JPH08279380A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JPH08279380A
JPH08279380A JP7243363A JP24336395A JPH08279380A JP H08279380 A JPH08279380 A JP H08279380A JP 7243363 A JP7243363 A JP 7243363A JP 24336395 A JP24336395 A JP 24336395A JP H08279380 A JPH08279380 A JP H08279380A
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Toshitaka Kusuhara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンタクトを細くしたり短くしたりしてもコン
タクト同士を高い接触圧で接触できる電気コネクタを提
供する。 【解決手段】リセプタクルコネクタ20及びプラグコネ
クタ60には、互いに接触するコンタクト40,80が
それぞれ2列に配列されている。リセプタクルコネクタ
20とプラグコネクタ60が嵌合すると、壁面38a,
38bとコンタクト80の接触部82との間にコンタク
ト40の第1及び第2のばね部42,44が挟まれて、
コンタクト40がコンタクト80に強く押し付けられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、それぞれが互いに
異なる基板に実装され、これら基板を互いに接続する2
つのコネクタを備えた電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、板状のプリント配線基板(以
下、PCBという)同士を互いに接続する電気コネクタ
が広く使われている。この電気コネクタは、互いに異な
る基板に実装され、互いに嵌合するリセプタクルコネク
タとプラグコネクタを備えており、これらリセプタクル
コネクタとプラグコネクタを嵌合させることによりPC
B同士が接続される。リセプタクルコネクタとプラグコ
ネクタはそれぞれ、複数のコンタクトと、これらコンタ
クトが所定のピッチに配列されたハウジングを備えてい
る。通常、リセプタクルコネクタのハウジングに配列さ
れたコンタクトはばね性をもっており、リセプタクルコ
ネクタとプラグコネクタが嵌合されると、それぞれのハ
ウジングに配列されたコンタクト同士はこのばね性によ
り所定の圧力で接触して電気的に接続される。
【0003】近年、電気コネクタの小型化のためにコン
タクトを細くしてコンタクトの配列ピッチを狭くする傾
向がある。また、電気コネクタによって基板同士を向き
合わせて接続する場合、接続された基板同士の距離を短
くするために、コンタクトを短くする傾向もある。この
ように、コンタクトを細くしたり短くしたりすると、コ
ンタクトのばね性が低下してコンタクト同士の接触圧が
低下し、電気的接続が不十分になるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、コンタクトを細くしたり短くしたりしてもコンタ
クト同士を高い接触圧で接触できる電気コネクタを提供
することを第1の目的とする。ところで、基板同士を向
き合わせて接続する電気コネクタに配列された複数本の
コンタクトのうちの数本は、通常、接地コンタクトとし
て使用されている。この接地コンタクトは、例えば、基
板に形成された接地用配線に接続される。このように、
基板に、接地コンタクトに接続する接地用配線を形成す
ると、その分、余分な配線が必要となるものの、接地コ
ンタクトを接地する適切な技術が知られていない。
【0005】本発明は、基板同士を向き合わせて接続で
き、さらに配列された接地コンタクトを適切に接地でき
る電気コネクタを提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の電気コネクタは、互いに接触す
る第1のコンタクト及び第2のコンタクトがそれぞれに
配列された、第1の基板及び第2の基板にそれぞれ実装
される第1のコネクタ及び第2のコネクタを備え、この
第1及び第2のコネクタを互いに嵌合させることにより
上記第1及び第2の基板を互いに接続する電気コネクタ
において、 (1)上記第1のコネクタが、上記第1のコンタクトが
2列に配列され、上記第1及び第2のコネクタが互いに
嵌合した状態で、上記第2のコンタクトとの間に上記第
1のコンタクトを挟む壁面を有するハウジングを備えた
ものであり (2)上記第1のコンタクトが、上記第1及び第2のコ
ネクタが互いに嵌合した状態で、上記壁面に押し付けら
れてこの壁面から反発力を受ける第1のばね部、及び、
上記第2のコンタクトに押し付けられてこの第2のコン
タクトから反発力を受ける第2のばね部を有し、上記第
1及び第2のばね部が他方の列とは互いに対称になるよ
うに配置されてなるものであることを特徴とするもので
ある。
【0007】上記第2の目的を達成するための本発明の
第2の電気コネクタは、互いに接触する複数の第1のコ
ンタクト及び第2のコンタクトがそれぞれに配列され
た、第1の基板及び第2の基板にそれぞれ実装される第
1のコネクタ及び第2のコネクタを備え、この第1及び
第2のコネクタを互いに嵌合させることにより上記第1
及び第2の基板を互いに接続する電気コネクタにおい
て、 (3)上記複数の第1のコンタクトの少なくとも1つ及
び上記複数の第2のコンタクトの少なくとも1つが、互
いに接触する第1及び第2の接地コンタクトであり (4)上記第1及び第2のコネクタの少なくとも一方
が、上記第1又は第2の接地コンタクトに接触するシー
ルド板を有するものであることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の電
気コネクタの実施形態を説明する。 [第1実施形態]図1から図5までを参照して本発明の
電気コネクタの第1実施形態を説明する。
【0009】図1及び図2は電気コネクタのうちのリセ
プタクルコネクタ(本発明にいう第1のコネクタの一
例)を示し、図3及び図4は電気コネクタのうちのプラ
グコネクタ(本発明にいう第2のコネクタの一例)を示
し、図5はこれらリセプタクルコネクタとプラグコネク
タが嵌合した状態を示す。電気コネクタ10は、互いに
嵌合するリセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ6
0を備えている。リセプタクルコネクタ20は基板12
に実装され、プラグコネクタ60は基板14に実装され
る。リセプタクルコネクタ20とプラグコネクタ60を
嵌合すると、図5に示すように、基板12,14は互い
に向き合った状態に接続される。
【0010】リセプタクルコネクタ20は、ハウジング
30とコンタクト40(本発明にいう第1のコンタクト
の一例)を備えており、コンタクト40は、圧入用突起
41でハウジング30に固定されてこのハウジング30
の長手方向に2列に配列されている。ハウジング30
は、基板12のポスト用孔12a,12bにそれぞれ挿
入されるポスト32,34と、基板12の固定用パッド
12cに半田付けされる固定用金具36を備えている。
また、ハウジング30の幅方向の中央部には、ハウジン
グ30の長手方向に延びる中央壁38が形成されてお
り、この中央壁38は2つの壁面38a,38bを有し
ている。コンタクト40には、2つの屈曲部42a,4
2bを有するS字状の第1のばね部42と、後述するコ
ンタクト80(本発明にいう第2のコンタクトの一例)
の接触部82に接触する接触部44aを有する第2のば
ね部44と、基板12のパッド12dに半田付けされる
タイン部46が形成されている。第1のばね部42の接
触部42cは、壁面38a,38bにほぼ接触してお
り、第2のばね部44は、上述のように、コンタクト8
0の接触部82と接触する。このコンタクト40は、導
電性とばね性に優れた一枚の金属板(例えば、燐青銅な
どの銅合金の板)を打ち抜くと共に折り曲げて形成され
ており、その配列ピッチは0.6mm、基板12からの
高さは約3.00mmである。
【0011】プラグコネクタ60は、ハウジング70と
コンタクト80を備えており、コンタクト80は、ハウ
ジング70の長手方向に2列に配列されている。ハウジ
ング70は、基板14のポスト用孔14a,14bにそ
れぞれ挿入されるポスト72,74と、基板14の固定
用パッド14cに半田付けされる固定用金具76を備え
ている。また、ハウジング70の幅方向の両側部には、
ハウジング30の長手方向に延びる側壁78が形成され
ている。コンタクト80には、コンタクト40の第2の
ばね部44の接触部44aに接触する接触部82と、基
板14のパッド14dに半田付けされるタイン部84が
形成されている。このコンタクト80は、導電性とばね
性に優れた一枚の金属板(例えば、燐青銅などの銅合金
の板)を打ち抜くと共に折り曲げて形成されており、そ
の配列ピッチは0.6mm、基板12からの高さは約
3.00mmである。
【0012】リセプタクルコネクタ20とプラグコネク
タ60が嵌合すると、図5に示すように、壁面38a,
38bとコンタクト80の接触部82との間にコンタク
ト40の第1及び第2のばね部42,44が挟まれる。
コンタクト40の第1のばね部42は、壁面38a,3
8bに押し付けられ、壁面38a,38bから反発力を
受ける。一方、第2のばね部44の接触部44aがコン
タクト80の接触部82に押し付けられると、第1及び
第2のばね部42,44はコンタクト80から反発力を
受ける。このように、リセプタクルコネクタ20とプラ
グコネクタ60が嵌合した状態では、コンタクト40
は、壁面38a,38bとコンタクト80との間に挟ま
れて双方に強く押し付けられることとなるので、コンタ
クトの配列ピッチを狭くするためにコンタクトを細くし
たり短くしたりしても、コンタクト40とコンタクト8
0を高い接触圧で接触させることができる。しかも、コ
ンタクト40の第1及び第2のばね部42,44は、他
方の列とは互いに対称になるように2列に配列されてい
るため、壁面38a,38b及びコンタクト80からの
反発力は各列間で釣り合い、バランスのとれた高い接触
圧でコンタクト40とコンタクト80を接触させること
ができ、電気的接続の確実な電気コネクタを得ることが
できる。 [第2実施形態]図6及び図7を参照して本発明の電気
コネクタの第2実施形態を説明する。
【0013】第2実施形態の電気コネクタは、プラグコ
ネクタの形状に特徴があり、リセプタクルコネクタは第
1実施形態の形状と同様であるので、ここでは、プラグ
コネクタについて説明する。プラグコネクタ90は、ハ
ウジング100とコンタクト120を備えている。コン
タクト120は、ハウジング100の長手方向に2列に
配列されており、図3に示すプラグコネクタ60のコン
タクト80に比べコンタクト120の長さは長く、その
長さは約9.00mmである。ハウジング100は、基
板14のポスト用孔14a,14b(図3参照)にそれ
ぞれ挿入されるポスト102,104と、基板14の固
定用パッド14cに半田付けされる固定用金具106を
備えている。また、ハウジング100の幅方向の両側部
には、ハウジング100の長手方向に延びる側壁108
が形成されている。この側壁108には開口部108a
が形成されており、この開口部108aがプラグコネク
タ90の特徴である。開口部108aを形成した理由を
以下に述べる。
【0014】ハウジング100は、通常、樹脂製であ
り、ハウジング100の形状に応じた金型を用いて射出
成形で造られる。コンタクト120は、ハウジング10
0が造られた後、このハウジング100に差し込まれて
配列されるものであり、このコンタクト120が差し込
まれる空間はコアピンと呼ばれる細長いピンを用いて、
ハウジングの射出成形の壁に形成される。このコアピン
は、ハウジング100が射出成形された後、ハウジング
から引き抜かれる。コンタクト120が長い場合、当然
にコアピンも長くなり、ハウジング100からコアピン
を引き抜く際に曲がるおそれがある。そこで、コンタク
ト120が長くても、このコアピンを短くするために、
ハウジング100の側壁108に開口部108aを形成
した。このように開口部108aを形成する形状にする
と、射出成形の際にこの開口部108aに相当する部分
には金型を用いることができる。一方、コンタクト12
0が差し込まれる空間に相当する部分には、上下からそ
れぞれ挿入される2本の短いコアピンを用いる。このよ
うに、2本の短いコアピンを用いて、長いコンタクトを
差し込む空間を形成すると、ハウジング100が射出成
形された後にハウジング100からコアピンを引き抜く
際に、コアピンの曲がりを防止できる。 [第3実施形態]図8、図9、図10を参照して本発明
の電気コネクタの第3実施形態を説明する。
【0015】第3実施形態の電気コネクタの特徴は、プ
ラグコネクタのハウジングの幅方向側面に取り付けられ
たシールド板と、リセプタクルコネクタのコンタクトの
うちの接地コンタクトの形状とにある。第3実施形態の
電気コネクタは、図1から図5までに示す第1実施形態
の電気コネクタ10のリセプタクルコネクタ20及びプ
ラグコネクタ60とほぼ同様の形状のリセプタクルコネ
クタ130及びプラグコネクタ150を備えている。リ
セプタクルコネクタ130のハウジング132には、接
地コンタクト134と信号コンタクト136が配列され
ている。一方、プラグコネクタ150のハウジング15
2にも、接地コンタクト154と信号コンタクト156
が配列されている。また、プラグコネクタ150のハウ
ジング152の幅方向の両側面158にはそれぞれ、シ
ールド板170が取り付けられている。この取り付け
は、ハウジング152とシールド板170を相対的に摺
動させ、両側面158にそれぞれ形成された突起158
aをシールド板170のスロット172の細い部分17
2aに嵌め込むことにより行われる。シールド板170
には、ディンプル174が形成された両持ち梁接触片S
1と、プラグコネクタ150の接地コンタクト154と
弾性接触するための舌片S2が形成されている。
【0016】リセプタクルコネクタ130とプラグコネ
クタ150を嵌合させると、シールド板170の両持ち
梁接触片S1が接地コンタクト134の延長部134a
に接触し、舌片S2が接地コンタクト154のタイン部
154aの根元に弾性的に接触する。舌片S2と接地コ
ンタクト154との接触部は必要に応じて半田付けして
もよい。尚、実際の組立工程では接地コンタクト154
のタイン部154aは基板14に半田付けされるので、
基板14にプラグコネクタ150を実装する際の加熱を
利用して舌片S2と接地コンタクト154のタイン部1
54aを半田付けできる。また、リセプタクルコネクタ
130には、接地コンタクト134の延長部134aと
ディンプル174とを確実に接触させる突出部分138
が形成されており、この突出部分138は、プラグコネ
クタ150の凹部160に受容される。
【0017】図10に示すように、信号コンタクト13
6,156はシールド板170に接触しないようになっ
ており、プラグコネクタ150のハウジング152は突
出部分159を有し、リセプタクルコネクタ130のハ
ウジング132にはその突出部分を受容する溝161が
形成されている。尚、組立工程は、プラグコネクタ15
0のハウジング152にシールド板170を取り付け、
その後、コンタクト154,156をハウジング152
に打ち込んで行われる。半田付けはプラグコネクタ15
0を基板に取り付けるときのみに行われる。また、ここ
では、シールド板170にディンプル174を形成し、
このディンプル174を接地コンタクト134に接触さ
せたが、ディンプル174を形成しなくてもよい。以上
説明したように、第3実施形態の電気コネクタによれ
ば、1枚のシールド板170をプラグコネクタ150の
ハウジング152に取り付けることにより各接地コンタ
クト134,154を容易に接続できる。 [第4実施形態]図11に、本発明の電気コネクタの第
4実施形態を示す。この電気コネクタと第3実施形態の
電気コネクタとの相違点は、シールド板の形状にあり、
第4実施形態の電気コネクタのシールド板180には、
両持ち梁接触片S1が撓みにくいように、両持ち梁接触
片S1に凸部が形成されていない。また、ディンプル1
74(図8参照)も形成されていない。このシールド板
180によっても、図7のシールド板170と同様の効
果がある。 [第5実施形態]図12から図15までを参照して、本
発明の電気コネクタの第5実施形態を説明する。
【0018】図12及び図13は電気コネクタのプラグ
コネクタを示し、図14及び図15は電気コネクタのリ
セプタクルコネクタを示す。電気コネクタは、互いに嵌
合するプラグコネクタ200とリセプタクルコネクタ2
60を備えている。プラグコネクタ200とリセプタク
ルコネクタ260はそれぞれ、異なる基板(図示せず)
に実装される。
【0019】プラグコネクタ200は、ハウジング21
0と、このハウジング210の長手方向に2列に配列さ
れた信号用コンタクト220及び接地コンタクト230
を備えている。ハウジング210の幅方向の両側面21
0aにはそれぞれ、シールド板240が取り付けられて
いる。この取り付けは、ハウジング210とシールド板
240を相対的に摺動させ、両側面210aにそれぞれ
形成された突起211をシールド板240のスロット2
42の細い部分に嵌め込むことにより行われる。図13
(b)に示すように、シールド板240のうち、接地コ
ンタクト230が配列されている部分は、ハウジング2
10の内部に回り込んで接地コンタクト230に接触し
ている。一方、シールド板240のうち、信号用コンタ
クト220が配列されている部分は、図13(a)に示
すように、ハウジング210の側面210aの下端でき
れており、信号用コンタクト220とシールド板240
とは接触していない。また、シールド板240の長手方
向下部は、ハウジング210の長手方向端面に回り込
み、その回り込んだ部分に先端部にはディンプル(突
起)が形成されている。このディンプルは、ハウジング
210の長手方向の端部に固定された補強用金具250
の裏面に接触している。この補強用金具250は、基板
へのプラグコネクタ200の取り付けを補強するもので
ある。尚、ハウジング210の両端部には、基板(図示
せず)のポスト用孔に挿入されるポスト214が形成さ
れている。
【0020】リセプタクルコネクタ260は、ハウジン
グ270と、このハウジング270の長手方向に2列に
配列された信号用コンタクト280及び接地コンタクト
290を備えている。ハウジング270の幅方向の両側
面270aにはそれぞれ、シールド板300が取り付け
られている。この取り付けは、図15(b)に示すよう
に、ハウジング270と接地コンタクト290との間で
シールド板300の一部を挟み込むことにより行われ、
これにより、シールド板300が接地コンタクト290
に接触する。一方、図15(a)に示すように、信号用
コンタクト280とシールド板300とは接触していな
い。
【0021】シールド板300には可撓性のアーム30
4が形成されている。このアーム304は、図12に示
すシールド板240の両持ち梁接触部244に接触し、
これにより、シールド板240とシールド板300とが
電気的に接続される。また、シールド板300は、ハウ
ジング270の長手方向端面に回り込み、その回り込ん
だ部分にも、可撓性のアーム306が形成されている。
このアーム306の先端部には、ハウジング270に向
かって突出した突起部(図示せず)が形成されている。
このアーム306の突起部は、ハウジング210の長手
方向の端部に固定された補強用金具310の孔312に
入り込んで補強用金具310に接触している。この接触
を容易にするために、補強用金具310の上部には凹部
314が形成されている。このようにして、補強用金具
310とシールド板300とを接触させることにより、
補強用金具310をグランドとして用いることもでき
る。尚、ハウジング270の両端部には、基板(図示せ
ず)のポスト用孔に挿入されるポスト274が形成され
ている。
【0022】第5実施形態の電気コネクタによれば、シ
ールド板240をプラグコネクタ200のハウジング2
10の両側面210aに取り付けているので、各接地コ
ンタクト230を容易に接地できる。また、シールド板
300をリセプタクルコネクタ260のハウジング27
0の両側面270aに取り付けているので、各接地コン
タクト290を容易に接地できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の電気
コネクタによれば、第1及び第2のコネクタが互いに嵌
合した状態では、第1のコンタクトは、第1のコネクタ
のハウジングの壁面と第2のコンタクトとの間に挟まれ
る。この挟まれた状態で、第1のコンタクトの第1のば
ね部は、上記壁面に押し付けられてこの壁面から反発力
を受ける。また、第1のコンタクトの第2のばね部が上
記第2のコンタクトに押し付けられると、第1及び第2
のばね部がこの第2のコンタクトから反発力を受ける。
すなわち、第1及び第2のコネクタが互いに嵌合した状
態では、第1のコンタクトは、壁面と第2のコンタクト
との間に挟まれてこれら双方に強く押し付けられること
となる。この結果、コンタクトの配列ピッチを狭くする
ためにコンタクトを細くしたり短くしたりしても、第1
のコンタクトと第2のコンタクトを高い接触圧で接触さ
せることができる。しかも、第1のコンタクトは、第1
及び第2のばね部が他方の列とは互いに対称になるよう
に、2列に配列されている。このため、壁面及び第2の
コンタクト双方からの反発力は各列間で釣り合い、バラ
ンスのとれた高い接触圧で第1のコンタクトと第2のコ
ンタクトを接触させることができ、電気的接続の確実な
電気コネクタを得ることができる。
【0024】また、本発明の第2の電気コネクタによれ
ば、第1のコネクタが有する複数の第1のコンタクトの
少なくとも1つ、及び、第2のコネクタが有する複数の
第2のコンタクトの少なくとも1つが、互いに接触する
第1及び第2の接地コンタクトであり、第1及び第2の
コネクタの少なくとも一方が、第1又は第2の接地コン
タクトに接触するシールド板を有するので、接地コンタ
クトを容易に接地できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の電気コネクタのリセプ
タクルコネクタを示す、(a)は平面図、(b)は正面
図、(c)は側面図であり、(d)はこのリセプタクル
コネクタが実装される基板の概略を示す平面図である。
【図2】図1に示すリセプタクルコネクタのA−A断面
図である。
【図3】本発明の電気コネクタのプラグコネクタを示
す、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図
であり、(d)はこのプラグコネクタが実装される基板
の概略を示す平面図である。
【図4】図3に示すプラグコネクタのB−B断面図であ
る。
【図5】図1のリセプタクルコネクタと図3のプラグコ
ネクタが嵌合した状態を示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態の電気コネクタのプラグ
コネクタを示す、(a)は平面図、(b)は正面図、
(c)は側面図である。
【図7】図6のプラグコネクタのA−A断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の電気コネクタのプラグ
コネクタを示す正面図である。
【図9】図8のプラグコネクタがリセプタクルコネクタ
と嵌合し、プラグコネクタの接地コンタクトとリセプタ
クルコネクタの接地コンタクトが接触した状態を示す断
面図である。
【図10】図8のプラグコネクタがリセプタクルコネク
タと嵌合し、プラグコネクタの信号コンタクトとリセプ
タクルコネクタの信号コンタクトが接触した状態を示す
断面図である。
【図11】本発明の第4実施形態の電気コネクタのプラ
グコネクタを示す正面図である。
【図12】本発明の第5実施形態の電気コネクタのプラ
グコネクタを示す、(a)は平面図、(b)は正面図で
ある。
【図13】図12のプラグコネクタを示す、(a)はA
−A断面図、(b)B−B断面図、(c)は側面図であ
る。
【図14】本発明の第5実施形態の電気コネクタのリセ
プタクルコネクタを示す、(a)は平面図、(b)は正
面図である。
【図15】図14のリセプタクルコネクタを示す、
(a)はC−C断面図、(b)D−D断面図、(c)は
側面図である。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 12,14 基板 20,260 リセプタクルコネクタ 30 ハウジング 38a,38b 壁面 40,80 コンタクト 42 第1のばね部 44 第2のばね部 60,200 プラグコネクタ 220,280 信号用コンタクト 230,290 接地コンタクト 240,300 シールド板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接触する第1のコンタクト及び第
    2のコンタクトがそれぞれに配列された、第1の基板及
    び第2の基板にそれぞれ実装される第1のコネクタ及び
    第2のコネクタを備え、該第1及び第2のコネクタを互
    いに嵌合させることにより前記第1及び第2の基板を互
    いに接続する電気コネクタにおいて、 前記第1のコネクタが、 前記第1のコンタクトが2列に配列され、前記第1及び
    第2のコネクタが互いに嵌合した状態で、前記第2のコ
    ンタクトとの間に前記第1のコンタクトを挟む壁面を有
    するハウジングを備えたものであり、 前記第1のコンタクトが、 前記第1及び第2のコネクタが互いに嵌合した状態で、
    前記壁面に押し付けられて該壁面から反発力を受ける第
    1のばね部、及び、前記第2のコンタクトに押し付けら
    れて該第2のコンタクトから反発力を受ける第2のばね
    部を有し、前記第1及び第2のばね部が他方の列とは互
    いに対称になるように配置されてなるものであることを
    特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 互いに接触する複数の第1のコンタクト
    及び第2のコンタクトがそれぞれに配列された、第1の
    基板及び第2の基板にそれぞれ実装される第1のコネク
    タ及び第2のコネクタを備え、該第1及び第2のコネク
    タを互いに嵌合させることにより前記第1及び第2の基
    板を互いに接続する電気コネクタにおいて、 前記複数の第1のコンタクトの少なくとも1つ及び前記
    複数の第2のコンタクトの少なくとも1つが、互いに接
    触する第1及び第2の接地コンタクトであり、 前記第1及び第2のコネクタの少なくとも一方が、前記
    第1又は第2の接地コンタクトに接触するシールド板を
    有するものであることを特徴とする電気コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6394841B1 (en) 1998-02-16 2002-05-28 Hirose Electric Co., Ltd. Electric connector having shield plates
WO2008047482A1 (en) * 2006-10-17 2008-04-24 Iriso Electronics Co., Ltd. Connector

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