JPH08281516A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH08281516A
JPH08281516A JP11357495A JP11357495A JPH08281516A JP H08281516 A JPH08281516 A JP H08281516A JP 11357495 A JP11357495 A JP 11357495A JP 11357495 A JP11357495 A JP 11357495A JP H08281516 A JPH08281516 A JP H08281516A
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discharge
machining
electric discharge
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JP11357495A
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Inventor
Yuji Kaneko
雄二 金子
Kuniharu Yamada
邦治 山田
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Sodick Co Ltd
Original Assignee
Sodick Co Ltd
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パルス単位でインパルス電流を印加できるよ
うにして、電極消耗せず、迅速に加工間隙の状態を回復
させる装置の提供。 【構成】 工具電極14と被加工物16との両極間に、
放電加工用の電圧パルスを、通常電源24から放電回路
28を介して印加した放電加工装置において、検出手段
12の出力に基づいて電極間の放電状態を検出する放電
状態検出手段6と、高電流の出力が可能な高電圧源26
と、これを放電回路側に接続・分離可能とする高電流発
生回路10と、放電状態検出手段が異常放電状態を検出
したことに応答して高電流発生回路を駆動して放電回路
に高電圧源から電流値の高いインパルス電流を印加する
ように制御する電源回路制御手段4とを備える。異常放
電状態が検出されると直ちに電流値の高いインパルス電
流を高電流発生回路を介して供給し、この衝撃力により
加工間隙に滞留する生成物等を吹き飛ばす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電加工装置に係り、
特に、加工間隙に生ずる生成物を迅速に取り除くことが
できる放電加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電加工機は、電極と被加工物(以下ワ
ークという)とを灯油・水等の加工液を介して数ミクロ
ン乃至数10ミクロン(μm)の間隙に対向させ、高い
繰返し数のパルス上の放電電流を発生させることにより
形成される放電痕の累積により加工を行なうものであ
る。パルス状の電流は、略一定の波高値及び時間幅を有
し、且つ、オン状態とオフ状態とを繰返して断続的に流
れている。この加工原理から、パルス状の放電電流は、
ワークの材質・硬度や加工間隙における放電状態等に応
じて最適な状態に制御されている必要があり、この最適
制御により最適な放電加工が可能となる。
【0003】一般に、放電加工機における放電加工電圧
波形は、電極及びワークの状況に応じて種々の波形を有
している。例えば、間隙にガス・タール・カーボン等の
加工液の分解物やチップ等の金属加工粉が相当に多く介
在している場合には、加工の際の集中放電に伴い間隙の
インピーダンスが下がった状態となり、放電時間前の急
激な立ち上がりとその後に続く一定の放電電圧が維持さ
れる第1の波形を呈している。また、集中放電はしてい
るが前記分解物があまりない場合は、比較的良好な立ち
上がりと略安定した電圧レベルでの放電であり、第2の
波形を呈する。更に、放電波形が放電時にLZ(低イン
ピーダンス)レベルとHZ(高インピーダンス)レベル
の間にある場合は安定した放電状態であり、第3及び第
4の波形を呈している。更にまた、前記間隙内に加工分
解物が生成されたか、またはインピーダンスの高い不純
物を介して放電が行なわれた場合には、放電電圧はHZ
(高インピーダンス)レベルにまで達しない第5の波形
を呈することになる。
【0004】この第1乃至第5の波形の具体的な形状
は、後述する図9の波形A乃至Eに略対応しているが、
この電圧の検出レベルは図9に表示のものとは異なって
いるため、形状のみ図9を参考とし得るものである。
尚、斜線部は異常放電領域である。ところで、放電加工
時に電極とワークとの間の極間にガス・タール・カーボ
ン等の加工液の分解物やチップ等の金属加工粉が多く溜
るとアーク等の異常な放電が発生する。そのために従来
にあっては、間隙状態が悪くなったら装置を停止して、
ピン等で分解物を取り除くようにしたり、或いは、異常
放電(アークの前駆現象的放電とアーク放電を含む)が
発生すると、断続的に繰り返し印加される電圧の休止時
間を例えば10倍程度と長くすることが行なわれてい
た。
【0005】上述のように、異常アーク発生時に休止期
間を伸ばすように放電制御を行なうと、放電による生成
物の発生が抑制されてある程度、極間状態が安定化する
が、しかしながら、この場合には加工速度が悪化し、し
かも一度発生した生成物が同一箇所に滞留したり、また
は電極に付着して、極間からの排出が困難になるという
問題点があった。
【0006】このような装置例として本出願人が提案し
た特開平4−304924号公報に示すような技術があ
る。これによれば、加工状態に応じて休止期間を長くし
たり短くしたり制御し、或いはパルス幅を短くしたりす
ることが行なわれているが、上述のように加工速度が劣
化するという問題があった。そこで、本出願人は、上記
した問題点を解決すべく特開平7−1238号公報に示
すような技術を開示した。この技術は、加工状態が悪化
すると、それに応じて休止期間中に単数或いは複数の電
流値の高いインパルス電流を連続的に加工間隙に印加
し、その時の大きな衝撃力により滞留した加工分解物を
吹き飛ばすようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように電流値の
高いインパルスを連続的に加えるようにした結果、確か
に加工分解物の除去は迅速に行なわれるようになって加
工速度もある程度向上できるようになった。しかしなが
ら、上記した装置例にあっては、連続的に印加すべきイ
ンパルスのパルス数は選択することができるものの、複
数のインパルスを加えるべき時に、例えば1発目のイン
パルスにより加工状態が回復したような場合にあっても
残りのインパルスも正常な加工状態であるにもかかわら
ず、加工間隙に印加されてしまい、その結果、工具電極
等の消耗がかなり激しくなってしまうという新たな問題
点が発生した。
【0008】また、他の従来装置として、特開昭60−
108211号公報に示すように、第1のスイッチング
回路(主放電回路)と第2のスイッチング回路とを有
し、第1のスイッチング回路がオンの時、極間が短絡状
態の場合は、第2のスイッチング回路がオンして高ピー
ク電流を重畳させ、また、第1のスイッチング回路がオ
フ状態で非短絡の場合は、第2のスイッチング回路をオ
フとなるようにし、短絡を検出した時は即座に短絡解消
用のパルスを印加するようにした装置も開示されてい
る。
【0009】これによれば、加工速度を損なわず、電極
の消耗も抑制しつつ短絡の解消を図ることができるが、
第2のスイッチング回路を別途必要とし、コスト高を招
来してしまう。本発明は、以上のような問題点に着目
し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本
発明の目的は、パルス単位でインパルス電流を印加でき
るようにすることにより、激しい電極消耗を生ずること
なく、迅速に加工間隙の状態を回復することができる放
電加工装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、工具電極と被加工物との両極間に、放
電加工用の電圧パルスを、通常電源から放電回路を介し
て印加するように構成した放電加工装置において、前記
両極における電圧または/及び電流を検出する電気検出
手段と、この検出手段の出力に基づいて前記電極間の放
電状態を検出する放電状態検出手段と、高電流の出力が
可能な高電圧源と、この高電圧源を前記放電回路側に接
続・分離可能とする高電流発生回路と、前記放電状態検
出手段が異常放電状態を検出したことに応答して前記高
電流発生回路を駆動して前記放電回路に前記高電圧源か
ら電流値の高いインパルス電流を印加するように制御す
る電源回路制御手段とを備えるようにしたものである。
【0011】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、電気検
出手段により検出された電圧や電流に基づいて放電状態
検出手段が異常放電状態であると判断すると、これを受
けて、電源回路制御手段は高電流発生回路を駆動して放
電回路に高電圧源を接続し、通常パルス印加途中にて電
極間に電流値の高いインパルス電流を印加する。そし
て、このインパルス電流の大きな衝撃力によって、加工
間隙に滞留する加工分解物等を吹き飛ばす。従って、放
電加工を行なう通常パルス毎に、インパルス電流を印加
すべきか否かの判断を行なうことになるので、加工間隙
の状態が回復したにもかかわらず、過度にインパルス電
流を印加することもない。
【0012】上記放電回路が、これに流れる電流を変え
るために、重み付け直列回路を含む電流切換回路を有す
る場合には、上記高電流発生回路は、上記重み付け直列
回路として電流切換回路と兼用させることができ、新た
な部材を必要とすることもない。
【0013】
【実施例】以下に、本発明に係る放電加工装置の一実施
例を添付図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る
放電加工装置を示す概略構成図、図2は図1に示す装置
の回路構成図、図3は各重み付け直列回路を示す回路図
である。図4は放電状態検出手段の一部を示す構成図、
図5は図4中の放電検出器を示す構成図である。まず、
図1及び図2に示す各構成部分の機能を説明すると、加
工条件設定部2は、放電加工時のパルス幅、パルス間
幅、波高値、粗加工か仕上げ加工かなどの加工形態、工
具電極や被加工物等の材質等を入力する部分である。電
源回路制御手段4は、例えばマイクロコンピュータ等よ
りなり、制御プログラムに従って、放電状態検出手段6
からの信号を受けて、電流切換手段8や高電流発生回路
10の動作を制御する。
【0014】電気検出手段12は、工具電極14と被加
工物16との間の電圧やこれらの間に流れる電流を検出
するものであり、ここでは印加電圧を測定するために直
列に接続された2つの抵抗器R1、R2よりなる分圧回
路18と電流検出回路20とにより構成される。これら
両者は、工具電極14と被加工物16との間の異常放電
を検出するものであり、図示例のように両者を併用する
ようにしてもよいし、或いは分圧回路18と電流検出回
路20のいずれか一方を設けるようにしてもよい。放電
状態検出手段6は、上記電気検出手段12からの信号に
基づいて異常放電状態であるか否かを判断するものであ
る。これら放電状態検出手段6や電気検出手段12は、
例えば、特開平4−304924号公報等に開示されて
いる公知の手段を用いることができる。
【0015】電流切換手段8は、加工条件等に応じて放
電電流を切換えるものであり、後述するように複数の重
み付け直列回路により、所望の電流値を選択し得るよう
になっている。高電流発生回路10は、本発明の特徴と
する構成要素であり、通常のパルス電圧の印加途中或い
は印加開始時において異常放電状態を検出すると電流値
の高いインパルス電流を出力するものである。尚、この
高電流発生回路10は、上記電流切換手段8と別体とし
て設けてもよいし、この切換手段8に組み込んで兼用で
きるようにしてもよい。兼用する場合には後述する図2
に示すように最も重み付けの大きな直列回路として用い
ることができる。図1においては、構成を明確化させる
ために高電流発生回路10は別構成部品のように記載し
ている。
【0016】切換スイッチ22は、高電流発生回路10
を通常電源24と高電圧源26との間で切り換え接続す
るものであり、高電流発生回路10を電流切換手段8の
一部として用いる時は、通常電源24側に接続し、文字
通り、高電流を発生させるために用いる場合には、高電
圧源26側に接続する。本実施例では、通常電源24と
しては、例えば90ボルトが用いられ、高電圧源26と
しては、300ボルトが用いられる。
【0017】上記構成を図2等も参照して更に詳しく説
明する。図示するように加工用の工具電極14と被加工
物16は僅かな間隙を介して対向配置され、これらに通
常電源24を接続することにより、放電回路28を形成
する。放電回路28に介設される電流切換回路8は、並
列接続された第1〜第4までの4つの重み付け直列回路
30A〜30Dにより構成されており、各直列回路30
A〜30Dは、図3に示すように電流方向を規定するダ
イオード36A〜36Dと、重み付け抵抗器32A〜3
2Dと、トランジスタよりなるスイッチ部34A〜34
Dとの直列回路により構成される。直列回路30A〜3
0Dは、それぞれ図3(A)〜図3(D)に対応する。
重み付け抵抗器32A〜32Dは、その順に従って全体
の抵抗値が順次半分に、すなわち1/2倍ずつになって
いる。例えば、第1の重み付け抵抗器32Aとして30
Ωの抵抗R30を1個用いたとすると、第2の重み付け
抵抗器32Bは抵抗R30を2個並列接続して構成さ
れ、第3の重み付け抵抗器32Cは抵抗R30を4個並
列接続して構成され、第4の重み付け抵抗器32Dは抵
抗R30を8個並列接続して構成される。
【0018】従って、第1〜第4の重み付け直列回路3
0A〜30Dの順で、流れる電流は、1:2:4:8倍
となり、各スイッチ部34A〜34Dのゲート電流を選
択的に流すことにより、16(=24)種類の加工電流
を選択することができるようになっている。また、高電
流発生回路10は、図3(E)に示すように電流方向を
規定するダイオード36Eと、第5の重み付け抵抗器3
2Eと、第5のスイッチ部34Eとの直列接続よりなる
第5の重み付け直列回路30Eとして構成される。この
第5の重み付け抵抗器32Eは、上記した例えば30Ω
の抵抗を16個並列接続して、通常の放電加工時の電流
として第1の重み付け直列回路30Aの16倍の電流を
流し得るようになっている。このスイッチ部34Eの制
御は、電源回路制御回路手段4側からのゲート信号によ
り行なわれる。
【0019】この第5の重み付け直列回路30E、すな
わち高電流発生回路10の電源入力側に接続される切換
スイッチ部22は、これに入力される電源を通常電源2
4(90ボルト)と高電圧源26(300ボルト)との
間で切り換えるものであり、この切り換えは、例えば加
工条件設定部2からの切換信号により行なわれる。例え
ば粗加工のように加工面の粗さをあまり考慮することな
く大きな電流で迅速な加工を行なう場合には、この切換
スイッチ部22を通常電源24側へ接続して、高電流発
生回路10を電流切換手段8の一部として構成し、第5
の重み付け直列回路34Eとしての機能を発揮させる。
【0020】これに対して、仕上げ加工のように加工面
の仕上げ程度を良好にするために加工電流を低く押さえ
て加工を行なう場合には、この切換スイッチ部22を高
電圧源26側へ接続して、異常放電時など必要に応じて
高電流発生回路10より電流値の高いインパルス電流を
流すようになっている。この場合には、この高電流発生
回路10は、電流切換手段8とは区別して制御される。
放電状態検出手段6は、両極間のパルス幅の異常を検出
するパルス幅異常検出部38と、放電電流や放電電圧の
異常を検知する放電電圧・電流異常検出部40とにより
構成される。上記パルス幅異常検出部38には分圧回路
18から分圧電圧が入力されてパルス幅の時間を検知す
るようになっており、また、放電電圧・電流異常検出部
40には上記分圧電圧の他に、放電電流を検出する電流
検出回路20からの検出値を入力して、加工間隙の状態
を判断し得るようになっている。これらの両検出部3
8、40の出力は、アンド回路42にて論理和がとら
れ、その出力を制御手段4へ入力している。
【0021】上記放電電圧・電流異常検出部40は、前
述のように例えば特開平4−304924号公報に開示
されたと同様なものが用いられる。図4は放電電圧・電
流検出部40の構成を示し、図5は放電検出器の構成を
示す。この放電電圧・電流検出部40は、工具電極4と
被加工物16との間の放電状態を検出する放電検出器4
4と、放電開始後にて所定時間経過した時、例えば5μ
sec(マイクロ秒)経過した時と15μsec経過し
た時のチェッククロック時間T5,T15を示すチェッ
ククロック回路46とにより主に構成される。
【0022】放電検出器44は、図5に示すように間隙
電圧VG と基準電圧V1を比較するコンパレータ48を
有し、放電電圧の異常を検出するようになっている。そ
して、この出力を間隙電圧49のD端子へ入力してラッ
チするようになっている。また、この検出器44は、H
Z用ROM50及びLZ用ROM52を有しており、設
定された波高値データに基づいてHZレベル及びLZレ
ベルを読み出し、これをそれぞれA/D変換器54、5
6にて変換し、HZ(高インピーダンス)レベル信号及
びLZ(低インピーダンス)レベル信号を出力するよう
になっている。各レベル信号は、検知された検知電流信
号IS とそれぞれHZコンパレータ58及びLZコンパ
レータ60にて比較されて、その出力はそれぞれHZラ
ッチ回路62及びLZラッチ回路64にてラッチされる
ようになっている。
【0023】各ラッチ回路62、64の出力はオア回路
66によって論理和がとられることになる。また、各ラ
ッチ回路49、62、64は、ゲート信号をインバータ
68により反転することにより形成されるリセット信号
でリセットされるようになっており、また、HZラッチ
回路62及び間隙電圧ラッチ回路49の各C端子にはチ
ェックタイム信号T5が入力され、LZラッチ回路64
のC端子にはチェックタイム信号T15が入力される。
そして、上記オア回路66の出力及び上記間隙電圧ラッ
チ回路49のQ端子の出力は、オア回路51にてその論
理和がとられ、異常検出信号S1を出力する。図2に戻
って電源回路制御手段4は、加工条件設定部2から入力
される前述した各種データに基づいてゲートパルスを発
生させるパルス発生回路70を有し、上記第1から第4
の各重み付け直列回路30A〜30Dに対応するパルス
電流I1 〜I4 を重み付け状態に応じて選択的に或いは
同時に出力するようになっている。各パルス電流I1
4 は、それぞれ第1から第4のアンド回路72A〜7
2Dにて、インバータ74により反転された異常検出信
号との論理積をとるようになっている。従って、第1か
ら第4の各アンド回路72A〜72Dの各出力は、ゲー
ト信号IG1〜IG4として上記対応する第1から第4の重
み付け直列回路の各トランジスタスイッチ部34A〜3
4Dのゲートに接続されている。
【0024】従って、異常放電状態が検出されている間
は、第1から第4の各アンド回路72A〜72Dは、無
意のローレベルとなる。また、パルス発生回路70から
出力される第5のパルス信号I5 は、第5のアンド回路
72Eとセレクタ74のA端子へ入力され、このセレク
タ74のB端子には、放電状態検出手段6から有意の信
号レベルが出力された時に、予め定められたインパルス
幅、例えば500ns(ナノセカンド)を出力するイン
パルス幅発生器76の出力が接続されている。このセレ
クタ74のSEL端子には加工条件設定部2から切換信
号が入力されており、必要に応じてこれを選択して稼働
状態とするようになっている。更に、このセレクタ74
のD出力端子は、バッファ78及び第2の切換スイッチ
部80を介して第5の重み付け直列回路30Eすなわち
高電流発生回路10のトランジスタスイッチ部34Eの
ゲートへ接続されており、バッファ78の出力である第
5のゲート信号によりオンオフ制御される。
【0025】第5のアンド回路72の出力も上記第5の
トランジスタスイッチ部34Eのゲートへ接続されてい
る。そして、この第5のアンド回路72Eの出力側は、
上記第2の切換スイッチ80に接続されており、第5の
アンド回路72Eとインバータ78の出力を選択的にゲ
ート信号IG5として供給するようになっている。この第
2の切換スイッチ部80は、上記電源の切換スイッチ部
22と連動するものであり、インパルス電流を発生させ
ない加工の場合には、第5のアンド回路72E側に接続
し、インパルス電流を発生させる必要のある加工の場
合、例えば仕上げ加工等の場合には、インバータ側へ接
続しておく。尚、図示例における切換スイッチ部22及
び第2の切換スイッチ部80の接続状態は、インパルス
電流を発生する場合の接続状態を示す。
【0026】ここでインパルス電流の発生方法について
説明する。本発明では、例えば500nsという非常に
短い時間に、約50アンペア程度の非常に大きな電流値
のインパルス電流を流すように設計されている。これを
具体的に説明すると図6は高電圧源26を接続した高電
流発生回路10の等価回路であり、符号82は回路中の
インダクタンス成分である。また、図7は、この回路に
電流を流した時の過渡現象を示すグラフである。
【0027】ここで、高電圧源26の電圧VINを300
ボルト、第5の重み付け抵抗器32Aの抵抗Rは30Ω
の抵抗を16個並列接続したことから1.875Ω、間
隙電圧VG を300ボルト、インダクタンス成分82を
2μH(ヘンリー)とすると、時定数τは940nsと
なり、従って、50アンペアまで電流を流すには500
nsの時間を要することになる。従って、高電圧源26
の電圧値や第5の重み付け抵抗器32Aの抵抗値を適宜
選択すれば、インパルス幅t1やその時の電流値を任意
に決定することができる。この場合、高電流を流すイン
パルス幅t1は、非常に僅かな時間なので、第5のトラ
ンジスタスイッチ部34Eの定格電流よりも大きな電流
を瞬間的に流してもこれにダメージを与えることはな
い。
【0028】次に、図8に示す各部の電流電圧波形を示
すタイミングチャートも参照しつつ本発明の動作につい
て説明する。まず、粗加工等のように加工電流として比
較的大きな大電流を用いる場合には、加工間隙に生成物
等の橋絡が生じても加工時の大電流により除去されてし
まう場合が多いので、高電圧発生回路10は電流切換手
段8の一部として用いる。すなわち、加工条件設定部2
にパルス幅、パルス間幅、波高値データ、加工の種別、
例えば粗加工等の種別を入力すると、切換信号により切
換スイッチ部22及び第2の切換スイッチ80がともに
A側に切り換わり、第5の重み付け直列回路30Eは通
常電源24(90V)に接続されて通常の放電加工時の
加工電流の制御素子の一部を担うことになると共にこの
第5のトランジスタスイッチ部34Eのゲートは第5の
アンド回路72Eの出力に接続される。
【0029】従って、この場合には、第1〜第5の重み
付け直列回路30A〜30Eが加工電流の制御に寄与で
きるので、全体で32(=25)段階の電流制御が可能
となる。すなわち、パルス発生回路70から出力される
第1〜第5のパルス信号I1〜I5 を適宜選択して組合
せることにより上記したように32段階の電流値の加工
電流を選択することができる。
【0030】次に、仕上げ加工時のように加工電流をあ
まり必要とはしないが、生成物等の橋絡が生じ易いよう
な加工を行なう場合について説明する。加工条件設定部
2にて、上述のように加工電流をあまり必要としない加
工の種別、例えば仕上げ加工等の種別を入力すると、切
換信号により切換スイッチ22及び第2の切換スイッチ
80がともにB側へ切り換わり、第5の重み付け直列回
路30は高電圧源26(300ボルト)側に接続されて
高電流発生回路10として機能することになり、通常の
正常加工時には使用されずに異常放電状態が検出された
時のみに使用される。また、第5のトランジスタスイッ
チ部34Eのゲートはインバータ78の出力に接続さ
れ、また、このような切り換え動作とともに第5のパル
ス信号I5 を受けるセレクタ74のSEL端子にも有意
の信号レベルが入力されてこれを稼働状態とする。
【0031】この加工では、第1〜第4の重み付け直列
回路30A〜30Dが加工電流の制御に寄与することに
なり、従って、16(=24)段階の電流値を選択する
ことができる。図8において図8(A)のVG は、工具
電極14と被加工物16との間の加工間隙の電圧を示
し、〜までは正常な加工状態の時の電圧波形を示
し、〜までは異常放電時の電圧波形を示す。図8
(B)は電流検出回路20にて検出された加工電流を示
し、図8(C)は第4の重み付け直列回路30Dの第4
のトランジスタスイッチ部34Dのゲートに入力される
ゲート信号IG4を示す。ここでは、第1〜第4のスイッ
チ部34A〜34Dの内、この第4のスイッチ部34D
のゲート信号IG4のみを代表として示すが、他のスイッ
チ部も選択された場合にはそのゲート信号はこのゲート
信号IG4と同期した波形となる。
【0032】図8(D)はパルス発生回路70から、設
定された加工条件に応じて出力されるゲート信号IG
あり、第1〜第5のパルス信号I1 〜I5 も、選択され
た場合にはゲート信号IG と同期してパルス波が出力さ
れる。図8(E)は放電状態検出信号6のオア回路42
から出力される異常検出信号S1を示す。図8(F)は
高電流発生回路10の第5のトランジスタスイッチ部3
4Eのゲートへ入力されるゲート信号IG5を示し、異常
放電状態を検出した時に、例えば500nsのパルス幅
のパルスが立つ。図8(G)は工具電極14と被加工物
16との間に流れる間隙電流IGAP を示し、異常放電状
態を検出したときに50アンペアのインパルス電流が流
れている。
【0033】さて、前述したような各種の加工条件が設
定されると放電回路制御手段4のパルス発生回路70
は、その指令に基づいて所定のインターバルでI1 〜I
4 の内、選択されたパルス信号、例えばI4 を出力す
る。尚、これと同期して第5のパルス信号I5 及びゲー
ト信号IG も同じパルス幅で出力される。上記パルス信
号I4 の出力パルスに応じて第4のスイッチ部34Dは
オン・オフして工具電極14と被加工物16との間に電
圧が印加され、放電加工が行なわれる。正常加工時の間
隙電流IGAP は、図示例においては、例えば8アンペア
程度である。
【0034】この時の加工電流は電流検出回路20にて
検出されて検出電流IS として放電電圧・電流異常検出
部40へ入力され、また、間隙電圧VGAP も分圧回路1
8にて検出されて、これは放電電圧・電流異常検出部4
0及びパルス幅異常検出部38へ入力される。パルス幅
異常検出部38は、図8(A)に示すようい電圧印加後
から放電開始までの待機期間Wの異常を検出するまでの
であり、正常時の波形、例えばは待機期間Wが10μ
s程度であるのに対して異常時の波形は非常に小さい
値となっている。例えば絶縁回復していないことからこ
の待機期間Wが小さすぎると異常検出信号が出力される
ことになる。この待機期間Wの下限値は、加工形態によ
っても異なるが、例えば2μs程度である。
【0035】また、放電電圧・電流異常検出部6は、放
電電圧または放電電流の異常を検出するものであり、こ
こでは、放電開始後の5μs時と15μs時の2ポイン
トで放電電流の異常の存否を判断している。図8(B)
の波形は放電開始後の5μs時において検出電流がL
Z(低インピーダンス)レベルよりも大きい時の異常状
態を示し、波形は生成物により加工間隙の抵抗が増加
して電流がHZ(高インピーダンス)レベルよりも小さ
い時の異常状態を示している。加工電流の正常及び異常
な波形は先に説明した図9において示されており、波形
AがLZレベルを越えて大きくなった時の異常波形を示
し、波形EがHZレベルを越えて小さくなった時の異常
波形を示している。
【0036】このLZ,HZレベルは、図5に示すよう
に加工条件設定時に波高値データを設定すると、これに
対応してHZ用ROM50及びLZ用ROM52からそ
れぞれ読み出されて一義的に決定し、これらのレベル設
定値は各コンパレータ58、60にて検出電流IS と比
較されて、異常の有無が判断される。また、間隙電圧V
GAP も基準電圧V1と比較されて、異常の有無が判断さ
れることになる。
【0037】ここで、上記判断の結果、異常放電状態で
あると判断されると加工用のパルス放電中にかかわらず
電流値の高いインパルス電流IIM(図8(G)参照)を
印加して加工間隙間に滞留する生成物等を衝撃により除
去することになる。すなわち、異常放電状態が検出され
るとオア回路42の出力である異常検出信号S1(図8
(E))のパルスが立ち、この出力パルスはインバータ
74で反転されてローレベルとなって第1から第4のア
ンド回路72A〜72Dへ入力し、第1〜第4の各ゲー
ト信号(図8においてIG4)のパルスが立たないように
し、或いは異常検出信号S1の立ち上がりに応答して、
ゲート信号IG4を立ち下げている。すなわち、この操作
により電流切換手段8側から加工電流が流れないように
している。また、異常検出信号S1の立ち上がりに応答
して、インパルス幅発生器76からはパルス幅が500
ns程度と非常にパルス幅が小さい短パルスが発生し、
この短パルスは稼働状態になっているセレクタ74に入
力されて同じ短パルスの第5のゲート信号IG5(図8
(F))をD端子より出力する。
【0038】そして、この第5のゲート信号IG5はバッ
ファ78を介して高電流の発生回路10、すなわち第5
の重み付け直列回路30Eのトランジスタスイッチ部3
4Eに入力されてこれを500ナノセカンドの間だけオ
ンにし、高電圧源24から例えば50Aのインパルス電
流IIMを流して加工間隙の滞留物を吹き飛ばすようにす
る。尚、パルス発生回路70からゲート信号IG が出力
されると、このパルスの立ち上がりに応答して上記放電
状態検出手段6はリセットがかけられ、異常検出信号S
1も立ち下がることになる。
【0039】このように加工電流や加工電圧、或いは電
圧印加後から放電が開始するまでの待機期間の長さなど
の異常により異常放電状態が検出されると、直ちに通常
の加工用パルスの印加が停止されると同時に、電流値の
高い例えば80Aのインパルス電圧IIMが引き続いて一
発のみ印加され、この衝撃力により加工間隙に滞留して
いた加工屑や生成物が効率的に吹き飛ばされてしまい、
橋絡等が発生してもこれを効果的に排除することができ
る。特に、ゲート信号IG (図8(C))の1パルス毎
にインパルス電流を印加すべきか否かを判断しているの
で、先に説明した従来装置のようにパルス休止期間を長
くしたり、或いは加工間隙の状態が回復しているにもか
かわらず、余分なインパルス電圧を印加する必要もな
く、加工速度を向上できるのみならず、工具電極の余分
な消耗もなくすことが可能となる。
【0040】また、高電流発生回路10を電流切換手段
8の一部、例えば第5の重み付け直流回路30Eとして
切り換え使用可能とした場合には、別途、高電圧発生用
の特別の回路を新たに設ける必要がない。更に、高い電
流値のインパルス電流を発生させるためには、図6及び
図7にて説明したように過度現象を利用し、且つトラン
ジスタスイッチ部の最大定格電流に立ち上がるよりも少
ない電流の過渡期間内にオフするようにしたので、素子
にダメージを与えることなく簡単な構成でインパルス電
流を発生させることができる。
【0041】尚、上記実施例では、電流切換手段8は5
つの重み付け直列回路を有し、そして、最も重み付けの
大きな第5の重み付け直列回路を高電流発生回路と兼用
するようにしたが、直列回路数はこれに限定されないの
は勿論である。更には、本実施例では、高電圧源26を
300Vに設定したが、この値に限定されず、これはイ
ンパルス電流を流す回路定数とインパルス電流の電流値
とインパルス電流のパルス幅等を勘案して適宜決定され
る。また、本実施例では、異常放電状態を検出する手法
として、待機期間、放電電圧、放電電流の異常を検出し
て異常放電を検知するようにしたが、これに限定され
ず、これら3要素の内、いずれか1つ或いは2つのみを
検出して異常放電であるか否かを決定するようにしても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放電加工
装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮するこ
とができる。放電加工用のパルス電圧の印加途中におい
て異常放電状態を検出すると、高電流発生回路により直
ちにインパルス電流を印加して加工間隙に滞留する生成
物等をその衝撃力により迅速に且つ効率的に排除するこ
とができる。
【0043】従って、放電加工用のパルス単位でインパ
ルス電流を印加するか否かの判断を行なうことができる
ので、休止期間が長くなったり、不必要なインパルス電
流を加えることができなくなり、加工効率を更に向上さ
せることができるのみならず、不必要に工具電極を消耗
させることも防止することができる。更に、高電流発生
回路を電流切換手段の一部として兼用するようにした場
合には、新たな構成部品をあまり必要とせずに、本発明
装置を実施することができ、コスト削減に寄与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放電加工装置を示す概略構成図で
ある。
【図2】図1に示す装置の回路構成図である。
【図3】各重み付け直列回路を示す回路図である。
【図4】放電状態検出手段の一部を示す構成図である。
【図5】図4中の放電検出器を示す構成図である。
【図6】高電圧源を接続した高電流発生回路の等価回路
を示す図である。
【図7】図6に示す回路に電流を流した時の過度現象を
示すグラフである。
【図8】図2中の各部の電流・電圧波形を示すタイミン
グチャートである。
【図9】正常放電時と異常放電時の放電電流の波形を示
すグラフである。
【符号の説明】
2 加工条件設定部 4 電源回路制御手段 6 放電状態検出手段 8 電流切換手段 10 高電流発生回路 12 電気検出手段 14 工具電極 16 被加工物 18 分圧回路 20 電流検出回路 22 切換スイッチ部 24 通常電源 26 高電圧源 28 放電回路 30A〜30E 重み付け直列回路 38 パルス幅異常検出部 40 放電電圧・電流異常検出部 74 セレクタ 76 インパルス幅発生器 82 第2の切換スイッチ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具電極と被加工物との両極間に、放電
    加工用の電圧パルスを、通常電源から放電回路を介して
    印加するように構成した放電加工装置において、前記両
    極における電圧または/及び電流を検出する電気検出手
    段と、この検出手段の出力に基づいて前記電極間の放電
    状態を検出する放電状態検出手段と、高電流の出力が可
    能な高電圧源と、この高電圧源を前記放電回路側に接続
    ・分離可能とする高電流発生回路と、前記放電状態検出
    手段が異常放電状態を検出したことに応答して前記高電
    流発生回路を駆動して前記放電回路に前記高電圧源から
    電流値の高いインパルス電流を印加するように制御する
    電源回路制御手段とを備えたことを特徴とする放電加工
    装置。
  2. 【請求項2】 前記放電回路は、これに流れる電流を異
    ならせることが可能な電流切換手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の放電加工装置。
  3. 【請求項3】 前記電流切換手段は、重み付け抵抗器と
    スイッチ部よりなる重み付け直列回路を複数個並列に接
    続することにより構成されることを特徴とする請求項2
    記載の放電加工装置。
  4. 【請求項4】 前記高電流発生回路は、重み付け直列回
    路として前記電流切換手段内に組み込まれており、前記
    放電回路は前記高電圧源と前記通常電源との間で前記高
    電流発生回路の接続を切換える切換スイッチ部を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の放電加工装置。
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Cited By (4)

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