JPH08278328A - なぞり測定装置の集合電極 - Google Patents

なぞり測定装置の集合電極

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JPH08278328A
JPH08278328A JP12987395A JP12987395A JPH08278328A JP H08278328 A JPH08278328 A JP H08278328A JP 12987395 A JP12987395 A JP 12987395A JP 12987395 A JP12987395 A JP 12987395A JP H08278328 A JPH08278328 A JP H08278328A
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JP
Japan
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contact
under test
conductive
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circuit under
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Application number
JP12987395A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Yoneoka
岡 義 典 米
Masaru Kaneko
子 勝 金
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Adtec Engineering Co Ltd
Original Assignee
Adtec Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検回路Cをキズ付ける危険がなく、安定し
た検出信号を得ることのできるなぞり測定装置の集合電
極を提供する。 【構成】 導電性ローラ1はゴム等の弾性体からなり、
被検回路Cに対して回転接触し、集合電極として機能す
る。導電性ローラ1は所定圧で被検回路Cに押圧され、
接触部にツブレが生じ、所定の接触長さLを得るように
なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はなぞり測定装置の集合
電極に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の回路検査には、なぞり方
式と呼ばれる摺動接触方式の検査が行われている。この
方式では回路の一方の端部にブラシ状の集合電極を接触
させ、他方の端部に針状電極を接触させて、回路を横断
する方向に走行させて、短時間で多数の回路の状態を検
査する構成になっている。針状電極は回路の1本1本に
接触させる必要があるが、集合電極は複数の回路に同時
に接触させれば良く、且つ接触不良が生ずることがない
ように接触面積を大きくする方が望ましいため、現在で
はブラシ状の電極を用いて摺動接触させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ブラシ状の集
合電極は、被検回路にキズを付ける可能性がある上、ブ
ラシの毛先の状態によりその抵抗値が変化して測定誤差
を生じ易い等の欠点がある。本発明は上記した従来技術
の問題点を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明のなぞり測定装置の集合電極は、導電
性を備え、なぞり測定装置の走行に対応して被検回路に
回転接触する回転体を有する、ことを特徴とする。回転
体は被検回路と回転接触するため、被検回路にキズを付
ける危険がない。また、ブラシ電極のように毛先が変化
することがなく、安定した接触を保てる。この回転体は
導電性を有する弾性材から構成されのが望ましく、所定
の圧力で被検回路に押圧されることにより被検回路との
接触長さが拡大されるようにするのが望ましい。また、
弾性体を押圧することにより被検回路との接触も確実に
なる。導電性を有する弾性体としては、導電性ゴムや導
電性合成樹脂を使用することができる。回転体全体を導
電性弾性体で形成しても良いが、被検回路と接触する部
分のみを導電性弾性体で形成するようにすることも可能
である。また該回転体は複数備えるようにしても良く、
これをなぞり方向にずらして配置することにより各回転
体の接触長さを合計した接触長さを得ることができる。
また、回転体を紐状に形成し、これを2つの車輪間に掛
け回して、該車輪と車輪の間隔において紐状体を被検回
路に接触させるようにしても良い。この構成の場合、接
触長を任意に拡大できる利点がある。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。弾力性を有する導電性のゴム製の導電性ローラ1
は、なぞり測定装置の走行方向、即ち図1に示すように
被検回路Cを横断する方向に走行しつつ回転接触する。
導電性ローラ1には上方から所定圧で押圧されており、
被検回路Cとの接触部においてツブレが生じ、このツブ
レにより所定の接触長さLを得るようになっている。導
電性ローラ1の材質としては他に導電性の合成樹脂等が
使用可能である。また、ローラ全体を導電性ゴムや合成
樹脂で形成する必要はなく、被検回路Cと接触する外周
部に弾性を有する導電性ゴム或いは弾性を有する導電性
合成樹脂を使用するようにしても良い。この導電性ゴム
又は合成樹脂の部分を着脱可能としておけば、摩耗した
時にその部分のみを交換すれば良く、経済的である。
【0006】このような導電性ローラ1は図2に示すよ
うに複数設けることも可能であり、この場合なぞり方向
(走行方向)に図示するようにずらして配置し、各導電
性ローラ1、1の接触長さL、L’を合計した接触長さ
L+L’を得るようにしても良い。このような複数の導
電性ローラ1を電気的に互いに接続しておけば、集合電
極としては接触長さL+L’を有することになる。
【0007】図3の実施例では、回転体としてキャタピ
ラ形状のものを用いている。即ち、2つの車輪3、3に
導電性ベルト2を掛け回して、被検回路Cに走行接触さ
せるように構成されている。この構成によれば車輪3の
軸間距離の接触長さLを得ることが出来る。またそれほ
ど大きな力で導電性ベルト2を被検回路Cに対して押圧
する必要もない等の利点がある。また、接触長さLの部
分に接触を促進するための補助ローラ4等の補助具を設
けることも可能である。導電性ベルト2としては、同様
に導電性のゴムや合成樹脂が使用可能であり、例えば導
電性のOリング等を使用しても良い。
【0008】図4及び図5に集合電極装置の全体構造の
一例を示す。この実施例では回転体としてプーリ5の外
周に導電性Oリング6を装着したものを用いている。こ
の回転体を支持バー9の側部にグリースレスベアリング
7を介して装着した構造になっている。支持バー9も同
様に導電性であり、支持バー9上に設けられた信号検出
ターミナル8から検出信号を導くように構成されてい
る。この支持バー9は絶縁ブッシュ10を介して電気的
に絶縁されて保持機構11に装着されている。保持機構
11には押し下げネジ12が設けられており、この押し
下げネジ12を調整することにより、支持バー9の上下
位置、即ち導電性Oリング6の上下位置を調節して被検
回路Cに対する押圧力を調整して、導電性Oリング6の
被検回路Cとの接触長さLを調整できるようになってい
る。固定ネジ13は所定位置で支持バー9の位置を固定
するためのネジである。
【0009】以上説明した実施例では、導電性ローラ1
或いは導電性ベルト2及び導電性Oリング6は回転しな
がら被検回路Cに接触するから、被検回路Cをキズ付け
る危険がなく、しかも良好な接触を保てるから安定した
検出信号を得ることができる。また、被検回路Cとの接
触長さLも被検回路Cへの押圧力を変えたり、或いは回
転体の数量を増加することにより任意に調整可能であ
る。また図3の構成により、長い接触長さLを簡単に得
ることが可能である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明のなぞり測定
装置の集合電極は、被検対象物を傷つける危険がなく、
安定した検査を行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】本発明の他の実施例を示す正面図。
【図3】本発明の更に他の実施例を示す正面図。
【図4】本発明の更に他の実施例を示す正面図。
【図5】図4の実施例の回転体部分の右側面図。
【符号の説明】
1:導電性ローラ、2:導電性ベルト、3:車輪、4:
補助ローラ、5:プーリ、6:導電性Oリング、7:グ
リースレスベアリング、8:信号検出ターミナル、9:
支持バー、10:絶縁ブッシュ、11:保持機構、1
2:押し下げネジ、13:固定ネジ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を備え、なぞり測定装置の走行に
    対応して被検回路に回転接触する回転体を有する、 ことを特徴とするなぞり測定装置の集合電極。
  2. 【請求項2】 回転体が導電性を有する弾性材から構成
    され、所定の圧力で被検回路に押圧されることにより被
    検回路との接触長さが拡大される、 請求項1に記載のなぞり測定装置の集合電極。
  3. 【請求項3】 複数の回転体をなぞり方向にずらして配
    設することにより、被検回路との接触長さを拡大した、 請求項1又は2に記載のなぞり測定装置の集合電極。
  4. 【請求項4】 回転体が2つの車輪間に掛け回された紐
    状体であり、該車輪と車輪の間隔において紐状体を被検
    回路に接触させる、 請求項1に記載のなぞり測定装置の集合電極。
JP12987395A 1995-04-04 1995-04-04 なぞり測定装置の集合電極 Pending JPH08278328A (ja)

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JP12987395A JPH08278328A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 なぞり測定装置の集合電極

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JPH08278328A true JPH08278328A (ja) 1996-10-22

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ID=15020425

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JP12987395A Pending JPH08278328A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 なぞり測定装置の集合電極

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JP (1) JPH08278328A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10297410B4 (de) * 2001-11-14 2012-01-26 Electro Scientific Industries, Inc. Rollenkontakt mit leitenden Bürsten
KR101273611B1 (ko) * 2011-11-15 2013-06-11 주식회사 오킨스전자 배터리테스트용 단자접촉장치 및 이를 포함하는 배터리성능테스트 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE10297410B4 (de) * 2001-11-14 2012-01-26 Electro Scientific Industries, Inc. Rollenkontakt mit leitenden Bürsten
KR101273611B1 (ko) * 2011-11-15 2013-06-11 주식회사 오킨스전자 배터리테스트용 단자접촉장치 및 이를 포함하는 배터리성능테스트 장치

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