JPH08275237A - 複合無線データ通信システム - Google Patents

複合無線データ通信システム

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JPH08275237A
JPH08275237A JP7074059A JP7405995A JPH08275237A JP H08275237 A JPH08275237 A JP H08275237A JP 7074059 A JP7074059 A JP 7074059A JP 7405995 A JP7405995 A JP 7405995A JP H08275237 A JPH08275237 A JP H08275237A
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JP
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wireless
data
communication
terminal
communication network
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JP7074059A
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English (en)
Inventor
Eiji Kamagata
映二 鎌形
Mutsumi Serizawa
睦 芹澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯端末にて音声通信や低速なデータ通信のみ
ならず、高速な無線伝送を利用した高精細な画像通信や
高速データ通信などを行うことを目的とする。 【構成】データを蓄積する蓄積装置13、データを端末
11に送信する無線送信装置12、蓄積装置13と無線
送信装置12とを接続する第一の通信網14、蓄積装置
13と無線送信装置12とを制御する制御装置15、端
末11から送信される制御信号を受信する無線受信装置
16、無線受信装置16と制御装置15とを接続する第
二の通信網17から構成される。このような構成におい
て、端末11から無線受信装置16を介して制御装置1
5に伝送された制御信号に従って、蓄積装置13に蓄積
されているデータを無線送信装置12を介して端末11
に伝送制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線端末からの要求に
よりデータを伝送する無線通信システムに係り、特に複
数の異なる通信網を有する複合型の無線データ通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信では端末の移動性が向上すると
いう利点があり、従来より携帯型の端末に通信サービス
を提供する移動通信システムとして、PHS(Personal
HandyPhone System )や、テレターミナルなどが知ら
れている。これらの移動通信システムでは、有線通信網
に接続される無線基地局が端末との間で無線通信を行う
ことで、端末の移動性を実現している。
【0003】ところが、このような移動通信システムで
は、比較的広い範囲で通信を行うことを前提としてい
る。したがって、基地局を見通せない所でも通信を行え
るようにする必要があるので、無線搬送波の周波数を高
くすることができず、1つの端末が利用可能な周波数帯
域幅を十分に確保できない。そのため、音声通話等の低
速なデータ通信しか行うことができず、例えばHDTV
(High Definition Television,高画質テレビ)のよう
に高精細な画像通信を実時間で行ったり、ATM(Asyn
chronous Transfer Mode,非同期転送モード)網のよう
に、155Mbpaという高速なデータ通信を行うこと
はできなかった。
【0004】一方、構内においては、イーサネットなど
で構成されるLAN(Local Area Network)で利用する
高速なデータ通信を無線端末に適用した無線LANが普
及している。無線LANは、前述したPHSなどの移動
通信システムに較べると高速伝送が可能である。しか
し、その利用できる範囲は構内の一部に限られており、
また、複数の無線基地局に跨がって移動しながら、実時
間での通信を継続して行うことはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
からあるPHSなどの移動通信システムでは、比較的広
い範囲で通信を行うことを前提としていることから、1
つの端末が利用可能な周波数帯域幅が十分に確保できな
い。このため、音声通話等の低速なデータ通信にしか利
用できず、実時間での高精細な画像通信や高速なデータ
通信を行うことができない問題があった。
【0006】また、無線LANでは、PHSなどの移動
通信システムに較べると高速なデータ伝送を行うことが
できるが、その利用範囲が限定されるため、移動しなが
ら実時間での通信を継続して行うことはできない問題が
あった。
【0007】本発明の目的は、PHSなどの移動通信シ
ステムと高速な無線伝送を行える無線LANなどを組み
合わせて利用することで、小型で軽量な携帯端末にて、
音声通話や低速なデータ通信のみならず、高速な無線伝
送により高精細な画像通信や高速データ通信などを可能
とする複合無線データ通信システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明の複合無線データ通信システムは、データ
を蓄積する蓄積装置と、データを端末に送信する無線送
信装置と、前記蓄積装置と前記無線送信装置とを接続す
る第一の通信網と、この第一の通信網に接続され、前記
蓄積装置と前記無線送信装置とを制御する制御装置と、
前記無線送信装置から送信されるデータの伝送速度と比
較して低速な伝送速度を有し、前記端末から送信される
制御信号を受信する無線受信装置と、この無線受信装置
と前記制御装置とを接続する第二の通信網とから構成さ
れ、前記端末から前記無線受信装置を介して前記制御装
置に伝送された前記制御信号に従って、前記蓄積装置に
蓄積されているデータを前記無線送信装置を介して前記
端末に伝送制御することを特徴とする。
【0009】(2)本発明の複合無線データ通信システ
ムは、データを蓄積する蓄積装置と、データを端末に送
信する無線送信装置と、前記蓄積装置と前記無線送信装
置を接続する第一の通信網と、この第一の通信網に接続
され、前記蓄積装置と前記無線送信装置とを制御する制
御装置と、前記無線送信装置から送信されるデータの伝
送速度と比較して低速な伝送速度を有し、前記端末から
送信される制御信号を受信する無線受信装置と、この無
線受信装置に接続され、前記第一の通信網とは通信手順
およびアドレス体系が異なる第二の通信網と、前記第一
の通信網と前記第二の通信網との間に接続されて、前記
第一の通信網と前記第二の通信網との間で通信手順およ
びアドレスの変換を行う通信手順変換装置とから構成さ
れ、前記端末から前記無線受信装置を介して前記制御装
置に伝送された前記制御信号に従って、前記蓄積装置に
蓄積されているデータを前記無線送信装置を介して前記
端末に伝送制御することを特徴とする。
【0010】(3)本発明の複合無線データ通信システ
ムは、前記(1)または(2)の構成において、前記端
末から前記無線受信装置を介して前記制御装置に伝送さ
れた前記制御信号に従って、前記蓄積装置から前記無線
送信装置または前記無線送信装置から前記端末に至る通
信路の設定および解放を行うことを特徴とする。
【0011】(4)本発明の複合無線データ通信システ
ムは、前記(1)または(2)の構成において、前記端
末から前記無線受信装置を介して前記制御装置に伝送さ
れた前記制御信号に従って、前記蓄積装置から前記無線
送信装置または前記無線送信装置から前記端末に送信さ
れたデータの送達確認もしくは再送要求を行うことを特
徴とする。
【0012】(5)本発明の複合無線データ通信システ
ムは、前記(1)または(2)の構成において、前記第
一の通信網はパケット交換網であり、前記第二の通信網
は回線交換網であることを特徴とする。
【0013】(6)本発明の複合無線データ通信システ
ムは、前記(1)または(2)の構成において、前記第
一の通信網はパケット交換網であり、前記第二の通信網
は回線交換網および回線交換網の制御信号伝送を行う制
御線信号網であることを特徴とする。
【0014】
【作用】前記(1)または(2)の構成によれば、端末
が低速な無線伝送を行う移動通信網(第二の通信網)か
ら情報を要求し、それに応じて高速な無線伝送を行う無
線通信網(第一の通信網)を介してその情報を受信する
ことができる。
【0015】低速な無線伝送を行う移動通信網(第二の
通信網)としては、PHSや携帯電話あるいはテレター
ミナルなどの既存システムを使用することができる。端
末には、低速な無線伝送を行う無線送信機と高速な無線
伝送を行う無線受信機を備えれば良く、高速な無線送信
機を必要としないことから、端末の小型化や低消費電力
化が図れる。
【0016】また、前記(3)の構成によれば、端末に
は高速無線通信路の設定および解放の指示を行うための
高速な無線装置を備える必要がなく、これらの処理を低
速な無線伝送を行う移動通信網(第二の通信網)を介し
て行うことができる。
【0017】また、前記(4)の構成によれば、端末に
はデータの送達確認や再送要求を行うための高速な無線
装置を備える必要がなく、これらの処理を低速な無線伝
送を行う移動通信網(第二の通信網)を介して行うこと
ができる。
【0018】また、前記(5)の構成によれば、LAN
で利用されていたイーサーネットパケット伝送およびT
CP/IP等の伝送制御手順を蓄積装置と無線送信装置
間や無線送信装置と端末間の通信に利用したり、あるい
はPHSや携帯電話などの伝送制御手順を端末と無線受
信装置間や無線受信装置と制御装置間の通信に利用する
ことで、端末から要求するデータを通信網を介して高速
にダウンロードする無線データ通信システムを容易に構
築することができる。
【0019】また、前記(6)の構成によれば、携帯電
話などの公衆移動網で用いられている交換機間の制御信
号網を、無線受信装置と制御装置間の通信に利用するこ
とで、端末から要求するデータを通信網を介して高速に
ダウンロードする無線データ通信システムを容易に構築
することができる。
【0020】
【実施例】まず、本発明を説明する前に、図10および
図11を参照して高速な無線伝送と低速な無線伝送を組
み合わせた無線通信システムについて説明する。前述し
たように、PHSなどの移動通信システムでは、比較的
広い範囲で通信を行うことを前提としていることから、
実時間での高精細な画像通信や高速なデータ通信を行う
ことができない。また、無線LANでは、PHSなどの
移動通信システムに較べると高速なデータ伝送を行うこ
とができるが、その利用範囲が限定され、移動しながら
実時間での通信を継続して行うことはできない。
【0021】そこで、このような問題を解消するため、
図10に示すように、無線基地局の無線ゾーンに比較し
て狭い範囲で高速な無線通信を行うスポットビームと、
このスポットビームに比較して広い範囲で低速な無線通
信を行うワイドビームを組み合わせた無線通信システム
が提案された。
【0022】この無線通信システムは、無線ATM−L
ANを構成しており、無線中継装置との間でATMセル
を送受信することにより通信を行う第1の無線端末、無
線中継装置との間でATMセルを送受信することにより
通信を行い、かつ、バックボーン通信網と通信を行う第
2の無線端末を有する。
【0023】しかしながら、このような構成の無線通信
システムでは、ワイドビームを形成する無線基地局はス
ポットビームを構成する無線基地局と同じATMスイッ
チング装置に接続されることが前提とされている。した
がって、低速な無線通信を行う基地局についても、PH
Sのような移動通信システムを利用することができない
という問題点がある。
【0024】また、端末がスポットビーム用の無線送受
信装置とワイドビーム用の無線送受信装置の両方を装備
するために、端末の小型化や低消費電力化ができないと
いう問題点がある。
【0025】一方、携帯端末から送信する情報量が通信
網を介して受信する情報量と比較すると極めて小さいこ
とに着目し、図11に示すように、上りチャネルと下り
チャネルが非対称の伝送路を有する無線通信システムが
提案された。この無線通信システムでは、高速な無線伝
送については携帯端末では受信専用とすることで、端末
の小型化や低消費電力化を図る。
【0026】なお、図では矢印の太さが伝送路帯域幅を
模擬的に示している。すなわち、下りチャネルは帯域幅
が広く、データ伝送速度が速く、上りチャネルは帯域幅
が狭く、データ伝送速度が遅い。
【0027】しかしながら、このような構成の無線通信
システムにあっては、高速な無線伝送を行う無線装置
と、これに比較して低速な無線伝送を行う無線装置が同
一の基地局にあり、また、それぞれ同一の有線通信網に
接続されることを前提としている。したがって、PHS
のような移動通信システムと無線LANのように高速な
無線伝送が行える無線通信システムの両方を組み合わせ
て有効的に利用することができないという問題点があ
る。
【0028】そこで、本発明では、図10または図11
に示すような無線通信システムの問題点を解消するた
め、PHSなどの移動通信システムと高速な無線伝送を
行える無線LANなどを組み合わせた複合型の無線通信
システムを提案するものである。
【0029】以下、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。 (第1の実施例)まず、本発明の第1の実施例に係る複
合無線データ通信システムについて説明する。
【0030】図1は本発明の第1の実施例としてのシス
テム構成を示す概念図である。第1の実施例において、
本システムは、データを蓄積する蓄積装置13と、デー
タを端末11に送信する無線送信装置12と、蓄積装置
13と無線送信装置12とを接続する第一の通信網14
と、蓄積装置13と無線送信装置12とを制御する制御
装置15と、端末11から送信される制御信号を受信す
る無線受信装置16と、無線受信装置16と制御装置1
5とを接続する第二の通信網17とを有して構成され
る。
【0031】なお、ここでは、制御装置15が第一の通
信網14を介して蓄積装置13に接続されているが、第
一の通信網14を介さずに制御装置15を蓄積装置13
に直接接続することも可能である。すなわち、制御装置
15と蓄積装置13を一緒にして、データの伝送制御を
行う構成としても良い。
【0032】図1の無線送信装置12と端末11間の無
線伝送の搬送波には、マイクロ波やミリ波の電波または
赤外光やレーザ光を用いる。これらの電磁波を用いるこ
とで、固定された無線基地局12から数m〜百m程度の
限られた領域において、無線基地局12と携帯可能な端
末との間で10Mbps程度の高速な無線伝送を行う。
【0033】ここで、端末11には、このような高速な
無線伝送を行う無線受信機のみを備え、端末11からの
高速な無線送信は行わないものとする。また、無線送信
装置12には、高速な無線伝送を行う無線送信機を備え
る。
【0034】一方、図1の端末11と無線受信装置16
間の無線伝送の搬送波には、準マイクロ波やマイクロ波
を用いる。これらの電波を用いることで、固定された無
線基地局から百m〜数km程度の比較的広い範囲で、無
線基地局と移動端末との間で32kbps程度の低速な
通信を行う。
【0035】ここで、端末11には、少なくともこのよ
うな低速な無線伝送を行う無線送信機を備える。また、
無線受信装置16には、少なくともこのような無線受信
機を備える。
【0036】第二の通信網17は、低速な無線伝送を行
う無線受信装置16および制御装置15を収容し、制御
信号などの伝送を行う。したがって、第二の通信網17
としては、音声通話に用いられているPSTN(Public
Switched Telephone network ,公衆交換電話網)やI
SDN(Integrated Services Digital Network ,総合
サービス・ディジタル網)などの公衆網や、PBX(Pr
ivate Branch Exchange ,構内交換機)などの構内電話
網の伝送速度で十分である。
【0037】これに対して、第一の通信網14は、高速
な無線伝送を行う無線送信装置12および蓄積装置13
を収容し、蓄積装置13から無線送信装置12へ画像情
報やファイル等の大容量データを10Mbps程度以上
に高速の伝送を行う必要がある。このような高速な有線
網としては、イーサネットやトークンリングなどの伝送
網を用いたLANが使われており、最近ではATM伝送
交換技術を利用したB−ISDNやATM−LANが開
発されている。したがって、第一の通信網14として、
これらの高速な有線網を用いるものとする。
【0038】次に、第1の実施例の動作を説明する。ユ
ーザが蓄積装置13に蓄積されている画像情報やファイ
ル等の大容量のデータを受信する場合において、まず、
端末11からデータの要求信号を低速な無線通信路を介
して無線受信装置16に送信する。この要求信号は、第
二の通信網17を介して制御装置15に伝送される。
【0039】制御装置15では、要求信号を受信する
と、蓄積装置13と無線送信装置12に対して第一の通
信網14を介してデータ伝送を行うように指示する。無
線送信装置12が蓄積装置13からデータを受信する
と、これを高速な無線通信路を介して端末11に送信す
る。
【0040】この場合、蓄積装置13から無線送信装置
12間および無線送信装置12から端末11間の伝送路
は高速な伝送ができるので、大容量のファイルなども短
い時間で端末11に送信することができる。また、10
Mbps程度の情報量で符号化された動画像について
は、実時間で端末11に伝送し、端末11でそれを表示
することができる。
【0041】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例に係る複合無線データ通信システムについて説明す
る。
【0042】図2は本発明の第2の実施例としてのシス
テム構成を示す概念図である。第2の実施例において、
本システムは、データを蓄積する蓄積装置13と、デー
タを端末11に送信する無線送信装置12と、蓄積装置
13と無線送信装置12を接続する第一の通信網14
と、蓄積装置12と無線送信装置12とを制御する制御
装置15と、端末11から送信される制御信号を受信す
る無線受信装置16と、無線受信装置16が接続される
第二の通信網17と、さらに、第一の通信網14と第二
の通信網17との間の通信手順およびアドレスの変換を
行う通信手順変換装置21とを有して構成される。
【0043】ここで、端末11、無線送信装置12、無
線受信装置16、第二の通信網17、第一の通信網14
のそれぞれについては前述した第1の実施例と同様であ
る。第2の実施例では、第一の通信網14と第二の通信
網17との間に通信手順変換装置21を介在させ、その
通信手順およびアドレスを変換することを特徴とする。
この場合、制御装置15は、第1の実施例と同様、第二
の通信網17を介して受信した制御信号に従ってデータ
の伝送制御を行う。
【0044】なお、図2では、制御装置15が第一の通
信網14を介して蓄積装置13に接続されているが、第
一の通信網14を介さずに制御装置15を蓄積装置13
に直接接続することも可能である。すなわち、制御装置
15と蓄積装置13を一緒にして、データの伝送制御を
行う構成としても良い。
【0045】図3は通信手順変換装置21の構成を示す
図である。通信手順変換装置21は、第一の通信処理部
31、第二の通信処理部32およびアドレス対応表33
を有する。
【0046】第一の通信処理部31は、第一の通信網1
4で用いられる通信手順に従った通信処理を行う。第二
の通信処理部32は、第二の通信網17で用いられる通
信手順に従った通信処理を行う。アドレス対応表33
は、第二の通信網17で宛先識別に用いるアドレス情報
と第一の通信網14で宛先識別に用いるアドレス情報と
を変換するためのものである。
【0047】次に、第2の実施例の動作を説明する。ユ
ーザが蓄積装置13に蓄積されている画像情報やファイ
ル等の大容量のデータを受信する場合において、まず、
端末11からデータの要求信号を低速な無線通信路を介
して無線受信装置16に送信する。無線受信装置16
は、この要求信号を第二の通信網17を介して通信手順
変換装置21に送信する。
【0048】ここで、通信手順変換装置21では、図3
に示すように、第二の通信処理部32が第二の通信網1
7で用いられる通信手順に従って要求信号を受信し、同
一の情報を第一の通信処理部31が第一の通信網14で
用いられる通信手順に従って制御装置15に送信する。
【0049】また、通信手順変換装置21は、第二の通
信網17で宛先識別に用いるアドレス情報と第一の通信
網14で宛先識別に用いるアドレス情報とを変換するた
めのアドレス対応表33を持ち、これに従って要求信号
を送信する時に制御装置15の宛先識別に用いるアドレ
スを定める。
【0050】制御装置15は、要求信号を受信すると、
第一の通信網14を介してのデータ伝送を蓄積装置13
と無線送信装置12に指示する。無線送信装置12が蓄
積装置13からデータを受信すると、これを高速な無線
通信路を介して端末11に送信する。
【0051】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例に係る複合無線データ通信システムについて説明す
る。
【0052】図4は本発明の第3の実施例としてのシス
テム構成を示す概念図である。第3の実施例において、
本システムに設けられた制御装置15は、第一の通信路
と情報の送受を行う第一の送受信部41と、第二の通信
路と情報の送受を行う第二の送受信部42と、第一の通
信網14の通信路の設定・解放を指示する通信路設定・
解放部43と、端末11からのデータの要求信号に基づ
いて通信路設定・解放部43と第一の送受信部41を制
御する制御部44とを有して構成される。
【0053】なお、端末11、無線送信装置12、無線
受信装置16、第二の通信網17、第一の通信網14の
それぞれについては前述した第1の実施例と同様であ
る。図5は第3の実施例におけるデータ要求信号のフォ
ーマットを示す図である。端末11から出されるデータ
の要求信号は、第二の通信網17を介して制御装置15
内の第二の送受信部42に受信される。このデータ要求
信号は、蓄積装置ID番号51、データID番号52、
発信端末ID番号53、その他の情報54からなる。
【0054】次に、第3の実施例の動作を説明する。端
末11からのデータの要求信号が第二の通信網17を介
して制御装置15に伝送されると、第二の送受信部42
によりその要求信号が受信される。この要求信号は、例
えば図5に示すようなフォーマットで記述される。制御
部44は、その要求信号中の蓄積装置ID番号51およ
び発信端末ID番号53から、データを伝送するための
通信路を選択する。
【0055】通信路設定・解放部43は、制御部44に
より選択された通信路を設定するための通信路設定指示
を第一の通信網14の制御機能14aに送信する。通信
路が設定されると、通信路設定・解放部43は蓄積装置
13にデータ送信指示を送り、無線送信装置12にデー
タの中継指示を送る。
【0056】その後、設定された通信路を介して蓄積装
置13から端末11へのデータの伝送が行われる。デー
タの伝送が完了すると、通信路設定・解放部43は通信
路を解放するための通信路解放指示を第一の通信網14
の制御機能14aに送信する。これにより、通信路が解
放される。
【0057】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例に係る複合無線データ通信システムについて説明す
る。
【0058】図6は本発明の第4の実施例としてのシス
テム構成を示す概念図である。第4の実施例において、
本システムに設けられた制御装置15は、第一の通信路
と情報の送受を行う第一の送受信部61と、第二の通信
路と情報の送受を行う第二の送受信部62と、第一の通
信網14の通信路の設定状態を記憶する通信路設定状態
記憶部64と、端末11からの制御信号により第一の通
信網14への送達確認信号や再送要求信号の送信を指示
する制御部63とを有して構成される。
【0059】なお、端末11、無線送信装置12、無線
受信装置16、第二の通信網17、第一の通信網14の
それぞれについては前述した第1の実施例と同様であ
る。次に、第4の実施例の動作を説明する。
【0060】ユーザの要求に従って蓄積装置13から無
線送信装置12を介して端末11にデータが伝送され
る。このとき、無線送信装置12から端末11間の無線
伝送路の通信品質が悪い場合や、蓄積装置13または第
一の通信網14または無線送信装置12の処理すべきデ
ータ量が非常に多い場合などには、伝送されたデータに
誤りがあったり、データが全く伝送されないことが起こ
り得る。したがって、端末11は誤りの無いデータを受
信した際に、その旨を通知する必要がある。
【0061】端末11から送達確認を通知するための制
御信号が出力されると、その制御信号は無線受信装置1
6および第二の通信網17を介して制御装置15に送ら
れる。制御装置12では、第二の送受信装置62により
その制御信号が受信される。これが制御部63によりデ
ータの送達確認を通知する制御信号であることが分かる
と、制御部63は通信路設定状態記憶部64から該当す
るデータの伝送に用いられた通信路や、蓄積装置13、
無線送信装置12のID番号を検索し、送達確認が必要
な装置に送達確認信号を送信する。
【0062】図6では、送達確認信号を無線送信装置1
2に送信する例を示している。この場合には、蓄積装置
13から端末11へ送られるデータは一時的に無線送信
装置12に蓄積され、端末11が正しいデータを受信し
たことが確認されたときに、このデータが消去される。
【0063】一方、無線送信装置12が端末11にデー
タを送信してから、予め設定された時間が経過しても無
線送信装置12が送達確認信号を受信できない場合に
は、端末11が正しいデータを受信していないと判断し
て、無線送信装置12は再度同一のデータを端末11に
送信する。
【0064】この方法では、基地局にデータを一時的に
蓄積する蓄積部を備える必要があるが、端末11が正し
いデータを受信していないことを判断してから端末11
に再度データを送信するまでの遅延時間を少なくするこ
とができる。
【0065】また、端末11が正しいデータを受信でき
なかった際に、蓄積装置13から再度データを送信する
方法もある。この場合には、端末11が正しいデータを
受信すると、送達の確認通知の制御信号を制御装置15
に送信し、制御装置15は蓄積装置13に送達確認信号
を送信する。
【0066】ところが、蓄積装置13が無線送信装置1
2を介して端末11にデータを送信してから、予め設定
された時間が経過しても蓄積装置13が送達確認信号を
受信できない場合には、端末11が正しいデータを受信
していないと判断して、蓄積装置13は再度同一のデー
タを端末11に送信する。この方法では、無線送信装置
12にはデータの蓄積部を持つ必要がないため、無線送
信装置12の構成を簡単化できる。
【0067】また、制御装置15が蓄積装置13または
無線送信装置12に対して再送要求信号を送信する方法
もある。この場合には、端末11が正しいデータを受信
すると、送達の確認通知の制御信号が制御装置15によ
り受信される。
【0068】ところが、制御装置15が蓄積装置13お
よび無線送信装置12に対して端末11へのデータ伝送
を指示してから予め設定された時間が経過しても、制御
装置15が端末11からのデータの送達の確認通知が受
信できない場合には、端末11が正しいデータを受信し
ていないと判断して、蓄積装置13または無線送信装置
12に対して端末11へ再度同一のデータを送信する再
送要求信号を送信し、蓄積装置13または無線送信装置
12は再度同一のデータを端末11に送信する。
【0069】(第5の実施例)次に、本発明の第5の実
施例に係る複合無線データ通信システムについて説明す
る。
【0070】図7は本発明の第5の実施例としてのシス
テム構成を示す概念図である。第5の実施例において、
本システムは、データを蓄積するファイルサーバ72
と、データを端末11に無線送信する無線LAN送信局
71と、ファイルサーバ72と無線LAN送信局71を
接続するLAN73と、ファイルサーバ72と無線LA
N送信局71とを制御する制御装置15と、端末11か
ら送信される制御信号を受信するPHS基地局74と、
PHS基地局74が接続されるPBX(PrivateBranch
Exchange ,構内交換機)75と、LAN73とPBX
75間での通信手順およびアドレスの変換を行う通信手
順変換装置21とを有して構成される。
【0071】図7における端末11とPHS基地局74
間のインターフェースには、PHS無線インターフェー
スの標準規格であるRCR STD−28を用いる。ま
た、LAN73の伝送路としてイーサネットやATM等
を用い、ネットワーク/トランスポート層プロトコルと
してはインターネットでの利用が増加しているTCP/
IPプロトコル等を用いる。
【0072】無線LAN送信局71には、RCRで規格
化されている無線LAN BシステムまたはCシステム
あるいはIEEE802.11委員会で標準化が進めら
れている無線LANなど、従来のLANとの接続が可能
な構成とする。端末11にはPHS送受信機能および無
線LAN受信機能が備えられる。
【0073】次に、第5の実施例の動作を説明する。ユ
ーザがファイルサーバ72に蓄積されている画像情報や
ファイル等の大容量のデータを受信する場合において、
まず、端末11からPHS基地局74を介して回線接続
をPBX75に要求する。端末11は、データの要求信
号を、設定された無線回線を用いてPHS基地局に送信
する。
【0074】PHS基地局74は、この要求信号をPB
X75を介して通信手順変換装置21へ送信する。通信
手順変換装置21は、受信した要求信号内の情報をIP
データグラムに入れて制御装置15へ送信する。
【0075】ここで、通信手順変換装置21はPBX7
5で宛先識別に用いる例えばE.164で表現される電
話番号をLAN73で宛先識別に用いるIPアドレスに
変換するためのアドレス対応表を持つ。通信手順変換装
置21は、このアドレス対応表に従って、要求信号を送
信する時の制御装置15の宛先識別に用いるIPアドレ
スを定める。
【0076】制御装置15は、要求信号を受信すると、
LAN73を介してのデータ伝送をファイルサーバ72
に指示する。無線LAN送信局71は、ファイルサーバ
72からデータを受信すると、これを高速な無線通信路
を介して端末11に送信する。
【0077】このように、第5の実施例では、第一の通
信網としてLAN73、第二の通信網としてPBX75
を用いてシステムを構築し、端末11からの要求に従っ
たデータ伝送制御を行う。
【0078】なお、ここでは、図2に示すような通信手
順変換装置21を有する場合を想定して説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、例えば図1に示すよう
な通信手順変換装置21を有さないシステムでも適用可
能である。
【0079】(第6の実施例)次に、本発明の第6の実
施例に係る複合無線データ通信システムについて説明す
る。
【0080】図8は本発明の第6の実施例としてのシス
テム構成を示す概念図である。第6の実施例において、
本システムは、データを蓄積する蓄積装置13と、デー
タを端末11に送信する無線送信装置12と、蓄積装置
13と無線送信装置12を接続するパケット交換網81
と、蓄積装置13と無線送信装置12とを制御する制御
装置15と、端末11から送信される制御信号を受信す
る無線受信装置16と、無線受信装置16が接続される
公衆電話網82と、公衆電話網82の制御信号が伝送さ
れる共通線信号網83と、パケット交換網81と共通線
信号網83での通信手順およびアドレスの変換を行う通
信手順変換装置21とを有して構成される。
【0081】次に、第6の実施例の動作を説明する。ユ
ーザが蓄積装置13に蓄積されている画像情報やファイ
ル等の大容量のデータを受信する場合において、まず、
端末11から無線受信装置16を介して回線接続を要求
する。端末11は、データの要求信号を、設定された無
線回線を用いて無線受信装置16に送信する。
【0082】無線受信装置16は、この要求信号を公衆
電話網82および共通線信号網83を介して通信手順変
換装置21へ送信する。通信手順変換装置21は、受信
した要求信号内の情報をパケット化して制御装置15へ
送信する。
【0083】ここで、通信手順変換装置21は、公衆電
話網82で宛先識別に用いる例えばE.164で表現さ
れる電話番号をパケット交換網81で宛先識別に用いる
アドレス情報に変換するためのアドレス対応表を持つ。
通信手順変換装置21は、このアドレス対応表に従っ
て、要求信号を送信する時の制御装置15の宛先識別に
用いるアドレスを定める。
【0084】制御装置15は、要求信号を受信すると、
パケット交換網81を介してのデータ伝送を蓄積装置1
3に指示する。無線送信装置12は、蓄積装置13から
データを受信すると、これを高速な無線通信路を介して
端末11に送信する。
【0085】このように、第6の実施例では、第一の通
信網としてパケット交換網81、第二の通信網として公
衆電話網82および共通線信号網83を用いてシステム
を構築し、端末11からの要求に従ったデータ伝送制御
を行う。
【0086】なお、ここでは、図2に示すような通信手
順変換装置21を有する場合を想定して説明したが、本
発明はこれに限るものではなく、例えば図1に示すよう
な通信手順変換装置21を有さないシステムでも適用可
能である。
【0087】次に、本システムで用いられる端末11の
構成について説明する。図9は端末11の構成を示す図
である。図9に示すように、端末11は、高速な無線伝
送を行うための高速伝送用アンテナ91と、高速無線受
信部92と、低速な無線伝送を行うための低速伝送用ア
ンテナ93と、送受共用器94と、低速無線受信部95
と、低速無線送信部96と、受信データを蓄える蓄積部
97と、画像の表示や音声出力を行う出力部98と、キ
ーボードやマウスポインタからの入力や音声の入力を行
う入力部99と、無線通信路の設定および解放やデータ
要求などの制御を行う制御部100とを有して構成され
る。この構成の端末11には高速な無線送信機能を持つ
必要がないので、端末の低消費電力化および小型化が図
れる。
【0088】なお、図9では、高速伝送用アンテナ91
と低速伝送用アンテナ93をそれぞれ別に示している
が、これらを高速無線および低速無線の送信部/受信部
で共用する実施でも良く、端末の重量や大きさに占める
アンテナの重量や大きさの割合が大きい場合には端末の
小型化や軽量化に有効である。
【0089】また、図9では、低速な無線伝送を行うた
めの低速無線受信部95が備えられる構成としている
が、この低速無線受信部95がない構成でも良い。次
に、このようにして構成される端末11の動作を説明す
る。
【0090】ユーザは端末11の入力部99において、
例えば音声、キーボードまたはマルチウィンドウインタ
ーフェースの画面上でのマウスポインタ等の操作によ
り、蓄積装置13やデータのID番号など、要求するデ
ータを識別するための情報を入力する。
【0091】制御部100では、この入力情報に基づい
て制御装置15との間の通信路の接続要求を低速無線送
信部96から送信する。続いて、設定された通信路を介
して要求データの識別情報を低速無線送信部96から制
御装置15に送信する。
【0092】ここで、制御装置15がデータの要求信号
を受信した時に確認信号を端末11に送信する方法を用
いる場合には、その確認信号を低速無線受信部95が受
信することで、データの要求信号に誤りが生じていた際
に、その誤り検出にかかる時間を短縮できる。
【0093】一方、要求したデータは高速無線受信部9
2が受信する。高速無線受信部92では、受信したデー
タに誤りや抜けがないかを、データに付加された誤り検
出符号や順序番号を用いて検査し、その結果を制御部1
00に通知する。
【0094】制御部100では、データの正当性が確認
されると、低速無線送信部96を介して送達確認通知の
制御信号を送信する。また、データに誤りが検出される
と、制御部100は低速無線送信部96を介して再送要
求信号を送信する。
【0095】この場合、高速無線受信部92が受信する
データの伝送誤り率が極めて小さい場合には、データに
予め誤り訂正符号を付加しておく方法が有効であるた
め、高速無線受信部92にて誤り訂正を行うようにす
る。
【0096】高速無線受信部92が受信し、誤り制御に
より正当性が確認できたデータには、情報源符号の復合
化処理が施される。この後、出力部98にて、画像表
示、文字表示または音声出力など、ユーザやアプリケー
ションソフトウェアに理解できる形で出力される。
【0097】なお、受信するデータの量や実時間性など
に応じて復合化処理を施さずに、蓄積部97にデータを
蓄積し、ユーザの要求に従って出力部98にて表示する
実施でも良い。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型で低消費電力の携帯端末にて、ユーザの要求する情
報を高速な無線伝送路を用いて受信し、その誤り制御を
行うことができる。
【0099】また、このような複合無線データ通信シス
テムを、PHS等の移動通信システムと無線LAN等の
高速無線データ通信システムの両方を利用して実現でき
る。これにより、音声通話や低速なデータ通信のみなら
ず、高速な無線伝送により高精細な画像通信や高速デー
タ通信などが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例としてのシステム構成を
示す概念図。
【図2】本発明の第2の実施例としてのシステム構成を
示す概念図。
【図3】図2の通信手順変換装置の構成を示す図。
【図4】本発明の第3の実施例としてのシステム構成を
示す概念図。
【図5】データ要求信号のフォーマットを示す図であ
る。
【図6】本発明の第4の実施例としてのシステム構成を
示す概念図。
【図7】本発明の第5の実施例としてのシステム構成を
示す概念図。
【図8】本発明の第6の実施例としてのシステム構成を
示す概念図。
【図9】本発明で用いられる端末の構成を示す図。
【図10】スポットビームとワイドビームを有する無線
通信システムの構成を示す図。
【図11】非対称のトラフィック特性を有する無線通信
システム(SDLシステム)の構成を示す図。
【符号の説明】
11…端末、12…無線送信装置、13…蓄積装置、1
4…第一の通信網、15…制御装置、16…無線受信装
置、17…第二の通信網、21…通信手順変換装置、3
1…第一の通信処理部、32…第二の通信処理部、33
…アドレス対応表、41…第一の送受信部、42…第二
の送受信部、43…通信路設定・解放部、44…制御
部、51…蓄積装置ID番号、52…データID番号、
53…発信端末ID番号、54…その他の情報、61…
第一の送受信部、62…第二の送受信部、63…制御
部、64…通信路設定状態記憶部、71…無線LAN送
信局、72…ファイルサーバ、73…LAN、74…P
HS基地局、81…パケット交換網、82…公衆電話
網、83…共通線信号網、91…高速伝送用アンテナ、
92…高速無線受信部、93…低速伝送用アンテナ、9
4…送受共用器、95…低速無線受信部、96…低速無
線送信部、97…蓄積部、98…出力部、99…入力
部、100…制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを蓄積する蓄積装置と、 データを端末に送信する無線送信装置と、 前記蓄積装置と前記無線送信装置とを接続する第一の通
    信網と、 この第一の通信網に接続され、前記蓄積装置と前記無線
    送信装置とを制御する制御装置と、 前記無線送信装置から送信されるデータの伝送速度と比
    較して低速な伝送速度を有し、前記端末から送信される
    制御信号を受信する無線受信装置と、 この無線受信装置と前記制御装置とを接続する第二の通
    信網とから構成され、 前記端末から前記無線受信装置を介して前記制御装置に
    伝送された前記制御信号に従って、前記蓄積装置に蓄積
    されているデータを前記無線送信装置を介して前記端末
    に伝送制御することを特徴とする複合無線データ通信シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 データを蓄積する蓄積装置と、 データを端末に送信する無線送信装置と、 前記蓄積装置と前記無線送信装置とを接続する第一の通
    信網と、 この第一の通信網に接続され、前記蓄積装置と前記無線
    送信装置とを制御する制御装置と、 前記無線送信装置から送信されるデータの伝送速度と比
    較して低速な伝送速度を有し、前記端末から送信される
    制御信号を受信する無線受信装置と、 この無線受信装置に接続され、前記第一の通信網とは通
    信手順およびアドレス体系が異なる第二の通信網と、 前記第一の通信網と前記第二の通信網との間に接続され
    て、前記第一の通信網と前記第二の通信網との間で通信
    手順およびアドレスの変換を行う通信手順変換装置とか
    ら構成され、 前記端末から前記無線受信装置を介して前記制御装置に
    伝送された前記制御信号に従って、前記蓄積装置に蓄積
    されているデータを前記無線送信装置を介して前記端末
    に伝送制御することを特徴とする複合無線データ通信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記端末から前記無線受信装置を介して
    前記制御装置に伝送された前記制御信号に従って、前記
    蓄積装置から前記無線送信装置または前記無線送信装置
    から前記端末に送信されたデータの送達確認もしくは再
    送要求を行うことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の複合無線データ通信システム。
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