出方法 Pending JPH08281831A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778163A1 (en) * 1995-12-07 1997-06-11 Sumitomo Rubber Industries Limited Pneumatic tyre

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0778163A1 (en) * 1995-12-07 1997-06-11 Sumitomo Rubber Industries Limited Pneumatic tyre
AU705693B2 (en) * 1995-12-07 1999-05-27 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Pneumatic tire

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