JPH08277710A - 内燃機関の排気微粒子捕集用トラップの再生装置及びその 再生時期検出方法 - Google Patents

内燃機関の排気微粒子捕集用トラップの再生装置及びその 再生時期検出方法

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JPH08277710A
JPH08277710A JP7081004A JP8100495A JPH08277710A JP H08277710 A JPH08277710 A JP H08277710A JP 7081004 A JP7081004 A JP 7081004A JP 8100495 A JP8100495 A JP 8100495A JP H08277710 A JPH08277710 A JP H08277710A
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Kiyoshi Takeuchi
清 竹内
Takaharu Kishishita
敬治 岸下
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 内燃機関の微粒子捕集用トラップ装置におい
て、圧力の非常に低い微粒子捕集用トラップ装置のフィ
ルタの下流側圧力を測定せず、エンジン回転の低い領域
でも安定したフィルタ再生時期が判定できる再生制御装
置及びフィルタ再生時期検知方法の提供。 【構成】 内燃機関の排気マニホ−ルド又はその近傍の
排圧(Pm)を検出する圧力センサ6と、排気微粒子捕
集用トラップ装置4のフィルタ5の入口の圧力(Pf)
を検出する圧力センサ7とを有し、圧力センサ6と圧力
センサ7とにより検出されたそれぞれの圧力を用い演算
式Pf/(Pm−Pf)の演算を行い、該演算結果が所
定値を越えた場合、排気微粒子捕集用トラップ装置4の
フィルタ5再生動作を行う。又は、圧力センサ6と圧力
センサ7とにより検出されたそれぞれの圧力を用い演算
式Pf/(Pm−Pf)の演算を行い、排気微粒子捕集
用トラップ装置4のフィルタ5の微粒子捕集量を検知す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の排気ガス中に
含まれる微粒子捕集用トラップ装置のフィルタの目詰ま
りを検出し、フィルタの再生を行う装置とその再生時期
検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、微粒子捕集用トラップ装置のフィ
ルタの再生時期の決定方法としては、フィルタの上流側
の排気圧力と下流側の排気圧力との差圧、又は上流側圧
力を測定し、この値が所定値以上になったときに目詰ま
りと判断し微粒子捕集用トラップ装置のフィルタの再生
時期とする方法が特開昭56−115806号に開示さ
れている。これらの圧力測定方法では排気ガス量の変動
やEGRの有無により検出圧力が異なるため、フィルタ
の目詰まりを正確に判断することができず、再生が遅れ
て排圧の異常上昇による運転性の悪化を招いたり、再生
が早すぎることにより、バ−ナ式の再生装置においては
バ−ナ燃料の無駄な消費、電気ヒ−タ式の再生装置にお
いては再生電力の無駄な消費を招いたりする問題点があ
った。
【0003】上記のような問題点を解決するため特開昭
59−126018号には、フィルタの上流側の排気圧
力(P1)と下流側の排気圧力(P2)との差圧(△P
=P1−P2)とフィルタ上流側の圧力との比(△P/
P1)、又はフィルタの上流側の排気圧力と下流側の排
気圧力との比(P2/P1)がフィルタ捕集量に比例す
ることに着目し、△P/P1又はP2/P1が所定値以
上のときバ−ナを作動させる制御装置が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭59−12
6018号に記載された制御装置は、排気ガス量の変動
やEGRの有無による検出圧力の相違があっても圧力の
比を演算しているため再生時期の遅れや、早すぎはない
装置であるが、圧力の非常に低い微粒子捕集用トラップ
装置のフィルタの下流側圧力を測定する必要があり精度
の非常に優れた圧力センサを必要とする。又、エンジン
回転の低い領域ではさらに低い圧力となるためセンサに
よる検出圧力が不安定となり、再生時期を誤判定すると
いう問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
め、本発明は、内燃機関の排気マニホ−ルド又はその近
傍の排圧(Pm)を検出する第1の検出手段と、排気微
粒子捕集用トラップのフィルタの入口の圧力(Pf)を
検出する第2の検出手段とを有し、前記第1の検出手段
と第2の検出手段とにより検出されたそれぞれの圧力を
用い演算式Pf/(Pm−Pf)の演算を行い、該演算
結果が所定値を越えた場合、前記排気微粒子捕集用トラ
ップのフィルタ再生動作を行うことを特徴とする排気微
粒子捕集用トラップの再生装置、又は、内燃機関の排気
マニホ−ルド又はその近傍の排圧(Pm)と、排気微粒
子捕集用トラップのフィルタの入口の圧力(Pf)とを
検出し、それぞれの圧力を用い演算式Pf/(Pm−P
f)の演算を行い、前記排気微粒子捕集用トラップのフ
ィルタの微粒子捕集量を検知することを特徴とする排気
微粒子捕集用トラップの再生時期検出方法が提供され
る。
【0006】
【作用】本発明は、内燃機関の排気マニホ−ルド又はそ
の近傍の排圧(Pm)と排気微粒子捕集用トラップのフ
ィルタの入口の圧力とを検出するので、被検出圧力が高
くなるので排気微粒子捕集用トラップのフィルタの出口
の圧力を検出するのに比較し精度の劣るセンサを使用す
ることができる。さらに、排圧の低いエンジン低回転域
でも安定した圧力検出を行うことができる。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は、本発明の実施例の構成図である。本
図において、1は内燃機関で、2はその内燃機関の排気
マニホ−ルドを示している。3は排気管で、4は微粒子
捕集用トラップ装置であり、その内部には微粒子捕集用
フィルタ5と図示しないが再生用電気ヒ−タとが設置さ
れている。内燃機関1の排気ガスは排気マニホ−ルド2
から排気管3を経由して微粒子捕集用トラップ装置4に
排出される。6は前記排気マニホ−ルド2に設置され排
圧(Pm)を検出する圧力センサであり、7は前記排気
管3の微粒子捕集用トラップ装置4の近傍に設置された
微粒子捕集用トラップ装置のフィルタ入口の圧力を検出
する圧力センサである。圧力センサ6、7は圧電素子等
の圧力を電気信号に変換する変換素子を使用したもので
ある。微粒子捕集用トラップ装置4のフィルタ5の微粒
子捕集量が増加してもPmとPfの差は変らず、一定で
ある。これらの圧力Pf及び差圧(Pm−Pf)は排気
ガス流量に対し2次関数的に増加するが、Pfと差圧
(Pm−Pf)との比をとることにより排気ガス流量の
項を取り除くことができ、Pfと差圧(Pm−Pf)と
の比はフィルタ5の微粒子捕集量に比例する。従って、
予めフィルタ5の微粒子捕集量と、Pfと差圧(Pm−
Pf)の比との関係を実験的に測定し、再生すべき微粒
子捕集量に対するPfと差圧(Pm−Pf)との比を設
定しておき、Pfと差圧(Pm−Pf)との比がその設
定値以上になったときに再生処理を行うことにより最適
条件で再生処理ができる。
【0008】8は前記圧力センサ6及び7の信号を入力
とし再生用電気ヒ−タを制御する制御装置で、本実施例
ではマイクロコンピュ−タ、ROM、RAM及びI/O
から構成される周知の装置である。又、制御装置は内燃
機関1の燃料噴射制御装置を利用することもできる。制
御装置8は処理プログラムがROMに記憶されておりそ
のプログラムに従って圧力センサ6、7の信号の取り込
み、演算処理、フィルタ再生指示等の処理を行う。ま
た、ROMには前記再生すべき微粒子捕集量に対するP
fと差圧(Pm−Pf)との比(設定値)も記憶されて
いる。9は再生用電気ヒ−タの端子を表している。
【0009】では、制御装置8のROMに記憶される制
御プログラムについて図2を基に説明する。図2は制御
のフロ−を示す図でありプログラムそのものではない。
まず、制御プログラムがスタ−トすると圧力センサ6及
び7の信号を取り込む(Pm取り込み、Pf取り込
み)、次にこれらの値を用いてフィルタ入口圧力(P
f)と差圧(Pm−Pf)との比が演算される。この演
算結果と前記のROMに記憶されている再生すべき微粒
子捕集量に対するPfと差圧(Pm−Pf)との比(設
定値)とが比較され、演算結果が大きい場合はフィルタ
の捕集量が再生すべき量に達したものと判断しフィルタ
の再生処理、本実施例の場合は電気ヒ−タに電力を供給
するように指示を出力し、その処理が終了したらプログ
ラムのスタ−トに戻る。一方、前記の演算結果が設定値
よりも小さい場合はフィルタの捕集量が再生すべき量に
達していないと判断しプログラムのスタ−トに戻る。
【0010】以上、本発明を上述の実施例を用いて説明
したが、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であ
り、これらの変形を本発明の範囲から排除するものでは
ない。例として、上述の実施例では再生装置として電気
ヒ−タ式を例に説明したがバーナ式であっても同様な制
御が出来るものであり、又制御装置としてマイクロコン
ピュ−タを使用したものを実施例としたが、比較器や演
算増幅器等の組み合わせで実施可能なことは明白であ
る。
【0011】
【発明の効果】本発明は、内燃機関の排気マニホ−ルド
又はその近傍の排圧(Pm)と排気微粒子捕集用トラッ
プのフィルタの入口の圧力(Pf)とを検出するので、
排気微粒子捕集用トラップのフィルタの出口の圧力を検
出するのに比較し被検出圧力が高くなるので排気微粒子
捕集用トラップのフィルタの出口の圧力を検出するのに
比較し精度の劣るセンサを使用することができ、排圧の
低いエンジン低回転域でも安定した圧力検出を行うこと
ができる。又、排気微粒子捕集用トラップのフィルタの
入口の圧力(Pf)と、排圧(Pm)と排気微粒子捕集
用トラップのフィルタの入口の圧力(Pf)との差圧
と、の比を演算してフィルタの微粒子捕集量を決定して
いるのでエンジン回転数、すなわち排気ガス流量に影響
されないでフィルタの微粒子捕集量を求めることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例の制御フロ−を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…内燃機関、2…排気マニホ−ルド、3…排気管 4…微粒子捕集用トラップ装置、5…フィルタ 6…圧力センサ、7…圧力センサ 8…制御装置、9…再生用電気ヒ−タ端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の排気マニホ−ルド又はその近傍
    の排圧を検出する第1の検出手段と、排気微粒子捕集用
    トラップのフィルタの入口の圧力を検出する第2の検出
    手段とを有し、前記第1の検出手段と第2の検出手段と
    により検出されたそれぞれの圧力を用い所定の演算式で
    演算し、該演算結果が所定値を越えた場合、前記排気微
    粒子捕集用トラップのフィルタ再生動作を行うことを特
    徴とする排気微粒子捕集用トラップの再生装置。
  2. 【請求項2】内燃機関の排気マニホ−ルド又はその近傍
    の排圧と、排気微粒子捕集用トラップのフィルタの入口
    の圧力とを検出し、それぞれの圧力を用い所定の演算式
    で演算し、前記排気微粒子捕集用トラップのフィルタの
    微粒子捕集量を検知することを特徴とする排気微粒子捕
    集用トラップの再生時期検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11339747B2 (en) * 2017-03-24 2022-05-24 Yanmar Power Technology Co., Ltd. Engine device

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