JPH08274906A - 出力装置および画像処理方法 - Google Patents

出力装置および画像処理方法

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JPH08274906A
JPH08274906A JP7076809A JP7680995A JPH08274906A JP H08274906 A JPH08274906 A JP H08274906A JP 7076809 A JP7076809 A JP 7076809A JP 7680995 A JP7680995 A JP 7680995A JP H08274906 A JPH08274906 A JP H08274906A
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JP
Japan
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memory
paint
flag
color
output
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JP7076809A
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English (en)
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Tokukazu Horiike
徳和 堀池
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
    • G06K2215/0062Handling the output data combining generic and host data, e.g. filling a raster
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0002Handling the output data
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不要なメモリクリア処理を省略するようにし
た出力装置および画像処理方法を提供すること。 【構成】 レコード情報に従って複数の出力用メモリに
色毎にビットマップ展開したものをカラー出力する出力
手段を有する装置において、出力用メモリにビットマッ
プ展開されるかどうかを色別に一定の範囲毎にフラグと
して設定し、この設定されたフラグを記憶保持し、ビッ
トマップ展開時に出力用メモリをクリアする場合にその
フラグを参照し、このフラグ参照によって出力用メモリ
をクリアするかどうかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力装置、特に複数の出
力用メモリに色毎にビットマップ展開したものをカラー
出力する出力装置に関する。本発明は、また、画像処理
方法、特にビットマップ展開を含む画像処理方法に関す
る。本発明の出力装置および画像処理方法は、ワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置、複写装置としての機能を有する情報処理装置等の種
々の出力装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の出力装置では、受信したデータを
解析して出力装置の内部処理に適した形式に変換(以
後、「レコード」と称す)していた。このレコードは、
例えば円・直線・文字・イメージなどのように描画単位
毎に分類して作成していた。そしてレコードを次々とメ
モリにビットイメージとして描画展開処理し、このビッ
トイメージに展開されたメモリの内容を出力装置に転送
して出力を行なっていた。また、ビットイメージに展開
されるところのメモリは、出力装置の持っているインク
やトナーの色に対応していて、例えばYMCK4色持っ
ているカラープリンタでは、YMCKに対応した4個の
メモリを備えていた。このような仕組みの出力装置の動
作では、例えば受信したデータが1番目にYとMの色で
円を描画、2番目には円と同じ出力位置にMの色で文字
を描画するというものであった場合、それぞれに対応し
たレコードをまず作成する。このレコードには「円・文
字」といった図形情報や、「Y・M」といった色情報
や、「円や文字をどこに描画するか」といった印刷位置
情報などが含まれている。そして、作成されたレコード
の情報に従ってメモリにビットイメージとして描画展開
処理を行う。つまり、1番目のレコード情報に従って、
YとMの色に対応したメモリに円をビットイメージに描
画展開する。次に2番目のレコード情報に従って、Mの
色に対応したメモリに文字を描画展開する。この描画展
開の時に、混色を避けるためにそれぞれの色以外のメモ
リはクリア処理を行なわなくてはならない。つまり、1
番目にYとMのメモリに描画展開すると同時に、CとK
のメモリに対してはビットクリアをする。2番目にMの
メモリに描画展開すると同時に、YとCとKのメモリに
対してはビットクリアをする。このようにすることで、
これから描画展開しようとするものの色が指定された通
りに表現されることになる。逆にこのようなメモリクリ
ア処理を省略すると、YとMの色で印刷された円とMの
色で印刷された文字が重なってしまい、文字の方はMだ
けでなく、下地のYと混色してしまって、指定された色
通りには出力されなくなってしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、メモリクリア処理が不要と考えられるケースで
も、常にメモリクリア処理を行なってしまうという問題
点があった。例えば、1番目の描画展開したものと、2
番目に描画展開したものの出力位置が全く重ならない
(お互いに離れている)ようなときでは、混色が起きな
いため、2番目の描画展開を行なう時点ではメモリクリ
ア処理が不要である。
【0004】従って、本発明は上記の問題点を解消する
ためになされたものであり、その目的は、不要なメモリ
クリア処理を省略するようにした出力装置および画像処
理方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の出力装置は、レ
コード情報に従って複数の出力用メモリに色毎にビット
マップ展開したものをカラー出力する装置において、出
力用メモリにビットマップ展開されるかどうかを色別に
一定の範囲毎にフラグとして設定する手段と、前記設定
されたフラグを記憶保持する手段と、ビットマップ展開
時に出力用メモリをクリアする場合に前記フラグを参照
する手段と、前記フラグ参照によって出力用メモリをク
リアするかどうかを判断する手段とを設けたことを特徴
とする。
【0006】ここで、前記出力手段は、例えば、インク
ジェットヘッドを用いたインクジェットプリント手段で
ある。
【0007】また、前記インクジェットヘッドは、例え
ば、インクを吐出するために利用されるエネルギの発生
素子として、該インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギ
を発生する電気熱変換体を具備するものである。
【0008】また、本発明の画像処理方法は、レコード
情報に従って複数の出力用メモリに色毎にビットマップ
展開する画像処理方法において、出力用メモリにビット
マップ展開されるかどうかを色別に一定の範囲毎にフラ
グとして設定する工程と、前記設定されたフラグを記憶
保持する工程と、ビットマップ展開時に出力用メモリを
クリアする場合に前記フラグを参照する工程と、前記フ
ラグ参照によって出力用メモリをクリアするかどうかを
判断する工程とを設けたことを特徴とする。
【0009】ここで、画像処理方法は、さらに、例え
ば、前記出力用メモリ内のデータにしたがって、インク
ジェットヘッドを用いたインクジェットプリント手段に
より出力する出力工程を有する。
【0010】また、前記インクジェットヘッドは、例え
ば、インクを吐出するために利用されるエネルギの発生
素子として、該インクに膜沸騰を生じさせる熱エネルギ
を発生する電気熱変換体を具備する。
【0011】
【作用】本発明では、出力用メモリにビットマップ展開
されるかどうかを色別に一定の範囲毎にフラグとして設
定し、この設定されたフラグを記憶しておき、ビットマ
ップ展開時に出力用メモリをクリアする場合にフラグを
参照する。これにより、ビットマップ展開されるかどう
かを判断すること、従って、次に出力用メモリをクリア
するかどうかを判断することを可能にしている。
【0012】以上のように、ペイントメモリへ描画展開
されたことを示すフラグを設け、そのフラグを参照・変
更することによって、ペイントメモリへ何かがビットイ
メージとして描画展開される時点までは、ペイントメモ
リへのメモリクリア処理が省略できるようになる。これ
によって、ペイントメモリへのアクセス時間を削減する
ことができて、プリンタの処理時間を短縮する効果が得
られる。
【0013】
【実施例】以下に、実施例により本発明を詳細に説明す
るが、本発明はそれらに限定されないことは勿論であ
る。
【0014】[第1の実施例]図1は本発明の一実施例
を示す印刷装置の構成を説明する概略ブロック図であ
る。図1において、110はプリンタ本体で、その主要
部が中央処理装置(CPU)101と、後述する制御手
段を含む各種の制御プログラムを格納するプログラムR
OM102と、図2および図4で説明する処理における
各種の変数を記憶保持する所のRAM103と、文字や
グラフィックスがビットイメージとして描画展開される
プリンタエンジンのインクの色に対応した各色用、すな
わち、イエロー(Y)用ペイントメモリ104Y,マゼ
ンタ(M)用ペイントメモリ104M,シアン(C)用
ペイントメモリ104C,ブラック(K)用ペイントメ
モリ104Kからなるペイントメモリ104と、ペイン
トメモリ104(104Y,104M,104C,10
4K)に展開されたビットイメージを受け取って印刷出
力する処理を行う出力部105とから構成されている。
【0015】次に、本実施例を図2および図3に基き説
明する。まず、図2は本実施例に従う出力装置の動作の
特徴を最も端的に表す原理図であり、図1でY用ペイン
トメモリ104Y、M用ペイントメモリ104M、C用
ペイントメモリ104C、K用ペイントメモリ104K
のそれぞれにアクセスするときに判定される処理を表し
たものである。また、図2で説明する処理を1つのサブ
モジュールにして本実施例における出力装置としてのカ
ラープリンタの動作の流れを示したのが図3である。ま
ず、図3において、プリンタが受信したデータを解析す
る(S301)。
【0016】このコマンド解析処理(S301)は図4
に詳しく説明してあるので、このコマンド解析処理を図
4に沿って説明する。プリンタがデータを受信して(S
401)、図1の106にある受信部に蓄えられる。次
に受信部106に蓄積したデータを順に解析(S40
2)する。解析したデータが印刷開始コマンドであれ
ば、コマンド移籍処理を終了する(S403)。印刷開
始コマンドでなければ、描画分類毎にレコード作成をす
る(S404)。ここで、描画分類とは、プリンタが備
えている描画機能に対応した分類であり、例えば、円描
画や若し描画や直線描画や矩形描画や楕円描画などのよ
うに描画分類されている。そしてそれぞれの描画機能毎
に、図1の104Y,104M,104C,104Kに
示したペイントメモリに、ビットイメージとして展開す
る方法が最適化されている。ここで、レコードは図1の
103に示したRAMの中に作成される。レコードの情
報としては、描画機能分類の他に、その描画が何色であ
るのかという色情報や、どこに描画するのかという位置
情報や、どのくらいの大きさで描画するのかというサイ
ズ情報などが含まれている。
【0017】コマンド解析処理(S301)以降は、再
び図3に沿って説明をする。図1の104Y,104
M,104C,104Kに示したペイントメモリを初期
化する(S302)。このペイントメモリ初期化は、ペ
イントメモリのビットをすべて0にクリアして、何も描
画展開されていない状態にすることである。次に、ペイ
ントメモリタッチフラグをリセットしてフラグ初期化を
する(S303)。ペイントメモリタッチフラグという
のは、図1のRAM103に格納されているフラグであ
って、図1のペイントメモリ104Y,104M,10
4C,104Kのそれぞれに一対一になっていて、その
ペイントメモリに何も描画展開がされていない状態では
フラグがOFFになる。そして、そのペイントメモリに
ビットイメージとして描画展開がなされてペイントメモ
リのビットがONになった状態ではフラグがONにな
る。いま、ペイントメモリが初期化されて何も描画展開
が行なわれていない状態であるので、ペイントメモリタ
ッチフラグはOFFにリセットされることになる。そし
てコマンド解析処理にて図1のRAM103に作成され
たレコードを、読んで解析する(S305)。レコード
に含まれている色情報に従って、それぞれのペイントメ
モリにアクセスしていく(S306,S307,S30
8,S309)。例えば、解析したレコード情報が「Y
とMの色で、円をある位置に描画」というものであった
場合、YとMのペイントメモリにはビットイメージとし
て描画展開するのでペイントメモリのビットはONにな
るが、CとKのペイントメモリにはクリア処理を行なう
のでペイントメモリのビットはOFFにする。
【0018】ここで、それぞれのペイントメモリにアク
セスする処理(S306,S307,S308,S30
9)は、それぞれ図2に詳細処理が説明としてあるの
で、図2に沿って説明する。レコードを解析した結果、
そのペイントメモリに対して描画展開するのか、描画展
開しないのか、すなわち、ペイントメモリのクリア処理
を行なうのか否かを判断する(S201)。この判断の
結果、描画展開する(S202)のであれば、その色に
対応するペイントメモリタッチフラグをONにする(S
203)。このペイントメモリタッチフラグは図3のS
301で初期化したものと同一のフラグである。ペイン
トメモリクリア処理の判断(S201)で判断してその
ペイントメモリに対して描画展開しないのであれば、ペ
イントメモリタッチフラグを調べる(S204)。フラ
グを調べた結果、OFFであったならば、調べた時点で
はペイントメモリには未だビットイメージに展開されて
いない(ペイントメモリのビットは全てOFF)という
意味なので、ペイントメモリのクリア(ペイントメモリ
のビットをOFFにする)処理は省略できることにな
る。従って、ペイントメモリのクリア処理は行なわな
い。また、ペイントメモリタッチフラグがONであった
場合は、その時点で何かがビットイメージとして描画展
開されていることを意味するので、ペイントメモリのク
リア処理をして、ペイントメモリのビットをOFFにす
る(S205)。
【0019】再び図3に沿って説明する。それぞれのペ
イントメモリに対するアクセスが終了したら、次のレコ
ードの解析処理に戻る。レコードを終りまで解析したな
らば(S304)、その時点までのペイントメモリの内
容を図1の105で示した出力部に渡し、印刷出力を行
う(S310)。
【0020】以上のように、ペイントメモリへ描画展開
されたことを示すフラグを設け、そのフラグを参照・変
更することによって、ペイントメモリへ何かがビットイ
メージとして描画展開される時点までは、ペイントメモ
リへのメモリクリア処理が省略できるようになる。これ
によって、ペイントメモリへのアクセス時間を削減する
ことができて、プリンタの処理時間を短縮する効果が得
られる。
【0021】上記実施例には出力装置としてプリンタを
あげているが、その代わりのディスプレイ装置などにも
同様の原理で実施できる。この場合、文字やグラフィッ
クスがビットイメージとして描画展開される所はVRA
M(ビットRAM)になり、VRAMはRGBの3色分
に対応したメモリを備えていて、そのVRAMの内容を
ディスプレイに表示するような出力装置となる。
【0022】さらに、上記実施例ではYMCKの4色を
使っているが、特に色の構成については拘るわけではな
く、例えばYMCの3色を使って印刷する装置において
もペイントメモリを3個用意して全く同様の効果にな
る。
【0023】[第2の実施例]図2と同じ構成を持つカ
ラープリンタにおいて、第二の実施例の説明をする。図
1において、110はプリンタ本体で、中央処理装置
(CPU)101、後述する制御手段を含む各種の制御
プログラムを格納するプログラムROM102、図5、
図6、図7、図8で説明する処理における各種の変数を
記憶保持する所のRAM103、文字やグラフィックス
がビットイメージとして描画展開される所のプリンタエ
ンジンのインクの色に対応したペイントメモリ104
Y,104M,104C,104K、ベイントメモリ
(104Y,104M,104C,104K)に展開さ
れたビットイメージを受け取って印刷出力する処理を行
う出力部105とからその主要部が構成されている。
【0024】次に、本実施例を図5に基き説明する。図
5において、プリンタが受信したデータを解析する(S
501)。このコマンド解析処理は図6に詳しく説明し
てあるので、このコマンド解析処理を図6に沿って説明
する。プリンタがデータを受信して(S601)、図1
の106にある受信部に蓄えられる。次に受信部に蓄積
したデータを順に解析(S602)する。解析したデー
タが印刷開始コマンドであれば、コマンド解析処理を終
了する(S603)。印刷開始コマンドでなければ、描
画分類毎にレコードを作成する(604)。ここで、描
画分類とは、プリンタが備えている描画機能に対応した
分類であり、例えば、円描画や文字描画や直線描画や矩
形描画や楕円描画などのように描画分類されている。そ
してそれぞれの描画機能毎に、図1の104Y,104
M,104C,104Kに示したペイントメモリに、ビ
ットイメージとして展開する方法が最適化されている。
ここで、レコードは図1の103に示したRAMの中に
作成される。レコードの情報としては、描画機能分類の
他に、その描画が何色であるのかという色情報や、どこ
に描画するのかという位置情報や、どのくらいの大きさ
で描画するのかというサイズ情報などが含まれている。
次に作成したレコードの位置情報と色情報を元にテーブ
ルを作成する(S605)。
【0025】この描画テーブルを図7に詳しく説明す
る。まず、図1の104Y,104M,104C,10
4Kに示したペイントメモリを、y方向に均等分割す
る。y方向とは、プリンタが印刷するときの主走査方向
(印字ヘッドが動作する方向に相当する)をx、それに
直角な方向(紙の搬送方向に相当する)をyとした座標
系におけるものである。この分割単位は自由であるが、
例えばBJヘッドのノズル数が64個であったならば、
これに合わせてy方向に64ずつ分割する。そして、こ
の分割された単位に一対一に対応した描画テーブルを考
える。この描画テーブルは配列として図1のRAM10
3の中に作成されるものであり、配列を構成している要
素は、その区切られた(この例ではy方向に64ずつ)
ペイントメモリの中に展開される図形・文字がどの色を
有しているかを示す。
【0026】以上説明した描画テーブルは、図6ではS
605で設定・更新される。つまり、複数のレコードが
あった時は各レコード毎に描画テーブルの該当要素に色
情報を設定していくことになる。つまり、描画テーブル
で区切られたところに相当するペイントメモリに何も描
画展開がされていない状態ではY,M,C,Kのフラグ
がOFFになる。そして、そのペイントメモリに何かの
描画がある場合は、その描画色のフラグがONになる。
【0027】再び図5に沿って、コマンド解析処理(S
501)以降の説明をする。図1の104Y,104
M,104C,104Kに示したペイントメモリを初期
化する(S502)。これは、ペイントメモリのビット
をすべて0にクリアして、何も描画展開されていない状
態にすることである。そしてコマンド解析処理にて図1
のRAM103に作成されたレコードを、読んで解析す
る(S504)。そしてレコードに含まれている色情報
と位置情報に従って、それぞれのペイントメモリにアク
セスしていく(S505,506,507,508)。
例えば、解析したレコード情報が「YとMの色で、円を
ある位置に描画」というものであった場合、YとMのペ
イントメモリにはビットイメージとして描画展開するの
でペイントメモリのビットはONになるが、CとKのペ
イントメモリにはクリア処理を行なうのでペイントメモ
リのビットはOFFにする。
【0028】ここで、それぞれのペイントメモリにアク
セスする処理(S505,506,507,508)
は、それぞれ図8に詳細処理が説明図としてあるので、
図8に沿って説明する。レコードを解析した結果、その
ペイントメモリに対して描画展開するのか、描画展開し
ないのか、すなわち、ペイントメモリのクリア処理を行
なうのか否かを判断する(S801)。この判断の結
果、クリア処理でなければ描画展開する(S802)。
ペイントメモリクリア処理の判断(S801)で判断し
てそのペイントメモリに対して描画展開しないのであれ
ば、レコードの位置情報をもとに該当する描画テーブル
の今回アクセスしている色のフラグを調べる(80
3)。フラグを調べた結果OFFであったならば、そこ
の描画テーブルに相当するペイントメモリの部分にはビ
ットイメージに展開されるものが存在していない(ペイ
ントメモリのビットは全てOFF)という意味なので、
ペイントメモリのクリア(ペイントメモリのビットをO
FFにする)処理は省略できることになる。従って、ペ
イントメモリのクリア処理は行なわない。逆に、フラグ
がONである場合は、そこの描画テーブルに相当するペ
イントメモリにはビットイメージとして描画展開される
レコードが存在していることを意味するので、ペイント
メモリクリア処理をして、ペイントメモリのビットのO
FFにする(S804)。
【0029】再び図5に沿って説明する。図8に示した
ようなペイントメモリへのアクセス処理を終ったらS5
03に戻り、次のレコードの解析処理を行なう。このよ
うにしてレコードがなくなったら図1の105で示した
出力部にペイントメモリのビットイメージを渡し、印刷
出力する。
【0030】以上述べたように、ペイントメモリに対応
した描画テーブルに色情報フラグを設定し、ペイントメ
モリへのアクセスの時にそのフラグを参照することで、
ペイントメモリへのメモリクリア処理を省略する判断が
できる。これによって、無駄なメモリクリア処理をせず
に、動作の高速化ができる。
【0031】[第3の実施例]図2と同じ構成を持つカ
ラープリンタにおいて、第三の実施例の説明をする。図
1において、110はプリンタ本体で、中央処理装置
(CPU)101、後述する制御手順を含む各種の制御
プログラムを格納するプログラムROM102、図4お
よび図9で説明する処理における各種の変数を記憶保持
する所のRAM103、文字やグラフィックスがビット
イメージとして描画展開される所のプリンタエンジンの
インクの色に対応したペイントメモリ104Y,104
M,104C,104K、ベイントメモリに展開された
ビットイメージを受け取って印刷出力する処理を行う出
力部205とからその主要部が構成されている。
【0032】次に本実施例を図3に基き説明する。ま
ず、図3において、プリンタが受信したデータを解析す
る(S301)。このコマンド解析処理は図4に詳しく
説明してあるので、このコマンド解析処理を図4に沿っ
て説明する。プリンタがデータを受信して(S40
1)、図1の106にある受信部に蓄えられる。次に受
信部に蓄積したデータを順に解析(S402)する。解
析したデータが印刷開始コマンドであれば、コマンド解
析処理を終了する(S403)。印刷開始コマンドでな
ければ、描画分類毎にレコードを作成する(S40
4)。ここで、描画分類とは、プリンタが備えている描
画機能に対応した分類であり、例えば、円描画や文字描
画や直線描画や矩形描画や楕円描画などのように描画分
類されている。そしてそれぞれの描画機能毎に、図1の
104Y,104M,104C,104Kに示したペイ
ントメモリに、ビットイメージとして展開する方法が最
適化されている。ここで、レコードは図1の103に示
したRAMの中に作成される。レコードの情報として
は、描画機能分類の他に、その描画が何色であるのかと
いう色情報や、どこに描画するのかという位置情報や、
どのくらいの大きさで描画するのかというサイズ情報な
どが含まれている。位置情報と色情報を元にテーブルを
作成する(S605)。
【0033】コマンド解析処理(S301)以降は、再
び図3に沿って説明をする。図1の104Y,104
M,104C,104Kに示したペイントメモリを初期
化する(S302)。これは、ペイントメモリのビット
をすべて0にクリアして、何も描画展開されていない状
態にすることである。次に、ペイントメモリタッチフラ
グをリセットする(S303)。ペイントメモリタッチ
フラグというのは、図1のRAM103に格納されてい
るフラグであって、図1のペイントメモリ104Y,1
04M,104C,104Kのそれぞれに一対一になっ
ていて、そのペイントメモリに何も描画展開がされてい
ない状態ではフラグがOFFになる。そして、そのペイ
ントメモリにビットイメージとして描画展開がされてペ
イントメモリのビットがONになった状態ではフラグが
ONになる。いま、ペイントメモリが初期化されて何も
描画展開が行なわれていない状態であるので、ペイント
メモリタッチフラグはOFFにリセットされることにな
る。そしてコマンド解析処理にて図1のRAM103に
作成されたレコードを、読んで解析する(S305)。
レコードに含まれている色情報に従って、それぞれのペ
イントメモリにアクセスしていく(S306,S30
7,S308,S309)。例えば、解析したレコード
情報が「YとMの色で、円をある位置に描画」というも
のであった場合、YとMのペイントメモリにはビットイ
メージとして描画展開するのでペイントメモリのビット
はONになるが、CとKのペイントメモリにはクリア処
理を行なうのでペイントメモリのビットはOFFにす
る。
【0034】ここで、それぞれのペイントメモリにアク
セスする処理(S306,S307,S308,S30
9)は、それぞれ図9に詳細処理が説明図としてあるの
で、図9に沿って説明する。図9で、まずレコードを解
析した結果、そのペイントメモリに対して描画展開する
のか、描画展開しないのかを判断する(S901)。す
なわちペイントメモリのクリア処理を行なうのか否かを
判断する。判断の結果、描画展開する(S902)ので
あれば、描画展開した後に、その展開範囲に相当する描
画テーブルの色フラグをONにする(S903)。
【0035】この描画テーブルを図7に詳しく説明す
る。まず、図1の104Y,104M,10C3,10
4Kに示したペイントメモリを、y方向に均等分割す
る。y方向とは、プリンタが印刷するときの主走査方向
(印字ヘッドが動作する方向に相当する)をx、それに
直角な方向(紙の搬送方向に相当する)をyとした座標
系におけるものである。この分割単位は自由であるが、
例えばBJプリンタのBJヘッドのノズル数が64個で
あったならば、これに合わせてy方向に64づつ分割す
る。そして、この分割された単位に一対一に対応した描
画テーブルを考える。この描画テーブルは配列として図
1のRAM103の中に作成されるものであり、配列を
構成している要素は、その区切られた(この例ではy方
向に64づつ)ペイントメモリの中に展開される図形・
文字がどの色を有しているかを示す。つまり、ステップ
S903では、ペイントメモリに対して描画展開したy
の範囲に相当する描画テーブルの要素について、今回描
画展開した色のフラグをONにするということである。
例えば、小さな文字をMの色で描画展開したのならば、
Mのペイントメモリへのアクセスのときには描画テーブ
ルの要素1個の範囲に入るならば、その1個だけの色フ
ラグ(M)をONにする。大きな矩形をCの描画展開し
たならば、描画テーブル複数個の要素についてCの色フ
ラグをONにする。
【0036】そして、ステップS901で判断してその
ペイントメモリに対して描画展開しないのであれば、メ
モリクリア処理の判断に移る。まず、描画展開するyの
範囲に該当する描画テーブルを抽出する(S904)。
これはレコードの位置情報からyの範囲を導くことで抽
出する。そして、抽出した描画テーブルの要素がある限
り(S905)、その要素における該当色フラグがON
であるかOFFであるかを調べる(S906)。調べた
結果、フラグがOFFであったならば、その時点ではそ
のy範囲の該当色のビットイメージ展開がされていない
ことを意味するので、(ペイントメモリのビットは全て
OFF)という意味なので、ペイントメモリのクリア
(ペイントメモリのビットをOFFにする)処理は省略
できることになる。従って、ペイントメモリのクリア処
理は行なわない。また、描画テーブルの該当色のフラグ
がONであった場合は、この時点で何かがビットイメー
ジとして描画展開されていることを意味するので、ペイ
ントメモリのクリア処理をして、ペイントメモリのビッ
トをOFFにする(S907)。そして次のy範囲に相
当する描画テーブルの参照を行う。
【0037】再び図3に沿って説明する。それぞれのペ
イントメモリに対するアクセスが終了したら、次のレコ
ードの解析処理に戻る。レコードを終りまで解析したな
らば(S304)、その時点までのペイントメモリの内
容を図1の105で示した出力処理分を渡し、印刷出力
を行う(S310)。
【0038】以上のように、ペイントメモリへ描画展開
されたことを示すフラグを設け、そのフラグを参照・変
更することによって、ペイントメモリへ何かがビットイ
メージとして描画展開される時点までは、ペイントメモ
リへのメモリクリア処理が省略できるようになる。
【0039】これによって、ペイントメモリへのアクセ
ス時間を削減することができて、プリンタの処理時間を
短縮する効果になる。
【0040】上記実施例には出力装置としてプリンタを
あげているが、その代わりにディスプレイ装置などにも
同様の原理で実施できる。この場合、文字やグラフィッ
クスがビットイメージとして描画展開される所はVRA
M(ビデオRAM)になり、VRAMはRGBの3色分
に対応したメモリを備えていて、そのVRAMの内容を
ディスプレイに表示するような出力装置となる。
【0041】さらに、上記実施例ではYMCKの4色を
使っているが、特に色の構成については拘るわけではな
く、例えばYMCの3色を使って印刷する装置において
もペイントメモリを3個用意して全く同様の効果にな
る。
【0042】[第4の実施例]図10は、本発明の一実
施例に係るインクジェットプリント装置の概略を示す斜
視図である。
【0043】インクジェットプリント装置1000にお
いて、キャリッジ1001は、互いに平行に延在する2
本のガイド軸1004および1005と摺動可能に係合
する。これにより、キャリッジ1001は、駆動用モー
タおよびその駆動力を伝達するベルト等の駆動力伝達機
構(いずれも不図示)により、ガイド軸1004および
1005に沿って移動することができる。キャリッジ1
001には、インクジェットヘッドと、このヘッドで用
いられるインクを収納するインク容器としてのインクタ
ンクとを有するインクジェットユニット1003が搭載
される。
【0044】インクジェットユニット1003は、イン
クおよびプリント性向上液としての処理液を吐出するた
めのヘッドおよびこれに供給されるインクまたは処理液
を収納する容器としてのタンクからなる。すなわち、ブ
ラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイ
エロー(Y)の4色の各インクをそれぞれ吐出する4個
のヘッドおよびこれらのそれぞれに対応して設けられる
タンクがインクジェットユニット1003としてキャリ
ッジ1001上に搭載される。各ヘッドとタンクとは相
互に着脱可能なものであり、タンク内のインクまたは処
理液が無くなった場合等、必要に応じて個々のインク色
等毎にタンクのみを交換できるよう設けられている。ま
た、ヘッドのみを必要に応じて交換できることは勿論で
ある。なお、ヘッドおよびタンクの着脱の構成は、上記
の例に限られず、ヘッドとタンクが一体に成形された構
成としてもよいことは勿論である。
【0045】また、処理液に関するプリント性の向上と
は、その一例が後述されるように、濃度,彩度,エッジ
部分のシャープネス度合,ドット径等の画質を向上させ
ること、インクの定着性を向上させること、耐水性,耐
光性等の耐候性すなわち画像保存性を向上させることを
含むものである。
【0046】プリント媒体としての用紙1006は、装
置の前端部に設けられる挿入口1011から挿入され、
最終的にその搬送方向が反転され、送りローラ1009
によって上記キャリッジ1001の移動領域の下部に搬
送される。これにより、キャリッジ1001に搭載され
たヘッドからその移動に伴なってプラテン1008によ
って支持された用紙1006上のプリント領域にプリン
トがなされる。
【0047】以上のようにして、ヘッドの吐出口配列の
幅に対応した幅のプリントと用紙1006の送りとを交
互に繰り返しながら、用紙1006全体にプリントがな
され、用紙1006は装置前方に排出される。
【0048】キャリッジ1001の移動可能な領域の左
端には、キャリッジ1001上の各ヘッドとそれらの下
部において対向可能な回復系ユニット1010が設けら
れ、これにより非記録時等に各ヘッドの吐出口をキャッ
プする動作や各ヘッドの吐出口からインクを吸引する等
の動作を行うことができる。また、この左端部の所定位
置はヘッドのホームポジションとして設定される。
【0049】一方、装置の右端部には、スイッチや表示
素子を備えた操作部1007が設けられる。ここにおけ
るスイッチは装置電源のオン/オフや各種プリントモー
ドの設定時等に使用され、表示素子は装置の各種状態を
表示する役割をする。
【0050】図11は、図10で説明したインクジェッ
トユニット1003を示す概略斜視図である。この構成
は、上述のようにブラック,シアン,マゼンタ,イエロ
ーの各色インクおよび処理液のタンクが独立に交換可能
な構成を示す。
【0051】すなわち、キャリッジ1001には各ヘッ
ドを個々に着脱可能に装着するためのヘッドケース10
02と、K用タンク20K、C用タンク20C、M用タ
ンク20M、Y用タンク20Yが搭載される。ヘッドケ
ース1002にはK,C,M,Yのインクをそれぞれ吐
出するためのヘッド30K,30C,30M,30Y
(不図示)が装着される。各ヘッドはそれぞれ例えば1
60個の吐出口を備え、それぞれの吐出口からは40n
gのインク量の吐出がなされる。各タンクは接続部を介
してヘッドと接続し、インクまたは処理液を供給する。
【0052】なお、タンクの構成としては、その使用量
に応じて、例えば、CとMとYのタンクが一体構造であ
っても良い。
【0053】図12は、実施例のインクジェットプリン
ト装置の制御構成を示すブロック図である。ホストコン
ピュータから、プリントすべき文字や画像のデータ(以
下画像データという)が出力装置1000の受信バッフ
ァ1201に入力される。また、正しくデータが転送さ
れているかを確認するデータや、出力装置の動作状態を
知らせるデータがプリント装置からホストコンピュータ
に転送される。受信バッファ1201に入力したデータ
はCPUを有する制御部1202の管理のもとで、RA
M形態のメモリ部1203に転送され一次的に格納され
る。メカコントロール部1204は、制御部1202か
らの指令により、キャリッジ1001や送りモータ10
09(ともに図1参照)の動力源となるキャリッジモー
タやラインフィードモータ等のメカ部1205を駆動す
る。センサ/SWコントロール部1206は、各種セン
サやSW(スイッチ)からなるセンサ/SW部1207
からの信号を制御部1202に送る。表示素子コントロ
ール部1208は、制御部1202からの指令により表
示パネル群のLEDや液晶表示素子等からなる表示素子
部1209の表示を制御する。ヘッドコントロール部1
210は制御部1202からの指令により各ヘッド30
K,30C,30M,30Yを個々に制御する。また、
これら各ヘッドの状態を示す温度情報等を読取り制御部
1202に伝える。
【0054】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0055】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0056】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0057】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによって
その長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記
録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0058】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0059】また、本発明に記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので、好ましいものである。これらを具体的に挙げれ
ば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱
手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出モードを行な
うことも安定した記録を行なうために有効である。
【0060】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本
発明は極めて有効である。
【0061】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するもの、あるいはインクジェット方式ではイ
ンク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調整を
行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制
御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時に
インクが液状をなすものであればよい。加えて、積極的
に熱エネルギによる昇温をインクの固形状態から液体状
態への状態変化のエネルギとして使用せしめることで防
止するか、またはインクの蒸発防止を目的として放置状
態で固化するインクを用いるかして、いずれにしても熱
エネルギの記録信号に応じた付与によってインクが液化
し、液状インクが吐出されるものや、記録媒体に到達す
る時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エネ
ルギによって初めて液化する性質のインクを使用する場
合も本発明は適用可能である。このような場合のインク
は、特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60
−71260号公報に記載されるような、多孔質シート
凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持された状
態で、電気熱変換体に対して対向するような形態として
もよい。本発明においては、上述した各インクに対して
最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもの
である。
【0062】さらに加えて、本発明の液体噴射記録ヘッ
ドを使用する記録機構を備えた記録装置の形態として
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、
さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を
採るもの等であってもよい。
【0063】図13は本発明の記録装置をワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装置、複
写装置としての機能を有する情報処理装置に適用した場
合の概略構成を示すブロック図である。
【0064】図中、1301は装置全体の制御を行なう
制御部で、マイクロプロセッサ等のCPUや各種I/O
ポートを備え、各部に制御信号やデータ信号等を出力し
たり、各部よりの制御信号やデータ信号を入力して制御
を行なっている。1302はディスプレイ部で、この表
示画面には各種メニューや文書情報およびイメージリー
ダ1307で読み取ったイメージデータ等が表示され
る。1303はディスプレイ部1302上に設けられた
透明な感圧式のタッチパネルで、指等によりその表面を
押圧することにより、ディスプレイ部1302上での項
目入力や座標位置入力等を行なうことができる。
【0065】1304はFM(Frequency M
odulation)音源部で、音楽エディタ等で作成
された音楽情報をメモリ部1310や外部記憶装置13
12にデジタルデータとして記憶しておき、それらメモ
リ等から読み出してFM変調を行なうものである。FM
音源部1304からの電気信号はスピーカ部1305に
より可聴音に変換される。プリンタ部1306はワード
プロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置、複写装置の出力端末として、本発明記録装置が適用
されたものである。
【0066】1307は原稿データを光電的に読取って
入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路途中に設
けられており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他各種原
稿の読取りを行なう。1308はイメージリーダ部13
07で読取った原稿データのファクシミリ送信や、送ら
れてきたファクシミリ信号を受信して復号するファクシ
ミリ(FAX)の送受信部であり、外部とのインターフ
ェース機能を有する。1309は通常の電話機能や留守
番電話機能等の各種電話機能を有する電話部である。
【0067】1310はシステムプログラムやマネージ
ャプログラムおよびその他のアプリケーションプログラ
ム等や文字フォントおよび辞書等を記憶するROMや、
外部記憶装置1312からロードされたアプリケーショ
ンプログラムや文書情報さらにはビデオRAM等を含む
メモリ部である。
【0068】1311は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。
【0069】フロッピィディスクやハードディスク等を
記憶媒体とする外部記憶装置で、この外部記憶装置13
12には文書情報や音楽或は音声情報、ユーザのアプリ
ケーションプログラム等が格納される。
【0070】図14は図13に示す情報処理装置の模式
的外観図である。
【0071】図中、1401は液晶等を利用したフラッ
トパネルディスプレイで、各種メニューや図形情報およ
び文書情報等を表示する。このディスプレイ1401上
にはタッチパネル1303の表面を指等で押圧すること
により座標入力や項目指定入力を行なうことができる。
1402は装置が電話器として機能するときに使用され
るハンドセットである。キーボード1403は本体と脱
着可能にコードを介して接続されており、各種文書情報
や各種データ入力を行なうことができる。また、このキ
ーボード1403には各種機能キー1404等が設けら
れている。1405は外部記憶装置1312へのフッピ
ーディスクの挿入口である。
【0072】1406はイメージリーダ部1307で読
取られる原稿を戴置する用紙戴置部で、読取られた原稿
は装置後部より排出される。またファクシミリ受信等に
おいては、インクジェットプリンタ1407より記録さ
れる。
【0073】なお、上記でディスプレイ部1302はC
RTでもよいが、強誘電性液晶を利用した液晶ディスプ
レイ等のフラットパネルが望ましい。小型、薄型化に加
え軽量化が図れるからである。
【0074】上記情報処理装置をパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサとして機能する場合、キーボード
部1311から入力された各種情報が制御部1301に
より所定のプログラムに従って処理され、プリンタ部1
306に画像として出力される。
【0075】ファクシミリ装置の受信機として機能する
場合、通信回線を介してFAX送受信部1308から入
力したファクシミリ情報が制御部1301により所定の
プログラムに従って受信処理され、プリンタ部1306
に受信画像として出力される。
【0076】また、複写装置として機能する場合、イメ
ージリーダ部1307によって原稿を読取り、読取られ
た原稿データが制御部1301を介してプリンタ部13
06に複写画像として出力される。なお、ファクシミリ
装置の受信機として機能する場合、イメージリーダ部1
307によって読取られた原稿データは、制御部130
1により所定のプログラムに従って送信処理された後、
FAX送受信部1308を介して通信回線に送信され
る。
【0077】なお、上述した情報処理装置は図15に示
すようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体
型としてもよく、この場合は、よりポータブル性を高め
ることが可能となる。同図において、図14と同一機能
を有する部分には、対応する符号を付す。
【0078】以上説明した多機能型情報処理装置に本発
明の記録装置を適用することによって、高品位の記録画
像を高速かつ低騒音で得ることができるため、上記情報
処理装置の機能をさらに向上させることが可能となる。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
コード情報に従って複数の出力用メモリに色毎にビット
マップ展開したものをカラー出力する装置において、出
力用メモリにビットマップ展開されるかどうかを色別に
一定の範囲毎にフラグとして設定し、前記設定されたフ
ラグを記憶保持し、ビットマップ展開時に出力用メモリ
をクリアする場合に前記フラグを参照し、前記フラグ参
照によって出力用メモリをクリアするかどうかを判断す
ることによって、不要なメモリクリア処理を省略し、ビ
ットマップ展開処理時間を短縮できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるプリンタシステムの構成の
一例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施例の特徴を最もよく表すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の第一実施例におけるカラープリンタの
動作を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS301を説明するフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第二実施例におけるカラープリンタの
動作を示すフローチャートである。
【図6】図5のステップS501を説明するフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第二実施例における描画テーブルの構
造説明図である。
【図8】本発明の第二実施例の特徴を最もよく表すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の第三実施例の特徴を最もよく表すフロ
ーチャートである。
【図10】本発明の一実施例を適用したインクジェット
プリント装置の概略を示す斜視図である。
【図11】図10に示したインクジェットユニットの概
略斜視図である。
【図12】インクジェットプリント装置の制御構成を示
すブロック図である。
【図13】本発明出力装置を情報処理装置に適用した場
合の概略構成を示すブロック図である。
【図14】図13に示した情報処理装置の模式的概観図
である。
【図15】インクジェットプリンタを内蔵した一体型出
力装置の模式的概観図である。
【符号の説明】
20Y,20M,20C,20K インクタンク 30Y,30M,30C,30K ヘッド 101 中央処理装置(CPU) 102 プログラムROM 103 RAM 104Y Yのペイントメモリ 104M Mのペイントメモリ 104C Cのペイントメモリ 104K Kのペイントメモリ 105 出力部 106 受信部 110 プリンタ 1000 インクジェットプリント装置 1001 キャリッジ 1002 ヘッドケース 1003 インクジェットユニット 1004,105 ガイド軸 1006 用紙 1007 操作部 1008 プラテン 1009 送りローラ 1010 回復ユニット 1202 制御部 1203 メモリ部 1204 メカコントロール部 1205 メカ部 1206 センサ/SWコントロール部 1207 センサ/SW部 1208 表示素子コントロール部 1209 表示素子部 1210 ヘッドコントロール部 1301 CPU 1302 ディスプレイ 1303 タッチパネル 1304 FM音源 1305 スピーカ 1306 プリンタ 1307 イメージリーダ 1308 FAX送受信部 1309 電話 1310 メモリ 1311 キーボード部 1312 外部記憶装置 1401 フラットパネルディスプレイ 1402 ハンドセット 1403 キーボード 1404 機能キー 1405 フロッピーディスク挿入口 1406 用紙載置部 1407 インクジェットプリンタ S201 ペイントメモリに描画展開をするか否かを判
断するステップ S202 ペイントメモリに描画展開を行なうステップ S203 描画展開したことをフラグに記憶するステッ
プ S204 既にペイントメモリに描画展開されているか
否かをフラグで判断するステップ S205 ペイントメモリへのメモリクリア処理を行な
うステップ S301 コマンド解析処理を行うステップ S302 ペイントメモリの初期化処理を行うステップ S303 フラグの初期化処理を行うステップ S306 Yのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S307 Mのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S308 Cのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S309 Kのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S310 出力処理を行うステップ S401 データ受信を行うステップ S402 データ解析を行うステップ S403 印刷開始コマンドかどうかの判断を行うステ
ップ S404 レコード作成を行うステップ S501 コマンド解析を行うステップ S502 ペイントメモリ初期化を行うステップ S503 レコードの有無判断を行うステップ S504 レコード解析を行うステップ S505 Yのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S506 Mのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S507 Cのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S508 Kのペイントメモリへのアクセス処理を行う
ステップ S509 出力処理を行うステップ S601 データ受信処理を行うステップ S602 データ解析処理を行うステップ S603 印刷開始コマンドかどうかの判断を行うステ
ップ S604 レコード作成処理を行うステップ S605 描画テーブル設定を行うステップ S801 ペイントメモリへのメモリクリア処理の判断
を行うステップ S802 ペイントメモリへの描画を行うステップ S803 該当描画テーブルのフラグを調べるステップ S804 ペイントメモリクリア処理を行うステップ S901 ペイントメモリへのメモリクリア処理の判断
を行うステップ S902 ペイントメモリへの描画を行うステップ S903 フラグをONにするステップ S904 描画テーブルの範囲を抽出するステップ S905 描画テーブルの有無の判断を行うステップ S906 該当描画テーブルのフラグを調べるステップ S907 ペイントメモリクリア処理を行うステップ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レコード情報に従って複数の出力用メモ
    リに色毎にビットマップ展開したものをカラー出力する
    出力手段を有する装置において、 出力用メモリにビットマップ展開されるかどうかを色別
    に一定の範囲毎にフラグとして設定する手段と、 前記設定されたフラグを記憶保持する手段と、 ビットマップ展開時に出力用メモリをクリアする場合に
    前記フラグを参照する手段と、 前記フラグ参照によって出力用メモリをクリアするかど
    うかを判断する手段とを設けたことを特徴とする出力装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記出力手段が、イ
    ンクジェットヘッドを用いたインクジェットプリント手
    段であることを特徴とする出力装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記インクジェット
    ヘッドが、インクを吐出するために利用されるエネルギ
    の発生素子として、該インクに膜沸騰を生じさせる熱エ
    ネルギを発生する電気熱変換体を具備することを特徴と
    する出力装置。
  4. 【請求項4】 レコード情報に従って複数の出力用メモ
    リに色毎にビットマップ展開する画像処理方法におい
    て、 出力用メモリにビットマップ展開されるかどうかを色別
    に一定の範囲毎にフラグとして設定する工程と、 前記設定されたフラグを記憶保持する工程と、 ビットマップ展開時に出力用メモリをクリアする場合に
    前記フラグを参照する工程と、 前記フラグ参照によって出力用メモリをクリアするかど
    うかを判断する工程とを設けたことを特徴とする画像処
    理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、さらに、前記出力用
    メモリ内のデータにしたがって、インクジェットヘッド
    を用いたインクジェットプリント手段により出力する出
    力工程を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記インクジェット
    ヘッドが、インクを吐出するために利用されるエネルギ
    の発生素子として、該インクに膜沸騰を生じさせる熱エ
    ネルギを発生する電気熱変換体を具備することを特徴と
    する画像処理方法。
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