JPH08240947A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH08240947A
JPH08240947A JP7045478A JP4547895A JPH08240947A JP H08240947 A JPH08240947 A JP H08240947A JP 7045478 A JP7045478 A JP 7045478A JP 4547895 A JP4547895 A JP 4547895A JP H08240947 A JPH08240947 A JP H08240947A
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JP
Japan
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image forming
image
forming body
cleaning
color
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Application number
JP7045478A
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English (en)
Inventor
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Satoru Haneda
哲 羽根田
Masakazu Fukuchi
真和 福地
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光光学系と像形成体間の相互の位置関係が
保持されて位置ズレが生じること無く、また像形成体及
びクリーニング装置の交換や、帯電器のメンテ・交換操
作が容易に行うことの出来るカラー画像形成装置の提供
を目的としたものである。 【構成】 円筒状の像形成体の外周に前記像形成体を囲
むように、切り欠き部を有し前記像形成体と同心円状の
円筒状に形成された支持部材を設け、前記支持部材に前
記複数組の像露光手段を配設し、また前記像形成体と前
記クリーニング装置とを一体的なユニットと成し、該ユ
ニットを前記カラー画像形成装置に着脱可能に設け、且
つ前記切り欠き部に前記ユニットのクリーニング装置を
配置したことを特徴とするカラー画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像形成体の周面に複数
の帯電手段、像露光手段と現像手段を配置して像形成体
の一回転中にトナー像を重ね合わせて形成する電子写真
方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多色のカラー画像を形成する方法として
は、画像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等
を備え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転
写体等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成
装置や、1つの感光体を複数回回転して各色毎の帯電,
像露光ならびに現像を繰り返してカラー画像を形成する
カラー画像形成装置、あるいは、同じく1つの感光体の
一回転以内に各色毎の帯電,像露光ならびに現像を順次
行ってカラー画像を形成するカラー画像形成装置等が知
られている。
【0003】しかし前記の各画像形成装置において、画
像を必要な色と同数の感光体,帯電器,現像器等を備
え、それぞれ感光体に形成した単色のトナー像を転写体
等に重ね合わせてカラー画像とするカラー画像形成装置
は、複数の感光体や転写体の搬送を要するため装置の容
積が大型化する欠点があり、一方、1つの感光体を複数
回回転して各色毎の帯電,像露光ならびに現像を繰り返
してカラー画像を形成するカラー画像形成装置は、帯電
手段、像露光手段や感光体が一つだけであるので容積は
小型化されるものの、形成される画像のサイズが感光体
の表面積以下に限定されると言う制約がある。
【0004】また、1つの感光体の一回転以内に各色毎
の帯電,像露光ならびに現像を順次行ってカラー画像を
形成するカラー画像形成装置は、高速の画像形成を可能
とするものの、感光体の一周内に帯電器,像露光手段と
現像器を複数組配設する必要があることから使用する感
光体の径が大型化すると言う課題の他に、その周面に面
して配置される前記の各機材を相互の位置関係を正確に
規制して取り付けて画像形成位置に設定出来、また環境
温度の変化に対しても相互の位置関係が維持される構造
を必要とする。また、前述したような目的から、像形成
体の外部に複数の像露光手段を配置したり、像形成体の
基体を透明体の素材によって形成し、その内部に複数の
像露光手段を収容して、画像を前記の基体を通してその
外周に形成した感光層に露光する形態の装置が、例えば
特開平5-307307号公報によって提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記の提
案による装置は像形成体に対しクリーニング装置や、像
露光手段、外側に帯電器、現像器を数多く配置するため
に構造が複雑化し、像形成体の交換や、特にメンテ・交
換頻度の多い帯電器やクリーニング装置の操作が煩雑に
なって取り扱い性が悪くなり、また各機材相互間の位置
精度を保つのも難しいと言う難点を抱えている。また内
部に固定した光学系を配置して、像形成体を回転した
り、像形成体を着脱することは難しい点である。殊に、
露光光学系は高精度にLED間、LEDと像形成体間の
位置が維持される必要があるが、環境温度や装置の使用
時の温度変化による位置ズレや、像形成体の着脱によっ
て変形、移動した場合、像露光のレジストや結像位置が
変化して良好なカラー画像が得られなくなる。
【0006】本発明はこの点を解決して改良した結果、
環境温度や装置の使用時の温度変化に対しても、高精度
に位置出しされた露光光学系や、露光光学系と像形成体
間の相互の位置関係が保持されて位置ズレが生じること
無く、また像形成体及びクリーニング装置の交換や、帯
電器のメンテ・交換操作が容易に行うことの出来るカラ
ー画像形成装置の提供を目的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、潜像を形成
するための円筒状の像形成体と、前記像形成体の周囲
に、前記像形成体をクリーニングするためのクリーニン
グ装置と、複数組みの帯電手段と像露光手段と現像手段
とを配設し、前記像形成体に対し、前記帯電手段によっ
て前記像形成体を帯電させ、前記像露光手段によって前
記像形成体を像露光させ、前記現像手段によって前記像
形成体上にトナー像を形成することを繰り返して、前記
像形成体上に前記トナー像を重ね合わせて画像形成を行
うカラー画像形成装置において、前記円筒状の像形成体
の外周に前記像形成体を囲むように、切り欠き部を有し
前記像形成体と同心円状の円筒状に形成された支持部材
を設け、前記支持部材に前記複数組の像露光手段を配設
し、また前記像形成体と前記クリーニング装置とを一体
的なユニットと成し、該ユニットを前記カラー画像形成
装置に着脱可能に設け、且つ前記切り欠き部に前記ユニ
ットのクリーニング装置を配置したことを特徴とするカ
ラー画像形成装置によって達成される。
【0008】
【実施例】本発明を構成するカラー画像形成装置の一実
施例の画像形成プロセスおよび各機構について図1を用
いて説明する。図1は、本発明を実施するに好適なカラ
ー画像形成装置の一例を示す断面構成図である。
【0009】像形成体である感光体ドラム10は、a−Si
層あるいは有機感光層(OPC)等の感光体層をドラム
上に塗布したもので接地された状態で時計方向に駆動回
転される。
【0010】帯電手段であるスコロトロン帯電器11Y,
11M,11Cおよび11Kはイエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒色(K)の各色の画像形
成プロセスに用いられ、感光体ドラム10の前述した有機
感光体層に対し所定の電位に保持されたグリッドと放電
ワイヤによるコロナ放電とによって帯電作用を行い、感
光体ドラム10に対し一様な電位を与える。
【0011】像露光手段である露光光学系12Y,12M,
12Cおよび12Kは、感光体ドラム10の軸方向に配列した
発光素子をアレイ状に並べたFL(蛍光体発光),EL
(エレクトロルミネッセンス),PL(プラズマ放
電),LED(発光ダイオード)や、光シャッタ機能を
もつ素子を並べたLISA(光磁気効果光シャッタアレ
イ),PLZT(透過性圧電素子シャッタアレイ),L
CS(液晶シャッタ)等の露光素子と、等倍結像素子と
してのセルフォックレンズとによりユニットとして構成
されており、別体の画像読み取り装置によって読み取ら
れた各色の画像信号がメモリより順次取り出されて露光
光学系12Y,12M,12Cおよび12Kにそれぞれ電気信号
として入力される。この実施例で使用される発光素子の
発光波長はトナーの進光性を考慮し長波長のものを使用
し、700〜900nmの範囲のものである。
【0012】イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C)および黒色(K)の一成分あるいは二成分の現像
剤をそれぞれ収容する非接触現像法を用いた現像手段で
ある現像器13Y,13M,13Cおよび13Kは、それぞれ感
光体ドラム10の周面に対し所定の間隙を保って同方向に
回転する現像スリーブ131Y,131M,131Cおよび131K
を備えている。
【0013】前記の現像器13Y,13M,13Cおよび13K
は、前述したスコロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよ
び11Kによる帯電,露光光学系12Y,12M,12Cおよび
12Kによる像露光によって形成される感光体ドラム10上
の静電潜像を現像バイアス電圧の印加により非接触の状
態で反転現像する。
【0014】原稿画像は本装置とは別体の画像読み取り
装置において、撮像素子により読み取られた画像あるい
は、コンピュータで編集された画像を、Y,M,Cおよ
びKの各色別の画像信号として一旦メモリに記憶し格納
される。
【0015】画像記録のスタートにより感光体駆動モー
タが回動して感光体ドラム10を時計方向へと回転し、同
時にスコロトロン帯電器11Yの帯電作用により感光体ド
ラム10に電位の付与が開始される。
【0016】感光体ドラム10は電位を付与されたあと、
前記の露光光学系12Yにおいて第1の色信号すなわちイ
エロー(Y)の画像信号に対応する電気信号による露光
が開始されドラムの回転走査によってその表面の感光層
に原稿画像のイエロー(Y)の画像に対応する静電潜像
を形成する。
【0017】前記の潜像は現像器13Yにより現像スリー
ブ上の現像剤が非接触の状態で反転現像され感光体ドラ
ム10の回転に応じイエロー(Y)のトナー像が形成され
る。
【0018】次いで感光体ドラム10は前記イエロー
(Y)のトナー像の上にさらにスコロトロン帯電器11M
の帯電作用により電位を付与され、露光光学系12Mの第
2の色信号すなわちマゼンタ(M)の画像信号に対応す
る電気信号による露光が行われ、現像器13Mによる非接
触の反転現像によって前記のイエロー(Y)のトナー像
の上にマゼンタ(M)のトナー像が順次重ね合わせて形
成される。
【0019】同様のプロセスによりスコロトロン帯電器
11C、露光光学系12Cおよび現像器13Cによってさらに
第3の色信号に対応するシアン(C)のトナー像が、ま
たスコロトロン帯電器11K、露光光学系12Kおよび現像
器13Kによって第4の色信号に対応する黒色(K)のト
ナー像が順次重ね合わせて形成され、感光体ドラム10の
一回転以内にその周面上にカラーのトナー像が形成され
る。
【0020】かくして、感光体ドラム10の周面上に形成
されたカラーのトナー像は、転写部材である転写器14a
において、給紙カセット15より送り出され、タイミング
ローラ16へ搬送され、タイミングローラ16の駆動によっ
て、感光体ドラム10上のトナー像と同期して給紙される
転写材である転写紙Pに転写される。
【0021】トナー像の転写を受けた転写紙Pは、除電
器14bにおいては帯電の除去を受けてドラム周面より分
離した後、搬送ベルト14eにより定着装置17へ搬送され
る。定着装置17において加熱・圧着されトナーを転写紙
P上に溶着・定着したのち、定着装置17より排出され、
排紙搬送ローラ対18aにより搬送されて排紙ローラ18を
介して装置上部のトレイ上に排出される。
【0022】一方、転写紙を分離した感光体ドラム10は
クリーニング装置19においてクリーニングブレード19a
によって感光体ドラム10面を摺擦され残留トナーを除
去、清掃されて原稿画像のトナー像の形成を続行するか
もしくは一旦停止して新たな原稿画像のトナー像の形成
にかかる。クリーニングブレード19a及びクリーニング
ローラ19bによって掻き落とされた廃トナーは、トナー
搬送スクリュウ19cによって、図示せぬ廃トナー容器へ
と排出される。クリーニング終了後、クリーニングブレ
ード19a及びクリーニングローラ19bは感光体ドラム10
の損傷を防止するために、感光体ドラム10より離間した
状態に保たれる。
【0023】上記カラー画像形成装置の要部構成につい
て図2〜図4を用いて説明する。図2は、図1の要部断
面図であり、図3は、図2の側断面を示す図であり、図
4は、支持部材の概要図である。
【0024】円柱状のドラム支持軸20には、3点のガイ
ドローラ22rが配設されており、3点のガイドローラ22
rが取り付けられた状態で装置本体後部の側板41にネジ
61によって固定される。感光体ドラム10の両側端に、前
フランジ10aと後フランジ10bとを取り付け、感光体ド
ラム10の前後のフランジ10a,10bにスペーサ10c,10
dを挟んでクリーナ側板19g,19hを嵌め込み、クリー
ナ側板19g,19hの間にクリーニング装置19を挟んで両
側板とネジ止め固定し、感光体ドラム10とクリーニング
装置19とを一体的なユニット100とする。
【0025】感光体ドラム10とクリーニング装置19との
一体的なユニット100が、ドラム支持軸20の支軸20jに
装置本体の前面(図3左側)より嵌め込まれ、前フラン
ジ10aに設けられたベアリング20kと3点のガイドロー
ラ22rとによって回転可能に支持される。この際に、後
フランジ10bに設けられた感光体ドラムギア20gと本体
側の駆動ギア40gとが結合され、感光体ドラム10は、装
置本体に設けた感光体ドラム駆動モータ(不図示)の駆
動により、駆動ギア40gを通して回転される状態とな
る。
【0026】円筒状の感光体ドラム10の外周に、感光体
ドラム10を囲むように、感光体ドラム10と同心円状に一
部に切り欠き部50aを設けた円筒状の支持部材50が設け
られ、支持部材50の円筒部にスコロトロン帯電器11Y,
11M,11C及び11Kが取り付けられ、また露光光学系12
Y,12M,12C及び12Kが支持部材50に設けた露光光学
系の取り付け穴51Y,51M,51C及び51Kに取り付けら
れる。スコロトロン帯電器11Y,11M,11C及び11K
は、後述するように支持部材50に着脱可能に取り付けら
れる。
【0027】ドラム支持軸20と一部に切り欠き部50aを
設けた支持部材50との相互の位置合わせが成されるよ
う、スコロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよび11K、
露光光学系12Y,12M,12C及び12K等が取り付けられ
た支持部材50が、感光体ドラム10の支軸の中心、即ち、
感光体ドラム10とクリーニング装置19とを一体的に設け
たユニット100の円筒状の感光体ドラム10の中心と、ド
ラム支持軸20の中心及び一部に切り欠き部50aを設けた
支持部材50の円筒部の中心とが重ね合わされ、ユニット
100のクリーニング装置19が支持部材50の切り欠き部50
aに配置された状態で、ドラム支持軸20の端部に嵌め込
まれ、ネジ63にてドラム支持軸20に固定される。
【0028】また、感光体ドラム10と非接触な状態で現
像器13Y,13M,13Cおよび13Kが支持部材50に設けら
れた現像器の取り付け用の穴52Y,52M,52C及び52K
に固定される。サポート部材60に設けられた位置出しピ
ン19iがクリーナ側板19に嵌め込まれ、クリーニング装
置19が位置出しされた状態で、サポート部材60がベアリ
ング60bを支軸20jに嵌め込まれる。また、サポート部
材60の勘合部60aを、一部に切り欠き部50aを設けた支
持部材50の円筒部に合わせて嵌め込まれ、感光体ドラム
10を軸支した状態でネジ62によりサポート部材60が装置
本体の前側の側板40に固定される。また、切り欠き部50
aに転写器14aや除電器14bが配設され、装置本体に固
定される。
【0029】サポート部材60を外した状態で、感光体ド
ラム10とクリーニング装置19とが一体的に構成されたユ
ニット100が、クリーニング装置19を支持部材50の切り
欠き部50aを通してカラー画像形成装置本体より着脱可
能となる。
【0030】感光体ドラム10と同心円状に円筒状の一部
に切り欠き部50aを有する支持部材50を設けたことによ
り、周囲及び機内温度変化に対し、感光体ドラム10と支
持部材50とが感光体ドラム軸を中心として相対的な位置
関係を保ちながら放射状の方向に膨張するため、支持部
材50の円筒部に設けられたスコロトロン帯電器11Y,11
M,11Cおよび11K、露光光学系12Y,12M,12C及び
12K等の感光体ドラム10に対する角度位置及び感光体ド
ラムとの間隔が変化せず位置精度が保たれる。特に、露
光光学系の高精度のレジストが維持される。また、感光
体ドラム10とクリーニング装置19とがユニット100とし
て一体的に構成されているので、感光体ドラム10或いは
クリーニング装置19の保守・交換の際にもクリーニング
装置19からのトナー飛散が防止される。露光光学系のレ
ジスト維持のために、支持部材50には切り欠き部が少な
い方が良い。
【0031】装置本体の保守、点検時において、サポー
ト部材60に設けられた取り出し穴60cよりスコロトロン
帯電器11Y,11M,11Cおよび11Kを着脱することが出
来る。また、ネジ62をはずし、サポート部材60を支軸20
jよりはずした状態で、スコロトロン帯電器11Y,11
M,11Cおよび11K、クリーニング装置19と感光体ドラ
ム1とのユニット100等の着脱、交換が可能となる。図1
にて説明した画像形成プロセスにおいて、クリーニング
装置19に設けられたクリーニングブレード19aとクリー
ニングローラ19bとが感光体ドラム10を損傷しないよう
に、画像形成終了後、感光体ドラム10より離間される
が、クリーニングブレード19aとクリーニングローラ19
bとが、感光体ドラム10に当接したままで画像形成プロ
セスが行われることも可能である。支持部材50とユニッ
ト100とは何れを先にドラム支持軸20に取り付けても良
いが、特に、露光光学系のレジスト維持のためには、支
持部材50を先に取り付ける形態とし、図4に示すように
支持部材50の装置本体奥部の円筒部が、切り欠き部が無
くリング状に形成されていることが望ましく、更に支持
部材50の両側端部に二点鎖線で示す変形を防ぐための耳
部54,55を設けることが好ましい。
【0032】スコロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよ
び11Kの機構及び着脱時の作用について図2〜図5を用
いて説明する。図5は、スコロトロン帯電器の構造を示
す図である。スコロトロン帯電器11Y,11M,11Cおよ
び11Kについては、構造及び機能が同一であるので、ス
コロトロン帯電器11Cで代表して説明する。
【0033】スコロトロン帯電器11Cは、左右側の電極
保持部材112,111に放電電極であるコロナ放電ワイヤ11
6が張り渡され、更に、コロナ放電ワイヤ116と平行にシ
ールド部材であるサイドプレート113と制御グリッド115
とが取り付けられて構成される。コの字状のサイドプレ
ート113の上面部には、2本の溝113a,113bが平行し
て設けられており、溝部にコロナ放電ワイヤのクリーニ
ング手段117が取り付けられ、更に溝113a,113bの両
端にスコロトロン帯電器の着脱用のガイドレール114
a,114b(不図示)が設けられている。また、サイド
プレート113には、スコロトロン帯電器11Cの画像形成
装置への装着状態では奥側にあたる図5左側、サイドプ
レート113の側端部にクリーニングパッド取付部113cが
設けられ、L字状の露光光学系クリーニング用のクリー
ニングパッド119dが取り付けられている。
【0034】コロナ放電ワイヤのクリーニング手段117
のフレーム118は、バネ性を有する左右の脚118a,118
bをサイドプレート113の2本の溝113a,113bに差し
込まれており、左右の脚118a,118bにコロナ放電ワイ
ヤ116を挟んでクリーニング部材119a,119bが取り付
けられ、、溝113a,113bに摺動可能に取り付けられて
いる。
【0035】支持部材50のスコロトロン帯電器の挿入口
156に設けられた案内溝155a,155bに、ガイドレール1
14a,114bを嵌め込みスコロトロン帯電器11Cを挿入
してゆく。放電電極であるコロナ放電ワイヤのクリーニ
ング手段117のフレーム118の上部に設けた摩擦部材119
cが画像形成装置本体の差し込み側の挿入口上部156a
に当接し、クリーニング部材119a,119bがコロナ放電
ワイヤ116を挟圧した状態で、コロナ放電ワイヤ116をク
リーニングしながらスコロトロン帯電器11Cが押し込ま
れてゆき、装着完了時に図5右側の電極保持部材111の
ホルダ111aがフレーム118の脚118a,118bを押圧し、
クリーニング手段117を挿入口156内に押し込む。挿入口
上部156aの装置本体手前側に摩擦部材119cが係止され
た状態でクリーニング手段117が固定される。この際、
バネ性を有した脚118a,118bがホルダ111aのテーパ
部により押し広げられ、クリーニング部材119a,119b
のコロナ放電ワイヤ116の挟圧が解除される。
【0036】図3に示すサポート部材60の取り出し穴60
cを通して、電極保持部材111に設けられた把手111bを
もって、スコロトロン帯電器11Cを引き出す際には、ク
リーニング手段117のフレーム118に設けられた摩擦部材
119cが摩擦力によって挿入口上部156aの装置本体手前
側に係止された状態で、クリーニング部材119a,119b
がコロナ放電ワイヤ116を挟圧し、コロナ放電ワイヤ116
がクリーニングされながら引き出される。奥側の電極保
持部材112がフレーム118と当接後、挿入口上部156aと
の摩擦力に抗して摩擦部材119cが挿入口上部156aから
引き出され、クリーニング手段117がスコロトロン帯電
器11Cに内包されたままの状態で、スコロトロン帯電器
11Cが装脱される。
【0037】上記のごとく、スコロトロン帯電器の着脱
によりコロナ放電ワイヤのクリーニングが行われ、メン
テが成されるが、同時にスコロトロン帯電器11Cに設け
られた露光光学系クリーニング手段としてのクリーニン
グパッド119dが、露光光学系12Cの露光部を摺擦し、
クリーニングパッド119dにより、現像器13Cに近いた
めトナーにより汚れ易い露光光学系12Cがクリーニング
される。
【0038】
【発明の効果】請求項1によれば、感光体ドラムと同心
円状に円筒状の一部に切り欠き部を有する支持部材を設
けたことにより、周囲及び機内温度変化に対し、感光体
ドラムと支持部材とが感光体ドラム軸を中心として相対
的な位置関係を保ちながら放射状に方向に膨張するた
め、支持部材に設けられた露光光学系の感光体ドラムに
対する角度位置及び感光体ドラムとの間隔が変化せず位
置精度が保たれ、特に、露光光学系の高精度のレジスト
が維持されると共に、感光体ドラムとクリーニング装置
とがユニットとして一体的に構成されているので、感光
体ドラム或いはクリーニング装置の保守・交換の際にも
クリーニング装置からのトナー飛散が防止される。
【0039】請求項2によれば、転写紙が転写部近傍に
おいてトラブルにより停止しても、転写器を退避させる
ことにより、広い空間を形成でき、処理が容易である。
また転写器を装置本体側に設置出来るため、転写器を退
避させることにより感光体ドラムの着脱が容易となる。
【0040】請求項3によれば、スコロトロン帯電器を
支持部材に配設することにより、露光光学系と同様に高
精度のレジストが維持される。
【0041】請求項4によれば、現像器に近接していて
汚れ易いスコロトロン帯電器のコロナ放電ワイヤの清掃
が簡単に行われる。
【0042】請求項5によれば、現像器に近接していて
汚れ易い露光光学系の清掃が簡単に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するに好適なカラー画像形成装置
の一例を示す断面構成図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図2の側断面を示す図である。
【図4】支持部材の概要図である。
【図5】スコロトロン帯電器の構造を示す図である。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 11Y,11M,11C,11K スコロトロン帯電器 12Y,12M,12C,12K 露光光学系 13Y,13M,13C,13K 現像器 14a 転写器 19 クリーニング装置 19g,19h クリーナ側板 19i 位置出しピン 20 ドラム支持軸 50 支持部材 50a 切り欠き部 60 サポート部材 100 ユニット 116 コロナ放電ワイヤ 117 クリーニング手段 119a,119b クリーニング部材 119c 摩擦部材 119d クリーニングパッド

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を形成するための円筒状の像形成体
    と、前記像形成体の周囲に、前記像形成体をクリーニン
    グするためのクリーニング装置と、複数組みの帯電手段
    と像露光手段と現像手段とを配設し、前記像形成体に対
    し、前記帯電手段によって前記像形成体を帯電させ、前
    記像露光手段によって前記像形成体を像露光させ、前記
    現像手段によって前記像形成体上にトナー像を形成する
    ことを繰り返して、前記像形成体上に前記トナー像を重
    ね合わせて画像形成を行うカラー画像形成装置におい
    て、前記円筒状の像形成体の外周に前記像形成体を囲む
    ように、切り欠き部を有し前記像形成体と同心円状の円
    筒状に形成された支持部材を設け、前記支持部材に前記
    複数組の像露光手段を配設し、また前記像形成体と前記
    クリーニング装置とを一体的なユニットと成し、該ユニ
    ットを前記カラー画像形成装置に着脱可能に設け、且つ
    前記切り欠き部に前記ユニットのクリーニング装置を配
    置したことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記切り欠き部にトナー像を転写するた
    めの転写部材を配設したことを特徴とする請求項1記載
    のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材に前記複数組の帯電手段を
    配置したことを特徴とする請求項1に記載のカラー画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材よりの前記帯電手段の着脱
    に応じて、前記帯電手段の放電電極の清掃を行うクリー
    ニング手段を、前記帯電手段に設けたことを特徴とする
    請求項1〜3の何れか1項に記載のカラー画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記支持部材よりの前記帯電手段の着脱
    に応じて、前記像露光手段の清掃を行う露光光学系クリ
    ーニング手段を、前記帯電手段に設けたことを特徴とす
    る請求項1〜4の何れか1項に記載のカラー画像形成装
    置。
JP7045478A 1994-12-14 1995-03-06 カラー画像形成装置 Pending JPH08240947A (ja)

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