JPH08280628A - 視線検出機能を備えた電子機器 - Google Patents
視線検出機能を備えた電子機器Info
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- JPH08280628A JPH08280628A JP7095199A JP9519995A JPH08280628A JP H08280628 A JPH08280628 A JP H08280628A JP 7095199 A JP7095199 A JP 7095199A JP 9519995 A JP9519995 A JP 9519995A JP H08280628 A JPH08280628 A JP H08280628A
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 視線スイッチ等により所定の機能を実行中
に、注視点と指標の中心座標から注視点検出誤差を検出
して補正可能とした視線検出機能を備えた電子機器を提
供することにある。 【構成】 画面内における操作者の注視点を検出する注
視点検出手段と、注視点検出手段によって指標を注視し
ていることが検出されたとき指標に対応する所定の機能
を実行する機能実行手段と、機能実行手段によって機能
が実行されているときに注視点検出手段によって検出さ
れた注視点位置情報と、指標の中心部位置とのずれ量を
検出して補正値を演算し、その補正値に基づいて前記注
視点検出手段の出力を補正する補正手段とを備えたビデ
オカメラ。
に、注視点と指標の中心座標から注視点検出誤差を検出
して補正可能とした視線検出機能を備えた電子機器を提
供することにある。 【構成】 画面内における操作者の注視点を検出する注
視点検出手段と、注視点検出手段によって指標を注視し
ていることが検出されたとき指標に対応する所定の機能
を実行する機能実行手段と、機能実行手段によって機能
が実行されているときに注視点検出手段によって検出さ
れた注視点位置情報と、指標の中心部位置とのずれ量を
検出して補正値を演算し、その補正値に基づいて前記注
視点検出手段の出力を補正する補正手段とを備えたビデ
オカメラ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視線検出機能を備えた
ビデオカメラ等の映像機器に関するものである。
ビデオカメラ等の映像機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラ等の映像機器の多機
能化の一環として、画面上に表示されたマーク、指標等
を注視することにより、その指標に対応づけられた機能
を実行する所謂視線検出機能が取り入れられている。
能化の一環として、画面上に表示されたマーク、指標等
を注視することにより、その指標に対応づけられた機能
を実行する所謂視線検出機能が取り入れられている。
【0003】この視線検出機能によれば、操作者がファ
インダ−画面内の指標を見るだけでよいので、撮影動作
を中断したり、カメラから手を移動させる必要がないの
で、手ぶれ当の防止にもなる等、多くの効果を有してい
る。
インダ−画面内の指標を見るだけでよいので、撮影動作
を中断したり、カメラから手を移動させる必要がないの
で、手ぶれ当の防止にもなる等、多くの効果を有してい
る。
【0004】この種の技術に関して、例を上げると、例
えば本出願人による特願平4−202号公報により、ビ
デオカメラのファインダ−画面内にズーム、フェード等
に機能に対応づけられた指標を表示し、その指標を注視
することによって、その指標に対応づけられたズーム、
フェード等の機能を選択し、実行させるようにしたビデ
オカメラを提案している。
えば本出願人による特願平4−202号公報により、ビ
デオカメラのファインダ−画面内にズーム、フェード等
に機能に対応づけられた指標を表示し、その指標を注視
することによって、その指標に対応づけられたズーム、
フェード等の機能を選択し、実行させるようにしたビデ
オカメラを提案している。
【0005】
【発明の解決しようとする問題点】しかしながら、視線
を検出する際、眼球の光軸と視軸のずれ量や、眼球の大
きさは個人差があるので、撮影者が注視したファインダ
−上の指標の座標と、視線検出手段によって実際に検出
された注視点座標との間には、検出誤差によるずれが生
じ、指標を見ていないのに見ているように判断したり、
指標を見ているのに見ていないと判断してしまうという
問題点を有している。
を検出する際、眼球の光軸と視軸のずれ量や、眼球の大
きさは個人差があるので、撮影者が注視したファインダ
−上の指標の座標と、視線検出手段によって実際に検出
された注視点座標との間には、検出誤差によるずれが生
じ、指標を見ていないのに見ているように判断したり、
指標を見ているのに見ていないと判断してしまうという
問題点を有している。
【0006】そこで視線検出機能を備えた装置では、装
置の視線検出機能実行前に、画面に特別なマークを表示
し、そのマークを注視したときの撮影者の注視点位置を
検出して上記のずれを検出し、これを補正する所謂キャ
リブレーション動作を行うようにした装置が提案されて
いるが、1回のキャリブレーション動作では、そのとき
の動作条件によって誤差を生じるため、必ずしも高精度
の補正動作を行うことができない上に、装置を動作状態
にした後は、キャリブレーション動作を行うことはでき
ず、視線検出動作に誤動作を生じてもこれを補償するこ
とができず、信頼性、操作性、視線の検出精度の点でい
まだ問題点を有しているものであった。
置の視線検出機能実行前に、画面に特別なマークを表示
し、そのマークを注視したときの撮影者の注視点位置を
検出して上記のずれを検出し、これを補正する所謂キャ
リブレーション動作を行うようにした装置が提案されて
いるが、1回のキャリブレーション動作では、そのとき
の動作条件によって誤差を生じるため、必ずしも高精度
の補正動作を行うことができない上に、装置を動作状態
にした後は、キャリブレーション動作を行うことはでき
ず、視線検出動作に誤動作を生じてもこれを補償するこ
とができず、信頼性、操作性、視線の検出精度の点でい
まだ問題点を有しているものであった。
【0007】そこで、本発明の課題は、通常の視線検出
機能で用いる指標を注視することによって、視線検出誤
差すなわち注視している座標と、実際に検出された注視
点座標との間のずれ量を補正し得るようにした視線検出
機能を備えた電子機器を提供することにある。
機能で用いる指標を注視することによって、視線検出誤
差すなわち注視している座標と、実際に検出された注視
点座標との間のずれ量を補正し得るようにした視線検出
機能を備えた電子機器を提供することにある。
【0008】またキャリブレーション動作時でなく、通
常の視線検出機能を実行しているときに前記ずれ量を検
出し、これを補正可能とした視線検出機能を備えた電子
機器を提供することにある。
常の視線検出機能を実行しているときに前記ずれ量を検
出し、これを補正可能とした視線検出機能を備えた電子
機器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本願における請求項1に記載の発明によれば、画
面内に指標を表示する表示手段と、前記画面内における
操作者の注視点を検出する注視点検出手段と、前記注視
点検出手段によって前記指標を注視していることが検出
されたとき前記指標に対応する所定の機能を実行する機
能実行手段と、前記注視点検出手段によって検出された
前記注視点位置情報と、前記指標の中心部位置とのずれ
量を検出して補正値を演算し、該補正値に基づいて前記
注視点検出手段の出力を補正する補正手段とを備えた構
成とする。
めに、本願における請求項1に記載の発明によれば、画
面内に指標を表示する表示手段と、前記画面内における
操作者の注視点を検出する注視点検出手段と、前記注視
点検出手段によって前記指標を注視していることが検出
されたとき前記指標に対応する所定の機能を実行する機
能実行手段と、前記注視点検出手段によって検出された
前記注視点位置情報と、前記指標の中心部位置とのずれ
量を検出して補正値を演算し、該補正値に基づいて前記
注視点検出手段の出力を補正する補正手段とを備えた構
成とする。
【0010】また本願における請求項2に記載の発明に
よれば、請求項1において、前記補正手段を、前記機能
実行手段によって前記機能が実行されるているときに前
記注視点検出手段によって検出された注視点位置情報に
基づいて前記補正値を演算するように構成する。
よれば、請求項1において、前記補正手段を、前記機能
実行手段によって前記機能が実行されるているときに前
記注視点検出手段によって検出された注視点位置情報に
基づいて前記補正値を演算するように構成する。
【0011】また本願における請求項3に記載の発明に
よれば、請求項1において、前記補正手段を、前記指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときに前記補正値を演算し、前記補正を行うよう
に構成する。
よれば、請求項1において、前記補正手段を、前記指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときに前記補正値を演算し、前記補正を行うよう
に構成する。
【0012】また本願における請求項4に記載の発明に
よれば、前記注視点検出手段によって前記注視点が所定
回数連続して前記指標上にあることが検出されたとき、
前記補正手段によって前記補正値が演算されるように構
成する。
よれば、前記注視点検出手段によって前記注視点が所定
回数連続して前記指標上にあることが検出されたとき、
前記補正手段によって前記補正値が演算されるように構
成する。
【0013】また本願における請求項5に記載の発明に
よれば、前記機能実行手段を、前記注視点検出手段によ
って前記注視点が所定回数前記指標上にあることが検出
されたとき、前記機能を実行するように構成する。
よれば、前記機能実行手段を、前記注視点検出手段によ
って前記注視点が所定回数前記指標上にあることが検出
されたとき、前記機能を実行するように構成する。
【0014】また本願における請求項6に記載の発明に
よれば、画面内に指標を表示する表示手段と、前記画面
内における操作者の注視点を検出する注視点検出手段
と、前記注視点検出手段によって前記指標を注視してい
ることが検出されたとき前記指標に対応する所定の機能
を実行する機能実行手段と、前記注視点検出手段によっ
て前記指標を注視していることが検出されたときの前記
注視点情報と、前記指標の中心部位置とのずれ量を検出
して逐次記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た前記複数のずれ量から補正値を演算し、該補正値に基
づいて前記注視点検出手段の出力を補正する補正手段と
を備えた構成とする。
よれば、画面内に指標を表示する表示手段と、前記画面
内における操作者の注視点を検出する注視点検出手段
と、前記注視点検出手段によって前記指標を注視してい
ることが検出されたとき前記指標に対応する所定の機能
を実行する機能実行手段と、前記注視点検出手段によっ
て前記指標を注視していることが検出されたときの前記
注視点情報と、前記指標の中心部位置とのずれ量を検出
して逐次記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
た前記複数のずれ量から補正値を演算し、該補正値に基
づいて前記注視点検出手段の出力を補正する補正手段と
を備えた構成とする。
【0015】また本願における請求項7に記載の発明に
よれば、請求項6において、前記補正手段を、前記機能
実行手段によって前記機能が実行されているときに前前
注視点検出手段によって検出された注視点位置情報に基
づいて前記補正値を演算するように構成する。
よれば、請求項6において、前記補正手段を、前記機能
実行手段によって前記機能が実行されているときに前前
注視点検出手段によって検出された注視点位置情報に基
づいて前記補正値を演算するように構成する。
【0016】また本願における請求項8に記載の発明に
よれば、請求項6において、前記補正手段を、前記指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときに前記補正値を演算し、前記補正を行うよう
に構成する。
よれば、請求項6において、前記補正手段を、前記指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときに前記補正値を演算し、前記補正を行うよう
に構成する。
【0017】また本願における請求項9に記載の発明に
よれば、画面内に複数の指標を表示する表示手段と、前
記画面内における操作者の注視点を検出する注視点検出
手段と、前記注視点検出手段によって前記指標を注視し
ていることが検出されたとき前記指標に対応する所定の
機能を実行する機能実行手段と、前記注視点検出手段に
よって前記指標を注視していることが検出されたときの
前記注視点位置情報と、前記指標の中心部位置とのずれ
量を逐次検出して記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された少なくとも2つの指標に対するずれ量から前
記2つの指標の前記画面内における間隔と、操作者が前
記2つの指標を注視したときの画面内の注視点座標の間
隔とのずれ量を演算して補正値を求め、該補正値に基づ
いて前記注視点検出手段によって検出された注視点情報
を補正する補正手段とを備えた構成とする。
よれば、画面内に複数の指標を表示する表示手段と、前
記画面内における操作者の注視点を検出する注視点検出
手段と、前記注視点検出手段によって前記指標を注視し
ていることが検出されたとき前記指標に対応する所定の
機能を実行する機能実行手段と、前記注視点検出手段に
よって前記指標を注視していることが検出されたときの
前記注視点位置情報と、前記指標の中心部位置とのずれ
量を逐次検出して記憶する記憶手段と、前記記憶手段に
記憶された少なくとも2つの指標に対するずれ量から前
記2つの指標の前記画面内における間隔と、操作者が前
記2つの指標を注視したときの画面内の注視点座標の間
隔とのずれ量を演算して補正値を求め、該補正値に基づ
いて前記注視点検出手段によって検出された注視点情報
を補正する補正手段とを備えた構成とする。
【0018】本願における請求項10に記載の発明によ
れば、請求項9において、前記補正手段を、前記機能実
行手段によって前記機能が実行されているときに前記注
視点検出手段によって検出された注視点位置情報に基づ
いて前記補正値を演算するように構成する。
れば、請求項9において、前記補正手段を、前記機能実
行手段によって前記機能が実行されているときに前記注
視点検出手段によって検出された注視点位置情報に基づ
いて前記補正値を演算するように構成する。
【0019】本願における請求項11に記載の発明によ
れば、請求項9において、前記補正手段を、前記指標の
近傍で検出された注視点の偏差を予め設定した値より小
さいときに前記補正値を演算し、前記補正を行うように
構成する。
れば、請求項9において、前記補正手段を、前記指標の
近傍で検出された注視点の偏差を予め設定した値より小
さいときに前記補正値を演算し、前記補正を行うように
構成する。
【0020】
【作用】本願における請求項1に記載の発明によれば、
画面内に表示された指標を注視しているときの、図面上
の注視点座標と、指標の中心座標とのずれ量が補正値と
して検出され、この補正値によって注視点検出手段によ
って検出される注視点座標が補正される。
画面内に表示された指標を注視しているときの、図面上
の注視点座標と、指標の中心座標とのずれ量が補正値と
して検出され、この補正値によって注視点検出手段によ
って検出される注視点座標が補正される。
【0021】また本願における請求項2に記載の発明に
よれば、請求項1における注視点検出手段によって検出
される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によって
指標に対応づけられた機能が実行されているときに並行
して行われる。
よれば、請求項1における注視点検出手段によって検出
される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によって
指標に対応づけられた機能が実行されているときに並行
して行われる。
【0022】また本願における請求項3に記載の発明に
よれば、請求項1における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときにのみ行われ、精度の向上が図られる。
よれば、請求項1における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときにのみ行われ、精度の向上が図られる。
【0023】また本願における請求項4に記載の発明に
よれば、注視点が所定回数連続して指標上にあることが
検出されたとき、補正手段によって補正値が演算される
ことにより、視線のばらつきや誤差の影響を除去するこ
とができる。
よれば、注視点が所定回数連続して指標上にあることが
検出されたとき、補正手段によって補正値が演算される
ことにより、視線のばらつきや誤差の影響を除去するこ
とができる。
【0024】また本願における請求項5に記載の発明に
よれば、前記機能実行手段を、前記注視点検出手段によ
って前記注視点が所定回数前記指標上にあることが検出
されたとき、前記機能を実行するように構成する。
よれば、前記機能実行手段を、前記注視点検出手段によ
って前記注視点が所定回数前記指標上にあることが検出
されたとき、前記機能を実行するように構成する。
【0025】また本願における請求項6に記載の発明に
よれば、画面内に表示された指標を注視しているとき
の、画面上の注視点座標と、指標の中心座標とのずれ量
が検出されて逐次記憶され、記憶された複数のずれ量か
ら補正値が演算され、注視点検出手段の出力が補正され
る。
よれば、画面内に表示された指標を注視しているとき
の、画面上の注視点座標と、指標の中心座標とのずれ量
が検出されて逐次記憶され、記憶された複数のずれ量か
ら補正値が演算され、注視点検出手段の出力が補正され
る。
【0026】また本願における請求項7に記載の発明に
よれば、請求項6における注視点検出手段によって検出
される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によって
指標に対応づけられた機能が実行されているときに並行
して行われる。
よれば、請求項6における注視点検出手段によって検出
される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によって
指標に対応づけられた機能が実行されているときに並行
して行われる。
【0027】また本願における請求項8に記載の発明に
よれば、請求項6における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときにのみ行われ、精度の向上が図られる。
よれば、請求項6における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときにのみ行われ、精度の向上が図られる。
【0028】また本願における請求項9に記載の発明に
よれば、記憶手段に逐次記憶された2つの指標に対する
ずれ量からその2つの指標の図面内における間隔と、操
作者が2つの指標を注視したときの画面上の注視点座標
の間隔とのずれ量が補正値として演算され、注視点検出
手段の注視点情報が補正される。
よれば、記憶手段に逐次記憶された2つの指標に対する
ずれ量からその2つの指標の図面内における間隔と、操
作者が2つの指標を注視したときの画面上の注視点座標
の間隔とのずれ量が補正値として演算され、注視点検出
手段の注視点情報が補正される。
【0029】また本願における請求項10に記載の発明
によれば、請求項9における注視点検出手段によって検
出される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によっ
て指標に対応づけられた機能が実行されているときに並
行して行われる。
によれば、請求項9における注視点検出手段によって検
出される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によっ
て指標に対応づけられた機能が実行されているときに並
行して行われる。
【0030】また本願における請求項11に記載の発明
によれば、請求項9における補正手段の補正動作が、指
標の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値よ
り小さいときにのみ行われ、精度の向上が図られる。
によれば、請求項9における補正手段の補正動作が、指
標の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値よ
り小さいときにのみ行われ、精度の向上が図られる。
【0031】
【実施例】以下、本発明における視線検出機能を備えた
電子機器をビデオカメラに適用した場合を例にし、各図
を参照しながら詳細に説明する。
電子機器をビデオカメラに適用した場合を例にし、各図
を参照しながら詳細に説明する。
【0032】まず、視線検出方法の原理について説明す
る。
る。
【0033】図9(b)は視線検出方法の原理図(上面
図)、図9(c)は視線検出方法の原理図(側面図)で
ある。
図)、図9(c)は視線検出方法の原理図(側面図)で
ある。
【0034】図において906a、906bは観察者に
対して不感の赤外光を放射する発光ダイオード(IRE
D)等の光源であり、各光源は結像レンズ911の光軸
に対してx方向(水平方向)に略対象に(図9
(b))、またy方向(垂直方向)にはやや下側に(図
9(c))配置され、観察者の眼球を発散照明してい
る。
対して不感の赤外光を放射する発光ダイオード(IRE
D)等の光源であり、各光源は結像レンズ911の光軸
に対してx方向(水平方向)に略対象に(図9
(b))、またy方向(垂直方向)にはやや下側に(図
9(c))配置され、観察者の眼球を発散照明してい
る。
【0035】眼球で反射した照明光の一部は結像レンズ
911によってイメージセンサー912に結像する。
図9(a)はイメージセンサー912に投影される眼球
像の慨略図と、そのイメージセンサ−912の出力強度
図とをそれぞれ上下に対応させて示したものである。
911によってイメージセンサー912に結像する。
図9(a)はイメージセンサー912に投影される眼球
像の慨略図と、そのイメージセンサ−912の出力強度
図とをそれぞれ上下に対応させて示したものである。
【0036】以下各図を用いて視線の検出方法を説明す
る。
る。
【0037】まず水平面で考えると、図9(b)におい
て光源906bより放射された赤外光は観察者の眼球9
08の角膜910を照明する。このとき角膜910の表
面で反射した赤外光により形成される角膜反射像d(虚
像)は結像レンズ911により集光され、イメージセン
サー912上の位置d′に結像する。
て光源906bより放射された赤外光は観察者の眼球9
08の角膜910を照明する。このとき角膜910の表
面で反射した赤外光により形成される角膜反射像d(虚
像)は結像レンズ911により集光され、イメージセン
サー912上の位置d′に結像する。
【0038】同様に光源906aより放出された赤外光
は眼球の角膜910を照明する。このとき角膜910の
表面で反射した赤外光により形成された角膜反射像e
(虚像)は結像レンズ911により集光され、イメージ
センサー912上の位置e′に結像する。また虹彩90
4の端部a、bから光束は結像レンズ911を介してイ
メージセンサー912上の位置a′、b′に該端部a、
bの像を結像する。結像レンズ911の光軸に対する眼
球908の光軸の回転角がθ小さい場合、虹彩904の
端部a、bのx座標をxa、xbとすると、xa、xb
はイメージセンサー上で多数点求めることが出来る(図
9a_a中の×印)。そこでまず円の最小自乗法にて瞳
孔中心xcを算出する。一方角膜910の曲率中心oの
x座標をxoとすると、眼球908の光軸に対する回転
角θxは、
は眼球の角膜910を照明する。このとき角膜910の
表面で反射した赤外光により形成された角膜反射像e
(虚像)は結像レンズ911により集光され、イメージ
センサー912上の位置e′に結像する。また虹彩90
4の端部a、bから光束は結像レンズ911を介してイ
メージセンサー912上の位置a′、b′に該端部a、
bの像を結像する。結像レンズ911の光軸に対する眼
球908の光軸の回転角がθ小さい場合、虹彩904の
端部a、bのx座標をxa、xbとすると、xa、xb
はイメージセンサー上で多数点求めることが出来る(図
9a_a中の×印)。そこでまず円の最小自乗法にて瞳
孔中心xcを算出する。一方角膜910の曲率中心oの
x座標をxoとすると、眼球908の光軸に対する回転
角θxは、
【0039】
【外1】 となる。また、角膜反射像dとeの中点kに所定の補正
値δxを考慮してxoを求めると、 xk=(xd+xe)/2 xo=(xd+xe)/2+δx…(2) ここでδxは装置の設置方法/眼球距離等から幾何学的
に求められる数値であり、その算出方法は省略する。よ
って、(1)を(2)へ代入しθxを求めると、 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+δx}]/oc]…( 3) さらにイメージセンサ−上に投影された各々の特徴点の
座標を、′(ダッシュ)をつけて(4)式に書き換える
と、θx=arcsin[[xc′−{(xd′+x
e′)/2+δx′}]/oc/β]…(4)となる。
ここでβは結像レンズ911に対する眼球の距離sze
により決まる倍率で、実際は角膜反射像の間隔|xd′
−xe′|の関数として求められる。
値δxを考慮してxoを求めると、 xk=(xd+xe)/2 xo=(xd+xe)/2+δx…(2) ここでδxは装置の設置方法/眼球距離等から幾何学的
に求められる数値であり、その算出方法は省略する。よ
って、(1)を(2)へ代入しθxを求めると、 θx=arcsin[[xc−{(xd+xe)/2+δx}]/oc]…( 3) さらにイメージセンサ−上に投影された各々の特徴点の
座標を、′(ダッシュ)をつけて(4)式に書き換える
と、θx=arcsin[[xc′−{(xd′+x
e′)/2+δx′}]/oc/β]…(4)となる。
ここでβは結像レンズ911に対する眼球の距離sze
により決まる倍率で、実際は角膜反射像の間隔|xd′
−xe′|の関数として求められる。
【0040】垂直面で考えると、図9cの様な構成とな
る。ここで2個のIRED906a、906bにより生
じる角膜反射像は同位置に発生し、これをiとする。眼
球の回転角θyの算出方法は水平面の時とほぼ同一であ
るが(2)式のみ異なり、角膜曲率中心oのy座標yo
とすると、 yo=yi+δy…(5) ここでδyは装置の配置方法、眼球距離等から幾何学に
求められる数値であり、その算出方法は省略する。よっ
て垂直方法の回転角θyは、 θy=arcsin[[yc′−(yi′+δy′)]/oc/β]…(6) となる。
る。ここで2個のIRED906a、906bにより生
じる角膜反射像は同位置に発生し、これをiとする。眼
球の回転角θyの算出方法は水平面の時とほぼ同一であ
るが(2)式のみ異なり、角膜曲率中心oのy座標yo
とすると、 yo=yi+δy…(5) ここでδyは装置の配置方法、眼球距離等から幾何学に
求められる数値であり、その算出方法は省略する。よっ
て垂直方法の回転角θyは、 θy=arcsin[[yc′−(yi′+δy′)]/oc/β]…(6) となる。
【0041】さらに、ビデオカメラのファインダー画面
上の位置座標(xy、yn)はファインダー光学系で決
まる定数mを用いると、水平面上、垂直面上ぞれぞれ、
上の位置座標(xy、yn)はファインダー光学系で決
まる定数mを用いると、水平面上、垂直面上ぞれぞれ、
【0042】
【外2】 となる。
【0043】図9aで明らかなように、瞳孔エッジの検
出はイメージセンサー出力波形の立上がり、(x
b′)、立ち下がり、(xa′)を利用する。また、角
膜反射像の座標は鋭い立ち上がり部(xe′)及び(x
d′)を利用する。
出はイメージセンサー出力波形の立上がり、(x
b′)、立ち下がり、(xa′)を利用する。また、角
膜反射像の座標は鋭い立ち上がり部(xe′)及び(x
d′)を利用する。
【0044】次に視線スイッチの具体例を説明する。
【0045】図5は、本発明における視線検出機能を備
えた電子機器をビデオカメラに適用した場合を示すブロ
ック図である。
えた電子機器をビデオカメラに適用した場合を示すブロ
ック図である。
【0046】同図において、ズームレンズ501を介し
て入射された被写体像は、撮像素子502にて光電変換
され、撮像信号として出力する。
て入射された被写体像は、撮像素子502にて光電変換
され、撮像信号として出力する。
【0047】撮像素子502より出力された撮像信号
は、カメラ信号処理回路503において、所定の信号処
理を施されて規格化された映像信号に変換され、電子ビ
ューファインダ(EVF)504へと供給され、その表
面画図504aに表示されるとともに記録信号回路50
5で例えば磁気テープ等の記録媒体に記録するのに適し
た信号形態に変換され、ビデオテープレコーダ(VT
R)506へと供給され、磁気テープ上に記録される。
は、カメラ信号処理回路503において、所定の信号処
理を施されて規格化された映像信号に変換され、電子ビ
ューファインダ(EVF)504へと供給され、その表
面画図504aに表示されるとともに記録信号回路50
5で例えば磁気テープ等の記録媒体に記録するのに適し
た信号形態に変換され、ビデオテープレコーダ(VT
R)506へと供給され、磁気テープ上に記録される。
【0048】またズームレンズ501には、システムコ
ントロール回路507よりズーム制御情報が供給され、
これによってテレ側、ワイド側へと操作に応じたズーム
動作が行われる。
ントロール回路507よりズーム制御情報が供給され、
これによってテレ側、ワイド側へと操作に応じたズーム
動作が行われる。
【0049】また記録処理回路505及びVTR506
には、システムコントロール回路507より記録、再
生、高速送り、停止、ポーズ、特殊再生等の各種動作モ
ードを制御するためのVTR制御情報が供給され、これ
によって記録信号処理回路505、VTR506が、所
望の動作モードへと切換制御される。
には、システムコントロール回路507より記録、再
生、高速送り、停止、ポーズ、特殊再生等の各種動作モ
ードを制御するためのVTR制御情報が供給され、これ
によって記録信号処理回路505、VTR506が、所
望の動作モードへと切換制御される。
【0050】またカメラ信号処理回路503には、シス
テムコントロール回路507よりフェード情報が供給さ
れており、これによって映像信号レベルを0から徐々に
上昇させるフェードイン、映像信号レベルを徐々に低下
させて0にするフェードアウト等の制御が行われる。
テムコントロール回路507よりフェード情報が供給さ
れており、これによって映像信号レベルを0から徐々に
上昇させるフェードイン、映像信号レベルを徐々に低下
させて0にするフェードアウト等の制御が行われる。
【0051】一方、EVF504の表示画面504a
と、撮影者の眼球505の間には、接眼レンズ504が
配されるとともに、撮影者のファインダ表示画面内にお
ける視線Eを検出するための視線検出ブロックが配され
ている。
と、撮影者の眼球505の間には、接眼レンズ504が
配されるとともに、撮影者のファインダ表示画面内にお
ける視線Eを検出するための視線検出ブロックが配され
ている。
【0052】またEVF504の表示画面には、本発明
の表示手段としての表示回路508により、カメラ信号
処理回路503の映像出力信号とともに、図1、図10
に示すような、ズーム機能を実行させるための指標
(T:テレ、W:ワイド)101、101a、101b
と、フェード機能を実行させるための指標(F:フェー
ド)101cのキャラクタ、さらに不図示のフォーカス
エリアの概略を示すAF粋、テープカウンタ、日付10
1d、撮像モード等の撮影者に必要な情報が表示されて
いる。
の表示手段としての表示回路508により、カメラ信号
処理回路503の映像出力信号とともに、図1、図10
に示すような、ズーム機能を実行させるための指標
(T:テレ、W:ワイド)101、101a、101b
と、フェード機能を実行させるための指標(F:フェー
ド)101cのキャラクタ、さらに不図示のフォーカス
エリアの概略を示すAF粋、テープカウンタ、日付10
1d、撮像モード等の撮影者に必要な情報が表示されて
いる。
【0053】また注視することによって所定に機能を実
行させるための視線スイッチとしての指標については、
その指標の表示されている所定のエリアが視線検出領域
として設定されている。
行させるための視線スイッチとしての指標については、
その指標の表示されている所定のエリアが視線検出領域
として設定されている。
【0054】そしてメモリ509には、そのファインダ
−表示画面各内における各指標に対応する視線検出領域
としての座標が記憶されており、システムコントロール
回路507にて後述の視線検出ブロック510によって
検出された注視点座標がその指標上にあるか否かの判別
が行われる。メモリ509内の記憶エリア509a〜5
09cは、それぞれ指標101a〜101cに相当する
注視点検出エリアの座標群が格納されている。
−表示画面各内における各指標に対応する視線検出領域
としての座標が記憶されており、システムコントロール
回路507にて後述の視線検出ブロック510によって
検出された注視点座標がその指標上にあるか否かの判別
が行われる。メモリ509内の記憶エリア509a〜5
09cは、それぞれ指標101a〜101cに相当する
注視点検出エリアの座標群が格納されている。
【0055】したがってこれらの指標を注視することに
より、その注視が後述の本発明の注視点検出手段として
の視線検出ブロック510によって検出されると、その
指標に対応づけられた機能を実行するように構成されて
いる。
より、その注視が後述の本発明の注視点検出手段として
の視線検出ブロック510によって検出されると、その
指標に対応づけられた機能を実行するように構成されて
いる。
【0056】次にファインダ−表示画面内における撮影
者の注視点を検出する視線検出ブロックについて説明す
る。
者の注視点を検出する視線検出ブロックについて説明す
る。
【0057】視線検出ブロック510は、実際は、電子
ビュファインダ504に組み込まれ、1ユニット化され
ており、撮影者の眼517に赤外光を照射する赤外発光
ダイオード511と、可視光を透過し赤外光を反射する
ダイクロイックミラー512と、このダイクロイックミ
ラー512にて反射された赤外光を集光する集光レンズ
513と、この集光レンズ513により集光された赤外
光を電気信号に変換する光電変換素子514と、この光
電変換素子514上の撮影者の眼518の像を基に、撮
影者のファインダ−画面504a上の注視点を求める注
視点検出回路515とを具備している。
ビュファインダ504に組み込まれ、1ユニット化され
ており、撮影者の眼517に赤外光を照射する赤外発光
ダイオード511と、可視光を透過し赤外光を反射する
ダイクロイックミラー512と、このダイクロイックミ
ラー512にて反射された赤外光を集光する集光レンズ
513と、この集光レンズ513により集光された赤外
光を電気信号に変換する光電変換素子514と、この光
電変換素子514上の撮影者の眼518の像を基に、撮
影者のファインダ−画面504a上の注視点を求める注
視点検出回路515とを具備している。
【0058】ダイクロイックミラー512は、可視光を
透過するため、撮影者が接眼レンズ519を通してファ
インダ−画面504aを観察できるようになっている。
また、ダイクロイックミラー512は、赤外光を反射す
るため、赤外発光ダイオード511によって照射された
眼518の反射像を反射して、集光レンズ513で集光
されて光電変換素子514上に像を結ぶようになってい
る。
透過するため、撮影者が接眼レンズ519を通してファ
インダ−画面504aを観察できるようになっている。
また、ダイクロイックミラー512は、赤外光を反射す
るため、赤外発光ダイオード511によって照射された
眼518の反射像を反射して、集光レンズ513で集光
されて光電変換素子514上に像を結ぶようになってい
る。
【0059】注視点検出回路515は、光電変換素子5
14上の撮影者の眼518の像を基に、前述した原理
や、特開平1−241511号公報、2−32312号
公報等によって開示されたアルゴリズムに従い撮影者の
ファインダ−画面504a上の注視点を求めるものであ
る。
14上の撮影者の眼518の像を基に、前述した原理
や、特開平1−241511号公報、2−32312号
公報等によって開示されたアルゴリズムに従い撮影者の
ファインダ−画面504a上の注視点を求めるものであ
る。
【0060】ここでビデオカメラのファインダ−504
に搭載されているスイッチの機能について説明する。
に搭載されているスイッチの機能について説明する。
【0061】このファインダ−画面504aの表示例の
模式図を図10に示す。
模式図を図10に示す。
【0062】同図に示すように、アルファベット
「W」、「T」、「F」で示す互いに異なる動作機能を
意味する指標101(101a、101b、101c)
からなるメニューが表示されている。ここで例えば
「W」はワイド側へのズーミング、「T」はテレ側への
ズーミング、「F」はフェードの動作をそれぞれ示すも
のとする。また右下の数字101dは視線スイッチの機
能ではなく、例えば日付等である。
「W」、「T」、「F」で示す互いに異なる動作機能を
意味する指標101(101a、101b、101c)
からなるメニューが表示されている。ここで例えば
「W」はワイド側へのズーミング、「T」はテレ側への
ズーミング、「F」はフェードの動作をそれぞれ示すも
のとする。また右下の数字101dは視線スイッチの機
能ではなく、例えば日付等である。
【0063】次にシステムコントロール回路507の動
作の一例を図11の流れ図に従って具体的に説明する。
尚、以下のシステムコントロール回路の処理は、本発明
の機能実行手段を構成する。
作の一例を図11の流れ図に従って具体的に説明する。
尚、以下のシステムコントロール回路の処理は、本発明
の機能実行手段を構成する。
【0064】それぞれの視線スイッチの指標を含む所定
の範囲の座標群はそれぞれメモリ509に記憶されてお
り、各座標群は各指標の図10に示した範囲の座標を全
て含む。これらの座標群を例えばワイドはα、テレは
β、フェードはγとする。まず、ビデオカメラのパワー
がonされる(1101)と変数l、m、nが0にリセ
ットされ(1202)、視線スイッチの準備ができる。
続いて撮影者の注視点を検出する(1103)。変数
l、m、nはそれぞれ撮影者の注視点が座標群αのいず
れかの座標、座標群βのいずれかの座標、座標群γのい
ずれかの座標と一致した回数をカウントする変数であ
る。
の範囲の座標群はそれぞれメモリ509に記憶されてお
り、各座標群は各指標の図10に示した範囲の座標を全
て含む。これらの座標群を例えばワイドはα、テレは
β、フェードはγとする。まず、ビデオカメラのパワー
がonされる(1101)と変数l、m、nが0にリセ
ットされ(1202)、視線スイッチの準備ができる。
続いて撮影者の注視点を検出する(1103)。変数
l、m、nはそれぞれ撮影者の注視点が座標群αのいず
れかの座標、座標群βのいずれかの座標、座標群γのい
ずれかの座標と一致した回数をカウントする変数であ
る。
【0065】システムコントロール手段は、撮影者がフ
ァインダ−を覗き視線検出が正常に行われている間、絶
えず撮影者のファインダ−上の注視点座標を視線検出手
段から受け取っている。いま、撮影者がワイドの指標
“W”を見た時を例に説明する。検出した注視点座標が
座標群α内のいずれかの座標に略一致すると(110
4)システムコントロール手段はワイド以外の機能が動
作していればそれを停止させ(1105)、変数m、n
を0にリセットし(1106)、lが所定の回数(この
例では5回)より多いかどうかを判断し(1107)、
少なければlに1を加え(1108)再びlが5より多
いかどうか判断し(1109)、少なければ(110
3)の戻り再び視線検出回路から注視点座標を受け取
る。判断(1109)で5以上であればズームレンズ群
を広角側に駆動させ、(1103)に戻り再び視線座標
を受け取る。(1107)でlが5以上であれば(11
10)まで飛ぶ。座標群αの内のいずれかの座標と視線
座標が一致しても一致した回数が5回に満たないうちに
座標群αの内のいずれかの座標から1度でもはずれると
変数lは0にリセットされる(1113、1120、1
126)。
ァインダ−を覗き視線検出が正常に行われている間、絶
えず撮影者のファインダ−上の注視点座標を視線検出手
段から受け取っている。いま、撮影者がワイドの指標
“W”を見た時を例に説明する。検出した注視点座標が
座標群α内のいずれかの座標に略一致すると(110
4)システムコントロール手段はワイド以外の機能が動
作していればそれを停止させ(1105)、変数m、n
を0にリセットし(1106)、lが所定の回数(この
例では5回)より多いかどうかを判断し(1107)、
少なければlに1を加え(1108)再びlが5より多
いかどうか判断し(1109)、少なければ(110
3)の戻り再び視線検出回路から注視点座標を受け取
る。判断(1109)で5以上であればズームレンズ群
を広角側に駆動させ、(1103)に戻り再び視線座標
を受け取る。(1107)でlが5以上であれば(11
10)まで飛ぶ。座標群αの内のいずれかの座標と視線
座標が一致しても一致した回数が5回に満たないうちに
座標群αの内のいずれかの座標から1度でもはずれると
変数lは0にリセットされる(1113、1120、1
126)。
【0066】ほかの指標“T”“F”を見たときも同様
である。
である。
【0067】尚、注視点座標が座標群β、γの内のいず
れかの座標に略一致する場合(1111、1118)に
は、それぞれ1111〜1117、1118〜1124
の処理を実行し、テレ側へのズームあるいはフェード動
作を行う。
れかの座標に略一致する場合(1111、1118)に
は、それぞれ1111〜1117、1118〜1124
の処理を実行し、テレ側へのズームあるいはフェード動
作を行う。
【0068】またいずれの座標群も注視していないよう
な場合には、各動作を停止し、変数l、m、nをリセッ
トし、視線検出状態へと戻る(1103)。
な場合には、各動作を停止し、変数l、m、nをリセッ
トし、視線検出状態へと戻る(1103)。
【0069】ところで眼球の光軸と視軸のずれ量や眼球
の大きさには個人差があるので、撮影者が注視したファ
インダ−上の座標と前記従来例の視線検出手段によって
検出されたファインダ−上の座標に検出誤差によるずれ
が生じ、指標を見ていないのに見ていると判断したり、
指標を見ているのに見ていないと判断してしまうという
欠点が有ることは前述した。
の大きさには個人差があるので、撮影者が注視したファ
インダ−上の座標と前記従来例の視線検出手段によって
検出されたファインダ−上の座標に検出誤差によるずれ
が生じ、指標を見ていないのに見ていると判断したり、
指標を見ているのに見ていないと判断してしまうという
欠点が有ることは前述した。
【0070】そこで上記の問題を解決し得る本発明の特
徴的な構成について、以下に説明する。
徴的な構成について、以下に説明する。
【0071】まず図1のファインダ−画面の図で本発明
の動作の一例を説明する。
の動作の一例を説明する。
【0072】図1は前述の図10に示すファインダ−画
面の左上の指標101aの部分を拡大したものに相当す
る。点線101aは前述した所定の範囲101aの部分
を拡大して表すもので、この範囲内に含まれる座標群の
中に連続して予め定めた回数以上注視点が検出されたと
きに、指標で表した機能が動作する。点線102は指標
となる文字や図形が表示される部分で、
面の左上の指標101aの部分を拡大したものに相当す
る。点線101aは前述した所定の範囲101aの部分
を拡大して表すもので、この範囲内に含まれる座標群の
中に連続して予め定めた回数以上注視点が検出されたと
きに、指標で表した機能が動作する。点線102は指標
となる文字や図形が表示される部分で、
【0073】
【外3】 印103はこの指標の中心を示す。図1では一例として
ズームをワイド側へ動かす機能を意味する“W”の文字
が表示されている。
ズームをワイド側へ動かす機能を意味する“W”の文字
が表示されている。
【0074】このズームについては、図示しないが、光
学的なズームレンズでも電子的な画像処理による電子ズ
ームでも良い。
学的なズームレンズでも電子的な画像処理による電子ズ
ームでも良い。
【0075】今撮影者がこの指標“W”を見た時に検出
された注視点が図の×印で示したようにばらついたとす
る。×印一個は一回の注視点検出位置を示す。この場
合、特に何の対策も施されていなければ、図のように×
印で示した注視点が1回でも点線101aで示した境界
から外に出た場合は、そこで“W”の指標を見ていない
と判断されてしまう。すると視線スイッチの動作が撮影
者の思った通りに働かない場合が生じ、非常に煩わし
い。
された注視点が図の×印で示したようにばらついたとす
る。×印一個は一回の注視点検出位置を示す。この場
合、特に何の対策も施されていなければ、図のように×
印で示した注視点が1回でも点線101aで示した境界
から外に出た場合は、そこで“W”の指標を見ていない
と判断されてしまう。すると視線スイッチの動作が撮影
者の思った通りに働かない場合が生じ、非常に煩わし
い。
【0076】ところで×印が分布している領域を実線1
04で示すと、点線102で示した指標を表示する位置
に対して、図では右下の方にオフセットしている。この
ようなオフセットは撮影者の眼球の光軸と視軸のずれ
や、眼球の大きさといった個人差に起因する誤差によっ
て生じる事がある。
04で示すと、点線102で示した指標を表示する位置
に対して、図では右下の方にオフセットしている。この
ようなオフセットは撮影者の眼球の光軸と視軸のずれ
や、眼球の大きさといった個人差に起因する誤差によっ
て生じる事がある。
【0077】つまりこの例の場合撮影者は指標“W”見
ていても、実際に検出される注視点は図の様に右下の方
に位置してしまう。
ていても、実際に検出される注視点は図の様に右下の方
に位置してしまう。
【0078】そこで本発明では図2に示した様にまず検
出された注視点のファインダー上の座標を所定の数だけ
メモリに蓄え、水平方向、垂直方向の座標を平均化して
やる。平均化された水平方向、垂直方向の座標をそれぞ
れa、bとする。
出された注視点のファインダー上の座標を所定の数だけ
メモリに蓄え、水平方向、垂直方向の座標を平均化して
やる。平均化された水平方向、垂直方向の座標をそれぞ
れa、bとする。
【0079】また指標の中心の座標をl、mとする。次
にa−l、b−mの値を前記オフセットの値として検出
された各注視点の水平方向、垂直方向の座標からそれぞ
れ差し引く事によって補正してやる。すると補正前に図
2の様に検出された各注視点を、図3の様に指標の中心
座標(l、m)の周りに分布する様に補正することが出
来る。
にa−l、b−mの値を前記オフセットの値として検出
された各注視点の水平方向、垂直方向の座標からそれぞ
れ差し引く事によって補正してやる。すると補正前に図
2の様に検出された各注視点を、図3の様に指標の中心
座標(l、m)の周りに分布する様に補正することが出
来る。
【0080】そこで前記a−l、b−mを補正用の値と
して保持しておいて、以降の注視点検出においてこの補
正値を使って補正してやれば、前述した個人差による注
視点のオフセットを軽減する事が出来る。
して保持しておいて、以降の注視点検出においてこの補
正値を使って補正してやれば、前述した個人差による注
視点のオフセットを軽減する事が出来る。
【0081】ところで前記注視点検出座標の平均値を求
めるために使用する注視点座標は、撮影者が指標を見て
いる時に検出されたものでなければならない。そこで撮
影者が指標を見ているという事の判断のために前述の補
正処理を視線スイッチの機能が働いている時に行う。
めるために使用する注視点座標は、撮影者が指標を見て
いる時に検出されたものでなければならない。そこで撮
影者が指標を見ているという事の判断のために前述の補
正処理を視線スイッチの機能が働いている時に行う。
【0082】つまり例えばファインダーに表示したズー
ムのワイドの機能を表す“W”の指標を撮影者が見て注
視点が図1に示した領域の点線101aの中に所定の回
数以上入ればズームの機能が働きだす。
ムのワイドの機能を表す“W”の指標を撮影者が見て注
視点が図1に示した領域の点線101aの中に所定の回
数以上入ればズームの機能が働きだす。
【0083】ここでもしズームの動作が撮影者の意に反
して誤検出によるものであったのなら、撮影者は“W”
の指標を見ないように視線を変えるので、ズームの機能
はその時点でストップする。つまり前述補正前の状態で
ズームの機能が働いている状態が一定時間以上続けば、
撮影者が指標を見ていると判断するわけである。
して誤検出によるものであったのなら、撮影者は“W”
の指標を見ないように視線を変えるので、ズームの機能
はその時点でストップする。つまり前述補正前の状態で
ズームの機能が働いている状態が一定時間以上続けば、
撮影者が指標を見ていると判断するわけである。
【0084】次に前述した処理の流れを図4に示す。
尚、図12のフローチャートと同様の処理ブロックは同
様の動作である。電源ON(401)に応じて各変数
l、m、nをリセット(402)する。処理(403)
では図12と同様の注視点の検出動作が行われる。処理
(427)でははすでに前述してような注視点座標を補
正する補正値が算出され格納されているかどうか判断
し、格納されていれば処理(428)によって前述した
様に注視点が補正される。以降それぞれの機能の実行処
理(404〜410)、(411〜417)、(418
〜424)の処理は、それぞれ図12の(1104〜1
110)、(1111〜1117)、(1110〜11
24)の処理と同様であるため、詳細な説明は省略し、
それぞれ410、417、424以降の処理動作につい
て説明することにし、例えばズームのワイドの機能の場
合の以降の処理を説明する。
尚、図12のフローチャートと同様の処理ブロックは同
様の動作である。電源ON(401)に応じて各変数
l、m、nをリセット(402)する。処理(403)
では図12と同様の注視点の検出動作が行われる。処理
(427)でははすでに前述してような注視点座標を補
正する補正値が算出され格納されているかどうか判断
し、格納されていれば処理(428)によって前述した
様に注視点が補正される。以降それぞれの機能の実行処
理(404〜410)、(411〜417)、(418
〜424)の処理は、それぞれ図12の(1104〜1
110)、(1111〜1117)、(1110〜11
24)の処理と同様であるため、詳細な説明は省略し、
それぞれ410、417、424以降の処理動作につい
て説明することにし、例えばズームのワイドの機能の場
合の以降の処理を説明する。
【0085】ズームのワイドの機能を処理(410)で
行った後、処理(429)で補正値が算出され格納され
ているかどうか判断し、すでに格納されていれば次の視
線検出処理(403)にもどる。
行った後、処理(429)で補正値が算出され格納され
ているかどうか判断し、すでに格納されていれば次の視
線検出処理(403)にもどる。
【0086】補正値が格納されていなければ処理(40
3)で変数lをインクリメントする。
3)で変数lをインクリメントする。
【0087】次に処理(431)で変数lがこの例の場
合例えば8以上であるかどうか判断する(431)。こ
れは、ワイド側ズーム動作の実行が3回以上続けて行わ
れたかどうかを判断しているものである。すなわち(4
07)あるいは(409)でlが5以上となると(41
0)のワイド側ズーム動作が実行され、続いて(42
9)で補正値がなく、(430)でlをインクリメント
すると、(431)でlが8となるまでに(410)の
ワイド側ズーム動作の処理を3回続けて実行したことに
なる。ここでlが8以上でなければ次の視線検出処理
(403)にもどる。lが8以上であれば処理(43
2)で検出された注視点座標を格納する。処理(43
3)では注視点座標が例えば3回分格納されたかどうか
を判断し、3回分の注視点座標が格納されていれば処理
(434)によって格納された3回分の注視点の座標の
平均の座標の値を計算し、その結果が以降の検出処理結
果を補正する補正値としてメモリ517に格納される。
すなわち前述のように、その指標101aの中心座標と
の誤差を補正値としてメモリに格納する。
合例えば8以上であるかどうか判断する(431)。こ
れは、ワイド側ズーム動作の実行が3回以上続けて行わ
れたかどうかを判断しているものである。すなわち(4
07)あるいは(409)でlが5以上となると(41
0)のワイド側ズーム動作が実行され、続いて(42
9)で補正値がなく、(430)でlをインクリメント
すると、(431)でlが8となるまでに(410)の
ワイド側ズーム動作の処理を3回続けて実行したことに
なる。ここでlが8以上でなければ次の視線検出処理
(403)にもどる。lが8以上であれば処理(43
2)で検出された注視点座標を格納する。処理(43
3)では注視点座標が例えば3回分格納されたかどうか
を判断し、3回分の注視点座標が格納されていれば処理
(434)によって格納された3回分の注視点の座標の
平均の座標の値を計算し、その結果が以降の検出処理結
果を補正する補正値としてメモリ517に格納される。
すなわち前述のように、その指標101aの中心座標と
の誤差を補正値としてメモリに格納する。
【0088】前述した図4の処理はシステムコントロー
ル回路507で行われる。注視点検出回路510には補
正値を算出するために所定の個数の座標を格納するメモ
リ516とこれらの座標から算出した補正値を格納する
メモリ517が接続されておりシステムコントロール手
段507によって制御される。
ル回路507で行われる。注視点検出回路510には補
正値を算出するために所定の個数の座標を格納するメモ
リ516とこれらの座標から算出した補正値を格納する
メモリ517が接続されておりシステムコントロール手
段507によって制御される。
【0089】以上システムコントロール回路507によ
る処理と、メモリ516、517からなる構成は本発明
の補正手段に対応する。他の処理は前述の通りである。
る処理と、メモリ516、517からなる構成は本発明
の補正手段に対応する。他の処理は前述の通りである。
【0090】以上の様に構成することによって従来の個
人差修正モードとしてのキャリブレーション動作モード
でなくとも、通常の視線検出を用いた動作モードにおい
て、個人差による検出誤差を補正し、視線スイッチの動
作の不安定さを軽減できる。
人差修正モードとしてのキャリブレーション動作モード
でなくとも、通常の視線検出を用いた動作モードにおい
て、個人差による検出誤差を補正し、視線スイッチの動
作の不安定さを軽減できる。
【0091】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。
る。
【0092】前述の第1の実施例では検出誤差が注視点
のオフセットとなる場合について述べた。これはつまり
図6に示す様に撮影者がそれぞれの指標601や602
や603を見た時に、全てある一定方向にずれた位置6
04や605や606に注視点を検出してしまうといっ
た場合である。しかし検出誤差の現れ方によっては図7
に示すように、例えば撮影者が指標“W”と指標“T”
を見た時に検出された注視点がそれぞれ701、702
の座標に検出される場合がある。これはまた別の見方を
すると撮影者が角度703の分だけ注視点を動かしたつ
もりが、角度704の範囲しか検出された注視点が動か
ないという事である。つまり、ファインダー上の検出分
解能を考慮すれば敏感度のずれとも考えられる事が出来
る。
のオフセットとなる場合について述べた。これはつまり
図6に示す様に撮影者がそれぞれの指標601や602
や603を見た時に、全てある一定方向にずれた位置6
04や605や606に注視点を検出してしまうといっ
た場合である。しかし検出誤差の現れ方によっては図7
に示すように、例えば撮影者が指標“W”と指標“T”
を見た時に検出された注視点がそれぞれ701、702
の座標に検出される場合がある。これはまた別の見方を
すると撮影者が角度703の分だけ注視点を動かしたつ
もりが、角度704の範囲しか検出された注視点が動か
ないという事である。つまり、ファインダー上の検出分
解能を考慮すれば敏感度のずれとも考えられる事が出来
る。
【0093】そこでこのばあいは例えば説明の便宜上、
横方向についてだけ考えると、前述の第1の実施例で述
べた補正値算出を指標“W”および指標“T”の2つに
対して行い、それぞれ図7に示した705、706の値
を算出する。ここで指標“W”および指標“T”の横方
向の座標が解っているので、指標“W”と指標“T”の
間隔sから705、706の値を差し引いたtの値を使
ってs/tを補正値としてやればよい。構成ブロックは
第1の実施例と同様である。実際の値を使ってこの計算
の一例を示す。
横方向についてだけ考えると、前述の第1の実施例で述
べた補正値算出を指標“W”および指標“T”の2つに
対して行い、それぞれ図7に示した705、706の値
を算出する。ここで指標“W”および指標“T”の横方
向の座標が解っているので、指標“W”と指標“T”の
間隔sから705、706の値を差し引いたtの値を使
ってs/tを補正値としてやればよい。構成ブロックは
第1の実施例と同様である。実際の値を使ってこの計算
の一例を示す。
【0094】今簡単にするためファインダー上の横方向
の座標が図8に示すように中心を0、指標“W”側に1
〜4、指標“T”側に−1〜−4とする。撮影者が指標
“W”と指標“T”を見たときに検出された注視点がそ
れぞれ801、802であったとすると、図から補正値
s/t=8/4=2である。そこで注視点801及び8
02にこの補正値“2”をかけてやれば、図中でそれぞ
れ左、右に2づつシフトするからそれぞれ指標“W”と
指標“T”の座標と一致する値となる。
の座標が図8に示すように中心を0、指標“W”側に1
〜4、指標“T”側に−1〜−4とする。撮影者が指標
“W”と指標“T”を見たときに検出された注視点がそ
れぞれ801、802であったとすると、図から補正値
s/t=8/4=2である。そこで注視点801及び8
02にこの補正値“2”をかけてやれば、図中でそれぞ
れ左、右に2づつシフトするからそれぞれ指標“W”と
指標“T”の座標と一致する値となる。
【0095】以上の様に構成することによって、検出誤
差が図7に示した様に異なる2つの指標を見た時の指標
の間隔と、検出された注視点の間隔との比となって現れ
る場合に於いてもそれを補正し、視線スイッチの誤動作
を軽減出来る。以上の第2実施例におけるシステムコン
トロール回路507の処理は本発明の請求項6〜8の補
正手段に対応する。
差が図7に示した様に異なる2つの指標を見た時の指標
の間隔と、検出された注視点の間隔との比となって現れ
る場合に於いてもそれを補正し、視線スイッチの誤動作
を軽減出来る。以上の第2実施例におけるシステムコン
トロール回路507の処理は本発明の請求項6〜8の補
正手段に対応する。
【0096】次に本発明の第3の実施例について説明す
る。
る。
【0097】前述の実施例においては注視点が指標上で
所定回数検出されたとき撮影者が指標を見ていると判断
したが、検出された注視点の座標のばらつきが指標の近
くで一定時間以上、一定範囲内に収まっていた場合に、
撮影者が指標を見ていると判断して前述補正動作を行っ
てもよい。補正動作自体は前述のとおりである。
所定回数検出されたとき撮影者が指標を見ていると判断
したが、検出された注視点の座標のばらつきが指標の近
くで一定時間以上、一定範囲内に収まっていた場合に、
撮影者が指標を見ていると判断して前述補正動作を行っ
てもよい。補正動作自体は前述のとおりである。
【0098】また例えば第2の実施例で述べた敏感度の
補正を行い、且つ第1の実施例で述べたオフセットを並
行して補正する構成としても良い。
補正を行い、且つ第1の実施例で述べたオフセットを並
行して補正する構成としても良い。
【0099】また従来より個人差補正の為に行うキャリ
ブレーション動作があるが、本案と併用しても本発明と
は何等矛盾するものではなく、両方行えばさらに精度、
安定度が向上する事は言うまでもない。
ブレーション動作があるが、本案と併用しても本発明と
は何等矛盾するものではなく、両方行えばさらに精度、
安定度が向上する事は言うまでもない。
【0100】以上の第3実施例におけるシステムコント
ロール回路507の処理は、本発明の請求項9〜11の
補正手段に対応する。
ロール回路507の処理は、本発明の請求項9〜11の
補正手段に対応する。
【0101】尚、上述の各実施例において、表示回路5
08は本発明の表示手段に対応し、視線検出ブロック5
10が本発明における注視点検出手段に対応し、注視点
検出手段により指標が注視されていることが検出された
ときにズーム、フェード等の機能を実行させるシステム
コントロール回路507は本発明における機能実行手段
に対応し、視線検ブロック510によって検出された注
視点座標をメモリ516に記憶するとともに、それらの
注視点座標に基づいて演算した補正値をメモリ517に
記憶し、以後検出された注視点座標を補正するシステム
コントロール回路507の処理が本発明における補正手
段に相当する。
08は本発明の表示手段に対応し、視線検出ブロック5
10が本発明における注視点検出手段に対応し、注視点
検出手段により指標が注視されていることが検出された
ときにズーム、フェード等の機能を実行させるシステム
コントロール回路507は本発明における機能実行手段
に対応し、視線検ブロック510によって検出された注
視点座標をメモリ516に記憶するとともに、それらの
注視点座標に基づいて演算した補正値をメモリ517に
記憶し、以後検出された注視点座標を補正するシステム
コントロール回路507の処理が本発明における補正手
段に相当する。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本願における請求
項1に記載の発明によれば、画面内に表示された指標を
注視しているときの、画面上の注視点座標と、指標の中
心座標とのずれ量が補正値として検出され、この補正値
によって注視点検出手段によって検出される注視点座標
が補正されるように構成したので、通常の視線スイッチ
として使用する指標を用いて注視点検出誤差を補正する
ことができ、通常の使用の中で注視点検出制度を向上す
ることができる。
項1に記載の発明によれば、画面内に表示された指標を
注視しているときの、画面上の注視点座標と、指標の中
心座標とのずれ量が補正値として検出され、この補正値
によって注視点検出手段によって検出される注視点座標
が補正されるように構成したので、通常の視線スイッチ
として使用する指標を用いて注視点検出誤差を補正する
ことができ、通常の使用の中で注視点検出制度を向上す
ることができる。
【0103】また本願における請求項2に記載の発明に
よれば、注視点検出手段によって検出される注視点座標
の補正動作が、機能実行手段によって指標に対応づけら
れた機能が実行されているときに並行して行われるよう
にしたので、キャリブレーション動作を頻繁に行う必要
がなく、視線スイッチを使用しているときに、自動的に
注視点検出誤差を補正することができ、通常の使用の中
で注視点検出精度を向上することができるとともに、使
用のたびに制度を向上することができる。
よれば、注視点検出手段によって検出される注視点座標
の補正動作が、機能実行手段によって指標に対応づけら
れた機能が実行されているときに並行して行われるよう
にしたので、キャリブレーション動作を頻繁に行う必要
がなく、視線スイッチを使用しているときに、自動的に
注視点検出誤差を補正することができ、通常の使用の中
で注視点検出精度を向上することができるとともに、使
用のたびに制度を向上することができる。
【0104】また本願における請求項3に記載の発明に
よれば、請求項1における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときのみ行われるため、精度の向上が図られ、検
出誤差やノイズの影響を除去することができる。
よれば、請求項1における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときのみ行われるため、精度の向上が図られ、検
出誤差やノイズの影響を除去することができる。
【0105】また本願における請求項4に記載の発明に
よれば、注視点が所定回数連続して指標上にあることが
検出されたとき、補正手段によって補正値が演算される
ようにしたので、視線のばらつきや誤差の影響を除去す
ることができる。
よれば、注視点が所定回数連続して指標上にあることが
検出されたとき、補正手段によって補正値が演算される
ようにしたので、視線のばらつきや誤差の影響を除去す
ることができる。
【0106】また本願における請求項5に記載の発明に
よれば、前記機能実行手段を、前記注視点検出手段によ
って前記注視点が所定回数前記指標上にあることが検出
されたとき、前記機能を実行するようにしたので、視線
のばらつきや誤差の影響を除去することができる。
よれば、前記機能実行手段を、前記注視点検出手段によ
って前記注視点が所定回数前記指標上にあることが検出
されたとき、前記機能を実行するようにしたので、視線
のばらつきや誤差の影響を除去することができる。
【0107】また本願における請求項6に記載の発明に
よれば、画面内に表示された指標を注視しているとき
の、画面上の注視点座標と、指標の中心座標とのずれ量
が検出されて逐次記憶され、記憶された複数のずれ量か
ら補正値が演算され、注視点検出手段の出力が補正され
るようにしたので、通常の視線スイッチとして使用する
指標を用いて注視点検出誤差を補正することができ、通
常の使用の中で注視点検出精度を向上するとができる。
また視線スイッチを使用するたびに精度を向上するよう
な学習機能を持たせることができ、高精度かつ安定な視
線検出を行うことができる。
よれば、画面内に表示された指標を注視しているとき
の、画面上の注視点座標と、指標の中心座標とのずれ量
が検出されて逐次記憶され、記憶された複数のずれ量か
ら補正値が演算され、注視点検出手段の出力が補正され
るようにしたので、通常の視線スイッチとして使用する
指標を用いて注視点検出誤差を補正することができ、通
常の使用の中で注視点検出精度を向上するとができる。
また視線スイッチを使用するたびに精度を向上するよう
な学習機能を持たせることができ、高精度かつ安定な視
線検出を行うことができる。
【0108】また本願における請求項7に記載の発明に
よれば、請求項6における注視点検出手段によって検出
される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によって
指標に対応づけられた機能が実行されているときに並行
して行われるようにしたので、キャリブレーション動作
を頻繁に行う必要がなく、視線スイッチを使用している
ときに、自動的に注視点検出誤差を補正することがで
き、通常の使用の中で注視点検出制度を向上することが
できるとともに、使用のたびに精度を向上することがで
きる。
よれば、請求項6における注視点検出手段によって検出
される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によって
指標に対応づけられた機能が実行されているときに並行
して行われるようにしたので、キャリブレーション動作
を頻繁に行う必要がなく、視線スイッチを使用している
ときに、自動的に注視点検出誤差を補正することがで
き、通常の使用の中で注視点検出制度を向上することが
できるとともに、使用のたびに精度を向上することがで
きる。
【0109】また本願における請求項8に記載の発明に
よれば、請求項6における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときのみ行われ、精度の向上が図られ、検出誤差
やノイズの影響を除去することができる。
よれば、請求項6における補正手段の補正動作が、指標
の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値より
小さいときのみ行われ、精度の向上が図られ、検出誤差
やノイズの影響を除去することができる。
【0110】また本願における請求項9に記載の発明に
よれば、記憶手段に逐次記憶された2つの指標に対する
ずれ量からその2つの指標の画面内における間隔と、操
作者が2つの指標を注視したときの画面内の注視点座標
の間隔とのずれ量が補正値として演算され、注視点検出
手段の注視点情報が補正されるようにしたので、通常の
視線スイッチとして使用する指標を用いて注視点検出誤
差を補正することができ、通常の使用の中で注視点検出
精度を向上することができる。また複数の指標を注視し
たときの相対的な誤差を補正するようにしているので、
単に指標と注視点のずれだけでなく、視線検出用センサ
の分解能、眼球の回転方向における誤差の補正を行うこ
とができる。
よれば、記憶手段に逐次記憶された2つの指標に対する
ずれ量からその2つの指標の画面内における間隔と、操
作者が2つの指標を注視したときの画面内の注視点座標
の間隔とのずれ量が補正値として演算され、注視点検出
手段の注視点情報が補正されるようにしたので、通常の
視線スイッチとして使用する指標を用いて注視点検出誤
差を補正することができ、通常の使用の中で注視点検出
精度を向上することができる。また複数の指標を注視し
たときの相対的な誤差を補正するようにしているので、
単に指標と注視点のずれだけでなく、視線検出用センサ
の分解能、眼球の回転方向における誤差の補正を行うこ
とができる。
【0111】また本願における請求項10に記載の発明
によれば、請求項9における注視点検出手段によって検
出される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によっ
て指標に対応づけられた機能が実行されているときに並
行して行われるようにしたので、キャリブレーション動
作を頻繁に行う必要がなく、視線スイッチを使用してい
るときに、自動的に注視点検出誤差を補正することがで
き、通常の使用の中で注視点検出制度を向上することが
できるとともに、使用のたびに精度を向上することがで
きる。
によれば、請求項9における注視点検出手段によって検
出される注視点座標の補正動作が、機能実行手段によっ
て指標に対応づけられた機能が実行されているときに並
行して行われるようにしたので、キャリブレーション動
作を頻繁に行う必要がなく、視線スイッチを使用してい
るときに、自動的に注視点検出誤差を補正することがで
き、通常の使用の中で注視点検出制度を向上することが
できるとともに、使用のたびに精度を向上することがで
きる。
【0112】また本願における請求項11に記載の発明
によれば、請求項9における補正手段の補正動作が、指
標の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値よ
り小さいときのみ行われ、精度の向上が図られ、検出誤
差やノイズの影響を除去することができる。
によれば、請求項9における補正手段の補正動作が、指
標の近傍で検出された注視点の偏差が予め設定した値よ
り小さいときのみ行われ、精度の向上が図られ、検出誤
差やノイズの影響を除去することができる。
【0113】また上記各請求項に記載の発明によれば、
キャリブレーション動作を必ずしも行わなくても、通常
の視線スイッチを動作させることによって注視点検出誤
差を補正できるため、使用するたびに自動的に性能向上
を図ることができ、キャリブレーション動作と併用すれ
ば、さらに精度向上を迅速に行うことができ、学習機能
を効果的に発揮させることができる。
キャリブレーション動作を必ずしも行わなくても、通常
の視線スイッチを動作させることによって注視点検出誤
差を補正できるため、使用するたびに自動的に性能向上
を図ることができ、キャリブレーション動作と併用すれ
ば、さらに精度向上を迅速に行うことができ、学習機能
を効果的に発揮させることができる。
【図1】本発明の動作を説明するファインダー画面を示
す図である。
す図である。
【図2】本発明の動作を説明するファインダー画面を示
す図である。
す図である。
【図3】本発明の動作を説明するファインダー画面を示
す図である。
す図である。
【図4】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
【図5】本発明の視線検出機能を備えた電子機器をビデ
オカメラに適用した場合を示す実施例の構成を示すブロ
ック図である。
オカメラに適用した場合を示す実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明の補正動作を説明するためのファインダ
ー画面を示す図である。
ー画面を示す図である。
【図7】本発明の補正動作を説明するためのファインダ
ー画面を示す図である。
ー画面を示す図である。
【図8】本発明の補正動作を説明するためのファインダ
ー画面を示す図である。
ー画面を示す図である。
【図9】注視点検出動作の原理図である。
【図10】視線スイッチの基本動作を説明するためのフ
ァインダー画面を示す図である。
ァインダー画面を示す図である。
【図11】図10における視線スイッチの基本的動作を
説明するためのフローチャートである。
説明するためのフローチャートである。
101a〜101c 指標 103 指標の中心座標 104 注視点分布領域 501 ズームレンズ 504 電子ビューファインダ(EVF) 507 システムコントロール回路 508 表示回路 509 メモリ(指標の座標記憶用) 510 視線検出ブロック 515 注視点検出回路 516 メモリ(注視点検出位置記憶用) 517 メモリ(補正値記憶用)
Claims (11)
- 【請求項1】 画面内に指標を表示する表示手段と、 前記画面内における操作者の注視点を検出する注視点検
出手段と、 前記注視点検出手段によって前記指標を注視しているこ
とが検出されたとき前記指標に対応する所定の機能を実
行する機能実行手段と、 前記注視点検出手段によって検出された前記注視点位置
情報と、前記指標の中心部位置とのずれ量を検出して補
正値を演算し、該補正値に基づいて前記注視点検出手段
の出力を補正する補正手段と、を備えたことを特徴とす
る視線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記補正手段は、前記機能実行手段によって前記機能が
実行されているときに前記注視点検出手段によって検出
された注視点位置情報に基づいて前記補正値を演算する
ように構成されていることを特徴とする視線検出機能を
備えた電子機器。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記補正手段は、前記指標の近傍で検出された注視点の
偏差を予め設定した値より小さいときに前記補正値を演
算し、前記補正を行うように構成されていることを特徴
とする視線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項4】 請求項1において、 前記注視点検出手段によって前記注視点が所定回数連続
して前記指標上にあることが検出されたとき、前記補正
手段によって前記補正値が演算されるように構成されて
ることを特徴とする視線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項5】 請求項1において、 前記機能実行手段は、前記注視点検出手段によって前記
注視点が所定回数前記指標上にあることが検出されたと
き、前記機能を実行するように構成されていることを特
徴とする視線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項6】 画面内に指標を表示する表示手段と、 前記画面内における操作者の注視点を検出する注視点検
出手段と、 前記注視点検出手段によって前記指標を注視しているこ
とが検出されたとき前記指標に対応する所定の機能を実
行する機能実行手段と、 前記注視点検出手段によって前記指標を注視しているこ
とが検出されたときの前記注視点位置情報と、前記指標
の中心部位置とのずれ量を検出して逐次記憶する記憶手
段と、 前記記憶手段に記憶された前記複数のずれ量から補正値
を演算し、該補正値に基づいて前記注視点検出手段の出
力を補正する補正手段と、を備えたことを特徴とする視
線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項7】 請求項6において、 前記補正手段は、前記機能実行手段によって前記機能が
実行されているときに前記注視点検出手段によって検出
された注視点位置情報に基づいて前記補正値を演算する
ように構成されていることを特徴とする視線検出機能を
備えた電子機器。 - 【請求項8】 請求項6において、 前記補正手段は、前記指標の近傍で検出された注視点の
偏差が予め設定した値より小さいときに前記補正値を演
算し、前記補正を行うように構成されていることを特徴
とする視線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項9】 画面内に複数の指標を表示する表示手段
と、 前記画面内における操作者の注視点を検出する注視点検
出手段と、 前記注視点検出手段によって前記指標を注視しているこ
とが検出されたとき前記指標に対応する所定の機能を実
行する機能実行手段と、 前記注視点検出手段によって前記指標を注視しているこ
とが検出されたときの前記注視点位置情報と、前記指標
の中心部位置とのずれ量を逐次検出して記憶する記憶手
段と、 前記記憶手段に記憶された少なくとも2つの指標に対す
るずれ量から前記2つの指標の前記画面内における間隔
と、操作者が前記2つの指標を注視したときの画面内の
注視点座標の間隔とのずれ量を演算して補正値を求め、
該補正値に基づいて前記注視点検出手段によって検出さ
れた注視点情報を補正する補正手段と、を備えたことを
特徴とする視線検出機能を備えた電子機器。 - 【請求項10】 請求項9において、 前記補正手段は、前記機能実行手段によって前記機能が
実行されているときに前記注視点検出手段によって検出
された注視点位置情報に基づいて前記補正値を演算する
ように構成されていることを特徴とする視線検出機能を
備えた電子機器。 - 【請求項11】 請求項9において、 前記補正手段は、前記指標の近傍で検出された注視点の
偏差が予め設定した値より小さいときに前記補正値を演
算し、前記補正を行うように構成されていることを特徴
とする視線検出機能を備えた電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095199A JPH08280628A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 視線検出機能を備えた電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7095199A JPH08280628A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 視線検出機能を備えた電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280628A true JPH08280628A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14131091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7095199A Withdrawn JPH08280628A (ja) | 1995-04-20 | 1995-04-20 | 視線検出機能を備えた電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08280628A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007259931A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Honda Motor Co Ltd | 視線検出装置 |
JP2015087921A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | セイコーエプソン株式会社 | 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法 |
JP2015152938A (ja) * | 2014-02-10 | 2015-08-24 | ソニー株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
JP2016073357A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 富士通株式会社 | 視線位置検出装置、視線位置検出方法及び視線位置検出プログラム |
JP2017037330A (ja) * | 2012-09-19 | 2017-02-16 | 株式会社ニコン | 視線情報補正装置、視線情報検出装置、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ選択装置、眼鏡レンズ選択方法、および眼鏡レンズ |
US9921646B2 (en) | 2013-03-25 | 2018-03-20 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display device and method of controlling head-mounted display device |
-
1995
- 1995-04-20 JP JP7095199A patent/JPH08280628A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017037330A (ja) * | 2012-09-19 | 2017-02-16 | 株式会社ニコン | 視線情報補正装置、視線情報検出装置、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ選択装置、眼鏡レンズ選択方法、および眼鏡レンズ |
US9921646B2 (en) | 2013-03-25 | 2018-03-20 | Seiko Epson Corporation | Head-mounted display device and method of controlling head-mounted display device |
JP2015087921A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | セイコーエプソン株式会社 | 頭部装着型表示装置および頭部装着型表示装置の制御方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020702 |