JPH08272272A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH08272272A JPH08272272A JP7071575A JP7157595A JPH08272272A JP H08272272 A JPH08272272 A JP H08272272A JP 7071575 A JP7071575 A JP 7071575A JP 7157595 A JP7157595 A JP 7157595A JP H08272272 A JPH08272272 A JP H08272272A
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- JP
- Japan
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- image forming
- image
- forming body
- foreign matter
- process cartridge
- Prior art date
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- Pending
Links
Landscapes
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 像形成体の内部に入り込んだ異物を除去し、
像形成体の透明基体を損傷させたり、透明基体の露光の
透過性を低下させたりすること無く、良好な画像が維持
される画像形成装置の提供を目的としたものである。 【構成】 像形成体の内周面の端部に異物を付着させる
粘着部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
像形成体の透明基体を損傷させたり、透明基体の露光の
透過性を低下させたりすること無く、良好な画像が維持
される画像形成装置の提供を目的としたものである。 【構成】 像形成体の内周面の端部に異物を付着させる
粘着部を設けたことを特徴とする画像形成装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周囲に帯電
手段、像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う
電子写真方式の画像形成装置に関し、特に像形成体の周
囲に複数の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して
像形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画
像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
手段、像露光手段と現像手段を配置して画像形成を行う
電子写真方式の画像形成装置に関し、特に像形成体の周
囲に複数の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して
像形成体の一回転中にトナー像を重ね合わせてカラー画
像を形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転
写体等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成
装置や、1つの感光体を複数回回転して各色毎の帯電,
像露光ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する
カラー画像形成装置、あるいは、同じく1つの感光体の
一回転以内に各色毎の帯電,像露光ならびに現像を順次
行ってカラー画像を形成するカラー画像形成装置等が知
られている。
は、画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転
写体等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成
装置や、1つの感光体を複数回回転して各色毎の帯電,
像露光ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する
カラー画像形成装置、あるいは、同じく1つの感光体の
一回転以内に各色毎の帯電,像露光ならびに現像を順次
行ってカラー画像を形成するカラー画像形成装置等が知
られている。
【0003】しかし、前記の各画像形成装置において、
画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等を備
え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転写体
等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成装置
は、複数の感光体や転写体の搬送を要するため装置の容
積が大型化する欠点があり、一方、1つの感光体を複数
回回転して各色毎の帯電,像露光ならびに現像を繰り返
してカラー画像を形成するカラー画像形成装置は、帯電
手段、像露光手段や感光体が一つだけであるので容積は
小型化されるものの、形成される画像のサイズが感光体
の表面積以下に限定されると云う制約がある。
画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等を備
え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転写体
等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成装置
は、複数の感光体や転写体の搬送を要するため装置の容
積が大型化する欠点があり、一方、1つの感光体を複数
回回転して各色毎の帯電,像露光ならびに現像を繰り返
してカラー画像を形成するカラー画像形成装置は、帯電
手段、像露光手段や感光体が一つだけであるので容積は
小型化されるものの、形成される画像のサイズが感光体
の表面積以下に限定されると云う制約がある。
【0004】また、1つの感光体の一回転以内に各色毎
の帯電,像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を
形成するカラー画像形成装置は、高速の画像形成を可能
とするものの、感光体の一周内に帯電器,像露光手段と
現像器を複数組配設する必要があること、像露光を行う
光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れて画質
を損なうおそれがあり、これを避けるため像露光手段と
現像器の間隔を大きくとる必要があることから必然的に
感光体の径が大きくなって装置を大型化すると云う矛盾
がある。この欠点を避ける目的から、像形成体の基体を
透明体の素材によって形成し、その内部に複数の像露光
手段を収容して、画像を前記の基体を通してその外周に
形成した感光層に露光する形態の装置が、例えば、特開
平5-307307号公報によって提案されている。
の帯電,像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を
形成するカラー画像形成装置は、高速の画像形成を可能
とするものの、感光体の一周内に帯電器,像露光手段と
現像器を複数組配設する必要があること、像露光を行う
光学系が近接する現像器から洩れるトナーに汚れて画質
を損なうおそれがあり、これを避けるため像露光手段と
現像器の間隔を大きくとる必要があることから必然的に
感光体の径が大きくなって装置を大型化すると云う矛盾
がある。この欠点を避ける目的から、像形成体の基体を
透明体の素材によって形成し、その内部に複数の像露光
手段を収容して、画像を前記の基体を通してその外周に
形成した感光層に露光する形態の装置が、例えば、特開
平5-307307号公報によって提案されている。
【0005】また、像形成体の内部にクリーニング部材
を配設して、異物を掻き取る構造のものが、特開昭50
−43925号公報、特開昭62−127782号公
報、特開平2−219079号公報等によって知られて
いる。
を配設して、異物を掻き取る構造のものが、特開昭50
−43925号公報、特開昭62−127782号公
報、特開平2−219079号公報等によって知られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
提案による装置は像形成体に対し像露光手段、外側に帯
電器、現像器を数多く配置するために構造が複雑化し、
像形成体や像露光手段の着脱操作が煩雑になって取り扱
い性が悪い。保守・交換等のメンテ操作の際に、像形成
体の内部に、画像形成装置の本体に固定した露光光学系
を配置して、像形成体を着脱したり、像形成体の内部に
設けた露光光学系を着脱する構成がとられるが、何ずれ
にしても、メンテ操作の際に、露光光学系と像形成体と
が切り離されてメンテ操作されるため、その際に、埃や
ゴミ等の異物が内部に入り込み、像形成体の内側の透明
基体に付着して透明基体を傷つけたり、透明基体の露光
の透過性を低くし良好な画像が得られなくなる。特に、
各色の露光ムラを低く押えることを必要とするカラー画
像形成の場合、良好なカラー画像が得られない。また、
前述の特開昭62−127782号公報、特開平2−2
19079号公報等によるものでは、何れも像形成体を
傷付けたり、返って汚れを引き起こす構造のものであっ
た。
提案による装置は像形成体に対し像露光手段、外側に帯
電器、現像器を数多く配置するために構造が複雑化し、
像形成体や像露光手段の着脱操作が煩雑になって取り扱
い性が悪い。保守・交換等のメンテ操作の際に、像形成
体の内部に、画像形成装置の本体に固定した露光光学系
を配置して、像形成体を着脱したり、像形成体の内部に
設けた露光光学系を着脱する構成がとられるが、何ずれ
にしても、メンテ操作の際に、露光光学系と像形成体と
が切り離されてメンテ操作されるため、その際に、埃や
ゴミ等の異物が内部に入り込み、像形成体の内側の透明
基体に付着して透明基体を傷つけたり、透明基体の露光
の透過性を低くし良好な画像が得られなくなる。特に、
各色の露光ムラを低く押えることを必要とするカラー画
像形成の場合、良好なカラー画像が得られない。また、
前述の特開昭62−127782号公報、特開平2−2
19079号公報等によるものでは、何れも像形成体を
傷付けたり、返って汚れを引き起こす構造のものであっ
た。
【0007】本発明はこの点を解決して、像形成体の内
部に入り込んだ異物を除去し、像形成体の透明基体を損
傷させたり、透明基体の露光の透過性を低下させたりす
ること無く、良好な画像が維持される画像形成装置の提
供を目的としたものである。
部に入り込んだ異物を除去し、像形成体の透明基体を損
傷させたり、透明基体の露光の透過性を低下させたりす
ること無く、良好な画像が維持される画像形成装置の提
供を目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、透明基体上
に感光層を形成した像形成体と、前記像形成体の外側に
帯電手段と現像手段とを、前記像形成体の内側に像露光
手段とを配置し、前記帯電手段によって前記像形成体を
帯電させ、前記像露光手段によって前記透明基体の内面
より前記像形成体を像露光をさせ、前記現像手段による
現像によって前記像形成体上にトナー像を形成すること
により画像形成を行う画像形成装置において、前記像形
成体の内周面の端部に異物を付着させる粘着部を設けた
ことを特徴とする画像形成装置によって達成される。
に感光層を形成した像形成体と、前記像形成体の外側に
帯電手段と現像手段とを、前記像形成体の内側に像露光
手段とを配置し、前記帯電手段によって前記像形成体を
帯電させ、前記像露光手段によって前記透明基体の内面
より前記像形成体を像露光をさせ、前記現像手段による
現像によって前記像形成体上にトナー像を形成すること
により画像形成を行う画像形成装置において、前記像形
成体の内周面の端部に異物を付着させる粘着部を設けた
ことを特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0009】
【実施例】本発明を構成する画像形成装置の一実施例の
画像形成プロセスおよび各機構について、図1に示すカ
ラー画像形成装置を用いて説明する。図1は、本発明の
一実施例を示すカラー画像形成装置の断面構成図であ
る。
画像形成プロセスおよび各機構について、図1に示すカ
ラー画像形成装置を用いて説明する。図1は、本発明の
一実施例を示すカラー画像形成装置の断面構成図であ
る。
【0010】像形成体である感光体ドラム10は、例え
ば、内側に光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体を設け、該基体
の外周に透明導電層,a−Si層あるいは有機感光層(O
PC)等の感光体層をドラム上に形成したものであり、
接地された状態で時計方向に駆動回転される。
ば、内側に光学ガラスもしくは透明アクリル樹脂等の透
明部材によって形成される円筒状の基体を設け、該基体
の外周に透明導電層,a−Si層あるいは有機感光層(O
PC)等の感光体層をドラム上に形成したものであり、
接地された状態で時計方向に駆動回転される。
【0011】帯電手段であるスコロトロン帯電器11Y,
11M,11Cおよび11Kはイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒色(K)の各色の画像形
成プロセスに用いられ、感光体ドラム10の前述した有機
感光体層に対し所定の電位に保持された制御グリッドと
放電ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行
い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
11M,11Cおよび11Kはイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒色(K)の各色の画像形
成プロセスに用いられ、感光体ドラム10の前述した有機
感光体層に対し所定の電位に保持された制御グリッドと
放電ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行
い、感光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0012】像露光手段である露光光学系12Y,12M,
12Cおよび12Kは、感光体ドラム10の軸方向に配列した
発光素子をアレイ状に並べた線状のFL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電),LED(発光ダイオード)や、光シャッタ
機能をもつ素子を並べた線状のLISA(光磁気効果光
シャッタアレイ),PLZT(透過性圧電素子シャッタ
アレイ),LCS(液晶シャッタ)等の露光素子と、等
倍結像素子としてのセルフォックレンズとによりユニッ
トとして構成され、感光体ドラム10に内包して設けられ
た支持部材20に取り付けられており、別体の画像読み取
り装置によって読み取られた各色の画像信号がメモリよ
り順次取り出されて露光光学系12Y,12M,12Cおよび
12Kにそれぞれ電気信号として入力される。この実施例
で使用される発光素子の発光波長は、600〜900nmの範
囲のものである。
12Cおよび12Kは、感光体ドラム10の軸方向に配列した
発光素子をアレイ状に並べた線状のFL(蛍光体発
光),EL(エレクトロルミネッセンス),PL(プラ
ズマ放電),LED(発光ダイオード)や、光シャッタ
機能をもつ素子を並べた線状のLISA(光磁気効果光
シャッタアレイ),PLZT(透過性圧電素子シャッタ
アレイ),LCS(液晶シャッタ)等の露光素子と、等
倍結像素子としてのセルフォックレンズとによりユニッ
トとして構成され、感光体ドラム10に内包して設けられ
た支持部材20に取り付けられており、別体の画像読み取
り装置によって読み取られた各色の画像信号がメモリよ
り順次取り出されて露光光学系12Y,12M,12Cおよび
12Kにそれぞれ電気信号として入力される。この実施例
で使用される発光素子の発光波長は、600〜900nmの範
囲のものである。
【0013】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた現像手段で
ある現像器13Y,13M,13Cおよび13Kは、それぞれ感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に
回転する現像スリーブ131Y,131M,131Cおよび131K
を備えている。
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた現像手段で
ある現像器13Y,13M,13Cおよび13Kは、それぞれ感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に
回転する現像スリーブ131Y,131M,131Cおよび131K
を備えている。
【0014】前記の現像器13Y,13M,13Cおよび13K
は、前述したスコロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよ
び11Kによる帯電,露光光学系12Y,12M,12Cおよび
12Kによる像露光によって形成される感光体ドラム10上
の静電潜像を現像バイアス電圧の印加により非接触の状
態で反転現像する。
は、前述したスコロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよ
び11Kによる帯電,露光光学系12Y,12M,12Cおよび
12Kによる像露光によって形成される感光体ドラム10上
の静電潜像を現像バイアス電圧の印加により非接触の状
態で反転現像する。
【0015】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
【0016】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、同
時にスコロトロン帯電器11Yの帯電作用により感光体ド
ラム10に電位の付与が開始される。
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、同
時にスコロトロン帯電器11Yの帯電作用により感光体ド
ラム10に電位の付与が開始される。
【0017】感光体ドラム10は電位を付与されたあと、
前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すなわちイ
エロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による露光
が開始されドラムの回転走査によってその表面の感光層
に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像
を形成する。
前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すなわちイ
エロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による露光
が開始されドラムの回転走査によってその表面の感光層
に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像
を形成する。
【0018】前記の潜像は現像器13Yにより現像スリー
ブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体ドラ
ム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成され
る。
ブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体ドラ
ム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成され
る。
【0019】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11M
の帯電作用により電位を付与され、露光光学系12Mの第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による露光が行われ、現像器13Mによる非接
触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像
の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形
成される。
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11M
の帯電作用により電位を付与され、露光光学系12Mの第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による露光が行われ、現像器13Mによる非接
触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像
の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形
成される。
【0020】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11C、露光光学系12Cおよび現像器13Cによってさらに
第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、ま
たスコロトロン帯電器11K、露光光学系12Kおよび現像
器13Kによって第4の色信号に対応する黒色(K)のト
ナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の
一回転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成され
る。
11C、露光光学系12Cおよび現像器13Cによってさらに
第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、ま
たスコロトロン帯電器11K、露光光学系12Kおよび現像
器13Kによって第4の色信号に対応する黒色(K)のト
ナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の
一回転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成され
る。
【0021】これ等露光光学系12Y,12M,12Cおよび
12Kによる感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を透して行われ
る。従って第2,第3および第4の色信号に対応する画
像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。なお露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kの発熱による感光体
ドラム10内の温度の安定化及び温度上昇の防止は、前記
支持部材20に熱伝導性の良好な材料を用い、低温の場合
はヒータを用い、高温の場合はヒートパイプを介して外
部に放熱する等の措置を講ずることにより支障のない程
度迄抑制することができる。
12Kによる感光体ドラム10の有機感光層に対する露光は
ドラムの内部より前述した透明の基体を透して行われ
る。従って第2,第3および第4の色信号に対応する画
像の露光は何れも先に形成されたトナー像の影響を全く
受けることなく行われ、第1の色信号に対応する画像と
同等の静電潜像を形成することが可能となる。なお露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kの発熱による感光体
ドラム10内の温度の安定化及び温度上昇の防止は、前記
支持部材20に熱伝導性の良好な材料を用い、低温の場合
はヒータを用い、高温の場合はヒートパイプを介して外
部に放熱する等の措置を講ずることにより支障のない程
度迄抑制することができる。
【0022】また、各色の補給用の現像剤が補給槽21
Y,21M,21Cおよび21Kより現像器13Y,1
3M,13Cおよび13Kに補給される。現像器13Y,
13M,13Cおよび13Kによる現像作用に際しては、それ
ぞれ現像スリーブ131Y,131M,131Cおよび131Kに対
し直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアスが印加
され、現像器の収容する一成分或いは二成分現像剤によ
るジャンピング現像が行われて、透明電導層を接地する
感光体ドラム10に対してトナーと同極性の直流バイアス
を印加して、露光部にトナーを付着させる非接触の反転
現像が行われるようになっている。
Y,21M,21Cおよび21Kより現像器13Y,1
3M,13Cおよび13Kに補給される。現像器13Y,
13M,13Cおよび13Kによる現像作用に際しては、それ
ぞれ現像スリーブ131Y,131M,131Cおよび131Kに対
し直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアスが印加
され、現像器の収容する一成分或いは二成分現像剤によ
るジャンピング現像が行われて、透明電導層を接地する
感光体ドラム10に対してトナーと同極性の直流バイアス
を印加して、露光部にトナーを付着させる非接触の反転
現像が行われるようになっている。
【0023】かくして、感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は、転写器14aにおいて、給紙
カセット15より送り出され、タイミングローラ16へ搬送
され、タイミングローラ16の駆動によって、感光体ドラ
ム10上のトナー像と同期して給紙される転写材である転
写紙Pに転写される。
されたカラーのトナー像は、転写器14aにおいて、給紙
カセット15より送り出され、タイミングローラ16へ搬送
され、タイミングローラ16の駆動によって、感光体ドラ
ム10上のトナー像と同期して給紙される転写材である転
写紙Pに転写される。
【0024】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
器14bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離した後、搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬送され
る。定着装置17において加熱・圧着されトナーを転写紙
P上に溶着・定着したのち、定着装置17より排出され、
排紙搬送ローラ対18aにより搬送されて排紙ローラ18を
介して装置上部のトレイ上に排出される。
器14bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離した後、搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬送され
る。定着装置17において加熱・圧着されトナーを転写紙
P上に溶着・定着したのち、定着装置17より排出され、
排紙搬送ローラ対18aにより搬送されて排紙ローラ18を
介して装置上部のトレイ上に排出される。
【0025】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10は
クリーニング装置19においてクリーニングブレード19a
によって感光体ドラム10面を摺擦され残留トナーを除
去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続行するか
もしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成
にかかる。クリーニングブレード19a及びクリーニング
ローラ19bによって掻き落とされた廃トナーは、トナー
搬送スクリュウ19cによって、廃トナー容器22へと排
出される。クリーニング終了後、クリーニングブレード
19a及びクリーニングローラ19bは感光体ドラム10の損
傷を防止するために、感光体ドラム10より離間した状態
に保たれる。
クリーニング装置19においてクリーニングブレード19a
によって感光体ドラム10面を摺擦され残留トナーを除
去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続行するか
もしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成
にかかる。クリーニングブレード19a及びクリーニング
ローラ19bによって掻き落とされた廃トナーは、トナー
搬送スクリュウ19cによって、廃トナー容器22へと排
出される。クリーニング終了後、クリーニングブレード
19a及びクリーニングローラ19bは感光体ドラム10の損
傷を防止するために、感光体ドラム10より離間した状態
に保たれる。
【0026】本発明の一実施例に好適な画像形成装置の
要部構成を、プロセスカートリッジを用い、図2〜図6
にて説明する。図2は、プロセスカートリッジの要部部
材の組み立て構成を示す断面構成図であり、図3は、感
光体ドラムの内部を示す図であり、図4は、プロセスカ
ートリッジの画像形成装置本体への着脱の構成を示す図
であり、図5は、プロセスカートリッジの要部部材の側
断面図であり、図6は、図5のA−Aにおけるクリーニ
ングローラの圧着・解除機構を示す図である。
要部構成を、プロセスカートリッジを用い、図2〜図6
にて説明する。図2は、プロセスカートリッジの要部部
材の組み立て構成を示す断面構成図であり、図3は、感
光体ドラムの内部を示す図であり、図4は、プロセスカ
ートリッジの画像形成装置本体への着脱の構成を示す図
であり、図5は、プロセスカートリッジの要部部材の側
断面図であり、図6は、図5のA−Aにおけるクリーニ
ングローラの圧着・解除機構を示す図である。
【0027】図1にて説明した画像形成プロセスの要部
機構である、クリーニング装置19、帯電手段であるス
コロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよび11
K、現像手段である現像器13Y,13M,13Cおよ
び13K、補給槽21Y,21M,21Cおよび21
K、及び廃トナー容器22等が、前後側板102,10
3及び左右の側板104,105によって一体化され
た、プロセスカートリッジ100の筺体101に配置さ
れて固定される。筺体101の側板103の受け部10
3aにベアリング141が圧入される。
機構である、クリーニング装置19、帯電手段であるス
コロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよび11
K、現像手段である現像器13Y,13M,13Cおよ
び13K、補給槽21Y,21M,21Cおよび21
K、及び廃トナー容器22等が、前後側板102,10
3及び左右の側板104,105によって一体化され
た、プロセスカートリッジ100の筺体101に配置さ
れて固定される。筺体101の側板103の受け部10
3aにベアリング141が圧入される。
【0028】感光体ドラム10が前フランジ111と、
後フランジ112とによって挟持される。後フランジ1
12の受け部112aの内周面に、一方の軸受け部材と
してのベアリング142が圧入され、また前フランジ1
11の受け部111aの外周面に他方の軸受け部材とし
てのベアリング143が圧入され、更に抜け止めリング
113が嵌め込まれて感光体ドラムユニット10aが構
成される。
後フランジ112とによって挟持される。後フランジ1
12の受け部112aの内周面に、一方の軸受け部材と
してのベアリング142が圧入され、また前フランジ1
11の受け部111aの外周面に他方の軸受け部材とし
てのベアリング143が圧入され、更に抜け止めリング
113が嵌め込まれて感光体ドラムユニット10aが構
成される。
【0029】感光体ドラムの支持部材20は、円筒部1
21、支軸123、フランジ部122とより成り、露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kと、後述す
る搬送手段であるクリーニングローラ210とが、円筒
部121のそれぞれの位置に固定される。
21、支軸123、フランジ部122とより成り、露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kと、後述す
る搬送手段であるクリーニングローラ210とが、円筒
部121のそれぞれの位置に固定される。
【0030】筺体101の前側板102に設けられた受
け部102aの穴を通して、感光体ドラムユニット10
aが筺体101に挿入され、感光体ドラムユニット10
aの後フランジ112の受け部112aの外周面が、筺
体101の後側板103に設けられたベアリング141
の内周面に、また感光体ドラムユニット10aの前フラ
ンジ111の受け部111aに圧入された軸受け部材と
してのベアリング143の外周面が、筺体101の前側
板102の受け部102aに嵌め込まれ、筺体101と
感光体ドラムユニット10aとが結合される。ベアリン
グ143はその幅の半分が受け部102aと嵌合され
る。
け部102aの穴を通して、感光体ドラムユニット10
aが筺体101に挿入され、感光体ドラムユニット10
aの後フランジ112の受け部112aの外周面が、筺
体101の後側板103に設けられたベアリング141
の内周面に、また感光体ドラムユニット10aの前フラ
ンジ111の受け部111aに圧入された軸受け部材と
してのベアリング143の外周面が、筺体101の前側
板102の受け部102aに嵌め込まれ、筺体101と
感光体ドラムユニット10aとが結合される。ベアリン
グ143はその幅の半分が受け部102aと嵌合され
る。
【0031】更に、露光光学系12Y,12M,12C
および12Kと、クリーニングローラ210とが設けら
れた支持部材20が、筺体101に嵌め込まれた感光体
ドラムユニット10aに、円筒部121に設けらた露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kを感光体ド
ラム10に内包した状態で、支持部材20の支軸123
が、感光体ドラム10の後フランジ112の受け部11
2aに設けられた軸受け部材としてのベアリング142
の内周面に挿入される。また支持部材20の支軸123
と反対側の端部に設けられたフランジ部122の受け部
124が、感光体ドラム10の前フランジ111の受け
部111aに圧入されている軸受け部材としてのベアリ
ング143の外周面に嵌め込まれ、ネジ151により支
持部材20が筺体101の前側板102にネジ止めされ
て固定され、プロセスカートリッジ100が構成され
る。
および12Kと、クリーニングローラ210とが設けら
れた支持部材20が、筺体101に嵌め込まれた感光体
ドラムユニット10aに、円筒部121に設けらた露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kを感光体ド
ラム10に内包した状態で、支持部材20の支軸123
が、感光体ドラム10の後フランジ112の受け部11
2aに設けられた軸受け部材としてのベアリング142
の内周面に挿入される。また支持部材20の支軸123
と反対側の端部に設けられたフランジ部122の受け部
124が、感光体ドラム10の前フランジ111の受け
部111aに圧入されている軸受け部材としてのベアリ
ング143の外周面に嵌め込まれ、ネジ151により支
持部材20が筺体101の前側板102にネジ止めされ
て固定され、プロセスカートリッジ100が構成され
る。
【0032】プロセスカートリッジ100が、カラー画
像形成装置に設けられた2本の案内部材T1,T2と、
プロセスカートリッジ100の両側に設けられたガイド
レールR1,R2とにより、カラー画像形成装置に装着
される。プロセスカートリッジ100が着脱される際に
は、転写器14a、除電器14b,転写ベルト14e等
は感光体ドラム10と離間された状態で行われる。
像形成装置に設けられた2本の案内部材T1,T2と、
プロセスカートリッジ100の両側に設けられたガイド
レールR1,R2とにより、カラー画像形成装置に装着
される。プロセスカートリッジ100が着脱される際に
は、転写器14a、除電器14b,転写ベルト14e等
は感光体ドラム10と離間された状態で行われる。
【0033】感光体ドラム10若しくは露光光学系12
Y,12M,12C及び12K等の保守・交換の際には
装置本体の前パネル3に設けられたプロセスカートリッ
ジの着脱用の穴3aを通して、カラー画像形成装置より
プロセスカートリッジ100が引き出され、更に露光光
学系12Y,12M,12C及び12Kと、クリーニン
グローラ210とが設けられた支持部材20がプロセス
カートリッジ100より引き出されて、露光光学系12
Y,12M,12C及び12Kの保守・交換が行われた
り、感光体ドラムユニット10aがプロセスカートリッ
ジ100より引き出されて、感光体ドラム10の保守・
交換が行われる。
Y,12M,12C及び12K等の保守・交換の際には
装置本体の前パネル3に設けられたプロセスカートリッ
ジの着脱用の穴3aを通して、カラー画像形成装置より
プロセスカートリッジ100が引き出され、更に露光光
学系12Y,12M,12C及び12Kと、クリーニン
グローラ210とが設けられた支持部材20がプロセス
カートリッジ100より引き出されて、露光光学系12
Y,12M,12C及び12Kの保守・交換が行われた
り、感光体ドラムユニット10aがプロセスカートリッ
ジ100より引き出されて、感光体ドラム10の保守・
交換が行われる。
【0034】感光体ドラム10の内周面の両端部P1,
P2には、粘着部が設けられ、例えば両面テープが貼付
けられたり、接着性の有る部材が塗布されたりしてい
る。画像形成時に感光体ドラム10が回転されると、内
部の異物が両端部に寄せられて、粘着部P1,P2に付
着される。また、プロセスカートリッジ100を引き出
した際に、プロセスカートリッジ100を傾斜させて軽
く側面を叩くことにより、内部の異物が両端部に寄せら
れて、粘着部P1,P2に付着される。
P2には、粘着部が設けられ、例えば両面テープが貼付
けられたり、接着性の有る部材が塗布されたりしてい
る。画像形成時に感光体ドラム10が回転されると、内
部の異物が両端部に寄せられて、粘着部P1,P2に付
着される。また、プロセスカートリッジ100を引き出
した際に、プロセスカートリッジ100を傾斜させて軽
く側面を叩くことにより、内部の異物が両端部に寄せら
れて、粘着部P1,P2に付着される。
【0035】支持部材20に左右の固定板220a,2
20bが取り付けられ、更に、左右の固定板220a,
220bに、左右の固定板220a,220bに設けら
れたピン221a,221bを支軸とし回転可能に設け
られた左右のホルダ板230a,230bが取り付けら
れる。左右のホルダ板230a,230bが、固定板2
20a,220bとホルダ板230a,230bとに張
り渡されたバネ223a,223b(不図示)により反
時計方向に付勢され、固定板220a,220bに設け
られたストッパピン222a,222bによって係止さ
れる。この状態で図6(A)に示すように、ホルダ板2
30a,230bに、軸210a,210bにより回転
可能に取り付けられた搬送手段であるクリーニングロー
ラ210が、感光体ドラム10に圧接され、感光体ドラ
ム10の回転に伴って従動回転される。
20bが取り付けられ、更に、左右の固定板220a,
220bに、左右の固定板220a,220bに設けら
れたピン221a,221bを支軸とし回転可能に設け
られた左右のホルダ板230a,230bが取り付けら
れる。左右のホルダ板230a,230bが、固定板2
20a,220bとホルダ板230a,230bとに張
り渡されたバネ223a,223b(不図示)により反
時計方向に付勢され、固定板220a,220bに設け
られたストッパピン222a,222bによって係止さ
れる。この状態で図6(A)に示すように、ホルダ板2
30a,230bに、軸210a,210bにより回転
可能に取り付けられた搬送手段であるクリーニングロー
ラ210が、感光体ドラム10に圧接され、感光体ドラ
ム10の回転に伴って従動回転される。
【0036】支持部材20に取り付けられた、例えば、
円筒部材に弾性部材であるウレタンゴムが螺旋状にに巻
き付けられた搬送手段であるクリーニングローラ210
が、感光体ドラム10に圧接されて、感光体ドラム10
に従動回転され感光体ドラム10の内側の透明基体の内
周面に付着している異物を掻き取って端部へと送り、感
光体ドラム10の端部の粘着部P1,P2の何れかに付
着させる。粘着部P1,P2の何れに付着されるかは、
クリーニングローラ210として円筒部材に巻き付けら
れる弾性部材であるウレタンゴムの螺旋の巻方向によっ
て決められる。
円筒部材に弾性部材であるウレタンゴムが螺旋状にに巻
き付けられた搬送手段であるクリーニングローラ210
が、感光体ドラム10に圧接されて、感光体ドラム10
に従動回転され感光体ドラム10の内側の透明基体の内
周面に付着している異物を掻き取って端部へと送り、感
光体ドラム10の端部の粘着部P1,P2の何れかに付
着させる。粘着部P1,P2の何れに付着されるかは、
クリーニングローラ210として円筒部材に巻き付けら
れる弾性部材であるウレタンゴムの螺旋の巻方向によっ
て決められる。
【0037】支持部材20に取り付けられた固定板24
0に、圧着解除レバー250がピン241を支軸として
回転可能に取り付けられ、不図示のバネB1により先端
部251が軽くクリーニングローラのホルダ板230a
に接する程度にバネ付勢され、固定板240に係止され
る。圧着解除レバー250の他端の把手252は、支持
部材20のフランジ部122に設けられた長穴122a
を通してプロセスカートリッジ100の外部に突き出し
て設けられる。
0に、圧着解除レバー250がピン241を支軸として
回転可能に取り付けられ、不図示のバネB1により先端
部251が軽くクリーニングローラのホルダ板230a
に接する程度にバネ付勢され、固定板240に係止され
る。圧着解除レバー250の他端の把手252は、支持
部材20のフランジ部122に設けられた長穴122a
を通してプロセスカートリッジ100の外部に突き出し
て設けられる。
【0038】露光光学系12Y,12M,12C及び1
2Kや感光体ドラム10の保守・交換にあたって、プロ
セスカートリッジ100より支持部材20を引き出す際
には、圧着解除レバー250の把手252を、図6
(B)に示すように、バネB1に抗して右側に作動させ
る。先端部251が左側に作動され、バネ223a,2
23b(不図示)に抗してホルダ板230a,230b
がピン221a,221bを支軸として時計方向に回転
され、クリーニングローラ210が感光体ドラム10よ
り離間され不図示の係止部材により係止される。この状
態で、露光光学系12Y,12M,12C及び12K
と、クリーニングローラ210とが取り付けられた支持
部材20が、プロセスカートリッジ100より引き出さ
れる。支持部材20をプロセスカートリッジ100に装
着した後に、把手252を左側に作動させると、該係止
部材の係止が解除されクリーニングローラ210が感光
体ドラム10に圧接された状態となる。
2Kや感光体ドラム10の保守・交換にあたって、プロ
セスカートリッジ100より支持部材20を引き出す際
には、圧着解除レバー250の把手252を、図6
(B)に示すように、バネB1に抗して右側に作動させ
る。先端部251が左側に作動され、バネ223a,2
23b(不図示)に抗してホルダ板230a,230b
がピン221a,221bを支軸として時計方向に回転
され、クリーニングローラ210が感光体ドラム10よ
り離間され不図示の係止部材により係止される。この状
態で、露光光学系12Y,12M,12C及び12K
と、クリーニングローラ210とが取り付けられた支持
部材20が、プロセスカートリッジ100より引き出さ
れる。支持部材20をプロセスカートリッジ100に装
着した後に、把手252を左側に作動させると、該係止
部材の係止が解除されクリーニングローラ210が感光
体ドラム10に圧接された状態となる。
【0039】上記の如く、プロセスカートリッジ100
への支持部材20の着脱にあたっては、クリーニングロ
ーラ210が感光体ドラム10と離間された状態で行わ
れる。
への支持部材20の着脱にあたっては、クリーニングロ
ーラ210が感光体ドラム10と離間された状態で行わ
れる。
【0040】図7は、装置本体へのプロセスカートリッ
ジの着脱の他の実施例を示すもので、露光光学系が設け
られた支持部材が装置本体に取り付けられた場合を示す
ものである。前記実施例と同様な機能を有する部材に
は、同一の番号を付した。
ジの着脱の他の実施例を示すもので、露光光学系が設け
られた支持部材が装置本体に取り付けられた場合を示す
ものである。前記実施例と同様な機能を有する部材に
は、同一の番号を付した。
【0041】露光光学系12Y,12M,12C及び1
2Kと、搬送手段であるクリーニングローラ210とが
取り付けられた支持部材20が装置本体の後パネル4に
ネジ151により取り付けられる。感光体ドラムユニッ
ト10aを内包するプロセスカートリッジ200の構成
は、前記実施例と同様にして造られる。また、前記実施
例と同様に感光体ドラム10の両端には粘着部P1,P
2が設けられている。装着本体の前面に設けられ、図示
せぬリンク機構によって圧着解除レバー252と結合さ
れたレバー260により、支持部材20に設けられた圧
着解除レバー252が作動され、図6(B)にて示した
と同様にクリーニングローラ210が感光体ドラム10
より圧着解除された状態として係止されている。
2Kと、搬送手段であるクリーニングローラ210とが
取り付けられた支持部材20が装置本体の後パネル4に
ネジ151により取り付けられる。感光体ドラムユニッ
ト10aを内包するプロセスカートリッジ200の構成
は、前記実施例と同様にして造られる。また、前記実施
例と同様に感光体ドラム10の両端には粘着部P1,P
2が設けられている。装着本体の前面に設けられ、図示
せぬリンク機構によって圧着解除レバー252と結合さ
れたレバー260により、支持部材20に設けられた圧
着解除レバー252が作動され、図6(B)にて示した
と同様にクリーニングローラ210が感光体ドラム10
より圧着解除された状態として係止されている。
【0042】感光体ドラムユニット10aを有するプロ
セスカートリッジ200が装置本体の前パネル3に設け
られたプロセスカートリッジ着脱用の穴3aより、装置
本体の案内部材T1,T2とプロセスカートリッジのガ
イドレールR1,R2とにより装置本体に装着される。
支持部材20とプロセスカートリッジ200とが結合さ
れた後に、レバー260を作動させると、不図示の係止
部材の係止が解除されクリーニングローラ210が感光
体ドラム10に圧接され、感光体ドラム10の回転に伴
って従動回転される。
セスカートリッジ200が装置本体の前パネル3に設け
られたプロセスカートリッジ着脱用の穴3aより、装置
本体の案内部材T1,T2とプロセスカートリッジのガ
イドレールR1,R2とにより装置本体に装着される。
支持部材20とプロセスカートリッジ200とが結合さ
れた後に、レバー260を作動させると、不図示の係止
部材の係止が解除されクリーニングローラ210が感光
体ドラム10に圧接され、感光体ドラム10の回転に伴
って従動回転される。
【0043】支持部材20に取り付けられた、例えば棒
状の部材に、弾性部材であるウレタンゴムが螺旋状に巻
き付けられたクリーニングローラ210が、感光体ドラ
ム10に圧接されて、感光体ドラム10に従動回転され
感光体ドラム10の内側の透明基体の内周面に付着して
いる異物を掻き取って端部へと送り、感光体ドラム10
の端部の粘着部P1,P2の何れかに付着させる。粘着
部P1,P2の何れに付着されるかは、クリーニングロ
ーラ210に巻き付けられる弾性部材であるウレタンゴ
ムの螺旋の巻方向によって決められる。
状の部材に、弾性部材であるウレタンゴムが螺旋状に巻
き付けられたクリーニングローラ210が、感光体ドラ
ム10に圧接されて、感光体ドラム10に従動回転され
感光体ドラム10の内側の透明基体の内周面に付着して
いる異物を掻き取って端部へと送り、感光体ドラム10
の端部の粘着部P1,P2の何れかに付着させる。粘着
部P1,P2の何れに付着されるかは、クリーニングロ
ーラ210に巻き付けられる弾性部材であるウレタンゴ
ムの螺旋の巻方向によって決められる。
【0044】上記の如く、プロセスカートリッジ200
と装置本体に設けられた支持部材20の着脱にあたって
は、クリーニングローラ210が感光体ドラム10と離
間された状態で行われる。また、プロセスカートリッジ
200が着脱される際には、転写器14a、除電器14
b,転写ベルト14e等は感光体ドラム10と離間され
た状態で行われる。 本実施例においても、前記実施例
にて説明した本発明の構成が用いられることは、勿論で
ある。
と装置本体に設けられた支持部材20の着脱にあたって
は、クリーニングローラ210が感光体ドラム10と離
間された状態で行われる。また、プロセスカートリッジ
200が着脱される際には、転写器14a、除電器14
b,転写ベルト14e等は感光体ドラム10と離間され
た状態で行われる。 本実施例においても、前記実施例
にて説明した本発明の構成が用いられることは、勿論で
ある。
【0045】尚、本発明に用いられる像形成体は、上記
実施例にて説明した感光体ドラムに限らず、ベルト状の
感光体でも良い。
実施例にて説明した感光体ドラムに限らず、ベルト状の
感光体でも良い。
【0046】
【発明の効果】請求項1〜3によれば、画像形成装置の
内部に入り込んだ埃やゴミ、特に、露光光学系や像形成
体の保守・交換に際して、像形成体の内部に設けた露光
光学系を着脱したり、画像形成装置の本体に固定して配
置された露光光学系より、像形成体を着脱したりして、
メンテ操作がなされる際に、像形成体の内部に入り込む
埃やゴミ等の異物を除去し、異物による像形成体の透明
基体を損傷させたり、透明基体の露光の透過性を低下さ
せたりすること無く、良好な画像が維持される画像形成
装置の提供が可能となった。特に、各色毎の均一な露光
を必要とする重ね合わせトナー像の良好なカラー画像形
成が可能となった。
内部に入り込んだ埃やゴミ、特に、露光光学系や像形成
体の保守・交換に際して、像形成体の内部に設けた露光
光学系を着脱したり、画像形成装置の本体に固定して配
置された露光光学系より、像形成体を着脱したりして、
メンテ操作がなされる際に、像形成体の内部に入り込む
埃やゴミ等の異物を除去し、異物による像形成体の透明
基体を損傷させたり、透明基体の露光の透過性を低下さ
せたりすること無く、良好な画像が維持される画像形成
装置の提供が可能となった。特に、各色毎の均一な露光
を必要とする重ね合わせトナー像の良好なカラー画像形
成が可能となった。
【図1】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
断面構成図である。
断面構成図である。
【図2】プロセスカートリッジの要部部材の組み立て構
成を示す断面構成図である。
成を示す断面構成図である。
【図3】感光体ドラムの内部を示す図である。
【図4】プロセスカートリッジの画像形成装置本体への
着脱の構成を示す図である。
着脱の構成を示す図である。
【図5】プロセスカートリッジの要部部材の側断面図で
ある。
ある。
【図6】図5のA−Aにおけるクリーニングローラの圧
着・解除機構を示す図である。
着・解除機構を示す図である。
【図7】プロセスカートリッジの着脱の他の実施例を示
す図である。
す図である。
3 前パネル 4 後パネル 10 感光体ドラム 10a 感光体ドラムユニット 12Y,12M,12C,12K 露光光学系 20 支持部材 100,200 プロセスカートリッジ 101 筺体 210 クリーニングローラ 230a,230b ホルダ板 250 圧着解除レバー P1,P2 粘着部 R1,R2 ガイドレール T1,T2 案内部材
Claims (3)
- 【請求項1】 透明基体上に感光層を形成した像形成体
と、前記像形成体の外側に帯電手段と現像手段とを、前
記像形成体の内側に像露光手段とを配置し、前記帯電手
段によって前記像形成体を帯電させ、前記像露光手段に
よって前記透明基体の内面より前記像形成体を像露光を
させ、前記現像手段による現像によって前記像形成体上
にトナー像を形成することにより画像形成を行う画像形
成装置において、前記像形成体の内周面の端部に異物を
付着させる粘着部を設けたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】 前記像形成体の内部に前記像形成体を支
持する支持部材を設け、前記像形成体の内周面に内接し
前記異物を搬送する搬送手段を前記支持部材に配設し、
前記搬送手段により前記異物を搬送し前記粘着部に付着
させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 前記搬送手段が、螺旋状に弾性部材を設
けたクリーニングローラであることを特徴とする請求項
2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071575A JPH08272272A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071575A JPH08272272A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08272272A true JPH08272272A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13464644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7071575A Pending JPH08272272A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08272272A (ja) |
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1995
- 1995-03-29 JP JP7071575A patent/JPH08272272A/ja active Pending
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