JPH0827146A - 2,6−ジ置換インドール誘導体 - Google Patents

2,6−ジ置換インドール誘導体

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JPH0827146A
JPH0827146A JP16394094A JP16394094A JPH0827146A JP H0827146 A JPH0827146 A JP H0827146A JP 16394094 A JP16394094 A JP 16394094A JP 16394094 A JP16394094 A JP 16394094A JP H0827146 A JPH0827146 A JP H0827146A
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JP
Japan
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carboxamide
methyl
indole
amino
pyrrole
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Application number
JP16394094A
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English (en)
Inventor
Akio Matsunaga
明夫 松永
Yuki Nakajima
由紀 中島
Hajime Edatsugu
一 枝次
Daiji Iwata
大二 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 下記式(1) 〔式中、R及びRは水素、低級アルキル基、フェニ
ル基、フェニル基で置換された低級アルキル基など、R
はH又は低級アルキル基、p及びrは0〜2の整数、
qは1又は2を示す。但し2≦p+q+r≦6であ
る。〕 で示される2,6−ジ置換インドール誘導体又はその薬
理学的に許容される塩。 【効果】 上記の化合物はディスタマイシンに類似の構
造を持ち、抗癌剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、癌細胞の増殖を抑制す
る2,6−ジ置換インドール誘導体と、それを含む医薬
組成物、特に抗癌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】DNAに作用する化合物の中には抗癌剤
として用いられるものがある。例えば、アドリアマイシ
ン(Adriamycin)はDNAにインターカレー
トする抗癌剤として有用である。また、シスプラチン
(Cisplatin)、マイトマイシン(Mitom
ycin)のようなDNAと反応する化合物もよく用い
られている。このようにDNAに作用することによる抗
癌作用は、そのすべてを説明できないまでも、一応確立
されているものと考えられる。一方、近年、ディスタマ
イシン(Distamycin)、あるいはネトロプシ
ン(Netropsin)はDNAに結合し、抗腫瘍活
性を持つ物質として知られている(Nature、19
64年、203巻、1064−65頁)。これらは、従
来の抗癌剤とはDNAとの結合様式が異なるグルーブバ
インダーとして注目されている。ところが、これまでの
抗癌剤に関する知見では、DNAとの相互作用に関し
て、化合物の中のどの部分構造が本当に必要な構造であ
るか、或は他にどの様な構造が代替しうるかを予想する
ことは、現在のところ全く不可能である。しかし、この
他に望ましい構造を持つ化合物の存在を予測し、探索す
ることは価値がある。この様な新たな構造の探索は、新
規な抗癌剤の創製のために特に求められていると考えら
れる。
【0003】また、ディスタマイシン誘導体にアルキル
化剤の構造を結合させた化合物が知られている。典型的
な例を示せば、J.Am.Chem.Soc.1985
年107巻8266頁、特開昭62−294653、W
O93−13739、J.Med.Chem.1989
年32巻774頁等がある。N−メチルイミダゾールを
部分構造として、それをアミド結合でつないだ、ディス
タマイシンと類似の化合物にアルキル化剤の構造を結合
した化合物も知られている(US5273991)。こ
れらの中でアルキル化剤として、ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ残基が用いられているものがあるが、この残
基は既に抗癌剤の構造の一部であることが知られてい
る。例えば、クロラムブシル(Chlorambuci
l)はビス(2−クロロエチル)アミノ残基を分子内に
持つ抗癌剤として知られている。この化合物の抗癌活性
はDNA、酵素等へのアルキル化を行う結果であると想
像されている。しかしながら、クロルエチルアミン構造
のようなアルキル化剤の構造を、DNAと結合する抗癌
剤の一部の構造として付加することの価値は、その様な
抗癌剤が臨床で用いられていない現状では、未だ確立さ
れたものとは言い難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は2,6
−ジ置換インドール誘導体を中心構造に持つディスタマ
イシン類似構造の新しい化合物であって抗癌剤として有
用な化合物を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ディスタマイシン誘導体
はピロールをアミド結合で結合した構造を主骨格として
いる。これが構造上の明らかな特徴である。これに対し
て本発明者はピロールの構造を他のヘテロ芳香環に置き
換え、ディスタマイシンと全く異なる構造を持ち、かつ
抗癌作用を示す化合物が存在することを予想して、新し
い構造の探索を行った。特に、ジ置換インドール誘導体
の中で、2,6−ジ置換インドール誘導体は例が少な
く、かつ抗癌剤として全く知見がないことに着目して研
究を行った。その結果、この2,6−ジ置換インドール
誘導体を分子内にもつ新規化合物を抗癌剤として有用な
化合物として選択した。また、これらの抗癌剤としての
活性がアルキル化部分の付加によって高まる可能性につ
いても同時に検討を行った。クロラムブシルあるいは他
のアルキル化部分構造を含む化合物はディスタマイシン
あるいはクロラムブシルよりはるかに高い抗癌活性を示
した。このことから2,6−ジ置換インドール誘導体を
分子内にもつ新規化合物はアルキル化剤を同一分子内に
加えることにより、高活性な抗癌剤になることがわかっ
た。これらの化合物は、新規な構造を持ち、かつ抗癌剤
として全く知見がない。以上のことから、われわれは新
たな抗癌剤の発明を完成するに至った。即ち、本発明は
次の式(1)で表される化合物またはその薬理学的に許
容される塩である。
【0006】
【化2】
【0007】(ただし、R1とR3は独立に、水素、低級
アルキル基、フェニル基、フェニル基で置換された低級
アルキル基、2,3または4位にX1とX2で置換された
アミノ基をもつフェニル基、2,3または4位にX1
2で置換されたアミノ基をもつフェニル基で置換され
た低級アルキル基、2,3または4位にX1とX2で置換
されたアミノ基をもつ置換されたフェニル基(ただし、
1とX2は独立に水素原子、低級アルキル基、メシル基
あるいは−CH2CH2−Y(ただし、Yはヒドロキシル
基,あるいはクロル基、ブロム基である)である)また
は−(CH2m−R 4(ただし、mは0〜3の整数であ
り、R4は−SCH3、アミジノ基、グアニジル基、脂肪
族アミノ基、フェニル基、置換されたフェニル基または
その芳香環の窒素原子が低級アルキルで置換されていて
もよい含窒素芳香族を含む置換基である)である。R2
はHまたは低級アルキル基である。p,rはそれぞれ独
立に0〜2の整数である。qは1または2である。ただ
し、2≦p+q+r≦6である。)以下、本発明を更に
詳細に説明する。
【0008】請求項3、8、9および10の低級アルキ
ルエステルとはその項に示したカルボン酸の炭素数1〜
5のアルキルエステルが望ましい。式(1)の化合物に
おけるR1、R2、X1およびX2の低級アルキル基とは炭
素数1〜5のアルキル基が望ましい。フェニル基で置換
された低級アルキル基はフェニルプロピル基、フェニル
ブチル基が望ましい。2,3または4位にX1とX2で置
換されたアミノ基をもつフェニル基は4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル基、3−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル
基、2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル基が望ましい。2,3または4位にX1とX2
置換されたアミノ基をもつフェニル基で置換された低級
アルキル基は4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェニルプロピル基、3−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニルプロピル基、2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル
プロピル基、4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェニルブチル基、3−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニルブチル基、2−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルブチル
基が望ましい。2,3または4位にX1とX2で置換され
たアミノ基をもつ置換されたフェニル基は4−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メトキシフ
ェニル基、4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]−3−メチルフェニル基、4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]−3−クロロフェニル基
が望ましい。R4の脂肪族アミノ基としてはジメチルア
ミノプロピル基、アミノエチル基が望ましく、置換され
たフェニル基はアミジノフェニル基、ジメチルアミノフ
ェニル基、4−メトキシフェニル基、3,4,5−トリ
メトキシフェニル基が望ましく、含窒素芳香族を含む置
換基としてはピリジル基、ピコリル基、N−メチルピコ
リル基が望ましい。
【0009】これらの化合物は以下に示すような方法で
合成される。以下の説明中、あるいは実施例の中で、D
MFはジメチルホルムアミド、IPAはイソプロパノー
ル、クロラムブシルは4−[4−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニル]酪酸である。DCC
はN,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド、CDI
はN,N’−カルボニルジイミダゾール、EDCIは1
−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボ
ジイミド塩酸塩、HOBtは1−ヒドロキシベンゾトリ
アゾール、HOSuはN−ヒドロキシこはく酸イミドを
示す。Pd−Cはパラジウム付活性炭を示し、パラジウ
ムは普通5または10%である。DMAPは4−ジメチ
ルアミノピリジンである。
【0010】各化合物に存在するアミド結合は、カルボ
ン酸部分を酸クロライドに導きアミノ基に反応させる、
あるいはカルボン酸とアミノ基を適当な縮合剤、例えば
DCC、CDI、EDCI等を用いて、結合することが
できる。また、DCCにHOBt、HOSu等を加える
こともできる。この時、2つ以上のアミド結合を分子内
に持つ化合物の合成の時には、その順番は自由に選んで
合成することができる。ここでは代表例として、式
(2)〜(9)に示した化合物を中間体にして、さらに
側鎖を結合する方法を示す。
【0011】まず、中間体である、式(2)で示される
2,6−ジ置換インドール誘導体の合成を説明する。6
−ニトロ−インドール−2−カルボン酸エチル(または
メチル)はJ.Am.Chem.Soc.1958年8
0巻4621頁に示された方法で合成できる。これをP
d−Cを触媒に用いて、室温常圧で水素添加を行い、相
当するアミノ基に導くことができる。この時の溶媒は通
常の溶媒が用いられるが、エタノール、メタノール、酢
酸エチル、DMFを単独あるいは2つ以上混合して用い
ることができる。またニトロ化合物に対して、0.1〜
50重量%のPd−Cを用いるとよい結果が得られる。
ここで得たアミノ体に、Tetrahedron197
8年34巻2389−2391頁に示された方法で合成
した1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸
クロライドを適当な溶媒、例えばクロロホルム、塩化メ
チレン、DMFの中から選んだ1つあるいは2以上の混
合溶媒中で、−10〜50℃で反応させ、6−(1−メ
チル−4−ニトロピロール−2−カルボキサミド)イン
ドール−2−カルボン酸エチル(またはメチル)を得
る。この縮合反応は上記のアミノ体と1−メチル−4−
ニトロピロール−2−カルボン酸を適当な縮合剤、例え
ばDCC、あるいはDCCとHOBtを用いて行うこと
もできる。溶媒は塩化メチレン、クロロホルム、DMF
を単独にあるいは2つ以上混合して用いるとよい。
【0012】
【化3】
【0013】式(2)で示した中間体(a)を用いた化
合物合成の一般的な方法を説明する。カルボン酸のエチ
ルエステル(またはメチルエステル)を水酸化ナトリウ
ムあるいは水酸化カリウムを用いて加水分解する。この
時の溶媒は水を5〜90%含むエタノールあるいはメタ
ノールを用いるとよい。反応温度は普通は50℃〜還流
温度である。ここで得たカルボン酸に対して、アミノ基
を持つ側鎖部分として、例えばN,N−ジメチル−1,
3−プロパンジアミンを結合する。この時の反応には普
通の縮合剤、例えばDCC、CDI、EDCI等を用い
ればよい。またHOBt、HOSu等を反応に加えるこ
ともできる。また、溶媒には普通の溶媒が用いられる
が、DMFまたはそれを含む混合溶媒がよい結果を与え
る。反応温度は−10〜50℃の間で選べばよい。
【0014】その後、ニトロ基をアミノ基に還元して、
カルボン酸としてギ酸、安息香酸、クロラムブシル等を
結合する。この時の反応にはDCC、CDI、EDCI
等を縮合剤として用いればよい。またHOBt、HOS
u等を反応に加えることもできる。また、溶媒としては
普通の溶媒が用いられるが、DMFまたはそれを含む混
合溶媒がよい結果を与える。反応温度は−10〜50℃
の間で選べばよい。あるいは、フェニルプロピオン酸ク
ロライド、塩化ベンゾイル等の酸クロライドを上記の還
元反応で得たアミノ基に反応してもよい。この時の溶媒
としては普通の溶媒が用いられるが、DMFまたはそれ
を含む混合溶媒がよい結果を与える。反応温度は−10
〜50℃の間で選べばよい。
【0015】以上の方法とは別に、6−(1−メチル−
4−ニトロピロール−2−カルボキサミド)−インドー
ル−2−カルボン酸エチルのニトロ基を先に還元して、
カルボン酸を縮合するか、酸クロライドを反応させ、後
にカルボン酸のエチルエステルを水酸化ナトリウムある
いは水酸化カリウムを用いて加水分解する。このカルボ
ン酸部分にアミノ側鎖部分を結合することも可能であ
る。
【0016】この方法は、以下に示す各中間体を用いた
化合物合成についてもあてはまる。
【0017】この中間体(a)を例えば下記の方法で加
水分解してカルボン酸誘導体とし、これを利用して、後
記の実施例に示すように化合物(1)〜(11)を合成
した。次に、中間体(b)の合成法を説明する。これは
既に説明した6−ニトロ−インドール−2−カルボン酸
エチル(またはメチル)のエチルエステル(またはメチ
ルエステル)を水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウ
ムを用いて加水分解する。この時の溶媒は水を5〜90
%含むエタノールあるいはメタノールを用いるとよい。
反応温度は普通は50℃〜還流温度である。ここで得た
カルボン酸にN,N−ジメチル−1,3−プロパンジア
ミンを結合する。この時の反応にはDCC、CDI、E
DCI等を縮合剤として用いればよい。またHOBt、
HOSu等を反応に加えることもできる。また、溶媒と
しては、普通の溶媒が用いられるが、DMFまたはそれ
を含む混合溶媒がよい結果を与える。反応温度は−10
〜50℃の間で選べばよい。
【0018】
【化4】 この中間体(b)を用いて化合物(12)を合成した。
【0019】上記の反応で得られた化合物(中間体
(b))のニトロ基をPd−Cを用いて室温常圧で水素
添加し、相応するアミノ基に還元する。溶媒は普通の溶
媒例えばエタノール、メタノール、酢酸エチル、DMF
のうち1つあるいは2つ以上混合した溶媒が用いられ
る。ここで得たアミノ化合物に1−メチル−4−ニトロ
ピロール−2−カルボン酸を結合する。この縮合反応は
適当な縮合剤、例えばDCC、あるいはDCCとHOB
tを用いて行うこともできる。溶媒は塩化メチレン、ク
ロロホルム、DMFを単独にあるいは2つ以上混合して
用いるとよい。これを中間体(c)とする。この中間体
(c)は、中間体(a)を原料に合成することもでき
る。即ち中間体(a)のエチルエステル(またはメチル
エステル)を加水分解して、これにN,N−ジメチル−
1,3−プロパンジアミンを結合すればよい。この中間
体(c)を用いて化合物(13)を合成した。
【0020】
【化5】
【0021】次に中間体(d)の合成を説明する。中間
体(b)のニトロ体をPd−Cを用いて室温常圧で水素
添加し、相応するアミノ基に還元する。溶媒は普通の溶
媒例えばエタノール、メタノール、酢酸エチル、DMF
のうち1つあるいは2つ以上混合した溶媒が用いられ
る。ここで得たアミノ化合物に6−ニトロインドール−
2−カルボン酸を結合する。この縮合反応は適当な縮合
剤、例えばDCC、あるいはDCCとHOBtを用いて
行うこともできる。溶媒は塩化メチレン、クロロホル
ム、DMFを単独にあるいは2つ以上混合して用いると
よい。この中間体(d)を用いて化合物(14)〜(1
5)を合成した。
【0022】
【化6】
【0023】次に中間体(e)の合成を説明する。1−
メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸クロライ
ドとN,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミンか
ら、J.Am.Chem.Soc.1990年112巻
838−845頁に示された方法で1−メチル−4−ニ
トロピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルア
ミノ)プロピル]]カルボキサミドを合成した。このニ
トロ基をPd−Cを用いて室温常圧で水素添加し、相応
するアミノ基に還元する。溶媒は普通の溶媒例えばエタ
ノール、メタノール、酢酸エチル、DMFのうち1つあ
るいは2つ以上混合した溶媒が用いられる。ここで得た
アミノ化合物に6−ニトロ−インドール−2−カルボン
酸を結合する。この縮合反応は適当な縮合剤、例えばD
CC、あるいはDCCとHOBtを用いて行うこともで
きる。溶媒は塩化メチレン、クロロホルム、DMFを単
独にあるいは2つ以上混合して用いるとよい。この中間
体(e)を用いて化合物(16)〜(17)を合成し
た。
【0024】
【化7】
【0025】次に、中間体(f)の合成を説明する。ま
ず、1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸
エチルをPd−Cを触媒に用いて、室温常圧で水素添加
を行い、相当するアミノ基に導くことができる。この時
の溶媒は通常の溶媒が用いられるが、エタノール、メタ
ノール、酢酸エチル、DMFを単独あるいは2つ以上混
合して用いることができる。またニトロ化合物に対し
て、0.1〜50重量%のPd−Cを用いるとよい結果
が得られる。ここで得たアミノ体に、6−ニトロ−イン
ドール−2−カルボン酸を適当な溶媒、例えばクロロホ
ルム、塩化メチレン、DMFの中から選んだ1つあるい
は2以上の混合溶媒中で、−10〜50℃で反応させ
る。この縮合反応は適当な縮合剤、例えばDCC、ある
いはDCCとHOBtを用いて行うことができる。この
中間体(f)を用いて化合物(18)〜(21)を合成
した。
【0026】
【化8】
【0027】次に、中間体(g)合成を説明する。6−
ニトロインドール−2−カルボン酸エチル(またはメチ
ル)をPd−Cを触媒に用いて、室温常圧で水素添加を
行い、相当するアミノ基に導くことができる。この時の
溶媒は通常の溶媒が用いられるが、エタノール、メタノ
ール、酢酸エチル、DMFを単独あるいは2つ以上混合
して用いることができる。またニトロ化合物に対して、
0.1〜50重量%のPd−Cを用いるとよい結果が得
られる。ここで得たアミノ体に、4−ジメチルアミノブ
チリルクロライドを適当な溶媒、例えばクロロホルム、
塩化メチレン、DMFの中から選んだひとつあるいはこ
の内の2つ以上から選んだ混合溶媒中で、−10〜50
℃で反応させ、6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)
ブチリルアミノ]インドール−2−カルボン酸エチル
(またはメチル)を得る。この縮合反応はジメチルアミ
ノ酪酸と上記アミノ体を適当な縮合剤、例えばDCC、
あるいはDCCとHOBtを用いて行うこともできる。
溶媒は塩化メチレン、クロロホルム、DMFを単独にあ
るいは2つ以上混合して用いるとよい。また、別法とし
て6−ニトロインドール−2−カルボン酸を出発物質と
して、ニトロ基を還元し続いて4−ジメチルアミノブチ
リルクロライドを反応させ、中間体(g)を加水分解し
て得られる化合物である6−[4−(N,N−ジメチル
アミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボン酸
を得ることもできる。還元反応とアミド化反応の条件は
同様である。この中間体(g)を用いて化合物(22)
を合成した。
【0028】
【化9】
【0029】次に、中間体(h)合成を説明する。6−
ニトロインドール−2−カルボン酸エチル(またはメチ
ル)をヨウ化メチルを用いてメチル化する。この時適当
な溶媒、例えばクロロホルム、塩化メチレン中で行うこ
とができる。また、適当な塩基例えばトリエチルアミン
あるいは炭酸カリウムを反応系内に加えることができ
る。ここで得た1−メチル−6−ニトロインドール−2
−カルボン酸エチル(またはメチル)をPd−Cを触媒
に用いて、室温常圧で水素添加を行い、相当するアミノ
基に導くことができる。この時の溶媒は通常の溶媒が用
いられるが、エタノール、メタノール、酢酸エチル、D
MFを単独あるいは2つ以上混合して用いることができ
る。またニトロ化合物に対して、0.1〜50重量%の
Pd−Cを用いるとよい結果が得られる。ここで得たア
ミノ体に、1−メチル−4−ニトロピロール−2−カル
ボン酸クロライドを適当な溶媒、例えばクロロホルム、
塩化メチレン、DMFの中から選んだ1つあるいは2以
上の混合溶媒中で、−10〜50℃で反応させ、1−メ
チル−6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カ
ルボキサミド)インドール−2−カルボン酸エチル(ま
たはメチル)を得る。この縮合反応は1−メチル−4−
ニトロピロール−2−カルボン酸と上記アミノ体を適当
な縮合剤、例えばDCC、あるいはDCCとHOBtを
用いて行うこともできる。溶媒は塩化メチレン、クロロ
ホルム、DMFを単独にあるいは2つ以上混合して用い
るとよい。
【0030】また、別法として中間体(a)である6−
(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキサミ
ド)インドール−2−カルボン酸エチル(またはメチ
ル)をヨウ化メチルを用いてメチル化する。この時適当
な溶媒、例えばクロロホルム、塩化メチレン中で行うこ
とができる。また、適当な塩基例えばトリエチルアミン
あるいは炭酸カリウムを反応系内に加えることができ
る。この中間体(h)を用いて化合物(23)を合成し
た。
【0031】
【化10】
【0032】以上に説明した中間体以外の中間体、例え
ば、6−(6−ニトロインドール−2−カルボキサミ
ド)インドール−2−カルボン酸エチル(またはメチ
ル)、4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−カルボン酸エチル(ま
たはメチル)、6−[1−メチル−4−(1−メチル−
4−ニトロピロール−2−カルボキサミド)ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−カルボン酸エチ
ル(またはメチル) 1−メチル−4−[1−メチル−4−(6−ニトロイン
ドール−2−カルボキサミド)ピロール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−カルボン酸エチル(またはメチ
ル) も、これまでに示した方法に準じてすべて合成できる。
【0033】以上に示した中間体を用いて合成できる化
合物を例示すると以下のようになる。ただし、以上に示
した化合物(1)〜(24)も同時に示す。6−[1−
メチル−4−(ホルミルアミノ)ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(化合物
1)、
【0034】6−[1−メチル−4−(ベンゾイルアミ
ノ)ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−(フェニルブ
チリルアミノ)ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピル]]カルボキサミド(化合物2)、
【0035】6−[1−メチル−4−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド(化合物3)、6−[1−メチル−4−[3
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾ
イルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[2
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾ
イルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[3,5−ビス[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノメチル]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1
−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6
−[1−メチル−4−[3−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]
インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド(化合物13)、
【0036】6−[1−メチル−4−[3−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルア
ミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[3−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]プロピオニルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−[4−[3−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[3−[2−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロ
ピオニルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1
−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド、6−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボ
キサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シプロピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[3−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シプロピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シプロピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]−3−メトキシベンゾイルアミノ]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]−3−メチルベンゾイルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[4−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−クロロベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、
【0037】6−[6−(ホルミルアミノ)インドール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド(化合物15)、6−[6−(ベンゾイルアミノ)イ
ンドール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、6−[6−[4−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−
ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−
[6−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−
[3,5−ビス[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノメチ
ル]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−[4
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(化合物1
4)、6−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]インドール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[6−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、6−[6−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[6−[3−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、
【0038】6−[6−[3−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニル
アミノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[6−[4−[3−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチ
リルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピル]]カルボキサミド、6−[6−[2−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチル
アミノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[6−[3−[2−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロ
ピオニルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−[4−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェノキシメチルカルボキサミド]インドール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−
ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−
[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシエチルカルボキサミド]インドール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]
インドール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[6−[3−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサ
ミド]インドール−2−カルボキサミド]インドール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[6−[3−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカ
ルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、6−[6−[2−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシメチ
ルカルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]
インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−[2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シエチルカルボキサミド]インドール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[6−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェノキシプロピルカルボキサミド]インドール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−
[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]−3−メトキシベンゾイルアミノ]インドール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]−3−メチルベンゾイルアミノ]インドー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド、6−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]−3−クロロベンゾイルアミノ]インド
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、
【0039】1−メチル−4−(6−ホルミルアミノイ
ンドール−2−カルボキサミド)ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−(6−ベンゾイルアミノイ
ンドール−2−カルボキサミド)ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[6−[3−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[6−[2−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[6−[3,5−ビス
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノメチル]ベ
ンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−
[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(化合物1
6)、
【0040】1−メチル−4−[6−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]プロピオニルアミノ]インドール−2−カルボ
キサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル
−4−[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[6−[3−[3−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロ
ピオニルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−
[4−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−4−[6−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1
−メチル−4−[6−[3−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−[2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルア
ミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−
[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシメチルカルボキサミド]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1
−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピル
カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェノキシメチルカルボキサミド]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]インド
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド、1−メチル−4−[6−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカル
ボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[2
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノ
キシメチルカルボキサミド]インドール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−
4−[6−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]インドール
−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−4−[6−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキ
サミド]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メ
トキシベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4
−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]−3−メチルベンゾイルアミノ]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1
−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]−3−クロロベンゾイルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、
【0041】4−[6−(1−メチル−4−ホルミルア
ミノピロール−2−カルボキサミド)インドール−2−
カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド(化合物21)、4−[6−(1−メチル−4
−ベンゾイルアミノピロール−2−カルボキサミド)イ
ンドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[3,5−ビス[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノメチル]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチ
ルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メ
チル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(化合
物20)、4−[6−[1−メチル−4−[4−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]プロピオニルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチ
ルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メ
チル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、4−
[6−[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキ
サミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、4−[6−[1−メチル−4−[3−[3−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロ
ピオニルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[4−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メ
チルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルア
ミノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−
メチル−4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]−
1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、
【0042】4−[6−[1−メチル−4−[3−[2
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]プロピオニルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル
−4−[4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]
−1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6
−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−カル
ボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、4−[6−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シプロピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチル
ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メ
チル−4−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、4−
[6−[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、4−[6−[1−メチル−4−[3−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロ
ピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]
インドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4
−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェノキシメチルカルボキサミド]ピロール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]−1−
メチルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1
−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサ
ミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、4
−[6−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メ
トキシベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]−3−メチルベンゾイルアミノ]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]−1
−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、4−[6−
[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]−3−クロロベンゾイルアミノ]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキ
サミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、
【0043】6−[1−メチル−4−(1−メチル−4
−ホルミルアミノピロール−2−カルボキサミド)ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−(1−メチル−4−
ベンゾイルアミノピロール−2−カルボキサミド)ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−
[3,5−ビス[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノメチル]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−
メチル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−[1−メチル−4−[3−[4−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピ
オニルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド(化合物12)、6−[1−メチル−4−[1−メ
チル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−
2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]
インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピロー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[3−[3−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−[4−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル
−4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニルアセチルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、
【0044】6−[1−メチル−4−[1−メチル−4
−[3−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]フェニル]プロピオニルアミノ]ピロール−2−
カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[1−メチル−4−[4−[2−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシメチルカルボ
キサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シエチルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−
[1−メチル−4−[1−メチル−4−[3−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチル
カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェノキシプロピルカルボキサミド]ピロール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1
−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6
−[1−メチル−4−[1−メチル−4−[2−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロ
ピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
−3−メトキシベンゾイルアミノ]ピロール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1
−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]−3−メチルベンゾイルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]−3−クロロベンゾイルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、
【0045】1−メチル−4−[1−メチル−4−(6
−ホルミルアミノインドール−2−カルボキサミド)ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−(6−
ベンゾイルアミノインドール−2−カルボキサミド)ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、
【0046】1−メチル−4−[1−メチル−4−[6
−[3,5−ビス[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル
−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノメチル]ベンゾイルアミノ]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−
メチル−4−[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボ
キサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル
−4−[1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−
メチル−4−[1−メチル−4−[6−[3−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]プロピオニルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−
[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール−
2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−
[1−メチル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]イン
ドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−
4−[1−メチル−4−[6−[3−[3−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオ
ニルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−[4−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−
[6−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニルアセチルアミノ]インドール−2−カルボ
キサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル
−4−[6−[3−[2−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェニル]プロピオニルアミノ]イン
ドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−
4−[1−メチル−4−[6−[4−[2−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリル
アミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、
【0047】1−メチル−4−[1−メチル−4−[6
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェノキシメチルカルボキサミド]インドール−2−カ
ルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチ
ル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]インド
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4
−[1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキ
サミド]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−[3−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シメチルカルボキサミド]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−
[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシエチルカルボキサミド]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−
メチル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[6−[2−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシメチルカル
ボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−[2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキ
シエチルカルボキサミド]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−
[6−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]インドール−
2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−4−
[1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]−3−メトキシベンゾイルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−
メチル−4−[1−メチル−4−[6−[4−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メチルベン
ゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−[4
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−
クロロベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、
【0048】6−[1−メチル−4−(6−ホルミルア
ミノインドール−2−カルボキサミド)ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6
−[1−メチル−4−(6−ベンゾイルアミノインドー
ル−2−カルボキサミド)ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6
−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−[2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[3,5−ビス
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノメチル]ベンゾイルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6
−[1−メチル−4−[6−[4−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6
−[1−メチル−4−[6−[3−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[4−[4−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチ
リルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド、6−[1−メチル−4−[6−[3−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[3−[3−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]プロ
ピオニルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[6−[4−[3−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−[2−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル
アセチルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、
【0049】6−[1−メチル−4−[6−[3−[2
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]プロピオニルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−
[4−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェノキシメチルカルボキサミド]インドール−2−カ
ルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシエチルカルボキサミド]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]インドー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミド]インド
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−[6−[3−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−
ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6−
[1−メチル−4−[6−[2−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミ
ド]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、6
−[1−メチル−4−[6−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサ
ミド]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[2−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカ
ルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[6−[4−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メトキシ
ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メ
チルベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]−3−ク
ロロベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、
【0050】1−メチル−6−[1−メチル−4−(ホ
ルミルアミノ)ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピル]]カルボキサミド(化合物23)、1−メチル
−6−[1−メチル−4−(ベンゾイルアミノ)ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−(フェニル
ブチリルアミノ)ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−
メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−6−[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[2−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−
[3,5−ビス[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−6
−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノメチル]ベンゾイルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[4−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル
−4−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]プロピオニルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]
インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド(化合物24)、
【0051】1−メチル−6−[1−メチル−4−[3
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ルアセチルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−6−
[1−メチル−4−[3−[3−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニル]プロピオニルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−
[4−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−6−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニルアセチルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[3−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]プロピオニルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル
−6−[1−メチル−4−[4−[2−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェノキシメチルカルボキサミド]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−6−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェノキシプロピルカルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[3−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノキシメチ
ルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル−6−
[1−メチル−4−[3−[N,N−ビス(2−クロロ
エチル)アミノ]フェノキシエチルカルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド、
【0052】1−メチル−6−[1−メチル−4−[3
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェノ
キシプロピルカルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチル
−6−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェノキシメチルカルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェノキシエチルカルボキサミド]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1−メチ
ル−6−[1−メチル−4−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェノキシプロピルカルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]−3−メトキシベンゾイルアミノ]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、1
−メチル−6−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]−3−メチルベンゾイ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル
−4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]−3−クロロベンゾイルアミノ]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド、
【0053】以上の化合物のクロル原子をブロム原子に
置き換えた化合物も同様に合成できる。また、[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]をN−
(2−アミジノエチル)、N−(2−アミノエチル)、
ピペリジノプロピル、2−ピコリル、3−ピコリル、4
−ピコリル、N−メチル−3−ピコリル、3−(メチル
チオ)プロピルに置き換えた化合物も同様に合成でき
る。
【0054】例えば、6−[4−[4−[4−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリ
ルアミノ]−1−メチルピロ−ル−2−カルボキサミ
ド]インド−ル−2−[N−(2−ピペリジノエチ
ル)]カルボキサミド(化合物5)、6−[4−[4−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ)フ
ェニル]ブチリルアミノ]−1−メチル−2−ピロ−ル
カルボキサミド]インドール−2−[N−(7−アミノ
−4−アザヘプチル)]カルボキサミド塩酸塩(化合物
6)、6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1
−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−
2−[N−(2−アミジノエチル)]カルボキサミド塩
酸塩(化合物7)、6−[4−[4−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリル
アミノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]
インドール−2−[N−[3−(メチルチオ)プロピ
ル]]カルボキサミド塩酸塩(化合物8)、6−[4−
[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチル−2−ピ
ロ−ルカルボキサミド]インドール−2−[N−(4−
ピコリル)]カルボキサミド塩酸塩(化合物9)、
【0055】6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イン
ドール−2−[N−(4−ピコリル)]カルボキサミド
(化合物10)、3−[6−[4−[4−[4−[N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチ
リルアミノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミ
ド]イン
【0056】ドール−2−カルボキシアミノメチル]−
1−メチルピリジニウムクロライド(化合物11)、4
−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチル
ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド(化合物17)、1−
メチル−4−(6−ホルミルアミノ−2−インド−ルカ
ルボキサミド)ピロ−ル−2−(N−ピペリジノエチ
ル)カルボキサミド(化合物18)、4−[6−[4−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]ブチリルアミノ]インド−ル−2−カルボキサ
ミド]−1−メチルピロール−2−(N−ピペリジノエ
チル)カルボキサミド(化合物19)、である。さらに
例示を続ける。
【0057】6−[1−メチル−4−(グアニジノアセ
トアミド)ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル
アミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル
−4−(グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[3−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキ
サミド、6−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−(グアニジノアセトアミ
ド)ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
(グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[2−[4−[N,N−
[ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]エチ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[2−
[4−[N,N−[ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]エチル]]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−(グアニジノアセトアミド)ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−[4
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェ
ニル]プロピル]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
6−[1−メチル−4−(グアニジノアセトアミド)ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェノ
キシメチル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェ
ノキシメチル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−(グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−
N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキ
シフェニル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−(グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[4−(N,
N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニ
ル]]カルボキサミド、
【0058】6−[6−(2−グアニジノアセトアミ
ド)インドール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[6−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]インドー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]カルボキサミド、6−[6−(2−グアニジノアセ
トアミド)インドール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[6−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル]カルボキサミド、6−[6−(2−グアニジ
ノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[2−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−
[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[6−(2−グ
アニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[2−[4−[N,N−
[ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]エチ
ル]]カルボキサミド、6−[6−[4−(N,N−ジ
メチルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[2−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニ
ル]エチル]カルボキサミド、6−[6−(2−グアニ
ジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミド]
インドール−2−[N−[3−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]プロピル]
カルボキサミド、6−[6−[4−(N,N−ジメチル
アミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]プロピ
ル]カルボキサミド、6−[6−(2−グアニジノアセ
トアミド)インドール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノフェノキシメチル]]カルボキサミド、6−
[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノフェノキシメチル]]カルボキサミド、6−[6−
(2−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニ
ル]]カルボキサミド、6−[6−[4−(N,N−ジ
メチルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニ
ル]]カルボキサミド、6−[6−(2−グアニジノア
セトアミド)インドール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ−3−メチルフェニル]]カルボキサミド、
6−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル
アミノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ−3−メチルフェニル]]カルボキサミド、
【0059】1−メチル−4−[6−(2−グアニジノ
アセトアミド)インドール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル
−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル−
4−[6−(2−グアニジノアセトアミド)インドール
−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]インドー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−(2−グ
アニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−[N−[2−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1
−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−[N−[2−[N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1
−メチル−4−[6−(2−グアニジノアセトアミド)
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N
−[2−[4−[N,N−[ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]エチル]]カルボキサミド、
1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−[N−[2−[4−[N,N−[ビ
ス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]エチ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−(2−
グアニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−[N−[3−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]プロピ
ル]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]インドー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、1−メチル−4
−[6−(2−グアニジノアセトアミド)インドール−
2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[4−N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェノキシメチ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]インドー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[4−
N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェノキシメ
チル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−(2
−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−[N−[4−N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニル]]カ
ルボキサミド、1−メチル−4−[6−[4−(N,N
−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−
カルボキサミド]ピロール−2−[N−[4−N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニ
ル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−(2−
グアニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド、1−メチル−4
−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド、1−メチル−4−[6−(2−グア
ニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−[N−[4−N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]カルボキ
サミド、1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメ
チルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボ
キサミド]ピロール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]
カルボキサミド、
【0060】4−[6−[1−メチル−4−(2−グア
ニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキサミド]
インドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロー
ル−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、4−[6−
[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)
ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]イン
ドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−
2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]フェニル]カルボキサミド、4−[6−[1−
メチル−4−(2−グアニジノアセトアミド)ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボ
キサミド、4−[6−[1−メチル−4−[4−(N,
N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]−
1−メチルピロール−2−[N−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミ
ド、4−[6−[1−メチル−4−(2−グアニジノア
セトアミド)ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−
[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、4−[6−[1−メチ
ル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルア
ミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4
−(2−グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]−1−
メチルピロール−2−[N−[2−[4−[N,N−
[ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]エチ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボ
キサミド]−1−メチルピロール−2−[N−[2−
[4−[N,N−[ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]エチル]]カルボキサミド、4−[6−
[1−メチル−4−(2−グアニジノアセトアミド)ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボ
キサミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、4−[6−[1
−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチ
リルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−
[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
4−[6−[1−メチル−4−(2−グアニジノアセト
アミド)ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N
−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェ
ノキシメチル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メ
チル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル
アミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N
−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェ
ノキシメチル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メ
チル−4−(2−グアニジノアセトアミド)ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[4−N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニ
ル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボ
キサミド]−1−メチルピロール−2−[N−[4−
N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキ
シフェニル]]カルボキサミド、4−[6−[1−メチ
ル−4−(2−グアニジノアセトアミド)ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]
−1−メチルピロール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]
カルボキサミド、4−[6−[1−メチル−4−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[4−N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニ
ル]]カルボキサミド、
【0061】6−[1−メチル−4−[1−メチル−4
−(2−グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[1−メチル−4−(2−グアニジノアセトアミ
ド)ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[3−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−(2−
グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[1−メチル−4−(2−グアニジノアセトアミド)ピ
ロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキ
サミド]インドール−2−[N−[2−[4−[N,N
−[ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]エ
チル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1
−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチ
リルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[2−
[4−[N,N−[ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]エチル]]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−[1−メチル−4−(2−グアニジノアセ
トアミド)ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチル
アミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−(2−グア
ニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェ
ノキシメチル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェ
ノキシメチル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−
4−[1−メチル−4−(2−グアニジノアセトアミ
ド)ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェニ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−
メチル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−
N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキ
シフェニル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−[1−メチル−4−(2−グアニジノアセトアミド)
ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1−メチル
−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カ
ルボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニ
ル]]カルボキサミド、
【0062】1−メチル−4−[1−メチル−4−[6
−(2−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カ
ルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル−
4−[1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)ア
ミノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル−4−
[1−メチル−4−[6−(2−グアニジノアセトアミ
ド)インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボ
キサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボ
キサミド]ピロール−2−[N−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミ
ド、1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−(2−
グアニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル−4−[1
−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル−4−[1
−メチル−4−[6−(2−グアニジノアセトアミド)
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[2−[4−[N,
N−[ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]
エチル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メ
チル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブ
チリルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[2
−[4−[N,N−[ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]エチル]]カルボキサミド、1−メチル
−4−[1−メチル−4−[6−(2−グアニジノアセ
トアミド)インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、1−メチル−4
−[1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチル
アミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−(2−グア
ニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ
フェノキシメチル]]カルボキサミド、1−メチル−4
−[1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチル
アミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ
フェノキシメチル]]カルボキサミド、1−メチル−4
−[1−メチル−4−[6−(2−グアニジノアセトア
ミド)インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[4−N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェ
ニル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチ
ル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチ
リルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[4−
N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキ
シフェニル]]カルボキサミド、1−メチル−4−[1
−メチル−4−[6−(2−グアニジノアセトアミド)
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]
カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチル−4−
[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]ピロール−2−[N−[4−N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニ
ル]]カルボキサミド、
【0063】6−[1−メチル−4−[6−(2−グア
ニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−
(2−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブ
チリルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6
−(2−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カ
ルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−
メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)
ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[2−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6
−(2−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カ
ルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[2−[4−[N,N−[ビス(2−
クロロエチル)]アミノ]フェニル]エチル]]カルボ
キサミド、6−[1−メチル−4−[6−[4−(N,
N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[2−[4−[N,N−[ビス
(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]エチル]]
カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−(2−
グアニジノアセトアミド)インドール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
6−[1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキ
サミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−
2−[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−(2−グアニジノア
セトアミド)インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4
−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェノキシ
メチル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノフェノキシメチ
ル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−
(2−グアニジノアセトアミド)インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ−2−メトキシフェニル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジ
メチルアミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ−2−メトキシフェニル]]カルボキサミ
ド、6−[1−メチル−4−[6−(2−グアニジノア
セトアミド)インドール−2−カルボキサミド]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4
−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ−3−メチ
ルフェニル]]カルボキサミド、6−[1−メチル−4
−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,
N−ビス(2−クロロエチル)アミノ−3−メチルフェ
ニル]]カルボキサミド、
【0064】1−メチル−6−[1−メチル−4−(グ
アニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、
1−メチル−6−[1−メチル−4−[4−(N,N−
ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カル
ボキサミド]インドール−2−[N−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキ
サミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−(グアニ
ジノアセトアミド)ピロール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1−メ
チル−6−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミ
ド、1−メチル−6−[1−メチル−4−(グアニジノ
アセトアミド)ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[2−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、1−メチル
−6−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルア
ミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[2−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、
1−メチル−6−[1−メチル−4−(グアニジノアセ
トアミド)ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−[N−[2−[4−[N,N−[ビス(2−クロ
ロエチル)]アミノ]フェニル]エチル]]カルボキサ
ミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[4−
(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[2−
[4−[N,N−[ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]エチル]]カルボキサミド、1−メチル
−6−[1−メチル−4−(グアニジノアセトアミド)
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]
アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、1−メ
チル−6−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチ
ルアミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニル]プロピ
ル]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル−
4−(グアニジノアセトアミド)ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノフェノキシメチル]]カル
ボキサミド、1−メチル−6−[1−メチル−4−[4
−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4
−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノフェノキシ
メチル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メ
チル−4−(グアニジノアセトアミド)ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ−2−メトキシフェ
ニル]]カルボキサミド、1−メチル−6−[1−メチ
ル−4−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルア
ミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ−2−メトキシフェニル]]カルボキサミド、1−メ
チル−6−[1−メチル−4−(グアニジノアセトアミ
ド)ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[4−N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ
−3−メチルフェニル]]カルボキサミド、1−メチル
−6−[1−メチル−4−[4−(N,N−ジメチルア
ミノ)ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[4−N,N−ビス(2−
クロロエチル)アミノ−3−メチルフェニル]]カルボ
キサミド、
【0065】以上の化合物のクロル原子をブロム原子に
置き換えた化合物も同様に合成できる。また、4−アミ
ノブチリルアミノ、4−グアニジノベンゾイルアミノ、
2−ヒドロキシエチルカルボキサミド、2−ピリジルメ
チルカルボキサミド、3−ピリジルメチルカルボキサミ
ド、4−ピリジルメチルカルボキサミドを2−グアニジ
ノアセトアミドまたは4−(N,N−ジメチルアミノ)
ブチリルアミノの代わりに結合した化合物も同様に合成
できる。例えば、6−(4−グアニジンアセトアミド−
1−メチルピロール−2−カルボキサミド)インドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド(化合物4)、である。
【0066】さらに、次のような化合物も例示できる。
【0067】6−[1−メチル−4−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−
[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボ
キサミド]インドール−2−[N−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサ
ミド、6−[1−メチル−4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]ピロ
ール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]ア
ミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、6−[1
−メチル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
【0068】6−[6−[4−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]カルボキサミド、6−[6−[4−[4−[N,N
−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[6−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベ
ンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−[3−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)]アミノ]フェニル]プロピル]カル
ボキサミド、6−[6−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]インドール−2
−[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
【0069】1−メチル−4−[6−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]
インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
フェニル]カルボキサミド、1−メチル−4−[6−
[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−[N−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサ
ミド、1−メチル−4−[6−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]イン
ドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]ア
ミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、1−メチ
ル−4−[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]インド
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミ
ノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
【0070】4−[6−[1−メチル−4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]インドール
−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−
[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]カルボキサミド、4−[6−[1−メチ
ル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサミド]
−1−メチルピロール−2−[N−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサ
ミド、4−[6−[1−メチル−4−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイルアミノ]
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−カル
ボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、4−[6−[1
−メチル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロー
ル−2−カルボキサミド]インドール−2−カルボキサ
ミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニ
ル]プロピル]カルボキサミド、
【0071】6−[1−メチル−4−[1−メチル−4
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
ベンゾイルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピ
ロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[1
−メチル−4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]ピロー
ル−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミ
ド]インドール−2−[N−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、
6−[1−メチル−4−[1−メチル−4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−
2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、6−[1−メチ
ル−4−[1−メチル−4−[4−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルア
ミノ]ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニ
ル]プロピル]カルボキサミド、
【0072】1−メチル−4−[1−メチル−4−[6
−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]
ベンゾイルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]
ピロール−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フ
ェニル]カルボキサミド、1−メチル−4−[1−メチ
ル−4−[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]インド
ール−2−カルボキサミド]ピロール−2−カルボキサ
ミド]ピロール−2−[N−[4−[N,N−ビス(2
−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、
1−メチル−4−[1−メチル−4−[6−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−
[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]
フェニル]プロピル]カルボキサミド、1−メチル−4
−[1−メチル−4−[6−[4−[4−[N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルア
ミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2
−カルボキサミド]ピロール−2−[N−[3−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)]アミノ]フェニ
ル]プロピル]カルボキサミド、
【0073】6−[1−メチル−4−[6−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]ベンゾイ
ルアミノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]カルボキサミド、6−[1−メチル−4−[6−
[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミ
ノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール−2−カル
ボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)アミノ]フェニル]カルボキサミド、6−[1−メ
チル−4−[6−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]ベンゾイルアミノ]インドール−2−カ
ルボキサミド]ピロール−2−カルボキサミド]インド
ール−2−[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキ
サミド、6−[1−メチル−4−[6−[4−[4−
[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチ
ル)]アミノ]フェニル]プロピル]カルボキサミド、
【0074】本発明の化合物は、優れた活性を持つ抗癌
剤として使用される。使用される癌腫は、白血病、骨肉
腫、乳癌、卵巣癌、胃癌、大腸癌、肺癌等である。本発
明の化合物の投与方法としては、投与対象の症状等によ
り当然異なるが、成人1日当り、0.01−100mg
を1回または数回に分割し、錠剤、顆粒剤、散剤、懸濁
剤、カプセル剤、シロップ剤等の経口投与剤、または注
射剤、座剤、輸血用等張液等の非経口投与剤として投与
できる。
【0075】例えば錠剤とする場合、吸着剤としては結
晶性セルロース、軽質無水ケイ酸等を用い、賦形剤とし
てはトウモロコシデンプン、乳糖、燐酸カルシウム、ス
テアリン酸マグネシウム等が用いられる。また、注射剤
とする場合、化合物の水溶液または、綿実油、トウモロ
コシ油、ラッカセイ油、オリーブ油等を用いた懸濁性水
溶液、さらにはHCO−60等の界面活性剤等を用いた
乳濁液として使用される。
【0076】
【実施例】以下、実施例をもってこの発明を説明する
が、この例に限定されるものではない。 製造例1エチルピルベ−トm−ニトロフェニルヒドラゾン 濃塩酸67mLにm−ニトロアニリン22.4g(0.
16mol)を加え室温で30分攪拌した。氷冷し液温
を5℃以下に保ちながら亜硝酸ナトリウム11.9g
(0.17mol,1.05eq)の水100mL溶液
を50分かけて滴下した。エチル 2−メチルアセトア
セテート23.0g(0.16mol)をエタノール1
70mLに溶解し、2℃まで氷冷した後、氷冷した50
%水酸化カリウム水溶液56mLを滴下し、続けて氷水
330mLを加え、上記操作により調整したジアゾニウ
ム溶液を液温を5℃以下に保ちながら滴下した。滴下終
了後、そのまま30分間攪拌し、生じている固体を濾取
した。熱メタノールより再結晶を行うことにより、標題
化合物をオレンジ色結晶として得た25.46g(6
3.5%)。 mp.152℃(lit.150゜C) NMR(CDCl3)δ:8.02(s,1H),7.
89(s,1H),7.80(d,1H),7.55
(d,1H),7.46(t,1H),4.34(q,
2H),2.16(s,3H),1.40(t,3H)
【0077】製造例26−ニトロインドール−2−カルボン酸エチル エチルピルベ−トm−ニトロフェニルヒドラゾン25g
(0.1mol)にポリりん酸203gを加え、内温1
05℃に加熱し、メカニカルスタ−ラ−を用いて攪拌し
た。40分後、氷水700mLを加え、生じた結晶を濾
取して粗生成物を得た。乾燥後シリカゲルカラムにて精
製し(ヘキサン/酢酸エチル=4/1→1/1)、アセ
トンで再結晶することにより標題化合物をクリ−ム色結
晶(2.58g,11.0%)として得た。 mp.198−200℃(lit.195−197℃) NMR(CDCl3+DMSO−d6)δ:8.46
(s,1H),7.97(d,1H),7.75(d,
1H),7.22(s,1H),4.43(q,2
H),1.44(t,3H) 元素分析(計算値)C:56.41、H:4.30、
N:12.01、(分析値)C:56.28、H:4.
09、N:11.91
【0078】実施例1 (中間体(a)の合成方法)6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インド−ル−2−カルボン酸エチル 6−ニトロ−インドール−2−カルボン酸エチル1.5
0gをDMF10mLとメタノール16mLの混合溶媒
に溶解し、Pd−C(0.55g)を用いて常圧接触水
添して対応するアミノ体に導いた。このアミノ体を30
mLのDMFに溶解し、1−メチル−4−ニトロピロー
ル−2−カルボン酸1.09gとDCC1.44g、H
OBt0.95gを氷冷下窒素置換して加えた。氷浴を
外し、7時間攪拌後一夜放置した。固体を濾別し、残渣
にメタノールを加え、溶け残った固体を濾取して目的物
の黄白色結晶1.80g(79%)を得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.2(s,1H),
8.23(s,1H),8.08(s,1H),7.7
3(s,1H),7.59(d,1H),7.37
(d,1H)7.1(s,1H),4.33(q,2
H),4.0(s,3H)
【0079】実施例2 (化合物(1)の合成方法)6−(4−ホルミルアミノ−1−メチルピロール−2−
カルボキサミド)インド−ル−2−[N−[3−(N,
N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド (反応1) 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−
2−カルボキサミド)インド−ル−2−カルボン酸 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インド−ル−2−カルボン酸エチル1.5gを
1N水酸化ナトリウム水溶液50mLとエタノール50
mL中で1時間加熱還流した。水を加え、4N塩酸で酸
性とし、薄黄色の粉末を濾取し、目的物1.36g(9
8.6%)を得た。 mp.>270℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.17(s,1
H),8.21(s,1H),8.05(s,1H),
7.74(s,1H),7,57(d,1H),7.3
6(d,1H),7.04(s,1H),3.98
(s,3H) (反応2) 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−
2−カルボキサミド)インド−ル−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インド−ル−2−カルボン酸1.2gをDMF
40mLに溶解し、CDI0.71gを加え、氷冷下
N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン0.5m
Lを加えて攪拌した。室温で2時間攪拌し、一夜放置し
た。溶媒を留去し残渣に酢酸エチルと飽和炭酸水素ナト
リウム水溶液を加え、分液した。さらに酢酸エチルで抽
出し酢酸エチル層を硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を留
去し、残渣をエーテルでスラッジングして目的物1.1
4g(75.5%)を得た。NMRデータは実施例15
と一致した。 (反応3) 6−(4−ホルミルアミノ−1−メチルピ
ロール−2−カルボキサミド)インド−ル−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インド−ル−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド0.13g
(0.32mmol)からPd−C(0.06g)を用
いて常圧接触水添を行い対応するアミノ体に導いた。C
DI0.28g(1.73mmol)のTHF4mLの
溶液にぎ酸60μLを加え1時間攪拌したものを、上記
のアミノ体のDMF4mL溶液に滴下した。室温で4時
間攪拌後一夜放置した。溶媒を留去し残渣をアルミナカ
ラムで精製した。これをエーテルを用いて結晶化し、目
的物のクリーム色結晶を78mg(0.19mmol、
59.4%)得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.07(s,1H
9,9.81(s,1H),8.41(t,1H),
8.31(s,1H),8.14(s,1H),7.5
0(d,1H),7.29(d,1H),7.25
(s,1H),7.01(s,1H),6.99(s,
1H),3.86(s,3H),3.29(q,2
H),2.30(t,2H),2.17(s,6H),
1.68(m,2H)IR(KBr)cm-1:327
3,2947,1644,1552,1406,125
1,1131,826
【0080】実施例3 (化合物(2)の合成方法)6−[4−(4−フェニルブチリルアミノ)−1−メチ
ルピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド0.08g
(0.19mmol)を接触水素添加して対応するアミ
ノ体へと導いた。これをDMFに溶解し、4−フェニル
−n−酪酸48mg(0.29mmol,1.5e
q),HOBt31mg(0.23mmol,1.2e
q)を加え、窒素雰囲気下氷冷し、DCC46mg
(0.22mmol,1.2eq)を加え、室温にもど
し6時間攪拌後一晩放置した。減圧下溶媒を留去し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し(塩化メチレ
ン/メタノ−ル24%にて溶出)エ−テルより結晶化す
ることにより標題化合物を淡黄白色結晶として28mg
(0.051mmol)得た。 mp.178.5−181.5℃ NMR(DMSO−d6)δ:9.82(s,1H)
9.8(s,1H)8.4(t,1H)8.0(s,1
H)7.5(d,1H)7.32−7.28(m,3
H)7.22−7.17(m,4H)7.0(s,1
H)6.96(s,1H)3.84(s,3H)2.6
(t,2H)2.33(t,2H)2.27(t,2
H)2.2(s,6H)1.9(m,2H)1.7
(m,2H)
【0081】実施例4 (化合物(3)の合成方法)6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエチル)
アミノ]ベンゾイルアミノ]−1−メチルピロ−ル−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド塩酸塩 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド0.22g
(0.51mmol)をDMF5mL−メタノ−ル5m
Lに溶解しPd/C0.1gを触媒として接触水素添加
をおこなった。Pd/Cを濾別した後減圧下メタノ−ル
を留去した.得られたアミノ体粗生成物DMF溶液にト
リエチルアミン78μL(0.56mmol,1.1e
q)を加え、窒素雰囲気下氷冷攪拌し4−(N,N−ビ
ス(2−クロロエチル)アミノ)ベンゾイルクロライド
(0.6mmol)/塩化メチレン4mL溶液を添加
し、室温にもどし一晩放置した。減圧下濃縮し残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィ−にて精製し(酢エチ
/IPA/水=6/2/1で溶出)、エタノ−ル/IP
A/エ−テルにて固めることにより標題化合物48mg
(0.077mmol,15.3%)を黄色固体として
得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.00(s,1
H),9.81(s,1H),8.58(t,1H),
7.97(s,1H),7.80(d,2H),7.4
5(d,1H),7.30(s,1H),7.25
(d,1H),7.09(s,1H),7.02(s,
1H),6.76(d,2H),3.81(s,3
H),3.73(m,8H),2.82(m,2H),
2.63(s,8H),1.84(m,2H) IR(KBr)cm-1;3422,2964,164
7,1559,1521,1397,1245,832
【0082】実施例5 (化合物(4)の合成方法)6−(4−グアニジンアセトアミド−1−メチルピロー
ル−2−カルボキサミド)インドール−2−[N−[3
−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
ミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド60mg
(0.14mmol)をPd−Cを触媒に接触水素添加
により対応するアミノ体へと導いた。これをDMF4m
Lに溶解し、グアニジン酢酸塩酸塩68mg(0.44
mmol,3.16eq)を加え窒素気流下氷冷攪拌し
た。DCC88mg(0.43mmol,3.0eq)
を加え室温にもどし4.5時間攪拌後一晩放置した。T
LCにて反応終了を確認後、生じた固体を濾別し溶媒を
減圧下留去した。残渣を逆相シリカゲルカラムクロマト
にて精製し(水/メタノ−ル5%で溶出)、メタノ−ル
/IPAにて結晶化することにより標題化合物53mg
(0.10mmol,73.0%)を白色結晶として得
た。 mp.220−228゜C(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:10.35(bs,1
H),10.3(s,1H),9.87(s,1H),
8.7(t,1H),8.02(s,1H),7.65
(t,1H),7.51(d,1H),7.35(b
s,2H),7.32(d,1H),7.25(s,1
H),7.1(s,1H),7.03(s,1H),
4.04(m,2H),3.76(m,2H),3.1
2(m,2H),2.76(s,6H),1.95
(m,2H) IR(KBr)cm-1:3260,2724,163
5,1556,1244,1061,742 元素分析(計算値+2HCl+1.5IPA) C:4
8.67,H:6.91,N:19.65,Cl:1
1.05(分析値)C:48.61,H:6.68,
N:19.95,Cl:11.32
【0083】実施例6 (化合物(5)の合成方法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ルピロ−ル−2−カルボキサミド]インド−ル−2−
[N−(2−ピペリジノエチル)]カルボキサミド (反応1) 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−
2−カルボキサミド)インド−ル−2−[N−(2−ピ
ペリジノエチル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インド−ル−2−カルボン酸0.20g(0.
56mmol)をDMF5mLに溶解しCDI0.11
g(0.68mmol,1.2eq)を加え、窒素雰囲
気下室温で攪拌した。1時間後氷冷し1−(2−アミノ
エチル)ピペリジン88μL(0.61mmol,1.
1eq)を加え、室温に戻し7時間攪拌して一晩放置し
た。減圧下濃縮し残渣を0.5N水酸化ナトリウム水溶
液、塩化メチレンでスラジングして、メタノ−ル洗浄し
た。スラジング濾液は分液し、塩化メチレン層とメタノ
−ル洗浄液をあわせ濃縮し0.5N水酸化ナトリウム水
溶液、塩化メチレンでスラッジングし、さきの結晶とあ
わせ標題化合物0.16g(0.36mmol,65.
1%)を黄白色結晶として得た。 mp.251−253゜C NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H),
8.3(d,1H),8.2(s,1H),8.0
(s,1H),7.7(s,1H),7.54(d,1
H),7.33(d,1H),7.04(s,1H),
4.0(s,3H),3.37(m,2H),2.45
(t,2H),2.4(m,4H),1.5(m,4
H),1.38(m,2H) (反応2) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチルピロ−ル−2−カルボキサミド]イン
ド−ル−2−[N−(2−ピペリジノエチル)]カルボ
キサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インド−ル−2−[N−(2−ピペリジノエチ
ル)]カルボキサミド0.15g(0.34mmol)
をメタノ−ル5mLとDMF7mLの混合溶媒に溶解し
Pd−C0.07gを触媒として接触水素添加を行い対
応するアミノ体へ導いた。粗生成物をDMF5mLに溶
解しクロラムブシル0.10g(0.33mmol,
1.0eq)、HOBt50mg(0.37mmol,
1.1eq)を加え、窒素雰囲気下氷冷攪拌しDCC7
7mg(0.35mmol,1.0eq)を加え、室温
にもどし4.5時間攪拌後一晩放置した。反応終了を確
認後生じた結晶を濾別し濾液を減圧下濃縮し残渣をシリ
カゲルカラムクロマトにて精製し(塩化メチレン/メタ
ノ−ル16%で溶出)標題化合物のHOBt塩0.18
gを得た。これを0.5N水酸化ナトリウム水溶液と塩
化メチレンで分液し、塩化メチレン層をシリカゲルプレ
ートで精製(クロロホルム/メタノール/アンモニア水
=100/20/1)することにより標題化合物56m
g(0.081mmol,23.9%)を淡黄白色結晶
として得た。 mp.114−118゜C(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:8.0(s,1H),
7.5(d,1H),7.3(d,1H),7.2
(s,1H),7.04(d,2H),7.02(s,
1H),6.95(s,1H),6.67(d,2
H),3.84(s,3H),3.7(s,8H),
3.38(s,3H),2.44(m,4H),2.4
(m,4H),2.25(t,2H),1.82(m,
2H),1.5(m,4H) IR(KBr)cm-1;3293,2934,163
8,1519,1246,740 元素分析(計算値+H2O)C:60.67,H:6.
65,N:12.91,Cl 9.95,(分析値)
C: 60.74,H:6.73,N:12.91,C
l:9.64
【0084】実施例7 (化合物(6)の合成方法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ)フェニル]ブトチリルアミノ]−1−メ
チル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−(7−アミノ−4−アザヘプチル)]カルボキサ
ミド塩酸塩 (反応1) 1−N−t−ブトキシカルボニル−1,7
−ジアミノ−4−アザヘプタン ジプロピレントリアミン6.7g(0.051mol,
4.25eq)をジオキサン50mLに溶解し、室温で
ジ−t−ブチルジカルボネ−ト2.7g(0.012m
ol)のジオキサン40mL溶液を5時間かけて滴下
し、一晩放置後さらに9時間攪拌した。減圧下濃縮後、
残留物に水80mLを加え塩化メチレンにて3回抽出
し、水洗3回の後硫酸ナトリウム乾燥し、減圧下溶媒を
留去した。残留物をガラスチュ−ブオ−ブン(0.2m
mHg,220℃)にて減圧蒸留することにより、標題
化合物0.80g(3.45mmol)を黄色オイルと
して得た。 NMR(CDCl3)δ:3.21(bs,2H),
3.19(m,2H)2.66(m,4H),2.15
(m,2H),1.81(m,2H),1.65(m,
2H),1.44(s,9H) (反応2) 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−−2−[N−(7−
N−t−ブトキシカルボニル−7−アミノ−4−アザヘ
プチル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カルボキ
サミド)インドール−2−カルボン酸0.40g(1.
17mmol)、CDI0.23g(1.42mmo
l,1.2eq)をDMF8mLに溶解し、窒素気流下
室温で攪拌した。1時間後氷冷し、1−N−t−ブトキ
シカルボニル−1,7−ジアミノ−4−アザヘプタン
0.54g(2.3mmol,2.0eq)のDMF5
mL溶液を加え室温にもどし8時間攪拌後一夜放置し
た。減圧下溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトにて精製(塩化メチレン/メタノ−ル20−24
%で溶出)した。エ−テルでスラッジングすることによ
り標題化合物0.26g(0.49mmol)を黄色結
晶として得た。 mp.174−177℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H)
8.5(t,1H)8.2(s,1H)8.0(s,1
H)7.7(s,1H)7.5(d,1H)7.3
(d,1H)7.0(s,1H)6.8(m,1H)
4.0(s,3H)3.3(m,2H)3.0(m,2
H)2.6(t,2H)2.5(t,2H)1.7
(m,2H)1.5(t,2H)1.37(s,9H) (反応3) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イン
ドール−2−[N−(7−N−t−ブトキシカルボニル
−7−アミノ−4−アザヘプチル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−[N−(7−N−t−ブトキ
シカルボニル−7−アミノ−4−アザヘプチル)]カル
ボキサミド0.26g(0.49mmol)をDMF4
mLとメタノール4mLの混合溶媒に溶解し、10%P
d−C0.10gを加え、接触水素添加を行った。反応
終了後、触媒を濾別、濃縮し、残留物をDMF8mLに
溶解した。クロラムブシル0.15g(0.49mmo
l,1.0eq)、HOBt73mg(0.54mmo
l,1.1eq)を加え、窒素気流下氷冷攪拌しDCC
0.11g(0.53mmol、1.1eq)を加え、
た後室温にもどした。8時間攪拌して一夜放置の後、生
じた固体を濾別し減圧下濃縮し、残留物を塩化メチレン
80mLに溶解し0.5N水酸化ナトリウム水溶液と分
液し、さらに塩化メチレン抽出2回をおこなった。硫酸
ナトリウム(無水)乾燥後濃縮し、シリカゲルカラムク
ロマトにて精製(塩化メチレン/メタノ−ル 25%で
溶出)しエ−テルより結晶化することにより標題化合物
144mg(0.19mmol)を黄色結晶として得
た。 mp.188゜C(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:11.5(s,1H)
9.8(s,2H)8.5(m,1H)7.95(s,
1H)7.5(d,1H)7.3(d,1H)7.2
(s,1H)7.04(d,2H)7.04(s,1
H)6.95(s,1H)6.88(m,1H)6.6
7(d,2H)384(s,3H)3.7(s,8H)
3.0(q,2H)2.7(m,2H)2.65(t,
2H)2.25(t,2H)1.8(m,2H)1.7
4(m,2H)1.6(m,2H) (反応4) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ)フェニル]ブトチリルア
ミノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イ
ンドール−2−[N−(7−アミノ−4−アザヘプチ
ル)]カルボキサミド塩酸塩 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−(7−N−t−ブトキシカルボニル−7−アミノ
−4−アザヘプチル)]カルボキサミド0.13g
(0.17mmol)をトリフルオロ酢酸2mLに溶解
し、窒素気流下室温で攪拌した。1時間後減圧下<40
℃で溶媒を留去し、残留物をエ−テルより結晶化するこ
とにより標題化合物のトリフルオロ酢酸塩130mg
(0.117mmol)を得た(mp.111−118
℃)。得られた塩の95mgを4N塩酸/ジオキサン2
mLに懸濁し共沸した。同操作をさらに2回繰り返すこ
とにより標題化合物82mg(0.093mmol)を
肌色結晶として得た。 mp.177.5−180゜C NMR(DMSO−d6)δ:11.5(s,1H)
9.82(s,1H)9.81(s,1H)8.57
(m,1H)8.04(s,1H)7.84(bs,1
H)7.5(d,1H)7.3(d,1H)7.2
(s,1H)7.05(s,1H)7.04(d,2
H)6.97(s,1H)6.67(d,2H)3.8
4(s,3H)3.7(s,8H)3.4(t,2H)
3.0(m,4H)2.87(m,2H)2.5(m,
2H)2.25(t,2H)1.88−1.8(m,6
H) IR(KBr)cm-1;3278,2956,167
8,1519,1202,1135,837,722
【0085】実施例8 (化合物(7)の合成方法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−(2−アミジノエチル)]カルボキサミド塩酸塩 (反応1) 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ
−ルカルボキサミド)インドール−2−(N−シアノエ
チル)カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−カルボン酸0.40g(1.
12mmol)をDMF12mLに溶解し、CDI0.
22g(1.36mmol,1.2eq)を加えて攪拌
した。4.5時間後、窒素雰囲気下氷冷し2−シアノエ
チルアミン0.10mL(1.36mmol,1.2e
q)をシリンジ滴下し、室温にもどし9時間攪拌した。
減圧下溶媒留去後、残渣にメタノ−ルでスラッジングす
ることにより標題化合物を黄色結晶(0.42g,9
8.2%)として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H),
8.8(t,1H),8.2(s,1H),8.0
(s,1H),7.7(s,1H),7.55(d,1
H)7.35(d,1H),7.1(s,1H),4.
0(s,3H),3.5(q,2H),2.8(t,2
H) (反応2) 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ
−ルカルボキサミド)インドール−2−[N−(2−ア
ミジノエチル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−[N−(2−シアノエチ
ル)]カルボキサミド0.63g(1.66mmol)
をエタノ−ル25mLに懸濁し、氷冷下塩酸ガスを吹き
込んだ。1時間後吹き込みを止め室温にもどし1.5時
間攪拌した。溶媒を留去後残渣をエ−テルで洗浄し、上
清をデカントして除いた。得られた結晶をメタノ−ル5
mLとエタノ−ル13mLの混合溶液に懸濁し、室温で
攪拌しながらアンモニアガスを2.5時間吹き込み、生
じた固体を濾取することにより標題化合物を黄白色結晶
(0.58g,80.5%)として得た。 mp.267−268゜C NMR(DMSO−d6):10.15(s,1H),
9.06(bs,1H),8.77(t,1H),8.
7(bs,2H),8.22(s,1H),8.03
(s,1H),7.74(s,1H),7.55(d,
1H),7.35(d,1H),7.15(s,1
H),4.0(s,3H),3.63(q,2H),
2.7(t,2H) (反応3) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イン
ドール−2−[N−(2−アミジノエチル)]カルボキ
サミド塩酸塩 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−[N−(2−アミジノエチ
ル)]カルボキサミド塩酸塩0.15g(0.35mm
ol)をDMFとメタノ−ルの混合溶媒中、Pd−Cを
用いて接触水素添加を行い、対応するアミノ体を合成し
た。触媒を濾別し、濾液の濃縮残渣をDMF5mLに溶
解し、クロラムブシル104mg(0.34mmol,
0.98eq),HOBt55mg(0.41mmo
l,1.1eq)を加え、窒素気流下氷冷し、DCC8
2mg(0.40mmol,1.1eq)を添加後室温
にもどし、6時間攪拌後一晩放置した。翌日生じた固体
を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトにて精製し(塩化メチレン/メタノール20
%で溶出)塩化メチレンで結晶化することにより標題化
合物を淡黄色結晶(91mg,38.2%)として得
た。 mp.158−162゜C NMR(DMSO−d6)δ:9.8(s,2H),
9.02(bs,2H),8.67(t,1H),8.
57(bs,2H),8.03(s,1H),7.5
(d,1H),7.3(d,1H),7.2(s,1
H),7.1(s,1H)7.04(d,2H),6.
96(s,1H),6.67(d,2H),3.84
(s,3H),3.7(s,8H),3.6(m,2
H),2.67(m,2H),2.5(t,2H),
2.25(t,2H),1.8(m,2H) IR(KBr)cm-1;3285,2961,163
5,1519,1248,743
【0086】実施例9 (化合物(8)の合成方法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(メチルチオ)プロピル]]カルボキサミ
ド塩酸塩 (反応1) 6−(4−ホルミルアミノ−1−メチル−
2−ピロ−ルカルボキサミド)インドール−2−カルボ
ン酸 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−カルボン酸0.35g(1.
07mmol)をPd−Cを用いて接触水素添加を行
い、対応するアミノ体へと導いた。これをDMF6mL
に溶解し、CDI0.87g(5.37mmol,5.
0eq)/THF15mLにぎ酸0.20mL(5.3
mmol,5.0eq)を加え、1.5時間攪拌調製し
たものを窒素雰囲気下氷冷攪拌しながら滴下し、滴下終
了後室温にもどし4時間攪拌した。減圧下溶媒を留去
し、残渣を塩化メチレンと0.5N水酸化ナトリウム水
溶液で分液し、水層を4N塩酸で酸性にし生じた結晶を
濾取することにより標題化合物を茶褐色結晶として0.
25g(0.80mmol)得た。74.3%mp.2
13−215℃ NMR(DMSO−d6)δ;10.06(s,1
H),9.85(s,1H),8.14(s,1H),
8.06(s,1H),7.53(d,1H),7.3
3(d,1H),7.25(s,1H),7.02
(s,1H),7.00(s,1H),3.86(s,
3H) (反応2) 6−(4−ホルミルアミノ−1−メチル−
2−ピロ−ルカルボキサミド)インドール−2−[N−
[3−(メチルチオ)プロピル]]カルボキサミド 6−(4−ホルミルアミノ−1−メチル−2−ピロ−ル
カルボキサミド)インドール−2−カルボン酸0.21
g(0.76mmol)をDMF7mLに溶解し、CD
I0.14g(0.86mmol,1.13eq)を加
え、窒素雰囲気下室温攪拌した。1.5時間後氷冷し、
3−(メチルチオ)プロピルアミン92μL(0.84
mmol,1.1eq)を加え、室温にもどし4.5時
間攪拌した。減圧下溶媒を留去し残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトにて精製し(塩化メチレン/メタノ−ル8%
で溶出)、エ−テルより結晶化することにより標題化合
物0.23g(0.60mmol,71.9%)を茶白
色結晶として得た。 mp.215−220℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H),
9.8(s,1H),9.4(t,1H),8.14
(s,1H),8.0(s,1H),7.5(d,1
H),7.3(d,1H),7.25(s,1H),
7.05(s,1H),7.0(s,1H),3.86
(s,3H),3.38(m,2H),2.53(m,
2H),2.06(s,3H),1.8(m,2H) (反応3) 6−(4−アミノ−1−メチル−2−ピロ
−ルカルボキサミド)インドール−2−[N−[3−
(メチルチオ)プロピル]]カルボキサミド塩酸塩 6−(4−ホルミル−1−メチル−2−ピロ−ルカルボ
キサミド)インドール−2−[N−[3−(メチルチ
オ)プロピル]]カルボキサミド0.21g(0.55
mmol)をメタノ−ル7mLに懸濁し、4N塩酸/ジ
オキサン 0.6mLを加え、室温で5時間攪拌した。
減圧下溶媒を留去し残渣に塩化メチレンとメタノ−ルを
加え、生じた結晶を濾取することにより標題化合物を褐
色結晶として0.15g(0.38mmol,69.1
%)得た。 (反応4) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イン
ドール−2−[N−[3−(メチルチオ)プロピル]]
カルボキサミド塩酸塩 6−(4−アミノ−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−[N−[3−(メチルチオ)
プロピル]]カルボキサミド塩酸塩0.15g(0.3
8mmol)をDMF5mLに溶解し、トリエチルアミ
ン53μL(0.38mmol,10eq)、DMAP
(触媒量)、クロラムブシル119mg(0.39mm
ol,1.0eq)を加え、窒素雰囲気下氷冷攪拌し
た。DCC96mg(0.47mmol,1.2eq)
を加え、室温にもどし1時間攪拌後一晩放置した。溶媒
を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し
(塩化メチレン/メタノ−ル 4%で溶出)、エ−テル
より結晶化することにより標題化合物90mg(0.1
4mmol,37.0%)を黄色結晶として得た。 mp.230−233゜C NMR(DMSO−d6)δ:9.8(s,2H),
8.4(t,1H),8.0(s,1H),7.5
(d,1H),7.3(d,1H),7.2(s,1
H),7.04(d,2H),7.03(s,1H),
6.95(s,1H),6.67(d,2H),3.8
4(s,3H),3.7(s,8H),3.35(t,
2H),2.5(m,4H),2.25(t,2H),
2.06(s,3H),1.84−1.77(m,4
H) IR(KBr)cm-1;3403,3303,291
8,1639,1520,1405,1248,825
【0087】実施例10 (化合物(9)の合成方法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−(4−ピコリル)]カルボキサミド塩酸塩 (反応1) 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ
−ルカルボキサミド)インドール−2−[N−(4−ピ
コリル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−2−カルボン酸0.30g(0.
88mmol)、CDI0.17g(1.05mmo
l,1.2eq)をDMF7mLに溶解し、窒素雰囲気
下室温で攪拌した。1時間後氷冷し4−ピコリルアミン
0.10mL(1.0mmol,1.14eq)を加
え、室温にもどし2.5時間攪拌した。減圧下溶媒を留
去し、残渣をメタノ−ルでスラッジングすることにより
標題化合物0.33g(0.79mmol,89.6
%)を黄白色結晶として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.13(s,1
H),9.07(t,1H),8.5(d,1H),
8.2(s,1H),8.0(s,1H),7.73
(s,1H),7.57(d,1H),7.37(d,
1H),7.33(d,2H),7.16(s,1
H),4.53(d,2H),4.0(s,3H) (反応2) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イン
ドール−2−[N−(4−ピコリル)]カルボキサミド
塩酸塩 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−[N−(4−ピコリル)]カ
ルボキサミド0.34g(0.81mmol)をPd−
Cを触媒に用いて常圧接触水添でアミノ体へと導いた。
これをDMF5mLに溶解し、クロラムブシル0.22
g(0.72mmol,0.89eq),HOBt0.
11g(0.81mmol,1.0eq)を加え、窒素
雰囲気下氷冷し、DCC0.16g(0.78mmo
l,0.96eq)を加え、室温にもどし一晩放置し
た。減圧下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトにて精製し(塩化メチレン/メタノ−ル 8%で溶
出)、エ−テルより結晶化することにより標題化合物
0.133g(0.20mmol,27.4%)を淡黄
色結晶として得た。 mp.>300゜C NMR(DMSO−d6)δ:9.82(s,1H),
9.8(s,1H),9.07(t,1H),8.55
(d,2H),8.03(s,1H),7.53(d,
1H),7.4(d,2H),7.33(d,1H),
7.2(s,1H),7.15(s,1H),7.05
(d,2H),6.96(s,1H),6.67(d,
2H),4.55(s,2H),3.84(s,3
H),3.7(s,8H),2.25(t,2H),
1.8(ddd,2H)IR(KBr)cm-1;340
5,3287,2933,1648,1519,124
6,827,742
【0088】実施例11 (化合物(10)の合成方
法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−(3−ピコリル)]カルボキサミド (反応1) 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ
−ルカルボキサミド)インドール−2−[N−(3−ピ
コリル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−2−カルボン酸0.20g(0.
56mmol)をDMF5mLに溶解し、CDI0.1
1g(0.68mmol,1.2eq)を加え、室温で
攪拌した。1時間後氷冷し、3−ピコリルアミン63μ
L(0.62mmol,1.1eq)を加え、室温にも
どし11時間攪拌した。溶媒を留去後残渣をメタノ−ル
でスラッジングすることにより、標題化合物を黄白色結
晶(0.21g,89.6%)として得た。 mp.>270゜C NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H),
9.0(t,1H),8.6(s,1H),8.47
(d,1H),8.2(s,1H),8.0(s,1
H),7.7(t,1H),7.7(s,1H)7.5
6(d,1H),7.36(d,1H),7.35
(d,1H),7.13(s,1H),4.53(d,
2H),4.0(s,3H) (反応2) 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]−1−メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]イン
ドール−2−[N−(3−ピコリル)]カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ−ルカルボキ
サミド)インドール−2−[N−(3−ピコリル)]カ
ルボキサミド0.36g(0.86mmol)からPd
−Cを触媒に用いて常圧接触水添で相応するアミノ体を
合成した。このアミノ体をDMF15mLに溶解し、ク
ロラムブシル0.26g(0.85mmol,1.0e
q)、HOBt0.13g(0.96mmol,1.1
eq)を加え、窒素気流下氷冷し、DCC 0.20g
(0.97mmol,1.1eq)を加え、室温にもど
し5時間攪拌後一晩放置した。生じている固体を濾別
後、濾液を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトで精製した(塩化メチレン/メタノール4−8
%)。溶出フラクションを濃縮し残渣をメタノ−ルでス
ラッジングしたところ標題化合物が白色結晶(0.17
g,29.0%)として得られた。 mp.270−280(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:9.8(s,1H),
9.79(s,1H),9.0(t,1H),8.57
(s,1H),8.47(d,1H),8.0(s,1
H),7.74(d,1H),7.5(d,1H),
7.37(t,1H),7.3(d,1H),7.2
(s,1H),7.1(s,1H),7.04(d,2
H),6.95(s,1H),6.67(d,2H),
4.52(d,2H),3.84(s,3H),3.7
(s,8H),2.24(t,2H),1.82(m,
2H) IR(KBr)cm-1;3293,2932,165
6,1520,1434,1250,826
【0089】実施例12 (化合物(11)の合成方法3−[6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチルアミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−
メチル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2
−カルボキシアミノメチル]−1−メチルピリジニウム
クロライド 6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロ−ルカルボキサミド]インドール−2−
[N−(3−ピコリル)]カルボキサミド0.10g
(0.15mmol)をTHF2mLとDMF3mLの
混合溶媒に溶解し、ヨ−ドメタン50μL(0.80m
mol,5.4eq)を加え、室温で7時間攪拌した。
減圧下溶媒を留去し、残渣をメタノ−ル70mLに溶解
しイオン交換カラム(Dowex 1×8)を通した。
溶出フラクションを濃縮し、IPAにて結晶化すること
により標題化合物44mgを,また濾液から2次晶51
mgをそれぞれ淡黄白色結晶(95mg,87.4%)
として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:9.83(s,1H),
9.82(s,1H),9.3(t,1H),9.03
(s,1H),8.9(d,1H),8.53(d,1
H),8.1(dd,1H),8.05(s,1H),
7.53(d,1H),7.3(d,1H),7.2
(s,1H),7.16(s,1H),7.04(d,
2H),6.97(s,1H),6.67(d,2
H),4.67(d,2H),4.37(s,3H),
3.84(s,3H),3.7(s,8H),2.25
(t,2H),1.8(m,2H) KBr(cm-1);3263,2957,1649,1
519,1244,741
【0090】実施例13 (中間体(b)の合成方法)6−ニトロインドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド 6−ニトロインドール−2−カルボン酸0.21g
(1.0mmol)をTHF5mLに溶解し、窒素気流
下氷冷し、CDI0.18g(1.1mmol,1.1
eq)を加え、室温にもどし攪拌した。2.5時間後、
再び氷冷し、N,N−ジメチル−1、3−プロパンジア
ミン0.13mL(1.04mmol,1.0eq)を
滴下し、室温に戻し2時間攪拌した。溶媒を留去し、残
渣を塩化メチレン−水で分液した。硫酸ナトリウム乾
燥、減圧下濃縮操作を行った後、得られた残渣をエーテ
ルでスラッジングすることで標題化合物を黄白色結晶
(0.24g,83%)として得た。 mp.168−169゜C NMR(CDCl3)δ:11.0(bs,1H),
9.31(bs,1H),848(s,1H),8.0
1(d,1H),7.71(d,1H),6.77
(s,1H),3.72(q,2H),2.61(t,
2H),2.40(s,6H),1.86(m,2H)
【0091】実施例14 (化合物(12)の合成方
法)6−[4−[1−メチル−4−[4−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリル
アミノ]ピロール−2−カルボキサミド]−1−メチル
ピロール−2−カルボキサミド]インドール−2−[N
−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
(反応1) 1−メチル−4−(1−メチル−4−ニト
ロピロール−2−カルボキサミド)ピロール−2−カル
ボン酸エチル 1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸エチ
ル(2.02mmol)からPd−Cを触媒に用いて常
圧接触水添で相応するアミノ体を合成した。この4−ア
ミノ−1−メチル−ピロール−2−カルボン酸エチルを
DMF6mLに溶解し1−メチル−4−ニトロピロール
−2−カルボン酸0.34g(2.0mmol,1.0
eq),HOBt0.30g(2.22mmol,1.
1eq)を加え、窒素気流下氷冷し、DCC0.46g
(2.23mmol,1.1eq)を加え室温にもどし
2.5時間攪拌した。生じている固体を濾別した後、濾
液を減圧下濃縮し、残渣をメタノ−ルでスラッジングす
ることにより標題化合物を淡黄白色結晶(0.49g,
76.5%)として得た。 mp.231−232℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.25(s,1
H),8.2(s,1H),7.56(s,1H),
7.43(s,1H),6.9(s,1H),4.2
(q,2H),3.95(s,3H),3.85(s,
3H),1.28(t,3H) (反応2) 4−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)−1−メチルピロール−2−カル
ボン酸 4−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)−1−メチルピロール−2−カルボン酸エチル
0.49g(1.53mmol)をエタノール20mL
に懸濁し、1.25N水酸化ナトリウム水溶液20mL
を加え、100℃オイルバス中1時間加熱還流した。減
圧下エタノールを留去した後、4N塩酸にて酸性にし、
生じた結晶を濾取することにより標題化合物を黄白色結
晶(0.39g,87.2%)として得た。 mp.246.8−248℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.23(s,1
H),8.17(s,1H),7.56(s,1H),
7.4(s,1H),6.83(s,1H),3.96
(s,3H),3.84(s,3H) (反応3) 6−[4−(1−メチル−4−ニトロピロ
ール−2−カルボキサミド)−1−メチルピロール−2
−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−(ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド 6−ニトロインドール−2−[N−[3−(ジメチルア
ミノ)プロピル]]カルボキサミド0.10g(0.3
4mmol)をメタノ−ル6mLに溶解し、Pd−Cを
触媒として接触水素添加を行い,対応するアミノ体を合
成した。触媒を濾別後、減圧下濃縮し、残渣をDMF4
mLに溶解し、4−(1−メチル−4−ニトロピロール
−2−カルボキサミド)−1−メチルピロール−2−カ
ルボン酸0.10g(0.34mmol,1.0e
q),HOBt57mg(0.42mmol,1.2e
q)を加え、窒素気流下氷冷攪拌した。DCC77mg
(0.37mmol,1.1eq)を添加後氷浴をはず
し、5時間攪拌後一晩放置した。翌日,生じた固体を濾
別し、濃縮後シリカゲルカラムクロマトにて精製し(塩
化メチレン/メタノール16%で溶出)エ−テルより結
晶化することにより標題化合物を黄色結晶(0.11
g,60.5%)として得た。 mp.167−171゜C NMR(DMSO−d6)δ:10.3(s,1H),
10.1(s,1H),8.2(s,1H),7.63
(d,1H,),7.61(s,1H),7.5(d,
1H),7.3(s,1H),7.2(s,1H),
6.8(s,1H),6.6(s,1H),4.0
(s,3H),3.9(s,3H),3.5(m,2
H),2.6(t,2H),2.5(s,6H),1.
9(m,2H) (反応4) 6−[4−[1−メチル−4−[4−[4
−[N,N−ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニ
ル]ブチリルアミノ]ピロール−2−カルボキサミド]
−1−メチルピロール−2−カルボキサミド]インドー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド 6−[4−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カ
ルボキサミド)−1−メチルピロール−2−カルボキサ
ミド]インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド0.10g
(0.19mmol)をメタノ−ル中Pd−Cを用いて
接触水素添加を行い,対応するアミノ体を合成した。触
媒をろ過後、濃縮残渣をDMF3mLに溶解し、クロラ
ムブシル59mg(0.19mmol,1.0eq),
HOBt29mg(0.21mmol,1.1eq)を
加え、窒素気流下氷冷攪拌し、DCC43mg(0.2
1mmol,1.1eq)を加え、氷浴をはずし4.5
時間攪拌後、一夜放置した。翌日生じた固体を濾別し、
減圧下濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精
製し(塩化メチレン/メタノール16%で溶出)、塩化
メチレンに溶解し、0.5N水酸化ナトリウム水溶液に
て洗浄後乾燥,濃縮,エ−テルより結晶化(17mg,
24.6%)して表題化合物を得た。 mp.200−205(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:10.0(s,1H),
9.9(s,1H),9.8(s,1H),7.6
(d,1H),7.45(d,1H),7.3(s,1
H),7.16(s,1H),7.15(s,1H),
7.04(d,2H),6.9(s,1H),6.8
(s,1H),6.67(d,2H),6.54(s,
1H),3.87(s,3H),3.84(s,3
H),3.7(s,8H),3.2(m,2H),2.
3(m,2H),2.25(m,2H),1.8(m,
4H),1.7(m,2H) IR(KBr)cm-1;3297,2945,165
5,1520,1248,818
【0092】実施例15 (中間体(c)の合成方法)6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド 6−ニトロインドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミドからPd−
Cを触媒に用いて常圧接触水添して得た6−アミノイン
ドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)
プロピル]]カルボキサミド(1.72mmol)のD
MF5mL溶液にHOBt0.26g(1.92mmo
l,1.1eq)、1−メチル−4−ニトロ−2−ピロ
ールカルボン酸0.29g(1.70mmol,1.0
eq)を加え、窒素気流下、氷冷下攪拌した。EDCI
0.36g(1.88mmol,1.1eq)を塩化メ
チレン3mLとDMF12mLの混合溶媒に溶解し滴下
した。氷浴をはずし2時間攪拌、一晩放置した。翌日反
応をチェックしたところ、原料が残っていたのでEDC
I0.36mmol(1.88mmol,1.1eq)
を追加し更に6時間攪拌、一晩放置した。反応終了を確
認後、減圧下溶媒を留去し、残渣に酢酸エチルと水を加
え分液した。酢酸エチル層をあわせ、硫酸ナトリウム
(無水)乾燥後、溶媒を留去し得られた残渣をエーテル
と少量塩化メチレンでスラッジングすることにより標題
化合物を黄色結晶(0.64g)として得た。 mp.230℃以上 NMR(CDCl3)δ:11.63(s,1H),
9.9(bs,1H),8.66(t,1H),8.2
3(s,1H),7.55(d,1H),7.34
(d,1H),7.1(s,1H),3.98(s,3
H),3.36(q,2H),3.11(t,2H),
2.77(s,6H),1.92(m,2H)
【0093】実施例16 (化合物(13)の合成方
法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ル−2−ピロールカルボキサミド]インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド 6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボキ
サミド)インドール−−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミドからPd−
Cを触媒に用いて常圧接触水添して得た6−(4−アミ
ノ−1−メチル−2−ピロールカルボキサミド)インド
ール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピル]]カルボキサミド(0.73mmol)を塩化
メチレン5mLに溶解し、HOBt0.11g(0.8
1mmol,1.1eq)、クロラムブシル0.22g
(0.72mmol,0.99eq)を加え、塩化メチ
レン5mLとDMF2mLを加えた後、窒素気流下、氷
冷下攪拌した。DCC0.16g(0.78mmol,
1.1eq)を加えた後氷浴をはずし、1.5時間攪拌
後、一晩放置した。生じている固体を濾別し、濾液を減
圧下濃縮することによって得られた残渣を、炭酸水素ナ
トリウム飽和水溶液と塩化メチレンで分液し、有機層を
硫酸ナトリウム(無水)乾燥後濃縮した。得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトにて精製し(塩化メチレン
/メタノール20%で溶出)、濃縮、エーテルより結晶
化することで、標題化合物をクリーム色結晶(0.30
g,62.3%)として得た。 mp.150℃から分解 NMR(DMSO−d6)δ:9.8(s,2H),
8.44(t,1H),8.0(s,1H),7.5
(d,1H),7.3(d,1H),7.2(s,1
H),7.04(d,2H),7.02(s,1H),
6.95(s,1H),6.67(d,2H),3.8
4(s,3H),3.7(s,8H),3.39−3.
28(m,4H),2.37(t,2H),2.25
(t,2H),2.22(s,6H),1.82(m,
2H),1.7(m,2H) IR(KBr)cm-1;3286,2948,164
4,1520,1404,1247
【0094】実施例17 (中間体(d)の合成方法)6−(6−ニトロインドール−2−カルボキサミド)イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド 6−ニトロインドール−2−[N−[3−(N,N−ジ
メチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド0.21g
(0.72mmol)をDMF4mLとメタノール5m
Lに溶解し、Pd−C0.10gを加え、接触水素添加
を行い対応するアミノ体へと導いた。これをDMFに溶
解し6−ニトロインドール−2−カルボン酸0.15g
(0.73mmol,1.0eq),HOBt0.11
g(0.81mmol,1.1eq)を加え、,氷冷窒
素気流下DCC0.16g(0.78mmol,1.1
eq)を加え、室温にもどし1時間攪拌後一夜放置し
た。反応終了を確認後、生じた固体を濾別し濾液を減圧
下濃縮し残渣をメタノールでスラッジングすることによ
り標題化合物0.29g(0.51mmol,71.2
%)を黄色結晶として得た。 mp.167.5−170℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.5(s,1H)
8.53(t,1H)8.4(s,1H)8.1(s,
1H)7.95−7.9(m,2H)7.8(d,1
H)7.63(s,1H)7.6(d,1H)7.5
(d,1H)7.45(d,1H)7.3(t,1H)
7.26(t,1H)7.1(s,1H)3.3(m,
2H)2.6(m,2H)2.4(s,6H)1.8
(m,2H)
【0095】実施例18 (化合物(14)の合成方
法)6−[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]インドール
−2−カルボキサミド]インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
6−(6−ニトロインドール−2−カルボキサミド)イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミドHOBt塩0.19g
(0.42mmol)をPd−Cを用いて接触水素添加
を行い対応するアミノ体へと導いた。これをDMFに溶
解しクロラムブシル0.14g(0.46mmol,
1.1eq),HOBt0.06g(0.44mmo
l,1.06eq)を加え、窒素気流下氷冷し、DCC
0.09g(0.44mmol,1.06eq)を加
え、室温にもどした。7時間攪拌後一夜放置し、反応終
了確認後生じていた固体を濾別し、減圧下濾液を濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し(CH
2Cl2/メタノール 24%で溶出),エ−テルより結
晶化することにより標題化合物のHOBt塩177mg
を得た。このうち109mgを4N塩酸/ジオキサンで
2回共沸し、塩化メチレン−IPAより結晶化すること
により標題化合物81mg(0.11mmol)をクリ
−ム色結晶として得た。 mp.171−175℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H),
10.05(bs,1H),9.9(s,1H),8.
66(t,1H),8.1(s,1H),8.04
(s,1H),7.57(d,1H),7.54(d,
1H),7.43(d,1H),7.38(s,1
H),7.15(d,1H),7.1(s,1H),
7.06(d,2H),6.7(d,2H),3.7
(s,8H),3 IR(KBr)cm-1;3247,2961,267
6,1636,1545,1245,830 元素分析(計算値+1.5HCl+1.5H2O)C:
56.51,H:6.09,N:12.47,Cl:1
5.78,(分析値)C:56.28,H:5.74,
N:12.63,Cl:15.86
【0096】実施例19 (化合物(15)の合成方
法)6−(6−ホルミルアミノインドール−2−カルボキサ
ミド)インドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド 6−(6−ニトロインドール−2−カルボキサミド)イ
ンドール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミ
ノ)プロピル]]カルボキサミド93mg(0.21m
mol)をPd−Cを用い接触水素添加を行い対応する
アミノ体へと導いた。これをDMF2mLに溶解,窒素
気流下氷冷し、CDI0.17g(1.05mmol,
5.0eq)のTHF4mL溶液にぎ酸40μL(1.
06mmol,5.0eq)を加え、窒素気流下室温で
攪拌することにより調整したものを滴下した。滴下終了
後室温にもどし6時間攪拌後反応終了を確認し、減圧下
溶媒を留去した。残渣をアルミナカラムクロマトにより
精製し(CH2Cl2/メタノール10%で溶出),メタ
ノ−ルと塩化メチレンで結晶化することにより標題化合
物48mg(0.11mmol,51.2%)を白色結
晶として得た。 mp.258−262℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.2(s,1H)1
0.1(s,1H)8.45(t,1H)8.3(s,
1H)8.07(s,1H)8.02(s,1H)7.
6(d,1H)7.56(d,1H)7.43(d,1
H)7.4(s,1H)7.1(d,1H)7.05
(s,1H)2.4(m,2H)2.25(s,6H)
1.7(m,2H) IR(KBr)cm-1;3315,2866,167
2,1646,1532,1259,815 元素分析(計算値+1.2H2O)C:61.58,
H:6.12,N:17.95,(分析値)C:61.
68,H:5.98,N:17.56
【0097】実施例20 (中間体(e)の合成方法)1−メチル−4−(6−ニトロインドール−2−カルボ
キサミド)ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド (反応1) 1−メチル−4−ニトロピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド 1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸0.
50g(2.94mmol)とチオニルクロライドより
調製した1−メチル−4−ピロ−ル−2−カルボニルク
ロライドを塩化メチレン20mLに溶解し(溶け残りあ
り)、窒素気流下氷冷攪拌しながら、N,N−ジメチル
−1,3−プロパンジアミン0.35mL(2.80m
mol,0.95eq)を滴下した。氷浴をはずし、1
hr攪拌後、溶媒を減圧下留去し、残渣を塩化メチレン
と0.1N水酸化ナトリウム水溶液で分液した。有機層
を硫酸ナトリウム乾燥後濃縮し、標題化合物を白色結晶
(0.37g,52%)として得た。 mp.127.0−128.0℃ NMR(CDCl3)δ:8.61(bs,1H)、
7.52(s,1H)、6.93(s,1H)、4.0
(s,3H)、3.48(ddd,2H)、2.52
(t,2H)、2.33(s,6H)、1.74(dd
d,2H) 元素分析(計算値)C:51.96,H:7.13,
N:22.12,(分析値)C:51.86,H:7.
07,N:22.33 (反応2) 1−メチル−4−(6−ニトロインドール
−2−カルボキサミド)ピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
1−メチル−4−ニトロピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド0.17g(0.67mmol)をPd−Cを用い接
触水素添加を行い対応するアミノ体へと導いた。これを
DMF4mLに溶解し、HOBt0.10g(0.74
mmol,1.1eq)、6−ニトロインドール−2−
カルボン酸0.14g(0.68mmol,1.0e
q)を加え、窒素気流下氷冷した。そこにEDCI0.
14g(0.73mmol,1.1eq)のDMF5m
L懸濁液を滴下し、室温に戻して4時間攪拌した。溶媒
を減圧下留去し残渣を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と
塩化メチレンで分液し、さらに水層を酢酸エチルで3度
抽出し、有機層を合わせ、硫酸ナトリウム(無水)乾
燥、濃縮により得られた残渣をエーテルより結晶化する
ことにより、標題化合物を黄色結晶(0.14g,5
0.7%)として得た。 mp.130−134゜C NMR(CDCl3+DMSO−d6)δ:9.8(s,
1H),8.47(s,1H),7.987(d,1
H),7.9(t,1H),7.7(d,1H)7.3
6(s,1H),7.31(s,1H),6.7(s,
1H),3.95(s,3H),3.45(q,2
H),2.48(t,2H),2.32(s,6H),
1.75(m,2H)
【0098】実施例21 (化合物(16)の合成方
法)1−メチル−4−[6−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボキサミド]ピロール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド 1−メチル−4−(6−ニトロインドール−2−カルボ
キサミド)ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル)]カルボキサミドからPd−C
を用いて常圧接触水添し1−メチル−4−(6−アミノ
インドール−2−カルボキサミド)ピロール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル)]カル
ボキサミド(0.34mmol)を得た。これを塩化メ
チレン2mLとDMF2mLの混合溶媒に溶解し、クロ
ラムブシル0.10g(0.33mmol,0.97e
q)、HOBt50mg(0.37mmol,1.1e
q)を加え、窒素気流下氷冷下攪拌した。そこに、DC
C77mg(0.37mmol,1.1eq)をDMF
2mLに溶解して滴下し、室温に戻し攪拌を続けた。2
1.5時間後、生じている結晶を濾別し、濾液を減圧下
濃縮した。残渣に塩化メチレンと炭酸ナトリウム飽和水
溶液を加え分液し、有機層を硫酸ナトリウム(無水)乾
燥後、濃縮した。残渣に酢酸エチルを加え、生じた結晶
を濾別し、濾液をシリカゲルカラムクロマトにて精製
(塩化メチレン/メタノール20%で溶出)した。溶出
フラクションの濃縮残渣をTLCプレートで精製(クロ
ロホルム/メタノール/アンモニア水=7/3/0.
5)し、エーテル・アセトンより結晶化することにより
標題化合物を黄白色結晶(48mg,21.8%)とし
て得た。 mp.220゜C(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:11.5(s,1H),
10.2(s,1H),9.86(s,1H),8.1
6(t,1H),8.0(s,1H),7.5(d,1
H),7.26(s,1H),7.2(s,1H),
7.1(d,1H),7.06(d,2H),6.8
(s,1H),6.7(d,2H),3.8(s,3
H),3.7(s,8H),3.2(q,2H),2.
5((m,2H),2.43(m,2H),2.32
(m,2H),2.28(s,6H),1.85(m,
2H),1.66(m,2H) IR(KBr)cm-1;3286,2948,163
2,1519,1440,1252
【0099】実施例22 (化合物(17)の合成方
法)1−メチル−4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルア
ミノ)プロピル]]カルボキサミド 1−メチル−4−(6−ニトロインドール−2−カルボ
キサミド)ピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメ
チルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(0.51m
mol)をPd−Cを用い接触水素添加を行い対応する
アミノ体へと導いた。これをDMF3mLに溶解し、ト
リエチルアミン0.07mL(0.50mmol,1.
0eq)を加え、窒素気流下氷冷攪拌した。4−(N,
N−ジメチルアミノ)ブチリルクロライド(0.60m
mol,1.17eq)の塩化メチレン5mL溶液を滴
下し、室温に戻し一晩放置した。溶媒を減圧下留去し、
残渣を炭酸ナトリウム飽和水溶液と酢酸エチルで分液
し、さらに水層を4N水酸化ナトリウム水溶液で強アル
カリ性にした後酢酸エチルで抽出した。硫酸ナトリウム
(無水)乾燥、濃縮によって得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトにて精製し(塩化メチレン/メタノール
/アンモニア水=4/1/0.1−3/7/0.1で溶
出)濃縮。エーテルで結晶化することにより標題化合物
を黄褐色結晶(80mg,31.6%)として得た。 mp.200.8−202.8℃ NMR(CDCl3)δ:10.06(s,1H),
9.74(bs,1H),8.4(s,1H),8.0
8(s,1H),7.58(bs,1H),7.5
(d,1H),7.2(s,1H),6.97(s,1
H),6.9(d,1H),6.56(s,1H),
3.9(s,3H),3.48(q,2H),2.53
(t,2H),2.46−2.4(m,4H),1.8
8(m,2H),1.68(m,2H) IR(KBr)cm-1;3285,2946,163
6,1542,1440,1401,1255
【0100】実施例23 (中間体(f)の合成方法)1−メチル−4−(6−ニトロインド−ル−2−カルボ
キサミド)ピロール−2−カルボン酸エチル 1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸エチ
ルからPd−Cを用いて常圧接触水添を行い4−アミノ
−1−メチルピロール−2−カルボン酸エチル(5.0
5mmol)を得た、これをDMF40mLに溶解し、
6−ニトロインド−ル−2−カルボン酸1.04g
(5.04mmol,1.0eq),HOBt0.77
g(5.7mmol,1.13eq)を加え、窒素気流
化下氷冷下攪拌した。DCC1.14g(5.7eq,
1.1eq)を加え、室温にもどし5時間攪拌した。生
じた結晶を濾別し、濾液を減圧下濃縮し、残渣に少量の
メタノ−ルと塩化メチレンを加え、溶け残る固体を濾取
することにより標題化合物を黄色結晶(1.41g,7
8.5%)として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.6(s,1H),
8.37(s,1H),7.93(d,1H,J=8.
8),7.90(d,1H,J=8.8),7.52
(s,1H),7.44(s,1H),7.0(s,1
H),4.23(q,2H,J=7.3),3.89
(s,3H),1.3(t,3H,J=7.3)
【0101】実施例24 (化合物(18)の合成方
法)1−メチル−4−(6−ホルミルアミノ−2−インド−
ルカルボキサミド)ピロ−ル−2−(N−ピペリジノエ
チル)カルボキサミド (反応1) 1−メチル−4−(6−ニトロインド−ル
−2−カルボキサミド)ピロール−2−カルボン酸 1−メチル−4−(6−ニトロインド−ル−2−カルボ
キサミド)ピロール−2−カルボン酸エチル0.8g
(2.25mmol)をエタノール30mLと1.25
N水酸化ナトリウム水溶液の混合溶液中で1時間加熱還
流させた。4N塩酸で酸性にし、生じた固体を濾取して
目的物0.7g(95%)を得た。 mp.247−249℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.6(1H,s),
8.36(1H,s),7.9−7.85(2H,
m),7.49(1H,s),7.45(1H,s),
6.95(1H,s),3.88(3H,s) (反応2) 1−メチル−4−(6−ニトロ−2−イン
ド−ルカルボキサミド)ピロ−ル−2−(N−ピペリジ
ノエチル)カルボキサミド 1−メチル−4−(6−ニトロインドール−2−カルボ
キサミド)ピロ−ル−2−カルボン酸0.35g(1.
06mmol)をDMF5mLに溶解し、CDI0.2
1g(1.30mmol,12eq)を加え、室温で1
時間攪拌した後、1−(2−アミノエチル)ピペリジン
0.18mL(1.26mmol,1.2eq)を滴下
し、さらに攪拌をつづけた。7.5時間後攪拌を止め、
そのまま一晩放置した。翌日減圧下溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムで精製し(塩化メチレン/メタノー
ル12−16%で溶出)エ−テルより結晶化することに
より、標題化合物をだいだい色結晶(0.3g,64.
5%)として得た。 mp.137−139℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.7(s,1H),
8.4(s,1H),8.25(bs,1H),7.9
3(d,1H,J=8.8),7.9(d,1H,J=
8.8),7.5(s,1H),7.36(s,1
H),6.96(s,1H),3.86(s,3H),
3.4(m,2H),2.9(bs,4H),1.67
(m,4H),1.5(bs,2H) (反応3) 1−メチル−4−(6−ホルミルアミノ−
2−インド−ルカルボキサミド)ピロ−ル−2−(N−
ピペリジノエチル)カルボキサミド 1−メチル−4−(6−ニトロインドール−2−カルボ
キサミド)ピロール−2−[N−(2−ピペリジノエチ
ル)]カルボキサミド0.10g(0.23mmol)
をDMF2mLとメタノール2mLの混合溶媒に溶解し
Pd−C0.05gを加え、室温で接触水素添加を行っ
た。反応終了後、触媒を濾別し濾液を濃縮してDMF4
mLに溶解し、窒素気流下−45℃まで冷却した。この
溶液にCDI0.19g(1.17mmol,5.0e
q)をTHF4mLに溶解し、室温でぎ酸43μL
(1.14mmol,5.0eq)を添加し1時間攪拌
した溶液を滴下し、室温にもどし5.5時間攪拌後、一
夜放置した。翌日減圧下溶媒を留去し、残渣をシリカゲ
ルカラムにて精製し(塩化メチレン/メタノール15%
で溶出)エ−テルで結晶化することにより標題化合物を
黄土色結晶(54mg,53.8%)として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.23(s,1
H),10.18(s,1H),8.27(s,1
H),8.0(s,1H),7.95(t,1H),
7.56(d,1H),7.23(s,1H),7.1
(d,1H),6.83(s.1H),3.83(s,
1H),2.5−2.44(m,6H),1.51
(m,4H),1.4(m,2H) IR(KBr)cm-1:3265,2939,163
1,1589,1439,1402,1257,828
【0102】実施例25 (化合物(19)の合成方
法)4−[6−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]インド−ル
−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−
(N−ピペリジノエチル)カルボキサミド (反応1) 4−(6−ニトロインド−ル−2−カルボ
キサミド)−1−メチルピロール−2−(N−ピペリジ
ノエチル)カルボキサミド 4−(6−ニトロインド−ル−2−カルボキサミド)−
1−メチルピロール−2−カルボン酸0.35g(1.
06mmol)をDMF5mLに溶解し、CDI0.2
1g(1.30mmol,12eq)を加え、室温で1
時間攪拌した後、1−(2−アミノエチル)ピペリジン
0.18mL(1.26mmol,1.2eq)を滴下
し、さらに攪拌をつづけた。7.5時間後攪拌を止め,
そのまま一晩放置した。翌日減圧下溶媒を留去し、残渣
をシリカゲルカラムで精製し(塩化メチレン/メタノー
ル12−16%で溶出)エ−テルより結晶化することに
より,標題化合物をだいだい色結晶(0.30g,6
4.5%)として得た。 mp.137−139℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.7(s,1H),
8.4(s,1H),8.25(bs,1H),7.9
3(d,1H,J=8.8),7.9(d,1H,J=
8.8),7.5(s,1H),7.36(s,1
H),6.96(s,1H),3.86(s,3H),
3.4(m,2H),2.9(bs,4H),1.67
(m,4H),1.5(bs,2H) (反応2) 4−[6−[4−[4−[N,N−ビス
(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミ
ノ]インド−ル−2−カルボキサミド]−1−メチルピ
ロール−2−(N−ピペリジノエチル)カルボキサミド 4−(6−ニトロインド−ル−2−カルボキサミド)−
1−メチルピロール−2−(N−ピペリジノエチル)カ
ルボキサミド(0.43mmol)からPd−Cを用い
て常圧接触水添を行い対応するアミノ体に導いた。これ
をDMF3mLに溶解し、クロラムブシル0.13g
(0.43mmol,1.0eq)、HOBt64mg
(0.47mmol,1.1eq)を加え、窒素気流下
氷冷し、DCC0.10g(0.48mmol,1.1
eq)を加え、室温にもどし、2.5時間攪拌後、一夜
放置した。翌日減圧下溶媒を留去し、残渣を塩化メチレ
ンに溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液,0.5N
水酸化ナトリウム水溶液,飽和食塩水で順に洗浄し、硫
酸ナトリウム(無水)乾燥後濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトで精製し(塩化メチレン/メタノール
12%で溶出)、塩化メチレン/エ−テルより結晶化す
る事により標題化合物を白色結晶(0.15g,48.
5%)として得た。 mp.139−142℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.2(s,1H),
9.86(s,1H),8.0(bs,2H),7.5
(d,1H),7.3(s,1H),7.2(s,1
H),7.1(d,1H),7.06(d,2H),
6.86(s,1H),6.67(d,2H),3.8
4(s,3H),3.7(s,8H),3.38(m,
2H),2.5(bs,4H),2.3(t,2H),
1.86(m,2H),1.57(bs,4H),1.
43(bs,2H) (KBr)cm-1;3288,2936,1637,1
519,1440,1251,1156,826
【0103】実施例26 (化合物(20)の合成方
法)4−[6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−ク
ロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1
−メチルピロ−ル−2−カルボキサミド]インド−ル−
2−カルボキサミド]−1−メチルピロール−2−[N
−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カル
ボキサミド (反応1) 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロ
−ル−2−カルボキサミド)インド−ル−2−カルボキ
サミド]−1−メチルピロール−2−カルボン酸エチル 4−(6−ニトロインド−ル−2−カルボキサミド)−
1−メチルピロール−2−カルボン酸エチル0.50g
(1.40mmol)からPd−Cを用いて常圧接触水
添を行い対応するアミノ体に導いた。これをDMF20
mLに溶解し、1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−
カルボン酸0.30g(1.76mmol,1.05e
q)、HOBt0.25g(1.85mmol,1.1
eq)を加え、窒素気流下氷冷攪拌し、DCC0.38
g(1.84mmol,1.1eq)を加え、室温にも
どし4.5時間攪拌を続けた。生じた白色結晶を濾別
し、濾液を減圧下濃縮した。残渣にメタノールを加え、
生じた結晶を濾取することにより標題化合物を黄色結晶
(0.49g,61.0%)として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:11.7(s,1H),
10.27(s,1H),10.15(s,1H),
8.2(s,1H),8.05(s,1H),7.73
(s,1H),7.6(d,1H),7.5(s,1
H),7.36(d,1H),7.22(s,1H),
6.96(s,1H),4.2(q,2H),4.0
(s,3H),3.9(s,3H),1.3(t,3
H) 元素分析(計算値+1.5H2O)C:54.65,
H:4.99,N:16.63(分析値)C:54.6
5,H:4.79,N:16.61 (反応2) 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロ
−ル−2−カルボキサミド)インド−ル−2−カルボキ
サミド]−1−メチルピロール−2−カルボン酸 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カ
ルボキサミド)インド−ル−2−カルボキサミド]−1
−メチルピロール−2−カルボン酸エチル0.55g
(1.15mmol)をエタノール10mLに懸濁し、
1.25N水酸化ナトリウム水溶液10mLを加え、1
10℃オイルバス中4.5時間攪拌した。(最終的に溶
解)エタノールを減圧下留去し、析出している固体を濾
取しメタノールで洗浄することにより、標題化合物を白
褐色結晶(0.34g,66.0%)として得た。 mp.213−215(発泡) NMR(DMSO−d6)δ:10.3(s,1H),
10.15(s,1H),8.2(s,1H),8.0
4(s,1H),7.74(s,1H),7.6(d,
1H,J=8.8),7.47(s,1H),7.37
(d,1H,J=8.8),7.24(s,1H),
6.92(s,1H),4.0(s,3H),3.87
(s,3H) 元素分析(計算値+H2O)C:53.85,H:4.
3,N:17.94、(分析値)C:53.91,H:
4.45,N:17.57 (反応3) 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロ
−ル−2−カルボキサミド)インド−ル−2−カルボキ
サミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カ
ルボキサミド)インド−ル−2−カルボキサミド]−1
−メチルピロール−2−カルボン酸0.27g(0.6
0mmol)をDMF8mLに溶解し、窒素気流下氷冷
攪拌した。CDI0.12g(0.74mmol,1.
2eq)を加え、室温にもどした。2時間後再び氷冷
し、N,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン0.
09mL(0.72mmol,1.2eq)を加え、室
温にもどし6時間攪拌、一晩放置した。溶媒を留去し残
渣をシリカゲルカラムにて精製し(塩化メチレン/メタ
ノール24%で溶出)溶出フラクションを濃縮,塩化メ
チレンより結晶化することにより標題化合物を淡黄白色
結晶(0.17g,54.6%)として得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.2(s,1H),
10.15(s,1H),8.2(s,1H),8.1
5(bs,1H),8.0(s,1H),7.7
(s,,1H),7.6(d,1H),7.35(d,
1H),7.3(s,1H),7.25(s,1H),
6.8(s,1H),4.0(s,3H),3.8
(s,3H),3.2(m,2H),2.3(m,2
H),1.6(m,2H) (反応4) 4−[6−[4−[4−[4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]ブチリル
アミノ]−1−メチルピロ−ル−2−カルボキサミド]
インド−ル−2−カルボキサミド]−1−メチルピロー
ル−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロ
ピル]]カルボキサミド 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロ−ル−2−カ
ルボキサミド)インド−ル−2−カルボキサミド]−1
−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(0.22mm
ol)からPd−Cを用いて常圧接触水添を行い対応す
るアミノ体に導いた。これにクロラムブシル68mg
(0.22mmol,1.0eq)、HOBt36mg
(0.27mmol,1.2eq)を加え、窒素気流下
氷冷攪拌した。DCC50mg(0.24mmol,
1.1eq)を加えた後氷浴をはずし4.5時間攪拌し
た。翌日生じている固体を濾別し、濾液を濃縮し、残渣
をアルミナカラムで精製し(塩化メチレン/メタノール
4%で溶出)、エ−テルで結晶化することにより標題化
合物を淡黄白色結晶(80mg,46.0%)として得
た。 mp.250℃以上 NMR(DMSO−d6)δ:11.5(s,1H),
10.2(s,1H),9.8(s,1H),8.1
(t,1H),8.04(s,1H),7.54(d,
1H,J=8.8),7.3(d,1H,J=8.
8),7.27(s,1H),7.2(bs,2H),
7.04(d,2H,J=8.07),6.97(s,
1H),6.8(s,1H),6.67(d,2H),
3.85(s,3H),3.84(s,3H),3.7
(s,6H),3.2(q,2H),2.25(m,4
H),1.8(m,2H),1.63(m,2H) IR(KBr)cm-1;3290,2964,163
8,1578,1519,1438,1245,824 元素分析(計算値+1.5H2O)C:58.75,
H:6.41,N:15.15、(分析値)C:58.
70,H:6.32,N:15.15
【0104】実施例27 (化合物(21)の合成方
法)4−[6−(4−ホルミルアミノ−1−メチルピロール
−2−カルボキサミド)−2−インド−ルカルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N
−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピロール−2−カ
ルボキサミド)−2−インド−ルカルボキサミド]−1
−メチルピロール−2−[N−[3−(N,N−ジメチ
ルアミノ)プロピル]]カルボキサミド(0.094m
mol)からPd−Cを用いて常圧接触水添を行い対応
するアミノ体に導いた。これのDMF2mL溶液を窒素
気流下−45℃に冷却し、これに、CDI76mg
(0.47mmol,5.0eq)をTHF2mLに溶
解し、ぎ酸17μL(0.45mmol,5.0eq)
を室温で加え、1時間攪拌して調整した溶液を滴下し
た。滴下終了後室温にもどし、30分攪拌後そのまま一
晩放置した。翌日溶媒を減圧下留去し、残渣をアルミナ
カラムクロマトグラフィ−にて精製した。(塩化メチレ
ン/メタノール8%で溶出)エ−テルより結晶化するこ
とにより標題化合物を淡黄白色結晶(19mg,37.
7%)として得た。 mp.134−140℃ NMR(DMSO−d6)δ:12.0(bs,1
H),11.96(s,1H).,10.2(s,1
H),10.05(s,1H),9.8(s,1H),
8.14(m,2H),8.05(s,1H),7.5
(d,1H),7.3(d,1H),7.27(s,1
H),7.22(s,1H),7.0(s,1H),
6.84(s,1H),3.88(s,3H),3.8
5(s,3H),3.23(q,2H),2.3(t,
2H),2.2(s,6H),1.65(m,2H)
【0105】実施例28 (中間体(g)の合成方法)6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミ
ノ]インドール−2−カルボン酸 6−ニトロインドール−2−カルボン酸0.20g
(0.93mmol)をメタノール5mLとDMF3m
Lの混合溶媒に溶解し(若干の溶け残りあり)、Pd−
Cを用いて接触水素添加を行った。触媒を濾別し、減圧
下濃縮した。このアミノ体のDMF3mLの溶液にトリ
エチルアミン0.17mL(1.21mmol、1.3
eq)を加え、窒素気流下、氷冷下攪拌した。4−ジメ
チルアミノブチリルクロライド(カルボン酸に塩化チオ
ニルを反応させて合成した。)(1.19mmol,
1.3eq)の塩化メチレン溶液2.5mLを滴下し、
室温に戻した。4時間後、反応の進行が停止したため、
上記と同量の4−ジメチルアミノブチリルクロライドを
追加し一夜放置した。若干の原料が残った状態で反応を
止め、反応液に塩化メチレンを加えたところ固体が析出
したので、濾取し塩化メチレンで洗うことにより標題化
合物270mg(定量的)を得た。 NMR(DMSO−d6)δ:12.8(bs,1
H),11.65(s,1H),10.3(bs,1
H),8.0(s,1H),7.5(d,1H),7.
16(d,1H),7.0(s,1H),3.06
(m,2H),2.77(s,6H),2.45(t,
2H),1.97(m,2H)
【0106】実施例29 (化合物(22)の合成方
法)4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル
アミノ]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチ
ルピロール−2−[N−4−[N,N−ビス(2−クロ
ロエチル)アミノ]フェニル]カルボキサミド (反応1) 4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−カルボン酸エチル 1−メチル−4−ニトロピロール−2−カルボン酸エチ
ル(0.86mmol)からPd−Cを用いて常圧接触
水添を行い対応するアミノ体に導いた。これをDMF5
mLに溶解し、そこに6−[4−(N,N−ジメチルア
ミノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボン酸
0.25g(0.86mmol,1.0eq)、HOB
t0.13g(0.96mmol,1.1eq)を加
え、窒素気流下氷冷し、EDCI0.18g(0.96
mmol,1.1eq)のDMF4mL溶液を滴下し、
室温に戻した。4.5時間攪拌した後、室温で一夜放置
し溶媒を減圧下留去した。残渣に酢酸エチルと炭酸ナト
リウム飽和水溶液を加え分液し、水層を酢酸エチルで2
回,塩化メチレンで1回抽出し、有機層をあわせて硫酸
ナトリウム(無水)で乾燥後濃縮し、残渣をシリカゲル
カラムにて精製した(塩化メチレン/メタノール8−1
0%で溶出)。溶媒を留去して残渣をエーテルでスラッ
ジングする事により標題化合物を白色結晶(0.23
g,60.9%)として得た。 mp.104.5−108℃ NMR(CDCl3)δ:10.16(s,1H),
9.9(s,1H),9.5(s,1H),8.15
(s,1H),7.54(d,1H),7.51(s,
1H),7.16(s,1H),7.0(s,1H),
6.9(s,1H),4.3(q,2H),3.9
(s,3H),2.5(q,4H),2.35(s,6
H),1.9(m,2H),1.35(t,3H) (反応2) 4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−カルボン酸 4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリル
アミノ]インドール−2−カルボキサミド]−1−メチ
ルピロール−2−カルボン酸エチル0.23g(0.5
2mmol)をエタノール14mLに懸濁し、1.25
N水酸化ナトリウム水溶液 14mLを加え75℃オイ
ルバス中加熱攪拌した。1時間後、減圧下濃縮すること
によりエタノールをほぼ留去し、4N塩酸にて液性を酸
性にしたが、結晶の析出は見られなかった。減圧下溶媒
を留去し、残渣を水に溶かしn−ブタノール(n−ブタ
ノール/酢酸/水=4/1/5分液上層)で3回抽出
し、ふたたび濃縮した。残渣にメタノールを加えスラッ
ジングすることにより標題化合物(0.15g,70.
1%)を得た。 NMR(DMSO−d6)δ:10.36(s,1
H),10.1(s,1H),8.0(s,1H),
7.53(d,1H),7.46(s,1H),7.2
(s,1H),3.86(s,3H),3.06(m,
2H),2.74(s,6H),2.45(t,2
H),1.98(m,2H) (反応3) 4−[6−[4−(N,N−ジメチルアミ
ノ)ブチリルアミノ]インドール−2−カルボキサミ
ド]−1−メチルピロール−2−[N−4−[N,N−
ビス(2−クロロエチル)アミノ]フェニル]カルボキ
サミド N,N−ビス(2−クロロエチル)−1,4−フェニレ
ンジアミン0.10g(0.37mmol,1.1e
q)をDMF5mLに溶解し、トリエチルアミン0.0
5mL(0.36mmol,1.1eq)、4−[6−
[4−(N,N−ジメチルアミノ)ブチリルアミノ]イ
ンドール−2−カルボキサミド]−1−メチルピロール
−2−カルボン酸0.14g(0.34mmol)、H
OBt55mg(0.40mmol,1.2eq)を加
え、窒素気流下氷冷し、DCC77mg(0.40mm
ol,1.2eq)を加え室温にもどし8時間攪拌し
た。溶媒を留去し残渣をカラムクロマトにて精製し(塩
化メチレン/メタノール15−20%で溶出)、メタノ
ールとエーテルより結晶化することで標題化合物を薄茶
結晶(89mg,41.8%)として得た。 mp.181−190(dec.) NMR(DMSO−d6)δ:10.34(s,1
H),10.1(s,1H),9.7(s,1H),
8.0(s,1H),7.54(d,3H),7.35
(s,1H),7.25(s,1H),7.16(d,
1H),7.1(s,1H),6.7(d,2H),
3.87(s,3H),3.7(s,8H),2.95
(m,2H),2.67(s,6H),2.44(t,
2H),1.94(m,2H) IR(KBr)cm-1;3266,2958,269
8,1639,1518,1249,819
【0107】実施例30 (中間体(h)の合成方法)1−メチル−6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−2−カルボン酸エチ
(反応1) 1−メチル−6−ニトロインドール−2−
カルボン酸エチル 6−ニトロインドール−2−カルボン酸エチル0.30
g(1.28mmol)をアセトン20mLに溶解し、
炭酸カリウム0.88g(6.37mmol)、ヨウ化
メチル0.95g(6.7mmol)を加え、1時間加
熱還流した。減圧下溶媒を留去し、残渣をn−ヘキサン
でスラッジングすることにより標題化合物0.30g
(1.2mmol,94.4%)を単黄色結晶として得
た。 mp.125−130.5℃ NMR(CDCl3)δ:8.4(s,1H),8.0
3(d,1H),7.75(d,1H),7.35
(s,1H),4.42(q,2H),4.18(s,
3H),1.44(t,3H) (反応2) 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニト
ロピロール−2−カルボキサミド)インドール−2−カ
ルボン酸エチル 1−メチル−6−ニトロインドール−2−カルボン酸エ
チル0.30g(1.2mmol)をPd−Cを用いて
常圧接触水添で対応するアミノ体へと導いた。これをD
MF6mLに溶解し1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボン酸0.20g(1.17mmol,1.0
eq)、HOBt0.18g(1.3mmol,1.1
eq)を加え、窒素雰囲気下氷冷し、DCC0.27g
(1.3mmol,1.1eq)を加え、室温にもどし
8.5時間攪拌後そのまま一晩放置した。生じた白色固
体を濾別し、濾液を濃縮し、残渣をエ−テルでスラッジ
ングすることにより標題化合物0.37g(1.0mm
ol,85.5%)を黄色結晶として得た。 mp.207−209℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.24(s,1
H),8.23(s,1H),8.13(s,1H),
7.75(s,1H),7.64(d,1H),7.4
(d,1H),7.23(s,1H),4.3(q,2
H),4.0(s,6H),1.34(t,3H)
【0108】実施例31 (化合物(23)の合成方
法)6−(4−ホルミルアミノ−1−メチルピロール−2−
カルボキサミド)−1−メチルインドール−2−[N−
[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボ
キサミド (反応1) 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニト
ロピロール−2−カルボキサミド)インドール−2−カ
ルボン酸 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−2−カルボン酸エチ
ル0.35g(0.95mmol)をエタノ−ル12m
L,1N水酸化ナトリウム水溶液12mLに懸濁し80
℃で加熱攪拌した。1.5時間後減圧下濃縮し、水の残
った状態で濃縮を止め、水を追加し、4N塩酸で酸性に
し、生じた結晶を濾取することにより標題化合物0.2
8g(0.82mmol,86.1%)をだいだい色結
晶として得た。 mp.275−277℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.24(s,1
H),8.23(s,1H),8.1(s,1H),
7.75(s,1H),7.6(d,1H),7.4
(d,1H),7.2(s,1H),4.0(s,6
H) (反応2) 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニト
ロピロール−2−カルボキサミド)インドール−2−
[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]
カルボキサミド 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−2−カルボン酸0.
28g(0.82mmol)をDMF20mLに溶解
し、CDI0.16g(0.99mmol,1.2e
q)を加え、窒素雰囲気下室温で攪拌した。2.5時間
後氷冷しN,N−ジメチル−1,3−プロパンジアミン
0.10mL(0.80mmol,1.1eq)を加
え、室温にもどし2.5時間攪拌した。減圧下溶媒留去
後、残渣をエ−テルでスラッジングすることにより標題
化合物0.30g(0.70mmol,85.2%)を
黄色結晶として得た。 mp.204−206℃ NMR(DMSO−d6)δ:10.2(s,1H),
8.5(t,1H),8.23(s,1H),8.05
(s,1H),7.74(s,1H),7.6(d,1
H),7.37(d,1H),7.0(s,1H),
4.0(s,3H),3.95(s,3H),3.27
(q,2H),2.3(t,2H),2.15(s,6
H),1.66(m,2H) (反応3) 6−(4−ホルミルアミノ−1−メチルピ
ロール−2−カルボキサミド)−1−メチルインドール
−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プロピ
ル]]カルボキサミド 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド0.29g(0.68mmol)をPd−Cを用いて
常圧接触水添で対応するアミノ体へと導いた。この1/
3量をDMF5mLに溶解し窒素気流下氷冷攪拌し、C
DI0.19g(1.17mmol,5.1eq)のT
HF3mL溶液にぎ酸43μL(1.14mmol,
5.0eq)を加え1時間攪拌したものを滴下した。氷
浴をはずし3.5時間攪拌後そのまま一晩放置した。減
圧下濃縮し残渣を塩化メチレンと0.5N水酸化ナトリ
ウム水溶液で分液し、有機層を硫酸ナトリウム乾燥後濃
縮した。残渣をアルミナカラムクロマトで精製し(塩化
メチレン/メタノ−ル2%で溶出),さらにTLCプレ
ートで精製し(クロロホルム/メタノ−ル/アンモニア
水=100/30/1で展開,塩化メチレン/メタノ−
ル20%で抽出)、ごく少量の塩化メチレンとエ−テル
より結晶化することにより標題化合物41mg(0.0
97mmol,42%)を白色結晶として得た。 mp.169−171゜C NMR(DMSO−d6)δ:10.1(s,1H),
9.9(s,1H),8.46(t,1H),8.15
(s,1H),8.05(s,1H),7.54(d,
1H),7.37(d,1H),7.26(s,1
H),7.02(s,1H),6.99(s,1H),
3.94(s,3H),3.87(s,3H),2.3
(t,2H),2.2(s,6H),1.7(m,2
H) IR(KBr)cm-1:3276,2946,164
4,1539,1257,1238,820
【0109】実施例32 (化合物24の合成方法)6−[4−[4−[4−[N,N−ビス(2−クロロエ
チル)アミノ]フェニル]ブチリルアミノ]−1−メチ
ルピロール−2−カルボキサミド]−1−メチルインド
ール−2−[N−[3−(N,N−ジメチルアミノ)プ
ロピル]]カルボキサミド 1−メチル−6−(1−メチル−4−ニトロピロール−
2−カルボキサミド)インドール−2−[N−[3−
(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
ド0.29g(0.68mmol)をPd−Cを用いて
常圧接触水添で対応するアミノ体へと導いた。この2/
3量をDMF5mLに溶解し、クロラムブシル137m
g(0.45mmol,1.0eq),HOBt67m
g(0.50mmol,1.1eq)を加え、窒素雰囲
気下氷冷しDCC102mg(0.49mmol,1.
1eq)を加えた。室温にもどし3時間攪拌後二晩放置
し、生じた白色結晶を濾別した。濾液を減圧下濃縮し残
渣を塩化メチレンと0.5N水酸化ナトリウムで分液
し、水槽を塩化メチレンで2回抽出し、硫酸ナトリウム
乾燥の後シリカゲルカラムクロマトにて精製し(塩化メ
チレン/メタノ−ル20%で溶出)、エ−テルで粉末化
することにより標題化合物を黄色無定型粉末として0.
18g(0.26mmol,58.6%)得た。 NMR(DMSO−d6)δ:9.86(s,1H),
9.8(s,1H),8.46(t,1H),8.05
(s,1H),7.53(d,1H),7.36(d,
1H),7.2(s,1H),7.04(d,2H),
7.0(s,2H),6.67(d,2H),3.94
(s,3H),3.85(s,3H),3.7(s,8
H),2.3(t,2H),2.25(t,2H),
2.18(s,6H),1.83(m,2H),1.6
8(m,2H) IR(KBr)cm-1:3279,2948,164
8,1519,1449,1249,779 以上、各実施例の化合物の構造式を以下に示した。
【0110】
【化11】
【0111】
【化12】
【0112】
【化13】
【0113】
【化14】
【0114】
【化15】
【0115】
【化16】
【0116】実施例33 これらの化合物の抗癌活性について説明する。表1に代
表的な化合物の抗腫瘍活性を示す。方法は、インビトロ
の腫瘍細胞増殖抑制作用の測定である。96穴培養プレ
ートにマウスB16メラノーマ細胞をまき、1日後に薬
物を加え、更に3日間5%CO2中37℃で培養した。
Cancer.Res.1988年48巻589−60
1頁に示された方法に準じて50%の増殖抑制を起こす
のに必要な薬物濃度を求めた。単位はマイクログラム/
ミリリットルである。比較例としてディスタマイシンの
結果を同時に示した。
【0117】
【表1】
【0118】
【発明の効果】本発明に示す化合物は、腫瘍細胞増殖抑
制作用を示し、白血病、骨肉腫、乳癌、卵巣癌、胃癌、
大腸癌、肺癌等の治療に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 大二 千葉県茂原市東郷1190番地の1 三井東圧 化学株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の式(1)で示される2,6−ジ置換
    インドール誘導体またはその薬理学的に許容される塩。 【化1】 (ただし、R1とR3は独立に、水素、低級アルキル基、
    フェニル基、フェニル基で置換された低級アルキル基、
    2,3または4位にX1とX2で置換されたアミノ基をも
    つフェニル基、2,3または4位にX1とX2で置換され
    たアミノ基をもつフェニル基で置換された低級アルキル
    基、2,3または4位にX1とX2で置換されたアミノ基
    をもつ置換されたフェニル基(ただし、X1とX2は独立
    に水素原子、低級アルキル基、メシル基あるいは−CH
    2CH2−Y(ただし、Yはヒドロキシル基,あるいはク
    ロル基、ブロム基である)である)または−(CH2m
    −R 4(ただし、mは0〜3の整数であり、R4は−SC
    3、アミジノ基、グアニジル基、脂肪族アミノ基、フ
    ェニル基、置換されたフェニル基またはその芳香環の窒
    素原子が低級アルキルで置換されていてもよい含窒素芳
    香族を含む置換基である)である。R2はHまたは低級
    アルキル基である。p,rはそれぞれ独立に0〜2の整
    数である。qは1または2である。ただし、2≦p+q
    +r≦6である。)
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の化合物またはその薬理
    学的に許容される塩を有効成分として含有する抗癌剤。
  3. 【請求項3】 6−(1−メチル−4−ニトロピロール
    −2−カルボキサミド)インドール−2−カルボン酸お
    よびその低級アルキルエステル。
  4. 【請求項4】 6−ニトロインドール−2−[N−[3
    −(N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサ
    ミド。
  5. 【請求項5】 1−メチル−4−(6−ニトロインドー
    ル−2−カルボキサミド)ピロール−2−[N−[3−
    (N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
    ド。
  6. 【請求項6】 6−(6−ニトロインドール−2−カル
    ボキサミド)インドール−2−[N−[3−(N,N−
    ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミド。
  7. 【請求項7】 4−[6−(1−メチル−4−ニトロピ
    ロール−2−カルボキサミド)インドール−2−カルボ
    キサミド]−1−メチルピロール−2−[N−[3−
    (N,N−ジメチルアミノ)プロピル]]カルボキサミ
    ド。
  8. 【請求項8】 1−メチル−4−(6−ニトロインドー
    ル−2−カルボキサミド)ピロール−2−カルボン酸お
    よびその低級アルキルエステル。
  9. 【請求項9】 6−[4−(N,N−ジメチルアミノ)
    ブチリルアミノ]インドール−2−カルボン酸およびそ
    の低級アルキルエステル。
  10. 【請求項10】 1−メチル−6−(1−メチル−4−
    ニトロピロール−2−カルボキサミド)インドール−2
    −カルボン酸およびその低級アルキルエステル。
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