JPH08279207A - ディジタル信号記録再生装置 - Google Patents

ディジタル信号記録再生装置

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Publication number
JPH08279207A
JPH08279207A JP7082245A JP8224595A JPH08279207A JP H08279207 A JPH08279207 A JP H08279207A JP 7082245 A JP7082245 A JP 7082245A JP 8224595 A JP8224595 A JP 8224595A JP H08279207 A JPH08279207 A JP H08279207A
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JP
Japan
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recording
digital signal
signal
tape speed
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Application number
JP7082245A
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English (en)
Inventor
Masazumi Yamada
山田  正純
Chiyoko Matsumi
知代子 松見
Akira Iketani
章 池谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号のフレーム周期に応じてテープ送り
速度を決定する場合、再生時に記録時のテープ速度を再
現する事により、すべての地域の符号化テレビジョン信
号を復号可能にする事を目的とする。 【構成】 記録時のテープ速度を決定する手段と、テー
プ速度に関する情報を記録媒体の所定の位置に記録する
手段と、再生時にテープ速度情報を読み出す手段と、読
みだしたテープ速度情報に応じて再生時のテープ速度を
切り替える手段から構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を記録
するディジタル信号記録再生装置に関するものであり、
特に映像信号を高能率符号化して得られたディジタル信
号を記録再生する記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号の高能率符号化の標準化
手法としてMPEG(Moving PictureExpert Group)に
より提案されている信号圧縮技術が注目されている。
【0003】このような技術を用いて符号化されたデー
タは一般的にはデータレートが可変であり、ブロック単
位、マクロブロック単位、MBS単位、ピクチャ単位、
GOP単位で全て可変長である。
【0004】図5にこのような信号を記録する場合の従
来の記録装置の構成を示す。同図において、1は補助デ
ータ生成器、20はフォーマッタ、3は誤り訂正符号
器、4は記録信号生成器、5は記録ヘッド、6は磁気テ
ープ、7は再生ヘッド、8は再生信号生成器、9は誤り
訂正復号器、21はデフォーマッタ、22は補助データ
種別器、11は補助データ復号器、12はシステムコン
トローラー、13はスイッチである。
【0005】符号化テレビジョン信号を画像信号、音声
信号に復号する処理は記録装置外部のMPEGデコーダ
が行うものとする。
【0006】フォーマッタ20はメモリ200、メモリ
201、記録パケットヘッダ付加器204、スイッチ2
05、ダミーデータ生成器206を含んで構成される。
【0007】以下、記録時の動作を示す。まず、入力さ
れた符号化テレビジョン信号は、直接にフォーマッタ2
0に送られると共に補助データ生成器1にも送られる。
補助データ生成器1では、まず符号化テレビジョン信号
のうち、画面内符号化を行った部分のデータを選択す
る。選択された画面内符号化データから各ブロックの直
流成分を補助データとして抽出し、入力された符号化デ
ータと同じ伝送パケット形式で構成されフォーマッタ2
0に送られる。
【0008】符号化テレビジョン信号はまた、フォーマ
ッタ20へ入力され、フォーマッタ20で補助データと
ともに所定のパケット形式で所定のトラックパターンに
フォーマットされる。
【0009】この時、補助データを記録したパケットと
入力信号を記録したパケットを区別するために、補助デ
ータ/入力信号切り替えフラグを各記録パケットのヘッ
ダ部に記録する。
【0010】また設定した記録媒体の記録レートを超え
ないように誤り訂正符号化器2中のメモリの読みだしタ
イミングをコントロールし、必要に応じてダミーデータ
記録パケットを出力する。
【0011】フォーマットされたデータは誤り訂正符号
器3に入力され、誤り訂正符号を付加される。記録信号
生成器4は,誤り訂正符号を付加されたデータはシンク
・アドレスの付加、変調等、所定の記録信号処理を行な
って記録信号を生成する。生成された記録信号は記録ヘ
ッド5で磁気テープ6に記録される。
【0012】以上の動作により、入力した符号化テレビ
ジョン信号に加えて、補助データがテープ6上に記録さ
れる。
【0013】再生時には、磁気テープ6から再生ヘッド
7によって記録データが再生され、再生信号生成器8に
よって復調,シンク・アドレスの除去などの処理を施さ
れ,再生信号として誤り訂正復号器9に出力される。再
生信号は誤り訂正復号器9によって誤り訂正が施され、
デフォーマッタ21に出力される。
【0014】デフォーマッタ21は、入力符号化テレビ
ジョン信号と補助データとを分離し、それぞれ個別に出
力する。
【0015】この時、補助データ/入力信号切り替えフ
ラグを各パケットのヘッダ部から読みだして判別する。
【0016】選別された補助データは補助データ復号器
11により入力符号化テレビジョン信号と同じ形式に伸
張される。
【0017】符号化テレビジョン信号と伸張された補助
データは、スイッチ13により切替えられる。この切替
えは、例えばシステムコントローラー12において高速
再生モードのように誤り、抜けが生じやすい状態になっ
ている場合に行なわれる。
【0018】スイッチ13による切替え結果による信号
は、再生された符号化テレビジョン信号としてデコーダ
に出力される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の構成では、特にMPEGの様な高能率符
号化を行わないベースバンド信号記録装置と併用した形
で実現しようとするとテープの互換性に問題が生じた。
【0020】例えば、NTSC圏ではフレーム周波数は
29.97Hzであり、ベースバンド信号記録装置では
このフレーム周波数を基準にして動作する。例えば民生
用6mmDVTRでは毎秒29.97×10=299.
7トラックのテープ走行を行う。
【0021】一方、PAL圏ではフレーム周波数は25
Hzであり、ベースバンド信号記録装置ではこのフレー
ム周波数を基準にして動作する。例えば民生用6mmD
VTRでは毎秒25×12=300トラックのテープ走
行を行う。
【0022】MPEG信号そのものは、伝送もしくは記
録される符号化信号の形態と復号された後の画像信号の
フレーム周波数とは直接関係している必要はない。さら
にMPEG画像デコーダは30、29.97、25、2
4Hzといった様々なフレーム周波数の符号化データを
復号する事ができる。ここでディスプレイが様々なフレ
ームレートに対応できるマルチスキャン方式であるなら
ば、MPEGデコーダは信号の伝送記録形態と無関係に
様々なフレームレートを表示できる。
【0023】しかしながら、ベースバンド信号記録装置
との共用型のMPEG信号記録装置においてはNTSC
圏とPAL圏の二種類のテープ速度の異なるテープが存
在する事になり、たとえ中の信号が同じでも相互のデッ
キ間のテープ交換ができない。
【0024】また、MPEG信号は可変長のため、各フ
レーム毎のデータ量が異なり、編集を行う際に編集ポイ
ントを容易には決定できない。
【0025】本発明はかかる点に鑑み、テープ速度の変
化に対応可能なディジタル信号記録装置、また編集が容
易に行えるディジタル信号記録再生装置を得ることを目
的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】第一の本発明は、所定の
記録パケット形式で記録媒体上に記録するディジタル信
号記録再生装置において、記録再生を行う通常速度にお
いて複数のテープ速度に対応する制御手段を有し、記録
する際にどのテープ速度を用いて記録するかを決定する
記録テープ速度決定手段と、どのテープ速度を用いて記
録したかを示す記録テープ速度情報を生成する記録テー
プ速度情報生成手段と、前記ディジタル信号を前記記録
パケットに変換する記録信号変換手段と、前記記録パケ
ットおよび前記記録テープ速度情報に所定の記録信号処
理を行って記録媒体に記録する記録手段を有することを
特徴とするディジタル信号記録装置である。
【0027】第二の本発明は、ディジタル信号およびテ
ープ速度情報が所定の記録パケット形式に変換されて記
録された記録媒体より再生信号を得て、所定の再生信号
処理を行なって前記記録パケットを再構成する再生信号
処理手段と、前記記録パケットより再構成された前記テ
ープ速度情報を検出して、それに基づき再生時のテープ
速度を決定する再生テープ速度判定手段と、前記ディジ
タル信号からなる記録パケットを用いて、前記ディジタ
ル信号を再構成して出力する信号再構成手段とを有する
ことを特徴とするディジタル信号再生装置である。
【0028】第三の本発明は、所定の符号化方式で高能
率符号化され、所定の伝送パケット形式で伝送されたデ
ィジタル信号を入力とし、記録媒体上に記録するディジ
タル信号記録再生装置において、前記ディジタル信号中
の画像データの所定の位置から前記画像データの画面毎
の区切り位置を表す情報である画面区切り位置情報を検
出する画面区切り位置情報検出手段と、前記伝送パケッ
トの所定の位置から、前記画像データの各画面の表示タ
イミングを示す情報である表示タイミング情報を検出す
る表示タイミング情報検出手段と、前記画面区切り情報
位置検出情報および前記表示タイミング情報に基づいて
各画面毎のデータの記録媒体上の配置を決定するフォー
マット手段と、前記ディジタル信号の各画面のデータに
所定の記録信号処理を行って記録媒体に記録する記録手
段を有することを特徴とするディジタル信号記録装置で
ある。
【0029】
【作用】本発明は上記構成によって、ディスプレイが様
々なフレームレートに対応できるマルチスキャン方式で
あるならば、MPEGデコーダは信号の伝送記録形態と
無関係に様々なフレームレートを表示できる。
【0030】ベースバンド信号記録装置との共用型のM
PEG信号記録装置においてはNTSC圏とPAL圏の
二種類のテープ速度の異なるテープが存在する場合に
も、それを判別して対応した速度で再生でき、相互のデ
ッキ間のテープ交換ができ、ディスプレイが様々なフレ
ームレートに対応できるマルチスキャン方式であるなら
ば、伝送記録形態と無関係に様々なフレームレートを表
示できる。
【0031】可変長のMPEG信号に対し、各フレーム
毎のデータ量が異なる場合でも、フレーム毎のトラック
数を所定トラック数の整数倍に揃える事により、編集を
行う際に編集ポイントを容易に決定でき、編集による乱
れも少ない。
【0032】
【実施例】以下、本発明のディジタル信号記録再生装置
の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0033】同じ番号のブロックは同様の構成を持つも
のとする。図1に本発明の第一の実施例のディジタル信
号記録装置の構成を示す。同図において、1は補助デー
タ生成器、2はフォーマッタ、3は誤り訂正符号器、4
は記録信号生成器、5は記録ヘッド、6は磁気テープ、
30は記録テープ速度決定器、31は記録テープ速度情
報生成器、33はテープ速度制御器である。
【0034】フォーマッタ2はメモリ200、メモリ2
01、記録パケットヘッダ付加器204、スイッチ20
5、ダミーデータ付加器206、記録テープ速度情報付
加器207を含んで構成される。
【0035】まず、入力された符号化テレビジョン信号
は、直接にフォーマッタ2に送られると共に補助データ
生成器1にも送られる。補助データ生成器1では符号化
テレビジョン信号中で選択された画面内符号化データか
ら各ブロックの直流成分を補助データとして抽出し、入
力された符号化データと同じ伝送パケット形式で構成さ
れフォーマッタ20に送られる。
【0036】符号化テレビジョン信号はまた、フォーマ
ッタ20へ入力され、フォーマッタ20で補助データと
ともに所定の記録パケット形式に変換され、所定のトラ
ックパターンにフォーマットされる。
【0037】この時、補助データを記録したパケットと
入力信号を記録したパケットを区別するために、補助デ
ータ/入力信号切り替えフラグを各記録パケットのヘッ
ダ部に記録する。
【0038】また設定した記録媒体の記録レートを超え
ないように誤り訂正符号化器2中のメモリの読みだしタ
イミングをコントロールし、必要に応じてダミーデータ
付加器206により生成したダミーデータ記録パケット
を出力する。
【0039】フォーマットされたデータは誤り訂正符号
器3に入力され、誤り訂正符号を付加される。記録信号
生成器4は,誤り訂正符号を付加されたデータはシンク
・アドレスの付加、変調等、所定の記録信号処理を行な
って記録信号を生成する。生成された記録信号は記録ヘ
ッド5で磁気テープ6に記録される。
【0040】このとき記録するテープ速度を記録テープ
速度決定器により決定し、決定したテープ速度に関する
記録テープ速度情報を記録テープ速度情報生成器により
生成する。ここでは、その使用地域でのアナログテレビ
ジョン信号のフレームレートが29.97Hzである場
合には記録テープ速度を299.7Hz×10ミクロン
とし、フレームレートがその他、例えば25Hz、30
Hzである場合には記録テープ速度を300Hz×10
ミクロンとなるよう設定する。テープ速度制御器は29
9.7Hzと300Hzの2種類の周波数生成器を有し
ており、決定されたテープ速度に応じて二種類の周波数
を切り替える。周波数生成には単独で発振するクオーツ
を有していても良いし、例えば外部から入力されるアナ
ログテレビジョン信号のフレーム周波数に応じて周波数
ロックをかける構成を取っても良い。
【0041】生成した記録テープ速度情報はフォーマッ
タ2中の記録テープ速度情報付加器により磁気テープ上
に付加される。
【0042】以上の動作により、入力した符号化テレビ
ジョン信号が設定されたテープ速度で記録される際に、
符号化テレビジョン信号に加えて、記録時のテープ速度
に関する情報がテープ6上に記録される。
【0043】図2に本発明の第二の実施例のディジタル
信号再生装置の構成を示す。7は再生ヘッド、8は再生
信号生成器、9は誤り訂正復号器、10はデフォーマッ
タ、11は補助データ復号器、12はシステムコントロ
ーラー、13はスイッチ、32は記録テープ速度情報読
みだし器、33はテープ速度制御器である。
【0044】再生時には、磁気テープ6から再生ヘッド
7によって記録データが再生され、再生信号生成器8に
よって復調,シンク・アドレスの除去などの処理を施さ
れ,再生信号として誤り訂正復号器9に出力される。再
生信号は誤り訂正復号器9によって誤り訂正が施され
る。誤り訂正された信号のうち所定の位置に記録されて
いたデータを記録テープ情報情報読みだし器32に出力
する。
【0045】このときのテープ速度は、まず動作前に設
定されていた速度で再生を開始し、読みだした記録テー
プ情報により判明したテープ速度にテープ速度制御器3
3を制御して変更する。
【0046】デフォーマッタ21は、入力符号化テレビ
ジョン信号と補助データとを分離し、それぞれ個別に出
力する。
【0047】この時、補助データ/入力信号切り替えフ
ラグを各パケットのヘッダ部から読みだして判別する。
また、この時ダミーデータ記録パケットは取り除かれ
る。
【0048】選別された補助データは補助データ復号器
11により入力符号化テレビジョン信号と同じ形式に伸
張される。
【0049】符号化テレビジョン信号と伸張された補助
データは、スイッチ13により切替えられる。
【0050】スイッチ13による切替え結果による信号
は、再生された符号化テレビジョン信号としてデコーダ
に出力される。
【0051】図3に本発明の第三の実施例のディジタル
信号記録装置の構成を示す。同図において、40は画面
表示タイミング検出器、41は画面区切り検出器、1は
補助データ生成器、42はフォーマッタ、3は誤り訂正
符号器、4は記録信号生成器、5は記録ヘッド、6は磁
気テープである。
【0052】フォーマッタ43はメモリ200、メモリ
201、記録パケットヘッダ付加器204、スイッチ2
05、ダミーデータ付加器206、フレーム周期設定器
208を含んで構成される。
【0053】以下、記録時の動作を示す。まず、入力さ
れた符号化テレビジョン信号は、直接にフォーマッタ2
0に送られると共に補助データ生成器1にも送られる。
補助データ生成器1では、まず符号化テレビジョン信号
のうち、画面内符号化を行った部分のデータを選択す
る。選択された画面内符号化データから各ブロックの直
流成分を補助データとして抽出し、入力された符号化デ
ータと同じ伝送パケット形式で構成されフォーマッタ2
0に送られる。
【0054】符号化テレビジョン信号はまた、フォーマ
ッタ42へ入力され、フォーマッタ42で補助データと
ともに所定のパケット形式で所定のトラックパターンに
フォーマットされる。この時、画面表示タイミング検出
器40により入力した符号化テレビジョン信号中の各画
面の表示タイミングを示すデータを、画面区切り情報検
出器41により入力した符号化テレビジョン信号中の各
画面のデータの区切り位置をそれぞれ検出し、フォーマ
ッタ42に送る。
【0055】両者の検出器は入力した符号化テレビジョ
ン信号の可変長符号化長検出器、あるいは簡易な復号器
を有しており、例えば入力信号がMPEG2信号である
場合には、画面の表示タイミングを検出するためには各
PESパケットと呼ばれる第二の形態の伝送パケットの
ヘッダ部分の所定の位置から、PTS(presentation-ti
me-stamp)と呼ばれる特定の符号の有無およびデータの
内容を検出すれば良く、画面の区切りを検出するために
は、ビデオ信号中のpicture-start-codeと呼ばれる特定
のビット列を検出すれば良い。どちらも特定の位置ある
いは多数の0の連続の後に続く独特のビット列の形式な
ど、容易に検出できるようになっている。
【0056】フォーマッタ42中のフレーム周期設定器
207では、入力した画面の区切りに関する情報および
画面の表示タイミングに関する情報から、一画面分のデ
ータごとの記録に使用する磁気テープ上のトラック数を
決定し、また設定した記録媒体の記録レートを超えない
ように、誤り訂正符号化器2中のメモリの読みだしタイ
ミングをコントロールし、必要に応じてダミーデータ付
加器206により生成したダミーデータ記録パケットを
出力する。この時のテープ上のデータ配置の例を図4に
示す。
【0057】フォーマットされたデータは誤り訂正符号
器3に入力され、誤り訂正符号を付加される。記録信号
生成器4は,誤り訂正符号を付加されたデータはシンク
・アドレスの付加、変調等、所定の記録信号処理を行な
って記録信号を生成する。生成された記録信号は記録ヘ
ッド5で磁気テープ6に記録される。
【0058】以上の動作により、入力した符号化テレビ
ジョン信号が各画面ごとに表示タイミングに応じてテー
プ6上に一定トラックの倍数ごとに記録される。
【0059】再生時には、ダミーデータ記録パケットは
取り除かれ、再生された符号化テレビジョン信号は画面
ごとに一定の周期でデコーダに出力される。
【0060】なお、以上の説明において、入力データを
MPEG2信号としたが、これは同様のレート情報、デ
ッキコントロール情報等を持つ他の信号であってもかま
わない。また、この信号中のビット列、可変長符号の構
成はそれぞれ正しく復号できるように構成されていれ
ば、その内容に合わせてROMの内容を書き換えて対応
することができる。
【0061】また、トラック上のデータ配置は図4に示
した場合だけでなく、得られた画面区切り、表示タイミ
ングに応じて所定のトラック数の倍数になるように定め
れば良い。
【0062】また、記録時のテープ速度は以上の実施例
で示した例にとどまらず、種類、速度ともに任意であ
る。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディジタ
ル信号記録装置によれば、記録時にテープ速度情報を記
録し、再生時にその情報を用いてテープス速度を記録時
と同一にする事により、デコーダのオーバーフローを防
ぎ、ディスプレイが伝送記録形態と無関係に様々なフレ
ームレートを表示できる。
【0064】ベースバンド信号記録装置との共用型のM
PEG信号記録装置においてはNTSC圏とPAL圏の
二種類のテープ速度の異なるテープが存在する場合に
も、それを判別して対応した速度で再生でき、相互のデ
ッキ間のテープ交換ができ、ディスプレイが様々なフレ
ームレートに対応できるマルチスキャン方式であるなら
ば、伝送記録形態と無関係に様々なフレームレートを表
示できる。
【0065】また、可変長のMPEG信号に対し、各フ
レーム毎のデータ量が異なる場合でも、フレーム毎のト
ラック数を所定トラック数の整数倍に揃える事により、
編集を行う際に編集ポイントを容易に決定でき、編集に
よる乱れも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるディジタル信号
記録装置のブロック図
【図2】本発明の第二の実施例におけるディジタル信号
再生装置のブロック図
【図3】本発明の第三の実施例におけるディジタル信号
記録装置のブロック図
【図4】本発明の第三の実施例におけるテープ上のデー
タ配置例を示した図
【図5】従来のディジタル信号記録装置のブロック図
【符号の説明】
1 補助データ生成器 2、20、42 フォーマッタ 3 誤り訂正符号器 4 記録信号生成器 5 記録ヘッド 6 磁気テープ 7 再生ヘッド 8 再生信号生成器 9 誤り訂正復号器 21 デフォーマッタ 11 補助データ復号器 12 システムコントローラー 13 スイッチ 200 メモリ 201 メモリ 204 記録パケットヘッダ付加器 205 スイッチ 206 ダミーデータ生成器 30 記録テープ速度決定器 31 記録テープ速度情報生成器 32 記録テープ速度情報読みだし器 33 テープ速度制御器 40 画面表示タイミング検出器 41 画面区切り検出器 208 フレーム周期設定器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタル信号を入力とし、所定の記録パ
    ケット形式で記録媒体上に記録するディジタル信号記録
    再生装置において、記録再生を行う通常速度において複
    数のテープ速度に対応する制御手段を有し、記録する際
    にどのテープ速度を用いて記録するかを決定する記録テ
    ープ速度決定手段と、どのテープ速度を用いて記録した
    かを示す記録テープ速度情報を生成する記録テープ速度
    情報生成手段と、前記ディジタル信号を前記記録パケッ
    トに変換する記録信号変換手段と、前記記録パケットお
    よび前記記録テープ速度情報に所定の記録信号処理を行
    って記録媒体に記録する記録手段を有することを特徴と
    するディジタル信号記録装置。
  2. 【請求項2】前記ディジタル信号中の画像データの所定
    の位置から前記画像データのフレーム周期に関する情報
    であるフレーム周期情報を検出するフレーム周期情報検
    出手段と、テープ速度が前記フレーム周期情報に基づく
    事を特徴とする請求項1記載のディジタル信号記録装
    置。
  3. 【請求項3】制御手段が対応するテープ速度が、ディジ
    タル信号中の符号化信号を復号して得られる映像信号の
    フレーム周波数×トラック幅の整数倍に基づく事を特徴
    とする請求項1記載のディジタル信号記録装置。
  4. 【請求項4】制御手段が対応するテープ速度が、少なく
    とも毎秒300トラック×トラック幅と毎秒299.7
    トラック×トラック幅の二種類を有する事を特徴とする
    請求項1記載のディジタル信号記録装置。
  5. 【請求項5】ディジタル信号およびテープ速度情報が所
    定の記録パケット形式に変換されて記録された記録媒体
    より再生信号を得て、所定の再生信号処理を行なって前
    記記録パケットを再構成する再生信号処理手段と、前記
    記録パケットより再構成された前記テープ速度情報を検
    出して、それに基づき再生時のテープ速度を決定する再
    生テープ速度判定手段と、前記ディジタル信号からなる
    記録パケットを用いて、前記ディジタル信号を再構成し
    て出力する信号再構成手段とを有することを特徴とする
    ディジタル信号再生装置。
  6. 【請求項6】制御手段が対応するテープ速度が、ディジ
    タル信号中の符号化信号を復号して得られる映像信号の
    フレーム周波数×トラック幅の整数倍に基づく事を特徴
    とする請求項5記載のディジタル信号再生装置。
  7. 【請求項7】制御手段が対応するテープ速度が、少なく
    とも毎秒300トラック×トラック幅と毎秒299.7
    トラック×トラック幅の二種類を有する事を特徴とする
    請求項5記載のディジタル信号再生装置。
  8. 【請求項8】所定の符号化方式で高能率符号化され、所
    定の伝送パケット形式で伝送されたディジタル信号を入
    力とし、所定の記録パケット形式で記録媒体上に記録す
    るディジタル信号記録再生装置において、前記ディジタ
    ル信号中の画像データの所定の位置から前記画像データ
    の画面毎の区切り位置を表す情報である画面区切り位置
    情報を検出する画面区切り位置情報検出手段と、前記伝
    送パケットの所定の位置から、前記画像データの各画面
    の表示タイミングを示す情報である表示タイミング情報
    を検出する表示タイミング情報検出手段と、前記画面区
    切り情報位置検出情報および前記表示タイミング情報に
    基づいて各画面毎のデータの記録媒体上の配置を決定す
    るフォーマット手段と、前記ディジタル信号を前記記録
    パケットに変換する記録信号変換手段と、前記記録パケ
    ットに所定の記録信号処理を行って記録媒体に記録する
    記録手段を有することを特徴とするディジタル信号記録
    装置。
  9. 【請求項9】フォーマット手段が、記録媒体上の所定の
    トラック数の複数倍の領域中に、ディジタル信号中の2
    画面のデータが同時に存在しないように配置する事を特
    徴とする請求項8記載のディジタル信号記録装置。
JP7082245A 1995-04-07 1995-04-07 ディジタル信号記録再生装置 Pending JPH08279207A (ja)

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JPH08279207A true JPH08279207A (ja) 1996-10-22

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