JPH08281017A - 密閉型濾過機 - Google Patents

密閉型濾過機

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JPH08281017A
JPH08281017A JP7110269A JP11026995A JPH08281017A JP H08281017 A JPH08281017 A JP H08281017A JP 7110269 A JP7110269 A JP 7110269A JP 11026995 A JP11026995 A JP 11026995A JP H08281017 A JPH08281017 A JP H08281017A
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利夫 萩原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】作業時間を短縮し、また洗浄が容易且つ完全に
行うことができ、多品種少量製品の処理においても、生
産性を高く維持することができ、また設備費が低廉な密
閉型濾過機を提供する。 【構成】ケ−シング上蓋と、ケ−シング下蓋とで濾過室
を形成し、濾過室内に濾過材を水平全面に張設した濾過
ケ−シングと、底板の上に濾過ケ−シングを積み重ねて
濾過ケ−シングの下方に加圧空気室を形成し、積み重ね
た全体の端部を環状のクランプで挟み、加圧空気室に加
圧空気を供給して一体化した濾過機本体と、クランプに
係着しクランプを水平方向に回動するクランプ回動装置
及びケ−シング上蓋に係着しケ−シング上蓋を濾過機本
体から離脱開閉する上蓋開閉装置とを付設したことを特
徴とする密閉型濾過機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は濾過ケ−シング内に平坦
な濾過材を水平に保持し、加圧または減圧により下向流
で濾過を行う密閉型濾過機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化学工場や食品工場等での多品種
少量の製品や有毒物質及び衛生的取扱製品等における固
液混合物を濾過操作により固液分離するのに、ヌッチェ
型またはベッセル型等と称呼される密閉型濾過機が広く
使用されている。
【0003】上記従来の一般的な密閉濾過機は、原液供
給口及びブロ−空気供給口を具備した鏡板状のケ−シン
グ上蓋と、原液排出口及びブロ−空気排出口を具備した
板状のケ−シング下蓋とを積み重ねて濾過室を形成し、
濾過室内に濾過材を水平に張設して上部原液室及び下部
濾液室を形成した濾過ケ−シングを油圧シリンダやエア
シリンダで加圧して締着またはクランプやボルト等で締
着して一体化し、加圧または減圧により下向流で濾過操
作を行う濾過機である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】密閉型濾過機において
は、一定量濾過処理した後や他の製品の濾過処理への切
り換えまたは濾過速度が設定量以下になった場合等に、
濾過ケ−シングを開放してケ−キの排出、濾過材の取替
え及び洗浄等が行われるが、従来の密閉型濾過機におい
て、濾過ケ−シングを油圧シリンダやエアシリンダで加
圧して一体化した濾過機においては、装置の構成上大規
模な設備となり、設備費が嵩む問題がある。
【0005】また濾過ケ−シングをクランプやボルト等
で一体化する濾過機においては、人的作業により締着及
び開放しているが、ケ−シング上蓋等は重量物であるた
め、人的作業では手数や作業時間が掛かると共に危険性
も伴い、またケ−シング上蓋は鏡板状であるため、内面
の洗浄においては人が下に潜って作業する必要があり、
作業者への負担が重くなると共に、洗浄も不完全となる
等の問題がある。
【0006】従って、特に多品種少量製品を処理する場
合には、開閉頻度が多くなるため、上記の密閉型濾過機
にあっては、より一層労力や時間が掛かり、また洗浄不
完全による製品の不良等により、生産性が低くなるた
め、本発明では、濾過ケ−シングの締着及びケ−シング
上蓋の開放を自動化して人的作業によらない構造とする
と共に、確実に締着できる構造として、作業時間を短縮
し、また洗浄が容易且つ完全に行うことができ、多品種
少量製品の処理においても、生産性を高く維持すること
ができ、また設備費が低廉な密閉型濾過機を提供する目
的で成されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、請求項1においては、ケ−シング内に平坦な濾過
材を水平に保持し、加圧または減圧により下向流で濾過
を行う密閉型濾過機において、原液供給口及びブロ−空
気供給口を具備し、円周方向に一定ピッチの切欠きを刻
設した環状のフランジを下端周部に外向きに突設した鏡
板状のケ−シング上蓋と、濾液排出口及びブロ−空気排
出口を具備し、上面端部に環状の凸条を設けた板状のケ
−シング下蓋とを積み重ねて濾過室を形成し、濾過室内
に濾過材を水平全面に張設して上部原液室及び下部濾液
室を形成した濾過ケ−シングと、加圧空気供給口を具備
し上面端部に環状の凸条を設け、架台上に固定載置した
板状の底板の上に濾過ケ−シングを積み重ねて濾過ケ−
シングの下方に加圧空気室を形成し、積み重ねた全体の
端部を縦断面がコ字状で上側凸条に上記フランジのピッ
チと同一ピッチの切欠きを刻設した環状のクランプで上
下に若干の間隙を持って挟み、加圧空気室に加圧空気を
供給することにより締着して一体化した濾過機本体と、
クランプに係着しクランプを水平方向に回動するクラン
プ回動装置及びケ−シング上蓋に係着しケ−シング上蓋
を濾過機本体から離脱開閉する上蓋開閉装置とを付設し
たことを特徴とする密閉型濾過機である。
【0008】また請求項2においては、加圧空気室内に
可撓性のシ−ル膜材を水平全面に張設し、ケ−シング下
蓋の下面端部に環状の凹部を刻設し、凹部に嵌合する環
状の挟着環と底板の環状凸条とで可撓性のシ−ル膜材の
端部を挟着したことを特徴とする上記請求項1に記載の
密閉型濾過機である。
【0009】
【作用】鏡板状のケ−シング上蓋(以下単に上蓋とい
う。)と、板状のケ−シング下蓋(以下単に下蓋とい
う。)とを積み重ねて濾過室を形成し、また濾過室内に
濾過材を水平全面に張設して上部原液室及び下部濾液室
を形成して濾過ケ−シング(以下単にケ−シングとい
う。)とする。
【0010】ケ−シングを、架台上に固定載置した板状
の底板の上に積み重ねてケ−シングの下方に加圧空気室
を形成し、上記夫々を積み重ねた全体の端部を、環状の
クランプでクランプの上側凸条に刻設した切欠きと、フ
ランジに刻設した切欠きとのピッチを合わせて若干の間
隙を持って挟み、加圧空気室に加圧空気を供給すること
により下蓋を上昇させ、締着して一体化し濾過機本体を
組み立てる。
【0011】濾過機本体に、クランプに係着されクラン
プを水平方向に回動するクランプ回動装置及び上蓋に係
着され上蓋を濾過機本体から離脱開閉する上蓋開閉装置
とを付設し、更に各種配管を接続して密閉型濾過機を据
え付ける。
【0012】上記において、加圧空気室のシ−ルを確実
にするためには、加圧空気室内に可撓性のシ−ル膜材を
底板上面の全面を覆って水平に張設し、下蓋の下面端部
に環状の凹部を刻設し、凹部に嵌合する環状の挟着環と
底板の環状凸条とで可撓性のシ−ル膜材の端部を挟着
し、周方向に適宜な間隔で六角穴付ボルト等を用いて締
着固定するのが好ましい。
【0013】また上記濾過材としては、濾紙、濾布また
は金網等通常の濾過に用いられる濾過材でよく、濾過材
の下方に格子状、多孔板または金網等の支持部材を設け
るのが好ましく、更に、加圧空気室シ−ル用の可撓性の
シ−ル膜材としては、合成ゴム膜や合成樹脂膜が用いら
れるが、シ−ル性や耐久性等から合成ゴム膜を用いるの
が好ましい。
【0014】上記は密閉型濾過機を据え付ける際の手順
について述べたが、その順序は上記には限定されず、ま
た据え付け後の上蓋の開閉操作は次の通り行われる。
【0015】一定量濾過処理した後や他の製品の濾過処
理への切り換えまたは濾過速度が設定量以下になった場
合等におけるケ−シングの開放は、クランプ回動装置を
作動してクランプを水平に移動させ、クランプの上側凸
条に刻設した切欠きと、フランジに刻設した切欠きとを
一ピッチずらせて相互の凸条と切欠きとを合わせる。
【0016】次に、上蓋開閉装置を作動し上蓋を上に持
ち上げたのち、水平方向に移動させて保持し、ケ−キの
排出、濾過材の取替え及び洗浄等が行われるが、上蓋の
内面を確実に洗浄するためには、上蓋を90°位相をず
らせて横向きに保持するのが好ましい。
【0017】またケ−シングの閉鎖は、上蓋開閉装置を
作動し上蓋を水平方向に移動させて濾過機本体の上方に
位置させたのち、濾過材上に下げて覆蓋し、クランプ回
動装置を作動してクランプを水平に移動させ、クランプ
の上側凸条に刻設した切欠きと、フランジに刻設した切
欠きとのピッチを合わせて相互の凸条を重ねる。
【0018】濾過機本体の夫々を積み重ねたのち、加圧
空気室に加圧空気を供給することにより下蓋を上昇させ
て締着し、一体化することにより濾過機本体を組み立て
濾過操作が開始される。
【0019】上記の通り、本発明の密閉型濾過機にあっ
ては、ケ−シングの締着及び上蓋の開放を人的作業によ
らない構造としているため、作業時間を短縮でき、また
洗浄を容易且つ完全に行うことができ、多品種少量製品
の処理においても、生産性を高く維持することができ
る。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例である密閉型濾過機の要
部縦断面図、図2は図1の周端部の部分拡大図、図3は
図1の平面図、図4は図1の作動説明図である。
【0021】1は原液供給口15及びブロ−空気供給口
16を具備し、円周方向に一定ピッチの切欠きを刻設し
た環状のフランジ14を下端周部に外向きに突設した鏡
板状の上蓋5と、濾液排出口17及びブロ−空気排出口
18を具備し、上面端部に環状の凸条を設けた板状の下
蓋6とを積み重ねて濾過室10を形成し、濾過室10内
に濾過材7を水平全面に張設して上部原液室11及び下
部濾液室12を形成したケ−シング2と、ケ−シング2
を、加圧空気供給口19を具備し上面端部に環状の凸条
を設け、架台23上に固定載置した板状の底板8の上に
積み重ねてケ−シング2の下方に加圧空気室13を形成
し、積み重ねた全体の端部を縦断面がコ字状で上側凸条
に上記フランジ14のピッチと同一ピッチの切欠きを刻
設した環状のクランプ9で上下に若干の間隙を持って挟
み、加圧空気室13に加圧空気を供給することにより下
蓋6を上昇させてケ−シングを締着し、一体化した濾過
機本体である。
【0022】上記濾過材7としては、濾紙、濾布または
金網等通常の濾過に用いられる濾過材でよく、濾過材7
の下方に格子状、多孔板または金網等の支持部材20を
設けるのが好ましい。
【0023】また加圧空気室13のシ−ルを確実にする
ためには、加圧空気室13内に可撓性のシ−ル膜材21
を底板8上面の全面を覆って水平に張設し、下蓋6の下
面端部に環状の凹部を刻設し、凹部に嵌合する環状の挟
着環22を設け、挟着環22と底板8の環状凸条とでシ
−ル膜材21の端部を挟着し、周方向に適宜な間隔で六
角穴付ボルト等を用いて締着固定するのが好ましい。
【0024】尚、加圧空気室13のシ−ル用のシ−ル膜
材21としては、合成ゴム膜や合成樹脂膜が用いられる
が、シ−ル性や耐久性等から合成ゴム膜を用いるのが好
ましい。
【0025】3はクランプ9に係着されクランプ9を水
平方向に回動するクランプ回動装置3であり、4は上蓋
5に係着され上蓋5を濾過機本体1から離脱開閉する上
蓋開閉装置である。
【0026】クランプ回動装置3は、架台23から突設
された支持部材31により水平に支持された回動用エア
シリンダ32のピストンロッド33がクランプ9の側部
に係着部材34を介して係着し、回動用エアシリンダ3
2の作動により、クランプ9を水平方向に回動するよう
に形成されているが、クランプ9の下端側部に接してク
ランプ9の回動を案内するカムフロア24を架台23か
ら突設した複数のクランプサポ−ト26に設けるのが好
ましい。
【0027】上蓋開閉装置4は、架台23に立設された
管状ポスト41と、管状ポスト41上部に回動自在に支
持され側部に水平ロッド42を突設した垂直ロッド43
と、垂直ロッド43を回動するロ−タリアクチェ−タ4
4と、垂直ロッド43の頂部に水平に係着された反転用
エアシリンダ45及びピストンロッド48が上蓋5の中
心位置に係着し、上蓋5に係着したスライドシフタ25
により支持された昇降用エアシリンダ47と、上記反転
用エアシリンダ45のピストンロッド46と昇降用エア
シリンダ47とを水平ロッド42の先端を支点としたリ
ンク機構49で接続して形成されている。
【0028】次に、上記構成の密閉型濾過機を据え付け
る手順について記述する。架台23上に固定載置した板
状の底板8の上にシ−ル膜材21を底板8上面の全面を
覆って水平に張設し、下蓋6の下面端部に刻設した環状
の凹部に嵌合する環状の挟着環22及び下蓋6を積み重
ねて加圧空気室13を形成する。
【0029】下蓋6の上に濾過材7及び支持部材20を
下蓋6上面の全面を覆って水平に張設したのち、鏡板状
の上蓋5を積み重ねて濾過室10内に上部原液室11及
び下部濾液室12を形成してケ−シング2とする。
【0030】上記夫々を積層した後の積み重ねた全体の
端部を、環状のクランプ9でクランプ9の上側凸条に刻
設した切欠きと、フランジ14に刻設した切欠きとピッ
チを合わせて上下に若干の間隙を持って挟み、加圧空気
室13に加圧空気を供給することにより締着して一体化
し濾過機本体1を組み立てる。
【0031】次に濾過機本体1にクランプ回動装置3及
び上蓋開閉装置4とを夫々付設し、更に各種配管を接続
して密閉型濾過機の据え付けが完了するが、その順序は
上記には限定されず、また据え付け後の上蓋5の開閉操
作は次の通り行われる。
【0032】一定量濾過処理した後や他の製品の濾過処
理への切り換えまたは濾過速度が設定量以下になった場
合等におけるケ−シング2の開放は、クランプ回動装置
3の回動用エアシリンダ32を作動してピストンロッド
33を伸ばすことにより、クランプ9をカムフロア24
で案内して水平方向に回動し、クランプ9の上側凸条に
刻設した切欠きと、フランジ14に刻設した切欠きとを
一ピッチずらせて相互の凸条と切欠きとを合わせる。
【0033】次に、上蓋開閉装置4の昇降用エアシリン
ダ47を作動してピストンロッド48を縮めることによ
り、スライドシフタ25に沿って上蓋を持ち上げて、ク
ランプ9から離脱させたのち、ロ−タリアクチェ−タ4
4を作動して垂直ロッド43を回動し、上蓋5を180
°水平に移動させ、反転用エアシリンダ45のピストン
ロッド46を縮めることによりリンク機構49の作用で
上蓋を90°位相をずらせて横向きに保持し、ケ−キの
排出、濾過材の取替え及び洗浄操作が行われる。
【0034】またケ−シング2の閉鎖は、上蓋開閉装置
4の反転用エアシリンダ45を作動してピストンロッド
46を伸ばし、上蓋を90°位相をずらせて水平に保持
したのち、ロ−タリアクチェ−タ44を作動して垂直ロ
ッド43を回動し、上蓋5を180°水平に移動させ、
濾過機本体1の上方に位置させたのち、昇降用エアシリ
ンダ47を作動してピストンロッド48を伸ばし濾過材
7上に下げて覆蓋する。
【0035】更に、クランプ回動装置3の回動用エアシ
リンダ32を作動してピストンロッド33を縮めること
により、クランプ9をカムフロア24で案内して水平方
向に回動し、クランプ9の上側凸条に刻設した切欠き
と、フランジ14に刻設した切欠きとのピッチを合わせ
て相互の凸条を重ねる。
【0036】濾過機本体1の夫々を積み重ねたのち加圧
空気室13に加圧空気を供給することにより締着して一
体化し濾過機本体1を組み立て、濾過操作が行われる。
【0037】次に上記組み立てられた密閉濾過機による
濾過操作について述べる。まず、化学工場や食品工場等
の固液混合物である原液を原液供給口15から上部原液
室11に供給し、原液側の加圧または濾液側の減圧によ
り下向流で濾過材7を透過させて濾過処理し、濾液は下
部濾液室12の濾液排出口17から排出する。
【0038】一定量濾過処理した後や他の製品の濾過処
理への切り換えまたは濾過速度が設定量以下になった場
合に、ブロ−空気供給口16からブロ−空気を上部原液
室11に供給し、濾過材7上の固形分ケ−キを脱水し、
ブロ−空気はブロ−空気排出口18から排出し、一定時
間ブロ−操作が行われたのち、ケ−シング2の開放がお
こなわれる。
【0039】
【発明の効果】本発明の密閉型濾過機にあっては、設備
費が低廉で、ケ−シングの締着及び上蓋の開放を自動化
して人的作業によらない構造とすると共に、確実に締着
できる構造としているため、作業時間を短縮でき、また
洗浄が容易且つ完全に行うことができ、多品種少量の製
品を処理においても、生産性を高く維持することがで
き、更に空気圧による可撓性のシ−ル膜材の膨張力によ
り締着する構成の濾過機においては、ケ−シングの締着
が更に容易且つ確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である密閉型濾過機の要部縦
断面図
【図2】図1の周端部の部分拡大図
【図3】図1の平面図
【図4】図1の作動説明図
【符号の説明】
1:濾過機本体 2:濾過ケ−シング 3:クランプ回動装置 4:上蓋開閉装置 5:ケ−シング上蓋 6:ケ−シング下蓋 7:濾過材 8:底板 9:クランプ 10:濾過室 11:上部原液室 12:下部濾液室 13:加圧空気室 14:フランジ 15:原液供給口 16:ブロ−空気供給口 17:濾液排出口 18:ブロ−空気排出口 19:加圧空気供給口 20:支持部材 21:シ−ル膜材 22:挟着環 23:架台 24:カムフロア 25:スライドシフタ 26:クランプサポ−ト 31:支持部材 32:回動用エアシリンダ 33:ピストンロッド 34:係着部材 41:管状ポスト 42:水平ロッド 43:垂直ロッド 44:ロ−タリアクチェ−タ 45:反転用エアシリンダ 46:ピストンロッド 47:昇降用エアシリンダ 48:ピストンロッド 49:リンク機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケ−シング内に平坦な濾過材を水平に保持
    し、加圧または減圧により下向流で濾過を行う密閉型濾
    過機において、原液供給口及びブロ−空気供給口を具備
    し、円周方向に一定ピッチの切欠きを刻設した環状のフ
    ランジを下端周部に外向きに突設した鏡板状のケ−シン
    グ上蓋と、濾液排出口及びブロ−空気排出口を具備し、
    上面端部に環状の凸条を設けた板状のケ−シング下蓋と
    を積み重ねて濾過室を形成し、濾過室内に濾過材を水平
    全面に張設して上部原液室及び下部濾液室を形成した濾
    過ケ−シングと、加圧空気供給口を具備し上面端部に環
    状の凸条を設け、架台上に固定載置した板状の底板の上
    に濾過ケ−シングを積み重ねて濾過ケ−シングの下方に
    加圧空気室を形成し、積み重ねた全体の端部を縦断面が
    コ字状で上側凸条に上記フランジのピッチと同一ピッチ
    の切欠きを刻設した環状のクランプで上下に若干の間隙
    を持って挟み、加圧空気室に加圧空気を供給することに
    より締着して一体化した濾過機本体と、クランプに係着
    しクランプを水平方向に回動するクランプ回動装置及び
    ケ−シング上蓋に係着しケ−シング上蓋を濾過機本体か
    ら離脱開閉する上蓋開閉装置とを付設したことを特徴と
    する密閉型濾過機。
  2. 【請求項2】加圧空気室内に可撓性のシ−ル膜材を水平
    全面に張設し、ケ−シング下蓋の下面端部に環状の凹部
    を刻設し、凹部に嵌合する環状の挟着環と底板の環状凸
    条とで可撓性のシ−ル膜材の端部を挟着したことを特徴
    とする請求項1記載の密閉型濾過機。
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