JPH08278480A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH08278480A
JPH08278480A JP8432795A JP8432795A JPH08278480A JP H08278480 A JPH08278480 A JP H08278480A JP 8432795 A JP8432795 A JP 8432795A JP 8432795 A JP8432795 A JP 8432795A JP H08278480 A JPH08278480 A JP H08278480A
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洋一 平石
Yasunobu Tagusa
康伸 田草
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液晶表示装置は、共通電極5a〜5dが形成
された共通基板と、画素電極が形成された複数の小型基
板2a〜2dを備えている。この共通電極5a〜5d
は、小型基板2a〜2dと対向配置され、その間隙に液
晶9を封入している。小型基板2a〜2dに対し同一色
を表示させ、小型基板2a〜2d同士の表示色の違いを
主制御装置22で検出し、補正用データを抽出する。表
示制御装置23は、補正用データに基づいて共通電極5
a〜5dに供給する共通電極信号の電圧を補正する。 【効果】 小型基板2a〜2dを単位として表示色の違
いを補正することができるので、画素を単位として補正
する場合に比べて簡単で低消費電力の回路構成で、表示
品位を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置およびそ
の駆動方法に関し、特に大型の液晶表示装置、更にはア
クティブマトリクス基板を組み合わせた表示品位の高い
液晶表示装置およびその駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、いわゆるハイビジョン等の高品位
TV(テレビジョン)を含めて、TVやモニタの大画面
化が進んでいる。現在、40型ぐらいの大型表示装置
は、CRT( Cathode Ray Tube )が中心であり、一部で
液晶プロジェクションが使用されている。しかし、前記
CRTやプロジェクション型の表示装置では、画面を大
型化するほど厚み(奥行き)が増し、占有面積の増大を
招く。そこで、厚みが薄いフラットパネルディスプレ
イ、特に消費電力が小さい、フルカラー化が容易等の利
点を有する液晶表示装置の大型化に対するニーズが高ま
っている。
【0003】しかし、液晶表示装置、特にTFT( Thin
Film Transistor )、MIM( Metal-Insulator-Metal)
等のアクティブ素子を備えたアクティブマトリクス型液
晶表示装置の場合、基板が大型化するほどその良品率が
悪くなり、40型TV等に使用できる大型基板の作製
は、コストが非常に高くなる。また、製造装置の値段や
その設置スペースの点からもあまり得策ではない。
【0004】そこで、特開平1−94381号公報に記
載の液晶表示装置では、複数の液晶表示パネルを接続す
ることで、大画面化を図っている。図7は上記液晶表示
装置を示しており、図7(b)は、この液晶表示装置の
斜視図である図7(a)中に示したY−Y線に沿う縦断
面の構成を示している。
【0005】この液晶表示装置は、TFTスイッチング
素子や画素電極等が各々形成された4枚の小型基板51
a〜51dを、共通の上側透光性基板52に対向させる
と共に、上側透光性基板52と反対側で、液晶55・5
6を封入するための下側透光性基板53にも対向させ、
3層の基板で構成されている。上側透光性基板52の下
面には、非透光性材料から成り、隣接画素からの光リー
クや色にじみを防止するシャドウマスクの役割を有する
非透光性パターン60が、隣接する画素同士の境界に沿
って形成されている。また、この上側透光性基板52の
下面には、共通電極が一面に形成されている。
【0006】また、液晶55は、上側透光性基板52と
小型基板51a〜51dとの間隙の周囲をシール材54
aで密封することによって、上側透光性基板52と小型
基板51a〜51dとの間に封入されている。一方、液
晶56は、小型基板51a〜51dと下側透光性基板5
3との間隙の周囲をシール材54bで密封することによ
って、下側透光性基板53と小型基板51a〜51dと
の間に封入されている。なお、液晶55・56は、小型
基板51a〜51d同士の間隙を介して連通している。
また、上側透光性基板52および下側透光性基板53の
それぞれの外側には偏光板58を設けている。
【0007】しかし、上記の液晶表示装置では、各小型
基板51a〜51dは互いに独立しているため、各小型
基板51a〜51dと上側透光性基板52との間隙を均
一に調整することが難しく、上記両者の間隙が不均一に
なると、表示色の違い(色むら)が発生し、表示品位が
劣化する。
【0008】そこで、例えば実開平4−31120号公
報では、セルギャップの不均一から来る色むらを補正
し、表示品位の劣化を防止する液晶表示装置が開示され
ている。
【0009】上記液晶表示装置では、液晶表示パネルに
おける色むらをカメラ等で測定し、その測定データを標
準データと比較し、一画素ごとに補正用データを抽出し
ている。さらにこの補正用データを補正用データメモリ
に記憶させ、前記表示用信号に補正用信号を加えて、画
素間の色むらを補正している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来よ
り上側透光性基板52と小型基板51a〜51dとの間
隙の不均一(以下、ギャップムラと呼ぶ)による色むら
は、数画素単位では目立たず、実開平4−31120号
公報に開示されている液晶表示装置のように、画素単位
で色むらを補正する必要性はない。
【0011】かえって、上記液晶表示装置では、一画素
ごとに色むらの補正が行なわれるので、液晶表示装置の
画面が大型になればなるほど画素の数が増し、そのため
検査に要する時間やコストが増大する。また、上記液晶
表示装置では、液晶表示装置の画面の大型化に伴い、補
正データを入出力するためのメモリ等の周辺回路も増加
するため、消費電力が増大し、コストも一層増大すると
いう問題が生ずる。
【0012】従って、大画面で、しかも高精細の液晶表
示パネル用として上記液晶表示装置を採用することは、
得策ではない。
【0013】本発明の目的は、画素電極を備えた複数の
小型基板を組み合わせて大画面化を図る液晶表示装置に
おいて、簡単な構成で経年変化に対する信頼性が高く、
表示品位の向上した液晶表示装置を提供すると共に、消
費電力が小さくて済み、コストパフォーマンスに優れた
液晶表示装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の液晶表示装置は、以上の課題を解決するために、複数
の画素に対応する画素電極が少なくとも形成された小型
基板の複数枚を、画素ピッチが均一な1枚の平板状の画
素基板を構成するように配置し、共通電極が形成された
共通基板が、上記画素基板にほぼ対応した広がりを持っ
て対向して配され、少なくとも画素基板と共通基板との
間に液晶を保持した液晶表示装置において、同一の表示
色に対する液晶表示装置の画面の色むらを、小型基板を
単位として補正する補正手段を設けたことを特徴として
いる。
【0015】本発明の請求項2に記載の液晶表示装置
は、請求項1に記載の液晶表示装置において、上記補正
手段は、上記共通電極を各小型基板に対応するように複
数に分割し、各共通電極に印加する共通電極信号の電圧
を共通電極毎に変える補正回路を備えていることを特徴
としている。
【0016】本発明の請求項3に記載の液晶表示装置
は、請求項2に記載の液晶表示装置において、上記補正
回路は、小型基板同士の表示色の違いに基づいて増幅率
が変わる増幅回路であることを特徴としている。
【0017】本発明の請求項4に記載の液晶表示装置
は、子機としての液晶表示装置を平面上に隣接させ、親
機としての一つの液晶表示装置を構成した液晶表示装置
において、同一の表示色に対する子機としての液晶表示
装置同士の表示色の違いを、子機としての液晶表示装置
を単位として補正する補正手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0018】
【作用】請求項1の構成によれば、補正手段は、液晶表
示装置の画面の色むらを画素を単位としてではなく、小
型基板を単位として補正する。すなわち、小型基板を単
位として表示色を補正すれば、表示品位を有効に向上さ
せることができる。なぜなら、小型基板と共通基板との
ギャップの調整を複数の小型基板毎に個別に行う場合に
特にギャップの不均一が生じ易く、このことが、液晶表
示装置の画面の色むらを発生させ、表示品位を低下させ
る主要因となっているからである。
【0019】このように、小型基板を単位として補正す
ることにより、例えば標準データと各小型基板の表示色
のデータとを比較し、補正用データを抽出する処理が、
画素毎に補正用データを抽出する場合に比べて簡単にな
る。その上、補正用データのデータ量も非常に少なくて
済む。
【0020】この結果、補正用データを抽出するための
回路規模や、補正用データを一時的に記憶しておくため
のメモリの容量を小さくすることができ、画素を単位と
して色むらを補正する従来の液晶表示装置より消費電力
や製造コストを大幅に抑えることができる。
【0021】請求項2の構成によれば、共通電極を各小
型基板に対応するように複数に分割し、共通電極信号の
電圧を共通電極毎に変えることにより、小型基板に設け
られた画素電極と個々の共通電極との間に保持されてい
る液晶に対して、小型基板毎に異なる電圧を印加するこ
とができる。共通電極信号は、同一の表示色に対して一
定の電圧値が定まるから、表示色が標準色からずれてい
る共通電極のみに対して、補正した共通電極信号を印加
することにより、表示色を補正することができる。すな
わち、共通電極信号の電圧を共通電極毎に変えるだけ
で、小型基板を単位として表示色の違いを容易に補正す
ることができる。
【0022】請求項3の構成によれば、例えば可変抵抗
とオペアンプとを組み合わせた増幅回路や、補正用デー
タに基づいた補正電圧を用いて増幅率を可変とするよう
な一般に用いられている増幅回路によって、補正回路を
構成すればよく、簡単で、しかも消費電力が少ない回路
で実現できる。
【0023】請求項4の構成によれば、子機として用い
た複数個の液晶表示装置同士の同一の表示色に対する表
示色の違いを、この液晶表示装置を単位として補正す
る。
【0024】このように、子機として用いた液晶表示装
置を単位として補正することにより、補正用データを抽
出するための回路規模や、補正用データを一時的に記憶
しておくためのメモリの容量を小さくすることができ、
従来の液晶表示装置より消費電力や製造コストを大幅に
抑えることができる。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例を、実施例1として図1な
いし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。本
発明に係る液晶表示装置は、図1および図2に示すよう
に、上側透光性基板3と下側透光性基板4の間に、4枚
の小型基板2a〜2dを上記両者に対向するように配置
し、概ね3層の基板で構成された液晶表示パネル1から
なっている。
【0026】なお、本実施例では、小型基板を4枚使用
する場合のみ説明するが、この限りではなく、他の枚数
でも適用可能である。
【0027】上側透光性基板3には、図2(b)に示す
ように、小型基板2a〜2dに対向する共通電極が形成
される。このとき共通電極は、互いに電気的に絶縁する
よう分割し、かつ、各小型基板2a〜2dそれぞれに対
応するよう形成される(以下この共通電極を5a〜5d
とする)。
【0028】さらに上側透光性基板3には、非透光性パ
ターン6が各画素の周囲に対応して格子状に形成されて
いる。この非透光性パターン6は、ブラックマトリクス
(BM)とも呼ばれ、非透光性材料で形成されており、
隣接画素からの光リークや色にじみを防止し、画像の解
像度を向上させるシャドウマスクとしての役割を有して
いる。
【0029】一方、上記小型基板2a〜2dは、小型基
板2a〜2dの端辺同士が対向し合うように配されてい
る。なお、小型基板2a〜2dと共通電極5a〜5dと
の間隙は、均一に設定するのが理想的である。
【0030】この小型基板2a〜2dのそれぞれには、
画素のON、OFFを司る図示しないTFT (Thin Fil
m Transistor) 素子またはMIM (Metal-Insulator-Me
tal)素子等のアクティブ素子や配線等が、1つ1つの画
素の周囲に形成されると共に、各画素に信号電圧を印加
するための画素電極が形成されている。したがって、各
画素の周囲は、画像が表示されない非表示部分となる
が、上記格子状の非透光性パターン6は、この非表示部
分に設けられている。
【0031】また、小型基板2a〜2dの互いに対向し
合う端辺同士は、図2(b)に示すように間隙7が設け
られている。この間隙7は非表示部分となるが、図2
(b)に示すように、上側透光性基板3側から見て、非
透光性パターン6の下に隠れる位置関係となっており、
隣合う小型基板2a〜2dの画素ピッチは、いずれの間
隙7においても変化せず、したがって大画面の表示品位
に影響を与えないようになっている。
【0032】なお、非透光性パターン6の光反射率は、
できるだけ低い方がよい。その材料としては、アルミニ
ウムやクロム等の金属系でも、黒色樹脂などの樹脂系で
も良く、特に限定はされない。
【0033】また、図2(a)に示すように、各小型基
板2a〜2dの外周部位に沿って、上記アクティブ素子
に信号電圧を供給するため、電極端子が設けられてい
る。このため、小型基板2a〜2dは、寄せ合わせたと
きに上側透光性基板3よりも大きくなるように構成され
ている。なお、この電極端子には、液晶駆動回路とし
て、例えばTAB(Tape Automated Bonding)方式のLS
I(Large Scale Integrated Circuit)が接続される。
【0034】このような小型基板2a〜2dにおいて、
上側透光性基板3と下側透光性基板4にそれぞれ対向す
る面の外周部にシール材13を設ける。これによって、
図2(b)に示すように、小型基板2a〜2dと上側透
光性基板3および下側透光性基板4に間隙が設けられ、
液晶9・10がそれぞれその間隙に封入される。なお、
この液晶9・10は前記間隙7を介して連通している。
【0035】さらに、図2(b)に示すように、上側透
光性基板3および下側透光性基板4において、小型基板
2a〜2dに対向する面と反対側の面にそれぞれ偏光板
11を配置する。上記の液晶9・10は、ツイストネマ
ティック型等、所望の表示モードが得られるように配向
されている。
【0036】次に、液晶表示パネル1を作製する方法を
説明する。 (1)まず、図3(a)に示すように、上側透光性基板
3の一方の面に非透光性パターン6、図示しないカラー
フィルタ等を形成した後、プラスチックビーズ製のギャ
ップ材12をスペーサとして一面に散布し、光硬化性樹
脂からなるシール材13を上側透光性基板3の上記面の
外周に沿って塗布する。
【0037】なお、本実施例では、例えば図3(a)〜
(c)に示すように、ギャップ材12の大きさと非透光
性パターン6の幅とをほぼ同じくらいに図示したが、こ
れは分かりやすくする便宜の為であり、実際には、ギャ
ップ材12の粒径は非透光性パターン6の幅よりかなり
小さい。例えば、非透光性パターン6の幅を数十μm〜
数百μmとすると、ギャップ材12の粒径は数μm程度
である。
【0038】また、このときのギャップ材12として、
柱状または球状のガラスビーズを用いても良いが、プラ
スチックビーズを用いると、プラスチックビーズが圧力
に対して潰れることにより、高精度のギャップコントロ
ールが可能となる。また、プラスチックビーズは端子や
配線を傷つけにくいので、ギャップコントロール工程の
やり直しがきき、有利である。
【0039】(2)さらに、図3(b)に示すように、
小型基板2a〜2dをシール材13上に順に乗せてい
く。このとき、シール材13中にも、上記ギャップ材1
2がスペーサとして入っており、小型基板2a〜2dの
重さでシール材13中のギャップ材12に、小型基板2
a〜2dの下面が自然に当接するような硬度でシール材
13を仮硬化する。このため、小型基板2a〜2dと上
側透光性基板3の間隙を一定に保持することができる。
【0040】なお、小型基板2a〜2dを順に乗せてい
くとき、小型基板2a〜2dを相互に密着させるのでは
なく、そのつなぎ合わせ部にまたがって各小型基板2a
〜2dにおける画素ピッチが一定に保たれる程度に、か
つ非透光性パターン6の下に隠れる範囲内で、上記間隙
7のような若干のクリアランスを持たせると良い。これ
は、次のような理由による。
【0041】小型基板2a〜2dを作製する場合に、通
常、アクティブ素子や画素電極を設けた小型基板を大き
な基板上に複数作製してから分断し、分断した小型基板
を検査して良品のみを選択している。このため、良品と
しての小型基板2a〜2dの分断面には、切断による細
かい凹凸が形成されている。上記のように若干のクリア
ランスを持たせて小型基板2a〜2dを配置するのは、
分断面に形成されている凹凸をそのままにしておける利
点がある。
【0042】というのは、この凹凸を研磨器等で研磨し
て平行にしようとする場合には、量産効率が低下しコス
トアップにつながるという第1の問題点が有る。また、
特にTFT素子等を備えたアクティブマトリクス型液晶
表示装置は、塵、ほこりを非常に嫌うため、分断時に発
生する塵、ほこりが良品率を低下させるという第2の問
題点が有る。さらに、アクティブ素子は静電気に弱く、
研磨時に発生する静電気によって素子破壊がおこるとい
う第3の問題点が有る。したがって、凹凸の研磨工程を
省略することによって、これらの問題点を回避すること
ができる。
【0043】(3)次に、図3(c)に示すように、全
ての小型基板2a〜2dを乗せ、小型基板2a〜2dと
上側透光性基板3との対向間隔を均一な所定値に設定す
る調整を行い、上記シール材13を本硬化する。
【0044】(4)上記(1)〜(3)と同様な方法
で、上記ギャップ材12を用いて下側透光性基板4を小
型基板2a〜2dに一定の間隙を保持するよう対向さ
せ、シール材13を用いて上記両者を接続する。
【0045】(5)その後、液晶9・10を上側透光性
基板3と下側透光性基板4の間に注入する。
【0046】さて、上記液晶表示装置の作製例では、ス
ペーサとしてギャップ材12を用い、ギャップムラの発
生を防止しようとしている。しかし、小型基板2a〜2
dと上側透光性基板3との間隙の調整を小型基板2a〜
2d毎に個別に行うため、どうしてもその間隙に微妙な
ずれが起こっていた。このため液晶表示パネルに色むら
が発生し、表示品位の低下が発生していた。
【0047】図2(b)は上記間隙のずれを示す1例
で、ギャップg1 は、上側透光性基板3と小型基板2a
との間隙を表し、ギャップg2 は、上側透光性基板3と
小型基板2dとの間隙を表しており、例えば、g1 <g
2 となっている。この場合、同一の表示色に対して、小
型基板2aと小型基板2dとの間で色むらが発生する。
【0048】そこで上記色むらを補正するための構成を
次に説明する。現在、この色むらをカメラ等で測定し、
その測定データを標準データと比較し、一画素ごとに補
正用データを抽出し、さらにこの補正用データを補正用
データメモリに記憶させ、前記表示用信号に補正用信号
を加えて補正する液晶表示装置が提案されている。
【0049】しかし、液晶表示パネルの色むらは、画素
単位よりも小型基板ごとの方が目立つため、上記のよう
に画素単位で補正を行う液晶表示装置の必要性はない。
そこで、本発明では、液晶表示パネル1のギャップムラ
を画素単位ではなく小型基板ごとに補正するため、図1
に示すように、主制御装置22、表示制御装置23、画
像処理装置21、テーブル制御装置24および撮像手段
20、テーブル25からなる駆動装置を設ける。なお、
撮像手段20、上記画像処理装置21、主制御装置2
2、表示制御装置23は、請求項1記載の補正手段を構
成している。
【0050】上記撮像手段20は、液晶表示パネル1の
画面を撮影し、アナログの画像情報を画像処理装置21
に出力する。画像処理装置21は、入力した画像情報を
A/D変換し、例えば液晶表示パネル1の画面の明暗を
示す撮像データを生成する。
【0051】また、主制御装置22には、予め液晶表示
パネル1の標準となる画面表示を、サンプルデータとし
て記憶しているメモリが設けられており、上記撮像デー
タと比較するよう作動する。こうして画像の補正用デー
タが主制御装置22によって抽出される。
【0052】上記表示制御装置23は、図4に示すよう
に、共通電極駆動回路23eを備えており、液晶表示パ
ネル1の共通電極5a〜5dそれぞれに図5(a)に示
す共通電極信号を供給している。なお、この共通電極信
号では、半周期が1垂直走査期間に相当する。すなわ
ち、共通電極5a〜5dに1垂直走査期間、一定の電圧
が印加されている。
【0053】さらに、表示制御装置23は、図4に示す
ように上記補正用データをもとに液晶表示パネル1の画
面表示を補正するため、共通電極駆動回路23eと各共
通電極5a〜5dとの間に増幅回路23a〜23dを設
けている。
【0054】この増幅回路23a〜23dは、上記補正
データに基づいて増幅率を変えることによって、共通電
極5a〜5dに送られる共通電極信号の電圧値を変える
ことができる。従って、補正したい画面表示の共通電極
に対する増幅回路だけを操作すればよい。そのため、こ
の増幅回路23a〜23dは、各共通電極5a〜5dに
対応するよう4個設けられ、各出力はそれぞれ共通電極
5a〜5dに接続されている。
【0055】また、図1に示すように、テーブル制御装
置24は、テーブル25に接続され、テーブル25の傾
斜の調整を行うことができる。これは、テーブル25に
載せる液晶表示パネル1の画面を上記撮像手段20で撮
影するとき、画面が撮像手段20のカメラレンズに対し
て平行になるよう操作するためである。
【0056】なお、主制御装置22は、表示制御装置2
3、画像処理装置21およびテーブル制御装置24に接
続され、各装置21、23、24の制御タイミングの調
整等も行っている。
【0057】次に、上記駆動装置の動作について説明す
る。まず、図1に示すように、テーブル25上に、画面
を真上に向けて液晶表示パネル1を載せる。次に、表示
制御装置23に設けられた共通電極駆動回路23eから
共通電極5a〜5dに共通電極信号を送るとともに、小
型基板2a〜2dの画素電極に表示用信号を送り、画像
パターンを液晶表示パネル1の画面に表示する。
【0058】このとき、液晶表示パネル1の全面に同一
色を表示させるようにすれば、記憶すべきサンプルデー
タが一種類で済み、また撮像データとサンプルデータと
の比較処理や、補正用データの抽出処理が簡素化され
る。すなわち、小さなメモリ容量および簡単な回路構成
で、小型基板2a〜2d同士の表示色の違いを容易に把
握することができる。
【0059】さらに上記液晶表示パネル1の画面を撮像
手段20で真上から撮像し、その画像情報を画像処理装
置21でA/D変換し、撮像データを生成する。このと
き、液晶表示パネル1の画面と撮像手段20のレンズを
平行に保つようテーブル制御装置24でテーブル25の
傾斜を調節する。
【0060】この撮像データと、予め主制御装置22の
メモリに記憶されているサンプルデータを主制御装置2
2で比較し、サンプルデータと違っていた場合、サンプ
ルデータと撮像データとの差に対応する補正用データに
基づいて、表示制御装置23に設けられた増幅回路23
a〜23dの増幅率を変えることによって共通電極信号
の電圧を調整し、補正された共通電極信号を共通電極5
a〜5dに送る。
【0061】共通電極信号は表示制御装置23から共通
電極5a〜5dのそれぞれに印加されているので、共通
電極信号の電圧を変えると1つの小型基板全体の表示色
が変わる。従って、小型基板2a〜2d同士の色むらを
補正するには、サンプルデータの色から外れた小型基板
の共通電極信号の電圧のみ補正すればよい。これによっ
て、小型基板2a〜2dごとの液晶表示パネルの色むら
を無くすことができる。
【0062】1例として、各小型基板2a〜2dと上側
透光性基板3の間隙を5μmが標準となるように設定
し、図1に示すように、ギャップg1 よりもギャップg
2 の方が大きいとした場合、小型基板2a側の色は正常
で、小型基板2d側の色はサンプルデータより白っぽ
く、異常な表示色を呈する。
【0063】そこで図5(b)に示すように、共通電極
駆動回路に接続している増幅回路の増幅率を変えること
により電圧を上げ、ギャップg2 に印加する共通電極信
号を補正すれば、小型基板2dの表示色は正常となり、
小型基板2a・2d間の色むらが解消される。
【0064】なお、増幅器は、例えば可変抵抗とオペア
ンプを組合せたものなど一般に用いられているものでよ
く、可変抵抗の値を最適な増幅率とする値に固定してお
けばよいのでメモリ等の必要はなく、簡単な回路で実現
でき、消費電力・コストの面から非常に有利である。ま
た、上記補正用データに基づいて補正電圧を生成し、そ
れによってトランジスタのベース電圧を変え、増幅率を
変えるタイプの増幅回路を採用してもよい。この結果、
互いに小型基板同士のギャップムラに起因する液晶表示
パネルの色むらはなくなり、非常に表示品位の高い画像
が得られる。
【0065】なお、上記実施例では、間隙が基準より大
きい場合で説明したが、逆に狭い場合でも適用できる。
この場合、その間隙に印加する共通電極信号の電圧を下
げ、共通電極信号を補正する。また、アクティブマトリ
クス型液晶表示装置で説明したが、それに限らずDUT
Y型やポリマ分散型液晶、高分子液晶等様々なタイプの
液晶表示装置に本発明を適用することも可能である。
【0066】次に、図6を用いて複数個の液晶表示装置
を用いて形成した場合の液晶表示装置について説明す
る。A・B・C・Dはそれぞれ独立した液晶表示装置
で、各液晶表示装置とも検査済で良品のものを使用し、
上記4個の液晶表示装置を平面上に並べ、1つの液晶表
示装置として組み立てる。
【0067】組み立てた後に、前記実施例記載の方法で
ギャップムラの検査を行なう。そして、同一の表示色に
対する表示色が基準色から外れた液晶表示装置を共通電
極の電圧を補正することにより表示色をあわせ、正しい
表示にする。なお、液晶表示装置は4枚使用する場合の
み説明したが、この限りではなく、他の枚数でも適用可
能である。
【0068】また、上記実施例では、共通電極に印加す
る共通電極信号で補正を行なったが、その限りではな
く、各小型基板2a〜2dに印加する画素電極信号で補
正することも可能である。その場合、画素電極信号を一
律に基準電圧に設定した後、基準色が基準色から外れた
小型基板に印加している画素電極信号の電圧を補正すれ
ばよい。このとき、共通電極は複数に分割する必要はな
く、上側透光性基板3上の一面に形成すればよい。
【0069】なお、上述では小型基板毎に補正を行って
いるが、画素電極信号でTAB等の表示信号IC毎に補
正を行うと、より細かい制御が可能である。この場合、
共通電極を表示信号IC毎の大きさに、例えば、ストラ
イプ形状に形成して共通電極信号で補正を行うこともで
きる。このとき、共通電極の分割数は、各小型基板の枚
数以上に分割してもよい。
【0070】また、上述では、液晶表示パネル1の色む
らの原因として、ギャップムラによって起こる場合のみ
説明したが、その他にもカラーフィルタ、バックライト
等によって起こる場合もある。例えばカラーフィルタの
場合、表示面積を大きくするため、上記カラーフィルタ
を複数枚平面上に並べて1枚に形成するが、このときカ
ラーフィルタ1枚1枚毎に表示色が微妙に違ってくる。
しかし、本発明の補正手段を適用し、上記カラーフィル
タを1枚毎に補正すれば、表示の色むらは解消される。
また、バックライトの場合も、画面を大型化すると上記
バックライトが複数必要になるが、本発明の補正手段と
同様の補正手段を用いれば、1本1本の明るさの違いを
補正でき、表示の色むらは解消される。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の液晶表示装置では、同一の表示色に対する液晶表示装
置の画面の色むらを、小型基板を単位として補正する補
正手段を設けている構成である。
【0072】これにより、補正用データを抽出する処理
が、従来のように、画素毎に補正用データを抽出する場
合に比べて簡単になる。その上、補正用データのデータ
量も非常に少なくて済む。
【0073】この結果、補正用データを抽出するための
回路規模や、補正用データを一時的に記憶しておくため
のメモリの容量を小さくすることができ、画素を単位と
して色むらを補正する従来の液晶表示装置より消費電力
や製造コストを大幅に抑えることができるという効果を
奏する。
【0074】請求項2に記載の液晶表示装置では、共通
電極を各小型基板に対応するように複数に分割し、各共
通電極に印加する共通電極信号の電圧を共通電極毎に変
える補正回路を備えている構成である。
【0075】それゆえ、共通電極信号は、同一の表示色
に対して一定の電圧値が定まるから、表示色が標準色か
らずれている共通電極のみに対して、補正した共通電極
信号を印加することにより、表示色を補正することがで
きる。すなわち、共通電極信号の電圧を共通電極毎に変
えるだけで、小型基板を単位として表示色の違いを容易
に補正することができるという効果を奏する。
【0076】請求項3に記載の液晶表示装置は、小型基
板同士の表示色の違いに基づいて各共通電極に印加する
共通電極信号の電圧の増幅率が変わる増幅回路を備えて
いる構成である。
【0077】これにより、この増幅回路が、例えば、可
変抵抗とオペアンプを組合せたものなど一般に用いられ
ているものでよく、簡単な回路で、しかも消費電力が少
ないもので実現できるという効果を奏する。
【0078】請求項4に記載の液晶表示装置は、子機と
して用いた複数個の液晶表示装置同士の同一の表示色に
対する表示色の違いを、子機としての液晶表示装置を単
位として補正する。
【0079】これにより補正用データを抽出するための
回路規模や、補正用データを一時的に記憶しておくため
のメモリの容量を小さくすることができ、従来の液晶表
示装置より消費電力や製造コストを大幅に抑えることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶表示装置の構成を模式的に示
す説明図である。
【図2】本発明に係る液晶表示装置の一実施例に関し、
(a)は液晶表示パネルの外観を概略的に示す斜視図、
(b)は(a)のX−X線に沿う縦断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、上記液晶表示パネルの作製
工程の一例を段階的に示す縦断面図である。
【図4】図1に示す表示制御装置の構成および共通電極
の配置例を概略的に示す説明図である。
【図5】(a)は、上記液晶表示パネルが備える共通電
極に印加する共通電極信号を示す波形図であり、(b)
は補正した共通電極信号の一例を示す波形図である。
【図6】本発明に係る液晶表示装置の一実施例に関し、
複数の液晶表示装置を用いて1枚の画面を構成する場合
を示す説明図である。
【図7】従来の液晶表示装置に関し、(a)は液晶表示
パネルの外観を概略的に示す斜視図、(b)は(a)の
Y−Y線に沿う縦断面図である。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 2a〜2d 小型基板 3 上側透光性基板(共通基板) 4 下側透光性基板 5a〜5d 共通電極 20 撮像手段(補正手段) 21 画像処理装置(補正手段) 22 主制御装置(補正手段) 23 表示制御装置(補正手段) 23a〜23d 増幅回路(補正回路) 23e 共通電極駆動回路(補正回路) g1 ギャップ g2 ギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の画素に対応する画素電極が少なくと
    も形成された小型基板の複数枚を、画素ピッチが均一な
    1枚の平板状の画素基板を構成するように配置し、共通
    電極が形成された共通基板が、上記画素基板にほぼ対応
    した広がりを持って対向して配され、少なくとも画素基
    板と共通基板との間に液晶を保持した液晶表示装置にお
    いて、 同一の表示色に対する液晶表示装置の画面の色むらを、
    小型基板を単位として補正する補正手段を設けたことを
    特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】上記補正手段は、上記共通電極を各小型基
    板に対応するように複数に分割し、各共通電極に印加す
    る共通電極信号の電圧を共通電極毎に変える補正回路を
    備えていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示
    装置。
  3. 【請求項3】上記補正回路は、小型基板同士の表示色の
    違いに基づいて増幅率が変わる増幅回路であることを特
    徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】子機としての液晶表示装置を平面上に隣接
    させ、親機としての一つの液晶表示装置を構成した液晶
    表示装置において、同一の表示色に対する子機としての
    液晶表示装置同士の表示色の違いを、子機としての液晶
    表示装置を単位として補正する補正手段を設けたことを
    特徴とする液晶表示装置。
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