JPH08280486A - 携帯用折畳み式クッション - Google Patents

携帯用折畳み式クッション

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JPH08280486A
JPH08280486A JP11396795A JP11396795A JPH08280486A JP H08280486 A JPH08280486 A JP H08280486A JP 11396795 A JP11396795 A JP 11396795A JP 11396795 A JP11396795 A JP 11396795A JP H08280486 A JPH08280486 A JP H08280486A
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JP
Japan
Prior art keywords
cushion
folding
flat plate
reinforcing sheet
groove
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Pending
Application number
JP11396795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kuichi Okayama
九一 岡山
Isao Ichiyama
功 一山
Keizo Kimoto
圭造 紀本
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NAGAOKA SANGYO KK
Original Assignee
NAGAOKA SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 持ち運びが簡単で折畳み時にコンパクトとな
り、クッション使用時には底突きのない好ましいクッシ
ョン性が出現し、長時間の座位でも臀痛が生ぜず、降雨
時の雨水を弾く防水性と断熱性とを備える。 【構成】 表面補強シートの一面に折畳み用溝を残して
クッション平板を対称的に貼着してクッション体を得、
クッション平板の外側面より表面補強シートの貼着面に
至る切込みを切設し、またクッション平板の両面に表面
補強シートを貼着し、クッション体の外側面両面から互
い違いに対面する表面補強シートの貼着面に至る切込み
を切設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野球やラグビー、サッ
カー等の観戦、或いはハイキングその他のレジャーの際
に使用される携帯用としてコンパクトに折畳むことが出
来、また使用時には拡げて供することが出来る座位用の
クッションに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、野球やラグビー、サッカー、
スケート、スキー等の多くのスポーツ観戦の際に、また
登山やハイキング、キャンプ等の多くのレジャーの際
に、夫々座位用のクッションなるものが用いられ、座位
時の臀痛を緩和すると共に、比較的長時間、座位状態を
維持出来ることで重宝されているところである。
【0003】然し乍ら、この種のクッションにあって
は、運搬に便ならしめるため、軽量且つコンパクトで弾
力性を備えることが要求され、主としてウレタンフォー
ム等の平板或いはこれのチップ片等をクッション材とし
て使用し、このクッション材を扁平な袋体内に収納して
供されている。
【0004】このクッションに於いては、収納されたク
ッション材が反発弾力性を備えるため、折畳んでコンパ
クト化することが出来ず、携帯に不便であるばかりか、
当該クッション材が連続気泡発砲体であるため、保水性
が高く、降雨等により雨水がクッション内部へ浸透し
て、クッションとして使用に耐えない欠陥があった。
【0005】またクッション材を収納する袋体を防水性
となし、これによって臀部の湿潤を未然に防止するもの
が存在するが、雨水の浸入を確実に阻止出来ないもので
あった。更にはクッション材の特性から、厚さ変化が大
きく、所謂底突き現象が生起し、クッションとしての緩
衝性を得るには、相当の厚みが要求され、扁平なもので
はクッションの効果を発揮出来ないものであった。特に
敷設面に凹凸がある場合には、底からの突き上げ現象が
生じる憾みがあった。
【0006】またポリエチレンフォーム製平板にアルミ
ニウム蒸着フィルムを貼着した巻き物状とするクッショ
ンも周知されるが、筒状に捲廻して持ち運びするので、
非常に嵩高となり、コンパクト化出来ないのみならず、
クッションを敷設した際には、捲き癖が取れずに両端が
反り上がって屈曲状態を呈し、平滑化出来ないものであ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然るに本発明が茲に提
案する携帯用折畳み式クッションに於いては、既述の従
来の欠陥に鑑みて鋭意研究の結果開発されたものであっ
て、室内外に於ける野球やラグビー、サッカー、スケー
ト、スキー等のスポーツを座位状態で観戦する際、或い
は登山やハイキング、キャンプ等の多種のレジャーで座
位状態を維持する際に使用され、持ち運びが極めて簡単
で折畳み時には頗るコンパクト化出来、クッションとし
て使用時には底突きのない適度の反発力によるクッショ
ン性が保持出来て、長時間に亘る座位状態でも臀痛が招
来せず、更には吸水性が備わらないことで降雨時の雨水
を完全に弾き、また別途袋体にてカバーする手間が省略
出来ると共に、冬期の使用時にも保温性を確保し得る携
帯用折畳み式クッションを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を有効に達
成するがために、本発明による携帯用折畳み式クッショ
ンに於いては、表面補強シート1の一面に、折畳み用溝
3を残してクッション平板2を対称的に貼着したクッシ
ョン体Aであって、該クッション平板2の外側面より表
面補強シート1の貼着面に至り切込み4を切設した携帯
用折畳み式クッションを特徴としており、またクッショ
ン平板2の両面に表面補強シート1を貼着した少なくと
も三層構造を備えたクッション体Bであって、該クッシ
ョン体Bの外側面両面から互い違いに対面する表面補強
シート1の貼着面に至り切込み4を切設した携帯用折畳
み式クッションを特徴としており、また折畳み用溝3
は、貼着されたクッション平板2の厚みより2倍の溝幅
に形成されている携帯用折畳み式クッションを特徴とし
ており、またクッション平板2として、見掛け密度が
0.025乃至0.067g/cm3の独立気泡ポリオレ
フィン発泡体シ−トを用いる携帯用折畳み式クッション
を特徴としており、また表面補強シート1として、見掛
け密度を0.067乃至0.200g/cm3の独立気泡
ポリオレフィン発泡体シ−ト、または不織布、織物地、
編物地、プラスチックシート、プラスチックフィルム、
帆布およびこれらの複合シートを用いる携帯用折畳み式
クッションを特徴としているものである。
【0009】
【作 用】本発明による携帯用折畳み式クッションによ
れば、表面補強シート1にクッション平板2が連結され
る構成を有し、そうして互いのクッション平板2で形成
される折畳み用溝3内へ、クッション平板2の側縁を収
納する際に、折畳み用溝3の幅員をクッション平板2の
厚みの2倍の幅員としているので、クッション体Aを折
畳んだ場合、折畳み用溝3に相当する表面補強シート1
が外方へ膨出せず、クッション平板2の側縁に平滑に沿
う状態を呈すると同時に、折畳み用溝3と平行する切込
み4は、夫々クッション平板2を二分割して表面補強シ
ート1の貼着面に至ることで、瞬時にコンパクトな四ツ
折りに折畳み得るものとなる。
【0010】またクッション平板2を表面補強シート1
間へ介在させたサンドイッチ状にクッション体Bを形成
し、このクッション体Bの外側面両面から互い違いに切
込み4を、略等間隔に対面する表面補強シート1の貼着
面に至るまで切込むことで、これも瞬時にコンパクトな
四ツ折りに折畳みが遂行出来、持ち運びに便であると共
に、クッション性に優れて底突き現象が生起せず、断熱
性と防水性とを兼備するものとなる。
【0011】
【実施例】次いで本発明による携帯用折畳み式クッショ
ンについて、その実施に際する一例を、以下の図面を参
照して詳述する。
【0012】図1並びに図3には本発明に供する携帯用
折畳み式クッションの正面斜視図が図示されており、少
なくとも表面補強シート1とクッション平板2と該クッ
ション平板2に切込まれた切込み4とを備えている。こ
の携帯用折畳み式クッションは、例えば30cm平方の面
積に裁断された折畳み式の形式で、その表面補強シート
1としては、見掛け密度を0.067乃至0.200g
/cm3の独立気泡ポリオレフィン発泡体シ−ト、または
不織布、織物地、編物地、プラスチックシート、プラス
チックフィルム、帆布およびこれらの複合シートが用い
られ、クッション平板2としては、例えば厚みを1cmと
する見掛け密度が0.025乃至0.067g/cm3
独立気泡ポリオレフィン発泡体シ−トが用いられるが、
斯かる携帯用折畳み式クッションの大きさやクッション
平板2が備える厚みについては、前述した数値に限定さ
れることなく任意に設定出来る。
【0013】図1の携帯用折畳み式クッションでは、図
2で明らかな如くその中心部位に折畳み用溝3が形成さ
れており、該折畳み用溝3は、表面補強シート1と同一
外観を備え、表面補強シート1の左右からクッション平
板2を配設して、表面補強シート1の中心部位で折畳み
用溝3が形成されるように貼着一体化してクッション体
Aに製出されている。即ち表面補強シート1の一面に、
左右から貼着されたクッション平板2によって、折畳み
用溝3が形成されるのであるが、この際前記折畳み用溝
3の溝幅は、クッション平板2の厚みが1cmであれば、
この2倍である2cmの幅員を備えるように溝幅が設けら
れる。
【0014】而して、一定の折畳み用溝3を残して表面
補強シート1の一面に貼着されたクッション平板2に
は、前記折畳み用溝3と平行し且つクッション平板2を
夫々二分割するような切込み4が、表面補強シート1の
貼着面に至るように切込まれている。
【0015】この携帯用折畳み式クッションを折畳んだ
際には、折畳み用溝3の部分に相当する表面補強シート
1の部分は、クッション平板2の折畳み側縁に平滑に沿
って当接され、該部分が膨出する虞れはなく、且つ切込
み4によって更にコンパクトに折畳み得るものとなる。
【0016】図3の携帯用折畳み式クッションでは、表
裏両面に配設される表面補強シート1の間に、クッショ
ン平板2を介在させたサンドイッチ状を呈するように製
出されたクッション体Bであり、斯かるクッション体B
の外側面には、その両面から互い違いに切込み4が対面
する表面補強シート1の貼着面まで切込まれ、交互の切
込み4の間隔は略等間隔に形成されている。
【0017】図1や図3に示される携帯用折畳み式クッ
ションのものは、瞬時に四ツ折りにコンパクトに折畳み
が可能であるが、折畳む数条は特に限定されず適宜設計
出来る。また折畳み用溝3の個数についても任意であ
る。
【0018】本発明の携帯用折畳み式クッションに供さ
れるクッション平板2は、クッション性に優秀であるこ
と、下地の熱気や冷気を通過させない断熱性に優秀であ
ること、更に雨水、湿気に対する吸水性が無いこと等に
鑑みて、見掛け密度0.025乃至0.067g/cm3
の独立気泡ポリオレフィン発泡体が特に用いられる。
【0019】本発明の携帯用折畳み式クッションに供さ
れる表面補強シート1は、前述の素材またはその積層物
が任意に使い分けされるが、特に冬期に使用されること
が多い関係上、保温性や撥水性、雪の付着の除去容易性
より独立気泡エチレン−酢酸ビニルコポリマ−発泡体シ
−トが好んで用いられる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば表面補強シート1とクッ
ション平板2とが連結され、互いのクッション平板2で
形成される折畳み用溝3へ、クッション平板2の側縁を
案内収納する際に、折畳み用溝3の幅員をクッション平
板2の厚みの2倍とするので、クッション体Aの折畳み
時には、折畳み用溝3に相当する部位の表面補強シート
1が外方へ膨出することなく、クッション平板2の側縁
に平滑に沿い、且つクッション平板2への切込み4は該
平板2を二分割して、表面補強シート1の貼着面に至る
ので、余分な膨出個所無く、瞬時に棒状に折畳むことが
出来、またその平滑な開放が瞬時に可能となり、コンパ
クトに四ツ折り出来て運搬に利便となる。
【0021】またクッション平板2を表面補強シート1
間へ介在させてサンドイッチ状にクッション体Bを形成
し、この外側面両面から互い違いに切込み4を等間隔に
対面する表面補強シート1の貼着面に至り切込むこと
で、瞬時の折畳みが可能でコンパクトとなり携帯に優れ
ると共に、表裏の区別無く使用出来るものとなる。
【0022】またクッション性に優れて底突き現象が起
らず、断熱性や防水性を備えるので特に冬季の使用に利
便であり、且つ表面補強シート1のみの折曲で折畳むの
で嵩高とならず、反覆継続使用にも充分な耐久性を兼備
するものとなり、更には長時間に亘る座位状態時にも臀
痛が生じないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クッションを拡開した状態を示す正面斜視図で
ある。
【図2】図1のクッションの背面斜視図である。
【図3】他の実施による拡開した状態を示す正面斜視図
である。
【図4】図1のクッションの折畳み状態を示す側面図で
ある。
【図5】図3のクッションの折畳み状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 表面補強シート 2 クッション平板 3 折畳み用溝 4 切込み A クッション体 B クッション体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面補強シート(1)の一面に、折畳み
    用溝(3)を残してクッション平板(2)を対称的に貼
    着したクッション体(A)であって、該クッション平板
    (2)の外側面より表面補強シート(1)の貼着面に至
    り切込み(4)を切設したことを特徴とする携帯用折畳
    み式クッション。
  2. 【請求項2】 クッション平板(2)の両面に表面補強
    シート(1)を貼着した少なくとも三層構造を備えたク
    ッション体(B)であって、該クッション体(B)の外
    側面両面から互い違いに対面する表面補強シート(1)
    の貼着面に至り切込み(4)を切設したことを特徴とす
    る携帯用折畳み式クッション。
  3. 【請求項3】 折畳み用溝(3)は、貼着されたクッシ
    ョン平板(2)の厚みより2倍の溝幅に形成されている
    請求項1記載の携帯用折畳み式クッション。
  4. 【請求項4】 クッション平板(2)として、見掛け密
    度が0.025乃至0.067g/cm3の独立気泡ポリ
    オレフィン発泡体シ−トを用いる請求項1又は2記載の
    携帯用折畳み式クッション。
  5. 【請求項5】 表面補強シート(1)として、見掛け密
    度を0.067乃至0.200g/cm3の独立気泡ポリ
    オレフィン発泡体シ−ト、または不織布、織物地、編物
    地、プラスチックシート、プラスチックフィルム、帆布
    およびこれらの複合シートを用いる請求項1又は2記載
    の携帯用折畳み式クッション。
JP11396795A 1995-04-14 1995-04-14 携帯用折畳み式クッション Pending JPH08280486A (ja)

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JP11396795A JPH08280486A (ja) 1995-04-14 1995-04-14 携帯用折畳み式クッション

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JPH08280486A true JPH08280486A (ja) 1996-10-29

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JP (1) JPH08280486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184078A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Sankoo:Kk おむつ替え具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184078A (ja) * 2009-02-13 2010-08-26 Sankoo:Kk おむつ替え具

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