JPH08190533A - データサーバ - Google Patents
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- JPH08190533A JPH08190533A JP112395A JP112395A JPH08190533A JP H08190533 A JPH08190533 A JP H08190533A JP 112395 A JP112395 A JP 112395A JP 112395 A JP112395 A JP 112395A JP H08190533 A JPH08190533 A JP H08190533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- processor
- data server
- network switch
- real
- Prior art date
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数のプロセッサと高速ネットワークスイッ
チを組み合せることにより、リアルタイムに又はまとめ
て映像を配信できるビデオサーバを提供する。 【構成】 ディスク装置4を備えた複数のプロセッサ3
と、リアルタイムにデータ転送が可能な複数のプロセッ
サ6とを高速ネットワークスイッチ5に接続し、さらに
複数のプロセッサ6に、ユーザ側のデータを受信するた
めの複数のセットトップボックス10を接続したノード
9を接続することにより、ディスク装置4から分割され
た映像データを並列に取り出し、この複数の映像データ
を高速ネットワークスイッチ5経由でリアルタイムにデ
ータ転送が可能なプロセッサ6に送り、該プロセッサで
時間順に組み合わせ、該プロセッサよりリアルタイムに
ノード9経由でセットトップボックス10に映像データ
を送る。
チを組み合せることにより、リアルタイムに又はまとめ
て映像を配信できるビデオサーバを提供する。 【構成】 ディスク装置4を備えた複数のプロセッサ3
と、リアルタイムにデータ転送が可能な複数のプロセッ
サ6とを高速ネットワークスイッチ5に接続し、さらに
複数のプロセッサ6に、ユーザ側のデータを受信するた
めの複数のセットトップボックス10を接続したノード
9を接続することにより、ディスク装置4から分割され
た映像データを並列に取り出し、この複数の映像データ
を高速ネットワークスイッチ5経由でリアルタイムにデ
ータ転送が可能なプロセッサ6に送り、該プロセッサで
時間順に組み合わせ、該プロセッサよりリアルタイムに
ノード9経由でセットトップボックス10に映像データ
を送る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の要求に対して
それぞれ異なるデータを提供するデータサーバに関する
ものであり、たとえば、双方向CATVを実現するためのビ
デオサーバに関するものである。その役割は、各家庭か
らの要求に応じて映画などの映像データをリアルタイム
にあるいはまとめてファイルとして各家庭に送信するも
のである。
それぞれ異なるデータを提供するデータサーバに関する
ものであり、たとえば、双方向CATVを実現するためのビ
デオサーバに関するものである。その役割は、各家庭か
らの要求に応じて映画などの映像データをリアルタイム
にあるいはまとめてファイルとして各家庭に送信するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図20に、”nCUBE Massively Parallel
Processing Technology”(nCUBE 日本支社)に示され
た従来のビデオサーバの一例を示す。ここでは、ビデオ
サーバが超並列計算機12により構成されている。全体
は演算を行う多数のPE:Processing Element17が、
ハイパー接続と呼ばれる結合方式で各々接続されてい
る。この超並列計算機12は、機能的には、並列アクセ
スディスク部13、ディスクキャッシュ部14、データ
整合プロセッサ部15、入出力プロセッサ部16の4つ
の部分から構成されており、各々がPE17の集合体か
らなる。並列アクセスディスク部13は、PE17以外
に磁気ディスク18が各PE17に結合した形をとる。
ディスクキャッシュ部14、データ整合プロセッサ部1
5、入出力プロセッサ部16は、PE17の集合体のみ
である。また、並列アクセスディスク部13の中の一つ
のPE17は、イーサネットライン19により、制御計
算機20に接続されている。
Processing Technology”(nCUBE 日本支社)に示され
た従来のビデオサーバの一例を示す。ここでは、ビデオ
サーバが超並列計算機12により構成されている。全体
は演算を行う多数のPE:Processing Element17が、
ハイパー接続と呼ばれる結合方式で各々接続されてい
る。この超並列計算機12は、機能的には、並列アクセ
スディスク部13、ディスクキャッシュ部14、データ
整合プロセッサ部15、入出力プロセッサ部16の4つ
の部分から構成されており、各々がPE17の集合体か
らなる。並列アクセスディスク部13は、PE17以外
に磁気ディスク18が各PE17に結合した形をとる。
ディスクキャッシュ部14、データ整合プロセッサ部1
5、入出力プロセッサ部16は、PE17の集合体のみ
である。また、並列アクセスディスク部13の中の一つ
のPE17は、イーサネットライン19により、制御計
算機20に接続されている。
【0003】次に動作について説明する。従来例では、
各家庭に送る映像が、定められた時間別、かつ、映像別
に分割され、並列アクセスディスク部13の各PE17
単位に接続された磁気ディスク18に格納されており、
必要に応じてこれらが磁気ディスク18から読みだされ
る。読みだされた映像データは、PE17間の転送ライ
ンを経由して、ディスクキャッシュ部14の各PE17
に送られる。このディスクキャッシュ部14の各PE1
7は、並列アクセスディスク部13から読みだされた映
像データをそのメモリ部に蓄えておくことにより、再
度、同一データの読みだし要求があった場合、磁気ディ
スク18から再び呼び出すことがないように磁気ディス
ク18のキャッシュとして作用する。ディスクキャッシ
ュ部14に読みだされた映像データは時間別に分割され
ているため、これをデータ整合プロセッサ15に送るこ
とにより、各映像単位に整合を取る。最終的には、外部
へ送るための入出力プロセッサ部16にデータを送るこ
とにより、所望のユーザへ必要な映像データが送られ
る。ユーザからの映像に対する要求、課金情報、データ
検索などは制御計算機20が処理を行い、超並列計算機
12に必要なデータのみが、イーサネットライン19経
由で送られる。
各家庭に送る映像が、定められた時間別、かつ、映像別
に分割され、並列アクセスディスク部13の各PE17
単位に接続された磁気ディスク18に格納されており、
必要に応じてこれらが磁気ディスク18から読みだされ
る。読みだされた映像データは、PE17間の転送ライ
ンを経由して、ディスクキャッシュ部14の各PE17
に送られる。このディスクキャッシュ部14の各PE1
7は、並列アクセスディスク部13から読みだされた映
像データをそのメモリ部に蓄えておくことにより、再
度、同一データの読みだし要求があった場合、磁気ディ
スク18から再び呼び出すことがないように磁気ディス
ク18のキャッシュとして作用する。ディスクキャッシ
ュ部14に読みだされた映像データは時間別に分割され
ているため、これをデータ整合プロセッサ15に送るこ
とにより、各映像単位に整合を取る。最終的には、外部
へ送るための入出力プロセッサ部16にデータを送るこ
とにより、所望のユーザへ必要な映像データが送られ
る。ユーザからの映像に対する要求、課金情報、データ
検索などは制御計算機20が処理を行い、超並列計算機
12に必要なデータのみが、イーサネットライン19経
由で送られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のビデオサーバ
は、以上のように超並列計算機12を使用して構成され
ているので、価格が高い。また、構成が定められている
ことにより、ユーザ数や対象とする映像データの増加に
柔軟に対応ができない。また、リアルタイムに映像を転
送するための制御が複雑になるなどの課題があった。
は、以上のように超並列計算機12を使用して構成され
ているので、価格が高い。また、構成が定められている
ことにより、ユーザ数や対象とする映像データの増加に
柔軟に対応ができない。また、リアルタイムに映像を転
送するための制御が複雑になるなどの課題があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、高性能な複数のワークステーシ
ョンと高速なデータ転送が可能なATMスイッチを組み
合わせることにより、システム構成に柔軟性があり、安
価で、ユーザの負荷に合わせて負荷分散が実行でき、ま
た対故障性にも優れ、かつ、リアルタイム性を維持する
ための複雑な制御を不要とするデータサーバを得ること
を目的とする。
ためになされたもので、高性能な複数のワークステーシ
ョンと高速なデータ転送が可能なATMスイッチを組み
合わせることにより、システム構成に柔軟性があり、安
価で、ユーザの負荷に合わせて負荷分散が実行でき、ま
た対故障性にも優れ、かつ、リアルタイム性を維持する
ための複雑な制御を不要とするデータサーバを得ること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるデータ
サーバは、以下の要素を有する。 (a)データを分散して記憶する複数の記憶装置、
(b)上記複数の記憶装置にそれぞれ接続され、分散し
て記憶されたデータをアクセスする複数のストリームプ
ロセッサ、(c)上記複数のストリームプロセッサと接
続され、ストリームプロセッサのデータアクセスを制御
するとともに、ストリームプロセッサがアクセスしたデ
ータのルーティングを指示するルーティングプロセッ
サ、(d)複数の入力線と複数の出力線とを備え、上記
複数のストリームプロセッサからのデータを入力線から
入力し、上記ルーティングプロセッサの指示したルーテ
ィングに基づいて入力したデータを所定の出力線に出力
するネットワークスイッチ。
サーバは、以下の要素を有する。 (a)データを分散して記憶する複数の記憶装置、
(b)上記複数の記憶装置にそれぞれ接続され、分散し
て記憶されたデータをアクセスする複数のストリームプ
ロセッサ、(c)上記複数のストリームプロセッサと接
続され、ストリームプロセッサのデータアクセスを制御
するとともに、ストリームプロセッサがアクセスしたデ
ータのルーティングを指示するルーティングプロセッ
サ、(d)複数の入力線と複数の出力線とを備え、上記
複数のストリームプロセッサからのデータを入力線から
入力し、上記ルーティングプロセッサの指示したルーテ
ィングに基づいて入力したデータを所定の出力線に出力
するネットワークスイッチ。
【0007】上記データサーバは、さらに、ネットワー
クスイッチの複数の出力線にそれぞれ接続され、出力線
から出力されるデータの整合性をとり外部に転送する複
数の転送プロセッサを備えたことを特徴とする。
クスイッチの複数の出力線にそれぞれ接続され、出力線
から出力されるデータの整合性をとり外部に転送する複
数の転送プロセッサを備えたことを特徴とする。
【0008】上記データサーバは、さらに、追加のネッ
トワークスイッチを備え、追加のネットワークスイッチ
は、上記複数の転送プロセッサから転送されるデータを
入力線に入力し、上記ルーティングプロセッサの指示に
基づいて入力したデータを所定の出力線に出力すること
を特徴とする。
トワークスイッチを備え、追加のネットワークスイッチ
は、上記複数の転送プロセッサから転送されるデータを
入力線に入力し、上記ルーティングプロセッサの指示に
基づいて入力したデータを所定の出力線に出力すること
を特徴とする。
【0009】上記データサーバは、上記ネットワークス
イッチと上記追加のネットワークスイッチを用いて負荷
が集中した転送プロセッサの負荷を分散することを特徴
とする。
イッチと上記追加のネットワークスイッチを用いて負荷
が集中した転送プロセッサの負荷を分散することを特徴
とする。
【0010】上記データサーバは、上記ネットワークス
イッチと上記追加のネットワークスイッチを用いて障害
が発生した転送プロセッサを他の転送プロセッサで代替
することを特徴とする。
イッチと上記追加のネットワークスイッチを用いて障害
が発生した転送プロセッサを他の転送プロセッサで代替
することを特徴とする。
【0011】上記データサーバは、さらに、上記複数の
記憶装置に対してデータを提供する2次記憶装置を備え
たことを特徴とする。
記憶装置に対してデータを提供する2次記憶装置を備え
たことを特徴とする。
【0012】上記データサーバは、さらに、データを受
信するセットトップボックスを備え、セットトップボッ
クスにデータを一時的に保持するメモリを備えたことを
特徴とする。
信するセットトップボックスを備え、セットトップボッ
クスにデータを一時的に保持するメモリを備えたことを
特徴とする。
【0013】上記セットトップボックスは必要とするデ
ータのひとかたまりを保持するのに十分な記憶装置を備
えたことを特徴とする。
ータのひとかたまりを保持するのに十分な記憶装置を備
えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明のデータサーバは、データを分割して
記憶装置に格納するため、複数のストリームプロセッサ
により並列にデータを読み出すことができる。また、ネ
ットワークスイッチを経由してデータを転送する。スト
リームプロセッサとネットワークスイッチは、ルーティ
ングプロセッサにより制御されており、記憶装置に格納
されたデータが要求されたユーザに対して正しく配信さ
れる。
記憶装置に格納するため、複数のストリームプロセッサ
により並列にデータを読み出すことができる。また、ネ
ットワークスイッチを経由してデータを転送する。スト
リームプロセッサとネットワークスイッチは、ルーティ
ングプロセッサにより制御されており、記憶装置に格納
されたデータが要求されたユーザに対して正しく配信さ
れる。
【0015】また、この発明のデータサーバは、ルーテ
ィングプロセッサにより制御される転送プロセッサによ
り、ネットワークスイッチを介して転送されてくるデー
タの順序付けを行ない、データを要求したユーザに対し
てタイミングを合わせて転送する。
ィングプロセッサにより制御される転送プロセッサによ
り、ネットワークスイッチを介して転送されてくるデー
タの順序付けを行ない、データを要求したユーザに対し
てタイミングを合わせて転送する。
【0016】また、この発明のデータサーバは、追加の
ネットワークスイッチを備え、追加のネットワークスイ
ッチにより、柔軟な、データの転送を行なう。
ネットワークスイッチを備え、追加のネットワークスイ
ッチにより、柔軟な、データの転送を行なう。
【0017】上記追加のネットワークスイッチは、負荷
が集中した転送プロセッサの負荷を分散する。
が集中した転送プロセッサの負荷を分散する。
【0018】また、上記追加のネットワークスイッチ
は、障害が発生した転送プロセッサを他の転送プロセッ
サで代替する。
は、障害が発生した転送プロセッサを他の転送プロセッ
サで代替する。
【0019】また、この発明のデータサーバは、二次記
憶装置を備え、大容量のデータを提供することができ
る。
憶装置を備え、大容量のデータを提供することができ
る。
【0020】また、この発明のデータサーバは、データ
要求元にあるセットトップボックスに大容量のメモリを
備えることにより、転送プロセッサの転送制御を容易に
する。
要求元にあるセットトップボックスに大容量のメモリを
備えることにより、転送プロセッサの転送制御を容易に
する。
【0021】また、セットトップボックスが全データを
保持するのに十分な記憶装置を備えることにより、ネッ
トワークスイッチからのデータを転送プロセッサを使用
してリアルタイムに受信することを必要とせず、全デー
タをまとめて受信することが可能になる。
保持するのに十分な記憶装置を備えることにより、ネッ
トワークスイッチからのデータを転送プロセッサを使用
してリアルタイムに受信することを必要とせず、全デー
タをまとめて受信することが可能になる。
【0022】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図に基づいて説
明する。図1において、1はビデオサーバ、2はプロセ
ッサ間のデータ転送を制御するルーティングプロセッ
サ、3は磁気ディスクからデータを読み出し、ATMス
イッチに送出するためのストリームプロセッサ4は映像
を蓄えておくための磁気ディスク、5はプロセッサ間の
データ転送を行なうATMスイッチ、6はATMスイッ
チ経由で送られた複数の映像データをマージし、対応す
るノードへリアルタイムに転送するためのリアルタイム
転送プロセッサ、7はデータ転送のためのATMライ
ン、8はプロセッサの制御のために使用するイーサネッ
トライン、9はビデオサーバから各家庭のセットトップ
ボックスへデータ送るための中継点となるノード、10
は各家庭にあるセットトップボックスである。また、図
2において、11は、ビデオサーバを管理するための管
理テーブルの例である。この管理テーブル11はルーテ
ィングプロセッサ2が記憶しメンテナンスする。
明する。図1において、1はビデオサーバ、2はプロセ
ッサ間のデータ転送を制御するルーティングプロセッ
サ、3は磁気ディスクからデータを読み出し、ATMス
イッチに送出するためのストリームプロセッサ4は映像
を蓄えておくための磁気ディスク、5はプロセッサ間の
データ転送を行なうATMスイッチ、6はATMスイッ
チ経由で送られた複数の映像データをマージし、対応す
るノードへリアルタイムに転送するためのリアルタイム
転送プロセッサ、7はデータ転送のためのATMライ
ン、8はプロセッサの制御のために使用するイーサネッ
トライン、9はビデオサーバから各家庭のセットトップ
ボックスへデータ送るための中継点となるノード、10
は各家庭にあるセットトップボックスである。また、図
2において、11は、ビデオサーバを管理するための管
理テーブルの例である。この管理テーブル11はルーテ
ィングプロセッサ2が記憶しメンテナンスする。
【0023】図3は、共通バッファ型ATMスイッチを
示す図である。図3において、11〜1n は、宛先情報
を含むヘッダ部とデータ部からなるセルが入力されるn
(n≧2)本の入線、21 〜2m はセルがそのヘッダ部
にて指定された宛先に応じて出力されるm(m≧2)本
の出線である。110は前記各入線1から入力されたセ
ルのヘッダ部より宛先の出線2を検出するヘッダ処理回
路である。1211 〜121n は前記入線1のそれぞれ
に対応して設けられ、前記ヘッダ処理回路より出力され
るセルを蓄積し、読み出すことにより、速度調整を行う
入線速度調整バッファである。また111はそれぞれに
メモリ番号#0,#1,…が付与され、指定されたアド
レスに前記セルを蓄積して、そのアドレスを指定するこ
とにより書き込みの際の順序とは無関係に蓄積されたセ
ルを読み出すことのできるp個のバッファメモリであ
る。112はバッファメモリ111のそれぞれに対応し
て設けられ、例えばFIFOタイプのメモリを用いて空
きアドレスの管理を行い、対応付けられたバッファメモ
リ111のアドレスを与える記憶制御回路である。11
3は入線速度調整バッファ1211 〜121n を所定の
バッファメモリ111に選択的に接続する入線空間スイ
ッチであり、114は各バッファメモリ111を所定出
線2に対応した速度調整バッファ1221 〜122m に
選択的に接続する出線空間スイッチである。1221 〜
122m は前記出線21 〜2m に対応して設けられ、前
記バッファメモリ111より読み出され出線空間スイッ
チ114によって接続されたセルを蓄積し、出線の速度
で読み出すことで速度を調整する出線速度調整バッファ
である。
示す図である。図3において、11〜1n は、宛先情報
を含むヘッダ部とデータ部からなるセルが入力されるn
(n≧2)本の入線、21 〜2m はセルがそのヘッダ部
にて指定された宛先に応じて出力されるm(m≧2)本
の出線である。110は前記各入線1から入力されたセ
ルのヘッダ部より宛先の出線2を検出するヘッダ処理回
路である。1211 〜121n は前記入線1のそれぞれ
に対応して設けられ、前記ヘッダ処理回路より出力され
るセルを蓄積し、読み出すことにより、速度調整を行う
入線速度調整バッファである。また111はそれぞれに
メモリ番号#0,#1,…が付与され、指定されたアド
レスに前記セルを蓄積して、そのアドレスを指定するこ
とにより書き込みの際の順序とは無関係に蓄積されたセ
ルを読み出すことのできるp個のバッファメモリであ
る。112はバッファメモリ111のそれぞれに対応し
て設けられ、例えばFIFOタイプのメモリを用いて空
きアドレスの管理を行い、対応付けられたバッファメモ
リ111のアドレスを与える記憶制御回路である。11
3は入線速度調整バッファ1211 〜121n を所定の
バッファメモリ111に選択的に接続する入線空間スイ
ッチであり、114は各バッファメモリ111を所定出
線2に対応した速度調整バッファ1221 〜122m に
選択的に接続する出線空間スイッチである。1221 〜
122m は前記出線21 〜2m に対応して設けられ、前
記バッファメモリ111より読み出され出線空間スイッ
チ114によって接続されたセルを蓄積し、出線の速度
で読み出すことで速度を調整する出線速度調整バッファ
である。
【0024】115は入線空間スイッチ113のスイッ
チングを制御してセルが蓄積されるバッファメモリ11
1の選択を行うとともに、出線空間スイッチ114のス
イッチングを制御してバッファメモリ111に蓄積され
たセルをそのヘッダ部で指定される出線2に所定の順番
で出力させるバッファ制御回路である。また、このバッ
ファ制御回路115内において、116は前記入線1に
対応付けられたヘッダ処理回路110にてセル到着時に
検出された当該セルの宛先出線番号を受け、当該セルを
蓄積すべきバッファメモリ111を選択してそれを該当
するスイッチヘッダ処理回路110に接続するために、
前記入線空間スイッチ113のスイッチングを制御する
書き込みバッファ選択回路である。117はこのバッフ
ァ選択回路116から送られてくる前記出線番号を参照
して到着したセルを宛先別に分け、当該セルが書き込ま
れたバッファメモリ111上のライトアドレスをそのバ
ッファメモリ111に対応する記憶制御回路112より
得てそれを後述する宛先別待ち行列に書き込むアドレス
交換回路である。118は宛先別待ち行列であり、FI
FOタイプのメモリによって構成されて前記出線2のそ
れぞれに対応して設けられている。この宛先別待ち行列
118にはそれぞれ対応付けられた出線2ごとに、当該
出線2を宛先とするセルが蓄積されたバッファメモリ1
11上のアドレスが、アドレス交換回路117によっ
て、書き込まれる。124は同報セルカウンタである。
これは全バッファ対応に同報セルの読みだし個数を書き
込む領域を持つ。1つのバッファに格納されている同報
セルは複数の宛先にコピーして出力するが1つ読み出す
と同報セルカウンタ124の値を1減らすことで所定の
全宛先に同報セルを出力したことを認識しバッファを解
放するタイミングがわかるようになっている。119は
待ち行列118と、同報セルカウンタ124を参照して
バッファメモリ111から読み出すセルを決定し、その
待ち行列118から読み出したバッファアドレスをリー
ドアドレスとして該当するバッファメモリに指示すると
ともに、出線空間スイッチ114のスイッチングを制御
して前記バッファメモリ111を該当する出線2に付随
した出線速度調整バッファ122を接続する読み出しバ
ッファ選択回路である。読み出し制御回路119はま
た、読み出されたアドレスに対応する同報セルカウンタ
124の値を1減算する。同報セルカウンタ124の値
が0になると、記憶制御回路112にアドレスの解放を
指示する。
チングを制御してセルが蓄積されるバッファメモリ11
1の選択を行うとともに、出線空間スイッチ114のス
イッチングを制御してバッファメモリ111に蓄積され
たセルをそのヘッダ部で指定される出線2に所定の順番
で出力させるバッファ制御回路である。また、このバッ
ファ制御回路115内において、116は前記入線1に
対応付けられたヘッダ処理回路110にてセル到着時に
検出された当該セルの宛先出線番号を受け、当該セルを
蓄積すべきバッファメモリ111を選択してそれを該当
するスイッチヘッダ処理回路110に接続するために、
前記入線空間スイッチ113のスイッチングを制御する
書き込みバッファ選択回路である。117はこのバッフ
ァ選択回路116から送られてくる前記出線番号を参照
して到着したセルを宛先別に分け、当該セルが書き込ま
れたバッファメモリ111上のライトアドレスをそのバ
ッファメモリ111に対応する記憶制御回路112より
得てそれを後述する宛先別待ち行列に書き込むアドレス
交換回路である。118は宛先別待ち行列であり、FI
FOタイプのメモリによって構成されて前記出線2のそ
れぞれに対応して設けられている。この宛先別待ち行列
118にはそれぞれ対応付けられた出線2ごとに、当該
出線2を宛先とするセルが蓄積されたバッファメモリ1
11上のアドレスが、アドレス交換回路117によっ
て、書き込まれる。124は同報セルカウンタである。
これは全バッファ対応に同報セルの読みだし個数を書き
込む領域を持つ。1つのバッファに格納されている同報
セルは複数の宛先にコピーして出力するが1つ読み出す
と同報セルカウンタ124の値を1減らすことで所定の
全宛先に同報セルを出力したことを認識しバッファを解
放するタイミングがわかるようになっている。119は
待ち行列118と、同報セルカウンタ124を参照して
バッファメモリ111から読み出すセルを決定し、その
待ち行列118から読み出したバッファアドレスをリー
ドアドレスとして該当するバッファメモリに指示すると
ともに、出線空間スイッチ114のスイッチングを制御
して前記バッファメモリ111を該当する出線2に付随
した出線速度調整バッファ122を接続する読み出しバ
ッファ選択回路である。読み出し制御回路119はま
た、読み出されたアドレスに対応する同報セルカウンタ
124の値を1減算する。同報セルカウンタ124の値
が0になると、記憶制御回路112にアドレスの解放を
指示する。
【0025】次に、図4、図5を用いて動作の説明を行
う。図4は書き込み動作、図5は読み出し動作の例を示
している。どちらも、2×2のセル交換装置の例を示し
ている。図4は、すでに“00”のバッファにセルAが
蓄積されていて、宛先が出線21 ,22 の同報セルB
と、宛先が出線22 であるセルCが入力された場合の動
作を示す。セルBは空いているアドレスの“10”に書
き込まれ、同時に宛先出線21 ,22 に対応した宛先別
待ち行列1181 ,1182 にアドレス“10”を書き
込み、宛先出線数“2”を同報セルカウンタ124の
“10”の領域に書き込む。セルCは空いているアドレ
ス01に書き込まれ、同時に宛先別待ち行列1182 に
アドレス“01”を書き込む。
う。図4は書き込み動作、図5は読み出し動作の例を示
している。どちらも、2×2のセル交換装置の例を示し
ている。図4は、すでに“00”のバッファにセルAが
蓄積されていて、宛先が出線21 ,22 の同報セルB
と、宛先が出線22 であるセルCが入力された場合の動
作を示す。セルBは空いているアドレスの“10”に書
き込まれ、同時に宛先出線21 ,22 に対応した宛先別
待ち行列1181 ,1182 にアドレス“10”を書き
込み、宛先出線数“2”を同報セルカウンタ124の
“10”の領域に書き込む。セルCは空いているアドレ
ス01に書き込まれ、同時に宛先別待ち行列1182 に
アドレス“01”を書き込む。
【0026】図5は同報セルA、非同報セルB,Cが蓄
積されている状態からセルAとセルBを読み出す場合の
動作を示す。宛先別待ち行列1181 ,1182 の先頭
から読み出しアドレス“00”,“10”を読み出す。
そしてそのアドレスに蓄積されているセルA,Bを読み
出し所定の出線にそれぞれ出力させる。セルBは非同報
セルなので1回セルを読み出せばバッファを解放でき、
次の入力セルを蓄積することができる。しかし、セルA
は同報セルなので、同報セルカウンタ124の“00”
の値を減算した結果“1”になるので、まだセルAは保
留しバッファは解放しない。バッファの解放は、同報セ
ルカウンタ124の値が“0”になった時にアドレスを
解放し入力されてきたセルが書き込み可能になる。
積されている状態からセルAとセルBを読み出す場合の
動作を示す。宛先別待ち行列1181 ,1182 の先頭
から読み出しアドレス“00”,“10”を読み出す。
そしてそのアドレスに蓄積されているセルA,Bを読み
出し所定の出線にそれぞれ出力させる。セルBは非同報
セルなので1回セルを読み出せばバッファを解放でき、
次の入力セルを蓄積することができる。しかし、セルA
は同報セルなので、同報セルカウンタ124の“00”
の値を減算した結果“1”になるので、まだセルAは保
留しバッファは解放しない。バッファの解放は、同報セ
ルカウンタ124の値が“0”になった時にアドレスを
解放し入力されてきたセルが書き込み可能になる。
【0027】図6は、前述したようなATMスイッチに
入力されるセルのフォーマットを示す図である。1つの
セルは53バイトで構成されており、先頭の5バイトは
ヘッダである。残りの48バイトは映像データが記憶さ
れる。ヘッダには、データの宛先を示すバーチャルパス
識別子(VPI)とバーチャルチャネル識別子(VC
I)が記憶されている。また、このセルが同報されるべ
きものであるかを示す同報コードが格納されている。A
TMスイッチは、ヘッダに格納されているVPIおよび
VCIを参照することによりそのセルがどの出線に出力
されるべきものであるかを判定する。また、同報コード
を参照することにより、そのセルのデータを同報すべき
かどうかを判定する。
入力されるセルのフォーマットを示す図である。1つの
セルは53バイトで構成されており、先頭の5バイトは
ヘッダである。残りの48バイトは映像データが記憶さ
れる。ヘッダには、データの宛先を示すバーチャルパス
識別子(VPI)とバーチャルチャネル識別子(VC
I)が記憶されている。また、このセルが同報されるべ
きものであるかを示す同報コードが格納されている。A
TMスイッチは、ヘッダに格納されているVPIおよび
VCIを参照することによりそのセルがどの出線に出力
されるべきものであるかを判定する。また、同報コード
を参照することにより、そのセルのデータを同報すべき
かどうかを判定する。
【0028】以下では、実施例1の動作の詳細な説明を
行なう。実施例1では、対象とする映像データを複数の
部分映像に分割する。例えば、図2の管理テーブル11
に示すように、120分の映画を5分単位の24個の部
分映像に分割する。今、対象とする映画が10本あると
すると、管理テーブル11に示すように、全体で24x
10個の部分映像が存在する。ビデオサーバ1からのデ
ータ配信は、この部分映像単位に行なう。図2の管理テ
ーブル11では、現在、どのユーザがどの部分映像を見
ているかを示している。例えば、ユーザ2は、映画2の
2個めの部分映像を、ユーザ7、8は、映画1の6個め
の部分映像を見ていることになる。
行なう。実施例1では、対象とする映像データを複数の
部分映像に分割する。例えば、図2の管理テーブル11
に示すように、120分の映画を5分単位の24個の部
分映像に分割する。今、対象とする映画が10本あると
すると、管理テーブル11に示すように、全体で24x
10個の部分映像が存在する。ビデオサーバ1からのデ
ータ配信は、この部分映像単位に行なう。図2の管理テ
ーブル11では、現在、どのユーザがどの部分映像を見
ているかを示している。例えば、ユーザ2は、映画2の
2個めの部分映像を、ユーザ7、8は、映画1の6個め
の部分映像を見ていることになる。
【0029】ビデオサーバ1の役目としては、この例か
らは、5分単位に管理テーブル11に示される全ユーザ
に対して、対応するデータをリアルタイムに配信するこ
とにある。ビデオサーバ1としては、管理テーブル11
の映画24に示すように、すべての部分映像に対応して
ユーザが存在する場合が最も負荷が大きくなる。
らは、5分単位に管理テーブル11に示される全ユーザ
に対して、対応するデータをリアルタイムに配信するこ
とにある。ビデオサーバ1としては、管理テーブル11
の映画24に示すように、すべての部分映像に対応して
ユーザが存在する場合が最も負荷が大きくなる。
【0030】これを実現するために、この実施例では、
次のように行なう。まず、ひとつの映画に着目し、分割
された部分映像を予め順に磁気ディスク4に格納してお
く。図7は24台の磁気ディスクD1〜D24が6台ず
つ各ストリームプロセッサ3a〜3dに接続されている
状態を示している。この実施例では、説明を簡単にする
ために24に分割された部分映像を24台の磁気ディス
クに順に格納するものとする。磁気ディスクの記憶容量
等により、部分映像を格納できない場合が存在し、その
ような場合には、分割された部分映像を順に記憶する必
要はなく記憶容量に余裕のある磁気ディスクに対して複
数の部分映像を記憶するようにしても構わない。分割さ
れた部分映像がどの磁気ディスクに記憶されているかど
うかを管理する為に、記憶テーブル32を用いる。
次のように行なう。まず、ひとつの映画に着目し、分割
された部分映像を予め順に磁気ディスク4に格納してお
く。図7は24台の磁気ディスクD1〜D24が6台ず
つ各ストリームプロセッサ3a〜3dに接続されている
状態を示している。この実施例では、説明を簡単にする
ために24に分割された部分映像を24台の磁気ディス
クに順に格納するものとする。磁気ディスクの記憶容量
等により、部分映像を格納できない場合が存在し、その
ような場合には、分割された部分映像を順に記憶する必
要はなく記憶容量に余裕のある磁気ディスクに対して複
数の部分映像を記憶するようにしても構わない。分割さ
れた部分映像がどの磁気ディスクに記憶されているかど
うかを管理する為に、記憶テーブル32を用いる。
【0031】図8に記憶テーブル32の一例を示す。こ
の記憶テーブル32は、ルーティングプロセッサ2によ
り記憶されメンテナンスされる。図8に示す記憶テーブ
ルは、映画1〜映画10までそれぞれ24に分割された
部分映像を磁気ディスクD1〜磁気ディスクD24まで
順に記憶した場合を示している。
の記憶テーブル32は、ルーティングプロセッサ2によ
り記憶されメンテナンスされる。図8に示す記憶テーブ
ルは、映画1〜映画10までそれぞれ24に分割された
部分映像を磁気ディスクD1〜磁気ディスクD24まで
順に記憶した場合を示している。
【0032】ユーザからの要求に従って、対応する映像
データを磁気ディスク4からストリームプロセッサ3に
読み出す。ストリームプロセッサ3では、読みだしたデ
ータを要求するユーザに対応するノード9に繋がったリ
アルタイム転送プロセッサ16にATMスイッチ5経由
で転送する。この場合、ひとつの映画は5分毎の部分映
像に分割されて複数の磁気ディスク4に格納されている
ため、複数のストリームプロセッサ3から、ひとつのリ
アルタイム転送プロセッサ6にデータが転送されること
になる。この手法を取ることにより、映像データを並列
に読みだすことができるため、低速な磁気ディスク4で
あっても、高速アクセスが実現できる。
データを磁気ディスク4からストリームプロセッサ3に
読み出す。ストリームプロセッサ3では、読みだしたデ
ータを要求するユーザに対応するノード9に繋がったリ
アルタイム転送プロセッサ16にATMスイッチ5経由
で転送する。この場合、ひとつの映画は5分毎の部分映
像に分割されて複数の磁気ディスク4に格納されている
ため、複数のストリームプロセッサ3から、ひとつのリ
アルタイム転送プロセッサ6にデータが転送されること
になる。この手法を取ることにより、映像データを並列
に読みだすことができるため、低速な磁気ディスク4で
あっても、高速アクセスが実現できる。
【0033】図9を用いてさらに、具体的な動作につい
て説明する。図9においては、ノード9aに対して映画
1と映画2の要求があり、ノード9bに対して映画3の
要求が合った場合を示している。これらの要求は、ルー
ティングプロセッサ2に伝えられる。ルーティングプロ
セッサは、ストリームプロセッサ3a〜3dに対して映
画1、映画2、映画3の部分映像を読み出すことを指示
する。また、ルーティングプロセッサ2は、ストリーム
プロセッサとリアルタイム転送プロセッサとの間でコネ
クションを確立することを指示する。映画1のためにス
トリームプロセッサ3aとリアルタイム転送プロセッサ
6aの間でコネクションC11が確立する。また、映画
1のためにストリームプロセッサ3bとリアルタイム転
送プロセッサ6aの間でコネクションC12が確立す
る。同様にして、ストリームプロセッサ3c、3dとリ
アルタイム転送プロセッサ6aの間でコネクションC1
3、C14が確立する。ストリームプロセッサ3aは、
磁気ディスクD1,D5,D9,D13,D17,D2
1に記憶された6つの部分映像を読み出しコネクション
C11を用いてリアルタイム転送プロセッサ6aに転送
する。また、ストリームプロセッサ3bは、磁気ディス
クD2,D6,D10,D14,D18,D22に記憶
された部分画像を読み出しコネクションC12を用いて
リアルタイム転送プロセッサ6aに転送する。ストリー
ムプロセッサ3c、3dもそれぞれディスクD3,D
7,D11,D15,D19,D23、D4,D8,D
12,D16,D20,D24に格納された部分映像を
読み出し部分コネクションC13、C14を用いてリア
ルタイム転送プロセッサ6aに転送する。以上が映画1
についてのデータの転送手順である。
て説明する。図9においては、ノード9aに対して映画
1と映画2の要求があり、ノード9bに対して映画3の
要求が合った場合を示している。これらの要求は、ルー
ティングプロセッサ2に伝えられる。ルーティングプロ
セッサは、ストリームプロセッサ3a〜3dに対して映
画1、映画2、映画3の部分映像を読み出すことを指示
する。また、ルーティングプロセッサ2は、ストリーム
プロセッサとリアルタイム転送プロセッサとの間でコネ
クションを確立することを指示する。映画1のためにス
トリームプロセッサ3aとリアルタイム転送プロセッサ
6aの間でコネクションC11が確立する。また、映画
1のためにストリームプロセッサ3bとリアルタイム転
送プロセッサ6aの間でコネクションC12が確立す
る。同様にして、ストリームプロセッサ3c、3dとリ
アルタイム転送プロセッサ6aの間でコネクションC1
3、C14が確立する。ストリームプロセッサ3aは、
磁気ディスクD1,D5,D9,D13,D17,D2
1に記憶された6つの部分映像を読み出しコネクション
C11を用いてリアルタイム転送プロセッサ6aに転送
する。また、ストリームプロセッサ3bは、磁気ディス
クD2,D6,D10,D14,D18,D22に記憶
された部分画像を読み出しコネクションC12を用いて
リアルタイム転送プロセッサ6aに転送する。ストリー
ムプロセッサ3c、3dもそれぞれディスクD3,D
7,D11,D15,D19,D23、D4,D8,D
12,D16,D20,D24に格納された部分映像を
読み出し部分コネクションC13、C14を用いてリア
ルタイム転送プロセッサ6aに転送する。以上が映画1
についてのデータの転送手順である。
【0034】前述した映画1への転送手順と同様な手順
が映画についても行なわれる。映画2の場合は、コネク
ションC21、C22、C23、C24が用いられる。
同様に3についてはコネクションC31、C32、C3
3、C34を用いてデータが転送される。
が映画についても行なわれる。映画2の場合は、コネク
ションC21、C22、C23、C24が用いられる。
同様に3についてはコネクションC31、C32、C3
3、C34を用いてデータが転送される。
【0035】各ストリームプロセッサ3a〜3dは、分
割された部分映像を図6に示すセルの形式に分割して転
送する。各ストリームプロセッサ3a〜3dは、転送す
る部分映像がどのリアルタイム転送プロセッサに送られ
るべきかをルーティングプロセッサ2から知らされてい
る。このルーティングプロセッサ2から知らされたリア
ルタイム転送プロセッサにそのセルが到着するように、
セルのヘッダにあるVPIとVCIの値を設定する。ス
トリームプロセッサ3がVPIとVCIの値を正しく設
定することにより、ストリームプロセッサとリアルタイ
ム転送プロセッサの間のコネクションが保てることにな
り、セルは、ATMスイッチ5により正しく交換され、
所望のリアルタイム転送プロセッサに到着できる。
割された部分映像を図6に示すセルの形式に分割して転
送する。各ストリームプロセッサ3a〜3dは、転送す
る部分映像がどのリアルタイム転送プロセッサに送られ
るべきかをルーティングプロセッサ2から知らされてい
る。このルーティングプロセッサ2から知らされたリア
ルタイム転送プロセッサにそのセルが到着するように、
セルのヘッダにあるVPIとVCIの値を設定する。ス
トリームプロセッサ3がVPIとVCIの値を正しく設
定することにより、ストリームプロセッサとリアルタイ
ム転送プロセッサの間のコネクションが保てることにな
り、セルは、ATMスイッチ5により正しく交換され、
所望のリアルタイム転送プロセッサに到着できる。
【0036】部分映像を受け取ったリアルタイム転送プ
ロセッサ6は、上映する時間順にそれらの部分映像を並
びかえ、ひとつの映像データとしてマージする。これら
は、リアルタイム転送プロセッサ6のメモリ上で行なう
ことができるため、高速に実行できる。
ロセッサ6は、上映する時間順にそれらの部分映像を並
びかえ、ひとつの映像データとしてマージする。これら
は、リアルタイム転送プロセッサ6のメモリ上で行なう
ことができるため、高速に実行できる。
【0037】図9を用いてリアルタイム転送プロセッサ
の動作について、さらに説明する。図9に示すようにリ
アルタイム転送プロセッサ6aには、映画1と映画2の
データが転送されてくる。映画1のために4つのコネク
ションC11〜C14が存在している。これらのコネク
ションC11〜C14により送られてくる部分映像は、
並列的に送られてくる。従って、リアルタイム転送プロ
セッサのメモリをバッファとして使用し、順次入力され
るデータをリアルタイムに出力する。
の動作について、さらに説明する。図9に示すようにリ
アルタイム転送プロセッサ6aには、映画1と映画2の
データが転送されてくる。映画1のために4つのコネク
ションC11〜C14が存在している。これらのコネク
ションC11〜C14により送られてくる部分映像は、
並列的に送られてくる。従って、リアルタイム転送プロ
セッサのメモリをバッファとして使用し、順次入力され
るデータをリアルタイムに出力する。
【0038】リアルタイム転送プロセッサ6aには、映
画1と映画2の映像データが転送されてくる。従って、
8個のコネクションC11〜C14及びC21〜C24
により送られてくる映像データを並び変える作業を行な
う。このように、リアルタイム転送プロセッサは、単に
一つの映画の映像データを一時的に記憶するメモリを持
つだけでは十分ではなく、同時に上映される可能性のあ
る最大映画の本数分の一部を格納できるメモリを持って
いることが望ましい。
画1と映画2の映像データが転送されてくる。従って、
8個のコネクションC11〜C14及びC21〜C24
により送られてくる映像データを並び変える作業を行な
う。このように、リアルタイム転送プロセッサは、単に
一つの映画の映像データを一時的に記憶するメモリを持
つだけでは十分ではなく、同時に上映される可能性のあ
る最大映画の本数分の一部を格納できるメモリを持って
いることが望ましい。
【0039】リアルタイム転送プロセッサ6は、順次部
分映像を並びかえ、ひとつの映像データとしてマージ
し、マージ後、そのデータを必要とするユーザに対し
て、映像データをリアルタイムに配信する。この場合、
ひとつのノード9に存在する複数の家庭に同時に同一の
部分映像を配信する必要がある場合には、ATMスイッ
チにおけるマルチキャスト機能(同報機能)を使用す
る。また、リアルタイム転送は、リアルタイム転送プロ
セッサ6に存在するリアルタイム機能を使用する。例え
ば、1秒間に30毎の画像を表示する場合には、1枚の
画像を必ず1/30秒毎にリアルタイム転送プロセッサ
6からセットトップボックスに送る。
分映像を並びかえ、ひとつの映像データとしてマージ
し、マージ後、そのデータを必要とするユーザに対し
て、映像データをリアルタイムに配信する。この場合、
ひとつのノード9に存在する複数の家庭に同時に同一の
部分映像を配信する必要がある場合には、ATMスイッ
チにおけるマルチキャスト機能(同報機能)を使用す
る。また、リアルタイム転送は、リアルタイム転送プロ
セッサ6に存在するリアルタイム機能を使用する。例え
ば、1秒間に30毎の画像を表示する場合には、1枚の
画像を必ず1/30秒毎にリアルタイム転送プロセッサ
6からセットトップボックスに送る。
【0040】次に具体的な数字を挙げたシステムの構成
について説明する。入線の数が8本、出線の数が8本で
ある8×8のATMのスイッチを用いた場合の構成につ
いて説明する。前述したように1秒間に30毎の画像を
表示する場合には、1毎の画像を1/30秒毎にセット
トップボックスに送る必要がある。その速度を、1.5
Mbpsとする。ここで、1台のノードに12台のセッ
トトップボックスが接続できる構成とした場合には、出
線1つに対して1台のノードが設けられるためトータル
のセットトップボックスの数は96台となる。また、出
線の回線速度は、一つのノードに対して12台のセット
トップボックスが接続されているため18Mbpsとな
る。 8×8ATMスイッチ 1台 STB 96台 STB 12台/ノード 1.5Mbps×12台/ノード=18Mbps
について説明する。入線の数が8本、出線の数が8本で
ある8×8のATMのスイッチを用いた場合の構成につ
いて説明する。前述したように1秒間に30毎の画像を
表示する場合には、1毎の画像を1/30秒毎にセット
トップボックスに送る必要がある。その速度を、1.5
Mbpsとする。ここで、1台のノードに12台のセッ
トトップボックスが接続できる構成とした場合には、出
線1つに対して1台のノードが設けられるためトータル
のセットトップボックスの数は96台となる。また、出
線の回線速度は、一つのノードに対して12台のセット
トップボックスが接続されているため18Mbpsとな
る。 8×8ATMスイッチ 1台 STB 96台 STB 12台/ノード 1.5Mbps×12台/ノード=18Mbps
【0041】また、1台のノードに対して96台のセッ
トトップボックスが接続できる場合には、トータルのセ
ットトップボックスは768台となり、出線の回線速度
は、144Mbpsとなる。 8×8ATMスイッチ 1台 STB 96台/ノード STB 768台 1.5Mbps×96台/ノード=144Mbps
トトップボックスが接続できる場合には、トータルのセ
ットトップボックスは768台となり、出線の回線速度
は、144Mbpsとなる。 8×8ATMスイッチ 1台 STB 96台/ノード STB 768台 1.5Mbps×96台/ノード=144Mbps
【0042】以上のように、この実施例は、ディスク装
置を備えた複数のプロセッサと、リアルタイムにデータ
転送が可能な複数のプロセッサとを高速ネットワークス
イッチに接続し、さらに該リアルタイムにデータ転送が
可能な複数のプロセッサに、ユーザ側のデータを受信す
るための複数のセットトップボックスを接続したノード
を高速ネットワークで結ぶことにより、ディスク装置か
ら分割された映像データを並列に取り出し、この複数の
映像データを高速ネットワークスイッチ経由でリアルタ
イムにデータ転送が可能なプロセッサに順次送り、該プ
ロセッサで時間順に組み合わせ、該プロセッサよりリア
ルタイムにノード経由でセットトップボックスに映像デ
ータを送ることを特徴とする。
置を備えた複数のプロセッサと、リアルタイムにデータ
転送が可能な複数のプロセッサとを高速ネットワークス
イッチに接続し、さらに該リアルタイムにデータ転送が
可能な複数のプロセッサに、ユーザ側のデータを受信す
るための複数のセットトップボックスを接続したノード
を高速ネットワークで結ぶことにより、ディスク装置か
ら分割された映像データを並列に取り出し、この複数の
映像データを高速ネットワークスイッチ経由でリアルタ
イムにデータ転送が可能なプロセッサに順次送り、該プ
ロセッサで時間順に組み合わせ、該プロセッサよりリア
ルタイムにノード経由でセットトップボックスに映像デ
ータを送ることを特徴とする。
【0043】この実施例に係るビデオサーバは、ひとつ
の映像データを分割して磁気ディスクに格納するため、
磁気ディスクを備えた複数のプロセッサにより並列に同
一の映像データを読みだすことができ、かつ、要求した
家庭が含まれるノードに対応するプロセッサに対しAT
Mスイッチ経由でこれらのデータを送付し、そのプロセ
ッサで映像データをマージし、ノード経由で各家庭に送
付する。
の映像データを分割して磁気ディスクに格納するため、
磁気ディスクを備えた複数のプロセッサにより並列に同
一の映像データを読みだすことができ、かつ、要求した
家庭が含まれるノードに対応するプロセッサに対しAT
Mスイッチ経由でこれらのデータを送付し、そのプロセ
ッサで映像データをマージし、ノード経由で各家庭に送
付する。
【0044】実施例2.次に実地例2について述べる。
まず、実施例2を図に基づいて説明する。図10におい
て、3から10は、図1で示したものと同じものであ
る。21は、この実施例を実現するためのビデオサー
バ、22は、ビデオサーバ21を制御するためのルーテ
ィングプロセッサである。
まず、実施例2を図に基づいて説明する。図10におい
て、3から10は、図1で示したものと同じものであ
る。21は、この実施例を実現するためのビデオサー
バ、22は、ビデオサーバ21を制御するためのルーテ
ィングプロセッサである。
【0045】以下では、実施例2の動作の詳細な説明を
行なう。先に示した実施例1の図1におけるストリーム
プロセッサ3、磁気ディスク4、ATMスイッチ5、リ
アルタイム転送プロセッサ6の動作は同じである。
行なう。先に示した実施例1の図1におけるストリーム
プロセッサ3、磁気ディスク4、ATMスイッチ5、リ
アルタイム転送プロセッサ6の動作は同じである。
【0046】実施例1においては、リアルタイム転送プ
ロセッサ6が、各家庭のセットトップボックスが接続さ
れるノード9に1対1で接続されていたが、実施例2で
は、リアルタイム転送プロセッサ6とノード9の間に2
つ目のATMスイッチ5aを設けた。あるノード9に繋
がる家庭からの映像配信要求が増加した場合には、実施
例1のように、対応するリアルタイム転送プロセッサ6
がすべての配信を司るのではなく、負荷の少ないリアル
タイム転送プロセッサ6に、その配信を分配する。
ロセッサ6が、各家庭のセットトップボックスが接続さ
れるノード9に1対1で接続されていたが、実施例2で
は、リアルタイム転送プロセッサ6とノード9の間に2
つ目のATMスイッチ5aを設けた。あるノード9に繋
がる家庭からの映像配信要求が増加した場合には、実施
例1のように、対応するリアルタイム転送プロセッサ6
がすべての配信を司るのではなく、負荷の少ないリアル
タイム転送プロセッサ6に、その配信を分配する。
【0047】例えば、図11において、最上位にあるノ
ード9に繋がる家庭からの要求が増加したとする。この
場合、実施例1では、ATMスイッチ5aが存在しない
ため、最上位にあるリアルタイム転送プロセッサ6に負
荷が集中した。この実施例2においては、ATMスイッ
チ5aを経由することにより、例えば、図11に矢印で
示すように、ふたつのリアルタイム転送プロセッサ6
で、負荷を分配することが可能となる。これらの制御
は、ルーティングプロセッサ22により行なわれる。
ード9に繋がる家庭からの要求が増加したとする。この
場合、実施例1では、ATMスイッチ5aが存在しない
ため、最上位にあるリアルタイム転送プロセッサ6に負
荷が集中した。この実施例2においては、ATMスイッ
チ5aを経由することにより、例えば、図11に矢印で
示すように、ふたつのリアルタイム転送プロセッサ6
で、負荷を分配することが可能となる。これらの制御
は、ルーティングプロセッサ22により行なわれる。
【0048】以上のように、この実施例は、ビデオサー
バにおいて、リアルタイムにデータ転送が可能な複数の
プロセッサとノードを結ぶ高速ネットワークラインに、
高速ネットワークスイッチを設けることにより、上記実
施例1に記載の特徴に加え、リアルタイムにデータ転送
が可能な複数のプロセッサ間の負荷分散を行なうことに
より、該プロセッサの負荷の均等化を図り、より多数の
セットトップボックスに対してもリアルタイムに映像デ
ータを送ることを特徴とする。
バにおいて、リアルタイムにデータ転送が可能な複数の
プロセッサとノードを結ぶ高速ネットワークラインに、
高速ネットワークスイッチを設けることにより、上記実
施例1に記載の特徴に加え、リアルタイムにデータ転送
が可能な複数のプロセッサ間の負荷分散を行なうことに
より、該プロセッサの負荷の均等化を図り、より多数の
セットトップボックスに対してもリアルタイムに映像デ
ータを送ることを特徴とする。
【0049】この実施例に係るビデオサーバは、もし、
映像データをマージするプロセッサの負荷が高くなった
場合に、ATMスイッチにより、ユーザからの要求を配
分し、マージを担当するプロセッサの負荷を分散させ
る。
映像データをマージするプロセッサの負荷が高くなった
場合に、ATMスイッチにより、ユーザからの要求を配
分し、マージを担当するプロセッサの負荷を分散させ
る。
【0050】実施例3.次に実施例3について述べる。
使用する手段は実施例2と同様のため、用いる図も実施
例2同じく図10である。先の実施例2では、ATMス
イッチ5aを使用することにより、負荷の分散を行なっ
たが、実施例3では、障害時の連続運転に使用する。リ
アルタイム転送プロセッサ6に障害が発生した場合に、
そのプロセッサのみを使用しない形で処理を継続する。
使用する手段は実施例2と同様のため、用いる図も実施
例2同じく図10である。先の実施例2では、ATMス
イッチ5aを使用することにより、負荷の分散を行なっ
たが、実施例3では、障害時の連続運転に使用する。リ
アルタイム転送プロセッサ6に障害が発生した場合に、
そのプロセッサのみを使用しない形で処理を継続する。
【0051】例として、図12を使用する。今、図12
に示すように、最上位から2つめのリアルタイム転送プ
ロセッサ6に障害が発生したとする。この場合、図1に
示す例では、このリアルタイム転送プロセッサ6に繋が
る家庭ではすべて、配信データを受けられないが、図1
2のATMスイッチ5aを使用することにより、例え
ば、最上位から3番目のリアルタイム転送プロセッサ6
が、障害を発生したリアルタイム転送プロセッサ6の代
わりに映像の配信を行える。これらの制御は、ルーティ
ングプロセッサ22により行なわれる。
に示すように、最上位から2つめのリアルタイム転送プ
ロセッサ6に障害が発生したとする。この場合、図1に
示す例では、このリアルタイム転送プロセッサ6に繋が
る家庭ではすべて、配信データを受けられないが、図1
2のATMスイッチ5aを使用することにより、例え
ば、最上位から3番目のリアルタイム転送プロセッサ6
が、障害を発生したリアルタイム転送プロセッサ6の代
わりに映像の配信を行える。これらの制御は、ルーティ
ングプロセッサ22により行なわれる。
【0052】以上のようにこの実施例は、上記実施例2
に記載のビデオサーバにおいて、リアルタイムにデータ
転送が可能なプロセッサに障害が発生した場合にも、高
速ネットワークスイッチにより、他の該プロセッサで処
理を代行することにより、連続して、リアルタイムにセ
ットトップボックスに映像データを送ることを特徴とす
る。
に記載のビデオサーバにおいて、リアルタイムにデータ
転送が可能なプロセッサに障害が発生した場合にも、高
速ネットワークスイッチにより、他の該プロセッサで処
理を代行することにより、連続して、リアルタイムにセ
ットトップボックスに映像データを送ることを特徴とす
る。
【0053】この実施例に係るビデオサーバは、もし、
映像データをマージするプロセッサに障害が発生し、作
業を継続できない場合に、ATMスイッチにより、ユー
ザからの要求を、そのプロセッサには配分されないよう
にすることにより、障害発生時にも処理を継続できる。
映像データをマージするプロセッサに障害が発生し、作
業を継続できない場合に、ATMスイッチにより、ユー
ザからの要求を、そのプロセッサには配分されないよう
にすることにより、障害発生時にも処理を継続できる。
【0054】実施例4.次に実施例4について述べる。
図13において、3から22は、実施例3の図10で示
したものと同様である。23は、自動制御MTである。
図13において、3から22は、実施例3の図10で示
したものと同様である。23は、自動制御MTである。
【0055】実施例3においては、映像情報を蓄えてお
くものは、磁気ディスク4のみであった。しかしなが
ら、大規模なビデオサーバを考慮した場合には、扱うデ
ータ量は膨大なものとなる。この場合、それに合わせて
磁気ディスク4を増設するというのは現実的でなく、よ
り価格が安く、容量の増やせる2次記憶を使用するのが
妥当である。そのため、図13においては、自動制御M
T23を設置する。例えば、たまにしか要求のない映像
は、磁気ディスク4ではなく、この自動制御MT23に
格納しておく。要求のあった場合には、自動制御MT2
3が自動的に該当するMTを探しだし、その中から必要
なデータを磁気ディスク4にロードする。その後、通常
通り磁気ディスク4のデータをユーザに配信する。
くものは、磁気ディスク4のみであった。しかしなが
ら、大規模なビデオサーバを考慮した場合には、扱うデ
ータ量は膨大なものとなる。この場合、それに合わせて
磁気ディスク4を増設するというのは現実的でなく、よ
り価格が安く、容量の増やせる2次記憶を使用するのが
妥当である。そのため、図13においては、自動制御M
T23を設置する。例えば、たまにしか要求のない映像
は、磁気ディスク4ではなく、この自動制御MT23に
格納しておく。要求のあった場合には、自動制御MT2
3が自動的に該当するMTを探しだし、その中から必要
なデータを磁気ディスク4にロードする。その後、通常
通り磁気ディスク4のデータをユーザに配信する。
【0056】このように、対応する映像データが磁気デ
ィスク4に存在しない場合には、自動制御MT23を使
用することにより、ユーザの待ち時間は増加するが、磁
気ディスク4に格納できない量のデータも扱うことが可
能となる。
ィスク4に存在しない場合には、自動制御MT23を使
用することにより、ユーザの待ち時間は増加するが、磁
気ディスク4に格納できない量のデータも扱うことが可
能となる。
【0057】以上のように、この実施例は、上記実施例
2、3に記載のビデオサーバにおいて、磁気ディスク装
置の2次記憶として、自動制御MTを設けることにより、
磁気ディスク装置に含まれない映像に対するアクセス要
求に対しても、自動制御MTから該当する映像データを取
り出すことにより、より多くの映像データをリアルタイ
ムにセットトップボックスに送ることを特徴とする。
2、3に記載のビデオサーバにおいて、磁気ディスク装
置の2次記憶として、自動制御MTを設けることにより、
磁気ディスク装置に含まれない映像に対するアクセス要
求に対しても、自動制御MTから該当する映像データを取
り出すことにより、より多くの映像データをリアルタイ
ムにセットトップボックスに送ることを特徴とする。
【0058】この実施例に係るビデオサーバは、もし、
ユーザが要求するデータが磁気ディスクに存在しない場
合には、自動制御MTからデータを自動的に取り出し、磁
気ディスクに格納し、配信することにより、より多量の
データにも対応することができる。
ユーザが要求するデータが磁気ディスクに存在しない場
合には、自動制御MTからデータを自動的に取り出し、磁
気ディスクに格納し、配信することにより、より多量の
データにも対応することができる。
【0059】実施例5.次に実施例5について述べる。
図14において、2、3、4、5、5a、7、8、9、
23は、先に示した図13と同様である。24は実施例
5に関するビデオサーバ25はビデオサーバ24用のル
ーティングプロセッサ26はリアルタイム転送プロセッ
サ27はセットトップボックスである。
図14において、2、3、4、5、5a、7、8、9、
23は、先に示した図13と同様である。24は実施例
5に関するビデオサーバ25はビデオサーバ24用のル
ーティングプロセッサ26はリアルタイム転送プロセッ
サ27はセットトップボックスである。
【0060】実施例5においては、セットトップボック
ス27に大容量のメモリを持たせている。実施例4まで
では、ビデオサーバから各家庭のセットトップボックス
に対し、リアルタイムにデータを転送する必要があっ
た。例えば、1秒間に30枚の画像を表示する場合に
は、1枚の画像を必ず1/30秒毎にビデオサーバから
セットトップボックスに送る必要があった。これは、計
算機の制御の面からは非常に複雑である。つまり、リア
ルタイム転送プロセッサ6の制御が複雑となる。
ス27に大容量のメモリを持たせている。実施例4まで
では、ビデオサーバから各家庭のセットトップボックス
に対し、リアルタイムにデータを転送する必要があっ
た。例えば、1秒間に30枚の画像を表示する場合に
は、1枚の画像を必ず1/30秒毎にビデオサーバから
セットトップボックスに送る必要があった。これは、計
算機の制御の面からは非常に複雑である。つまり、リア
ルタイム転送プロセッサ6の制御が複雑となる。
【0061】実施例5では、セットトップボックス27
に大容量のメモリを持たせることにより、この複雑さを
緩和する。すなわち、先の1秒間に30枚の画像を表示
する例においても、図14のリアルタイム転送プロセッ
サ26は、必ずしも1/30秒毎に1枚の画像を送る必
要はなく、セットトップボックス27にあるメモリの容
量により、これをバッファとして使用することで、より
リアルタイム性を弱くしてデータを転送することが可能
となる。
に大容量のメモリを持たせることにより、この複雑さを
緩和する。すなわち、先の1秒間に30枚の画像を表示
する例においても、図14のリアルタイム転送プロセッ
サ26は、必ずしも1/30秒毎に1枚の画像を送る必
要はなく、セットトップボックス27にあるメモリの容
量により、これをバッファとして使用することで、より
リアルタイム性を弱くしてデータを転送することが可能
となる。
【0062】以上のように、この実施例は、ビデオサー
バにおいて、セットトップボックスに大容量のメモリを
持たせることにより、リアルタイムにデータ転送が可能
な複数のプロセッサが映像データをセットトップボック
スの大容量メモリをバッファとして使用できる分だけ、
リアルタイムに転送することなく、その制御を簡易にす
ることを特徴とする。
バにおいて、セットトップボックスに大容量のメモリを
持たせることにより、リアルタイムにデータ転送が可能
な複数のプロセッサが映像データをセットトップボック
スの大容量メモリをバッファとして使用できる分だけ、
リアルタイムに転送することなく、その制御を簡易にす
ることを特徴とする。
【0063】この実施例に係るビデオサーバは、家庭側
のセットトップボックスにある大容量メモリを使用する
ことにより、ビデオサーバ本体が行なう映像のリアルタ
イム制御を容易にすることができる。
のセットトップボックスにある大容量メモリを使用する
ことにより、ビデオサーバ本体が行なう映像のリアルタ
イム制御を容易にすることができる。
【0064】実施例6.次に実施例6について述べる。
図15において、28は実施例6を実現するためのビデ
オサーバ、29はビデオサーバ28を制御するためのル
ーティングプロセッサ、30はデータを配送するための
ストリームプロセッサ、31はセットトップボックスで
ある。
図15において、28は実施例6を実現するためのビデ
オサーバ、29はビデオサーバ28を制御するためのル
ーティングプロセッサ、30はデータを配送するための
ストリームプロセッサ、31はセットトップボックスで
ある。
【0065】実施例6に示すものは、実施例5までの内
容と異なり、配信するデータをまとめて、まず、ユーザ
に送り、ユーザは配信されたあとで、そのデータを表
示、編集、加工することのできるものである。すなわ
ち、実施例4までは、映像データをリアルタイムにユー
ザに送る必要があり、実施例5では、これを若干、緩和
した。実施例6では、さらにこの緩和を進め、必要な映
像をまとめて先に配信してしまうものである。
容と異なり、配信するデータをまとめて、まず、ユーザ
に送り、ユーザは配信されたあとで、そのデータを表
示、編集、加工することのできるものである。すなわ
ち、実施例4までは、映像データをリアルタイムにユー
ザに送る必要があり、実施例5では、これを若干、緩和
した。実施例6では、さらにこの緩和を進め、必要な映
像をまとめて先に配信してしまうものである。
【0066】このために、セットトップボックス31
に、1本の映画データを格納できるためのディジタルビ
デオカセットレコーダが必要となる。これは、高速にデ
ータを書き込めるレコーダであり、例えば、2時間の映
画を5分で記録できるものであることが望ましい。但
し、必ずしも高速性は必要でない。
に、1本の映画データを格納できるためのディジタルビ
デオカセットレコーダが必要となる。これは、高速にデ
ータを書き込めるレコーダであり、例えば、2時間の映
画を5分で記録できるものであることが望ましい。但
し、必ずしも高速性は必要でない。
【0067】ビデオサーバ28としては、5までのリア
ルタイム性が不要となるため、構成が簡単化される。実
施例5までに存在したリアルタイム転送プロセッサ6、
リアルタイム転送プロセッサ26は不要となり、その結
果、ATMスイッチ5もひとつでよい。また、ストリー
ムプロセッサ30は、映像データを格納する磁気ディス
ク4からのデータをそのままファイルのイメージでAT
Mスイッチ5経由でセットトップボックス31に送れば
よい。
ルタイム性が不要となるため、構成が簡単化される。実
施例5までに存在したリアルタイム転送プロセッサ6、
リアルタイム転送プロセッサ26は不要となり、その結
果、ATMスイッチ5もひとつでよい。また、ストリー
ムプロセッサ30は、映像データを格納する磁気ディス
ク4からのデータをそのままファイルのイメージでAT
Mスイッチ5経由でセットトップボックス31に送れば
よい。
【0068】以上のように、この実施例は、ディスク装
置を備えた複数のプロセッサとユーザ側のデータを受信
するための複数のセットトップボックスを接続したノー
ドを高速ネットワークスイッチに接続し、該セットトッ
プボックスに、ひとまとまりの映像データを高速に録画
できるディジタルビデオカセットレコーダを設けること
により、ディスク装置からひとまとまりの映像データを
取り出し、このデータを高速ネットワークスイッチ経由
でノードからセットトップボックスに送り、該ディジタ
ルビデオカセットレコーダに録画することにより、制御
が容易で、ユーザが録画された映像を再生、編集、加工
できるサービスを提供することを特徴とする。
置を備えた複数のプロセッサとユーザ側のデータを受信
するための複数のセットトップボックスを接続したノー
ドを高速ネットワークスイッチに接続し、該セットトッ
プボックスに、ひとまとまりの映像データを高速に録画
できるディジタルビデオカセットレコーダを設けること
により、ディスク装置からひとまとまりの映像データを
取り出し、このデータを高速ネットワークスイッチ経由
でノードからセットトップボックスに送り、該ディジタ
ルビデオカセットレコーダに録画することにより、制御
が容易で、ユーザが録画された映像を再生、編集、加工
できるサービスを提供することを特徴とする。
【0069】この実施例に係るビデオサーバは、各家庭
へ送る映像データをリアルタイムではなく、まとめて、
送出してしまうことにより、ビデオサーバのリアルタイ
ム制御を不要とするとともに、家庭での映像の編集、加
工などを可能とする。
へ送る映像データをリアルタイムではなく、まとめて、
送出してしまうことにより、ビデオサーバのリアルタイ
ム制御を不要とするとともに、家庭での映像の編集、加
工などを可能とする。
【0070】実施例7.前述した実施例においては、A
TMスイッチが共通バッファ型ATMスイッチである場
合を示したが、他の構成を取るATMスイッチでも構わ
ない。例えば図16〜図19は、「B−ISDN絵解き
読本」(オオム社)の74頁に示されたATMスイッチ
を示す図である。図16に示したものが実施例1で述べ
た共通バッファ型のATMスイッチである。図17に示
すクロスポイント型、あるいは、図18に示す出力バッ
ファ型、あるいは、図19に示す入力バッファ型のAT
Mスイッチを用いる場合であっても構わない。あるい
は、その他の種類のATMスイッチを用いても構わな
い。
TMスイッチが共通バッファ型ATMスイッチである場
合を示したが、他の構成を取るATMスイッチでも構わ
ない。例えば図16〜図19は、「B−ISDN絵解き
読本」(オオム社)の74頁に示されたATMスイッチ
を示す図である。図16に示したものが実施例1で述べ
た共通バッファ型のATMスイッチである。図17に示
すクロスポイント型、あるいは、図18に示す出力バッ
ファ型、あるいは、図19に示す入力バッファ型のAT
Mスイッチを用いる場合であっても構わない。あるい
は、その他の種類のATMスイッチを用いても構わな
い。
【0071】また、ATMスイッチを用いる場合ばかり
でなく、高速ネットワークスイッチを用いる場合であっ
ても構わない。
でなく、高速ネットワークスイッチを用いる場合であっ
ても構わない。
【0072】実施例8.なお、すべての実施例におい
て、4個のストリームプロセッサ、あるいは4個のリア
ルタイムプロセッサからなる例を示しているが、本発明
は、特に、これを限定するものではなく、任意の個数か
らなるプロセッサにおいて使用できる。
て、4個のストリームプロセッサ、あるいは4個のリア
ルタイムプロセッサからなる例を示しているが、本発明
は、特に、これを限定するものではなく、任意の個数か
らなるプロセッサにおいて使用できる。
【0073】実施例9.又、前述した全ての実施例にお
いて、ビデオサーバを例として示しているが本発明は特
にビデオサーバに限定するものではなく、その他のデー
タを供給するデータサーバで合っても構わない。例え
ば、図だけや音だけを提供するサーバであっても構わな
い。あるいは、音楽だけを提供するサーバであっても構
わない。あるいは、文字のみを提供するサーバであって
も構わない。あるいは、音声だけを提供するサーバであ
っても構わない。あるいは、前述した各種のオーディオ
ビジュアルデータを組み合せたデータを供給するサーバ
であっても構わない。
いて、ビデオサーバを例として示しているが本発明は特
にビデオサーバに限定するものではなく、その他のデー
タを供給するデータサーバで合っても構わない。例え
ば、図だけや音だけを提供するサーバであっても構わな
い。あるいは、音楽だけを提供するサーバであっても構
わない。あるいは、文字のみを提供するサーバであって
も構わない。あるいは、音声だけを提供するサーバであ
っても構わない。あるいは、前述した各種のオーディオ
ビジュアルデータを組み合せたデータを供給するサーバ
であっても構わない。
【0074】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、各ユ
ーザへのデータ配信を拡張性、柔軟性のあるシステム構
成からなるデータサーバにより実現することができる。
ーザへのデータ配信を拡張性、柔軟性のあるシステム構
成からなるデータサーバにより実現することができる。
【0075】また、この発明によれば、転送プロセッサ
により、データの整合性がとられるので、データの並列
アクセス及びデータの並列転送が行なわれても正しいデ
ータを生成することができる。
により、データの整合性がとられるので、データの並列
アクセス及びデータの並列転送が行なわれても正しいデ
ータを生成することができる。
【0076】また、この発明によれば、追加のネットワ
ークスイッチを備えているのでさらに拡張性、柔軟性の
あるシステム構成が可能となる。
ークスイッチを備えているのでさらに拡張性、柔軟性の
あるシステム構成が可能となる。
【0077】また、この発明によれば、追加のネットワ
ークスイッチを備えているので、プロセッサの負荷を均
等化することができる。
ークスイッチを備えているので、プロセッサの負荷を均
等化することができる。
【0078】また、この発明によれば、追加のネットワ
ークスイッチを備えているので、プロセッサに障害があ
った場合にも連続したサービスを提供することができ
る。
ークスイッチを備えているので、プロセッサに障害があ
った場合にも連続したサービスを提供することができ
る。
【0079】また、この発明によれば、大容量の二次記
憶装置を備えているので、記憶装置に入りきらないデー
タも扱うことができる。
憶装置を備えているので、記憶装置に入りきらないデー
タも扱うことができる。
【0080】また、この発明によれば、セットトップボ
ックスに大容量のメモリを備えているので、データサー
バのリアルタイム制御が容易になる。
ックスに大容量のメモリを備えているので、データサー
バのリアルタイム制御が容易になる。
【0081】また、この発明によれば、映像データをま
とめて配信することにより、ビデオサーバの制御がさら
に容易になるとともに、映像を受け取ったユーザが、そ
のデータを編集、加工、収集することも可能となる。
とめて配信することにより、ビデオサーバの制御がさら
に容易になるとともに、映像を受け取ったユーザが、そ
のデータを編集、加工、収集することも可能となる。
【図1】 この発明におけるビデオサーバを示す図。
【図2】 この発明における映像の配信を管理する管理
テーブルを示す図。
テーブルを示す図。
【図3】 この発明におけるATMスイッチの構成図。
【図4】 この発明におけるATMスイッチの動作を示
す図。
す図。
【図5】 この発明におけるATMスイッチの動作を示
す図。
す図。
【図6】 この発明におけるセルの構成を示す図。
【図7】 この発明における磁気ディスクの構成を示す
図。
図。
【図8】 この発明における部分映像の記憶を管理する
記憶テーブルを示す図。
記憶テーブルを示す図。
【図9】 この発明におけるビデオサーバの動作を示す
図。
図。
【図10】 この発明における実施例2、3のビデオサ
ーバを示す図。
ーバを示す図。
【図11】 この発明における実施例2の動作概要を示
す図。
す図。
【図12】 この発明における実施例3の動作概要を示
す図。
す図。
【図13】 この発明における実施例4のビデオサーバ
を示す図。
を示す図。
【図14】 この発明における実施例5のビデオサーバ
を示す図。
を示す図。
【図15】 この発明における実施例6のビデオサーバ
を示す図。
を示す図。
【図16】 この発明におけるATMスイッチの一例を
示す図。
示す図。
【図17】 この発明におけるATMスイッチの一例を
示す図。
示す図。
【図18】 この発明におけるATMスイッチの一例を
示す図。
示す図。
【図19】 この発明におけるATMスイッチの一例を
示す図。
示す図。
【図20】 従来例におけるビデオサーバの超並列計算
機システムを示す図。
機システムを示す図。
1 ビデオサーバ、2 ルーティングプロセッサ、3
ストリームプロセッサ、4 磁気ディスク、5 ATM
スイッチ、6 リアルタイム転送プロセッサ、7 AT
Mライン、8 イーサネットライン、9 ノード、10
セットトップボックス、11 管理テーブル、12
超並列計算機、13 並列アクセスディスク部、14
ディスクキャッシュ部、15 データ整合プロセッサ
部、16入出力プロセッサ部、17 Processing emen
t、18 磁気ディスク、19 イーサネットライン、
20 制御計算機、21 ビデオサーバ、22 ルーテ
ィングプロセッサ、23 自動制御MT、24 ビデオ
サーバ、25 ルーティングプロセッサ、26 リアル
タイム転送プロセッサ、27 セットトップボックス、
28 ビデオサーバ、29 ルーティングプロセッサ、
30 ストリームプロセッサ、31 セットトップボッ
クス、32 記憶テーブル。
ストリームプロセッサ、4 磁気ディスク、5 ATM
スイッチ、6 リアルタイム転送プロセッサ、7 AT
Mライン、8 イーサネットライン、9 ノード、10
セットトップボックス、11 管理テーブル、12
超並列計算機、13 並列アクセスディスク部、14
ディスクキャッシュ部、15 データ整合プロセッサ
部、16入出力プロセッサ部、17 Processing emen
t、18 磁気ディスク、19 イーサネットライン、
20 制御計算機、21 ビデオサーバ、22 ルーテ
ィングプロセッサ、23 自動制御MT、24 ビデオ
サーバ、25 ルーティングプロセッサ、26 リアル
タイム転送プロセッサ、27 セットトップボックス、
28 ビデオサーバ、29 ルーティングプロセッサ、
30 ストリームプロセッサ、31 セットトップボッ
クス、32 記憶テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28
Claims (8)
- 【請求項1】 以下の要素を有するデータサーバ (a)データを分散して記憶する複数の記憶装置、 (b)上記複数の記憶装置にそれぞれ接続され、分散し
て記憶されたデータをアクセスする複数のストリームプ
ロセッサ、 (c)上記複数のストリームプロセッサと接続され、ス
トリームプロセッサの記憶装置へのデータアクセスを制
御するとともに、ストリームプロセッサがアクセスした
データのルーティングを指示するルーティングプロセッ
サ、 (d)複数の入力線と複数の出力線とを備え、上記複数
のストリームプロセッサからのデータを入力線から入力
し、上記ルーティングプロセッサの指示したルーティン
グに基づいて入力したデータを所定の出力線に出力する
ネットワークスイッチ。 - 【請求項2】 上記データサーバは、さらに、ネットワ
ークスイッチの複数の出力線にそれぞれ接続され、出力
線から出力されるデータを入力して入力したデータの整
合性をとり外部に転送する複数の転送プロセッサを備え
たことを特徴とする請求項1記載のデータサーバ。 - 【請求項3】 上記データサーバは、さらに、追加のネ
ットワークスイッチを備え、追加のネットワークスイッ
チは、上記複数の転送プロセッサから転送されるデータ
を入力線に入力し所定の出力線に出力することを特徴と
する請求項2記載のデータサーバ。 - 【請求項4】 上記データサーバは、上記ネットワーク
スイッチと上記追加のネットワークスイッチを用いて、
負荷が集中した転送プロセッサの負荷を分散することを
特徴とする請求項3記載のデータサーバ。 - 【請求項5】 上記データサーバは、上記ネットワーク
スイッチと上記追加のネットワークスイッチを用いて、
障害が発生した転送プロセッサを他の転送プロセッサで
代替することを特徴とする請求項3記載のデータサー
バ。 - 【請求項6】 上記データサーバは、さらに、上記複数
の記憶装置に対してデータを提供する2次記憶装置を備
えたことを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載のデ
ータサーバ。 - 【請求項7】 上記データサーバは、さらに、データを
受信するセットトップボックスを備え、セットトップボ
ックスにデータを一時的に保持するメモリを備えたこと
を特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のデータサー
バ。 - 【請求項8】 上記セットトップボックスは、必要とす
るデータのひとかたまりを保持するのに十分な記憶装置
を備えたことを特徴とする請求項7記載のデータサー
バ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP112395A JPH08190533A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | データサーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP112395A JPH08190533A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | データサーバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190533A true JPH08190533A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11492682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP112395A Pending JPH08190533A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | データサーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08190533A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6341272B1 (en) * | 1995-03-08 | 2002-01-22 | Huntington Bancshares Incorporated | Business service platform, network, and system |
EP1320994A1 (en) * | 2000-08-31 | 2003-06-25 | Goldpocket Interactive, Inc. | Systems and method for interacting with users over a communications network |
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-
1995
- 1995-01-09 JP JP112395A patent/JPH08190533A/ja active Pending
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