JPH08273358A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH08273358A
JPH08273358A JP7073280A JP7328095A JPH08273358A JP H08273358 A JPH08273358 A JP H08273358A JP 7073280 A JP7073280 A JP 7073280A JP 7328095 A JP7328095 A JP 7328095A JP H08273358 A JPH08273358 A JP H08273358A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同期型の半導体記憶装置における消費電力を
低減する。 【構成】 外部から与えられた制御信号RAMEのレベ
ルが“1”の時、プリチャージ信号φが“1”となると
PMOS7がオンし、ビット線BLがプリチャージされ
る。例えば、選択されたワード線WL1 に接続されたR
AMセル1に保持する“0”のデータがビット線BLに
読出され、該ビット線BLがディスチャージする。信号
RAMEが“0”の場合、プリチャージ信号φが“1”
となっても、PMOS7がオンせず、ワード線WL1
選択されてもディスチャージしない。必要なとき以外、
信号RAMEを“1”とすることで、ビット線BLでの
電流消費量を低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジスタファイル、キ
ャッシュRAM、命令メモリ、データメモリ等の半導体
記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、半導体記憶装置には非同期型
のものと同期型のものとがある。非同期型の半導体記憶
装置では、アドレスを与えるとそのアドレスに対応した
データを常に出力する構成となっている。近年、高速化
の要求が高まり、同期型が広く用いられるようになって
いる。非同期型の半導体記憶装置では、RAMセル内部
のトランジスタを介してビット線のチャージアップを行
っていたが、同期型の半導体記憶装置では、チャージア
ップ用のトランジスタにその動作を肩代わりさせて、読
出し動作の前にビット線を高速にプリチャージしてい
る。このプリチャージ動作の制御を行うプリチャージ信
号φには、クロック等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体記憶装置では、次のような課題があった。即ち、
同期型の半導体記憶装置では、例えばプリチャージ信号
φのサイクル毎にチャージアップを行うため、メモリセ
ルに格納しているデータによっては、高周波になるに従
い消費電力が膨大なものになってしまう。例えば、RA
Mセルが“0”を格納している状態では、毎クロックサ
イクルごとにビット線がチャージアップされ、“0”が
読出されてディスチャージが行われる。よって、高周波
になるに従い消費電力が増加する。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1及び第2の発明は、
前記課題を解決するために、ワード線とビット線の交点
に接続されたメモリセルと、活性化したワード線で選択
されたメモリセルからデータを読出す際にそのビット線
をプリチャージ信号に基づき予めチャージアップするプ
リチャージ手段とを備えた同期型の半導体記憶装置にお
いて、次のような構成を講じている。即ち、第1の発明
では、制御信号に基づきプリチャージ手段におけるチャ
ージアップ動作を制御する論理手段を設けている。第2
の発明では、ワード線を必要なときだけ活性化する論理
手段を設けている。第3及び第4の発明は、ワード線と
ビット線の交点に接続された複数のメモリセルと、活性
化したワード線で選択された複数のメモリセルからデー
タを読出す際にそのビット線をプリチャージ信号に基づ
き予めチャージアップするプリチャージ手段とを備えた
同期型の半導体記憶装置において、次の構成を講じてい
る。即ち、制御信号に基づいた選択を行い複数の入力デ
ータの反転データまたは非反転データを各メモリセルに
それぞれ書込む書込み手段と、その制御信号に基づいた
選択を行い各メモリセルから読出されたデータの反転デ
ータまたは非反転データをそれぞれ出力する読出し手段
とを、設けている。
【0005】第5及び第6の発明は、複数のワード線及
びビット線の交点に接続された複数のメモリセルと、活
性化したワード線で選択された複数のメモリセルからデ
ータを読出す際にそれらビット線をプリチャージ信号に
基づき予めチャージアップするプリチャージ手段とを備
えた同期型の半導体記憶装置において、次の構成を講じ
ている。即ち、選択されたワード線に接続された複数の
メモリから複数のビット線を介して読出された1ロー分
のデータを格納するデータ格納手段と、複数のビット線
上の1ロー分のデータとデータ格納手段の格納している
1ロー分のデータとを選択する選択手段と、選択手段の
出力する1ロー分のデータをアドレスに基づき選択して
出力する出力手段と、選択手段における選択条件をアド
レスから作成するとともに、各メモリセルに対するチャ
ージアップ動作または読出動作を停止させる制御手段と
を設けている。
【0006】
【作用】第1の発明によれば、以上のように半導体記憶
装置を構成したので、メモリセルからデータを読出すた
めに必要なビット線のチャージアップがプリチャージ手
段で行われるが、論理手段がそのチャージアップ動作を
制御する。よって、例えば必要のない時のビット線のチ
ャージアップが行われない。第2の発明によれば、メモ
リセルの接続されたワード線に対して、論理手段が必要
なとき以外は活性化をしない。よって、チャージアップ
されたビット線のディスチャージが、必要以上に発生し
ない。第3及び第4の発明によれば、例えば、複数の入
力データに“0”が多い場合、制御信号を与えることに
より、複数の入力データが書込み手段で反転されて各メ
モリセルに書込まれる。よって、書込まれたデータを各
メモリセルからビット線に読出すときには、“1”が多
くなる。ビット線上に読出されたデータが、読出し手段
で反転されて出力される。第5及び第6の発明によれ
ば、選択されたワード線に接続されたメモリセルから複
数のビット線を介して1ロー分のデータが読出される。
データ格納手段によって、その1ロー分のデータが格納
される。選択手段によって、それら1ロー分のデータの
うちいずれか一方が選択され、選択された1ロー分のデ
ータの中から、アドレスに対応するデータが出力手段で
選択されて出力される。ここで、与えられたアドレスに
よっては、ビット線のチャージアップ動作またはメモリ
セルの読出し動作が制御手段によって停止され、選択手
段はデータ格納手段の格納しているデータを選択する。
そのデータの中から、出力手段で選択されたデータが出
力される。従って、前記課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。図1には半導体記憶装置中のメモリセル
のRAMセル1,2と、それらRAMセル1,2をビッ
ト線BLにそれぞれ接続するNMOS3,4とが、示さ
れている。NMOS3のゲート電極はワード線WL1
接続され、NMOS4のゲート電極はワード線WL2
接続されている。各ワード線WL1 ,WL2 の入力側に
は、ゲート5,6がそれぞれ接続されている。各ゲート
5,6は、プリチャージ信号φが“0”の時に、各ワー
ド線選択信号のアドレスのレベルをワード線WL1 ,W
2 にそれぞれ伝えるものである。また、ビット線BL
と電源の間には、該ビット線BLをチャージアップする
プリチャージ手段であるPMOS7が備えられている。
なお、RAMセル1,2の内部では、1対のCMOSイ
ンバータの出力が襷がけ接続されており、書込まれたデ
ータを保持する構成となっている。以上は従来の半導体
記憶装置と同様の構成でるが、本実施例の半導体記憶装
置には、さらに、チャージアップ動作を制御する論理手
段である2入力NANDゲート10が、設けられてい
る。NANDゲート10には、プリチャージ信号φとイ
ネーブル信号RAMEが入力される構成であり、ビット
線BLのチャージアップの条件に、プリチャージ信号φ
が“1”であるという条件の他に、信号RAMEのレベ
ルが“1”であるという条件が加わったことになる。
【0008】図2は、図1の動作を説明する波形図であ
り、この図2を参照しつつ、図1の動作を説明する。ワ
ード線WL1 に接続されたRAMセル1には“0”、ワ
ード線WL2 に接続されたRAMセル2には“1”のデ
ータが保持されているものとする。信号RAMEは、読
出し動作を指示するとき“1”となって与えられる。図
2に示されたサイクルCy1及びサイクルCy3の期間、信
号RAMEは“1”であり、読出し動作中である。サイ
クルCy2では、信号RAMEが“0”であるので、外部
に読出しは行われない。ワード線WL1 を選択するアド
レスを活性化してRAMセル1のデータを読出す場合、
図2のサイクルCy1及びサイクルCy3の期間では、プリ
チャージ信号φが“1”のとき、ビット線BLのチャー
ジアップが行われる。ただし、サイクルCy1の前のビッ
ト線BLのレベルが、“1”である場合は、その“1”
のレベルが維持される。その後、プリチャージ信号φが
“0”に変化するとNMOS3がオンし、RAMセル1
とビット線BLが接続される。RAMセル1に保持して
いるデータが“0”なので、ビット線BLはディスチャ
ージされる。サイクルCy2においては信号RAMEが
“0”であり、PMOS7がオフ状態となって、ビット
線BLは、信号φが“1”となってもチャージアップさ
れない。ワード線WL2 が活性化されてRAMセル2の
データが読出される場合、RAMセル2の保持している
データが“1”であるので、ビット線BLは一度もディ
スチャージされない。つまり、ディスチャージによる電
流消費がない。以上のように、本実施例では、従来の同
期型半導体記憶装置にNANDゲート10を設けている
ので、ビット線BLのチャージアップ条件に信号RAM
Eの論理条件を加える構成となっている。そのため、デ
ータの読出しが不要なときに、信号RAMEを“0”と
することで、ビット線BLのチャージアップを行わなく
てよくなる。即ち、少ないハードウエアの追加で、無駄
なプリチャージ電流を削減することができる。
【0009】第2の実施例 図3は、本発明の第2の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図であり、図1と共通する要素には、共通の符号が
付されている。この半導体記憶装置は、第1の実施例と
同様に、RAMセル1,2と、それらRAMセル1,2
をビット線BLにそれぞれ接続するNMOS3,4と
を、備えている。NMOS3のゲート電極はワード線W
1 に接続され、NMOS4のゲート電極がワード線W
2 に接続されている。ビット線BLと電源の間には、
該ビット線BLをチャージアップするプリチャージ手段
のNMOS8が接続されている。本実施例は第1の実施
例とは異なり、NMOS8のゲート電極には、プリチャ
ージ信号φが直接入力される構成である。また、各ワー
ド線WL1 ,WL2 には、該ワード線WL1 ,WL2
必要なときだけ活性化する論理手段である3入力ゲート
11,12の出力側が、それぞれ接続されている。各ゲ
ート11,12の一つの入力端子には、ワード線選択信
号であるアドレスがそれぞれ入力されている。各ゲート
11,12の他の入力端子には、プリチャージ信号φと
信号RAMEが共通にそれぞれ入力されている。即ち、
各ゲート11,12は、プリチャージ信号φが“0”
で、信号RAMEが“1”で、かつアドレスが“1”の
とき、ワード線WL1 ,WL2 のレベルを“1”にする
ように機能する構成である。
【0010】図4は、図3の動作を説明する波形図であ
り、この図4を参照しつつ、図3の半導体記憶装置の動
作を説明する。ワード線WL1 に接続されたRAMセル
1には“0”、ワード線WL2 に接続されたRAMセル
2には“1”のデータが保持されているものとする。本
実施例の半導体記憶装置は第1の実施例と異なり、プリ
チャージ信号φが“1”のとき、必ずNMOS8がオン
してビット線BLがチャージアップされる。ワード線W
1 に接続されたRAMセル1の保持したデータの
“0”を読出す場合、ワード線WL1 に対応するアドレ
スが活性化されると共に、図4のサイクルCy11でプリ
チャージ信号φが“1”のとき、ビット線BLのチャー
ジアップが行われる。そして、プリチャージ信号φが
“0”で信号RAMEが“1”となると、ワード線WL
1 が活性化されて“1”となる。その結果、NMOS3
がオンする。NMOS3がオンすると、保持データの
“0”のため、ビット線BLがディスチャージされる。
サイクルCy12の期間で、ビット線BLが一度プリチャ
ージされるが、ワード線WL1 が活性化されないので、
該ビット線BLがディスチャージされない。続くサイク
ルCy13では、プリチャージ信号φが“1”となって
も、すでに、ビット線BLのレベルは“1”となってい
るので、新たなチャージアップが行われずに、データの
“0”が読出される。
【0011】ワード線WL2 に対応するアドレスが活性
化されてRAMセル2のデータが読出される場合、RA
Mセル2の保持しているデータが“1”であるので、ビ
ット線BLは一度もディスチャージされない。つまり、
ディスチャージによる電流消費がない。以上のように、
この第2の実施例ではゲート11,12を設け、必要で
ないときに、ワード線WL1 及びワード線WL2 の活性
化させないようにしている。そのため、ビット線BLに
おける不要なディスチャージがなくなり、電流の消費が
少なくなる。また、プリチャージ信号φが立ち下がるま
でに、信号RAMEが“1”となれば読出しが可能であ
り、信号RAMEを生成する回路の精度を緩くすること
ができる。
【0012】第3の実施例 図5は、本発明の第3の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。この半導体記憶装置は、レジスタファイ
ル等に用いられる多ビット長のRAMであり、同一構成
の複数のRAMセル201 〜20n を備えている。RA
Mセル201 〜20n は、ビット線対BLw ,BLr
と、ワード線対WLw ,WLr 間に接続されている。各
RAMセル201 〜20n は、7トランジスタ構成でさ
れ、リードポートRとライトポートWをそれぞれ有した
ものとなっている。各RAMセル201 〜20n におい
て、書込み用のビット線BLw にはNMOS21が接続
されている。NMOS21の出力側には、2個のインバ
ータ22,23が襷がけ接続されたフリップフロップが
接続され、そのフリップフロップの出力側が、NMOS
24のゲート電極に接続されている。NMOS24の出
力側がNMOS25を介して読出し用のビット線BLr
に接続されている。NMOS21のゲート電極はワード
線WLw に接続され、NMOS25のゲート電極がワー
ド線WLr に接続されている。各ビット線BLr と電源
との間には、該ビット線BLrをチャージアップするプ
リチャージ手段のPMOS301 〜30n が接続されて
いる。
【0013】このような構成の半導体記憶装置では、各
RAMセル201 〜20n の保持するデータがすべて
“0”の場合、そのデータを読出すと消費電力が大きく
なる。そこで、本実施例の半導体記憶装置では、書込み
用の各ビット線BLw に与えられた入力データDi0〜
Dinを選択信号Sによってそれぞれ反転する書込み手
段であるゲート41と、読出し用の各ビット線BLr に
読出された出力データDo0〜Donを信号Sによって
それぞれ反転する読出し手段であるゲート42とを、設
けている。
【0014】次に、図5の半導体記憶装置の動作を説明
する。実行するアプリレケーションによって、統計的に
データに“0”が多いか、“1”が多いかを予め調べて
おく。この調査結果から、書込むデータに“0”が多い
場合、信号Sのレベルを“1”にする。データの書込み
時に、書込みデータとなる入力データDi0〜Dinの
レベルを信号Sによって反転してRAMセル201 〜2
n に書込む。これにより、RAMセル201 〜20n
に書込まれたデータは“1”が多くなる。データ読出し
の時、同様に信号Sによって読出したデータを反転し、
各ゲート42から出力データDo0〜Donを反転して
出力する。これによって、本来読出されるべきデータが
出力される。以上のように、この第3の実施例では、ゲ
ート41,42を設けているので、RAMセル201
20n に入力データDi0〜Dinを反転して書込むこ
とができる。よって、各RAMセル201 〜20n の保
持データは、“1”が多くなり、それらを読出すときの
デイスチャージ量を削減できる。即ち、消費電流を少な
くすることができる。
【0015】第4の実施例 図6は、本発明の第4の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図であり、図5と共通する要素には、共通の符号が
付されている。この半導体記憶装置は、第3の実施例に
おける半導体記憶装置に、データDi0〜Dinを判定
し、判定結果に対応するレベルの選択信号Sを生成する
データ判定手段であるS信号発生回路50と、該S信号
発生回路50の出力を格納するRAMセル51を設けて
いる。S信号発生回路50には、入力データDi0〜D
inが入力される接続である。S信号発生回路50は図
示しない例えば多数決回路等を備え、入力データDi0
〜Dinに“1”が多ければ信号Sに非反転を示す
“1”を発生し、“0”が多ければ反転を示す“0”を
発生する機能を有している。S信号発生回路50の出力
側が、記憶手段であるRAMセル51のライトポートW
に接続されている。RAMセル51の内部構成は他のR
AMセル201〜20n と同様の構成であり、該RAM
51もワード線対WLw ,WLr に接続されている。R
AM51のリードポートRは、PMOS52を介して電
源に接続され、また、出力データDo0〜Donを出力
するゲート42の入力側にも共通接続されている。
【0016】次に、図6の半導体記憶装置の動作を説明
する。データの書込み時に、S信号発生回路50は入力
データDi0〜Dinに“1”が多いか“0”が多いか
を判定する。判定結果で“1”が多い場合に、信号Sの
レベルを“1”にし、“0”が多ければ“0”にする。
この信号Sのレベルは、RAMセル51にデータとして
保持されると共に、各ゲート41に与えられる。信号S
に基づき、各ゲート41は入力データDi0〜Dinを
反転或いは非反転したレベルをビット線BLwにそれぞ
れ与え、各RAMセル201 〜20n にデータがそれぞ
れ書込まれる。各RAMセル201 〜20n からデータ
を読出す場合、RAMセル51に格納されたデータが読
出され、そのデータが信号Sとして各ゲート42に与え
られる。各RAMセル201 〜20n からビット線BL
rを介して読出されデータに対して、各ゲート42は反
転するかまたはそのまま非反転で出力データDo0〜D
onを出力する。以上のように、この第4の実施例では
第3の実施例の半導体記憶装置に、さらにS信号判定回
路50とRAMセル51を設けた構成なので、入力デー
タDi0〜Dinがどのようなデータ群であっても、ビ
ット線BLr におけるディスチャージ量を削減すること
が可能となる。即ち、消費電流を少なくすることができ
る。
【0017】第5の実施例 図7は、本発明の第5の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。一般的に、大容量のRAMでは性能を確
保するために、カラム分割という構成が採用される。本
実施例はカラム分割されたRAMに対して、低消費電力
化を行うものである。図7では大容量のRAMの読出し
動作に関与する部分が示されている。この半導体記憶装
置は、4ビット×16ワードの容量のRAMであり、4
つのカラム60,70,80,90を備えている。各カ
ラム60〜90は、同様の構成であり、ワード線WL1
に共通に接続された4個のRAMセルC0〜C3と、ワ
ード線WL2 に共通に接続された4個のRAMセルC4
〜C7と、ワード線WL3 に共通に接続された4個のR
AMセルC8〜C11と、ワード線WL4に共通に接続
された4個のRAMセルC12〜C15とを、有してい
る。各RAMセルC0,C4,C8,C12は、各ワー
ド線WL1 〜WL4 に直交するビット線BL1 に接続さ
れている。同様に、各RAMセルC1,C5,C9,C
13はビット線BL2 に、各RAMセルC2,C6,C
10,C14はビット線BL3 に、各RAMセルC3,
C7,C11,C15はBL4 に接続されている。各ビ
ット線BL1 〜BL4 は、プリチャージ手段である4個
のNPMOSt1〜t4を介してそれぞれ電源に接続さ
れている。
【0018】各ワード線WL1 〜WL4 は、アドレスを
デコードするデコーダ(decoder )100に接続されて
いる。各カラム60〜90のビット線BL1 〜BL4
出力側には、読出し制御部110が接続されている。読
出し制御部110の出力側が、各カラム60〜90に対
応した出力手段である4個のセレクタ(Sel)120,1
30,140,150が接続されている。セレクタ12
0,130,140,150には、アドレスの下位2ビ
ットが与えられ、各セレクタ120〜150はその下位
2ビットに基づき、各カラム60〜90に対応した読出
し制御部110の出力を選択して出力する構成となって
いる。各カラム60〜90のNMOSt1〜t4のゲー
ト電極は、プリチャージ信号φと読出し動作制御信号R
EADを入力して各ビット線BL1 〜BL4 のチャージ
アップの制御手段であるゲート160の出力側が接続さ
れている。この信号READは、デコーダ100と読出
し制御部110にも接続されている。本実施例の半導体
記憶装置の特徴はこの信号READを用いることと、読
出し制御部110とゲート160を従来の半導体記憶装
置に設けていることである。
【0019】読出し制御部110の内部は、各カラム6
0〜90に対応した同一の回路で構成でされている。そ
の各回路において、各ビット線BL1 〜BL4 は、該ビ
ット線BL1 〜BL4 上のデータをそれぞれ格納する4
個のデータ格納手段111a,111b,111c,1
11dを備えている。各データ格納手段111a〜11
1dの出力側は、該データ格納手段111a〜111d
の格納データとビット線BL1 〜BL4 上のデータを選
択して出力する選択手段のセレクタ112a,112
b,112c,112dにそれぞれ接続されている。各
データ格納手段111a〜111dには、信号READ
がライトイネーブルWEとして共通に与えられ、各セレ
クタ112a〜112dにも信号READが共通入力さ
れる構成である。
【0020】図8は図7の動作を示すタイムチャートで
あり、この図を参照しつつ、図7の半導体記憶装置の動
作を説明する。この半導体記憶装置には、4ビットのア
ドレスが与えられる。アドレスの上位2ビットはローア
ドレスである。半導体記憶装置の読出し動作は、各カラ
ム60〜90ごとに同じ動作が行われ、各セレクタ12
0〜150は、各カラム60〜90内で選択されたRA
Mセルの保持データを、それぞれ出力データDo1〜D
o3として出力する。あるアドレスAが与えられている
状態で、信号φと信号READが“1”となると、各N
MOSt1〜t4がオンし、図8のようにビット線BL
1 〜BL4 がそれぞれプリチャージされる。プリチャー
ジ動作の後に、信号φが“0”になり、デコーダ100
がアドレスAの上位2ビットで指示された例えばワード
線WL1 を活性化する。これより、各ビット線BL1
BL4 には、RAMセルC0〜C3のデータがそれぞれ
与えられる。ビット線BL1 〜BL4 上のデータは、各
セレクタ112a〜112dの選択によって、セレクタ
120〜150に与えられる。この時、信号READが
“1”であるので、データ格納手段111a〜111d
にRAMセルC0〜C3のデータが、それぞれ格納され
る。セレクタ120〜150はアドレスAの下位2ビッ
トに基づいた選択を行い、例えば、各カラム60〜90
のRAMセルC0のデータをそれぞれ選択する。それら
選択された各RAMセルC0のデータが、出力データD
o1〜Do3として出力される。
【0021】続いて、アドレスA+1が与えられたとき
には、信号φは“0”のままである。また、信号REA
Dのレベルは“0”とする。この状態のとき、各セレク
タ112a〜112dは、データ格納手段111a〜1
11dの格納データの方を選択してセレクタ120〜1
50に与える。セレクタ120〜150は、各カラム6
0〜90のRAMセルC1のデータをそれぞれ選択す
る。それら選択された各RAMセルC1のデータが、出
力データDo1〜Do3として出力される。アドレスA
+1が与えられたときと同様の動作がアドレスA+2,
A+3でも行われ、RAMセルC2,C3のデータが読
出される。即ち、先に読出したデータと同じローアドレ
スを有するアドレスの場合は、信号READを“1”に
しなくても、読出しが可能である。この半導体記憶装置
は、主に命令キャッシュRAMに使用される。命令キャ
ッシュRAMでは、分岐が発生する場合以外、アドレス
は+1にインクリメントされるので、カウンタ回路等を
用いればREAD信号の生成も容易である。アドレスの
下位2ビットが“0”であるか分岐アドレスの時にの
み、信号READのレベルを“1”とすればよい。以上
のように、この第5の実施例では、読出し制御部110
とゲート160を従来の半導体記憶装置に設けているの
で、連続アドレスに対応するデータをデータ格納手段1
11a〜111dから読出せるので、従来に比べて、ビ
ット線における消費電力を低減することができる。本実
施例の半導体記憶装置を命令キャッシュとして用いる
と、読出し動作の消費電力を最大1/4に低減できる。
【0022】第6の実施例 図9は、本発明の第6の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図であり、図7と共通する要素には共通の符号が付
されている。この半導体記憶装置は4ビット×16ワー
ドの容量のRAMであり、第5の実施例と同様の4つの
カラム60,70,80,90を備えている。各カラム
60〜90のビット線BL1 〜BL4 の出力側には、読
出し制御部110が接続され、該読出し制御部110の
出力側が、各カラム60〜90に対応した4個のセレク
タ120,130,140,150に接続されている。
本実施例では、第5の実施例のデコーダ100とは異な
るデコーダ100Aを備え、アドレス制御部170を設
けている。各カラム60〜90のビット線BL1 〜BL
4 と電源間に接続されたプリチャージ手段のNMOSt
1〜t4のゲート電極には、直接プリチャージ信号φが
入力される構成である。
【0023】アドレス制御部170は、各データ格納手
段111a〜111dに格納したデータに対応するアド
レスの上位2ビットをタッグとして格納するアドレス格
納手段171と、有効信号valid をフラグとして出力す
るフラグ手段のフラグ回路172と、与えられているア
ドレスの上位2ビットとアドレス格納手段171の格納
したタッグとを比較する比較手段である比較器173
と、比較器173の出力する一致信号S173を信号va
lid に基づいて出力するANDゲート174とを、備え
ている。ANDゲート174の出力側は、読出し制御部
110中の複数のセレクタ112a〜112dに共通に
接続されると共に、インバータ180を介してワード線
制御回路190に接続されている。ANDゲート174
とインバータ180とワード線制御回路190とは、制
御手段を構成し、RAMセルの読出し動作をするものと
なる。インバータ180の出力信号はアドレス格納手段
171とデータ格納手段111a〜111dのライトイ
ネーブル信号WEとしても用いられる構成である。ワー
ド線制御回路190は、デコーダ100Aの4本の出力
端子に一方の入力端子が接続された4個の2入力AND
ゲート191〜194を備えている。各ANDゲート1
91〜194の他方の入力端子には、インバータ180
の出力端子が共通接続されている。各ANDゲート19
1〜194の出力側が、ワード線WL1 〜WL4 にそれ
ぞれ接続されている。
【0024】図10は、図9の動作を示すタイムチャー
トである。信号φが“1”とされ、ビット線BL1 〜B
4 がチャージアップされる。この状態で信号valid が
“0”であると、ANDゲート174からは“0”のレ
ベルが出力される。デコーダ100AはアドレスAの上
位2ビットのデコード結果を出力し、ワード線制御回路
190は、例えば、ワード線WL1 のレベルを“1”に
する。これによって、各RAMセルC0〜C3のデータ
が、ビット線BL1〜BL4 に読出される。ビット線B
1 〜BL4 上のデータは、第5の実施例と同様にデー
タ格納手段111a〜111dに格納され、また、アド
レスの上位2ビットがアドレス格納手段171に格納さ
れる。アドレス格納手段171にアドレスが格納される
とフラグ回路172の出力する信号valid は“1”にな
る。このとき各セレクタ120〜150は、アドレスの
下位2ビットに基づく選択を行い、RAMセルC0〜C
3のデータのいずれかが、出力データDo1〜Do3と
して出力される。
【0025】続いて、例えばアドレスA+1が与えられ
たときには、信号φは再び“1”となり、ビット線BL
1 〜BL4 がチャージアップされる。ここで、アドレス
A+1の上位2ビットがアドレスAと同じであった場
合、比較器173からは“1”の信号Sが出力され、ゲ
ート174は“1”の信号Sをそのまま出力する。ゲー
ト174の出力する信号Sは、インバータ180を介し
てワード線制御回路190に与えられ、各ワード線WL
1 〜WL4 のレベルはすべて“0”にされる。即ち、ワ
ード線WL1 〜WL4 はすべて活性化しない。これと同
時に、“1”の信号Sの与えられたセレクタ112a〜
1112dは、データ格納手段111a〜111dのデ
ータを選択してセレクタ120〜150に与える。各セ
レクタ120〜150は、アドレスA+1の下位2ビッ
トに応じて、各カラム60〜90のRAMセルC1のデ
ータをそれぞれ選択する。それら選択された各RAMセ
ルC1のデータが、出力データDo1〜Do3として出
力される。アドレスA+1が与えられたときと同様の動
作がアドレスA+2,A+3でも行われ、RAMセルC
2,C3のデータが読出される。即ち、先に読出したデ
ータと同じローアドレスを有するアドレスの場合は、各
ワード線WL1 〜WL4 を活性化しないので、ビット線
におけるディスチャージが発生しない。アドレス格納手
段171の格納しているタッグと異なったアドレスが入
力された場合は、信号S173のレベルが“0”にな
り、各ビット線BL1 〜BL4 に対するデータの読出し
が行われると共に、新たに、データ格納手段111a〜
111dに対するデータの格納とアドレス格納手段17
1に対するタッグの格納が行われる。
【0026】以上のように、この第6の実施例では、一
度ビット線BL1 〜BL4 を活性化して読出したデータ
をデータ格納手段111a〜111dに格納し、アドレ
スのタッグとなる上位2ビットが同じであるデータは、
ワード線WL1 〜WL4 を活性化せずに、データ格納手
段111a〜111dから読出すので、ビット線BL1
〜BL4 における余分なディスチャージが発生せず、消
費電力を低減できる。また、データ格納手段111a〜
111dからデータを読出すタイミングを自ら出力する
アドレス制御部170を備えているので、命令キャッシ
ュRAM以外にも、データキャッシュや独立した一般的
なRAMあるいはROMとしても、適用が可能となって
いる。なお、本発明は、上記実施例に限定されず種々の
変形が可能である。その変形例としては、例えば次のよ
うなものがある。
【0027】(1) 第1、第2、第5及び第6の実施
例では、RAMに適用した例を示しているが、ROMに
も適用が可能である。 (2) 第3及び第4の実施例では、RAMに適用した
例を示しているが、書込みデータを最初から反転、非反
転を選択して書込んで置けば、ROMにも適用が可能で
ある。 (3) 第5の実施例では、与えられたアドレスの上位
2ビットが先のアドレスと同じであったら、ビット線B
1 〜BL4 のチャージアップを行わない構成としてい
るが、第6の実施例のようにワード線WL1 〜WL4
活性化しない構成として、消費電流の低減化を行っても
よい。 (4) 第6の実施例では、与えられたアドレスの上位
2ビットが先のアドレスと同じであったら、ワード線W
1 〜WL4 を活性化しない構成としているが、ビット
線BL1 〜BL4 のチャージアップを行わない構成とし
ても同様の効果が期待できる。 (5) 第4の実施例では、多数決回路で構成されたS
信号発生回路50を用いて、ゲート41,42による反
転,非反転を行っているが、入力データDi0〜Din
のサインビット(例えば上位2ビット)を用いて、反
転,非反転を行うことも可能である。この場合、反転,
非反転が適性である確率は、上記実施例よりも劣るが、
通常絶対値の小さいデータの方が多いので、サインビッ
トを用いても十分な効果が期待できる。また、RAMセ
ル51を別に設けなくても、サインビットのデータを保
持するRAMセルを代用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、プリチャージ手段を備えた同期型の半導体記
憶装置に論理手段を設けているので、メモリセルから読
出しの必要のない時に、ビット線のチャージアップを行
わなくすることができる。よって、ビット線のプリチャ
ージ動作で発生する電流消費を削減できる。第2発明に
よれば、論理手段を同期型の半導体記憶装置に設け、該
論理手段が必要以外ではワード線を活性化しない構成と
しているので、チャージアップされたビット線でのディ
スチャージを削減でき、低消費電力の半導体記憶装置を
実現できる。第3及び第4の発明によれば、ワード線で
選択された複数のメモリセルに接続されたビット線をチ
ャージアップするプリチャージ手段とを備えた半導体記
憶装置に、メモリセルに対するアクセスデータを反転ま
たは非反転する書込み手段と読出し手段を設けているの
で、メモリセルに格納するデータの属性を例えば“1”
を多くすることができる。これにより、それら格納デー
タを読出す場合に発生する消費電力を低減できる。第5
及び第6の発明によれば、選択されたワード線に接続さ
れた複数のメモリから複数のビット線を介して読出され
た1ロー分のデータを格納するデータ格納手段と、複数
のビット線上のデータとデータ格納手段の格納データと
を選択する選択手段と、選択手段の出力するデータを選
択して出力する出力手段と、選択条件をアドレスから作
成すると共に、チャージアップ動作または読出動作を停
止させる制御手段とを設けている。そのため、入力され
たアドレスによっては、複数のメモリセルから読出しを
せずに、データ格納手段の格納データを選択的に出力す
る構成となる。そのため、ビット線における読出し時の
消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。
【図2】図1の動作を説明する波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。
【図4】図3の動作を説明する波形図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。
【図7】本発明の第5の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。
【図8】図7の動作を示すタイムチャートである。
【図9】本発明の第6の実施例を示す半導体記憶装置の
回路図である。
【図10】図9の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1,2,200 〜20n ,C0〜C16 RAMセル 7,8,300 〜30n ,t1〜t4 PMOS,
NMOS(プリチャージ手段) 10,11,12 論理手段 41,42 書込み手段、読出し手
段 50 S信号発生回路(入力
データ判定手段) 51 記憶手段 111a〜111d データ格納手段 112a〜112d セレクタ(選択手段) 120〜150 セレクタ(出力手段) 160 制御手段 171 アドレス格納手段 172 フラグ手段 173 比較器(比較手段) BL,BL1 〜BL4 ビット線 WL,WL1 〜WL4 ワード線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワード線とビット線の交点に接続された
    メモリセルと、活性化した前記ワード線で選択された前
    記メモリセルからデータを読出す際に前記ビット線をプ
    リチャージ信号に基づき予めチャージアップするプリチ
    ャージ手段とを備えた同期型の半導体記憶装置におい
    て、 制御信号に基づき前記プリチャージ手段における前記チ
    ャージアップ動作を制御する論理手段を設けたことを特
    徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 ワード線とビット線の交点に接続された
    メモリセルと、活性化した前記ワード線で選択された前
    記メモリセルからデータを読出す際に前記ビット線をプ
    リチャージ信号に基づき予めチャージアップするプリチ
    ャージ手段とを備えた同期型の半導体記憶装置におい
    て、 前記ワード線を必要なときだけ活性化する論理手段を設
    けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 ワード線とビット線の交点に接続された
    複数のメモリセルと、活性化した前記ワード線で選択さ
    れた前記複数のメモリセルからデータを読出す際に前記
    ビット線をプリチャージ信号に基づき予めチャージアッ
    プするプリチャージ手段とを備えた同期型の半導体記憶
    装置において、 制御信号に基づいた選択を行い複数の入力データの反転
    データまたは非反転データを前記各メモリセルにそれぞ
    れ書込む書込み手段と、前記制御信号に基づいた選択を
    行い前記各メモリセルから読出されたデータの反転デー
    タまたは非反転データをそれぞれ出力する読出し手段と
    を、設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置におい
    て、前記複数の入力データに基づいたレベルの前記制御
    信号を生成する入力データ判定手段と、前記制御のレベ
    ルを記憶する記憶手段とを、設けたことを特徴とする半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 複数のワード線及びビット線の交点に接
    続された複数のメモリセルと、活性化した前記ワード線
    で選択された前記複数のメモリセルからデータを読出す
    際に前記ビット線をプリチャージ信号に基づき予めチャ
    ージアップするプリチャージ手段とを備えた同期型の半
    導体記憶装置において、 選択された前記ワード線に接続された前記複数のメモリ
    から前記複数のビット線を介して読出された1ロー分の
    データを格納するデータ格納手段と、 前記複数のビット線上の1ロー分のデータと前記データ
    格納手段の格納している1ロー分のデータとを選択する
    選択手段と、 前記選択手段の出力する1ロー分のデータをアドレスに
    基づき選択して出力する出力手段と、 前記選択手段における選択条件を前記アドレスから作成
    するとともに、前記各メモリセルに対するチャージアッ
    プ動作または読出動作を停止させる制御手段とを、設け
    たことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記データ格納手段に格納したデータに
    対応するアドレスを格納するアドレス格納手段と、 前記アドレス格納手段に書込みがなされたときに有効を
    示すフラグを出力するフラグ手段と、 前記アドレス格納手段に格納したアドレスと新たに与え
    られているアドレスとを比較する比較手段とを備え、 前記制御手段は、前記比較手段の比較結果を前記選択条
    件として出力する構成としたことを特徴とする請求項5
    記載の半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116580728A (zh) * 2023-07-14 2023-08-11 上海海栎创科技股份有限公司 一种rom输出控制电路及方法

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