JPH08274717A - 双方向光空間伝送用の光送受信装置 - Google Patents

双方向光空間伝送用の光送受信装置

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JPH08274717A
JPH08274717A JP7100614A JP10061495A JPH08274717A JP H08274717 A JPH08274717 A JP H08274717A JP 7100614 A JP7100614 A JP 7100614A JP 10061495 A JP10061495 A JP 10061495A JP H08274717 A JPH08274717 A JP H08274717A
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JP
Japan
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optical
transmission
pair
optical element
receiver
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JP7100614A
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English (en)
Inventor
Sueji Shibata
末治 柴田
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Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Yamaichi Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は送信用光素子と受信用光素子の対を
複数対備えると共に各対における送信用光素子と受信用
光素子を相対配置にした一種類の送受信器体を一対用意
し、両送受信器体を軸対称となるように対向配置にする
ことによって、複数回線の双方向光送受信装置が限定さ
れたスペースで極めて容易に形成でき、各回線における
送信用光素子と受信用光素子との正対状態が容易に図れ
るようにする。又本発明は上記光送受信器体を配線基板
に取り付けることによって一対以上の送信用と受信用の
光素子を一括して取付けることができ取付作業の省力化
を図る。 【構成】送信用光素子2a,2b,2cと受信用光素子
3a,3b,3cの対を複数対備えると共に各対におけ
る送信用光素子2a,2b,2cと受信用光素子3a,
3b,3cを相対配置にした送受信器体1を一対用意
し、両送受信器体を軸対称となるように対向配置にした
双方向光空間伝送用の光送受信装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は双方向光空間伝送に用
いる光送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】双方向通信用電気信号を光空間伝送で中
継せんとする場合、即ち双方向光空間伝送を行わんとす
る場合には、図18A,Bに示すように、一方の配線基
板3aに送信用光素子1aと受信用の光素子1bを搭載
し、他方の配線基板3a′に受信用光素子1b′と送信
用の光素子1a′とを搭載して一方から他方への送信用
と受信用の光素子1a,1b′とが対向配置され、他方
から一方への送信用と受信用の光素子1a′,1bとが
対向配置されねばならない。
【0003】而して図18Aにおいては、上記各光素子
1a,1b,1a′,1b′を個別に保有せるケーシン
グ2の透光窓4が配線基板3a,3a′の表面と平行な
面内において開口するように対向配置し、各ケーシング
2の光素子挿入用開口から逆L形に突出する同光素子の
端子5を配線基板3a,3a′にスルーホール実装し、
この配線基板3a,3a′の対を面対向状態に設置し二
対の透光窓4を対向配置にする方法を採っている。
【0004】又図18Bにおいては、上記各光素子1
a,1b,1a′,1b′をケーシング2の透光窓4が
配線基板3a,3a′の表面と直角な平面内において開
口するように配置し、上記ケーシング2の光素子挿入用
開口から垂直に突出する同光素子の端子5を搭載面にお
いてスルーホール実装し、この配線基板3a,3a′を
同一平面に並置して双方向光空間伝送用の二対の透光窓
4を対向配置にしている。
【0005】これによって図18A,Bは双方向光空間
伝送における一方からの他方への送受と他方から一方へ
の送受の一回線分を形成している。これが二回線又は三
回線となる場合には4個又は6個の送受信用光素子1
a,1b,1a′,1b′を図示の如き関係配置で両配
線基板3a,3a′に搭載することになる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】上記のように一回線
又は二回線以上の双方向光空間伝送システムを形成せん
とする場合には双方向回線数に応じてケーシング2に保
持させた送信用光素子と受信用光素子1a,1b,1
a′,1b′を個別に各配線基板3a,3a′に搭載
し、前記正対配置状態を形成せねばならない。
【0007】上記従来例は一方と他方の配線基板3a,
3a′に搭載される送信用光素子1a,1a′は例えば
三回線である場合には、三種類の送信用光素子パッケー
ジと三種類の受信用光素子パッケージを準備せねばなら
ない。
【0008】これはパッケージ自体の製造や管理面での
煩雑さを招き、加えて双方向光空間伝送装置の製造、組
立における作業を煩雑なものにし、更には各送受対の相
対配置にバラツキを生じ易く、信頼性を損なう原因とな
っている。
【0009】又付け加えるならば、図18Aにおいては
配線基板3a,3a′各々に搭載された光素子1a,1
b,1a′,1b′の端子5が光素子1の一端において
のみ配線基板に支持されるため、他端側における実装強
度が充分に確保できない。
【0010】又後者においては、図18Bに示すよう
に、一対の配線基板3a,3a′を同一平面内に並置す
るので占有面積が過大となる問題を有している。
【0011】
【問題点を解決するための手段】この発明は双方向光空
間伝送用の光送受信装置を形成する際の、上記従来の問
題点を一掃し、複数回線の双方向光空間伝送用の光送受
信装置が限定されたスペースにおいて極めて容易に且つ
適正に形成できるようにしたものである。
【0012】本発明は送信用光素子と受信用光素子の対
を複数対備えると共に各対における送信用光素子と受信
用光素子を相対配置にした一種類の光送受信器体により
形成される双方向光空間伝送用の光送受信装置を提供す
る。
【0013】即ち、この双方向光空間伝送用の光送受信
装置は上記一種類の光送受信器体を二個用意し、これを
軸対称に配置することによって、双方向光空間伝送回線
を複数回線形成する。
【0014】上記光送受信器体の具体構造を以下に述べ
る。
【0015】扁平な方形ケーシングを用意し、この方形
ケーシングにその左側面で開口する左側ポケットと右側
面で開口する右側ポケットを一対以上形成する。
【0016】この左側ポケットと右側ポケットの各対は
相対配置にし、各対における一方のポケット内には上記
一方の開口を通し送信用の光素子を収容保持させると共
に他方のポケット内には上記他方の開口を通し受信用の
光素子を収容保持させる。
【0017】そして上記ケーシングの表面に上記送信用
と受信用の光素子と対向する透光窓を左右ポケット毎に
設け、これを軸対称に対向配置することによって上記双
方向光空間伝送用の光送受信装置が形成される。
【0018】又上記送受信器体の他例においては、方形
のケーシングの表面で開口する左右一対以上の有底室を
形成し、左側有底室と右側有底室の各対は相対配置に
し、各対における一方の有底室内にはその開口を通し送
信用の光素子を収容保持させると共に他方の有底室内に
はその開口を通し受信用の光素子を収容保持させる。
【0019】更に上記ケーシング表面の開口にて光素子
の透光窓を形成した光送受信器体を形成し、この光送受
信器体を一対用意して両者を軸対称に対向配置して複数
回線の光空間伝送装置を形成する。
【0020】更に他例として上記方形ケーシングの表面
で開口する左右一対以上の有底室を形成し、左側有底室
と右側有底室の各対は相対配置にし、各対における一方
の有底室内にはその開口を通し送信用の光素子を収容保
持させると共に他方の有底室内にはその開口を通し受信
用の光素子を収容保持させ、この有底室の底壁に上記ケ
ーシングの他方表面で開口して上記各光素子と対向する
透光窓を各左右有底室毎に設けた光送受信器体を形成
し、この光送受信器体を一対用意し、これを互いに軸対
称に配置することによって、前記双方向光空間伝送回線
を複数回線形成する。
【0021】上記方形ケーシングは全左右ポケット又は
全有底室を二分割する一対の半截ケーシングで形成でき
る。又上記透光窓はケーシングの表面に被着した光フィ
ルターで覆うことができる。
【0022】
【作用】この発明によれば上記送信用光素子と受信用光
素子の対を複数対備えると共に各対における送信用光素
子と受信用光素子を相対配置にした一種類の送受信器体
を一対用意し、両送受信器体を軸対称となるように対向
配置にすることによって、複数回線の双方向光送受信装
置が限定されたスペースで極めて容易に形成でき、各回
線における送信用光素子と受信用光素子との正対状態が
容易に図れる。
【0023】又本発明によれば上記光送受信器体を配線
基板に取り付けることによって一対以上の送信用と受信
用の光素子を一括して取付けることができ取付作業の省
力化を図ることができる。
【0024】加えて、前記の通りこの光送受信器体の対
により送信用と受信用の各回線の光素子相互の相対位置
が適正に定まる。
【0025】更に各対の光素子の端子は単一の光送受信
器体の左右に並列して突出させることができ、この並列
された端子群によって光送受信器体を配線基板へ安定し
て取付け実装できる。又光送受信器体を単部品として扱
うことができ、管理も容易である。
【0026】
【実施例】
第1実施例(図1乃至図3参照) 前記の通り、光送受信器体1は送信用光素子と受信用光
素子の対を複数対備えると共に各対における送信用光素
子2a,2b,2cと受信用光素子3a,3b,3cを
左右対称に配している。この送受信器体1を一対用意
し、この両送受信器体1を図15に示すように軸対称と
なるように対向配置して双方向光送受信装置を構成して
いる。
【0027】上記光送受信器体1は三個の送信用光素子
2a,2b,2cと三個の受信用光素子3a,3b,3
cを対称配置に保有しており、この器体1を軸対称に対
向配置することによって三回線の双方向光空間伝送路を
形成する場合を示している。
【0028】上記光送受信器体1は扁平で方形のケーシ
ング4によって形成され、この方形ケーシングにその左
側面で開口する左側ポケット5a,5b,5cと右側面
で開口する右側ポケット6a,6b,6cを一対以上形
成する。このポケットは光素子収容室を形成する。
【0029】該左側ポケット5a,5b,5cと右側ポ
ケット6a,6b,6cの各対は相対配置にし、各対に
おける一方のポケット5a,5b,5c内には上記一方
の開口7a,7b,7cを通し送信用の光素子を収容保
持させると共に、他方のポケット6a,6b,6c内に
は上記他方の開口8a,8b ,8cを通し受信用の光
素子を収容保持させる。
【0030】上記方形ケーシングの表面に上記送信用と
受信用の光素子2a,2b,2c,3a,3b,3cと
対向する透光窓9a,9b,9cと10a,10b,1
0cを左右ポケット毎に設ける。
【0031】上記光送受信器体1を一対用意し、両者を
図15に示すように軸対称に対向配置にすることによっ
て複数回線の光空間伝送路を有する光送受信装置を形成
する。
【0032】上記光送受信素子は図18に示す如く、一
個づつ小ケーシングに保有させ、この小ケーシングを上
記ケーシング4の各ポケットに挿入して保持させるか、
又は送受信素子は小ケーシングに保有させずベアーの状
態でケーシング4の各ポケットに保持させる。他の実施
例においても同様である。
【0033】上記光素子2a,2b,2c,3a,3
b,3cは端子11と12を夫々有し、送信用光素子2
a,2b,2cの端子11はケーシング4の左側面の開
口7a,7b,7cから外側へ突出され、同様に、受信
用光素子3a,3b,3cの端子12はケーシング4の
右側面の開口8a,8b,8cから外側へ突出される。
従ってケーシング4の左右に並列して端子11,12群
が突出され、図16,図17に示すように、この端子群
を以って配線基板13a,13bのスルーホールに実装
される。
【0034】上記配線基板13a,13bを軸対称に面
対向配置にすることによって双方向光送受回線が複数回
線形成される。上記ケーシングは4は合成樹脂等の絶縁
材にて一体形成構造とする。
【0035】又上記透光窓9a,9b,9c,10a,
10b,10cは図1,図2に示すように、円形孔等の
非切欠孔で形成するか、又は図3に示すようにケーシン
グ4の側方へ向け開放された切欠孔で形成する。
【0036】上記左側ポケット群と右側ポケット群は隔
壁14によって隔てられ、又左側の各ポケット間と右側
の各ポケット間は隔壁15によって隔てられており、各
光素子は隔壁15を案内として各ポケットの最深部まで
入れ込むことによって隔壁14に当接し、各透光窓9
a,9b,9c,10a,10b,10cと発光部16
又は受光部17との対応が得られる。
【0037】第2実施例(図4参照) この実施例は左右一対又は複数対の光送受信素子を分割
できるように、ケーシング4の表面と裏面に複数条の切
折り用の溝23を形成している。この切折り用溝23は
左右光送受信素子対の間に位置して平行に延在してい
る。
【0038】この実施例に従い、多数対の光送受信素子
を保有する光送受信器体1を構成し、この光送受信器体
1は溝23から切り折りすることによって、複数対の光
送受信素子を持った複数の光送受信器体に分割される。
【0039】上記第2実施例は第1実施例や、以下に説
明する第3乃至第7実施例等の各実施例に使用可能であ
る。
【0040】第3実施例(図5,図6参照) この実施例は光空間伝送に用いる光成分のみを通過させ
る光フィルター22を用いた場合を示している。
【0041】光フィルター22は図示のように、薄平板
構造にし、これをケーシング4に形成した透光窓群を覆
うようにケーシング表面に被せ、接着剤等で貼り付け
る。このフィルター22は第1,第2実施例や、第4乃
至第7実施例と組合せて使用される。
【0042】第4実施例(図6,図7参照) 図6,図7は光送受信器体1の他例を示す。
【0043】合成樹脂等にて一体成形した方形のケーシ
ング4を形成し、該ケーシング4の表面で開口する左右
一対以上の有底室5a′,5b′,5c′,6a′,6
b′,6c′を形成し、左側有底室5a′,5b′,5
c′と右側有底室6a′,6b′,6c′の各対は左側
と右側において対称となるように相対配置にし、各対に
おける一方の有底室5a′,5b′,5c′内にはその
開口9a′,9b′,9c′を通し送信用の光素子2
a,2b,2cを収容保持させると共に、他方の有底室
6a′,6b′,6c′内にはその開口10a′,10
b′,10c′を通し受信用の光素子3a,3b,3c
を収容保持させる。従って上記有底室は光素子収容室を
構成している。
【0044】更に上記ケーシング4表面の開口9a′,
9b′,9c′,10a′,10b′,10c′にて光
素子の透光窓を形成し光送受信器体1を構成している。
【0045】上記左側有底室5a′,5b′,5c′内
の光素子2a,2b,2cの端子11は上記左側有底室
の側壁に設けた溝18を通し外側へ突出し、同様に右側
有底室6a′,6b′,6c′内の光素子3a,3b,
3cの端子12は上記右側有底室の側壁に設けた溝19
を通し外側へ突出する。溝18,19は端子の位置決め
を図っている。
【0046】従ってケーシング4には端子群が左右に並
列して配置され、図15乃至図17に示すようにこの並
列端子群を以って配線基板13a,13bにスルーホー
ル実装される。
【0047】上記光送受信器体1を一対用意し、これを
図15に示すように軸対称に対向させることによって複
数回線(実施例では三回線)の光送受信装置が形成され
る。
【0048】上記第1乃至第4実施例の何れにおいて
も、上記光素子はポケット内壁又は有底室内壁に接着剤
を以って固定することができる。
【0049】又第1乃至第4実施例に示す端子11,1
2は配線基板13a,13bにスルーホール実装する
他、端子11,12を配線基板13a,13bに対し表
面実装できるように配置することができる。
【0050】第5実施例(図8参照) 図8は光送受信器体1の更に他例を示している。
【0051】第4実施例と同様、方形のケーシング4を
形成し、該ケーシング4の表面で開口する左右一対以上
の有底室5a′,5b′,5c′,6a′,6b′,6
c′を形成し、左側有底室5a′,5b′,5c′と右
側有底室6a′,6b′,6c′の各対は左右対称位置
に存するように相対配置にし、各対における一方の有底
室5a′,5b′,5c′内にはその開口7a′,7
b′,7c′,を通し送信用の光素子2a,2b,2c
を収容保持させると共に、他方の有底室6a′,6
b′,6c′内にはその開口8a′,8b′,8c′を
通し受信用の光素子3a,3b,3cを収容保持させ、
更に上記ケーシング4の他方表面に上記各光素子の発光
部16又は受光部17と対向する透光窓9a,9b,9
c,10a,10b,10cを各左右有底室毎に設け、
光送受信器体1を構成している。
【0052】端子11,12は第1乃至第4実施例と同
様、左右有底室の側壁の溝を通し外方へ並列して露出
し、配線基板13a,13bにスルーホール実装又は表
面実装される。上記光素子は有底室の内壁に接着剤を介
し固定する。
【0053】第6実施例(図9,図10参照) 第1乃至第5実施例は何れもケーシング4本体を一体成
形された単部品で形成した場合を示しているが、この実
施例においてはベース4aにカバー4bを閉合すること
によって、前記ケーシング4を形成している。即ち、上
記方形ケーシングを全左右ポケット又は全左右有底室を
二分割する一対の半截ケーシングで形成した光送受信器
体1を示している。
【0054】従ってカバー4bに前記ポケット又は有底
室に相当する光素子収容室の上半部が形成され、ベース
4aに同下半部が形成され、カバー4bの表面に透光窓
が形成される。カバー4bとベース4aとは例えばカバ
ー4bに設けた係止爪20をベース4aに設けた段部2
1にスナップ係合させ閉合状態を保持する。この閉合状
態において、前記ポケットに相当する光素子収容室5
a,5b,5c,6a,6b,6cが形成される。
【0055】この実施例においては光素子収容室に収容
された光素子2a,2b,2c,3a,3b,3cを図
10に示すようにベース4aとカバー4bによって挟み
保持される。又前記端子挿入用の溝18,19はベース
4aとカバー4bの双方に対応して設けるか、又はベー
ス4aのみに設ける。 第7実施例(図11乃至図14参照) この実施例は本発明に含まれる光素子の配置列を示して
いる。各図においてTは送信用の光素子を、Rは受信用
の光素子を夫々示す。
【0056】図11,図12に示す光送受信器体1は送
信用光素子Tと受信用光素子Rの対を二対(図11)又
は三対(図12)備え、各対の送信用光素子Tをケーシ
ング4の一方側に配すると共に同受信用光素子Rを他方
側に配し、各対における送信用光素子Tと受信用光素子
Rとが左右対称となるような位置に相対配置にした場合
を示している。
【0057】図13,図14に示す光送受信器体1は送
信用光素子Tと受信用光素子Rの対を二対(図13)又
は三対(図14)備え、各対の送信用光素子Tをケーシ
ング4の一方側と他方側に交互に配すると共に同受信用
光素子Rを他方側と一方側に交互に配し、各対における
送信用光素子Tと受信用光素子Rとが左右対称となるよ
うな位置に相対配置にした場合を示している。
【0058】図11乃至図14の何れの場合において
も、同じ種類の光送受信器体1を一対用意し、図15に
示すように両者を互いに軸対称となるように対向させる
ことによって二回線又は三回線の双方向光送受信装置が
形成できる。
【0059】以上説明した第1乃至第7実施例は相互に
組合せて使用でき、各実施例において説明した構成を他
の各実施例に採用できることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば上記送信用と受信用の
光素子の対を複数対備えると共に各対における送信用と
受信用の光素子を相対配置にした一種類の送受信器体を
一対用意し、両送受信器体を軸対称となるように対向配
置にすることによって、複数回線の双方向光送受信装置
が限定されたスペースで極めて容易に形成でき各回線に
おける送信用光素子と受信用光素子との正対状態が適正
且つ容易に図れる。
【0061】又本発明によれば上記光送受信器体を一対
以上の送信用と受信用の光素子を配線基板に一括して取
付けることができ、取付作業の省力化を図ることができ
ると同時に、この光送受信器体の取付により対により送
信用と受信用の各回線の光素子相互の相対位置が適正に
定まる。
【0062】更に単一の光送受信器体の左右に並列して
突出された端子群によって光送受信器体を配線基板へ安
定して取付け実装できる。又光送受信器体により複数対
の送受信用光素子を単部品として扱うことができ、管理
も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す光送受信器体の斜
視図である。
【図2】同断面図。
【図3】同透光窓の変形例を示す光送受信器体の要部斜
視図。
【図4】この発明の第2実施例を示すケーシングの一部
切欠斜視図。
【図5】上記透光窓をフィルターで覆った第3実施例を
示す光送受信器体の要部斜視図。
【図6】この発明の第3,第4実施例を示す光送受信器
体の斜視図。
【図7】この発明の第4実施例を示す光送受信器体の断
面図。
【図8】この発明の第5実施例を示す光送受信器体の断
面図。
【図9】この発明の第6実施例を示す光送受信器体の分
解斜視図。
【図10】上記第6実施例を示す光送受信器体の断面
図。
【図11】この発明の第7実施例として示された光素子
の配置に関する一例を示す光送受信器体の平面図。
【図12】この発明の第7実施例として示された光素子
の配置に関する他例を示す光送受信器体の平面図。
【図13】この発明の第7実施例として示された光素子
の配置に関する他例を示す光送受信器体の平面図。
【図14】この発明の第7実施例として示された光素子
の配置に関する他例を示す光送受信器体の平面図。
【図15】各実施例で示された光送受信器体によって形
成された双方向光空間伝送装置の斜視図。
【図16】各実施例で示された光送受信器体を配線基板
に実装した状態を表す平面図。
【図17】図16における断面図。
【図18】Aは従来の光空間伝送装置の一例を示す断面
図、Bは同他例を示す断面図。
【符号の説明】
1 光送受信器体 2a,2b,2c 送信用光素子 3a,3b,3c 受信用光素子 4 ケーシング 5a,5b,5c 光素子収容室を形成するポ
ケット 6a,6b,6c 光素子収容室を形成するポ
ケット 5a′,5b′,5c′ 光素子収容室を形成する有
底室 6a′,6b′,6c′ 光素子収容室を形成する有
底室
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 10/26 10/14 10/04 10/06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信用光素子と受信用光素子の対を複数対
    備えると共に各対における送信用光素子と受信用光素子
    を相対配置にした送受信器体を一対用意し、両送受信器
    体を軸対称となるように対向配置にしたことを特徴とす
    る双方向光空間伝送用の光送受信装置。
  2. 【請求項2】方形ケーシングの左側面で開口する左側ポ
    ケットと右側面で開口する右側ポケットを一対以上形成
    し、該左側ポケットと右側ポケットの各対は相対配置に
    し、各対における一方のポケット内には上記一方の開口
    を通し送信用の光素子を収容保持させると共に他方のポ
    ケット内には上記他方の開口を通し受信用の光素子を収
    容保持させ、上記ケーシングの表面に上記送信用と受信
    用の光素子と対向する透光窓を左右ポケット毎に設けた
    ことを特徴とする双方向光空間伝送用の光送受信装置。
  3. 【請求項3】方形のケーシングを形成し、該ケーシング
    の表面で開口する左右一対以上の有底室を形成し、左側
    有底室と右側有底室の各対は相対配置にし、各対におけ
    る一方の有底室内にはその開口を通し送信用の光素子を
    収容保持させると共に他方の有底室内にはその開口を通
    し受信用の光素子を収容保持させ、更に上記ケーシング
    の表面の開口にて光素子の透光窓を形成したことを特徴
    とする双方向光空間伝送用の光送受信装置。
  4. 【請求項4】方形ケーシングを形成し、該ケーシングの
    一方表面で開口する左右一対以上の有底室を形成し、左
    側有底室と右側有底室の各対は相対配置にし、各対にお
    ける一方の有底室内にはその開口を通し送信用の光素子
    を収容保持させると共に他方の有底室内にはその開口を
    通し受信用の光素子を収容保持させ、上記ケーシングの
    他方表面に上記各光素子と対向する透光窓を各左右有底
    室毎に設けたことを特徴とする双方向光空間伝送用の光
    送受信装置。
  5. 【請求項5】上記透光窓をケーシングの表面に被着した
    光フィルターで覆ったことを特徴とする請求項2,3,
    4記載の双方向光空間伝送用の光送受信装置。
  6. 【請求項6】上記方形ケーシングを全左右ポケット又は
    全左右有底室を二分割する一対の半截ケーシングで形成
    したことを特徴とする請求項2,3,4記載の双方向光
    空間伝送用光送受信装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10938480B2 (en) 2018-09-27 2021-03-02 Lenovo (Singapore) Pte Ltd Electronic apparatus having multiple transceivers

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