JP3910650B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、レジスタファイル、キャッシュRAM、命令メモリ、データメモリ等の半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、半導体記憶装置には非同期型のものと同期型のものとがある。 非同期型の半導体記憶装置では、アドレスを与えるとそのアドレスに対応したデータを常に出力する構成となっている。近年、高速化の要求が高まり、同期型が広く用いられるようになっている。非同期型の半導体記憶装置では、RAMセル内部のトランジスタを介してビット線のチャージアップを行っていたが、同期型の半導体記憶装置では、チャージアップ用のトランジスタにその動作を肩代わりさせて、読出し動作の前にビット線を高速にプリチャージしている。このプリチャージ動作の制御を行うプリチャージ信号φには、クロック等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の半導体記憶装置では、次のような課題があった。
即ち、同期型の半導体記憶装置では、例えばプリチャージ信号φのサイクル毎にチャージアップを行うため、メモリセルに格納しているデータによっては、高周波になるに従い消費電力が膨大なものになってしまう。例えば、RAMセルが“0”を格納している状態では、毎クロックサイクルごとにビット線がチャージアップされ、“0”が読出されてディスチャージが行われる。よって、高周波になるに従い消費電力が増加する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の内の第1の発明は、読出し動作時に活性化される第1のワード線と、書込み動作時に活性化される第2のワード線と、読出し用ビット線と、書込み用ビット線と、前記読出し用ビット線のみをプリチャージするプリチャージ手段と、前記第1及び第2のワード線と前記読出し用ビット線及び前記書込み用ビット線と接続し、データを格納するメモリセルと、入力データが第1の論理レベルのデータを多く有するとき、前記書込み用ビット線に対し該第1の論理レベルと反対の第2の論理レベルのデータを与える論理回路とを備えた半導体記憶装置であって、前記メモリセルを次のように構成している。
前記メモリセルは、前記データを格納するラッチ回路と、前記書込み用ビット線と前記ラッチ回路との間に設けられ、前記第2のワード線の電圧レベルに応じて導通状態となる第1のスイッチ手段と、前記読出し用ビット線と接続し、前記第1のワード線の電圧レベルに応じて導通状態となる第2のスイッチ手段と、前記第2のスイッチ手段と接地端子との間に設けられ、前記ラッチ回路から出力されたデータの電圧レベルに応じて導通状態となる第3のスイッチ手段とにより構成されている。
第2の発明の半導体記憶装置は、第1の発明と同様の第1、第2のワード線、第2のワード線、読出し用ビット線、書込み用ビット線、プリチャージ手段、及びメモリセルと、 入力データが第1の論理レベルのデータを多く有するとき、該第1の論理レベルのデータを制御信号に基づき反転して生成した第2の論理レベルのデータを、前記書込み用ビット線に与える第1の論理回路と、前記入力データが前記第1の論理レベルのデータを多く有するとき、前記読出し用ビット線に読出された出力データを前記制御信号に基づき反転して出力する第2の論理回路とを備えている。
第3の発明の半導体記憶装置は、第1の発明と同様の第1、第2のワード線、読出し用ビット線、書込み用ビット線、プリチャージ手段、及びメモリセルと、書込み動作時において入力データが第1の論理レベルのデータを多く有することを判定して制御信号を出力するデータ判定手段と、前記書込み動作時に前記データ判定手段から出力された前記制御信号を記憶し、この記憶した制御信号を読出し動作時に出力する記憶手段と、前記入力データが前記第1の論理レベルのデータを多く有するとき、前記データ判定手段から出力された前記制御信号に基づいて、該第1の論理レベルのデータを反転して生成した第2の論理レベルのデータを、前記書込み用ビット線に与える第1の論理回路と、前記入力データが前記第1の論理レベルのデータを多く有するとき、前記記憶手段から出力された前記制御信号に基づいて、前記読出し用ビット線に読出された出力データを反転して出力する第2の論理回路とを備えている。
【0005】
第4の発明は、複数のワード線及びビット線の交点に接続された複数のメモリセルと、制御信号により動作し、複数ビットからなるアドレスの上位ビットをデコードして前記ワード線を選択的に活性化するデコーダと、活性化した前記ワード線で選択された前記複数のメモリセルからデータを読出す際に前記ビット線をプリチャージ信号に基づき予めチャージアップするプリチャージ手段とを備えた同期型の半導体記憶装置において、次のような手段を設けている。
即ち、この第4の発明では、選択された前記ワード線に接続された前記複数のメモリから前記複数のビット線を介して読出された1ロー分のデータを、前記制御信号に基づいて格納するデータ格納手段と、前記制御信号に基づき、前記複数のビット線上の1ロー分のデータと前記データ格納手段に格納されている1ロー分のデータとを選択する選択手段と、前記アドレスの下位ビットに基づき、前記選択手段の出力する1ロー分のデータを選択して出力する出力手段と、前記制御信号に基づき、前記ビット線のチャージアップまたは前記ワード線の活性化を制御する制御手段とを設けている。
第5の発明は、複数のワード線及びビット線の交点に接続された複数のメモリセルと、複数ビットからなるアドレスの上位ビットをデコードして前記ワード線を選択的に活性化するデコーダと、活性化した前記ワード線で選択された前記複数のメモリセルからデータを読出す際に前記ビット線をプリチャージ信号に基づき予めチャージアップするプリチャージ手段とを備えた同期型の半導体記憶装置において、次のような手段を設けている。
即ち、この第5の発明では、選択された前記ワード線に接続された前記複数のメモリから前記複数のビット線を介して読出された1ロー分のデータを、制御信号を反転した反転制御信号に基づいて格納するデータ格納手段と、前記制御信号に基づき、前記複数のビット線上の1ロー分のデータと前記データ格納手段に格納されている1ロー分のデータとを選択する選択手段と、前記アドレスの下位ビットに基づき、前記選択手段の出力する1ロー分のデータを選択して出力する出力手段と、前記反転制御信号に基づき、前記データ格納手段に格納されたデータに対応する前記アドレスの上位ビットを格納するアドレス格納手段と、前記アドレス格納手段に書込みがなされたときに有効を示すフラグを出力するフラグ手段と、前記アドレス格納手段に格納された前記アドレスの上位ビットと新たに与えられているアドレスの上位ビットとを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果と前記フラグとに基づいて前記制御信号を生成すると共に、該制御信号を反転して前記反転制御信号を生成し、該反転制御信号に基づき、前記ワード線の活性化または前記ビット線のチャージアップを制御する制御手段とを設けている。
【0006】
【作用】
第1の発明によれば、入力データが第1の論理レベルのデータ(例えば、“0”)を多く有するとき、この入力データが論理回路で反転されてメモリセルに書込まれる。よって、書込まれたデータをメモリセルからビット線に読出すときには、“1”が多くなる。
第2及び第3の発明によれば、入力データが第1の論理レベルのデータ(例えば、“0”)を多く有するとき、この入力データが第1の論理回路で反転されてメモリセルに書込まれる。よって、書込まれたデータをメモリセルからビット線に読出すときには、“1”が多くなる。ビット線上に読出されたデータは、第2の論理回路で反転されて出力される。
第4及び第5の発明によれば、選択されたワード線に接続されたメモリセルから複数のビット線を介して1ロー分のデータが読出される。データ格納手段によって、その1ロー分のデータが格納される。選択手段によって、それら1ロー分のデータのうちいずれか一方が選択され、選択された1ロー分のデータの中から、アドレスに対応するデータが出力手段で選択されて出力される。ここで、与えられたアドレスによっては、ビット線のチャージアップ動作またはメモリセルの読出し動作が制御手段によって停止され、選択手段はデータ格納手段の格納しているデータを選択する。そのデータの中から、出力手段で選択されたデータが出力される。従って、前記課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】
(第1の参考例)
図7は、本発明の第1の参考例を示す半導体記憶装置の回路図である。
図7には半導体記憶装置中のメモリセルのRAMセル1,2と、それらRAMセル1,2をビット線BLにそれぞれ接続するNMOS3,4とが、示されている。NMOS3のゲート電極はワード線WL1 に接続され、NMOS4のゲート電極はワード線WL2 に接続されている。各ワード線WL1 ,WL2 の入力側には、ゲート5,6がそれぞれ接続されている。各ゲート5,6は、プリチャージ信号φが“0”の時に、各ワード線選択信号のアドレスのレベルをワード線WL1 ,WL2 にそれぞれ伝えるものである。また、ビット線BLと電源の間には、該ビット線BLをチャージアップするプリチャージ手段であるPMOS7が備えられている。なお、RAMセル1,2の内部では、1対のCMOSインバータの出力が襷がけ接続されており、書込まれたデータを保持する構成となっている。
以上は従来の半導体記憶装置と同様の構成でるが、本参考例の半導体記憶装置には、さらに、チャージアップ動作を制御する論理手段である2入力NANDゲート10が、設けられている。NANDゲート10には、プリチャージ信号φとイネーブル信号RAMEが入力される構成であり、ビット線BLのチャージアップの条件に、プリチャージ信号φが“1”であるという条件の他に、信号RAMEのレベルが“1”であるという条件が加わったことになる。
【0008】
図8は、図7の動作を説明する波形図であり、この図8を参照しつつ、図7の動作を説明する。
ワード線WL1 に接続されたRAMセル1には“0”、ワード線WL2 に接続されたRAMセル2には“1”のデータが保持されているものとする。信号RAMEは、読出し動作を指示するとき“1”となって与えられる。図2に示されたサイクルCy1及びサイクルCy3の期間、信号RAMEは“1”であり、読出し動作中である。サイクルCy2では、信号RAMEが“0”であるので、外部に読出しは行われない。
ワード線WL1 を選択するアドレスを活性化してRAMセル1のデータを読出す場合、図2のサイクルCy1及びサイクルCy3の期間では、プリチャージ信号φが“1”のとき、ビット線BLのチャージアップが行われる。ただし、サイクルCy1の前のビット線BLのレベルが、“1”である場合は、その“1”のレベルが維持される。その後、プリチャージ信号φが“0”に変化するとNMOS3がオンし、RAMセル1とビット線BLが接続される。RAMセル1に保持しているデータが“0”なので、ビット線BLはディスチャージされる。サイクルCy2においては信号RAMEが“0”であり、PMOS7がオフ状態となって、ビット線BLは、信号φが“1”となってもチャージアップされない。
ワード線WL2 が活性化されてRAMセル2のデータが読出される場合、RAMセル2の保持しているデータが“1”であるので、ビット線BLは一度もディスチャージされない。つまり、ディスチャージによる電流消費がない。
以上のように、本参考例では、従来の同期型半導体記憶装置にNANDゲート10を設けているので、ビット線BLのチャージアップ条件に信号RAMEの論理条件を加える構成となっている。そのため、データの読出しが不要なときに、信号RAMEを“0”とすることで、ビット線BLのチャージアップを行わなくてよくなる。即ち、少ないハードウエアの追加で、無駄なプリチャージ電流を削減することができる。
【0009】
(第2の参考例)
図9は、本発明の第2の参考例を示す半導体記憶装置の回路図であり、図7と共通する要素には、共通の符号が付されている。
この半導体記憶装置は、第1の参考例と同様に、RAMセル1,2と、それらRAMセル1,2をビット線BLにそれぞれ接続するNMOS3,4とを、備えている。NMOS3のゲート電極はワード線WL1 に接続され、NMOS4のゲート電極がワード線WL2 に接続されている。ビット線BLと電源の間には、該ビット線BLをチャージアップするプリチャージ手段のNMOS8が接続されている。
参考例は第1の参考例とは異なり、NMOS8のゲート電極には、プリチャージ信号φが直接入力される構成である。また、各ワード線WL1 ,WL2 には、該ワード線WL1 ,WL2 を必要なときだけ活性化する論理手段である3入力ゲート11,12の出力側が、それぞれ接続されている。各ゲート11,12の一つの入力端子には、ワード線選択信号であるアドレスがそれぞれ入力されている。各ゲート11,12の他の入力端子には、プリチャージ信号φと信号RAMEが共通にそれぞれ入力されている。即ち、各ゲート11,12は、プリチャージ信号φが“0”で、信号RAMEが“1”で、かつアドレスが“1”のとき、ワード線WL1 ,WL2 のレベルを“1”にするように機能する構成である。
【0010】
図10は、図9の動作を説明する波形図であり、この図10を参照しつつ、図9の半導体記憶装置の動作を説明する。
ワード線WL1 に接続されたRAMセル1には“0”、ワード線WL2 に接続されたRAMセル2には“1”のデータが保持されているものとする。本参考例の半導体記憶装置は第1の参考例と異なり、プリチャージ信号φが“1”のとき、必ずNMOS8がオンしてビット線BLがチャージアップされる。ワード線WL1 に接続されたRAMセル1の保持したデータの“0”を読出す場合、ワード線WL1 に対応するアドレスが活性化されると共に、図10のサイクルCy11でプリチャージ信号φが“1”のとき、ビット線BLのチャージアップが行われる。そして、プリチャージ信号φが“0”で信号RAMEが“1”となると、ワード線WL1 が活性化されて“1”となる。その結果、NMOS3がオンする。NMOS3がオンすると、保持データの“0”のため、ビット線BLがディスチャージされる。サイクルCy12の期間で、ビット線BLが一度プリチャージされるが、ワード線WL1 が活性化されないので、該ビット線BLがディスチャージされない。続くサイクルCy13では、プリチャージ信号φが“1”となっても、すでに、ビット線BLのレベルは“1”となっているので、新たなチャージアップが行われずに、データの“0”が読出される。
【0011】
ワード線WL2 に対応するアドレスが活性化されてRAMセル2のデータが読出される場合、RAMセル2の保持しているデータが“1”であるので、ビット線BLは一度もディスチャージされない。つまり、ディスチャージによる電流消費がない。
以上のように、この第2の参考例ではゲート11,12を設け、必要でないときに、ワード線WL1 及びワード線WL2 活性化させないようにしている。そのため、ビット線BLにおける不要なディスチャージがなくなり、電流の消費が少なくなる。また、プリチャージ信号φが立ち下がるまでに、信号RAMEが“1”となれば読出しが可能であり、信号RAMEを生成する回路の精度を緩くすることができる。
【0012】
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例を示す半導体記憶装置の回路図である。
この半導体記憶装置は、レジスタファイル等に用いられる多ビット長のRAMであり、同一構成の複数のRAMセル201 〜20n を備えている。RAMセル201 〜20n は、ビット線対BLw ,BLr と、ワード線対WLw ,WLr 間に接続されている。各RAMセル201 〜20n は、7トランジスタで構成され、リードポートRとライトポートWをそれぞれ有したものとなっている。各RAMセル201 〜20n において、書込み用のビット線BLw には第1のスイッチ手段であるNMOS21が接続されている。NMOS21の出力側には、2個のインバータ22,23が襷がけ接続されたラッチ回路であるフリップフロップが接続され、そのフリップフロップの出力側が、第3のスイッチ手段であるNMOS24のゲート電極に接続されている。NMOS24の出力側が第2のスイッチ手段であるNMOS25を介して読出し用のビット線BLr に接続されている。NMOS21のゲート電極は第2のワード線WLw に接続され、NMOS25のゲート電極が第1のワード線WLr に接続されている。各ビット線BLr と電源との間には、該ビット線BLr をチャージアップするプリチャージ手段のPMOS301 〜30n が接続されている。
【0013】
このような構成の半導体記憶装置では、各RAMセル201 〜20n の保持するデータがすべて“0”の場合、そのデータを読出すと消費電力が大きくなる。そこで、本実施例の半導体記憶装置では、書込み用の各ビット線BLw に与えられた入力データDi0〜Dinを制御信号である選択信号Sによってそれぞれ反転する第1の論理回路であるゲート41と、読出し用の各ビット線BLr に読出された出力データDo0〜Donを選択信号Sによってそれぞれ反転する第2の論理回路であるゲート42とを、設けている。
【0014】
次に、図1の半導体記憶装置の動作を説明する。
実行するアプリレケーションによって、統計的にデータに“0”が多いか、“1”が多いかを予め調べておく。この調査結果から、書込むデータに“0”が多い場合、信号Sのレベルを“1”にする。データの書込み時に、書込みデータとなる入力データDi0〜Dinのレベルを信号Sによって反転してRAMセル201 〜20n に書込む。これにより、RAMセル201 〜20n に書込まれたデータは“1”が多くなる。データ読出しの時、同様に信号Sによって読出したデータを反転し、各ゲート42から出力データDo0〜Donを反転して出力する。これによって、本来読出されるべきデータが出力される。
以上のように、この第1の実施例では、ゲート41,42を設けているので、RAMセル201 〜20n に入力データDi0〜Dinを反転して書込むことができる。よって、各RAMセル201 〜20n の保持データは、“1”が多くなり、それらを読出すときのデイスチャージ量を削減できる。即ち、消費電流を少なくすることができる。
【0015】
(第2の実施例)
図2は、本発明の第2の実施例を示す半導体記憶装置の回路図であり、図1と共通する要素には、共通の符号が付されている。
この半導体記憶装置は、第1の実施例における半導体記憶装置に、入力データDi0〜Dinを判定し、判定結果に対応するレベルの制御信号である選択信号Sを生成するデータ判定手段であるS信号発生回路50と、該S信号発生回路50の出力を格納する記憶手段であるRAMセル51を設けている。S信号発生回路50には、入力データDi0〜Dinが入力される接続である。S信号発生回路50は図示しない例えば多数決回路等を備え、入力データDi0〜Dinに“1”が多ければ信号Sに非反転を示す“1”を発生し、“0”が多ければ反転を示す“0”を発生する機能を有している。S信号発生回路50の出力側が、RAMセル51のライトポートWに接続されている。RAMセル51の内部構成は他のRAMセル201 〜20n と同様の構成であり、該RAMセル51もワード線対WLw ,WLr に接続されている。RAMセル51のリードポートRは、PMOS52を介して電源に接続され、また、出力データDo0〜Donを出力するゲート42の入力側にも共通接続されている。
【0016】
次に、図2の半導体記憶装置の動作を説明する。
データの書込み時に、S信号発生回路50は入力データDi0〜Dinに“1”が多いか“0”が多いかを判定する。判定結果で“1”が多い場合に、信号Sのレベルを“1”にし、“0”が多ければ“0”にする。この信号Sのレベルは、RAMセル51にデータとして保持されると共に、各ゲート41に与えられる。信号Sに基づき、各ゲート41は入力データDi0〜Dinを反転或いは非反転したレベルをビット線BLwにそれぞれ与え、各RAMセル201 〜20n にデータがそれぞれ書込まれる。各RAMセル201 〜20n からデータを読出す場合、RAMセル51に格納されたデータが読出され、そのデータが信号Sとして各ゲート42に与えられる。各RAMセル201 〜20n からビット線BLr を介して読出されたデータに対して、各ゲート42は反転するかまたはそのまま非反転で出力データDo0〜Donを出力する。
以上のように、この第2の実施例では第1の実施例の半導体記憶装置に、さらにS信号判定回路50とRAMセル51を設けた構成なので、入力データDi0〜Dinがどのようなデータ群であっても、ビット線BLr におけるディスチャージ量を削減することが可能となる。即ち、消費電流を少なくすることができる。
【0017】
(第3の実施例)
図3は、本発明の第3の実施例を示す半導体記憶装置の回路図である。
一般的に、大容量のRAMでは性能を確保するために、カラム分割という構成が採用される。本実施例はカラム分割されたRAMに対して、低消費電力化を行うものである。図3では大容量のRAMの読出し動作に関与する部分が示されている。この半導体記憶装置は、4ビット×16ワードの容量のRAMであり、4つのカラム60,70,80,90を備えている。各カラム60〜90は、同様の構成であり、ワード線WL1 に共通に接続された4個のRAMセルC0〜C3と、ワード線WL2 に共通に接続された4個のRAMセルC4〜C7と、ワード線WL3 に共通に接続された4個のRAMセルC8〜C11と、ワード線WL4 に共通に接続された4個のRAMセルC12〜C15とを、有している。各RAMセルC0,C4,C8,C12は、各ワード線WL1 〜WL4 に直交するビット線BL1 に接続されている。同様に、各RAMセルC1,C5,C9,C13はビット線BL2 に、各RAMセルC2,C6,C10,C14はビット線BL3 に、各RAMセルC3,C7,C11,C15はBL4 に接続されている。各ビット線BL1 〜BL4 は、プリチャージ手段である4個のNMOSt1〜t4を介してそれぞれ電源に接続されている。
【0018】
各ワード線WL1 〜WL4 は、アドレスをデコードするデコーダ(decoder )100に接続されている。各カラム60〜90のビット線BL1 〜BL4 の出力側には、読出し制御部110が接続されている。読出し制御部110の出力側が、各カラム60〜90に対応した出力手段である4個のセレクタ(Sel)120,130,140,150接続されている。セレクタ120,130,140,150には、アドレスA,A+1,・・・の下位2ビットが与えられ、各セレクタ120〜150はその下位2ビットに基づき、各カラム60〜90に対応した読出し制御部110の出力を選択して出力する構成となっている。各カラム60〜90のNMOSt1〜t4のゲート電極は、プリチャージ信号φと読出し動作制御信号READを入力して各ビット線BL1 〜BL4 のチャージアップの制御手段であるゲート160の出力側接続されている。この信号READは、デコーダ100と読出し制御部110にも接続されている。本実施例の半導体記憶装置の特徴はこの信号READを用いることと、読出し制御部110とゲート160を従来の半導体記憶装置に設けていることである。
【0019】
読出し制御部110の内部は、各カラム60〜90に対応した同一の回路で構成されている。その各回路において、各ビット線BL1 〜BL4 は、該ビット線BL1 〜BL4 上のデータをそれぞれ格納する4個のデータ格納手段111a,111b,111c,111dを備えている。各データ格納手段111a〜111dの出力側は、該データ格納手段111a〜111dの格納データとビット線BL1 〜BL4 上のデータを選択して出力する選択手段のセレクタ112a,112b,112c,112dにそれぞれ接続されている。各データ格納手段111a〜111dには、信号READがライトイネーブルWEとして共通に与えられ、各セレクタ112a〜112dにも信号READが共通入力される構成である。
【0020】
図4図3の動作を示すタイムチャートであり、この図4を参照しつつ、図3の半導体記憶装置の動作を説明する。
この半導体記憶装置には、4ビットのアドレスA,A+1,・・・が与えられる。アドレスA,A+1,・・・の上位2ビットはローアドレスである。半導体記憶装置の読出し動作は、各カラム60〜90ごとに同じ動作が行われ、各セレクタ120〜150は、各カラム60〜90内で選択されたRAMセルの保持データを、それぞれ出力データDo1〜Do3として出力する。
あるアドレスAが与えられている状態で、信号φと信号READが“1”となると、各NMOSt1〜t4がオンし、図4のようにビット線BL1 〜BL4 がそれぞれプリチャージされる。プリチャージ動作の後に、信号φが“0”になり、デコーダ100がアドレスAの上位2ビットで指示された例えばワード線WL1 を活性化する。これより、各ビット線BL1 〜BL4 には、RAMセルC0〜C3のデータがそれぞれ与えられる。ビット線BL1 〜BL4 上のデータは、各セレクタ112a〜112dの選択によって、セレクタ120〜150に与えられる。この時、信号READが“1”であるので、データ格納手段111a〜111dにRAMセルC0〜C3のデータが、それぞれ格納される。セレクタ120〜150はアドレスAの下位2ビットに基づいた選択を行い、例えば、各カラム60〜90のRAMセルC0のデータをそれぞれ選択する。それら選択された各RAMセルC0のデータが、出力データDo1〜Do3として出力される。
【0021】
続いて、アドレスA+1が与えられたときには、信号φは“0”のままである。また、信号READのレベルは“0”とする。この状態のとき、各セレクタ112a〜112dは、データ格納手段111a〜111dの格納データの方を選択してセレクタ120〜150に与える。セレクタ120〜150は、各カラム60〜90のRAMセルC1のデータをそれぞれ選択する。それら選択された各RAMセルC1のデータが、出力データDo1〜Do3として出力される。
アドレスA+1が与えられたときと同様の動作がアドレスA+2,A+3でも行われ、RAMセルC2,C3のデータが読出される。即ち、先に読出したデータと同じローアドレスを有するアドレスの場合は、信号READを“1”にしなくても、読出しが可能である。
この半導体記憶装置は、主に命令キャッシュRAMに使用される。命令キャッシュRAMでは、分岐が発生する場合以外、アドレスA,・・・は+1にインクリメントされるので、カウンタ回路等を用いればREAD信号の生成も容易である。アドレスA,・・・の下位2ビットが“0”であるか分岐アドレスの時にのみ、信号READのレベルを“1”とすればよい。
以上のように、この第3の実施例では、読出し制御部110とゲート160を従来の半導体記憶装置に設けているので、連続アドレスに対応するデータをデータ格納手段111a〜111dから読出せるので、従来に比べて、ビット線における消費電力を低減することができる。本実施例の半導体記憶装置を命令キャッシュとして用いると、読出し動作の消費電力を最大1/4に低減できる。
【0022】
(第4の実施例)
図5は、本発明の第4の実施例を示す半導体記憶装置の回路図であり、図3と共通する要素には共通の符号が付されている。
この半導体記憶装置は4ビット×16ワードの容量のRAMであり、第3の実施例と同様の4つのカラム60,70,80,90を備えている。各カラム60〜90のビット線BL1 〜BL4 の出力側には、読出し制御部110が接続され、該読出し制御部110の出力側が、各カラム60〜90に対応した4個のセレクタ120,130,140,150に接続されている。
本実施例では、第3の実施例のデコーダ100とは異なるデコーダ100Aを備え、アドレス制御部170を設けている。各カラム60〜90のビット線BL1 〜BL4 と電源間に接続されたプリチャージ手段のNMOSt1〜t4のゲート電極には、直接プリチャージ信号φが入力される構成である。
【0023】
アドレス制御部170は、各データ格納手段111a〜111dに格納したデータに対応するアドレスA,A+1,・・・の上位2ビットをタッグとして格納するアドレス格納手段171と、有効信号valid をフラグとして出力するフラグ手段のフラグ回路172と、与えられているアドレスA,A+1,・・・の上位2ビットとアドレス格納手段171の格納したタッグとを比較する比較手段である比較器173と、比較器173の出力する一致信号S173を信号valid に基づいて出力するANDゲート174とを、備えている。ANDゲート174から出力される制御信号である信号Sの信号線は、読出し制御部110中の複数のセレクタ112a〜112dに共通に接続されると共に、インバータ180を介してワード線制御回路190に接続されている。ANDゲート174とインバータ180とワード線制御回路190とは、制御手段を構成し、RAMセルの読出し動作を制御する。インバータ180から出力される反転制御信号は、アドレス格納手段171とデータ格納手段111a〜111dのライトイネーブル信号WEとしても用いられる構成である。
ワード線制御回路190は、デコーダ100Aの4本の出力端子に一方の入力端子が接続された4個の2入力ANDゲート191〜194を備えている。各ANDゲート191〜194の他方の入力端子には、インバータ180の出力端子が共通接続されている。各ANDゲート191〜194の出力側が、ワード線WL1 〜WL4 にそれぞれ接続されている。
【0024】
図6は、図5の動作を示すタイムチャートである。
信号φが“1”とされ、ビット線BL1 〜BL4 がチャージアップされる。この状態で信号valid が“0”であると、ANDゲート174からは“0”の信号Sが出力される。デコーダ100AはアドレスAの上位2ビットのデコード結果を出力し、ワード線制御回路190は、例えば、ワード線WL1 のレベルを“1”にする。これによって、各RAMセルC0〜C3のデータが、ビット線BL1 〜BL4 に読出される。ビット線BL1 〜BL4 上のデータは、第3の実施例と同様にデータ格納手段111a〜111dに格納され、また、アドレスの上位2ビットがアドレス格納手段171に格納される。アドレス格納手段171にアドレスが格納されるとフラグ回路172の出力する信号valid は“1”になる。このとき各セレクタ120〜150は、アドレスの下位2ビットに基づく選択を行い、RAMセルC0〜C3のデータのいずれかが、出力データDo1〜Do3として出力される。
【0025】
続いて、例えばアドレスA+1が与えられたときには、信号φは再び“1”となり、ビット線BL1 〜BL4 がチャージアップされる。ここで、アドレスA+1の上位2ビットがアドレスAと同じであった場合、比較器173からは“1”の信号S173が出力され、ゲート174は“1”の信号Sをそのまま出力する。ゲート174の出力する信号Sは、インバータ180を介してワード線制御回路190に与えられ、各ワード線WL1 〜WL4 のレベルはすべて“0”にされる。即ち、ワード線WL1 〜WL4 はすべて活性化しない。これと同時に、“1”の信号Sの与えられたセレクタ112a〜1112dは、データ格納手段111a〜111dのデータを選択してセレクタ120〜150に与える。各セレクタ120〜150は、アドレスA+1の下位2ビットに応じて、各カラム60〜90のRAMセルC1のデータをそれぞれ選択する。それら選択された各RAMセルC1のデータが、出力データDo1〜Do3として出力される。アドレスA+1が与えられたときと同様の動作がアドレスA+2,A+3でも行われ、RAMセルC2,C3のデータが読出される。即ち、先に読出したデータと同じローアドレスを有するアドレスの場合は、各ワード線WL1 〜WL4 を活性化しないので、ビット線におけるディスチャージが発生しない。
アドレス格納手段171の格納しているタッグと異なったアドレスが入力された場合は、信号S173のレベルが“0”になり、各ビット線BL1 〜BL4 に対するデータの読出しが行われると共に、新たに、データ格納手段111a〜111dに対するデータの格納とアドレス格納手段171に対するタッグの格納が行われる。
【0026】
以上のように、この第4の実施例では、一度ビット線BL1 〜BL4 を活性化して読出したデータをデータ格納手段111a〜111dに格納し、アドレスA,A+1,・・・のタッグとなる上位2ビットが同じであるデータは、ワード線WL1 〜WL4 を活性化せずに、データ格納手段111a〜111dから読出すので、ビット線BL1 〜BL4 における余分なディスチャージが発生せず、消費電力を低減できる。
また、データ格納手段111a〜111dからデータを読出すタイミングを自ら出力するアドレス制御部170を備えているので、命令キャッシュRAM以外にも、データキャッシュや独立した一般的なRAMあるいはROMとしても、適用が可能となっている。
なお、本発明は、上記参考例や実施例に限定されず種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば次のようなものがある。
【0027】
(1) 第1及び第2の参考例と、第3及び第4の実施例では、RAMに適用した例を示しているが、ROMにも適用が可能である。
(2) 第1及び第2の実施例では、RAMに適用した例を示しているが、書込みデータを最初から反転、非反転を選択して書込んでおけば、ROMにも適用が可能である。
(3) 第3の実施例では、与えられたアドレスA,A+1,・・・の上位2ビットが先のアドレスと同じであったら、ビット線BL1 〜BL4 のチャージアップを行わない構成としているが、第4の実施例のようにワード線WL1 〜WL4 を活性化しない構成として、消費電流の低減化を行ってもよい。
(4) 第4の実施例では、与えられたアドレスA,A+1,・・・の上位2ビットが先のアドレスと同じであったら、ワード線WL1 〜WL4 を活性化しない構成としているが、ビット線BL1 〜BL4 のチャージアップを行わない構成としても同様の効果が期待できる。
(5) 第2の実施例では、多数決回路で構成されたS信号発生回路50を用いて、ゲート41,42による反転,非反転を行っているが、入力データDi0〜Dinのサインビット(例えば上位2ビット)を用いて、反転,非反転を行うことも可能である。この場合、反転,非反転が適性である確率は、上記実施例よりも劣るが、通常絶対値の小さいデータの方が多いので、サインビットを用いても十分な効果が期待できる。また、RAMセル51を別に設けなくても、サインビットのデータを保持するRAMセルを代用することができる。
【0028】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、第1、第2及び第3の発明によれば、入力データが第1の論理レベルのデータを多く有するとき、該第1の論理レベルと反対の第2の論理レベルのデータを書込み用ビット線に与えるようにしているので、メモリセルに格納するデータの属性を例えば“1”を多くすることができる。これにより、それら格納データを読出す場合に発生する消費電力を低減できる。
第4及び第5の発明によれば、チャージアップ動作または読出し動作を停止させる制御手段を設けているので、入力されたアドレスによっては、複数のメモリセルから読出しをせずに、データ格納手段の格納データが選択的に出力される。そのため、ビット線における読出し時の消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例を示す半導体記憶装置の回路図である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示す半導体記憶装置の回路図である。
【図3】 本発明の第3の実施例を示す半導体記憶装置の回路図である。
【図4】 図3の動作を示すタイムチャートである。
【図5】 本発明の第4の実施例を示す半導体記憶装置の回路図である。
【図6】 図5の動作を示すタイムチャートである。
【図7】 本発明の第1の参考例を示す半導体記憶装置の回路図である。
【図8】 図7の動作を説明する波形図である。
【図9】 本発明の第2の参考例を示す半導体記憶装置の回路図である。
【図10】 図9の動作を説明する波形図である。
【符号の説明】
1,2,200 〜20n ,C0〜C16 RAMセル
7,8,300 〜30n ,t1〜t4 PMOS,NMOS(プリチャージ手段)
10,11,12 論理手段
41,42 書込み手段、読出し手段
50 S信号発生回路(入力データ判定手段)
51 記憶手段
111a〜111d データ格納手段
112a〜112d セレクタ(選択手段)
120〜150 セレクタ(出力手段)
160 制御手段
171 アドレス格納手段
172 フラグ手段
173 比較器(比較手段)
BL,BL1 〜BL4 ビット線
WL,WL1 〜WL4 ワード線

Claims (1)

  1. 読出し動作時に活性化される第1のワード線と、
    書込み動作時に活性化される第2のワード線と、
    読出し用ビット線と、
    書込み用ビット線と、
    前記読出し用ビット線のみをプリチャージするプリチャージ手段と、
    前記第1及び第2のワード線と前記読出し用ビット線及び前記書込み用ビット線と接続し、データを格納するメモリセルと、
    前記書込み動作時において入力データが第1の論理レベルのデータを多く有することを判定して制御信号を出力するデータ判定手段と、
    前記書込み動作時に前記データ判定手段から出力された前記制御信号を記憶し、この記憶した制御信号を前記読出し動作時に出力する記憶手段と、
    前記入力データが前記第1の論理レベルのデータを多く有するとき、前記データ判定手段から出力された前記制御信号に基づいて、該第1の論理レベルのデータを反転して生成した第2の論理レベルのデータを、前記書込み用ビット線に与える第1の論理回路と、
    前記入力データが前記第1の論理レベルのデータを多く有するとき、前記記憶手段から出力された前記制御信号に基づいて、前記読出し用ビット線に読出された出力データを反転して出力する第2の論理回路とを備えた半導体記憶装置であって、
    前記メモリセルは、
    前記データを格納するラッチ回路と、
    前記書込み用ビット線と前記ラッチ回路との間に設けられ、前記第2のワード線の電圧レベルに応じて導通状態となる第1のスイッチ手段と、
    前記読出し用ビット線と接続し、前記第1のワード線の電圧レベルに応じて導通状態となる第2のスイッチ手段と、
    前記第2のスイッチ手段と接地端子との間に設けられ、前記ラッチ回路から出力されたデータの電圧レベルに応じて導通状態となる第3のスイッチ手段とにより構成され
    前記記憶手段は、
    前記制御信号のデータを格納するラッチ回路と、
    前記データ判定手段と前記制御信号のデータを格納するラッチ回路との間に設けられ、前記第2のワード線の電圧レベルに応じて導通状態となる第4のスイッチ手段と、
    前記第2の論理回路と接続し、前記第1のワード線の電圧レベルに応じて導通状態となる第5のスイッチ手段と、
    前記第2のスイッチ手段と接地端子との間に設けられ、前記制御信号のデータを格納するラッチ回路から出力されたデータの電圧レベルに応じて導通状態となる第6のスイッチ手段とにより構成されることを特徴とする半導体記憶装置。
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