JPH08275216A - 子供用ポケットベル - Google Patents

子供用ポケットベル

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JPH08275216A
JPH08275216A JP6307107A JP30710794A JPH08275216A JP H08275216 A JPH08275216 A JP H08275216A JP 6307107 A JP6307107 A JP 6307107A JP 30710794 A JP30710794 A JP 30710794A JP H08275216 A JPH08275216 A JP H08275216A
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message
child
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alarm
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JP6307107A
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Yuko Abe
祐子 阿部
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 子供が容易に使用できるように単純化すると
ともに、誘拐防止機能を備える。 【構成】 1件の送信メッセージをメモリするメモリ
と、当該メッセージの内容を表示するメモリ表示手段2
と、複数種の音を発生するアラーム音発生手段と、アラ
ーム音を自動的に停止させる自動停止手段を具えるポケ
ットベル1において、予め決められたメッセージに対し
てアラーム音の種類を対応させておき、所定のメッセー
ジを受信した時に、そのメッセージに応じた種類の音を
発生するようにした。また、緊急メッセージを受信した
時に、前記自動停止手段の動作を解除して、その緊急ア
ラーム音を連続して発生させ、メモリ表示手段に緊急マ
ークを表示させるようにするとともに、メモリに記憶さ
れたメッセージを、次の送信メッセージを受信するまで
消去不可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子供用ポケットベルに
関するものであり、特に、操作を単純化することによっ
て、幼い子供にも容易に使用できるようにするととも
に、誘拐防止に寄与できる子供用ポケットベルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポケットベルは、ビジネスマンの
携帯呼出用に開発されたものであり、近年はその機能の
多様化に伴って、受信操作も複雑なものとなりつつあ
る。
【0003】現在一般的に普及しているポケットベル
は、送信側の呼出操作に応じて、発信音がでると共に、
メモリ表示部に、送信側の電話番号、数字で表わされた
メッセージ、受信日時等が表示されるようになってい
る。受信側は、この表示に基づいて送信側に連絡を取る
なり、あるいはメッセージの持つ意味を読み取って行動
するなりして、通信の便宜が図られている。
【0004】現行のポケットベルは、送信者から受信者
に向けて、電話番号の他に数字で表されたメッセージを
送ることができるようになっている。その数字で表され
たメッセージは、事前に送信者と受信者との間で取り決
められており、受信者は数字で表されたメッセージを解
読して内容を理解できるようになっている。通常、同時
に複数の送信情報をメモリできるように構成されてお
り、受信側はポケットベルに設けられた操作ボタンを操
作して複数の送信情報に対応するといった複雑な操作が
要求される。また、通常、受信側が受信操作、すなわち
受信ボタンを押して発信音を止める操作をしない場合
に、電池の消耗を避けるために、所定の時間だけ発信音
を鳴らしたら、自動的に音を停止する発信音自動停止装
置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
に、電話等の通信手段がないところにいる者と連絡を取
ることのできるポケットベルを子供に持たせるようにし
て、たとえば近所に遊びにでている子供と親との連絡を
容易にすることを考えた。しかしながら、現在普及して
いるポケットベルは、多機能化が進み、送信できるメモ
リの内容や、このメモリに応じた受信操作が複雑である
ため、子供、特に幼児が使用するには適当でない。
【0006】本発明は、従来の多機能ではあるが、操作
が複雑なポケットベルを子供用に、単純化して容易に使
用することができるように改良したポケットベルを提供
することを第1の目的とするものである。
【0007】また、単なる呼出や伝言の機能に加えて、
子供の誘拐防止機能を具えたポケットベルを提供するこ
とを第2の目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の子供用ポケットベルは、1件の送信メッセ
ージをメモリするメモリ手段と、当該メッセージの内容
を表示するメモリ表示手段と、複数種のアラーム音を発
生するアラーム音発生手段と、当該アラーム音発生手段
から発生する音を自動的に停止させる自動停止手段を具
えるポケットベルにおいて、予め決められたメッセージ
に対して前記アラーム音発生手段から発生する音の種類
を対応させておき、所定のメッセージを受信した時に、
そのメッセージに応じた種類の音を発生するようにした
ことを特徴とするものである。
【0009】更に、本発明のポケットベルは、特定のメ
ッセージを受信した時に、前記自動停止手段の動作を解
除して、そのメッセージに対応する音を連続して発生さ
せるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】更に、本発明のポケットベルは、前記特定
のメッセージを受信した場合に、前記メモリ表示手段に
特定の緊急マークを表示させるようにしたことを特徴と
するものである。
【0011】更に、本発明のポケットベルは、前記メモ
リに記憶されたメッセージを、次の送信メッセージを受
信するまで消去不可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明のポケットベルは、前記ポケ
ットベルの本体に防犯ベルサックを設け、当該防犯ベル
サックを前記ポケットベル本体から外した時に、防犯用
アラームが鳴り続けるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0013】更に、本発明のポケットベルは、前記ポケ
ットベルの本体表面の少なくとも一部に蛍光塗料を塗布
したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上述した本発明の第1の目的は、以下の通りの
手段にて達せられる。すなわち、本発明に係る子供用ポ
ケットベルでは、メモリできる送信メッセージを1件だ
けに限定することによって、複数のメモリ件数に対応し
た受信をするという煩雑な操作を単純化することができ
る。具体的には、送信があった時に、例えば受信ボタン
を押すなどの単純な操作を一度行うだけで、受信操作が
完了する。
【0015】また、従来の大人用のポケットベルでは、
メモリ表示手段に暗号化して表示された数字の意味を解
読する必要があるが、子供、特に3、4才の幼児には、
数字等を読み取ることも困難である。本発明のポケット
ベルでは、複数種の音を発生するアラーム音発生手段を
具え、送信側から送られてきたメッセージに応じて、異
なる音を発生するように構成されている。表示装置に表
示された、記号や数字と違って、音は耳から知覚される
ため、幼い子供でも容易にその意味を判別することがで
きる。従って、例えば、いくつかの種類の子供たちが好
むメロディをメッセージ信号に応じて発生するようにし
ておくと共に、メロディとメッセージの内容を子供に教
えておけば、そのメロディから子供たちはメッセージの
内容を容易に判断することができる。音は、メロディに
限らず、例えば、「ごはんです」「おやつです」などの
言葉そのものを発生するようにしてもよい。メッセージ
の数は2つか3つに限るのが好ましい。
【0016】更に、上述した第2の目的は、以下のよう
にして達成することができる。即ち、本発明のポケット
ベルは、特定のメッセージを受信した時に、前記アラー
ム音の自動停止手段の動作が解除され、そのメッセージ
に対応する音が連続して発生するように構成されてい
る。従って、例えば、予め決められている緊急メッセー
ジを送信側が送ると、発生音の自動停止手段が作動しな
いので、このメッセージに対応する音が電池が続く限り
鳴り続けることになる。従って、例えば、この音を防犯
ベルのような大きなアラーム音に設定しておき、帰宅し
ない時など、特定のメッセージを送信しこのアラーム音
を発生させ、子供の周囲の人間に誘拐等の緊急事態が発
生していることを知らせることができる。
【0017】更に、本発明のポケットベルは、特定のメ
ッセージを受信した場合に、メモリ表示手段に特定の緊
急マークが表示されるように構成されている。従って、
緊急メッセージが送られた時に、メモリ表示手段に、例
えば「110番して下さい!」などのマークが表示さ
れ、誘拐犯が、鳴り続けるアラーム音を嫌って、ポケッ
トベルを捨てるなどした場合に、それを拾った者が緊急
事態の発生を認知し、警察へ通報する等の適当な手段を
こうじることができる。
【0018】また、本発明のポケットベルは、一旦メモ
リに記憶されたメッセージの消去を、次の送信メッセー
ジの受信時に行うようにしているため、送信側が緊急メ
ッセージを送った場合、その時間、送信側の電話番号、
緊急マークなどが消去されることなくメモリに残り、従
って、例えば、ポケットベルが捨てられた場合などに、
拾った者が送信側あるいは警察に容易に連絡を取ること
が可能となる。また、誘拐犯の足取りの捜査にも大いに
寄与することとなる。
【0019】更に、本発明のポケットベルは、ポケット
ベルの本体に防犯ベルサックを設け、この防犯ベルサッ
クを前記ポケットベル本体から外した時に、防犯用アラ
ームが鳴り続けるように構成されており、子供が誘拐な
ど危険な状態になったときに、この防犯ベルサックをポ
ケットベルから外すことによって、子供が自分自身を積
極的に防衛することができる。防犯ベルサックの構成
は、従来からある護身用の防犯ベルのものを使用するこ
とができる。
【0020】更に、ポケットベル本体の少なくとも一部
に蛍光塗料を設けることによって、例えば、ポケットベ
ルを子供から取上げて捨てられる等した場合に、夜間、
あるいは山中などの暗い場所でも容易にポケットベルを
捜し当てることができる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の子供用ポケットベルの第1
実施例を説明する。図1は、本発明に係るポケットベル
の一例の外観を示す図である。図1(a)は本発明の子
供用ポケットベルを正面から見た図である。薄い角型ポ
ケットベル本体1の表面に液晶表示板2を設け、送信側
から送られてきた、送信情報及びメッセージを表示でき
るようにする。ポケットベルは電池型のもので、図示し
ない電池室に水銀電池、リチウム電池等の適当な電源を
収納する。本体1の表面には、メインスイッチ3を設
け、このスイッチ3にて電源のオンオフの操作を行うよ
うにする。メインスイッチ3は、動きの激しい子供にも
たせても容易に動かないように、本体1の表面からへこ
ませて設けるのが好ましい。また、本体1の側部に設け
るようにしてもよい。また、ポケットベル本体の表面全
体には蛍光塗料が塗られている。
【0022】更に、本体1の表面に受信操作ボタン4及
び音源のボリューム調整ボタン5を設ける。受信操作ボ
タン4は、送信側から送信情報信号とメッセージ信号を
受信した時に、発生するアラーム音を停止させるための
ボタンであり、ボリューム調整ボタン5は、アラーム音
のボリュームを調整するためのものである。
【0023】液晶表示板2には、送信信号を受信した日
付及び時間、送信信号を発信した発信側の電話番号、及
びメッセージを表す番号を表示するものとする。図2
は、本発明に係る子供用ポケットベルの構成を示すブロ
ック図であり、11はポケットベルの各動作を制御する
CPU、12は送信信号及びメッセージ信号を格納する
メモリ、13はメモリ12に記憶した内容を表示するデ
ィスプレイ、14はCPU11の指令を受けて作動する
アラーム装置、15はCPUの指令に基づいてアラーム
14を停止あるいは連続作動させるアラーム制御手段で
ある。
【0024】次に、本発明の子供用ポケットベルの動作
を説明する。まず、通常の呼出動作であるが、送信側の
人間(例えば、母親)は、子供が遊びに出ている場合な
どに、通常のポケットベルの呼出操作と同じ操作を電話
で行い、子供のもっているポケットベルの呼出を行う。
この呼出操作には、送信情報信号と、メッセージ信号と
が含まれている。
【0025】子供がもつポケットベルは、この送信信号
とメッセージ信号(以下呼出信号という)を受けて作動
するが、ポケットベルが内蔵するCPU11は、この信
号に緊急メッセージを表す信号が含まれているか否かを
判断して、緊急メッセージが含まれている場合には、緊
急モードで、含まれていない場合には通常モードでポケ
ットベルを作動させるようにする。通常の呼出の場合
は、緊急メッセージを表す信号は含まれていないので、
通常モードでポケットベルを作動させる。
【0026】通常モードにおいては、送信信号とメッセ
ージ信号とが送られてくるので、送信信号に応じて、液
晶表示板2に呼出信号を受信した日時と、送信側の電話
番号を表示すると共に、CPU11においてメッセージ
信号を判別して、メッセージの種類に応じてこの選択信
号に応じたメロディを鳴らすようにする。このメロディ
は、子供が容易に判断できるような、例えば、3曲くら
いのメロディを選択して鳴らせるようにしておく。”食
事です”というメッセージについては、イッツアスモー
ルワールドのメロディ、”おやつです”というメッセー
ジについては、ピクニックのメロディ、”もうかえりな
さい”というメッセージについては七つの子のメロディ
というように、メロディのもつ意味はポケットベルを使
用する子供と親との間で予め決めておくようにする。
【0027】同時に、CPU11は、メモリ12に送信
信号の内容、メッセージ信号の内容を記憶させる。液晶
表示板13のメッセージ表示部にも、メッセージ信号の
種類に応じて「ゴハンデス」「オヤツデス」「カエリナ
サイ」といった表示をするようにする。更に、時の読め
ない子供にも分りやすいように、これらのメッセージを
図案化したマークを表示するようにしてもよい。
【0028】メロディ(アラーム音)は、受信側が受信
操作ボタン4を押すことによって停止する。この受信操
作がない場合は、所定の時間鳴り続け、その時間が過ぎ
るとCPU11に組み込まれた自動停止機能が働いて自
動的に止るように構成されている。ポケットベルをもつ
子供は、メッセージを表すメロディを聞いて、あるい
は、メッセージ表示部の文字や絵の表示を見て、発信側
の母親の意図を認識して、家に戻るなり、電話等で連絡
を取るなりする。
【0029】一方、送信信号に呼出信号と緊急メッセー
ジ信号が含まれている場合、ポケットベルに内蔵されて
いるCPU11はこれを判断して、ポケットベルの動作
モードを緊急モードに切り換える。緊急モードでは、液
晶表示板2に受信日時、送信先の電話番号と共に例え
ば、「110番して下さい」などの緊急を告げるメッセ
ージと、マークを表示する。なお、この受信日時、電話
番号及び緊急メッセージは、メモリ12に記憶され、次
の呼出信号の受信があるまで消去されないように構成し
ておく。また、ポケットベルを見た者の注意を換気する
ために、このメッセージと緊急マークとを点滅させるよ
うにするのが好ましい。
【0030】更に、緊急モードにおいては、メッセージ
を表すメロディに換えて、防犯用のアラーム音を発生す
るようにする。このアラーム音は、連続音、断続音、あ
るいはメロディ等どんな音でもよいが、周囲の注意を喚
起して緊急事態を知らしめるような音を発生するのが好
ましい。
【0031】また、緊急モードが選択された場合は、C
PU11は前述したアラームの自動停止機能15を解除
して、メインスイッチ3をオフにしない限り、電池がな
くなるまで半永久的にアラームが鳴り続けるようにして
おく。
【0032】このように構成することによって、子供が
いつまでも帰宅せず、誘拐などの緊急事態が発生したと
考えられる場合に、親は、ポケットベルの呼出と共に予
め決められている緊急メッセージを送信して、ポケット
ベルの防犯用アラーム音を鳴らすことができる。アラー
ム音が大きな音で鳴り続けるため、誘拐された子供の回
りに人がいれば、その人々の注意を喚起することができ
るとともに、誘拐犯人を威嚇する効果もある。また、犯
人が子供からポケットベルを奪って捨てた場合でも、ア
ラーム音が鳴り続けているために、他人の注意を喚起す
ることができる。更に、ポケットベルの表示板には、緊
急を告げるメッセージが表示されているので、捨てられ
たり落としたりしたポケットベルを拾った者が、このメ
ッセージに応じて早急に警察に通報することが期待でき
る。
【0033】図1(b)は、本発明に係る子供用ポケッ
トベルの裏面を示す図である。ここでは、ポケットベル
の製造番号6が容易に消えない手段によって書込まれて
いる。また、このポケットベルの緊急メッセージが持つ
意味を記載したシール7を容易にはがれないように張り
付けておき、緊急メッセージが表示されたポケットベル
を拾った者に警察等への通報を促すようにするのが好ま
しい。
【0034】図3は、本発明の子供用ポケットベルの第
2実施例の構成を示す外観図である。図1に示す第1実
施例と同じ構成要素については、同じ符号を付してその
説明は省略する。第2実施例においては、ポケットベル
本体1の一部に防犯ベルサック8を設けるようにした。
すなわち、ポケットベル本体1にスイッチ(図示せず)
を設け、防犯ベルサック8を本体1に嵌めた状態の時に
は、このスイッチがオフになるように、サック8を本体
1から外した状態の時にスイッチがオンに鳴るように構
成し、スイッチがオンになった時に、防犯アラームが鳴
るようにしておく。アラームの音はできるだけ大きいも
のが好ましい。尚、この防犯アラームは、ポケットベル
のメインスイッチ3を切るか、サック8を元に戻すかし
た時に停止する。
【0035】このように、ポケットベルと防犯ベルとの
機能を合せ持った子供用ポケットベルによって、親から
のメッセージによる防犯機能と共に、子供自身が積極的
に身を護れるようになる。尚、サック8は誤動作を防ぐ
ために、通常はロックできるようにしておくのが好まし
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年6月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 子供用ポケットベル
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、子供用ポケットベルに
関するものであり、特に、操作を単純化することによっ
て、幼い子供にも容易に使用できるようにするととも
に、誘拐防止に寄与できる子供用ポケットベルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ポケットベルは、ビジネスマンの
携帯呼出用に開発されたものであり、近年はその機能の
多様化に伴って、受信操作も複雑なものとなりつつあ
る。
【0003】現在一般的に普及しているポケットベル
は、送信側の呼出操作に応じて、発信音がでると共に、
メモリ表示部に、送信側の電話番号、数字で表わされた
メッセージ、受信日時等が表示されるようになってい
る。受信側は、この表示に基づいて送信側に連絡を取る
なり、あるいはメッセージの持つ意味を読み取って行動
するなりして、通信の便宜が図られている。
【0004】現行のポケットベルは、送信者から受信者
に向けて、電話番号の他に数字で表されたメッセージを
送ることができるようになっている。その数字で表され
たメッセージは、事前に送信者と受信者との間で取り決
められており、受信者は数字で表されたメッセージを解
読して内容を理解できるようになっている。通常、同時
に複数の送信情報をメモリできるように構成されてお
り、受信側はポケットベルに設けられた操作ボタンを操
作して複数の送信情報に対応するといった複雑な操作が
要求される。また、通常、受信側が受信操作、すなわち
受信ボタンを押して発信音を止める操作をしない場合
に、電池の消耗を避けるために、所定の時間だけ発信音
を鳴らしたら、自動的に音を停止する発信音自動停止装
置が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、このよう
に、電話等の通信手段がないところにいる者と連絡を取
ることのできるポケットベルを子供に持たせるようにし
て、たとえば近所に遊びにでている子供と親との連絡を
容易にすることを考えた。しかしながら、現在普及して
いるポケットベルは、多機能化が進み、送信できるメモ
リの内容や、このメモリに応じた受信操作が複雑である
ため、子供、特に幼児が使用するには適当でない。
【0006】本発明は、従来の多機能ではあるが、操作
が複雑なポケットベルを子供用に、単純化して容易に使
用することができるように改良したポケットベルを提供
することを第1の目的とするものである。
【0007】また、単なる呼出や伝言の機能に加えて、
子供の誘拐防止機能を具えたポケットベルを提供するこ
とを第2の目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の子供用ポケットベルは、1件の送信メッセ
ージをメモリするメモリ手段と、当該メッセージの内容
を表示するメモリ表示手段と、複数種のアラーム音を発
生するアラーム音発生手段と、当該アラーム音発生手段
から発生する音を自動的に停止させる自動停止手段を具
えるポケットベルにおいて、予め決められたメッセージ
に対して前記アラーム音発生手段から発生する音の種類
を対応させておき、所定のメッセージを受信した時に、
そのメッセージに応じた種類の音を発生するようにした
ことを特徴とするものである。
【0009】更に、本発明のポケットベルは、特定のメ
ッセージを受信した時に、前記自動停止手段の動作を解
除して、そのメッセージに対応する音を連続して発生さ
せるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】更に、本発明のポケットベルは、前記特定
のメッセージを受信した場合に、前記メモリ表示手段に
特定の緊急マークを表示させるようにしたことを特徴と
するものである。
【0011】更に、本発明のポケットベルは、前記メモ
リに記憶されたメッセージを、次の送信メッセージを受
信するまで消去不可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0012】また、本発明のポケットベルは、前記ポケ
ットベルの本体に防犯ベルサックを設け、当該防犯ベル
サックを前記ポケットベル本体から外した時に、防犯用
アラームが鳴り続けるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0013】更に、本発明のポケットベルは、前記ポケ
ットベルの本体表面の少なくとも一部に蛍光塗料を塗布
したことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】上述した本発明の第1の目的は、以下の通りの
手段にて達せられる。すなわち、本発明に係る子供用ポ
ケットベルでは、メモリできる送信メッセージを1件だ
けに限定することによって、複数のメモリ件数に対応し
た受信をするという煩雑な操作を単純化することができ
る。具体的には、送信があった時に、例えば受信ボタン
を押すなどの単純な操作を一度行うだけで、受信操作が
完了する。
【0015】また、従来の大人用のポケットベルでは、
メモリ表示手段に暗号化して表示された数字の意味を解
読する必要があるが、子供、特に3、4才の幼児には、
数字等を読み取ることも困難である。本発明のポケット
ベルでは、複数種の音を発生するアラーム音発生手段を
具え、送信側から送られてきたメッセージに応じて、異
なる音を発生するように構成されている。表示装置に表
示された、記号や数字と違って、音は耳から知覚される
ため、幼い子供でも容易にその意味を判別することがで
きる。従って、例えば、いくつかの種類の子供たちが好
むメロディをメッセージ信号に応じて発生するようにし
ておくと共に、メロディとメッセージの内容を子供に教
えておけば、そのメロディから子供たちはメッセージの
内容を容易に判断することができる。音は、メロディに
限らず、例えば、「ごはんです」「おやつです」などの
言葉そのものを発生するようにしてもよい。メッセージ
の数は2つか3つに限るのが好ましい。
【0016】更に、上述した第2の目的は、以下のよう
にして達成することができる。即ち、本発明のポケット
ベルは、特定のメッセージを受信した時に、前記アラー
ム音の自動停止手段の動作が解除され、そのメッセージ
に対応する音が連続して発生するように構成されてい
る。従って、例えば、予め決められている緊急メッセー
ジを送信側が送ると、発生音の自動停止手段が作動しな
いので、このメッセージに対応する音が電池が続く限り
鳴り続けることになる。従って、例えば、この音を防犯
ベルのような大きなアラーム音に設定しておき、帰宅し
ない時など、特定のメッセージを送信しこのアラーム音
を発生させ、子供の周囲の人間に誘拐等の緊急事態が発
生していることを知らせることができる。
【0017】更に、本発明のポケットベルは、特定のメ
ッセージを受信した場合に、メモリ表示手段に特定の緊
急マークが表示されるように構成されている。従って、
緊急メッセージが送られた時に、メモリ表示手段に、例
えば「110番して下さい!」などのマークが表示さ
れ、誘拐犯が、鳴り続けるアラーム音を嫌って、ポケッ
トベルを捨てるなどした場合に、それを拾った者が緊急
事態の発生を認知し、警察へ通報する等の適当な手段を
こうじることができる。
【0018】また、本発明のポケットベルは、一旦メモ
リに記憶されたメッセージの消去を、次の送信メッセー
ジの受信時に行うようにしているため、送信側が緊急メ
ッセージを送った場合、その時間、送信側の電話番号、
緊急マークなどが消去されることなくメモリに残り、従
って、例えば、ポケットベルが捨てられた場合などに、
拾った者が送信側あるいは警察に容易に連絡を取ること
が可能となる。また、誘拐犯の足取りの捜査にも大いに
寄与することとなる。
【0019】更に、本発明のポケットベルは、ポケット
ベルの本体に防犯ベルサックを設け、この防犯ベルサッ
クを前記ポケットベル本体から外した時に、防犯用アラ
ームが鳴り続けるように構成されており、子供が誘拐な
ど危険な状態になったときに、この防犯ベルサックをポ
ケットベルから外すことによって、子供が自分自身を積
極的に防衛することができる。防犯ベルサックの構成
は、従来からある護身用の防犯ベルのものを使用するこ
とができる。
【0020】更に、ポケットベル本体の少なくとも一部
に蛍光塗料を設けることによって、例えば、ポケットベ
ルを子供から取上げて捨てられる等した場合に、夜間、
あるいは山中などの暗い場所でも容易にポケットベルを
捜し当てることができる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の子供用ポケットベルの第1
実施例を説明する。図1は、本発明に係るポケットベル
の一例の外観を示す図である。図1(a)は本発明の子
供用ポケットベルを正面から見た図である。薄い角型ポ
ケットベル本体1の表面に液晶表示板2を設け、送信側
から送られてきた、送信情報及びメッセージを表示でき
るようにする。ポケットベルは電池型のもので、図示し
ない電池室に水銀電池、リチウム電池等の適当な電源を
収納する。本体1の表面には、メインスイッチ3を設
け、このスイッチ3にて電源のオンオフの操作を行うよ
うにする。メインスイッチ3は、動きの激しい子供にも
たせても容易に動かないように、本体1の表面からへこ
ませて設けるのが好ましい。また、本体1の側部に設け
るようにしてもよい。また、ポケットベル本体の表面全
体には蛍光塗料が塗られている。
【0022】更に、本体1の表面に受信操作ボタン4及
び音源のボリューム調整ボタン5を設ける。受信操作ボ
タン4は、送信側から送信情報信号とメッセージ信号を
受信した時に、発生するアラーム音を停止させるための
ボタンであり、ボリューム調整ボタン5は、アラーム音
のボリュームを調整するためのものである。
【0023】液晶表示板2には、送信信号を受信した日
付及び時間、送信信号を発信した発信側の電話番号、及
びメッセージを表す番号を表示するものとする。図2
は、本発明に係る子供用ポケットベルの構成を示すブロ
ック図であり、11はポケットベルの各動作を制御する
CPU、12は送信信号及びメッセージ信号を格納する
メモリ、13はメモリ12に記憶した内容を表示するデ
ィスプレイ、14はCPU11の指令を受けて作動する
アラーム装置、15はCPUの指令に基づいてアラーム
14を停止あるいは連続作動させるアラーム制御手段で
ある。
【0024】次に、本発明の子供用ポケットベルの動作
を説明する。まず、通常の呼出動作であるが、送信側の
人間(例えば、母親)は、子供が遊びに出ている場合な
どに、通常のポケットベルの呼出操作と同じ操作を電話
で行い、子供のもっているポケットベルの呼出を行う。
この呼出操作には、送信情報信号と、メッセージ信号と
が含まれている。
【0025】子供がもつポケットベルは、この送信信号
とメッセージ信号(以下呼出信号という)を受けて作動
するが、ポケットベルが内蔵するCPU11は、この信
号に緊急メッセージを表す信号が含まれているか否かを
判断して、緊急メッセージが含まれている場合には、緊
急モードで、含まれていない場合には通常モードでポケ
ットベルを作動させるようにする。通常の呼出の場合
は、緊急メッセージを表す信号は含まれていないので、
通常モードでポケットベルを作動させる。
【0026】通常モードにおいては、送信信号とメッセ
ージ信号とが送られてくるので、送信信号に応じて、液
晶表示板2に呼出信号を受信した日時と、送信側の電話
番号を表示すると共に、CPU11においてメッセージ
信号を判別して、メッセージの種類に応じてこの選択信
号に応じたメロディを鳴らすようにする。このメロディ
は、子供が容易に判断できるような、例えば、3曲くら
いのメロディを選択して鳴らせるようにしておく。”食
事です”というメッセージについては、イッツアスモー
ルワールドのメロディ、”おやつです”というメッセー
ジについては、ピクニックのメロディ、”もうかえりな
さい”というメッセージについては七つの子のメロディ
というように、メロディのもつ意味はポケットベルを使
用する子供と親との間で予め決めておくようにする。
【0027】同時に、CPU11は、メモリ12に送信
信号の内容、メッセージ信号の内容を記憶させる。液晶
表示板13のメッセージ表示部にも、メッセージ信号の
種類に応じて「ゴハンデス」「オヤツデス」「カエリナ
サイ」といった表示をするようにする。更に、時の読め
ない子供にも分りやすいように、これらのメッセージを
図案化したマークを表示するようにしてもよい。
【0028】メロディ(アラーム音)は、受信側が受信
操作ボタン4を押すことによって停止する。この受信操
作がない場合は、所定の時間鳴り続け、その時間が過ぎ
るとCPU11に組み込まれた自動停止機能が働いて自
動的に止るように構成されている。ポケットベルをもつ
子供は、メッセージを表すメロディを聞いて、あるい
は、メッセージ表示部の文字や絵の表示を見て、発信側
の母親の意図を認識して、家に戻るなり、電話等で連絡
を取るなりする。
【0029】一方、送信信号に呼出信号と緊急メッセー
ジ信号が含まれている場合、ポケットベルに内蔵されて
いるCPU11はこれを判断して、ポケットベルの動作
モードを緊急モードに切り換える。緊急モードでは、液
晶表示板2に受信日時、送信先の電話番号と共に例え
ば、「110番して下さい」などの緊急を告げるメッセ
ージと、マークを表示する。なお、この受信日時、電話
番号及び緊急メッセージは、メモリ12に記憶され、次
の呼出信号の受信があるまで消去されないように構成し
ておく。また、ポケットベルを見た者の注意を換気する
ために、このメッセージと緊急マークとを点滅させるよ
うにするのが好ましい。
【0030】更に、緊急モードにおいては、メッセージ
を表すメロディに換えて、防犯用のアラーム音を発生す
るようにする。このアラーム音は、連続音、断続音、あ
るいはメロディ等どんな音でもよいが、周囲の注意を喚
起して緊急事態を知らしめるような音を発生するのが好
ましい。
【0031】また、緊急モードが選択された場合は、C
PU11は前述したアラームの自動停止機能15を解除
して、メインスイッチ3をオフにしない限り、電池がな
くなるまで半永久的にアラームが鳴り続けるようにして
おく。
【0032】このように構成することによって、子供が
いつまでも帰宅せず、誘拐などの緊急事態が発生したと
考えられる場合に、親は、ポケットベルの呼出と共に予
め決められている緊急メッセージを送信して、ポケット
ベルの防犯用アラーム音を鳴らすことができる。アラー
ム音が大きな音で鳴り続けるため、誘拐された子供の回
りに人がいれば、その人々の注意を喚起することができ
るとともに、誘拐犯人を威嚇する効果もある。また、犯
人が子供からポケットベルを奪って捨てた場合でも、ア
ラーム音が鳴り続けているために、他人の注意を喚起す
ることができる。更に、ポケットベルの表示板には、緊
急を告げるメッセージが表示されているので、捨てられ
たり落としたりしたポケットベルを拾った者が、このメ
ッセージに応じて早急に警察に通報することが期待でき
る。
【0033】図1(b)は、本発明に係る子供用ポケッ
トベルの裏面を示す図である。ここでは、ポケットベル
の製造番号6が容易に消えない手段によって書込まれて
いる。また、このポケットベルの緊急メッセージが持つ
意味を記載したシール7を容易にはがれないように張り
付けておき、緊急メッセージが表示されたポケットベル
を拾った者に警察等への通報を促すようにするのが好ま
しい。
【0034】図3は、本発明の子供用ポケットベルの第
2実施例の構成を示す外観図である。図1に示す第1実
施例と同じ構成要素については、同じ符号を付してその
説明は省略する。第2実施例においては、ポケットベル
本体1の一部に防犯ベルサック8を設けるようにした。
すなわち、ポケットベル本体1にスイッチ(図示せず)
を設け、防犯ベルサック8を本体1に嵌めた状態の時に
は、このスイッチがオフになるように、サック8を本体
1から外した状態の時にスイッチがオンに鳴るように構
成し、スイッチがオンになった時に、防犯アラームが鳴
るようにしておく。アラームの音はできるだけ大きいも
のが好ましい。尚、この防犯アラームは、ポケットベル
のメインスイッチ3を切るか、サック8を元に戻すかし
た時に停止する。
【0035】このように、ポケットベルと防犯ベルとの
機能を合せ持った子供用ポケットベルによって、親から
のメッセージによる防犯機能と共に、子供自身が積極的
に身を護れるようになる。尚、サック8は誤動作を防ぐ
ために、通常はロックできるようにしておくのが好まし
い。
【0036】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、様々な変形例が考えられる。例えば、子供
と親というように、使用者が限定されているので、他人
から間違って呼出されること避けるために、呼出を行う
際に特別な数字を入力しなければベルが作動しないよう
に構成してもよい。
【0037】また、緊急モードに切り換えられた時に、
アラームのボリュームを自動的に最大にするように構成
してもよい。
【0038】さらに、上述の実施例では、緊急モードに
おいては、メインスイッチをオフしない限り鳴り続ける
ように構成したが、誘拐犯人に容易にアラーム音を止め
られてしまうことを避けるために、本体1の側面などの
目立たない位置にアラーム音を止める専用のスイッチを
設けるようにしてもよい。
【0039】ポケットベルの外観のデザインは、様々な
ものが考えられる。角型のみならず、丸、ハート型な
ど、子供の好む色、デザインを選択できる。また、30
cmくらいの鎖を取付けて、首から下げられるようにす
るのが好ましい。なお、本体表面の蛍光塗料は、必ずし
も本体全体に設ける必要はなく、例えば、防犯ベルサッ
クの部分だけに塗るようにしてもよい。蛍光塗料が設け
られていないものであっても、本発明の目的を達し得る
ことはもちろんである。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るポケットベルによれば、受
信操作が単純化されて子供でも容易に操作することがで
きると共に、送信メッセージに応じて異なるアラーム音
を発生するため、子供は音を聞き分けることによって容
易にメッセージの内容を認識することができる。また、
緊急モードで作動する場合に、アラーム音が鳴り続ける
ため、子供の周囲の人間に緊急事態の発生を容易に知ら
しめることができるとともに、表示内容は、次の呼出が
あるまで消去されないので、誘拐犯がポケットベルを捨
ててしまった場合などにも、拾った人の注意を喚起し
て、警察に通報を促すことができ、防犯効果を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の子供用ポケットベルの第1実施例の外
観構成を示す図である。
【図2】本発明に係る子供用ポケットベルの内部を示す
図である。
【図3】本発明の子供用ポケットベルの第2実施例の外
観構成を示す図である。
【符号の説明】 1 ポケットベル本体 2 液晶表示板 3 メインスイッチ 4 受信操作ボタン 5 ボリューム調整ボタン 6 製造番号 7 説明用シール 8 防犯ベルサック

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1件の送信メッセージをメモリするメモ
    リ手段と、当該メッセージの内容を表示するメモリ表示
    手段と、複数種の音を発生するアラーム音発生手段と、
    当該アラーム音発生手段から発生するアラーム音を自動
    的に停止させる自動停止手段を具えるポケットベルにお
    いて、予め決められたメッセージに対して前記アラーム
    音発生手段から発生する音の種類を対応させておき、所
    定のメッセージを受信した時に、そのメッセージに応じ
    た種類の音を発生するようにしたことを特徴とする子供
    用ポケットベル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の子供用ポケットベルに
    おいて、特定のメッセージを受信した時に、前記自動停
    止手段の動作を解除して、そのメッセージに対応する音
    を連続して発生させるようにしたことを特徴とする子供
    用ポケットベル。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の子供用ポケットベルに
    おいて、前記特定のメッセージを受信した場合に、前記
    メモリ表示手段に特定の緊急マークを表示させるように
    したことを特徴とする子供用ポケットベル。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の子
    供用ポケットベルにおいて、前記メモリに記憶されたメ
    ッセージを、次の送信メッセージを受信するまで消去不
    可能としたことを特徴とする子供用ポケットベル。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の子
    供用ポケットベルにおいて、前記ポケットベルの本体に
    防犯ベルサックを設け、当該防犯ベルサックを前記ポケ
    ットベル本体から外した時に、防犯用アラームが鳴り続
    けるようにしたことを特徴とする子供用ポケットベル。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の子
    供用ポケットベルにおいて、前記ポケットベルの本体表
    面の少なくとも一部に蛍光塗料を塗布したことを特徴と
    する子供用ポケットベル。
JP6307107A 1994-11-17 1994-11-17 子供用ポケットベル Pending JPH08275216A (ja)

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ID=17965124

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7026914B1 (en) 1998-11-20 2006-04-11 Nec Corporation Selective calling receiver and method of switching alert operation thereof
JP2006276944A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Naoyoshi Shimabukuro バッジ型防犯警報器

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US7026914B1 (en) 1998-11-20 2006-04-11 Nec Corporation Selective calling receiver and method of switching alert operation thereof
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