JPH08273046A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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Publication number
JPH08273046A
JPH08273046A JP9999295A JP9999295A JPH08273046A JP H08273046 A JPH08273046 A JP H08273046A JP 9999295 A JP9999295 A JP 9999295A JP 9999295 A JP9999295 A JP 9999295A JP H08273046 A JPH08273046 A JP H08273046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
spirals
column assembly
spiral
Prior art date
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Pending
Application number
JP9999295A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Matsuda
哲雄 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9999295A priority Critical patent/JPH08273046A/ja
Publication of JPH08273046A publication Critical patent/JPH08273046A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造を単純化することができる自動販売機を
提供することをその目的とする。 【構成】 周方向に等間隔に配設された複数の商品コラ
ム6a〜6cを有するコラム組立体3を商品収納庫2内
に収容した自動販売機において、コラム組立体3に固設
された単一の駆動源13と、商品9を収容すると共に回
転することにより商品9を払い出すスパイラル7a〜7
cと、駆動源13の動力を各スパイラル7a〜7cに伝
達して、各スパイラル7a〜7cを回転させる動力伝達
機構18と、動力伝達機構18と各スパイラル7a〜7
cとを動力的に接続するオン状態と動力的に絶縁するオ
フ状態との間で、オン・オフする電磁クラッチ21a〜
21cと、販売指令に基づいて、電磁クラッチ21a〜
21cをオン・オフさせる制御手段40とを備えたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、アイスクリー
ム、冷凍食品等の商品を販売するスパイラル型の自動販
売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機として、特開
昭61−110290号公報に記載されたものが知られ
ている。この自動販売機は、商品収納庫内にドラム状の
コラム組立体を備えており、コラム組立体は、等角度で
区画された六つの商品コラムにより構成されている。各
商品コラムは、商品を挿填して収容するためのスパイラ
ルを有し、各スパイラルには、それぞれベントモータ
(駆動源)が設けられている。販売指令により、該当す
る商品が収容されているスパイラルが、ベントモータに
より制御回転され、このスパイラルが360°回転する
ことにより、この商品コラムの最下位の商品が払い出さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の自動
販売機では、各スパイラル毎にベントモータが設けられ
ているため、制御系を含め構造が複雑になる問題点があ
った。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、構造を単純化することができる自動販売機
を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく請
求項1の発明は、周方向に等間隔に配設された複数の商
品コラムを有するドラム状のコラム組立体を商品収納庫
内に収容すると共に、コラム組立体を鉛直軸廻りに回転
可能に構成した自動販売機において、コラム組立体に固
設された単一の駆動源と、各商品コラム内に配置され、
商品を収容すると共に回転することにより商品を払い出
すスパイラルと、駆動源の動力を各スパイラルに伝達し
て、各スパイラルを回転させる動力伝達機構と、動力伝
達機構と各スパイラルとの間にそれぞれ介在され、動力
伝達機構と各スパイラルとを動力的に接続するオン状態
と動力的に絶縁するオフ状態との間で、オン・オフする
電磁クラッチと、販売指令に基づいて、駆動源を駆動さ
せると共に電磁クラッチをオン・オフさせる制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の自動販売機によれば、販売指令が発
令されると、制御手段により、駆動源が駆動を開始する
と共に、任意の一の電磁クラッチがオンし、動力伝達機
構を介して該当する商品が収容されているスパイラルが
回転を開始する。このスパイラルの回転により、所望の
商品が払い出される。一方、他の電磁クラッチはオフ状
態にあり、動力伝達機構から他のスパイラルへは動力の
伝達が絶縁され、商品の払出しはキャンセルされる。従
って、各スパイラルに連なる電磁クラッチと、そのオン
・オフという簡単な制御により、単一の動力源で複数の
商品コラムから商品を選択的に払い出すことができる。
【0007】また、複数の商品コラムが周方向に等間隔
に配設されたコラム組立体を用いることにより、販売機
自体を幅狭に形成した状態で、商品の収容量を増やすこ
とができる。さらに、このコラム組立体を鉛直軸廻りに
回転可能に構成することにより、適宜、コラム組立体を
回転させ、1箇所から商品の補充を行うことができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の自動販
売機の好適な実施例について詳細に説明する。図1は自
動販売機の縦断面図であり、同図に示すように、この自
動販売機1は、断熱構造の商品収納庫2を備えている。
この商品収納庫2内にはドラム状のコラム組立体3が配
置され、このコラム組立体3の頂部にはキャップ状の天
板ベース4が固定されている。また、この天板ベース4
と商品収納庫2の天板部2aとは、支軸5を介して連結
されており、コラム組立体3は、商品収容庫2内に軸支
されると共に、この支軸5を中心に回転可能に構成され
ている。
【0009】図2に示すように、前述のコラム組立体3
は、周方向に等角度で区画された三つの商品コラム6a
〜6cを有している。各商品コラム6a〜6cの背面同
士は溶接等により固定され、それぞれの前面に設けた開
口8a〜8cが外方に向くように配設されている。
【0010】なお、一体化された商品コラム6a〜6c
の頂部には、平板状のコラム天板10が溶接等により固
定され、更に、各商品コラム6a〜6cの一体化及びコ
ラム組立体3の剛性を高めるために、コラム天板10
に、前述した天板ベース4が溶接等により固定されてい
る(図1参照)。
【0011】各商品コラム6a〜6c内には、冷凍食品
又はアイスクリーム等の商品9を挿填して収容するため
の、スパイラル7a〜7cが配設されている。各スパイ
ラル7a〜7cは、商品コラム6a〜6cの中央におい
て鉛直方向に延びる回転軸11a〜11cに固定されて
いる。また、各回転軸11a〜11cは、コラム天板1
0の上部に位置して各商品コラム6a〜6cの蓋体を構
成する上蓋12a〜12cに、それぞれ回転自在に支持
されている。これにより、回転軸11a〜11cの回転
に追従してスパイラル7a〜7cが回転する。
【0012】図1に示すように、コラム組立体3の最上
部には、各スパイラル7a〜7cを回転させるための駆
動源13が配設されている。この駆動源13は、キャッ
プ状の天板ベース4内に収容され且つ脚部14を介して
コラム天板10に固定したギアボックス15と、このギ
アボックス15の端部に配置した駆動モータ16とから
成り、いわゆるギアモータを構成している。また、この
ギアボックス15の下面には、コラム組立体3の中央に
位置する1本の出力軸17が突設されている(図2参
照)。そして、この出力軸17は、動力伝達機構の一例
としてのギア連動機構18を介して、各スパイラル7a
〜7cの回転軸11a〜11cに連結されている。
【0013】ギア連動機構18は、上記の出力軸17の
先端に固定された金属製又は樹脂製のメインギア19
と、各スパイラル7a〜7cの回転軸11a〜11cの
入力端(上端)に接続され且つメインギア19に噛合さ
れた金属製又は樹脂製の従動ギア20a〜20cとで構
成されている。従って、1個のメインギア19を回転さ
せることにより、3個の従動ギア20a〜20cを同時
に回転させることができるようになっている。
【0014】また、従動ギア20a〜20cの出力端と
スパイラル7a〜7cの回転軸11a〜11cの入力端
との間には、電磁クラッチ21a〜21cが介在され、
この電磁クラッチ21a〜21cをオン・オフさせるこ
とにより、従動ギア20a〜20cからスパイラル7a
〜7cの回転軸11a〜11cへの力の伝達を、選択的
に断続させる。すなわち、各電磁クラッチ21a〜21
cには、図1に示すように制御装置40が接続されてお
り、販売指令に基づいて、制御装置40が該当するスパ
イラル7a〜7cに連なる一の電磁クラッチ21a〜2
1cをオンさせ、他をオフさせるようになっている。
【0015】一方、回転軸11a〜11cの入力端には
カム22a〜22cが固定され、カム22a〜22c近
傍には、駆動モータ16を停止させるためのスイッチ2
3a〜23cが設けられている。各カム22a〜22c
の周面には、180°毎に2箇所のスイッチング点が設
けられ、各スイッチング点によりスイッチ23a〜23
cを作動させている。この場合、上記の制御装置40
は、駆動モータ16およびこれらの各スイッチ23a〜
23cにも接続されており、販売指令により、駆動モー
タ16を駆動させると共に、電磁クラッチ21a〜21
cを選択的にオンさせ、さらに商品を払い出した後は、
スイッチ23a〜23cを介して駆動モータ16を停止
させる。
【0016】なお、符号30は、商品収納庫2の前面に
形成されて商品9のローディング作業に利用される商品
投入口であり、符号31は、この商品投入口30を開閉
する断熱扉である。また、自動販売機1には、図示しな
い冷却装置が内蔵されている。
【0017】次に、前述した自動販売機1の販売動作に
ついて説明する。購入者が所望の商品選択ボタンを押す
ことにより、制御装置40を介して駆動モータ16が駆
動を開始する。そして、ギアボックス15から突設した
出力軸17を介してメインギア19が回転を開始すると
同時に各従動ギア20a〜20cも回転を開始する。な
お、この回転は、スイッチ23a〜23cからの制御信
号により駆動モータ16が停止するまで維持される。
【0018】更に、駆動モータ16の駆動に同期して、
電磁クラッチ21a〜21cのうちの一の電磁クラッチ
21aがオンする(他の電磁クラッチ21b,21cは
オフ状態を維持する)。その結果、所望のスパイラル7
aのみが回転を開始し、その商品コラム6a内の商品9
のみが、商品コラム6aの下端から1個払い出される。
しかしながら、スパイラル7aは、カム22aとスイッ
チ23aとの協働により、180°毎に制御回転される
ので、スパイラル7aに縦2列の状態で装填された商品
9は、1個ずつ最下部から落し込まれる。
【0019】次に、各商品コラム6a〜6cに商品9を
ローディングする作業について簡単に説明する。先ず、
断熱扉31を開け、その後、商品投入口30から手を差
し入れ、支軸5を中心にコラム組立体3を手で回す。そ
して、商品投入口30に対して、商品コラム6a〜6c
のうちの所望の商品コラム6a〜6cの開口8a〜8c
を手前に臨ませた時点で、コラム組立体3の回転止め、
スパイラルに商品9を詰め込んでゆく。このような作業
を繰り返しながら、全ての商品コラム6a〜6cに商品
9を詰め込んで、ローディング作業は完了する。
【0020】以上にように本実施例によれば、3個の商
品コラム6a〜6cを相互に背合せとして、周方向に配
設しているので、商品コラム6a〜6cをスペース効率
よく配設することができ、商品9を狭いスペースに効率
よく収容することができる。このため、販売機自体を比
較的幅狭に形成することができると共に、多種の商品9
を販売することができる。また、電磁クラッチ21a〜
21cを用いることにより、単一の駆動モータ16で、
所望のスパイラル7a〜7cのみを作動させることがで
き、制御系を含み構造を単純化することができる。
【0021】本発明は、前述した実施例に限定されるも
のではなく、例えば、図3に示すように、商品収納庫2
内に、2本のコラム組立体3A,3Bを並設させ、各コ
ラム組立体3A,3Bに対応させるように、商品収納庫
2に2枚の断熱扉31A,31Bを設けてもよい。な
お、この場合の各コラム組立体3A,3Bの構造は、図
2に示したコラム組立体3と同一である。
【0022】また、図4に示すように、商品収納庫2内
には、四分割されたコラム組立体3Cが配置されてい
る。このコラム組立体3Cは、周方向に等角度で区画さ
れた四つの商品コラム37a〜37dを有しているが、
各商品コラム37a〜37dによる商品の払い出し構成
は、図1及び図2に示した構成と同等であるので説明は
省略する。
【0023】なお、前述したギア連動機構18に代え
て、チェーン、ベルトまたはワイヤ等を用いたホイール
連動機構39を採用することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機によれ
ば、電磁クラッチのオン・オフにより、複数のスパイラ
ルを単一の駆動源で作動させることができるので、制御
系を含む構造を単純化することができ、省スペース化お
よび低コスト化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の一実施例を示す縦断面図
である。
【図2】図1に示した自動販売機の横断面図である。
【図3】本発明の自動販売機の第2の実施例を示す横断
面図である。
【図4】本発明の自動販売機の第3の実施例を示す横断
面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 商品収納庫 3 コラム組立体 5 支軸 6a〜6c 商品コラム 7a〜7c スパイラル 9 商品 11a〜11c 回転軸 13 駆動源 18 ギア連動機構(動力伝達機構) 19 メインギア 20a〜20c 従動ギア 21a〜21c 電磁クラッチ 40 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周方向に等間隔に配設された複数の商品
    コラムを有するドラム状のコラム組立体を商品収納庫内
    に収容すると共に、当該コラム組立体を鉛直軸廻りに回
    転可能に構成した自動販売機において、 前記コラム組立体に固設された単一の駆動源と、 前記各商品コラム内に配置され、商品を収容すると共に
    回転することにより商品を払い出すスパイラルと、 前記駆動源の動力を前記各スパイラルに伝達して、当該
    各スパイラルを回転させる動力伝達機構と、 前記動力伝達機構と前記各スパイラルとの間にそれぞれ
    介在され、当該動力伝達機構と当該各スパイラルとを動
    力的に接続するオン状態と動力的に絶縁するオフ状態と
    の間で、オン・オフする電磁クラッチと、 販売指令に基づいて、前記駆動源を駆動させると共に前
    記電磁クラッチをオン・オフさせる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする自動販売機。
JP9999295A 1995-03-31 1995-03-31 自動販売機 Pending JPH08273046A (ja)

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JP9999295A JPH08273046A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 自動販売機

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JP9999295A Pending JPH08273046A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 自動販売機

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A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050906