JPH08278681A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08278681A
JPH08278681A JP7080074A JP8007495A JPH08278681A JP H08278681 A JPH08278681 A JP H08278681A JP 7080074 A JP7080074 A JP 7080074A JP 8007495 A JP8007495 A JP 8007495A JP H08278681 A JPH08278681 A JP H08278681A
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JP7080074A
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Hiroaki Takeuchi
浩昭 武内
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、常に良好な転写画像を得ることを
目的とする。 【構成】 この発明は、像担持体14C,14M,14
Y,14BK上に画像データに応じて潜像を形成し、こ
の潜像を現像手段16C,16M,16Y,16BKに
より現像して顕像とし、この顕像を転写手段17C,1
7M,17Y,17BKにより転写材上に転写する画像
形成装置において、画像データを計数する画像データ計
数手段37を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、プリンタ、ファ
クシミリ、印刷機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷
機などの画像形成装置は湿式電子写真プロセスや乾式電
子写真プロセスなどを用いたものがあり、感光体などの
像担持体上にトナー像を形成して該トナー像をコロナ放
電器などの転写手段により転写紙などの転写材に転写し
ている。そして、上記転写手段は、像担持体上のトナー
像がいかなる画像であっても、像担持体上のトナー像を
1枚の転写材に転写させる転写力が常に一定である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記画像形成装置で
は、転写手段は像担持体上のトナー像がいかなる画像で
あっても像担持体上のトナー像を1枚の転写材に転写さ
せる転写力が常に一定であるので、像担持体上のトナー
像にはその転写を良好に行える部分と、そうでない部分
とが存在してしまい、全体として良好な転写画像を得る
ことができなかった。これは主に像担持体上のトナー量
に依存しており、転写手段は像担持体上のトナー付着量
が多いところでは強い転写力が必要であるが、像担持体
上のトナー付着量が少ないところでは弱い転写力でもよ
いとされるからである。本発明は、上記問題点を改善
し、常に良好な転写画像を得ることができる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体上に画像データに
応じて潜像を形成し、この潜像を現像手段により現像し
て顕像とし、この顕像を転写手段により転写材上に転写
する画像形成装置において、画像データを計数する画像
データ計数手段を備えたものである。請求項2記載の発
明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記画像
データ計数手段は画像形成領域を複数個に分割するブロ
ック毎に画像データの合計を計数するものである。
【0005】請求項3記載の発明は、像担持体上に複数
色の画像データに応じて複数個の潜像を形成し、この複
数個の潜像を現像手段により現像して複数色の顕像と
し、この複数色の顕像を転写手段により転写材上に重ね
て転写するカラー画像形成装置において、各色毎に画像
データを計数する複数個の画像データ計数手段を備えた
ものである。請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像データ計数手段から得ら
れるブロック毎の画像データの合計により前記転写手段
の転写力を制御する転写力制御計手段を備えたものであ
る。
【0006】請求項5記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像データ計数手段から得ら
れるブロック毎の画像データの合計の履歴を保存する保
存手段を備えたものである。請求項6記載の発明は、請
求項5記載の画像形成装置において、前記ブロック毎の
画像データの合計の履歴により前記現像手段のトナー補
給時期を判断する判断手段を備えたものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、画像データ計数手段
により画像データを計数する。請求項2記載の発明で
は、請求項1記載の画像形成装置において、画像データ
計数手段は画像形成領域を複数個に分割するブロック毎
に画像データの合計を計数する。請求項3記載の発明で
は、複数個の画像データ計数手段により各色毎に画像デ
ータを計数する。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
画像形成装置において、転写力制御計手段が画像データ
計数手段から得られるブロック毎の画像データの合計に
より転写手段の転写力を制御する。請求項5記載の発明
では、請求項1記載の画像形成装置において、画像デー
タ計数手段から得られるブロック毎の画像データの合計
の履歴が保存手段に保存される。請求項6記載の発明で
は、請求項5記載の画像形成装置において、判断手段が
ブロック毎の画像データの合計の履歴により現像手段の
トナー補給時期を判断する。
【0009】
【実施例】図2は本発明の一実施例の本体を示す。この
実施例は、請求項1〜6記載の発明の一実施例であり、
湿式電子写真プロセスを用いる湿式カラープリンタから
なるカラー画像形成装置の一例である。この実施例の本
体11は、4組の湿式電子写真方式の記録部13C,1
3M,13Y,13BKが並べて配置されている。各記
録部13C,13M,13Y,13BKはそれぞれブラ
ック(以下BKという)、イエロー(以下Yという)、
マゼンタ(以下Mという)、シアン(以下Cという)の
各色の顕像を形成するものであって互いに同じ機構部材
により構成されているので、C用記録装置13Cについ
て説明して他の記録装置13M,13Y,13BKにつ
いては説明を省略する。なお、記録装置13M,13
Y,13BKは記録装置13Cと同じ部分には同じ符号
に各色BK,Y,Mの添字を付したものが付けてある。
【0010】記録装置13Cは感光体からなる像担持
体、例えば感光体ドラム14Cを有し、この感光体ドラ
ム14Cの周囲には帯電手段としての帯電用コロナ放電
器15C、レーザ光出射装置12C、現像手段としての
湿式現像装置16C、転写手段としての転写用コロナ放
電器17C等が配置されている。感光体ドラム14C
は、モータにより回転駆動されて帯電用コロナ放電器1
5Cにより均一に帯電された後にレーザ光出射装置12
Cによる画像露光で静電潜像が形成され、この静電潜像
がCトナーを含む湿式現像剤で現像されてC顕像とな
る。
【0011】ここに、レーザ光出射装置12CはCの画
像信号により感光体ドラム14Cに画像露光を行ってC
の画像信号に応じた静電潜像を感光体ドラム14C上に
形成する。また、他の記録装置13M,13Y,13B
Kでは、レーザ光出射装置12M,12Y,12BKは
それぞれM,Y,BKの各画像信号により感光体ドラム
14M,14Y,14BKに画像露光を行ってM,Y,
BKの各画像信号に応じた静電潜像を感光体ドラム14
M,14Y,14BK上に形成し、現像装置16M,1
6Y,16BKはそれぞれ感光体ドラム14M,14
Y,14BK上の静電潜像をMトナーを含む湿式現像
剤、Yトナーを含む湿式現像剤、BKトナーを含む湿式
現像剤で現像してM,Y,BKの各顕像とする。
【0012】また、転写紙が給紙コロ18により給紙
部、例えば2つの給紙カセット19のうち操作部で選択
されたものからレジストローラ20に給紙され、レジス
トローラ20はタイミングをとって転写ベルト21に送
出する。この転写ベルト21は、テンションローラ2
4、駆動ローラ25、従動ローラ26に掛渡されて回転
駆動され、レジストローラ20から送られた転写紙を搬
送する。感光体ドラム14BK,14Y,14M,14
Cは転写紙搬送方向へ一列に配列されて転写ベルト21
に対して異なる位置で圧接される。
【0013】転写ベルト21により搬送される転写紙
は、転写用コロナ放電器17BK,17Y,17M,1
7Cにより感光体ドラム14BK,14Y,14M,1
4C上のBK,Y,M,Cの各顕像が順次に重ねて転写
され、定着装置22により顕像が定着されて排紙ローラ
23によりカラー画像形成物として外部へ排出される。
また、感光体ドラム14BK,14Y,14M,14C
は顕像転写後にクリーニング装置24BK,24Y,2
4M,24Cによりクリーニングされる。
【0014】図1は本実施例の回路構成を示し、図5は
本実施例の動作タイミングを示す。本実施例は、画像デ
ータと感光体ドラムのトナー付着量との関係に注目し、
1枚分(感光体ドラム上の画像形成領域分)の画像デー
タをBK,Y,M,Cの各画像形成色毎に複数個のブロ
ックに分割してそのブロック毎に画像データを計数して
画像の特徴を判断し、その結果により各画像形成色毎に
各ブロックの転写力を変化させることにより、全体的に
良好な画像を得るようにしたものである。
【0015】ホスト31はBK,Y,M,Cの各画像形
成色の画像データを作成してコントローラ部32へ転送
し、コントローラ部32はホスト31からの各画像形成
色の画像データをそれぞれ本体11側に合わせてビット
マップに展開してコントローラ部32内のメモリに書き
込む。コントローラ部32と本体11とは例えば図示の
ようなデータバスとコントロールバスで接続されてい
る。本体11はシステム制御部33、半導体レーザ(L
D)制御部34、書き込み制御部35、シーケンス制御
部36、画像データ計数手段としての画像データ計数部
37を有し、システム制御部33はホスト31から本体
11までの全体の状態を司る。
【0016】書き込み制御部35は、システム制御部3
3から指令を受け、LD制御部34へ送るBK,Y,
M,Cの各画像形成色の画像データの同期をとる。LD
制御部34は書き込み制御部35から受けたBK,Y,
M,Cの各画像形成色の画像データによりレーザ光出射
装置12BK,12Y,12M,12Cの各LDをそれ
ぞれ変調し、レーザ光出射装置12BK,12Y,12
M,12CはそれぞれLDが画像データで変調されるこ
とにより、画像データで強度変調されたレーザ光を発生
して感光体ドラム14BK,14Y,14M,14Cに
照射する。シーケンス制御部36は本体11のメカ動作
を制御する。転写用コロナ放電器(転写CH)パワーパ
ック38はシーケンス制御部36により制御されて転写
用コロナ放電器17BK,17Y,17M,17Cを駆
動する。コントローラ部32からのデータバスとコント
ロールバスは本体11の内部で書き込み制御部35と画
像データ計数部37に接続されている。
【0017】本実施例は動作を開始すると、コントロー
ラ部32がホスト31から送られてくるBK,Y,M,
Cの各画像形成色の画像データをビットマップに展開し
てメモリに書き込む。この画像データの書き込みが終了
すると、システム制御部33が画像データ計数モードに
入り、画像データ計数部37がBK,Y,M,Cの各画
像形成色毎に各ブロックの画像データを計数し、その後
プリントモードに入って上述のようなプリント動作が開
始される。
【0018】上記画像データ計数部37とその周辺部
は、1つの画像形成色、例えばCに関する部分が図3に
示すように構成され、他のM,Y,BKに関する部分も
それぞれ同様に構成されている。画像データ計数部37
においては、カウンタ37aは書き込み制御部35から
入力される画像転送クロックCLKと、1ラインを示す
信号LineSyncにより、計数部37bを動作させ
るためのタイミング信号を作り出す。具体的には計数部
37bはカウンタ37aからの画像転送クロックCLK
を内部のデータ転送に使用し、CPU36a、RAM3
6b、I/O36Cを有するシーケンス制御部36はカ
ウンタ37aからCPU36aに入力される信号Blo
ckSyncをシーケンス制御に使用する。
【0019】計数部37bは例えば図4に示すように構
成される。コントローラ部32から入力されたCの画像
データDATAはアダー41に入力され、ラッチ回路4
2がカウンタ37aからの画像転送クロックCLKによ
りアダー41の出力信号をラッチしてラッチ回路42の
出力信号がアダー41に入力される。したがって、アダ
ー41はラッチ回路42によりラッチされた前のCの画
像データと次にコントローラ部32から入力されるCの
画像データDATAとを加算し、このアダー41の加算
結果がラッチ回路42にてカウンタ37aからの画像転
送クロックCLKによりラッチされる。このような動作
が繰り返して行われてコントローラ部32からのCの画
像データDATAが計数されることになる。
【0020】カウンタ37aは、計数部37bにCの画
像データを各ブロック毎に計数させるために、コントロ
ーラ部32から入力された画像転送クロックCLKをカ
ウントし、そのカウント数が所定のカウント数になるま
で計数部37bにCの画像データの計数を続けさせるた
めのカウントイネーブル信号を生成してラッチ回路42
に出力する。ラッチ回路42はカウンタ37aからのカ
ウントイネーブル信号によりイネーブル状態となり、C
の画像データの計数が上述のように行われる。
【0021】1ブロック分のCの画像データの計数が終
了すると、カウンタ37aからラッチ回路42へのカウ
ントイネーブル信号がオフしてラッチ回路42がホール
ド状態となり、1ブロック分のCの画像データの計数結
果がラッチ回路42からアダー41を通してコンパレー
タ43〜46にて複数の互いに異なるスレッシュレベル
La,Lb,Lc,Ldと比較される。このコンパレー
タ43〜46の比較結果は、画像の特徴を表わすデータ
であり、ラッチ回路47にてカウンタ37aからの信号
Write0によりラッチされる。カウンタ37aはコ
ントロール部32から1ブロック分のCの画像データが
入力される毎に信号Write0を発生してラッチ回路
47に出力する。このラッチ回路47の出力信号はシー
ケンス制御部36のRAM36bに書き込まれる。
【0022】カウンタ37aは、計数部37bが1ブロ
ック分のCの画像データの計数を終了すると、計数部3
7bに次の1ブロック分のCの画像データを計数させる
ためにコントローラ部32から入力された画像転送クロ
ックCLKをカウントし、そのカウント数が所定のカウ
ント数になるまでカウントイネーブル信号を生成してラ
ッチ回路42に出力する。
【0023】以下同様な動作がCの画像形成領域全域に
わたって各ブロックのCの画像データ毎に繰り返して行
われ、各ブロックのCの画像データ計数結果に対するコ
ンパレータ43〜46の比較結果がシーケンス制御部3
6のRAM36bに書き込まれる。また、画像データ計
数部37はコントローラ部32から入力されるM,Y,
BKの各画像形成色の画像データについてもCの画像デ
ータと同様にM,Y,BKの各画像形成領域全域にわた
ってそれぞれブロック毎にM,Y,BKの各画像データ
を計数して複数の互いに異なるスレッシュレベルLa,
Lb,Lc,Ldと比較し、これらの比較結果がシーケ
ンス制御部36のRAM36bに書き込まれて終了画像
データ計数モードが終了する。
【0024】シーケンス制御部36は、画像データ計数
モードが終了してからプリントモードに入ると、図6に
示すようにプリント動作が終了するまでカウンタ37a
から信号BlockSyncが入力される毎に割込みル
ーチンを繰り返して実行する。信号BlockSync
は図5に示すように1ラインを示す信号LineSyn
cがカウンタ37aによりいくつかカウントされて1回
出力される。つまり、カウンタ37aが信号Block
Syncを1回出力するために信号LineSyncを
カウントする回数を変えれば、ブロックの大きさを変え
ることができる。そして、この信号BlockSync
でシーケンス制御部36のCPU36aに割込みをかけ
て転写電流を変えれば、ブロック毎に転写電流を変える
ことができるということになる。
【0025】シーケンス制御部36は、その割込みルー
チンでは、カウンタ37aから入力される信号Bloc
kSyncにより割込みがかかると、まず、割込みカウ
ンタcountをインクリメントして何回割込みがかか
ったかを認識する。RAM36bにはC,M,Y,BK
の画像形成色毎に各ブロックの画像データ計数結果のス
レッシュレベルLa,Lb,Lc,Ldとの比較結果が
連続して書き込まれているので、シーケンス制御部36
は、C,M,Y,BKの画像形成色毎にRAM36bに
おける画像データ計数結果のスレッシュレベルLa,L
b,Lc,Ldとの比較結果が書き込まれているアドレ
ス(基準アドレス+割込みカウンタcountの値)の
データを読み込んで参照することで、現在プリントを行
っているブロックの画像データの計数結果のスレッシュ
レベルLa,Lb,Lc,Ldとの比較結果を参照し、
そのデータをBK,Y,M,Cの画像形成色毎に転写用
コロナ放電器17BK,17Y,17M,17Cの転写
力を制御するためのデータに変換する。そして、シーケ
ンス制御部36は、その変換したデータにより転写CH
パワーパック38を制御して転写用コロナ放電器17B
K,17Y,17M,17Cの転写力を制御する。
【0026】また、ラッチ回路47の出力信号は、画像
データ計数結果をコンパレータ43〜46で複数の互い
に異なるスレッシュレベルLa,Lb,Lc,Ldと比
較した結果であるので、画像の特徴を表わすデータであ
る。このラッチ回路47の出力信号はアダー48に入力
され、ラッチ回路49がカウンタ37aから1ブロック
分の画像データ毎に入力される信号Write1により
アダー48の出力信号をラッチしてラッチ回路49の出
力信号がアダー48に入力される。したがって、アダー
48はラッチ回路49によりラッチされた前回のデータ
(ラッチ回路47の出力信号)と次にラッチ回路47か
ら入力されるデータとを加算してCの画像データの合計
の履歴をとる。
【0027】ラッチ回路50はカウンタ37aから1枚
分(画像形成領域全域)の画像データ毎に入力される信
号Write2によりアダー48の出力信号をラッチ
し、このラッチ回路50の出力信号がシーケンス制御部
36のRAM36bに書き込まれる。画像データ計数部
37はこのようなCの画像データの合計の履歴と同様に
M,Y,BKの各画像形成色の画像データの合計の履歴
をそれぞれとり、これらのM,Y,BKの各画像形成色
の画像データの合計の履歴を示すデータがシーケンス制
御部36のRAM36bに書き込まれる。
【0028】シーケンス制御部36は、画像データ計数
モードが終了してからプリントモードに入る前に図7に
示すようにRAM36bに書き込まれているC,M,
Y,BKの各画像形成色の画像データの合計の履歴を示
すデータを読み込んで参照し、C,M,Y,BKの各画
像形成色毎に画像データの合計の履歴を示すデータをそ
れぞれあらかじめ決められたデータと比較して画像デー
タによるトナー消費量を予想する。
【0029】そして、シーケンス制御部36は、C,
M,Y,BKの各画像形成色毎に、画像データの合計の
履歴を示すデータがあらかじめ決められたデータより大
きい場合には潜像の現像によるトナー消費量が多くてト
ナー補給が必要であると判定して図示しないトナー補給
部を制御することにより湿式現像装置16C,16M,
16Y,16BKに図示しないトナー補給部からC,
M,Y,BKの各トナーを補給させ、RAM36bに書
き込まれている画像データの合計の履歴を示すデータを
クリアする。また、シーケンス制御部36は、C,M,
Y,BKの各画像形成色毎に、画像データの合計の履歴
を示すデータがあらかじめ決められたデータより小さい
場合には何もせず、図示しないトナー補給部から湿式現
像装置16C,16M,16Y,16BKへのトナー補
給が行われない。
【0030】このように、本実施例は、請求項1記載の
発明の実施例であって、像担持体としての感光体ドラム
14C,14M,14Y,14BK上に画像データに応
じて潜像を形成し、この潜像を現像手段としての湿式現
像装置16C,16M,16Y,16BKにより現像し
て顕像とし、この顕像を転写手段としての転写用コロナ
放電器17C,17M,17Y,17BKにより転写材
としての転写紙上に転写する画像形成装置において、画
像データを計数する画像データ計数手段としての画像デ
ータ計数部37を備えたので、画像データ計数結果によ
り転写手段の転写力を制御して常に良好な転写画像を得
ることが可能となる。
【0031】また、本実施例は、請求項2記載の発明の
実施例であって、請求項1記載の画像形成装置におい
て、画像データ計数手段37は画像形成領域を複数個に
分割するブロック毎に画像データの合計を計数するの
で、画像データのブロック毎の特徴を示すデータを得る
ことができ、このデータにより転写手段の転写力を制御
して常に良好な転写画像を得ることが可能となる。
【0032】また、本実施例は、請求項3記載の発明の
実施例であって、像担持体としての感光体ドラム14
C,14M,14Y,14BK上にC,M,Y,BKの
各色の画像データに応じて複数個の潜像を形成し、この
複数個の潜像を現像手段としての湿式現像装置16C,
16M,16Y,16BKにより現像して複数色の顕像
とし、この複数色の顕像を転写手段としての転写用コロ
ナ放電器17C,17M,17Y,17BKにより転写
材としての転写紙上に重ねて転写するカラー画像形成装
置において、各色毎に画像データを計数する複数個の画
像データ計数手段を備えた画像データ計数部37を有す
るので、各色毎に画像データ計数結果により転写手段の
転写力を制御して常に良好な高精細の転写画像を得るこ
とが可能となる。
【0033】また、本実施例は、請求項4記載の発明の
実施例であって、請求項1記載の画像形成装置におい
て、画像データ計数手段37から得られるブロック毎の
画像データの合計により転写手段17C,17M,17
Y,17BKの転写力を制御する転写力制御計手段を兼
ねたシーケンス制御部36を備えたので、1枚分の画像
の中で必要な転写力が異なることによって全体として良
好な転写画像が得られないという問題を解決することが
でき、常に良好な転写画像を得ることが可能となる。
【0034】また、本実施例は、請求項5記載の発明の
実施例であって、請求項1記載の画像形成装置におい
て、画像データ計数手段37から得られるブロック毎の
画像データの合計の履歴を保存する保存手段としてのR
AM36bを備えたので、画像データからトナー消費量
を予想してそれに合わせて自動的にトナー補給を行うこ
とができ、転写画像の濃度を安定に保つことができる。
【0035】また、本実施例は、請求項6記載の発明の
実施例であって、請求項5記載の画像形成装置におい
て、ブロック毎の画像データの合計の履歴により現像手
段としての湿式現像装置16C,16M,16Y,16
BKのトナー補給時期を判断する判断手段を兼ねたシー
ケンス制御部36を備えたので、画像データからトナー
消費量を予想してそれに合わせて自動的にトナー補給を
行うことができ、転写画像の濃度を安定に保つことがで
きる。なお、本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、上記実施例以外の画像形成装置に同様に適用す
ることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、像担持体上に画像データに応じて潜像を形成し、こ
の潜像を現像手段により現像して顕像とし、この顕像を
転写手段により転写材上に転写する画像形成装置におい
て、画像データを計数する画像データ計数手段を備えた
ので、画像データ計数結果により転写手段の転写力を制
御して常に良好な転写画像を得ることが可能となる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記画像データ計数手段は
画像形成領域を複数個に分割するブロック毎に画像デー
タの合計を計数するので、画像データのブロック毎の特
徴を示すデータを得ることができ、このデータにより転
写手段の転写力を制御して常に良好な転写画像を得るこ
とが可能となる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、像担持体上
に複数色の画像データに応じて複数個の潜像を形成し、
この複数個の潜像を現像手段により現像して複数色の顕
像とし、この複数色の顕像を転写手段により転写材上に
重ねて転写するカラー画像形成装置において、各色毎に
画像データを計数する複数個の画像データ計数手段を備
えたので、各色毎に画像データ計数結果により転写手段
の転写力を制御して常に良好な高精細の転写画像を得る
ことが可能となる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記画像データ計数手段か
ら得られるブロック毎の画像データの合計により前記転
写手段の転写力を制御する転写力制御計手段を備えたの
で、1枚分の画像の中で必要な転写力が異なることによ
って全体として良好な転写画像が得られないという問題
を解決することができ、常に良好な転写画像を得ること
が可能となる。
【0040】請求項5記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、前記画像データ計数手段か
ら得られるブロック毎の画像データの合計の履歴を保存
する保存手段を備えたので、画像データからトナー消費
量を予想してそれに合わせて自動的にトナー補給を行う
ことができ、転写画像の濃度を安定に保つことができ
る。
【0041】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の画像形成装置において、前記ブロック毎の画像デー
タの合計の履歴により前記現像手段のトナー補給時期を
判断する判断手段を備えたので、画像データからトナー
消費量を予想してそれに合わせて自動的にトナー補給を
行うことができ、転写画像の濃度を安定に保つことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成を示すブロック図
である。
【図2】同実施例の本体を示す断面図である。
【図3】同実施例の一部を示すブロック図である。
【図4】同実施例の計数部を示すブロック図である。
【図5】同実施例の動作タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図6】同実施例の動作フローの一部を示すフローチャ
ートである。
【図7】同実施例の動作フローの他の一部を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
14C,14M,14Y,14BK 感光体ドラム 16C,16M,16Y,16BK 湿式現像装置 17C,17M,17Y,17BK 転写用コロナ
放電器 36 シーケンス制御部 37 画像データ計数手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に画像データに応じて潜像を形
    成し、この潜像を現像手段により現像して顕像とし、こ
    の顕像を転写手段により転写材上に転写する画像形成装
    置において、画像データを計数する画像データ計数手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記画像データ計数手段は画像形成領域を複数個に分割す
    るブロック毎に画像データの合計を計数することを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体上に複数色の画像データに応じて
    複数個の潜像を形成し、この複数個の潜像を現像手段に
    より現像して複数色の顕像とし、この複数色の顕像を転
    写手段により転写材上に重ねて転写するカラー画像形成
    装置において、各色毎に画像データを計数する複数個の
    画像データ計数手段を備えたことを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記画像データ計数手段から得られるブロック毎の画像デ
    ータの合計により前記転写手段の転写力を制御する転写
    力制御計手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の画像形成装置において、前
    記画像データ計数手段から得られるブロック毎の画像デ
    ータの合計の履歴を保存する保存手段を備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像形成装置において、前
    記ブロック毎の画像データの合計の履歴により前記現像
    手段のトナー補給時期を判断する判断手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
JP7080074A 1995-04-05 1995-04-05 画像形成装置 Pending JPH08278681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014126634A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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JP2014126634A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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