JPH08272933A - ライン認識方法 - Google Patents

ライン認識方法

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JPH08272933A
JPH08272933A JP7074867A JP7486795A JPH08272933A JP H08272933 A JPH08272933 A JP H08272933A JP 7074867 A JP7074867 A JP 7074867A JP 7486795 A JP7486795 A JP 7486795A JP H08272933 A JPH08272933 A JP H08272933A
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Takashi Ota
貴志 太田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の一部で輝度が大きく変化していても確
実にラインを認識する。 【構成】 撮影された画像を複数の探索領域に分割し、
分割された探索領域毎に全画素における輝度の平均値
と、平均値を越える輝度の平均値である第1しきい値
と、第1しきい値を越える輝度の平均値であるラインし
きい値とに基づいて、検索点を挟んで同一距離離れた点
と共に二値化処理によって白線3を判定し、判定された
白線3の位置に基づいて隣接する探索領域の検索範囲を
決定し、影等で画面の一部の輝度が変わっても、また画
面全体の輝度に係わらずラインの認識を短時間で確実に
行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の自動運転等のた
めに道路に沿って設けられたラインを認識するためのラ
イン認識方法に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者の負担を軽くするための運転制御
装置が各種開発されて車両に搭載されている。この中
で、ハンドル操作も自動的に行う自動運転が研究されて
おり、通常の自動車においても自動運転が可能な機構を
搭載することが検討されている。この自動運転のために
は、走路に対する自動車の位置を常時把握して自動車が
走路に沿って走行できるように制御する必要がある。走
路に対する自動車の位置を把握するために、走路に形成
されたライン(白線)を検出することが従来から種々提
案されている。
【0003】例えば、特開平4-152406号公報には、車両
に搭載されたCCD カメラを用いて道路の前方の白線を検
出するライン検出装置が開示されている。即ちこの検出
装置は、CCD カメラによって道路の状況を撮影し、画像
全体の輝度の平均値と最大値とからしきい値を算出し、
このしきい値を用いて画像の輝度を二値化して白線部分
を検出するようにしたものである。これにより、路面の
状況に応じたしきい値によって画像中の白線を検出する
ことができ、天候や白線の汚れに係わらず誤検出を少な
くして道路の前方の白線を検出することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のライン検出装置
では、画像全体の輝度の平均値と最大値とからしきい値
を算出しているため、白線の検出判断基準が天候や路面
状態にあわせて設定されるようになっている。しかし、
画像全体の輝度によってしきい値を求めているため、画
像の一部に影等がある場合等には、輝度の平均値が低く
なって適切なしきい値を算出することができず、白線を
検出できないことがあった。また、逆に画像の一部に部
分的な反射等がある場合等には、輝度の平均値が高くな
って、白線以外のものを白線と検出してしまうことがあ
った。従って、従来のライン検出装置では、画像の一部
で輝度が大きく異なる場合には、正確に白線を検出する
ことができなかった。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、画像の一部で輝度が大きく変化していても確実に白
線を検出することができるライン認識方法を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明のライン認識方法は、車両に搭載されたカ
メラによって道路のラインを撮影し、撮影された画像を
複数の領域に分割し、該分割された領域内を検索して前
記ラインの位置を判定し、一つの領域で前記ラインの位
置を判定した後判定された該ラインの位置に基づいて隣
接する次の領域の検索範囲を決定することを特徴とす
る。
【0007】また、上記目的を達成するための第2の発
明のライン認識方法は、車両に搭載されたカメラによっ
て道路のラインを撮影し、撮影された画像の全画素にお
ける輝度の平均値を演算し、全画素中において前記平均
値を越える輝度の画素における輝度の平均値を第1しき
い値とし、全画素中において前記第1しきい値を越える
輝度の画素における輝度の平均値をラインしきい値とす
る一方、検索点における輝度が前記ラインしきい値より
も高く且つ該検索点を挟んで同一距離離れた部位の輝度
がそれぞれ前記第1しきい値よりも低い場合に該検索点
をライン検出点とすることを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するための第3の発
明のライン認識方法は、車両に搭載されたカメラによっ
て道路のラインを撮影し、撮影された画像を複数の領域
に分割し、一つの領域の全画素における輝度の平均値を
演算し、該一つの領域の全画素中において前記平均値を
越える輝度の画素における輝度の平均値を第1しきい値
とし、前記一つの領域の全画素中において前記第1しき
い値を越える輝度の画素における輝度の平均値をライン
しきい値とする一方、検索点における輝度が前記ライン
しきい値よりも高く且つ該検索点を挟んで同一距離離れ
た部位の輝度がそれぞれ前記第1しきい値よりも低い場
合に該検索点を前記一つの領域におけるライン検出点と
し、該一つの領域でライン検出点を判定した後判定され
たライン検出点の位置に基づいて隣接する次の領域の検
索範囲を決定することを特徴とする。
【0009】そして、前記ラインしきい値と前記第1し
きい値との差が所定値よりも小さい場合は該第1しきい
値に該所定値を加算した値をラインしきい値としたこと
を特徴とする。また、判定された前記ライン検出点の位
置を複数抽出し、各抽出点の誤差の二乗和を最小にする
パラメータを求めて前記ラインの位置を補間することを
特徴とする。
【0010】
【作用】第1の発明によると、分割された領域毎にライ
ンの位置を判定し、領域毎のラインの位置に基づいて画
像全体のラインの状態を認識する。この時、新たな領域
での検索範囲は、前回判定されたラインの位置に基づい
て決定される。
【0011】第2の発明によると、撮影された全画素に
おける輝度の平均値に基づいて第1しきい値を求めると
共に、第1しきい値に基づいてラインしきい値を求め、
検索点の輝度がラインしきい値よりも高く、しかも検索
点の両側の輝度が第1しきい値よりも低い場合、検索点
をラインとして認識する。
【0012】第3の発明によると、分割された一つの領
域の全画素における輝度の平均値に基づいて第1しきい
値を求めると共に、第1しきい値に基づいてラインしき
い値を求め、検索点の輝度がラインしきい値よりも高
く、しかも検索点の両側の輝度が第1しきい値よりも低
い場合、検索点を一つの領域内のラインとして認識し、
一つの領域でラインを検出した後、一つの領域のライン
の位置に基づいて隣接する次の領域の検索範囲を決定
し、次の領域内で同様にラインを検出して領域毎のライ
ンの位置に基づいて画像全体のラインの状態を認識す
る。
【0013】そして、ラインしきい値と第1しきい値と
の差が所定値よりも小さい場合は第1しきい値に該所定
値を加算した値をラインしきい値とし、ラインを誤って
検出しないようにする。また、判定されたライン検出点
の位置を複数抽出し、各抽出点の多項式に対する誤差の
二乗和を最小にする多項式のパラメータを求めてライン
の位置を補間することで、ラインが破線や汚れで途切れ
ている場合でも確実にラインを認識する。
【0014】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るライン認識
方法の全体処理の流れ、図2には検索領域の設定を説明
する画像の全体状況、図3には画像の一部の拡大状態、
図4には画面における検索点と実際の距離との関係を表
すグラフ、図5には検索範囲の状況、図6にはしきい値
算出処理の流れ、図7にはラインの位置を補間する際の
状況を示してある。
【0015】図1に示すように、図示しない車両に搭載
されたCCD カメラによって車両前方の道路状況が撮影さ
れ、画像情報が入力される。画像情報は複数の領域とし
ての探索領域に分割されて設定され、各探索領域毎に画
像の輝度に基づいてしきい値が算出される。しきい値を
算出した後、このしきい値に基づいて各探索領域毎にラ
イン(白線)が検出され、検出された白線の位置によっ
て隣接する次の探索領域の探索範囲を決定する。また、
複数の白線の検出情報に基づき検出点の多項式に対する
誤差の二乗和を最小にする多項式のパラメータを求め
(最小二乗法)、白線の位置を補間する。
【0016】図2乃至図5に基づいて探索領域の設定処
理を説明する。図2に示すように、画面1における垂直
方向の探索領域は、前方距離yl〜yhの間でΔy毎に
n個に分割し、それぞれ画面上に対応する垂直位置(1
ライン)を設定する。画面1における水平方向の探索位
置は、初期の場合は、幅wの車線の中央に平行に位置し
た時の画面上の白線位置を水平方向の探索位置として設
定される。白線を検出した後は、前回の検出位置を基に
±m画素(mは定数)の領域が水平方向の探索範囲とし
て設定される。例えば、画角34.5度のレンズを下向き1
0.7度に取付け、図4に示したように、水平方向α512
画素、垂直方向β512 画素の処理画面2を使用した場
合、垂直方向の探索領域i(0〜n)と、実際の前方距
離yi及び処理画面2上における垂直方向βi(画素数)
の関係は、図5に示した表に示した関係となる。
【0017】複数の探索領域に画面1を分割した状態を
図3に示してある。図3及び図6に基づいてi番目の探
索領域におけるしきい値算出について説明する。1番目
の探索領域では、車線の中央に平行に位置した時の画面
上の白線3の位置を水平方向の探索位置である探索幅W
とする。図6に示したように、i番目の探索領域で全画
素における輝度の平均値を算出する。i番目の探索領域
の全画素について、算出された平均値を越える輝度の画
素の輝度のみを合計し、その平均値を第1しきい値であ
る道路しきい値Sとする。次に、i番目の探索領域の全
画素について、道路しきい値Sを越える輝度の画素の輝
度のみを合計し、その平均値をラインしきい値である白
線しきい値Kとする。この時、白線しきい値Kと道路し
きい値Sとの差が所定値としての定数tより小さい場
合、道路しきい値Sに定数tを加算した値を白線しきい
値Kとする(請求項4)。白線しきい値Kと道路しきい
値Sとの差が小さい場合に道路しきい値Sに定数tを加
算した値を白線しきい値Kとしたので、白線以外のもの
を白線として検出してしまうことを防ぐことが可能とな
る。
【0018】道路しきい値S及び白線しきい値Kを求め
た後、このしきい値に基づいてi番目の探索領域で白線
3が二値化処理によって検出される。i番目の探索領域
における画面1上の白線の幅をhiとし、画面1上の横方
向座標をx(検索点)とした時、検索点xを挟んで同一
距離離れたx-hi点、x+hi点の輝度と検索点xの輝度とを
道路しきい値S及び白線しきい値Kと比較して白線3を
判定する。白線3を判定する場合、次の3つの条件を全
て満たした時に検索点xを白線3の検出点とする。 条件1:検索点xの輝度>白線しきい値K 条件2: x-hi点の輝度<道路しきい値S 条件3: x+hi点の輝度<道路しきい値S
【0019】複数の探索領域に画面1を分割し、各探索
領域毎に上述した3つの条件を全て満たした時に検索点
xを白線3の検出点とすることにより、画面1に部分的
な明暗等が存在しても、白線3を検出する際の誤認識を
大幅に減らすことができる。
【0020】i番目の探索領域で検索点xが白線3の検
出点と判定された後、白線3の検出点の位置によって隣
接する探索領域の検索範囲が決定される。即ち、検索点
x±m画素(例えばm=40画素)の範囲が隣接する探
索領域の検索範囲とされる。これにより、隣接する探索
領域の検索範囲を短時間で決定することができる。
【0021】各探索領域で検索点xを白線3の検出点と
判定した後、道路に複数設けられた白線3を同心円(平
行直線を含む)で表現し、全ての白線3の検出点の多項
式に対する誤差の二乗和を最小にする多項式のパラメー
タを求める。即ち、最小二乗法により白線3の補間を行
い、破線や汚れで白線3が途切れている場合に対応す
る。
【0022】図7には画面1の映像をx−y平面座標
(上面視)に変換した状態を示してある。白線3の候補
点を抽出して図7のようにx−y平面座標に変換し、左
右の白線3を次式1、2によって同心円で表現する。 左:ax2+ay2+x+by+c=0 ・・・1 右:ax2+ay2+x+by+d=0 ・・・2 次に、制約条件を含めた評価関数Zを次式3によって定
義する。更に「白線3の間隔は3.5m近傍である」等のa,
b,c,d の一次式で表される制約条件を二乗し、評価項目
を加えることができる。 Z=Σwi(axi2+ayi2+xi+byi+c)2 +Σwi(axi2+ayi2+xi+byi+d)2 +w(c-d-3.5)2 ・・・3 但し、xi、yiはi番目の探索領域の白線候補点、 wi=(白線候補の評価値)−(白線しきい値K):重
み、 w=制約式に対する重みである。 wi=(白線候補の評価値)−(白線しきい値K)によ
り、白線候補の評価値が大きいほど白線3である可能性
が高いことを加味することができる。評価関数Zを最小
にするパラメータa,b,c,d を求める。このように、最小
二乗法によって補間を行うことにより(請求項5)、片
側の白線3や破線の白線3及び汚れによって途切れてい
る白線3であっても、白線3の認識が可能となる。
【0023】従って、上述した方法で白線3の認識を行
うことにより、画面1に部分的な明暗等が存在しても、
即ち、部分的に影等が存在しても、複数の探索領域に分
割して探索領域毎に白線3の検出点を評価することがで
きるので、白線3を検出する際の誤認識を大幅に減らす
ことができる。また、白線3の検出点の位置によって隣
接する探索領域の検索範囲が決定されるので隣接する探
索領域の検索範囲を短時間で決定することができる(請
求項1、3)。また、検索点xの判定を行う場合、道路
しきい値S及び白線しきい値Kを用いて検索点xを挟ん
で同一距離離れたx-hi点、x+hi点と共に二値化処理によ
って白線3を判定するようにしたので、白線3を精度良
く認識することができる(請求項2、3)。また、全て
の白線3の検出点に対する誤差の二乗和を最小にするパ
ラメータを求めて白線3の補間を行うようにしたので、
破線や汚れで白線3が途切れている場合であっても白線
3の認識が可能となる。
【0024】
【発明の効果】第1の発明のライン認識方法は、撮影さ
れた画像を複数の探索領域に分割し、分割された探索領
域内を検索してラインの位置を判定し、判定されたライ
ンの位置に基づいて隣接する探索領域の検索範囲を決定
するようにしたので、影等で画面の一部で輝度が変わっ
ても、ラインの認識を確実に行なって誤認識を大幅に減
らすことが可能になると共に、隣接する探索領域の検索
範囲を短時間で決定することができ、ラインの認識の処
理時間を短くすることが可能になる。
【0025】第2の発明のライン認識方法は、撮影され
た画像の全画素における輝度の平均値と、平均値を越え
る輝度の平均値である第1しきい値と、第1しきい値を
越える輝度の平均値であるラインしきい値とに基づい
て、検索点を挟んで同一距離離れた点と共に二値化処理
によってラインを判定するようにしたので、画面全体の
輝度に係わらずラインを精度良く認識することができ
る。
【0026】第3の発明のライン認識方法は、撮影され
た画像を複数の探索領域に分割し、分割された探索領域
毎に全画素における輝度の平均値と、平均値を越える輝
度の平均値である第1しきい値と、第1しきい値を越え
る輝度の平均値であるラインしきい値とに基づいて、検
索点を挟んで同一距離離れた点と共に二値化処理によっ
てラインを判定し、判定されたラインの位置に基づいて
隣接する探索領域の検索範囲を決定するようにしたの
で、影等で画面の一部の輝度が変わっても、また画面全
体の輝度に係わらずラインの認識が確実に行なえると共
に、隣接する探索領域の検索範囲を短時間で決定するこ
とができる。この結果、ラインの誤認識を大幅に減らす
ことが可能になると共にラインの認識の処理時間を短く
することが可能になる。
【0027】また、第1しきい値とラインしきい値との
差が小さい場合、第1しきい値に所定値を加算した値を
ラインしきい値としたので、ラインを誤って検出しない
ようにすることが可能となる。また、全てのラインの抽
出点の多項式に対する誤差の二乗和を最小にする多項式
のパラメータを求めてラインの補間を行うようにしたの
で、破線や汚れでラインが途切れている場合であてもラ
インの認識が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るライン認識方法の全体
処理の流れ図。
【図2】検索領域の設定を説明する画像の全体状況図。
【図3】画像の一部を表す拡大図。
【図4】画面における検索点と実際の距離との関係を表
すグラフ。
【図5】検索範囲の状況説明図。
【図6】しきい値算出処理の流れ図。
【図7】ラインの位置を補間する際の状況説明図。
【符号の説明】
1 画面 2 処理画面 3 白線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたカメラによって道路の
    ラインを撮影し、撮影された画像を複数の領域に分割
    し、該分割された領域内を検索して前記ラインの位置を
    判定し、一つの領域で前記ラインの位置を判定した後判
    定された該ラインの位置に基づいて隣接する次の領域の
    検索範囲を決定することを特徴とするライン検出方法。
  2. 【請求項2】 車両に搭載されたカメラによって道路の
    ラインを撮影し、撮影された画像の全画素における輝度
    の平均値を演算し、全画素中において前記平均値を越え
    る輝度の画素における輝度の平均値を第1しきい値と
    し、全画素中において前記第1しきい値を越える輝度の
    画素における輝度の平均値をラインしきい値とする一
    方、検索点における輝度が前記ラインしきい値よりも高
    く且つ該検索点を挟んで同一距離離れた部位の輝度がそ
    れぞれ前記第1しきい値よりも低い場合に該検索点をラ
    イン検出点とすることを特徴とするライン認識方法。
  3. 【請求項3】 車両に搭載されたカメラによって道路の
    ラインを撮影し、撮影された画像を複数の領域に分割
    し、一つの領域の全画素における輝度の平均値を演算
    し、該一つの領域の全画素中において前記平均値を越え
    る輝度の画素における輝度の平均値を第1しきい値と
    し、前記一つの領域の全画素中において前記第1しきい
    値を越える輝度の画素における輝度の平均値をラインし
    きい値とする一方、検索点における輝度が前記ラインし
    きい値よりも高く且つ該検索点を挟んで同一距離離れた
    部位の輝度がそれぞれ前記第1しきい値よりも低い場合
    に該検索点を前記一つの領域におけるライン検出点と
    し、該一つの領域でライン検出点を判定した後判定され
    たライン検出点の位置に基づいて隣接する次の領域の検
    索範囲を決定することを特徴とするライン認識方法。
  4. 【請求項4】 前記ラインしきい値と前記第1しきい値
    との差が所定値よりも小さい場合は該第1しきい値に該
    所定値を加算した値をラインしきい値としたことを特徴
    とする請求項2もしくは請求項3に記載のライン認識方
    法。
  5. 【請求項5】 判定された前記ライン検出点の位置を複
    数抽出し、各抽出点の誤差の二乗和を最小にするパラメ
    ータを求めて前記ラインの位置を補間することを特徴と
    する請求項1もしくは請求項3に記載のライン認識方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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