JPH08280002A - 画像情報通信システム - Google Patents
画像情報通信システムInfo
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- JPH08280002A JPH08280002A JP7082268A JP8226895A JPH08280002A JP H08280002 A JPH08280002 A JP H08280002A JP 7082268 A JP7082268 A JP 7082268A JP 8226895 A JP8226895 A JP 8226895A JP H08280002 A JPH08280002 A JP H08280002A
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】端末から遠隔した画像ファイルをアクセスでき
るVOD用の画像情報通信システムを提供する。 【構成】 画像情報を蓄積するためのファイル装置20
0〜202とサーバ1をSCSIインタフェースで接続
し、上記サーバ1をATM変換機能をもつ変換装置40
0〜403を介して通信回線に接続する。また、SCS
Iインタフェースを有する端末500〜503を、同様
の変換装置430〜433を介して上記通信回線に接続
する。端末で扱うコマンドおよびデータは、SCSIに
準拠したフォーマットで行う。 【効果】既存の制御ソフト、アプリケーションが流用で
きる環境下で映像編集・送出が可能となるため、コスト
低減が図れる。さらに映像送出に際しての配送中断が回
避できることにより信頼性の向上が図れる。
るVOD用の画像情報通信システムを提供する。 【構成】 画像情報を蓄積するためのファイル装置20
0〜202とサーバ1をSCSIインタフェースで接続
し、上記サーバ1をATM変換機能をもつ変換装置40
0〜403を介して通信回線に接続する。また、SCS
Iインタフェースを有する端末500〜503を、同様
の変換装置430〜433を介して上記通信回線に接続
する。端末で扱うコマンドおよびデータは、SCSIに
準拠したフォーマットで行う。 【効果】既存の制御ソフト、アプリケーションが流用で
きる環境下で映像編集・送出が可能となるため、コスト
低減が図れる。さらに映像送出に際しての配送中断が回
避できることにより信頼性の向上が図れる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報通信システム
に関し、更に詳しくは、クライアント(端末装置)から
の要求に応答して、サーバが画像情報、特に動画像情報
の記録、編集、および送出動作を行うようにしたサーバ
・クライアントシステムに関する。
に関し、更に詳しくは、クライアント(端末装置)から
の要求に応答して、サーバが画像情報、特に動画像情報
の記録、編集、および送出動作を行うようにしたサーバ
・クライアントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】サーバ側の蓄積装置に動画像情報を蓄積
しておき、通信回線を介して接続された遠隔端末装置か
らの要求に応じて、上記サーバが動画像情報の処理およ
び端末への動画像情報の配送動作を行うようにしたサー
バ・クライアントシステムは、VOD(Video On Deman
d)システムとして知られ、現在、ケーブルテレビ向
け、放送局向け、あるいはオフィス向けなど各種形態の
ものが開発されつつある。例えば、放送局向けの画像編
集システムでは、端末側で高精細な動画像を表示するた
めに、毎秒数十メガビット以上の高速ビットレートの画
像情報伝送機能と、フレーム単位での画像の挿入/削除
を可能とする画像編集に適した画像フォーマットの採用
が必要とされる。このような画像編集システムとして
は、例えば、米国のアビット社が開発した「ディジタル
ニュース・ギャザリングシステム」が知られている。上
記システムでは、動画像情報を蓄積した中央ライブラリ
装置に、画像情報の蓄積、編集、および送出動作を行う
ためのワークステーション(ファイルサーバ)を接続し
ておき、複数のユーザが、上記サーバを介して、中央ラ
イブラリに蓄積されたオーディオ情報、ビデオ情報ある
いはグラフィック情報にアクセスする。各ユーザ端末
は、中央ライブラリを管理するファイルサーバに光ファ
イバで直結され、独自の伝送プロトコルを有する「アビ
ッドネット」とよばれる非同期転送モード(ATM:As
ynchronous Transmission Mode)の固定長パケット(セ
ル)方式で制御命令や各種の画像情報の送受信を行って
いる。
しておき、通信回線を介して接続された遠隔端末装置か
らの要求に応じて、上記サーバが動画像情報の処理およ
び端末への動画像情報の配送動作を行うようにしたサー
バ・クライアントシステムは、VOD(Video On Deman
d)システムとして知られ、現在、ケーブルテレビ向
け、放送局向け、あるいはオフィス向けなど各種形態の
ものが開発されつつある。例えば、放送局向けの画像編
集システムでは、端末側で高精細な動画像を表示するた
めに、毎秒数十メガビット以上の高速ビットレートの画
像情報伝送機能と、フレーム単位での画像の挿入/削除
を可能とする画像編集に適した画像フォーマットの採用
が必要とされる。このような画像編集システムとして
は、例えば、米国のアビット社が開発した「ディジタル
ニュース・ギャザリングシステム」が知られている。上
記システムでは、動画像情報を蓄積した中央ライブラリ
装置に、画像情報の蓄積、編集、および送出動作を行う
ためのワークステーション(ファイルサーバ)を接続し
ておき、複数のユーザが、上記サーバを介して、中央ラ
イブラリに蓄積されたオーディオ情報、ビデオ情報ある
いはグラフィック情報にアクセスする。各ユーザ端末
は、中央ライブラリを管理するファイルサーバに光ファ
イバで直結され、独自の伝送プロトコルを有する「アビ
ッドネット」とよばれる非同期転送モード(ATM:As
ynchronous Transmission Mode)の固定長パケット(セ
ル)方式で制御命令や各種の画像情報の送受信を行って
いる。
【0003】図2は、上記従来の画像編集システムの構
成を概略的に示した図であり、1はサーバ、200〜2
02は上記サーバ1に接続された画像ファイル装置、2
はATMスイッチ、500〜503は上記ATMスイッ
チ2に通信回線420〜423を介して接続された端末
装置(計算機)を示す。
成を概略的に示した図であり、1はサーバ、200〜2
02は上記サーバ1に接続された画像ファイル装置、2
はATMスイッチ、500〜503は上記ATMスイッ
チ2に通信回線420〜423を介して接続された端末
装置(計算機)を示す。
【0004】各端末装置500〜503は、例えばマイ
クロプロセッサ、メモリ、表示装置、キーボード等の要
素からなり、それぞれ通信回線420〜423との間で
セルを送受信するための専用のATM用のインターフェ
イス(I/F)370〜373を備えている。各画像フ
ァイル装置200〜202は、例えばディスク等からな
る画像情報を蓄積するための記憶装置からなり、それぞ
れサーバ1と通信するためのSCSIインターフェイス
300〜302を備えている。また、サーバ1は、上記
各ファイル装置のSCSIインターフェイスと対をなす
複数のSCSIインターフェイス310〜312と、A
TMスイッチ2と接続するためのATMインターフェイ
ス380〜381とを備え、端末装置500〜503と
の間ではATMインターフェイスを介して通信し、画像
ファイル装置300〜302との間ではSCSIインタ
ーフェイスを介して通信するようになっている。この場
合、各端末は、例えば、画像/音声を対象としたOMF(Op
en Media Framework)と呼ばれるフォーマットに準拠し
たデータフォーマットが採用される。
クロプロセッサ、メモリ、表示装置、キーボード等の要
素からなり、それぞれ通信回線420〜423との間で
セルを送受信するための専用のATM用のインターフェ
イス(I/F)370〜373を備えている。各画像フ
ァイル装置200〜202は、例えばディスク等からな
る画像情報を蓄積するための記憶装置からなり、それぞ
れサーバ1と通信するためのSCSIインターフェイス
300〜302を備えている。また、サーバ1は、上記
各ファイル装置のSCSIインターフェイスと対をなす
複数のSCSIインターフェイス310〜312と、A
TMスイッチ2と接続するためのATMインターフェイ
ス380〜381とを備え、端末装置500〜503と
の間ではATMインターフェイスを介して通信し、画像
ファイル装置300〜302との間ではSCSIインタ
ーフェイスを介して通信するようになっている。この場
合、各端末は、例えば、画像/音声を対象としたOMF(Op
en Media Framework)と呼ばれるフォーマットに準拠し
たデータフォーマットが採用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、各端末がAT
M回線に直接的に接続される上記従来の画像編集システ
ム構成によれば、既存のLAN(Local Area Network)環
境との整合性、および既存回線インタフェースを有する
端末装置との接続性に難があり、汎用性に欠けるという
問題がある。すなわち、上記従来システムでは、ファイ
ルサーバと各ユーザ端末に、ATM回線と直接接続する
ための独自の制御プロトコルをもった回線インタフェー
スとドライバソフトウエアが必要となる。従って、例え
ばSCSI(Small ComputerSystem Interface)等、既に
広く普及している回線インタフェースを基調として構成
された既存の端末装置(パーソナルコンピュータやワー
クステーション等)を画像サーバに接続しようとした場
合に、回線インターフェイスをATMインターフェイス
に置き換える必要があり、アプリケーションソフトのレ
ベルにおいて、データフォーマットや制御プロトコルの
変更を含む各種の変更を行う必要がある。 本発明の目
的は、既存のSCSIインターフェイスを備えた端末装
置を使用して、比較的遠隔地にある画像ファイルをアク
セスできる画像情報通信システムを提供することにあ
る。
M回線に直接的に接続される上記従来の画像編集システ
ム構成によれば、既存のLAN(Local Area Network)環
境との整合性、および既存回線インタフェースを有する
端末装置との接続性に難があり、汎用性に欠けるという
問題がある。すなわち、上記従来システムでは、ファイ
ルサーバと各ユーザ端末に、ATM回線と直接接続する
ための独自の制御プロトコルをもった回線インタフェー
スとドライバソフトウエアが必要となる。従って、例え
ばSCSI(Small ComputerSystem Interface)等、既に
広く普及している回線インタフェースを基調として構成
された既存の端末装置(パーソナルコンピュータやワー
クステーション等)を画像サーバに接続しようとした場
合に、回線インターフェイスをATMインターフェイス
に置き換える必要があり、アプリケーションソフトのレ
ベルにおいて、データフォーマットや制御プロトコルの
変更を含む各種の変更を行う必要がある。 本発明の目
的は、既存のSCSIインターフェイスを備えた端末装
置を使用して、比較的遠隔地にある画像ファイルをアク
セスできる画像情報通信システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像情報を蓄積するための少なくとも1
つの画像蓄積装置を備えた画像サーバと、上記画像サー
バに通信回線を介して接続された少なくとも1つの端末
装置とからなり、上記端末装置から発行した命令に応答
して、上記画像サーバが上記画像蓄積装置をアクセス
し、画像情報の蓄積、読み出し、あるいは上記端末装置
への転送を行う画像情報通信システムにおいて、上記端
末装置と通信回線との間に接続された第1の変換手段
と、上記画像サーバと上記通信回線との間に接続された
第2の変換手段とを有し、上記端末装置が上記蓄積装置
を直接アクセスするデバイスレベルの第1形式をもつ命
令ブロックを発行し、上記第1の変換手段が上記第1形
式の命令ブロックを第2形式の情報パケットに変換して
上記通信回線に送出し、上記第2の変換手段が上記通信
回線から受信した情報パケットを再び上記第1形式の命
令ブロックに復元して上記画像サーバに供給し、上記画
像サーバが、上記第1形式の命令ブロックに応じて上記
蓄積装置をアクセスし、上記画像サーバが上記蓄積装置
から読み出した画像情報をデバイスレベルの第1形式を
もつ情報ブロックとして上記第2の変換手段に供給し、
該第2の変換手段が上記第1形式の情報ブロックを第2
形式の情報パケットに変換して上記通信回線に送出し、
上記第1の変換手段が上記第2形式の情報パケットをデ
バイスレベルの第1形式の情報ブロックに変換して上記
端末装置に供給し、該端末装置が上記第1形式の情報ブ
ロックに含まれる画像情報を表示出力または蓄積動作す
るようにしたことを特徴とする。
に、本発明は、画像情報を蓄積するための少なくとも1
つの画像蓄積装置を備えた画像サーバと、上記画像サー
バに通信回線を介して接続された少なくとも1つの端末
装置とからなり、上記端末装置から発行した命令に応答
して、上記画像サーバが上記画像蓄積装置をアクセス
し、画像情報の蓄積、読み出し、あるいは上記端末装置
への転送を行う画像情報通信システムにおいて、上記端
末装置と通信回線との間に接続された第1の変換手段
と、上記画像サーバと上記通信回線との間に接続された
第2の変換手段とを有し、上記端末装置が上記蓄積装置
を直接アクセスするデバイスレベルの第1形式をもつ命
令ブロックを発行し、上記第1の変換手段が上記第1形
式の命令ブロックを第2形式の情報パケットに変換して
上記通信回線に送出し、上記第2の変換手段が上記通信
回線から受信した情報パケットを再び上記第1形式の命
令ブロックに復元して上記画像サーバに供給し、上記画
像サーバが、上記第1形式の命令ブロックに応じて上記
蓄積装置をアクセスし、上記画像サーバが上記蓄積装置
から読み出した画像情報をデバイスレベルの第1形式を
もつ情報ブロックとして上記第2の変換手段に供給し、
該第2の変換手段が上記第1形式の情報ブロックを第2
形式の情報パケットに変換して上記通信回線に送出し、
上記第1の変換手段が上記第2形式の情報パケットをデ
バイスレベルの第1形式の情報ブロックに変換して上記
端末装置に供給し、該端末装置が上記第1形式の情報ブ
ロックに含まれる画像情報を表示出力または蓄積動作す
るようにしたことを特徴とする。
【0007】具体的に言うと、本発明の1実施例によれ
ば、上記第1形式はSCSI(SmallComputer System In
terface)に準じたデータブロック形式であり、第2形
式は非同期転送モード(ATM:Asynchronous Transmi
ssion Mode)に準じた固定長パケット形式であり、上記
端末装置および画像サーバは、それぞれ第1の変換手段
および第2の変換手段との間で上記第1形式の命令ブロ
ックおよび情報ブロックを送受信するためのインタフェ
ースとして、SCSI形式のものを備える。また、上記
画像サーバは、画像蓄積装置との間で上記第1形式の命
令ブロックおよび情報ブロックを送受信するためのイン
タフェースとしてSCSIを備える。
ば、上記第1形式はSCSI(SmallComputer System In
terface)に準じたデータブロック形式であり、第2形
式は非同期転送モード(ATM:Asynchronous Transmi
ssion Mode)に準じた固定長パケット形式であり、上記
端末装置および画像サーバは、それぞれ第1の変換手段
および第2の変換手段との間で上記第1形式の命令ブロ
ックおよび情報ブロックを送受信するためのインタフェ
ースとして、SCSI形式のものを備える。また、上記
画像サーバは、画像蓄積装置との間で上記第1形式の命
令ブロックおよび情報ブロックを送受信するためのイン
タフェースとしてSCSIを備える。
【0008】本発明の変形例においては、上記画像サー
バが上記第2形式の情報パケットで端末装置と命令およ
び画像情報を通信する機能を備える。この場合、上述し
た第2の変換装置は不要であり、画像サーバを上記第2
形式の情報パケットを扱う通信網に直接的に接続し、各
端末を上記第1の変換手段を介して通信網に結合したシ
ステム構成となる。
バが上記第2形式の情報パケットで端末装置と命令およ
び画像情報を通信する機能を備える。この場合、上述し
た第2の変換装置は不要であり、画像サーバを上記第2
形式の情報パケットを扱う通信網に直接的に接続し、各
端末を上記第1の変換手段を介して通信網に結合したシ
ステム構成となる。
【0009】
【作用】本発明の構成によれば、各ユーザ端末は、例え
ば、接続対象としてディスク等のデバイスを直接制御す
るために開発されたインタフェース規格であるSCSI
規格に基づくデータフォーマットの状態で画像サーバを
アクセスできるため、遠隔地に配置された画像ファイル
を恰も端末側にあるローカルディスクファイルを扱うの
と同様のデバイスレベルでのアクセスが可能になる。一
方、ファイルサーバ側においても、SCSIインタフェ
ースに準拠したデータ形態での情報伝送が可能なため、
これまで用いていたデバイスドライバ、アプリケーショ
ンソフトがそのまま利用できる。尚、後述する実施例で
は、デバイスレベルのインタフェースとしてSCSIを
例にとるが、SCSI以外の他の汎用デバイスインタフ
ェースであっても構わない。
ば、接続対象としてディスク等のデバイスを直接制御す
るために開発されたインタフェース規格であるSCSI
規格に基づくデータフォーマットの状態で画像サーバを
アクセスできるため、遠隔地に配置された画像ファイル
を恰も端末側にあるローカルディスクファイルを扱うの
と同様のデバイスレベルでのアクセスが可能になる。一
方、ファイルサーバ側においても、SCSIインタフェ
ースに準拠したデータ形態での情報伝送が可能なため、
これまで用いていたデバイスドライバ、アプリケーショ
ンソフトがそのまま利用できる。尚、後述する実施例で
は、デバイスレベルのインタフェースとしてSCSIを
例にとるが、SCSI以外の他の汎用デバイスインタフ
ェースであっても構わない。
【0010】SCSIでは、情報伝送単位は、ディスク
のセクタサイズの整数倍を基本としている。具体的な例
としては、ディスクの1セクタのバイト数である512
バイトの整数倍で扱うことになる。一方、公衆網通信等
の長距離伝送を対象とした通信規格であるATMでは、
5バイトのヘッダ部と48バイトの情報部よからなる全
長53バイトの固定長のパケット(セル)形式で情報が
伝送される。従って、画像情報などの連続データは48
バイトの情報ブロックに分割され、各情報ブロックにV
PI/VC等の制御情報を含む5バイトのヘッダを付加
した形式で、通信回線に送出され。通信回線と各端末装
置との間に接続された変換手段は、上記SCSI形式と
ATM形式との間の伝送情報形式の変換を行う。
のセクタサイズの整数倍を基本としている。具体的な例
としては、ディスクの1セクタのバイト数である512
バイトの整数倍で扱うことになる。一方、公衆網通信等
の長距離伝送を対象とした通信規格であるATMでは、
5バイトのヘッダ部と48バイトの情報部よからなる全
長53バイトの固定長のパケット(セル)形式で情報が
伝送される。従って、画像情報などの連続データは48
バイトの情報ブロックに分割され、各情報ブロックにV
PI/VC等の制御情報を含む5バイトのヘッダを付加
した形式で、通信回線に送出され。通信回線と各端末装
置との間に接続された変換手段は、上記SCSI形式と
ATM形式との間の伝送情報形式の変換を行う。
【0011】本発明によれば、SCSI等の汎用インタ
フェースを対象に作成されたアプリケーションソフトウ
エアの変更をほとんどせずに、サーバに接続された情報
の共有を実現し、画像情報の編集、および送出を行うこ
とができる。各端末からどのような情報が要求されてい
るかはサーバ側で受け取る命令を解釈する際に判別する
ことができる。また、実際に送出処理を行っている端末
を特定するためには、端末から優先的に該端末への情報
伝送を行うべく、サーバ側に命令を発行することにより
実現することができる。
フェースを対象に作成されたアプリケーションソフトウ
エアの変更をほとんどせずに、サーバに接続された情報
の共有を実現し、画像情報の編集、および送出を行うこ
とができる。各端末からどのような情報が要求されてい
るかはサーバ側で受け取る命令を解釈する際に判別する
ことができる。また、実際に送出処理を行っている端末
を特定するためには、端末から優先的に該端末への情報
伝送を行うべく、サーバ側に命令を発行することにより
実現することができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明による画像情報通信システム
の第1の実施例を示す構成図である。図において、1は
サーバ、200〜202は画像ファイル装置(ディスク
アレイ)、400〜403はサーバ側変換装置、430
〜433は端末側変換装置、500〜503は端末装置
(計算機)であり、各端末装置は、端末側変換装置およ
びサーバ側変換装置を介してサーバ1と通信する構成と
なっている。本実施例において、各端末装置500〜5
03はSCSIインターフェイス350〜353を備
え、サーバ1は、各画像ファイル装置のSCSIインタ
ーフェイス300〜302と対をなす複数のSCSIイ
ンターフェイス310〜312と、サーバ側変換装置と
対をなす複数のSCSIインターフェイス320〜32
2を備えている。
の第1の実施例を示す構成図である。図において、1は
サーバ、200〜202は画像ファイル装置(ディスク
アレイ)、400〜403はサーバ側変換装置、430
〜433は端末側変換装置、500〜503は端末装置
(計算機)であり、各端末装置は、端末側変換装置およ
びサーバ側変換装置を介してサーバ1と通信する構成と
なっている。本実施例において、各端末装置500〜5
03はSCSIインターフェイス350〜353を備
え、サーバ1は、各画像ファイル装置のSCSIインタ
ーフェイス300〜302と対をなす複数のSCSIイ
ンターフェイス310〜312と、サーバ側変換装置と
対をなす複数のSCSIインターフェイス320〜32
2を備えている。
【0013】端末側変換装置430〜433は、それぞ
れSCSIインターフェイス360〜362と、変換制
御部440〜443と、ATMインターフェイス370
〜373を備え、端末装置からの送信情報をSCSIイ
ンターフェイス360〜362で受信し、変換制御部4
40〜443でプロトコル変換し、ATMインターフェ
イス370〜373を介してATM回線420〜423
にATMセル形式で送出する。逆に、ATM回線420
〜423からのATMセル形式で受信した情報は、変換
制御部440〜443でプロトコル変換され、SCSI
のデータ形式でインターフェイス360〜362から各
端末に送出される。
れSCSIインターフェイス360〜362と、変換制
御部440〜443と、ATMインターフェイス370
〜373を備え、端末装置からの送信情報をSCSIイ
ンターフェイス360〜362で受信し、変換制御部4
40〜443でプロトコル変換し、ATMインターフェ
イス370〜373を介してATM回線420〜423
にATMセル形式で送出する。逆に、ATM回線420
〜423からのATMセル形式で受信した情報は、変換
制御部440〜443でプロトコル変換され、SCSI
のデータ形式でインターフェイス360〜362から各
端末に送出される。
【0014】サーバ側の変換装置400〜403は、そ
れぞれSCSIインターフェイス330〜332と、変
換制御部410〜413と、ATMインターフェイス3
40〜343を備え、サーバ1からの送信情報をSCS
Iインターフェイス330〜332で受信し、変換制御
部410〜413でATMセルに変換し、ATMインタ
ーフェイス340〜343を介してATM回線420〜
423に送出し、逆に、ATM回線420〜423から
のATMセル形式で受信した情報を変換制御部410〜
413でプロトコル変換し、SCSIインターフェイス
330〜332を介してサーバ1に送出する。
れぞれSCSIインターフェイス330〜332と、変
換制御部410〜413と、ATMインターフェイス3
40〜343を備え、サーバ1からの送信情報をSCS
Iインターフェイス330〜332で受信し、変換制御
部410〜413でATMセルに変換し、ATMインタ
ーフェイス340〜343を介してATM回線420〜
423に送出し、逆に、ATM回線420〜423から
のATMセル形式で受信した情報を変換制御部410〜
413でプロトコル変換し、SCSIインターフェイス
330〜332を介してサーバ1に送出する。
【0015】上記システム構成によれば、各端末で動作
するアプリケーションソフトウエアは、汎用性のあるS
CSIインタフェースを対象とした形式で良い。また、
SCSIインタフェースは比較的短距離の通信に適して
おり、遠距離通信には適さないが、上記本発明のシステ
ム構成によれば、各端末と端末側変換装置とをSCSI
インタフェースで結合し、端末側変換装置とサーバ側変
換装置とをATM回線で接続し、サーバが変換装置とサ
ーバをSCSIインタフェースで結合しているため、端
末側変換装置とサーバ側変換装置との間の伝送路を長距
離にすることができる。従って、各端末500〜503
は、SCSIインタフェースを使用しているにも係わら
ず、遠隔地にある画像ファイルをあたかも近距離に位置
した画像ファイルを扱うが如くアクセスすることができ
る。また、サーバ1も、各画像ファイル装置300〜3
02との間、およびサーバ側変換装置との間でSCSI
インタフェースを介して通信するようにしているため、
汎用性が高いデバイスインタフェース(SCSI)を有
するファイル装置を容易に収容しできるメリットがあ
る。
するアプリケーションソフトウエアは、汎用性のあるS
CSIインタフェースを対象とした形式で良い。また、
SCSIインタフェースは比較的短距離の通信に適して
おり、遠距離通信には適さないが、上記本発明のシステ
ム構成によれば、各端末と端末側変換装置とをSCSI
インタフェースで結合し、端末側変換装置とサーバ側変
換装置とをATM回線で接続し、サーバが変換装置とサ
ーバをSCSIインタフェースで結合しているため、端
末側変換装置とサーバ側変換装置との間の伝送路を長距
離にすることができる。従って、各端末500〜503
は、SCSIインタフェースを使用しているにも係わら
ず、遠隔地にある画像ファイルをあたかも近距離に位置
した画像ファイルを扱うが如くアクセスすることができ
る。また、サーバ1も、各画像ファイル装置300〜3
02との間、およびサーバ側変換装置との間でSCSI
インタフェースを介して通信するようにしているため、
汎用性が高いデバイスインタフェース(SCSI)を有
するファイル装置を容易に収容しできるメリットがあ
る。
【0016】なお、画像ファイル装置200〜202
は、ディスクアレイ装置からなり、例えば、実際に画像
情報を蓄積するために必要なディスク装置の他に、冗長
ディスク装置を用意しておき、複数のディスク装置を同
時に稼働させることによって、情報転送速度の向上と蓄
積情報の信頼性向上を図ることができる。
は、ディスクアレイ装置からなり、例えば、実際に画像
情報を蓄積するために必要なディスク装置の他に、冗長
ディスク装置を用意しておき、複数のディスク装置を同
時に稼働させることによって、情報転送速度の向上と蓄
積情報の信頼性向上を図ることができる。
【0017】図3は、サーバ1の詳細を示す機能ブロッ
ク図である。高精細の画像情報は、情報容量が大きい上
に高速のデータ転送速度が必要とされる。例えば、MP
EG1(Motion Picture Experts Group 1)規格では、
各伝送チャネル当りの平均転送速度が毎秒1.5メガビ
ット程度で、1時間分の情報を700メガバイト程度に
収めることができるが、NTSCの非圧縮画像の場合
は、1チャネル当りの平均転送速度が毎秒200メガビ
ット程度になる。高精細映像に適したMPEG2規格を
採用した場合でも、1チャネル当りの平均転送速度は毎
秒6メガビット以上となり、高速転送可能なファイル構
成が必要になっている。
ク図である。高精細の画像情報は、情報容量が大きい上
に高速のデータ転送速度が必要とされる。例えば、MP
EG1(Motion Picture Experts Group 1)規格では、
各伝送チャネル当りの平均転送速度が毎秒1.5メガビ
ット程度で、1時間分の情報を700メガバイト程度に
収めることができるが、NTSCの非圧縮画像の場合
は、1チャネル当りの平均転送速度が毎秒200メガビ
ット程度になる。高精細映像に適したMPEG2規格を
採用した場合でも、1チャネル当りの平均転送速度は毎
秒6メガビット以上となり、高速転送可能なファイル構
成が必要になっている。
【0018】図3に示したシステムでは、1つの画像フ
ァイル装置を5台のディスクアレイ装置で構成し、これ
らのディスクアレイ装置を並列稼働させることによっ
て、各画像ファイル装置毎の画像情報の転送速度を向上
させると共に、上記画像ファイル装置を複数セット(図
では3組)設けることによって、データの更新と保守を
容易にできるようにしている。ここに示した例では、サ
ーバ側変換装置400〜403のSCSIインタフェー
ス330〜333と対をなすSCSIインタフェース3
20〜323が、それぞれSCSIインタフェース制御
部と、SCSIコマンド入力/SCSIデータ入出力制
御部と、ポート制御部とから構成され、各ポート制御部
からのコマンドあるいは各ポートへの送信データが、サ
ーバ内部のCPU(図示省略)制御によって、該当情報
の存在するファイル装置へ接続される。サーバに対する
画像情報の要求コマンドは、それぞれ対応するファイル
装置への情報読み出し要求として解釈される。
ァイル装置を5台のディスクアレイ装置で構成し、これ
らのディスクアレイ装置を並列稼働させることによっ
て、各画像ファイル装置毎の画像情報の転送速度を向上
させると共に、上記画像ファイル装置を複数セット(図
では3組)設けることによって、データの更新と保守を
容易にできるようにしている。ここに示した例では、サ
ーバ側変換装置400〜403のSCSIインタフェー
ス330〜333と対をなすSCSIインタフェース3
20〜323が、それぞれSCSIインタフェース制御
部と、SCSIコマンド入力/SCSIデータ入出力制
御部と、ポート制御部とから構成され、各ポート制御部
からのコマンドあるいは各ポートへの送信データが、サ
ーバ内部のCPU(図示省略)制御によって、該当情報
の存在するファイル装置へ接続される。サーバに対する
画像情報の要求コマンドは、それぞれ対応するファイル
装置への情報読み出し要求として解釈される。
【0019】ここで、各画像ファイル装置と対応して発
生する複数のコマンドは、メモリで構成されるコマンド
キュー600〜602にコマンド列として一旦スタック
される。動画像のように実時間性を持つ情報の場合に
は、端末に映像を途切れなく表示し続けるために、コマ
ンドキュー600〜602におけるコマンド列の順序を
管理する必要がある。すなわち、時々刻々と入力される
コマンドに対して分析を行ない、要求発行からデータ配
送までの応答時間の短縮と、連続配送時に途切れること
無く実時間性の保証とを両立させる必要がある。 コマ
ンドキューにスタックされたコマンドの内、例えば画像
配送の停止、早送り、巻戻しなど、周期的でない動作に
関する要求コマンドと、単に連続的に画像情報を伝送す
ることを要求しているコマンドとの間を調停し、必要に
応じてコマンド順序の入れ替える。また、ディスク装置
のように目的情報の読み出し/書き込みのためのヘッド
移動時間が、情報転送の所要時間に比較して無視できな
い場合には、ディスク内でのアクセス位置に応じて、読
み出しや書き込みの順序を入れ替えることによって、総
合的な情報転送時間を短縮する。
生する複数のコマンドは、メモリで構成されるコマンド
キュー600〜602にコマンド列として一旦スタック
される。動画像のように実時間性を持つ情報の場合に
は、端末に映像を途切れなく表示し続けるために、コマ
ンドキュー600〜602におけるコマンド列の順序を
管理する必要がある。すなわち、時々刻々と入力される
コマンドに対して分析を行ない、要求発行からデータ配
送までの応答時間の短縮と、連続配送時に途切れること
無く実時間性の保証とを両立させる必要がある。 コマ
ンドキューにスタックされたコマンドの内、例えば画像
配送の停止、早送り、巻戻しなど、周期的でない動作に
関する要求コマンドと、単に連続的に画像情報を伝送す
ることを要求しているコマンドとの間を調停し、必要に
応じてコマンド順序の入れ替える。また、ディスク装置
のように目的情報の読み出し/書き込みのためのヘッド
移動時間が、情報転送の所要時間に比較して無視できな
い場合には、ディスク内でのアクセス位置に応じて、読
み出しや書き込みの順序を入れ替えることによって、総
合的な情報転送時間を短縮する。
【0020】帯域制御部610〜612は、各端末から
の要求に優先度を設け、必要に応じて各伝送チャネル毎
の転送速度を制御するためのものである。例えば、放送
モードで画像情報を送出している端末への情報伝送を優
先させ、オフラインで編集作業を行っている端末からの
要求を制限することによって、放送の信頼性を高めるこ
とができる。帯域制御では、例えば、或る周期内に転送
する情報単位を適宜制御し、特定の端末に対して、画像
情報の送出中の周期に次の情報単位を先行して読み出す
ことによって、送出画像情報の連続性を保証する。
の要求に優先度を設け、必要に応じて各伝送チャネル毎
の転送速度を制御するためのものである。例えば、放送
モードで画像情報を送出している端末への情報伝送を優
先させ、オフラインで編集作業を行っている端末からの
要求を制限することによって、放送の信頼性を高めるこ
とができる。帯域制御では、例えば、或る周期内に転送
する情報単位を適宜制御し、特定の端末に対して、画像
情報の送出中の周期に次の情報単位を先行して読み出す
ことによって、送出画像情報の連続性を保証する。
【0021】帯域制御を施した読み出し要求は、ストラ
イピング制御部620〜622に入力される。ここで言
う「ストライピング」とは、一連の画像情報を複数のデ
ータブロックに分割し、順番にファイル装置に格納して
おくことにより、同一の画像タイトルに同時に複数の端
末からアクセスできるようにすることを意味する。スト
ライピング制御部は、アクセスすべき画像ブロックと対
応したディスクアレイに対して画像情報の読み出し命令
を発行する。この命令は、SCSIインターフェイス3
10〜312に含まれる各ディスクアレイと対応したS
CSI制御部を介してファイル装置に与えられる。
イピング制御部620〜622に入力される。ここで言
う「ストライピング」とは、一連の画像情報を複数のデ
ータブロックに分割し、順番にファイル装置に格納して
おくことにより、同一の画像タイトルに同時に複数の端
末からアクセスできるようにすることを意味する。スト
ライピング制御部は、アクセスすべき画像ブロックと対
応したディスクアレイに対して画像情報の読み出し命令
を発行する。この命令は、SCSIインターフェイス3
10〜312に含まれる各ディスクアレイと対応したS
CSI制御部を介してファイル装置に与えられる。
【0022】図3では、5台のディスクアレイ装置をグ
ループ化して1つの画像ファイル装置を構成し、サーバ
1に3セットの画像ファイル装置200〜202を接続
し、サーバ内に上記複数の画像ファイル装置に対応した
複数のストライピング制御部620〜622を配置した
構成となっている。上記構成によれば、各ストライピン
グ制御部がアクセス可能なディスクアレイ装置の台数
が、1つのディスク装置を構成する5台のディスクに限
定され、同一画像タイトルを格納できるディスクアレイ
装置の台数が少数となるため、同一画像タイトルに同時
にアクセスできる端末台数が比較的少ない用途に適して
いる。
ループ化して1つの画像ファイル装置を構成し、サーバ
1に3セットの画像ファイル装置200〜202を接続
し、サーバ内に上記複数の画像ファイル装置に対応した
複数のストライピング制御部620〜622を配置した
構成となっている。上記構成によれば、各ストライピン
グ制御部がアクセス可能なディスクアレイ装置の台数
が、1つのディスク装置を構成する5台のディスクに限
定され、同一画像タイトルを格納できるディスクアレイ
装置の台数が少数となるため、同一画像タイトルに同時
にアクセスできる端末台数が比較的少ない用途に適して
いる。
【0023】図4は、同一画像タイトルに同時にアクセ
スできる端末台数を多くできるシステム構成を示す。こ
の例では、複数の全てのファイル装置200〜202
が、1つのストライピング制御部650の制御下にあ
り、同一画像タイトルを全てのファイル装置に渡ってス
トライプできるようになっている。ディスクアレイはフ
ァイル装置200、201、202にグループ化して表
記されているが、実際の動作においては、一連のストレ
ージとして動作する。変換装置400〜402からSC
SIインターフェイス320〜323に入力されたコマ
ンドは、1つのコマンドキュー630にスタックされ、
帯域制御部640で帯域制御された後、上記ストライピ
ング制御部650に供給される。
スできる端末台数を多くできるシステム構成を示す。こ
の例では、複数の全てのファイル装置200〜202
が、1つのストライピング制御部650の制御下にあ
り、同一画像タイトルを全てのファイル装置に渡ってス
トライプできるようになっている。ディスクアレイはフ
ァイル装置200、201、202にグループ化して表
記されているが、実際の動作においては、一連のストレ
ージとして動作する。変換装置400〜402からSC
SIインターフェイス320〜323に入力されたコマ
ンドは、1つのコマンドキュー630にスタックされ、
帯域制御部640で帯域制御された後、上記ストライピ
ング制御部650に供給される。
【0024】図5は、サーバ側変換装置400の構成を
示す。他の変換装置401〜403、および端末側の変
換装置430〜433もこれと同様の構成をもつ。41
0は変換装置部であり、SCSIインタフェース330
およびATMインタフェース340との間でコマンドや
データの授受を行う。変換制御部410は、SCSIイ
ンタフェース330に接続されたSCSI制御ブロック
701と、コマンドやデータの展開、再構成、およびS
CSI側とATM側の信号転送速度の調停を行なうため
のメモリバッファ702と、ATMインターフェイス2
40に接続されたATM制御ブロック703と、これら
の要素に接続され、変換制御部としての処理動作を制御
する全体制御ブロック700とからなる。
示す。他の変換装置401〜403、および端末側の変
換装置430〜433もこれと同様の構成をもつ。41
0は変換装置部であり、SCSIインタフェース330
およびATMインタフェース340との間でコマンドや
データの授受を行う。変換制御部410は、SCSIイ
ンタフェース330に接続されたSCSI制御ブロック
701と、コマンドやデータの展開、再構成、およびS
CSI側とATM側の信号転送速度の調停を行なうため
のメモリバッファ702と、ATMインターフェイス2
40に接続されたATM制御ブロック703と、これら
の要素に接続され、変換制御部としての処理動作を制御
する全体制御ブロック700とからなる。
【0025】図6は、インターフェイス330、340
を含む上記変換装置400におけるソフトウエアの階層
構造を示す。710は、SCSIインタフェース330
の物理層、711は、上記SCSI物理層との間でコマ
ンドあるいはデータの送受を制御するSCSIプロトコ
ル制御層711を示す。717は、ATMインタフェー
ス240の物理層、716は、ATMセルの生成やアセ
ンブルを行うAAL(ATM Adoptation Layer)制御層、
715は、ATMのプロトコル制御層を示す。
を含む上記変換装置400におけるソフトウエアの階層
構造を示す。710は、SCSIインタフェース330
の物理層、711は、上記SCSI物理層との間でコマ
ンドあるいはデータの送受を制御するSCSIプロトコ
ル制御層711を示す。717は、ATMインタフェー
ス240の物理層、716は、ATMセルの生成やアセ
ンブルを行うAAL(ATM Adoptation Layer)制御層、
715は、ATMのプロトコル制御層を示す。
【0026】全体制御ソフト712は、SCSIプロト
コル制御層711、ATMプロトコル制御層715、バ
ッファメモリ制御層713を管理する。714は、SC
SIとATMとの間のコマンド変換を行なうコマンド変
換層であり、例えば、画像サーバから送信されたSCS
Iの命令ブロックや情報ブロックは、コマンド変換層7
14でコマンド変換された後、ATMプロトコル制御層
715で送受制御され、AAL制御層716、ATM物
理層717を介して通信回線に送出される。
コル制御層711、ATMプロトコル制御層715、バ
ッファメモリ制御層713を管理する。714は、SC
SIとATMとの間のコマンド変換を行なうコマンド変
換層であり、例えば、画像サーバから送信されたSCS
Iの命令ブロックや情報ブロックは、コマンド変換層7
14でコマンド変換された後、ATMプロトコル制御層
715で送受制御され、AAL制御層716、ATM物
理層717を介して通信回線に送出される。
【0027】次に、変換装置430、400を介して行
われる端末装置500と画像サーバ1との間での通信動
作について図7〜図9を参照して説明する。図7は、端
末500から画像情報の読み出し命令800を発行し、
サーバ1が上記命令に応答して端末に画像情報を伝送す
る場合の動作フローを示す。なお、図の上から下に向っ
て時間が経過しているものとする。
われる端末装置500と画像サーバ1との間での通信動
作について図7〜図9を参照して説明する。図7は、端
末500から画像情報の読み出し命令800を発行し、
サーバ1が上記命令に応答して端末に画像情報を伝送す
る場合の動作フローを示す。なお、図の上から下に向っ
て時間が経過しているものとする。
【0028】端末500が発行するSCSI命令800
は、命令の発行元を示す情報やコマンド実行順序を指定
するためのタグ情報等を含んだ識別情報と、CDB(Com
mnadDescriptor Block)とからなる。CDBは、例えば
命令コードと、アドレスと、データ転送長とを含む。一
連のデータが複数のディスク装置に分散して格納されて
いる場合に、個々のファイル装置に対する制御管理は、
サーバ内に設けた制御部、およびディスクアレイ内の制
御部が行う。このため、端末ではマクロ的にファイル装
置を指定すれば良く、これによりあたかも端末に直接接
続されたローカルファイルのように、サーバ側に設けた
ファイル装置にアクセスすることができる。
は、命令の発行元を示す情報やコマンド実行順序を指定
するためのタグ情報等を含んだ識別情報と、CDB(Com
mnadDescriptor Block)とからなる。CDBは、例えば
命令コードと、アドレスと、データ転送長とを含む。一
連のデータが複数のディスク装置に分散して格納されて
いる場合に、個々のファイル装置に対する制御管理は、
サーバ内に設けた制御部、およびディスクアレイ内の制
御部が行う。このため、端末ではマクロ的にファイル装
置を指定すれば良く、これによりあたかも端末に直接接
続されたローカルファイルのように、サーバ側に設けた
ファイル装置にアクセスすることができる。
【0029】上記SCSI命令800は、変換装置43
0によってATMセル810に変換される。ATMセル
810は53バイトの固定長であり、5バイトのヘッダ
部に当該セルの行き先を指定するVPI/VCI等の識
別情報が設定されている。SCSI命令810の識別情
報とCDBは、上記ヘッダ部に続く48バイトの情報部
に設定される。もし、CDBのバイト数がATMの1セ
ル分に納まらない場合には、複数のATMセル810が
生成される。
0によってATMセル810に変換される。ATMセル
810は53バイトの固定長であり、5バイトのヘッダ
部に当該セルの行き先を指定するVPI/VCI等の識
別情報が設定されている。SCSI命令810の識別情
報とCDBは、上記ヘッダ部に続く48バイトの情報部
に設定される。もし、CDBのバイト数がATMの1セ
ル分に納まらない場合には、複数のATMセル810が
生成される。
【0030】上記ATMセル810は、通信回線を介し
て変換装置400に送信され、再びSCSI命令820
に変換された後、サーバ1に入力される。サーバ1は、
上記SCSI命令820を解釈して命令処理830を生
成し、ディスクファイルの読み出しを行なう。ディスク
ファイルから読み出されたデータは、識別情報、転送長
等の情報と共に、SCSIデータ831の形態で変換装
置400に送出され、一旦、バッファリングされた後、
ATMセル835に変換され、通信回線を介して端末側
の変換装置430に伝送される。上記ATMセルは、変
換装置730でバッファリングさせた後、再度SCSI
データ838に変換され、端末500に送られる。
て変換装置400に送信され、再びSCSI命令820
に変換された後、サーバ1に入力される。サーバ1は、
上記SCSI命令820を解釈して命令処理830を生
成し、ディスクファイルの読み出しを行なう。ディスク
ファイルから読み出されたデータは、識別情報、転送長
等の情報と共に、SCSIデータ831の形態で変換装
置400に送出され、一旦、バッファリングされた後、
ATMセル835に変換され、通信回線を介して端末側
の変換装置430に伝送される。上記ATMセルは、変
換装置730でバッファリングさせた後、再度SCSI
データ838に変換され、端末500に送られる。
【0031】上記一連の処理が完了すると、端末500
から次の読み出し命令801が発行され、811〜84
8で示すように上記と同様に処理が繰り返される。すな
わち、サーバは、端末から与えられたSCSI命令を命
令到着順に逐次処理する。
から次の読み出し命令801が発行され、811〜84
8で示すように上記と同様に処理が繰り返される。すな
わち、サーバは、端末から与えられたSCSI命令を命
令到着順に逐次処理する。
【0032】なお、バッファ832と833、バッファ
836と837、バッファ842と843、バッファ8
46と847で示すように、各変換装置が第1バッファ
と第2バッファとからなる2面バッファを採用し、例え
ば、変換装置400において、サーバ1から受信データ
を第1バッファ832に蓄積している間に、これと平行
して、既に第2バッファ833に蓄積済のデータを変換
装置430へ転送することによって、処理時間の短縮を
図ることができる。
836と837、バッファ842と843、バッファ8
46と847で示すように、各変換装置が第1バッファ
と第2バッファとからなる2面バッファを採用し、例え
ば、変換装置400において、サーバ1から受信データ
を第1バッファ832に蓄積している間に、これと平行
して、既に第2バッファ833に蓄積済のデータを変換
装置430へ転送することによって、処理時間の短縮を
図ることができる。
【0033】図8は、端末500から複数の命令80
0、801を発行し、これらの命令をサーバ1側で一括
して処理し、データ伝送を行う場合のフローを示す。処
理の基本動作は、図7の場合と同様である。端末500
は、各命令の識別情報部に設定するタグ情報(Tag)
によって、サーバに命令の実行順序を指定する。画像情
報という性格上、実時間伝送を保証する必要があるた
め、サーバ1側では、仮にタグ情報によって処理の実行
順序が指定されていた場合でも、もし、端末からの指定
順序に従うと画像表示が途切れてしまう場合や、放送等
の目的で他の端末に画像データを連続送出している場合
には、当該端末へのデータ配送を優先すべく、上記端末
からの指定を無視する場合もある。すなわち、サーバ1
は、SCSI命令のタグ情報が示すコマンド入れ替え指
定よりも、自分が判断して行う処理順序指定を優先す
る。コマンド順序最適化は、前述した帯域制御部の機能
によって実現される。
0、801を発行し、これらの命令をサーバ1側で一括
して処理し、データ伝送を行う場合のフローを示す。処
理の基本動作は、図7の場合と同様である。端末500
は、各命令の識別情報部に設定するタグ情報(Tag)
によって、サーバに命令の実行順序を指定する。画像情
報という性格上、実時間伝送を保証する必要があるた
め、サーバ1側では、仮にタグ情報によって処理の実行
順序が指定されていた場合でも、もし、端末からの指定
順序に従うと画像表示が途切れてしまう場合や、放送等
の目的で他の端末に画像データを連続送出している場合
には、当該端末へのデータ配送を優先すべく、上記端末
からの指定を無視する場合もある。すなわち、サーバ1
は、SCSI命令のタグ情報が示すコマンド入れ替え指
定よりも、自分が判断して行う処理順序指定を優先す
る。コマンド順序最適化は、前述した帯域制御部の機能
によって実現される。
【0034】図8の例では、サーバ側で命令発行順序を
入れ替えて、端末にデータを伝送する場合を示してい
る。命令順序の判別は、コマンド順序最適化処理ブロッ
ク880で行う。端末500からはTag(0)、Ta
g(1)の順に命令が発行されているが、サーバ1側で
は命令実行順序を入れ替えてTag(1)、Tag
(0)の順序で実施するように変更している。その後、
該最適化処理情報に基づき、ディスクへの情報読み出し
が命令830、命令840の順に実施される。ディスク
ファイル装置から読み出された情報831、および84
1から後の処理実行手順は図7の場合と同様である。
入れ替えて、端末にデータを伝送する場合を示してい
る。命令順序の判別は、コマンド順序最適化処理ブロッ
ク880で行う。端末500からはTag(0)、Ta
g(1)の順に命令が発行されているが、サーバ1側で
は命令実行順序を入れ替えてTag(1)、Tag
(0)の順序で実施するように変更している。その後、
該最適化処理情報に基づき、ディスクへの情報読み出し
が命令830、命令840の順に実施される。ディスク
ファイル装置から読み出された情報831、および84
1から後の処理実行手順は図7の場合と同様である。
【0035】図9は、端末500からデータをサーバ1
に接続したファイル装置に格納する場合の動作フローを
示す。図7と図8が、サーバから端末へ向けての画像情
報の伝送であるのに対して、図9は、端末からサーバへ
向けて画像情報が伝送されている。SCSI命令80
0、801は、画像情報の書き込み対象となるサーバ側
ファイル装置や当該書き込みデータに関する情報をサー
バ1に指示するための命令である。SCSI命令80
0、801は、それぞれ一旦ATMセル810、811
に変換された後、再びSCSI命令820、821に変
換されて、サーバに入力される。サーバ1側では、図8
と同様に、コマンド順序の最適化処理880を行ない、
端末側にデータ転送許可命令881をリクエスト882
の形で発行する。端末500は、上記リクエスト882
を受信すると、転送すべきデータ情報850に基づいて
SCSIデータ851を発行する。上記データは、変換
装置430内にバッファリングされた後、ATMセル8
54に変換して変換装置400に伝送され、再度SCS
Iデータ857に変換された後、サーバ1に入力され
る。これによって、ディスクへのデータ書き込み処理8
83が実施され、後続するデータ要求のためのデータ転
送許可命令884がリクエスト885の形で発行され
る。データ情報870からSCSI命令877、及びデ
ィスクへの情報書き込み処理886までの一連の処理は
上記と同様に行われる。
に接続したファイル装置に格納する場合の動作フローを
示す。図7と図8が、サーバから端末へ向けての画像情
報の伝送であるのに対して、図9は、端末からサーバへ
向けて画像情報が伝送されている。SCSI命令80
0、801は、画像情報の書き込み対象となるサーバ側
ファイル装置や当該書き込みデータに関する情報をサー
バ1に指示するための命令である。SCSI命令80
0、801は、それぞれ一旦ATMセル810、811
に変換された後、再びSCSI命令820、821に変
換されて、サーバに入力される。サーバ1側では、図8
と同様に、コマンド順序の最適化処理880を行ない、
端末側にデータ転送許可命令881をリクエスト882
の形で発行する。端末500は、上記リクエスト882
を受信すると、転送すべきデータ情報850に基づいて
SCSIデータ851を発行する。上記データは、変換
装置430内にバッファリングされた後、ATMセル8
54に変換して変換装置400に伝送され、再度SCS
Iデータ857に変換された後、サーバ1に入力され
る。これによって、ディスクへのデータ書き込み処理8
83が実施され、後続するデータ要求のためのデータ転
送許可命令884がリクエスト885の形で発行され
る。データ情報870からSCSI命令877、及びデ
ィスクへの情報書き込み処理886までの一連の処理は
上記と同様に行われる。
【0036】図10は、本発明による画像情報通信シス
テムの第2の実施例を示す。図10では、サーバ1側に
ATMインタフェース380、381を設け、ATMス
イッチ2で複数の端末500、501、502、503
と接続した構成となっている。端末側からはSCSI規
格に基づき命令の発行を行う点は図1と同様である。ま
た、サーバ1側は、図2に示した構成と同等である。た
だし、図10の実施例は、端末側で実行するアプリケー
ションソフトウエアは既存のSCSIを対象とするもの
がそのまま利用できるため、図2の場合に比べて導入は
容易である。
テムの第2の実施例を示す。図10では、サーバ1側に
ATMインタフェース380、381を設け、ATMス
イッチ2で複数の端末500、501、502、503
と接続した構成となっている。端末側からはSCSI規
格に基づき命令の発行を行う点は図1と同様である。ま
た、サーバ1側は、図2に示した構成と同等である。た
だし、図10の実施例は、端末側で実行するアプリケー
ションソフトウエアは既存のSCSIを対象とするもの
がそのまま利用できるため、図2の場合に比べて導入は
容易である。
【0037】なお、図10において制御線10、11、
12、13はイーサネットやRS232C規格の通信線
に代表される制御線であり、端末からのコマンドの一部
の伝送や装置状態のモニタ等の小容量情報の伝送に用い
るためのものである。このような制御線を付加すること
によって、サーバ1と端末500〜503までの距離が
比較的短い場合には、サーバ1の状態モニタや端末の稼
働状態モニタ等を行うことができるため信頼性向上に効
果がある。長距離伝送を行う場合には、布線コストが増
加するため、通信回線をATM回線のみとし、信頼性を
向上させるには非実時間伝送可能な情報に対しては再送
するか2重に伝送する等で対応するのが望ましい。図1
の実施例に対しても同様に該制御線10〜13と同等の
制御線を用いることが可能である。上記制御線は、図1
に示した第1実施例にも適用できる。
12、13はイーサネットやRS232C規格の通信線
に代表される制御線であり、端末からのコマンドの一部
の伝送や装置状態のモニタ等の小容量情報の伝送に用い
るためのものである。このような制御線を付加すること
によって、サーバ1と端末500〜503までの距離が
比較的短い場合には、サーバ1の状態モニタや端末の稼
働状態モニタ等を行うことができるため信頼性向上に効
果がある。長距離伝送を行う場合には、布線コストが増
加するため、通信回線をATM回線のみとし、信頼性を
向上させるには非実時間伝送可能な情報に対しては再送
するか2重に伝送する等で対応するのが望ましい。図1
の実施例に対しても同様に該制御線10〜13と同等の
制御線を用いることが可能である。上記制御線は、図1
に示した第1実施例にも適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明によれば、サーバ・クライアント型の画像情報通信シ
ステムにおいて、既存の制御ソフトウエア、アプリケー
ションソフトを特別な変更を加えることなく利用できる
ため、システムの導入コスト、運用コストの低減が図れ
る。また、画像の編集と送出を行うシステムの場合に
は、特に送出に際しての信頼性が要求される。画像の精
細度の確保、および画像の途切れを回避のために、送出
処理を行っている端末に対して帯域を優先的に確保し、
情報伝送が確実に行われるようにすることで信頼性の向
上を図ることができる。
明によれば、サーバ・クライアント型の画像情報通信シ
ステムにおいて、既存の制御ソフトウエア、アプリケー
ションソフトを特別な変更を加えることなく利用できる
ため、システムの導入コスト、運用コストの低減が図れ
る。また、画像の編集と送出を行うシステムの場合に
は、特に送出に際しての信頼性が要求される。画像の精
細度の確保、および画像の途切れを回避のために、送出
処理を行っている端末に対して帯域を優先的に確保し、
情報伝送が確実に行われるようにすることで信頼性の向
上を図ることができる。
【0039】
【図1】本発明による画像情報通信システムの1実施例
を示す構成図、
を示す構成図、
【図2】従来の画像編集システムの全体構成を示す図、
【図3】図1におけるサーバ周辺のファイル装置の接続
および外部へのインタフェース部の構成を示す図、
および外部へのインタフェース部の構成を示す図、
【図4】図3で示したファイル装置部の構成の第2の実
施例を示す図、
施例を示す図、
【図5】インタフェース変換装置の構成要素ブロックを
示す図、
示す図、
【図6】図5で示した要素ブロックを制御するソフトウ
エア介そうを示す図、
エア介そうを示す図、
【図7】図1で示したシステムにおいてサーバ側から端
末側へデータを伝送する際のコマンド、およびデータの
送受方法の説明図、
末側へデータを伝送する際のコマンド、およびデータの
送受方法の説明図、
【図8】図1で示したシステムにおいてサーバ側から端
末側へデータを伝送する際のコマンド、およびデータの
送受方法の第2の実施例を示す図、
末側へデータを伝送する際のコマンド、およびデータの
送受方法の第2の実施例を示す図、
【図9】図1で示したシステムにおいて端末側からサー
バ側へデータを伝送する際のコマンド、およびデータの
送受方法の説明図、
バ側へデータを伝送する際のコマンド、およびデータの
送受方法の説明図、
【図10】図1で示したシステム構成の第2の実施例を
示す図である。
示す図である。
1…サーバ、200〜202…ファイル装置、400〜
403、430〜433…変換装置、500〜503…
端末。
403、430〜433…変換装置、500〜503…
端末。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 滝安 美弘 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所情報・通信開発本部内 (72)発明者 今井 康裕 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (10)
- 【請求項1】画像情報を蓄積するための画像蓄積装置を
備えた画像サーバと、上記画像サーバに通信回線を介し
て接続された少なくとも1つの端末装置とからなり、上
記端末装置から発行した命令に応答して、上記画像サー
バが上記画像蓄積装置をアクセスし、画像情報の蓄積、
読み出し、あるいは上記端末装置への転送を行う画像情
報通信システムにおいて、 上記端末装置と通信回線との間に接続された第1の変換
手段と、上記画像サーバと上記通信回線との間に接続さ
れた第2の変換手段とを有し、 上記端末装置が上記蓄積装置を直接アクセスするデバイ
スレベルの第1形式をもつ命令ブロックを発行し、上記
第1の変換手段が上記第1形式の命令ブロックを第2形
式の情報パケットに変換して上記通信回線に送出し、上
記第2の変換手段が上記通信回線から受信した情報パケ
ットを再び上記第1形式の命令ブロックに復元して上記
画像サーバに供給し、上記画像サーバが、上記第1形式
の命令ブロックに応じて上記蓄積装置をアクセスし、 上記画像サーバが上記蓄積装置から読み出した画像情報
をデバイスレベルの第1形式をもつ情報ブロックとして
上記第2の変換手段に供給し、該第2の変換手段が上記
第1形式の情報ブロックを第2形式の情報パケットに変
換して上記通信回線に送出し、上記第1の変換手段が上
記第2形式の情報パケットをデバイスレベルの第1形式
の情報ブロックに変換して上記端末装置に供給し、該端
末装置が上記第1形式の情報ブロックに含まれる画像情
報を表示出力または蓄積動作するようにしたことを特徴
とする画像情報通信システム。 - 【請求項2】前記第1形式がSCSI(Small Computer
System Interface)に準じたデータブロック形式であ
り、前記第2形式が非同期転送モード(ATM:Asynch
ronous Transmission Mode)に準じた固定長パケット形
式であり、 前記端末装置および画像サーバが、それぞれ前記第1の
変換手段および第2の変換手段との間で前記第1形式の
命令ブロックおよび情報ブロックを送受信するためのイ
ンタフェースとして、SCSI(Small Computer Syste
m Interface)を具備することを特徴とする請求項1に
記載の画像情報通信システム。 - 【請求項3】前記画像サーバが前記蓄積装置との間で前
記第1形式の命令ブロックおよび情報ブロックを送受信
するためのインタフェースとして、SCSIを具備する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像
情報通信システム。 - 【請求項4】前記画像サーバが複数の蓄積装置を備え、
前記端末装置からの命令に応じて選択された蓄積装置を
アクセスすることを特徴とする請求項1〜請求項3の何
れかに記載の画像情報通信システム。 - 【請求項5】前記蓄積装置が複数のディスク手段からな
るディスクアレイ装置で構成されたことを特徴とする請
求項1〜請求項4の何れかに記載の画像情報通信システ
ム。 - 【請求項6】画像情報を蓄積するための画像蓄積装置を
備えた画像サーバと、上記画像サーバに通信網を介して
接続された少なくとも1つの端末装置とからなり、上記
端末装置から発行した命令に応答して、上記画像サーバ
が上記画像蓄積装置をアクセスし、画像情報の蓄積、読
み出し、あるいは上記端末装置への転送を行う画像情報
通信システムにおいて、 上記端末装置と通信網との間に第1の変換手段を有し、 上記端末装置が上記蓄積装置を直接アクセスするデバイ
スレベルの第1形式をもつ命令ブロックを発行し、上記
第1の変換手段が上記第1形式の命令ブロックを上記通
信網で扱われる第2形式の情報パケットに変換して上記
通信網に送出し、上記画像サーバが、上記通信網から受
信した情報パケットに応じて上記蓄積装置をアクセス
し、 上記画像サーバが上記蓄積装置から読み出した画像情報
を上記第2形式をもつ情報パケットとして上記通信網に
送出し、上記第1の変換手段が上記通信網から受信した
第2形式の情報パケットをデバイスレベルの第1形式の
情報ブロックに変換して上記端末装置に供給し、該端末
装置が上記第1形式の情報ブロックに含まれる画像情報
を表示出力または蓄積動作するようにしたことを特徴と
する画像情報通信システム。 - 【請求項7】前記第1形式がSCSI(Small Computer
System Interface)に準じたデータブロック形式であ
り、前記第2形式が非同期転送モード(ATM:Asynch
ronous Transmission Mode)に準じた固定長パケット形
式であり、 前記端末装置が、前記第1の変換手段との間で前記第1
形式の命令ブロックおよび情報ブロックを送受信するた
めのインタフェースとして、SCSI(SmallComputer
System Interface)を具備することを特徴とする請求項
6に記載の画像情報通信システム。 - 【請求項8】前記画像サーバが前記蓄積装置との間で前
記第1形式の命令ブロックおよび情報ブロックを送受信
するためのインタフェースとして、SCSIを具備する
ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の画像
情報通信システム。 - 【請求項9】前記画像サーバが複数の蓄積装置を備え、
前記端末装置からの命令に応じて選択された蓄積装置を
アクセスすることを特徴とする請求項6〜請求項8の何
れかに記載の画像情報通信システム。 - 【請求項10】前記蓄積装置が複数のディスク手段から
なるディスクアレイ装置で構成されたことを特徴とする
請求項6〜請求項9の何れかに記載の画像情報通信シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082268A JPH08280002A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 画像情報通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082268A JPH08280002A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 画像情報通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280002A true JPH08280002A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13769745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7082268A Pending JPH08280002A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | 画像情報通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08280002A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11146014A (ja) * | 1997-02-19 | 1999-05-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散マルチメディアサーバ装置,分散マルチメディアサーバ情報アクセス方法およびこの方法を実現するプログラムを記録した記録媒体 |
KR100591866B1 (ko) * | 1997-03-12 | 2006-09-27 | 소니 가부시끼 가이샤 | 전자기기제어장치및방법 |
JP2011029980A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Fujitsu Ltd | 動画像編集装置、動画像編集方法及び動画像編集用コンピュータプログラム |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP7082268A patent/JPH08280002A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11146014A (ja) * | 1997-02-19 | 1999-05-28 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 分散マルチメディアサーバ装置,分散マルチメディアサーバ情報アクセス方法およびこの方法を実現するプログラムを記録した記録媒体 |
KR100591866B1 (ko) * | 1997-03-12 | 2006-09-27 | 소니 가부시끼 가이샤 | 전자기기제어장치및방법 |
JP2011029980A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Fujitsu Ltd | 動画像編集装置、動画像編集方法及び動画像編集用コンピュータプログラム |
US8737814B2 (en) | 2009-07-27 | 2014-05-27 | Fujitsu Limited | Moving image editing apparatus and moving image editing method |
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