JPH08272848A - 物質構造の表示方法 - Google Patents

物質構造の表示方法

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JPH08272848A
JPH08272848A JP7076765A JP7676595A JPH08272848A JP H08272848 A JPH08272848 A JP H08272848A JP 7076765 A JP7076765 A JP 7076765A JP 7676595 A JP7676595 A JP 7676595A JP H08272848 A JPH08272848 A JP H08272848A
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Shinichi Nishina
伸一 仁科
Seiichi Aikawa
聖一 相川
Fumiko Matsuzawa
史子 松澤
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16BBIOINFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR GENETIC OR PROTEIN-RELATED DATA PROCESSING IN COMPUTATIONAL MOLECULAR BIOLOGY
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 物質構造のグラフィック表示と文字表示との
関連付けを行い、操作性を向上させる。 【構成】 物質の立体構造データが複数登録されたデー
タベース20を参照し、物質の立体的なグラフィック表
示及び文字表示を行う。データベース20を参照して得
た立体構造データを表示属性の設定領域が設けられた表
示用バッファ25に格納し、表示用バッファ25の表示
属性の設定に対応した表示形態でグラフィック表示を行
うと共に、バッファ30の表示属性の設定に対応した表
示形態で文字表示を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタンパク質立体構造の表
示方法に関し、特にタンパク質立体構造をグラフィック
表示及び文字表示する物質構造の表示方法に関する。物
理・化学の分野では、新しい(未知の)物質の性質を調
べたり、新しい物質を人工的に創成するために、分子構
造を分析し、物質が持つ機能の発現メカニズムを解明す
る研究が行われている。これまでの研究成果により、物
質の持つ機能と立体構造との間には密接な関係があるこ
とが知られており、構造的に類似した部分(あるいは特
異的な部分)が物質の機能に大きく関与すると考えられ
ている。このため、X線結晶解析装置やNMRなどによ
って物質の立体構造を決定し、その結果明らかになった
立体構造のデータベース化が図られている。
【0002】例えば、このデータベースから立体構造中
の類似部分を計算機で自動的に抽出したり、検索したり
することができれば、従来研究者が行ってきた一連の作
業を軽減することができる。
【0003】
【従来の技術】物理・化学の分野では、新しい(未知
の)物資の性質を調べたり、新しい物質を人工的に創成
するために、X線結晶解析装置やNMR等の手法で物質
の立体構造を決定し、決定された立体構造の情報をデー
タベースに蓄積することが行われている。代表的なデー
タベースとして、タンパク質のX線結晶解析により明ら
かになったタンパク質等の立体構造を登録したプロテイ
ン・データ・バンク(PDB:Protein Data Bank)が広
く知られており、世界的に用いられている。また、化学
物質が登録されているデータベースとして、ケンブリッ
ジ・ストラクチャー・データベース(CSD:Cambridg
e Structural Database)が知られている。
【0004】タンパク質は複数のアミノ酸が一本の鎖の
ように連結し、この鎖が生体内で折りたたまることによ
って立体構造を形成し、各種の機能を発現するようにな
っている。各アミノ酸はN端末からC端末に向けて1か
ら順に番号付けることによって表現される。これらの番
号はアミノ酸番号、アミノ酸配列番号またはアミノ酸残
基番号などと呼ばれている。また、各アミノ酸はその種
類に応じて複数の原子より構成される。したがって、上
記PDBには、タンパク質の名前,管理番号,タンパク
質を形成するアミノ酸番号,各アミノ酸を構成する各原
子の種類と三次元座標等の情報が登録されている。
【0005】これまでの化学的な研究成果から、物質の
立体構造とその機能との間には密接な関係があること知
られており、物質の改変や新しい機能を持つ物質を創成
するために、化学的な実験を通じて立体構造と機能の関
係が解明されつつある。その中でも、同じ機能を持つ物
質間で構造的に類似した部分(あるいは特異的な部分)
が物質の機能に大きく関与すると考えられるため、立体
構造中に共通に存在する類似な構造を探し出すことは必
要不可欠である。
【0006】本出願人は、先に特開平6−180737
号等により、タンパク質の立体構造データが登録された
データベースを有し、このデータベースから読み込んだ
タンパク質の2つの立体構造データに基づき、アミノ酸
配列番号によりタンパク質を構成する各アミノ酸を順序
集合としてとらえ、それらの各要素を対応付ける際に、
幾何学的な関係による候補の絞り込み、所定のしきい値
条件による候補の絞り込み、またはアミノ酸の属性によ
る候補の絞り込みを行って、これらを満たす要素の組合
せを生成し、生成された組合せの中で各要素間の距離の
平均が小さくなるアミノ酸の順序集合間の対応付けを探
し、上記タンパク質の2つの立体構造の最もよく一致す
る重ね合わせのための位置と方向を算出し、この結果に
基づいてタンパク質の立体構造同士を重ね合わせて表示
する装置を提案している。
【0007】このような、タンパク質の立体構造同士の
重ね合わせの前段階として、データベースから読み出し
たタンパク質構造データを立体的にグラフィック表示し
たり、また、タンパク質を構成する各アミノ酸を1文字
で表現することによりタンパク質構造データを文字列で
表わす文字表示が従来から行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来においては、タン
パク質構造のグラフィック表示と、文字表示との間には
表示上の関連付けはされておらず、例えばグラフィック
表示されたタンパク質構造の所望の範囲のアミノ酸を指
定したとしても、文字表示ではどの範囲が指定されたの
かを知ることができず、利用者の熟練度が低い場合には
操作性が悪いという問題があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
物質構造のグラフィック表示と文字表示との関連付けを
行い、操作性を向上させる物質構造の表示方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、物質の立体構造データが複数登録されたデータベー
スを参照し、物質の立体的なグラフィック表示及び文字
表示を行う物質構造の表示方法において、上記データベ
ースを参照して得た立体構造データを表示属性の設定領
域が設けられた表示用バッファに格納し、上記バッファ
の表示属性の設定に対応した表示形態でグラフィック表
示を行うと共に、上記バッファの表示属性の設定に対応
した表示形態で文字表示を行う。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
物質構造の表示方法において、表示する物質はタンパク
質であり、前記表示用のバッファはアミノ酸残基単位の
表示単位バッファの集合体である。請求項3に記載の発
明は、請求項2記載の物質構造の表示方法において、前
記グラフィック表示は形状、色、線幅、線種により表示
形態を変化させ、前記文字表示はフォント、反転、色に
より表示形態を変化させる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1記載の
物質構造の表示方法において、表示する物質は核酸であ
り、前記表示用のバッファは塩基単位の表示単位バッフ
ァの集合体である。請求項5に記載の発明は、請求項1
記載の物質構造の表示方法において、表示する物質はヘ
テロアトムであり、前記表示用のバッファはヘテロアト
ム単位の表示単位バッファの集合体である。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明においては、表示用のバ
ッファに表示属性を設定する領域が設けられ、このバッ
ファにデータベースを参照して得た立体構造データを格
納し、上記バッファの表示属性の設定に応じてグラフィ
ック表示及び文字表示を行うため、グラフィック表示と
文字表示とを関連付けた形態で行うことができる。
【0014】請求項2に記載の発明においては、表示用
のバッファをアミノ酸残基単位の表示単位バッファの集
合とすることにより、表示単位バッファに格納されたア
ミノ酸残基の立体構造データの集合によりタンパク質の
グラフィック表示と文字表示とを関連付けて行うことが
できる。
【0015】請求項3に記載の発明においては、グラフ
ィック表示での形状、色、線幅、線種の変化に対応し
て、文字表示でのフォント、反転、色が変化し、グラフ
ィック表示と文字表示との関連付けを行うことができ
る。請求項4に記載の発明においては、表示用のバッフ
ァを塩基単位のバッファの集合とすることにより、表示
単位バッファに格納された塩基の立体構造データの集合
により核酸のグラフィック表示と文字表示とを関連付け
て行うことができる。
【0016】請求項5に記載の発明においては、表示用
のバッファをヘテロアトム単位のバッファの集合とする
ことにより、表示単位バッファに格納されたヘテロアト
ムの立体構造データの集合によりヘテロアトム質のグラ
フィック表示と文字表示とを関連付けて行うことができ
る。
【0017】
【実施例】図1は本発明方法を適用したシステムの一実
施例の構成図を示す。同図中、データベース20内には
PDB21が格納されている。タンパク質実験支援シス
テム24はPDB21をアクセスして所望のタンパク質
の立体構造データを読み出し、システム内の表示用バッ
ファ25に展開する。また、この表示用バッファ25か
らデータを読み出してCRT26にタンパク質構造の立
体的なグラフィック表示、及び文字表示を行う。
【0018】ここで、PDB21には図2に示す如き、
立体構造データが登録されており、タンパク質を構成す
る原子を各行で表わしている。各行は、原子の番号4
0、原素記号41、アミノ酸残基名42、アミノ酸残基
番号43、X座標44、Y座標45、Z座標46、存在
確率47、温度因子48、タンパク質IC49、タンパ
ク質内のレコード番号50から構成されている。
【0019】図3は表示用バッファ25の構造を示す。
表示用バッファ25はアミノ酸残基単位の表示単位バッ
ファを複数リンクした構造である。表示単位バッファ3
0はアミノ酸残基名31、アミノ酸残基番号32、原子
情報ポインタ33、他のアミノ酸残基との結合情報3
4、表示属性設定ビット35、表示属性値36、アミノ
酸残基解析データ37、前リンクポインタ38、次リン
クポインタ39から構成されている。
【0020】原子情報ポインタ33はアミノ酸残基を構
成する原子毎に設けられた原子バッファの開始アドレス
を指示する。他のアミノ酸残基との結合情報34は当該
アミノ酸残基に結合する他のアミノ酸残基を指示する。
表示属性設定ビット35は4ビットで、表示形態を表わ
す表示属性、つまりタイプ、色、線種、線幅の夫々が設
定されているか否かを表わす。表示属性値36はタイプ
36a,色36b、線種36c、線幅36d夫々の値が
設定される。
【0021】つまり、タンパク質実験支援システム24
はPDB21から図2に示す構造の立体構造データを読
み出して、そのアミノ酸残基毎に図3に示す構造の表示
単位バッファ30を形成することにより、表示用バッフ
ァ25に表示用データが展開される。 上記の表示用バ
ッファ25内の表示単位バッファ30における表示属性
設定ビット35及び表示属性値36は、表示単位バッフ
ァ30単位で設定が可能とされている。残基解析データ
37は当該アミノ酸の解析データが設定される。前リン
クポインタ38には前にリンクされる表示単位バッファ
30の開始アドレスが格納され、次リンクポインタ38
には後にリンクされる表示単位バッファ30の開始アド
レスが格納される。
【0022】原子情報ポインタ33でリンクされる原子
バッファ50は当該アミノ酸残基を構成する原子数だけ
設けられる。各原子バッファ50には原子名51、原子
の番号52、座標値53(X座標、Y座標、Z座標)、
結合情報ポインタ54、色情報55、原子毎に持つ解析
データ56から構成されている。上記の結合情報ポイン
タ54は当該原子に結合する相手原子のポインタ61
と、結合のタイプ(一重結合、二重結合等)62とを対
で格納する結合バッファ60の開始アドレスを指示す
る。色情報55は当該原子を表示する色が設定される。
解析データ56は当該原子の温度因子が設定される。
【0023】図4,図5夫々はタンパク質実験支援シス
テムにおける表示属性変更メニューを示す。表示属性は
描画上の属性であるスタイルと、解析上必要な属性であ
るコンテンツとに大別され、図4はスタイル変更メニュ
ーを示し、図5はコンテンツ変更メニューを示す。
【0024】図4において、欄71を選択すると設定さ
れた表示属性を解除して指定されたアミノ酸残基の通常
表示を指示する。欄72を選択すると指定されたアミノ
酸残基をワイヤフレームの表示モデルを指示する。欄7
3は指定されたアミノ酸残基の表示タイプを指定する。
この中の欄73aを選択するとアミノ酸残基内の側鎖が
結合する炭素原子Cαだけを表示し、欄73bを選択す
ると炭素原子Cαとこれに結合する側鎖を表示し、欄7
3cを選択するとアミノ酸残基の主鎖だけを表示し、欄
73dを選択すると主鎖及び側鎖、つまりアミノ酸残基
全体を表示する。欄74ではアミノ酸残基を表示する色
を指定する。欄74内の欄75を選択するとアミノ酸残
基を構成する原子がその種類により予め定められた色、
例えば炭素は赤色、酸素は黄色等で表示される。欄74
内の欄76を選択するとアミノ酸酸基がその種類により
予め定められた色、例えばアニリンは緑、グリシンは青
等で表示される。
【0025】また、欄77を選択すると、欄78が表示
され、ここで表示する線幅を1ポイント〜4ポイントの
間で選択できる。欄79を選択すると、欄80が表示さ
れ、ここで表示する線種を実線とするか、又は破線とす
るかを選択できる。図5において、欄85は切り抜き用
の範囲を設定する。この中の欄85aを選択すると、指
定範囲の切り抜きを指示し、欄85bを選択すると、指
定範囲の解除を指示し、欄85cを選択すると指定範囲
以外の解除を指示する。
【0026】欄86は比較用の範囲を設定する。この中
の欄86aを選択すると、指定範囲を比較対象に設定す
ることを指示し、欄86bを選択すると、指定範囲を比
較対象から解除することを指示する。ここで比較とは特
開平6−180737号に開示されたようにタンパク質
の立体構造同士を重ね合わせて表示するための比較であ
る。
【0027】欄87は指定範囲の表示を可視/不可視の
いずれにするかを設定する。この中の欄87aを選択す
ると、指定範囲の可視表示を指示する。欄87bを選択
すると、指定範囲の不可視表示を指示し、欄87cを選
択すると、指定範囲以外の不可視表示を指示する。
【0028】本発明方法を適用したタンパク質実験支援
システムでは表示用バッファ25に格納されている表示
用データを用いて、タンパク質又はその一部のアミノ酸
の立体構造を立体的にグラフィック表示すると共に、ア
ミノ酸残基を1文字で表現する文字列表示を行う。
【0029】この場合、例えばアミノ酸残基、アラニン
(ALA)を「A」で表わし、アルジニン(ARG)を
「R」で表わし、リジン(LYS)を「K」で表わし、
ロイシン(LEU)を「L」で表わし、グリシン(GL
Y)を「G」で表わし、アスパラギン(ASN)を
「N」で表わし、システィン(CYS)を「C」で表わ
す。
【0030】また、グラフィック表示と文字表示とはウ
ィンドウは異なるもののマルチウィンドウ表示できる。
また、グラフィック表示と文字表示とを対応させ、図4
の欄71でスタンダードを選択するとグラフィック表示
では通常表示を行い、文字表示では文字の書体をクーリ
エとして表示する。また欄71を選択してない場合はグ
ラフィック表示では欄72又は73で指示された表示を
行い、文字表示では文字の書体をボールドとして表示す
る。
【0031】また、欄74で色を指定すると、グラフィ
ック表示、文字表示共に指定された色で表示を行う。な
お、この場合、文字表示をモノクロームで表示しても良
い。また、図5の欄87a〜87cのいずれかが選択さ
れている場合、グラフィック表示では指定範囲を他の部
分より1ポイント太く表示し、文字表示では文字の書体
をイタリックとして表示する。また欄85a〜85cの
いずれかで切り抜きが指定されると、グラフィック表示
では指定範囲の線の太さを他の部分より1ポイント太く
表示し、文字表示では指定範囲をアウトライン(文字の
境界だけを表示する白抜きの表示)で表示する。欄86
a,86bで比較対象が指定された場合、グラフィック
表示では指定範囲を他の部分より1ポイント太く表示
し、文字表示では指定範囲にアンダーラインを引いて表
示する。
【0032】このようにマウスドラッグ等により範囲を
指定すると、グラフィック表示では指定範囲を他の部分
より1ポイントだけ線幅を太く表示するが、文字表示で
は上記指定範囲の文字を反転表示する。図6はタンパク
質実験支援システムが行う表示処理のフローチャートを
示す。同図中、ステップS10では、グラフィック表示
ウィンドウ又は文字表示ウィンドウに表示されているタ
ンパク質における表示属性を変更しようとする属性設定
部分のアミノ酸残基を指定する。この指定は1つの残基
又は複数残基の範囲であっても良い。次にステップS1
2で図4又は図5に示すメニューを用いて表示属性を指
定する。
【0033】これによって、システムはステップS14
に進み、指定されたアミノ酸残基の酸基バッファ30上
の表示属性設定ビット35を上記表示属性の指定に従っ
て設定する。また、ステップS16で上記表示単位バッ
ファ30上の表示属性値36を表示属性の指定に従って
設定する。
【0034】上記のステップS14,S16は指定され
たアミノ酸残基の全ての表示単位バッファ30について
実行され、ステップS18において全ての表示単位バッ
ファ30設定が判別されるとステップS20に進んで表
示ウィンドウの再描画(リドロー)を行い、処理を終了
する。
【0035】図7はステップS20で実行される表示ウ
ィンドウの再描画の詳細なフローチャートを示す。同図
中、ステップS22ではグラフィック表示ウィンドウに
表示するタンパク質立体構造を表示属性が変更された表
示単位バッファ30を用いて再描画する。次にステップ
S24で文字表示に用いるフォントを、表示属性が変更
された表示単位バッファ30を用いて設定する。
【0036】次にステップS26で文字表示ウィンドウ
が現在表示されているか否かを判別する。これが現在表
示されていなければ処理を終了し、現在表示されていれ
ばステップS28に進み、先にステップS24で設定さ
れたフォントを用いて文字表示ウィンドウを表示し、処
理を終了する。
【0037】次に、本発明方法による表示例を図面と共
に説明する。図8は通常表示状態、つまり図4のメニュ
ーにおいて欄71を選択した状態である。グラフィック
表示ウィンドウ100にはタンパク質の立体表示101
a,101bが行われ、文字表示ウィンドウ110には
タンパク質の文字表示111b(101bに対応)が行
われる。この文字表示では全てのフォントは通常表示を
表わすクーリエである。
【0038】図9はグラフィック表示ウィンドウ100
のタンパク質の立体表示101a内の部分102を範囲
指定し、表示属性変更メニューで欄73bを選択して炭
素原子Cα側鎖を表示した状態である。部分102はタ
ンパク質101aの他の部分より1ポイント太く表示さ
れ側鎖103〜106が表示されている。
【0039】また、文字表示ウィンドウ110における
タンパク質の文字表示111a(101aに対応)では
部分112(102に対応)がボールドのフォントを用
いて反転表示されている。図10は図9の状態からグラ
フィック表示ウィンドウ100のタンパク質の立体表示
101a内の部分107を範囲指定し、表示属性変更メ
ニューで欄87bを選択し部分107を不可視とした状
態である。これによって部分107の表示は行われな
い。
【0040】また、文字表示ウィンドウ110における
タンパク質の文字表示111aでは部分112がボール
ドで表示され、部分113(107に対応)がイタリッ
クのフォントを用いて反転表示されている。図11は図
10の状態から文字表示ウィンドウ110のタンパク質
の文字表示111a内の部分114を指定し、表示属性
変更メニューで欄85aを選択し部分114の切り抜き
を指示した状態である。
【0041】この状態では部分114がアウトラインの
フォントを用いて表示され、グラフィック表示ウィンド
ウ100では図10に対して変化はない。しかし、表示
ウィンドウ110のボタン108を選択して画面の切り
換えを行うと部分114に対応する部分がグラフィック
表示ウィンドウ100の全面に立体的に表示される。
【0042】図12は図8の状態からグラフィック表示
ウィンドウ100のタンパク質の立体表示101b内の
部分109を範囲指定し、表示属性変更メニューで欄7
7及び78を選択し部分109の線幅を太くした状態で
ある。これによって部分109の線幅が太くされて表示
される。
【0043】また、文字表示ウィンドウ110における
タンパク質の文字表示111bでは、部分115(10
9に対応)がボールドのフォントを用いて反転表示され
ている。このように、グラフィック表示と文字表示とが
関連付けされているため、グラフィック表示と文字表示
とのいずれか一方における範囲の指定及び表示属性の設
定が他方にも反映され、双方の表示で範囲指定や属性設
定の注目部位を一目で確認でき、利用者のコンピュータ
の知識が少ない場合でも簡単に操作することができる。
【0044】特に、例えば論文や文献にタンパク質の文
字表現が記載されているとき、この文字表現の部分を文
字表示上で範囲指定すると、グラフィック表示によりそ
の立体構造の範囲指定された部分を他の部分と明瞭に区
別した状態で見ることができ視覚による直観的な解析を
行うことができる。
【0045】なお、本発明では核酸やヘテロアトムのグ
ラフィック表示及び文字表示をタンパク質と同様に行う
ことができる。ここで、核酸とは、DNAやRNAであ
る。ヘテロアトムとはタンパク質や核酸と相互作用する
物質であり、イオン分子や、水分子、補酵素、HEME
(鉄・プロトポルフィリン錯体)、基質等である。
【0046】図13においてはグラフィック表示ウィン
ドウ100に核酸の立体表示が行われ、文字表示ウィン
ドウ110に核酸を構成する塩素を1文字で表わした核
酸の文字表示が行われる。この場合、表示単位バッファ
30は核酸単位で作成される。
【0047】図14においては、グラフィック表示ウィ
ンドウ100にヘテロアトムの立体表示が行われ、文字
表示ウィンドウ110に各ヘテロアトムを文字で表わし
たヘテロアトムの文字表示が行われている。この場合、
表示単位バッファ30はヘテロアトム単位で作成され
る。
【0048】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明によ
れば、表示用のバッファに表示属性を設定する領域が設
けられ、このバッファにデータベースを参照して得た立
体構造データを格納し、上記バッファの表示属性の設定
に応じてグラフィック表示及び文字表示を行うため、グ
ラフィック表示と文字表示とを関連付けた形態で行うこ
とができる。
【0049】また、請求項2に記載の発明によれば、表
示用のバッファを表示単位バッファの集合とすることに
より、表示単位バッファに格納されたアミノ酸残基の立
体構造データの集合によりタンパク質のグラフィック表
示と文字表示とを関連付けて行うことができる。
【0050】また、請求項3に記載の発明によれば、グ
ラフィック表示での形状、色、線幅、線種の変化に対応
して、文字表示でのフォント、反転、色が変化し、グラ
フィック表示と文字表示との関連付けを行うことができ
る。。
【0051】また、請求項4に記載の発明によれば、表
示用のバッファを塩基単位のバッファの集合とすること
により、表示単位バッファに格納された塩基の立体構造
データの集合により核酸のグラフィック表示と文字表示
とを関連付けて行うことができる。
【0052】また、請求項5に記載の発明によれば、表
示用のバッファをヘテロアトム単位のバッファの集合と
することにより、表示単位バッファに格納されたヘテロ
アトムの立体構造データの集合によりヘテロアトム質の
グラフィック表示と文字表示とを関連付けて行うことが
でき、実用上きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用したシステムの構成図であ
る。
【図2】PDBの構造を示す図である。
【図3】表示用バッファの構造を示す図である。
【図4】表示用属性変更メニューを示す図である。
【図5】表示用属性変更メニューを示す図である。
【図6】表示処理のフローチャートである。
【図7】表示処理のフローチャートである。
【図8】本発明方法の表示例を示す図である。
【図9】本発明方法の表示例を示す図である。
【図10】本発明方法の表示例を示す図である。
【図11】本発明方法の表示例を示す図である。
【図12】本発明方法の表示例を示す図である。
【図13】本発明方法の表示例を示す図である。
【図14】本発明方法の表示例を示す図である。
【符号の説明】
20 データベース 21 PDB 24 タンパク質実験支援システム 25 表示用バッファ 26 CRT 30 表示単位バッファ 50 原子バッファ
フロントページの続き (72)発明者 松澤 史子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物質の立体構造データが複数登録された
    データベースを参照し、物質の立体的なグラフィック表
    示及び文字表示を行う物質構造の表示方法において、 上記データベースを参照して得た立体構造データを表示
    属性の設定領域が設けられた表示用バッファに格納し、 上記バッファの表示属性の設定に対応した表示形態でグ
    ラフィック表示を行うと共に、 上記バッファの表示属性の設定に対応した表示形態で文
    字表示を行うことを特徴とする物質構造の表示方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の物質構造の表示方法にお
    いて、 表示する物質はタンパク質であり、前記表示用のバッフ
    ァはアミノ酸残基単位の表示単位バッファの集合体であ
    ることを特徴とする物質構造の表示方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の物質構造の表示方法にお
    いて、 前記グラフィック表示は形状、色、線幅、線種により表
    示形態を変化させ、 前記文字表示はフォント、反転、色により表示形態を変
    化させることを特徴とする物質構造の表示方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の物質構造の表示方法にお
    いて、 表示する物質は核酸であり、前記表示用のバッファは塩
    基単位の表示単位バッファの集合体であることを特徴と
    する物質構造の表示方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の物質構造の表示方法にお
    いて、 表示する物質はヘテロアトムであり、前記表示用のバッ
    ファはヘテロアトム単位の表示単位バッファの集合体で
    あることを特徴とする物質構造の表示方法。
JP7076765A 1995-03-31 1995-03-31 物質構造の表示方法 Pending JPH08272848A (ja)

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